JP2008079400A5 - - Google Patents

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空冷式電動機
本発明は、例えば、工作機械用主軸の駆動用などに用いられる空冷式電動機の冷却能力改善に関する。
従来から、電動機制御用基板等の電子部品が、省スペース化や配線工数の低減化および高機能化のため電動機の端子箱に搭載されるようになってきており、このような端子箱は、例えば、工作機械用主軸の駆動用などに用いられる空冷式電動機に適用されている(例えば、特許文献1参照)。
図2は従来の空冷式電動機の側断面図である。
図2において、1は回転子、2は固定子、3は固定子2の負荷側の軸方向開口部に固定された負荷側ブラケット、4は固定子2の反負荷側の軸方向開口部に固定された反負荷側ブラケット、5は固定子2に対し負荷側ブラケット3を介して回転子1を軸方向に対し回転可能に支承する負荷側軸受、6は固定子2に対し反負荷側ブラケット4を介して回転子1を軸方向に対し回転可能に支承する反負荷側軸受、7は回転子1の回転を検出する検出器、8は検出器を覆う検出器カバー、9は前記1〜9の構成部品からなる電動機本体、10は電動機本体の反負荷側に固定されたファンケーシング、11はファンケーシング10に固定された冷却ファン、12は冷却ファン11を覆いファンケーシング10に固定されたフィンガーガード、13は前記10〜12の構成部品からなるファンユニット、14は電動機本体9に固定された端子箱、15は端子箱14に固定された端子箱カバー、20は電動機本体9と端子箱14の間に挟まれたパッキンC、21は端子箱14と端子箱カバー15の間に挟まれたパッキンDを表している。
このように、従来の空冷式電動機は本体の反負荷側ブラケット4と端子箱14の間、及び端子箱14と端子箱カバー15の間にパッキンを挟んでシール性を確保している。
特開平7−245913号公報
従来の空冷式電動機は電動機本体の反負荷側ブラケットと端子箱の間、及び端子箱と端子箱カバーの間にパッキンを挟んでおり、これらパッキンが電動機本体から発生する熱を遮断する熱絶縁材として作用するため、このような構造は空冷式電動機の冷却能力を向上させる上で阻害要因の一つとなっていた。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、シール性を確保すると共に冷却能力を高めた空冷式電動機を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、積層鉄心からなるコアに電機子巻線を巻装してなる固定子と、前記固定子の負荷側および反負荷側の軸方向の開口部に取付けられたブラケットと、前記ブラケットに軸受を介して回転自在に支承された回転子と、前記反負荷側ブラケットの外周部に設けられると共に、前記電機子巻線に電力を供給するためのリードを外部電源に接続する端子箱と、を備えた空冷式電動機において、前記反負荷側ブラケットと前記端子箱の間を接触させる構成にしてあり、前記端子箱は、該電動機の本体より発生する熱を該端子箱に伝え、該電動機の冷却部材として兼用するものであることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の空冷式電動機において、前記端子箱は、前記端子箱を覆うための端子箱カバーの間に、熱絶縁材を介さずに接触させると共に、該端子箱カバーを該電動機の冷却部材として兼用することを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の空冷式電動機において、前記端子箱の前記反負荷側ブラケットとの対向面側にパッキンを嵌め込むための溝部を設けると共に、前記反負荷側ブラケットと前記端子箱の間を接触させたことを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1または2記載の空冷式電動機において、前記端子箱の前記端子箱カバーとの対向面側にパッキンを嵌め込むための溝部を設けると共に、前記端子箱および前記端子箱カバーの間をそれぞれ接触させたことを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1または2に記載の空冷式電動機において、前記端子箱の表面または前記端子箱カバーの表面に放熱用のフィンを設けたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によると、電動機本体より発生する熱を、熱絶縁材を介せずに端子箱に伝達することができ、電動機本体の熱を端子箱表面から大気中に放熱して冷却することができる。
また、請求項2に記載の発明によると、電動機本体より端子箱に伝達された熱を端子箱カバーまで伝達することができ、電動機本体の熱を端子箱カバー表面から大気中に放熱して冷却することができる。
また、請求項3に記載の発明によると、電動機本体より発生する熱を端子箱に効率よく伝達すると共に、端子箱内部のシール性も確保することができる。
また、請求項4に記載の発明によると、電動機本体から端子箱に伝わった熱を端子箱カバーに効率よく伝達すると共に、端子箱内部のシール性も確保することができる。
また、請求項5に記載の発明によると、端子箱または端箱カバーに放熱フィンを設けることで、電動機本体から端子箱あるいは端子箱カバーに伝わった熱を外気に効率よく放熱させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施例を示す空冷式電動機の側断面図であり、図中のA部はパッキンAを嵌合した溝部、B部はパッキンBを嵌合した溝部を拡大した図を示している。なお、本発明の構成要素が従来技術と同じものについてはその説明を省略し、異なる点について説明する。
図1において、14aは溝部、14bは溝部、16はパッキンA、17はパッキンB、18はフィンA、19はフィンBを表している。
である。
本発明の特徴は以下のとおりである。
すなわち、反負荷側ブラケット4と端子箱14の間は、熱絶縁材を介さずに接触させる構成にしてあり、端子箱14は、該電動機の本体9より発生する熱を該端子箱14に伝えることができるように、該電動機の冷却部材として兼用した点、また、端子箱14と該端子箱14を覆うための端子箱カバー15の間に、熱絶縁材を介さずに接触させると共に、該端子箱カバー15を該電動機の冷却部材として兼用した点である。
具体的には、端子箱14の反負荷側ブラケット4との対向面側にパッキンA(16)を嵌め込むための溝部を設けると共に、反負荷側ブラケット4と端子箱14の間を接触させており、また、端子箱14の端子箱カバー15との対向面側にパッキンB(17)を嵌め込むための溝部を設けると共に、端子箱14および端子箱カバー15の間をそれぞれ接触させるように構成してある。
さらに、端子箱14、端箱カバー15にそれぞれ放熱用のフィンA(18)、フィンB(19)を設けたものとなっている。
次に動作を説明する。
上記構成のもとで、冷却ファン11を回転させると、ファンケーシング10内に吸入された冷却風は反負荷側ブラケット側に送られ、反負荷側ブラケットに設けられた回転子の回転検出器などを冷却する。一方で、電動機本体9の固定子2を構成するコア、電機子巻線で発生した熱は、電動機本体9の反負荷側ブラケット4と端子箱14が直接接触しているために端子箱14に効率よく伝達される。この端子箱14に伝達された熱は、端子箱14と端子箱カバー15が直接接触しているために端子箱カバー15に効率よく伝達される。端子箱14に伝達された熱は端子箱14表面、及びフィンA(18)より大気中に放熱される。端子箱カバー15に伝達された熱は端子箱カバー15表面、及びフィンB(19)より大気中に放熱される。なお、端子箱14内部のシール性はパッキンA16、パッキンB17により確保される。
このように、本発明による空冷式電動機はモータ本体より発生する熱の放熱に積極的に端子箱、及び端子箱カバーを利用することができ、従来技術より空冷式電動機の放熱効率を高めることができる。
本発明の第1実施例を示す空冷式電動機の側断面図であり、図中のA部はパッキンAを嵌合した溝部、B部はパッキンBを嵌合した溝部を拡大した図。 従来の空冷式電動機の側断面図
1 回転子
2 固定子
3 負荷側ブラケット
4 反負荷側ブラケット
5 負荷側軸受
6 反負荷側軸受
7 検出器
8 検出器カバー
9 電動機本体
10 ファンケーシング
11 冷却ファン
12 フィンガーガード
13 ファンユニット
14 端子箱
14a 溝部
14b 溝部
15 端子箱カバー
16 パッキンA
17 パッキンB
18 フィンA
19 フィンB
20 パッキンC
21 パッキンD

Claims (5)

  1. 積層鉄心からなるコアに電機子巻線を巻装してなる固定子と、
    前記固定子の負荷側および反負荷側の軸方向の開口部に取付けられたブラケットと、
    前記ブラケットに軸受を介して回転自在に支承された回転子と、
    前記反負荷側ブラケットの外周部に設けられると共に、前記電機子巻線に電力を供給するためのリードを外部電源に接続する端子箱と、
    を備えた空冷式電動機において、
    前記反負荷側ブラケットと前記端子箱の間を接触させる構成にしてあり、
    前記端子箱は、該電動機の本体より発生する熱を該端子箱に伝え、該電動機の冷却部材として兼用するものであることを特徴とする空冷式電動機。
  2. 前記端子箱は、前記端子箱を覆うための端子箱カバーの間に、熱絶縁材を介さずに接触させると共に、該端子箱カバーを該電動機の冷却部材として兼用することを特徴とする請求項1記載の空冷式電動機。
  3. 前記端子箱は、前記反負荷側ブラケットとの対向面側にパッキンを嵌め込むための溝部を設けると共に、前記反負荷側ブラケットと前記端子箱の間を接触させたことを特徴とする請求項1または2に記載の空冷式電動機。
  4. 前記端子箱は、前記端子箱カバーとの対向面側にパッキンを嵌め込むための溝部を設けると共に、前記端子箱および前記端子箱カバーの間をそれぞれ接触させたことを特徴とする請求項1または記載の空冷式電動機。
  5. 前記端子箱の表面または前記端子箱カバーの表面に放熱用のフィンを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の空冷式電動機。
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