JP2008079331A - 受信装置、チャンネル切替用プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】受信装置から離れたところにある送信元からのチャンネル切替命令によってチューナー部のチャンネルを切り替える。
【解決手段】本発明は、チャンネル切替制御部4を備えている。このチャンネル切替制御部4は、チャンネルを切り替える命令であるチャンネル切替命令が命令受付部3で受け付けられると、受信部1のチャンネルを切り替えるチャンネル切替部2にチャンネル切替の指示を行うが、チャンネル切替命令の送信元により、その指示を行うか否かを定める。受信装置から離れたところにある送信元からのチャンネル切替命令によってチャンネルを切り替えるときには、チャンネル切替制御部4は、リモコン6からのチャンネル切替命令が受け付けられても、指示を行わない。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばSTB(Set Top Box)などの放送を受信する受信装置、及びチャンネル切替用プログラムに関するものである。
例えばディジタル衛星放送を受信するのに利用されるSTBの概略構成の一例を図20に示す。
図20に示すように、STB100は、受信アンテナ201とテレビ受像機202に接続されている。受信アンテナ201が衛星から受信した信号は、STB100のチューナー部101に入力される。チューナー部101は、複数の周波数チャンネル(以下、単にチャンネルという)のうちのいずれかのチャンネルの信号を信号処理部102に出力する。信号処理部102は、チューナー部101からの信号よりビデオデータやオーディオデータなどを分離し、これらのデータをデコードするなどして、テレビ受像機202やハードディスクドライブ203に出力する。チューナー部101、信号処理部102には、マイクロコントローラ104が接続されており、チューナー部101、信号処理部102は、マイクロコントローラ104の制御に従う。マイクロコントローラ104には、チューナー部101、信号処理部102の他、データ入出力部105も接続される。データ入出力部105は、例えばSTB100の筐体上に設けられた赤外線受光部である。リモコン106から発信された赤外光は、このデータ入出力部105により受信される。リモコン106は、もちろん、STB100から離れたところでチャンネルを切り替えたりするのに用いられる。
ユーザがリモコン106によりチャンネルを切り替える操作を行うと、チャンネルを切り替える命令であるチャンネル切替命令が、リモコン106から発信され、データ入出力部105により受信される。
データ入出力部105が受信したチャンネル切替命令は、マイクロコントローラ104に供給される。マイクロコントローラ104は、データ入出力部105からのチャンネル切替命令が供給されると、チューナー部101にチャンネル切替の指示を行う。
これによって、チューナー部101が信号処理部102に出力する信号は、チャンネル切替命令のあったチャンネルの信号に切り替えられる。
上述のSTB100のような従来の放送受信装置では、リモコン106やSTB100筐体上のボタンを操作することができる者であれば誰でもチャンネルを切り替えることができた。
ところで、受信装置に内蔵させたハードディスクドライブにプログラムやコンテンツなどを記憶させておけば、例えば商品販売や遠隔医療、広告などのサービスのインターフェースとしてテレビ受像機を利用することも可能となる。
この場合、良質のサービスを継続的に提供するためには、ハードディスクドライブに記憶したプログラムやコンテンツなどを随時更新するのが好ましい。
更新を行う方法として、サービス提供者が行った更新を随時ユーザに提供し得るように、更新専用のチャンネルを設けることが考えられる。
しかしながら、従来の受信装置では、更新専用のチャンネルを設けたとしても、ユーザによりチャンネルの切替が行われると、サービス提供者の放送は受信されない。このため、サービス提供者が確実に更新を行うことは困難である。
これに対し、例えば更新専用のチューナー部を別途設ければ、ユーザがチャンネルを切り替えても、その影響を避けることができる。但し、ユーザは別途設けたチューナー部のチャンネルを自由に切り替えることができない。
また、リモコン106などを操作できるユーザであれば誰でもチャンネルの切替を行うことができるというだけでは不適切な場合がある。例えば、教育的な観点や健康面を考慮して、夜が深くなると、子供にはテレビを見せたくないと親が考える場合がある。このような場合でも、従来の受信装置では、親が知らない間に子供は好きな番組のチャンネルに切り替えることができた。
本発明は、このような従来の技術における課題を鑑みてなされたものであり、ユーザ及びサービス提供者双方の利便性を向上させることのできる受信装置、チャンネル切替用プログラムを提供することを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するために以下の手段を採用している。該手段を例えば図1に示すような受信装置を前提として説明する。
この受信装置1は、図1に示すように、例えばチューナーなどの受信部1を備えている。チャンネル切替部2は、受信部1のチャンネルを切り替える。受信部1は、チャンネル切替部2で切り替えられたチャンネルのデータを受信する。チャンネルを切り替える命令であるチャンネル切替命令は、例えばリモコン6などから発信され、命令受付部3が受け付ける。チャンネル切替制御部4は、命令受付部3でチャンネル切替命令を受け付けた場合に、チャンネル切替部2にチャンネル切替の指示を行う。
但し、チャンネル切替制御部4は、命令受付部3でチャンネル切替命令を受け付けた場合に、チャンネル切替部2に必ずチャンネル切替の指示を行うわけではない。
チャンネル切替制御部4が、チャンネル切替部2にチャンネル切替の指示を行うか否かは、命令受付部3で受け付けるチャンネル切替命令の送信元により定められる。
例えば命令受付部3がユーザからのチャンネル切替命令を受け付けても、チャンネル切替制御部4はチャンネル切替の指示を行わないと定めることもある。このとき受信部1はユーザにより使用されていないから、例えば放送局からチャンネル切替命令を送信することによって、他の者が使用することができる。受信部1の使用者となるのは、例えばサービス提供者である。ここで、サービス提供者は、ユーザを除き、何らかの形態で放送に関わる者をいい、例えば商品販売や遠隔医療、広告などのサービスを行う。
このサービス提供者が、受信部1を使用する権利を有していれば、チャンネル切替制御部4は、チャンネル切替の指示を行うことを定めるのである。これによってユーザ及びその他の使用者の利便性を向上させることができる。
なお、受信装置は専用のハードウェアによって構成することも可能であるし、コンピュータのハードウェアとプログラムとを協働させることにより、コンピュータを上述の受信装置として機能させることも可能である。この場合、プログラムは放送やインターネットなどを通じた配信によって流通することもあるし、例えばCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された状態で流通することもある。
以上の構成を採用することにより、本発明の受信装置、チャンネル切替プログラムによれば、ユーザ及びサービス提供者双方の利便性を向上させることができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に従って説明する。以下の実施の形態では、本発明は、例えばディジタル衛星放送を受信するSTBに現れる。
(実施の形態1)
図2に示すように、このSTBは、受信アンテナ201とテレビ受像機202に接続されている。STBは、受信部1として2つのチューナー部1a、1bを有している。受信アンテナ201からの信号は、各チューナー部1a、1bそれぞれに入力される。受信部1は、入力された信号のうち、チャンネル切替部2で切り替えられたチャンネルのデータを受信し、信号処理部5に出力する。
信号処理部5は、例えばマイクロプロセッサやデコーダなどを有しており、マイクロプロセッサによって、チューナー部1a、1bからの信号に多重化されているビデオデータやオーディオデータ、その他のデータを分離する。さらに、デコーダによって、ビデオデータやオーディオデータをデコードし、テレビ受像機202やハードディスクドライブ203に出力する。
また、チャンネル切替部2は、2つのチューナー部1a、1bに対して別個に設けられている。一方のチャンネル切替部2aは、チューナー部1aに対するチャンネルの切替を行い、他方のチャンネル切替部2bは、チューナー部1bに対するチャンネルの切替を行う。
各チャンネル切替部2a、2bはそれぞれチャンネル切替制御部4に接続されている。チャンネル切替制御部4は、チャンネル切替部2a、2bそれぞれにチャンネル切替の指示を行う。チャンネル切替の指示は、チャンネル切替制御部4にチャンネル切替命令が供給されたことを契機として行われる。
チャンネル切替命令は、チャンネルを切り替える命令である。この命令は、例えばチャンネルを表すチャンネル情報、当該命令がいずれのチューナー部1a、1bに対するものであるかを表す対象チューナー情報を含む。チャンネル切替制御部4には、命令受付部3からチャンネル切替命令が供給される。
命令受付部3は、STBに入力されたチャンネル切替命令を受け付ける。チャンネル切替命令は、例えばリモコン6から発信され、STBに入力される。このチャンネル切替命令を受け付ける命令受付部3Rには、赤外線受光部などのデータ入出力部7が用いられる。リモコン6からのチャンネル切替命令が命令受付部3Rによって受け付けられ、チャンネル切替命令が供給されると、チャンネル切替制御部4は、チャンネル切替命令からチャンネル情報、対象チューナー情報を取得する。対象チューナー情報が対象チューナーとしてチューナー部1aを表している場合、チャンネル切替制御部4からチャンネル切替部2aにチャンネル情報が送出され、チャンネル切替の指示が行われる。チャンネル切替制御部4からチャネル切替の指示があると、チャンネル切替部2aにより、チューナー部1aのチャンネルは、チャンネル情報が表すチャンネルに切り替えられる。
このようにユーザがリモコン6を操作すれば、チューナー部1aのチャンネルを切り替えることができる。他方のチューナー部1bのチャンネルを切り替える場合にも同様の動作が行われることになる。PinP(Picture in Picture)のように子画面に主画面と異なるチャンネルの番組を表示させたり、主画面と異なるチャンネルの番組をハードディスクドライブ203に記録するには、各チューナー部1a、1bのチャンネルを別個に切り替えればよい。
但し、2つあるチューナー部1a、1bの両方をユーザだけが使う場合、サービス提供者が放送を通じて商品販売、広告などのサービスを円滑に提供できない。サービスに必要な情報をハードディスクドライブ203に記録しようとしても、それをSTBに確実に受信させることは困難である。
そこで、このSTBでは、ユーザだけでなくサービス提供者からのチャンネル切替命令も受け付けられる。そして、例えば深夜から早朝にかけた時間帯など特定の時間帯については、チューナー部1bのチャンネル切替が、サービス提供者からのチャンネル切替命令に従って行われる。
サービス提供者からのチャンネル切替命令が含む対象チューナー情報は、ここでは、対象チューナーとしてチューナー部1bを表すものに限られる。サービス提供者からのチャンネル切替命令は、放送やネットワークなどを通じてSTBに入力される。放送の場合、チャンネル切替命令は、例えば全てのチャンネルの放送に対して多重化されて放送される。
放送局は、チャンネル切替命令を含む放送を所定のスケジュールに従って行う。例えば午前0時には、サービス提供者Aがサービスに必要な情報を送信するのに利用するチャンネルを表すチャンネル切替命令を含む放送が行われる。また、午前3時には、サービス提供者Bがサービスに必要な情報を送信するのに利用するチャンネルを表すチャンネル切替命令を含む放送が行われる。さらに、午前5時には、サービス提供者Cがサービスに必要な情報を送信するのに利用するチャンネルを表すチャンネル切替命令を含む放送が行われる。
サービス提供者からのチャンネル切替命令を含む放送は、受信部1によって受信され、サービス提供者からのチャンネル切替命令は、信号処理部5によって分離される。命令受付部3Bは、信号処理部5によって分離されたチャンネル切替命令を受け付け、チャンネル切替制御部4に供給する。
前記特定の時間帯が午後11時30分から翌日の午前6時までの時間帯であるとき、それ以外の時間帯においては、たとえサービス提供者からのチャンネル切替指令が命令受付部3Bから供給されても、チャンネル切替制御部4は、チャンネル切替部2bにチャンネル切替の指示を行わない。前記特定の時間帯以外の時間帯では、既述の通り、ユーザがリモコン6などを用いてチューナー部1bのチャンネルを切り替えることができる。
ここで、図3は実施の形態1におけるチャンネル切替制御部4の動作を説明するためのフローチャートである。
図3に示すように、命令受付部3によってチャンネル切替命令が受け付けられ(S1)、当該チャンネル切替命令が供給されると、チャンネル切替制御部4は、当該チャンネル切替命令の対象チューナー指定情報が対象チューナーとしてチューナー部1bを表しているか否かを判断する(S2)。
チューナー部1bを表していないと判断した場合、当該チャンネル切替命令はサービス提供者からのものではないから、チャンネル切替制御部4は、既述の通り、チャンネル情報をチャンネル切替部2aに送出し、チャンネル切替の指示を行う。チャンネル切替部2aは、ユーザがリモコン6などで指定した通り、チューナー部1aのチャンネルを切り替える(S3)。
一方、チューナー部1bを表していると判断した場合、チャンネル切替制御部4は、当該チャンネル切替命令の供給されたのが前記特定の時間帯であるか否かを判断する(S4)。チャンネル切替制御部4は、予め前記特定の時間帯に対する設定を保持しており、またチャンネル切替命令の供給された時刻をシステムクロックなどから取得する。
前記特定の時間帯であると判断した場合、チャンネル切替制御部4は、送信元判断手段41によって、チャンネル切替命令の送信元がサービス提供者であるか否かを判断する(S5)。
チャンネル切替制御部4の備える送信元判断手段41は、例えばチャンネル切替命令を受け付けたのが命令受付部3Bであるか否かにより、チャンネル切替命令の送信元がサービス提供者であるか否かを判断する。チャンネル切替命令が命令受付部3Bから供給された場合、当該チャンネル切替命令は放送を通じてSTBに入力されたものであるから、送信元判断手段41は、チャンネル切替命令の送信元がサービス提供者であると判断する。これに対し、チャンネル切替命令が命令受付部3Rから供給された場合、当該チャンネル切替命令はリモコン6から発信されたものであるから、送信元判断手段41は、チャンネル切替命令の送信元がユーザであると判断する。
送信元判断手段41の判断結果は、チャンネル切替制御部4の備える切替可否決定手段42に出力される。切替可否決定手段42は、送信元判断手段41の判断結果に従って、チャンネル切替部2bにチャンネル切替の指示を行うか否かを定める。
チャンネル切替命令の送信元がサービス提供者であるという判断結果が送信元判断手段41から供給された場合、切替可否決定手段42は、チャンネル切替部2bにチャンネル切替の指示を行うことを定める。この決定に従って、チャンネル切替の指示が行われると、チャンネル切替部2bは、チューナー部1bのチャンネルをサービス提供者の利用するチャンネルに切り替える(S6)。
これに対し、チャンネル切替命令の送信元がサービス提供者でないという判断結果が送信元判断手段41から供給された場合、切替可否決定手段42は、チャンネル切替部2bにチャンネル切替の指示を行わないことを定める(S7)。
また、手順S4において、前記特定の時間帯でないと判断した場合にも、送信元判断手段41は、チャンネル切替命令の送信元がサービス提供者であるか否かを判断する(S8)。
この場合には、チャンネル切替命令の送信元がサービス提供者であるという判断結果が送信元判断手段41から供給されたとき、切替可否決定手段42は、チャンネル切替部2bにチャンネル切替の指示を行わないことを定める(S9)。
一方、チャンネル切替命令の送信元がサービス提供者でないという判断結果が送信元判断手段41から供給されたとき、切替可否決定手段42は、チャンネル切替部2bにチャンネル切替の指示を行うことを定める。この決定に従って、チャンネル切替の指示が行われると、チャンネル切替部2bは、ユーザがリモコン6などで指定した通り、チューナー部1bのチャンネルを切り替える(S10)。
例えばサービス提供者Aが利用するチャンネルを表すチャンネル切替命令を含む放送が行われる時刻、午前0時は、前記特定の時間帯にある。このため、この放送が行われると、手順S1、S2、S4乃至S6を経て、チューナー部1bのチャンネルは、サービス提供者Aの利用するチャンネルに切り替えられる。このとき、ユーザがリモコン6を用いてチャンネル切替命令をSTBに入力したとしても、手順S1、S2、S4、S8を経て、当該チャンネル切替命令によってチャンネル切替の指示は行われない。
これによって、サービス提供者Aは、放送を通じてサービスに必要な情報を送信し、STBのハードディスクドライブ203に確実に記録することができる。
しかも、前記特定の時間帯では、ユーザがチューナー部1a、1bの両方を使うことは通常少なく、ユーザに与える不便は極めて少ない。
このような状態からさらに時間が経過し、午前3時になると、サービス提供者Bの利用するチャンネルを表すチャンネル切替命令を含む放送が行われる。そうすると、サービス提供者Aの場合と同様に、チューナー部1bのチャンネルは、サービス提供者Bの利用するチャンネルに切り替えられる。このため、午前3時からは、サービス提供者Aに代わって、サービス提供者Bが自身のサービスに必要な情報をSTBのハードディスクドライブ203に記録することができる。
さらに、時間が経過し、午前5時になれば、チューナー部1bのチャンネルは、サービス提供者Cの利用するチャンネルに切り替えられる。
しかし、午前6時を経過すると、命令受付部3Bからチャンネル切替制御部4にチャンネル切替命令が供給されても、チャンネル切替制御部4は、チューナー部1bにチャンネル切替の指示を行わない。午前6時を経過して、前記特定の時間帯以外の時間帯になると、ユーザは両方のチューナー部101a、101bのチャンネルを切り替えることができる。
なお、サービス提供者毎に異なるチャンネルを割り当てる必要は必ずしもなく、同じチャンネルに複数のサービス提供者を、時間帯を異ならせて割り当てるようにしてもよい。この場合でも、サービス提供者がサービスに必要な情報を確実にSTBのハードディスクドライブ203に記録するには、サービス提供者からのチャンネル切替命令によってチューナー部1bのチャンネルを当該チャンネルに切り替えることが必要である。
また、上述の例では、受信部1で受信されたデータから命令受付部3Bによってチャンネル切替命令が受け付けられると、直ぐにチャンネルが切り替えられた。サービス提供者毎に異なるチャンネルが割り当てられている場合でも、チャンネルを切り替えるスケジュールが予め放送を通じて送信されていれば、当該スケジュールに従って、予定の時刻になってからチャンネルを切り替えることも可能である。
信号処理部2には、指定情報抽出部8を設けておく。指定情報抽出部8は、受信されたデータからチャンネル切替命令の送信元を指定する指定情報を抽出する。指定情報は、例えばチャンネル切替命令の送信元を時間帯に割り付けたスケジュールである。ここで、スケジュールの具体例を図4に示す。
図4に示すように、このスケジュールでは、チャンネル切替命令の送信元はチャンネルで表されている。午前0時から午前3時までの時間帯には、サービス提供者Aの利用するチャンネル「103」が割り付けられており、午前3時から午前5時までの時間帯には、サービス提供者Bの利用するチャンネル「107」が割り付けられている。また、午前5時から午前6時までの時間帯には、サービス提供者Cの利用するチャンネル「108」が割り付けられている。
例えば特定の時間よりも前に、チャンネル情報の代わりに、このスケジュールを含むチャンネル切替命令が、放送を通じてSTBに送信される。指定情報抽出部8は、受信部1で受信したデータからスケジュールを抽出する。抽出されたスケジュールは、命令受付部3Bを通じてチャンネル切替命令とともに、チャンネル切替制御部4に供給される。特定の時間帯になると、上述の通り、命令受付部3Bで受け付けたチャンネル切替命令が有効になるから、チャンネル切替制御部4は、スケジュールに従って、チャンネル切替の指示を行う。
また、上述の例では、特定の時間帯にあったチューナー部1bに対するチャンネル切替命令の送信元がユーザであった場合に、手順S9の通り、チャンネル切替部2bに対してチャンネル切替の指示を行わないことを定めた。これに続いて、チャンネル切替制御部4は、当該チャンネル切替命令から取得したチャンネル情報を他方のチャンネル切替部2aに送出し、チャンネル切替部2aに対してチャンネル切替の指示を行うようにしてもよい。
さらに、特定の時間帯になって突然チューナー部1bのチャンネルの切り替えが行えなくなると、ユーザにリモコン6が故障したなどの誤解を与える恐れもある。
このため、特定の時間帯になる前に、チューナー部1bに対するチャンネルの切替が行えなくなることをユーザに通知するようにしてもよい。図5に示すように、例えばチャンネル切替制御部4は、システムクロックなどから現在時刻を定期的に取得する(S101)。現在時刻を取得する間隔はタイマーに設定しておく。チャンネル切替制御部4は、現在時刻を取得する度に、現在時刻と特定の時間帯の開始時刻との差が例えば5分より大きいか否かを判断する(S102)。なお、この場合、タイマーの設定は5分よりも短い1分程度にしておく。現在時刻と開始時刻との差が5分より大きくないと判断した場合、チャンネル切替制御部4は、特定の時間帯に対する設定とともに、通知要求を信号処理部5に出力する。信号処理部5は、チャンネル切替制御部4からの通知要求があると、ハードディスクドライブ203に記憶された、例えば「***から***まで、サービス提供者がチューナーを使用します。この間でも、他方のチューナーは使用することができます。」といった通知用メッセージ情報を読み出す(S103)。さらに、この通知用メッセージ情報に特定の時間帯に対する設定を組み合わせて、通知メッセージを作成し(S104)、この通知メッセージを画像信号に合成する(S105)。そして、この画像信号をテレビ受像機202に出力して、通知メッセージを含む通知画面を表示する(S106)。このとき、テレビ受像機202には、例えば図6に示すように、「午後11時30分から午前6時まで、サービス提供者がチューナーを使用します。この間でも、他方のチューナーは使用することができます。」という通知メッセージを含む通知画面が表示されることになる。
このようにして、特定の時間帯になって、チューナー部1bに対するチャンネル切替が行えなくなることを予めユーザに通知することができる。もちろん、通知の方法は、テレビ受像機202に通知メッセージを表示させることに限られるものではない。通知メッセージを音響信号としてスピーカから出力してもよいし、ユーザの携帯電話に音響信号や電子データとして送信してもよい。音響信号は、ハードディスクドライブ203に予め記憶しておいてもよいし、音声合成エンジンによってテキストデータから合成してもよい。携帯電話に音響信号として送信する場合には、予め記憶しておいた当該携帯電話の番号をモデムに発呼させる。また、例えばメールを利用して、通知メッセージを携帯電話に電子データ(テキストデータ)として送信する場合には、STBにメールアドレス又は当該携帯電話の電話番号を予め記憶しておく。さらに、特定の時間帯になる5分前に通知を行ったが、もちろん、これに限られるものではない。例えば昼間には10分前に通知を行い、夜間には5分前に通知を行うなど、通知を行う時間を動的に変化させてもよいし、特定の時間帯になる10分前、5分前に通知を繰り返し行ってもよい。さらに、このSTBにプリンタが接続されているならば、通知メッセージを当該プリンタからプリントアウトさせてもよい。
(実施の形態2)
上述の実施の形態1では、チューナー部1aのチャンネル切替は、リモコン6などを操作できるユーザであれば誰でも常時行うことができた。但し、ユーザであれば誰でもチャンネル切替を行うことができるのは適切でない場合がある。教育的な観点や健康面を考慮して、夜が深くなると、子供にはテレビを見せたくないと親が考えるような場合である。
このような場合、例えば図7に示すように、親用のリモコン6Pと子供用のリモコン6Cとの、2種類のリモコンを用意しておく。各リモコン6P、6Cには予めリモコンを識別するリモコン識別子が登録されており、ユーザはこれを変更することができない。
このリモコン識別子は、チャンネル切替命令の送信元を識別する送信元識別子として利用される。各リモコン6P、6Cは、チャンネル切替命令を発信する際、自身のリモコン識別子も発信する。命令受付部3は、チャンネル切替命令だけでなく送信元識別子も受け付け、両者をチャンネル切替制御部4に供給する。チャンネル切替制御部4は、図7に示す通り、判断手段43を備えている。
判断手段43は、命令受付部3で受け付けた送信元識別子と識別子格納手段9から取得した送信元識別子とが一致するか否かを判断する。
識別子格納手段9は、送信元識別子を格納している。識別子格納手段9としては、例えばハードディスクドライブ203の一部領域を利用することができる。 この実施の形態2では、判断手段43は、命令受付部3Rで受け付けたリモコン識別子を判断の対象としており、識別子格納手段9は、時間帯毎にリモコン識別子を割り付けたタイムテーブルを格納しているものとする。ここで、タイムテーブルの具体例を図8に示す。
図8に示す通り、各リモコン6P、6Cのリモコン識別子は、例えば4ビットのビット列で与えられる。0010というリモコン識別子は親用のリモコン6Pを表し、0020というリモコン識別子は子供用のリモコン6Cを表す。
このタイムテーブルでは、午前6時から午後11時30分(6:00から23:30)までの時間帯については、両方のリモコン識別子が割り付けられているが、他の時間帯で割り付けられているリモコン識別子は0010だけである。
ここで、図9は実施の形態2におけるチャンネル切替制御部4の動作を説明するためのフローチャートである。
図9に示すように、命令受付部3Rからチャンネル切替制御部4にチャンネル切替命令及びリモコン識別子が供給されると(S901)、チャンネル切替制御部4は、識別子格納手段9に格納されているタイムテーブルを参照し、現時刻が属する時間帯について割り付けられたリモコン識別子を取得する(S902)。複数のリモコン識別子が割り付けられていれば、それら全てを取得する。例えば現時刻が午後11時45分であれば、取得されるリモコン識別子は、0010だけであり、現時刻が午後7時であれば、取得されるリモコン識別子は、0010と0020の2つである。
次に、判断手段43が、識別子格納手段9に格納されているタイムテーブルから取得したいずれかのリモコン識別子と、命令受付部3Rが受け付けたリモコン識別子とを比較し、両者が一致するか否かを判断する(S903)。
この判断結果は、判断手段43からチャンネル切替制御部4の備える切替指示決定手段44に供給される。切替指示決定手段44は、判断手段43が両者は一致するとの判断をした場合に、チャンネル切替部2にチャンネル切替の指示を行うことを定める(S904)。チャンネル切替制御部4は、チャンネル切替命令から取得したチャンネル情報をチャンネル切替部2に送出し、チャンネル切替の指示を行う。チャンネル切替部2は、チャンネル情報の表すチャンネルに受信部1のチャンネルを切り替える。
一方、判断手段43が両者は一致しないとの判断をした場合、チャンネル切替制御部4は、命令受付部3Rが受け付けたリモコン識別子を、タイムテーブルから取得した全てのリモコン識別子と比較したか否かを判断する(S905)。
全てのリモコン識別子と比較したと判断した場合、チャンネル切替制御部4は、チャンネル切替の指示を行わない(S906)。これに対し、全てのリモコン識別子と比較していないと判断した場合、タイムテーブルからの取得したリモコン識別子のうち、命令受付部3Rが受け付けたリモコン識別子と比較を行っていないリモコン識別子のいずれかに比較対象を変更する(S907)。
そして、手順S903は、当該手順S903において両者が一致するとの判断がなされるか、手順S905において全てのリモコン識別子と比較したとの判断がなされるまで繰り返される。
例えば午後11時45分にリモコン6Pから発信されたチャンネル切替命令及びリモコン識別子が命令受付部3Rにより受け付けられた場合、この時刻が属する時間帯について割り付けられた0010というリモコン識別子のみがタイムテーブルから取得される。この場合、リモコン6Pのリモコン識別子と取得されたリモコン識別子は一致するから、チャンネル切替部2にチャンネル切替の指示を行うことが定められる。これに対し、同じ時刻にリモコン6Cからチャンネル切替命令及びリモコン識別子が命令受付部3Rで受け付けられても、リモコン識別子は一致しない。
このため、親用のリモコン6Pを用いればチャンネルを切り替えることはできるが、子供用のリモコン6Cを用いてもチャンネルを切り替えることはできない。
また、命令受付部3Rでチャンネル切替命令及びリモコン識別子が受け付けられた時刻が午後7時であれば、既述の通り、タイムテーブルから取得されるリモコン識別子は、0010、0020である。
この場合、いずれのリモコン6P、6Cがチャンネル切替命令の送信元である場合でも、チャンネル情報の表すチャンネルに切り替えられる。すなわち、親も子供もチャンネルを切り替えることができる。
なお、この実施の形態2では、親用と子供用の2つのリモコンを用意したが、これに限られるものではなく、例えばユーザ各人のリモコンを用意するようにしてもよい。
また、例えば父親用、母親用、子供用の3つのリモコンが用意されたとき、それぞれのリモコン識別子を0011、0012、0021というように定めておけば、各人のリモコンを識別し得るだけでなく、親というグループに属する者のリモコンか子供というグループに属する者のリモコンかということも識別することができる。第3ビットが1のとき親というグループに属する者のリモコンを表し、第3ビットが2のとき子供というグループに属する者のリモコンを表すことにする。
タイムテーブルにおいて、ある時間帯について001*という、第4ビットを規定しないリモコン識別子が割り付けられていたとすると、判断手段43は、リモコン識別子のうち第1ビットから第3ビットが一致するか否かを判定する。このとき、命令受付部3Rが受け付けたリモコン識別子が0011、0012のいずれであっても、判断手段43は、リモコン識別子が一致すると判断する。
このように、送信元識別子が完全に一致すると判断した場合だけでなく、判断手段43が送信元識別子は一定の関係を有しているとの判断をした場合に、切替指示決定手段44がチャンネル切替の指示を行うことを定めるようにしてもよい。
(実施の形態3)
ユーザによるチャンネルの切替と同様、各サービス提供者によるチャンネルの切替も、各サービス提供者を識別する送信元識別子でもって行うことができる。
例えばSTBのチューナー部1bはサービス提供者のみが使用するものとし、また放送や各種の電気通信回線を通じて、予め時間帯毎に送信元識別子を割り付けたスケジュールがSTBに送信されているものとする。STBは、図10に示すように、このスケジュールを格納するスケジュール格納部10を有している。スケジュール格納部10には、ハードディスクドライブ203の一部領域を用いることができる。
ここで、スケジュールの具体例を図11に示す。
図11に示すスケジュールには、時間帯、送信元識別子という項目が設けられている。スケジュールは、送信元識別子でもってチャンネル切替命令の送信元を指定する。ここでの送信元識別子は、チャンネル切替命令の送信元となるサービス提供者A、B、C、D、…を識別するための符号である。サービス提供者A、B、C、D、…の送信元識別子は、それぞれIA、IB、IC、ID、…で与えられている。
このスケジュールでは、午前0時から午前3時までの時間帯に送信元識別子IAが、午前3時から午前5時までの時間帯に送信元識別子IBが、午前5時から午前6時までの時間帯に送信元識別子ICがそれぞれ割り付けられている。さらに、午前6時から午前9時までの時間帯に送信元識別子IDが、午前9時から午後1時までの時間帯に送信元識別子IAがそれぞれ割り付けられている。なお、図11では省略しているが、1日全ての時間帯において送信元識別子が割り付けられていることももちろんある。
また、受信部1で受信されるデータには、チャンネル切替命令だけでなく、サービス提供者の送信元識別子も多重化されている。命令受付部3Bは、チャンネル切替命令とサービス提供者の送信元識別子を受け付け、チャンネル切替制御部4に供給する。
命令受付部3Bからチャンネル切替命令とサービス提供者の送信元識別子が供給されると、手順S902乃至S907に従い、チャンネル切替制御部4は、チャンネル切替の指示を行うか否かを定める。但し、リモコン識別子をタイムテーブルから取得する代わりに、サービス提供者の送信元識別子をスケジュール格納部10に格納されているスケジュールから取得する。もちろん、比較の対象は、サービス提供者の送信元識別子である。
例えば命令受付部3Bからチャンネル切替制御部4にチャンネル切替命令とサービス提供者の送信元識別子が供給されたのが、午前1時であれば、その時刻が属する時間帯について割り付けられている送信元識別子は、IAだけである。従って、この時間帯にチューナー部1bのチャンネルを切り替えることができるのは、サービス提供者Aのみとなる。サービス提供者Aが複数のチャンネルを利用しているならば、それらのチャンネルを表すチャンネル情報をそれぞれ含む複数のチャンネル切替命令を当該時間帯に送信することによって、サービス提供者Aの利用する一つのチャンネルから他のチャンネルに切り替えることもできる。
なお、実施の形態2やこの実施の形態3では、時間帯毎に送信元識別子を割り付けていたが、これに限られるものではない。例えば曜日毎や月毎に送信元識別子を割り付けるようにしてもよい。
また、上述のスケジュールにおいて、サービス提供者の送信元識別子だけでなく、リモコン識別子も時間帯に割り付けるようにしてもよい。サービス提供者の送信元識別子とリモコン識別子とが一致しないように定めておけば、チューナー1bをユーザとサービス提供者とで共用する場合でも、送信元識別子でもってユーザがチャンネル切替の指示を行うか、サービス提供者が行うかを制御することができる。
(実施の形態4)
また、ある時間帯について割り付けられたリモコン識別子やサービス提供者の送信元識別子を手動により変更するようにしてもよい。このために、図12に示す通り、送信元識別子の入力を受け付ける入力受付部11を用意しておく。例えば変更するリモコン識別子の入力を受け付ける入力受付部11としては、STB本体に設けられた操作ボタン11Bや、親用のリモコン6Pに備えられた数字キーなどの入力手段11Pを用いることができる。ユーザは、入力受付部11B、11Pを用いて識別子格納手段9に格納されているタイムテーブルを編集する。
入力受付部11B、11Pを用いて識別子格納手段9に格納されているタイムテーブルが編集されると、その旨がチャンネル切替制御部4に通知される。
チャンネル切替制御部4は、現時刻の属する時間帯に割り付けられたリモコン識別子が既に取得されている場合でも、通知を受けた後、命令受付部3Rからチャンネル切替命令及びリモコン識別子が供給されると、編集後のタイムテーブルからリモコン識別子を取得し直す。そして、上述の手順S902乃至S907に従い、チャンネル切替の指示を行うか否かを定める。
例えば図8に示したタイムテーブルに対する入力が入力受付部11Pによって受け付けられ、午後11時30分から午前0時までの時間帯についてリモコン識別子「0020」も割り付ける変更が行われたとする。
この場合、当該時間帯において、リモコン6Cからチャンネル切替命令が発信されても、リモコン識別子が一致することになるから、この時間帯でも親と子供がチャンネルを切り替えることができるようになる。
なお、タイムテーブルの編集は、リモコン識別子の変更、追加、削除に限られるものではない。例えばリモコン識別子を割り付ける時間帯を変更するようにしてもよい。
また、上述の例では、入力受付部11B、11Pによって送信元識別子の入力を受け付けたが、これに限られるものではない。入力受付部11として携帯電話などを利用することもできる。電子メールクライアント機能を有した携帯電話を利用する場合、例えばSTBにも電子メールクライアント機能を実装しておき、STBにメールアドレスを与えておく。編集指示は電子メールのサブジェクトで行い、編集内容はメールの本文に所定の書式で記述すればよい。例えば午後23時30分から午前0時までの時間帯についてリモコン識別子「0020」を追加する場合、電子メールのサブジェクト欄に「タイムテーブル編集」と記述し、本文に「23:30−0:00 >>> +0020」と記述する。STBの電子メールクライアント機能は、例えば30分間隔で自身に与えられたメールアドレスから電子メールを受信する。次に、受信した電子メールのサブジェクト欄に「タイムテーブル編集」と記述されているか否かを判断する。「タイムテーブル編集」と記述されていると判断した場合、本文から編集内容を抽出する。そして、この編集内容を解釈し、解釈に従ってタイムテーブルを編集する。
また、入力受付部11によって編集するのは、タイムテーブルに限られるものではなく、入力受付部11Bによってスケジュール格納部10に格納されているスケジュールなどを編集するようにしてもよい。さらに、チャンネル切替命令の送信元を指定するものとしてチャンネルを用いているような場合には、そのチャンネルを変更するようにしてもよい。
(実施の形態5)
例えば上述の実施の形態1における特定の時間帯が、ユーザによって変更されたものとする。この場合、放送局側がその変更内容を把握していなければ、変更によってサービス提供者がチューナー部1bのチャンネル切替を行うことができる時間帯が広がっても、その時間帯を活用できない。
このため、図13に示すように、STBに、特定部12、通信部13を備えておく。特定部12は、例えば特定の時間帯に対する設定変更を監視する。この特定の時間帯は、チャンネル切替制御部4がチャンネル切替の指示を行うことを定める場合のチャンネル切替命令の送信元がサービス提供者である時間帯である。特定の時間帯に対する設定は、チャンネル切替制御部4に保持されており、この設定には、リモコン6などを用いて入力された変更内容が反映される。特定の時間帯に対する設定に変更内容を反映する場合、例えばこの設定に付加したタイムスタンプを書き換える。
この場合、特定部12は、図14に示すように、このタイムスタンプをチャンネル切替制御部4から定期的に取得する(S1401)。タイムスタンプを取得する間隔は、タイマーに設定しておく。特定部12は、タイムスタンプを取得する度に、取得したタイムスタンプとその前に取得したタイムスタンプと比較し、両者が一致するか否かを判断する(S1402)。タイムスタンプが一致しないと判断した場合、特定の時間帯に対する設定をチャンネル切替制御部4から取得する(S1403)。このようにして、特定部12は、チャンネル切替制御部4がチャンネル切替の指示を行うことを定める場合のチャンネル切替命令の送信元がサービス提供者である時間帯(日時)を特定する。特定部12の特定結果は、通信部13に供給される。
通信部13は、インターネットや公衆電話回線網などの電気通信回線301を通じて放送局302と接続されている。例えば放送局302には、ファイル転送サーバが配置されており、特定結果の供給を受けると、通信部13は、このファイル転送サーバにファイル転送要求を送出する。そして、ファイル転送サーバから応答があると、特定結果を記述したファイルを、電気通信回線301を通じてファイル転送サーバに送信する(S1404)。
放送局302において、受信したファイルに記述された特定結果に従って、放送内容を変更すれば、変更によってサービス提供者がチューナー部1bのチャンネル切替を行うことができる時間帯が広がれば、それを活用することができる。
なお、この例では、特定の時間帯が変更された場合について説明したが、これに限られるものではない。スケジュール格納部10に格納されているスケジュールにおいて、送信元識別子でもってサービス提供者とユーザの両方を管理している場合などには、特定部12によってスケジュールの変更を監視させればよい。また、例えばユーザがサービス提供者に対してチャンネル切替を許可するボタンをSTBに設け、チャンネル切替制御部4はこのボタンの操作に従うような場合には、特定部12は、このボタンが押された時刻をシステムクロックなどから取得する。これによって、チャンネル切替制御部4がチャンネル切替の指示を行うことを定める場合のチャンネル切替命令の送信元がサービス提供者である日時が特定される。特定結果を通信部13によって放送局302に送信すれば、サービス提供者に許可が与えられたことを放送局302側は迅速に把握することができる。
(実施の形態6)
また、例えば上述の実施の形態1において、特定の時間帯にチューナー部1bのチャンネル切替を行うことができるのは、サービス提供者のみである。もっとも、この特定の時間帯にサービス提供者のデータが放送されているとは限らない。サービス提供者のデータが放送されていなければ、ユーザがチューナー部1bのチャンネルを切り替えることができるようにしても支障はない。
この場合のチャンネル切替制御部4の動作を説明するためのフローチャートを図15に示す。
図15に示す通り、基本的な動作は図3に示したフローチャートで説明した動作と同様である。異なるのは、手順S5において、チャンネル切替命令の送信元がサービス提供者でないと判断した場合の手順S71乃至S73である。
チャンネル切替制御部4は、手順S5においてチャンネル切替命令の送信元がサービス提供者でないとの判断をした場合、チューナー部1bによりデータが受信されているか否かを判断する(S71)。チューナー部1bによりデータが受信されているか否かの判定自体は、信号処理部5が行えばよい。例えばチューナー部1bからの入力の有無によって、チューナー部1bによりデータが受信されているか否かを判定する。チャンネル切替制御部4は、信号処理部5に判定結果を要求し、チューナー部1bにデータが受信されていないことを判定結果が表している場合、その旨の判断を行う。
チャンネル切替制御部4は、チューナー部1bによりデータが受信されていないとの判断をした場合、特定の時間帯であっても、チャンネル切替部2bにチャンネル切替の指示を行うことを定める(S72)。チャンネル切替制御部4は、チャンネル切替命令から取得したチャンネル情報をチャンネル切替部2bに送出し、チャンネル切替の指示を行う。そして、チャンネル切替部2bにより、チューナー部1bのチャンネルが切り替えられる。
一方、判定結果に従って、チャンネル切替制御部4がチューナー部1bにデータは受信されていないと判断した場合、チャンネル切替制御部4は、通常の通り、チャンネル切替部2bにチャンネル切替の指示を行わないことを定める(S73)。
これによって、サービス提供者の放送に支障を与えることなく、チューナー部1bのチャンネル切替をユーザが行うことができる時間を増加させることができる。
なお、チャンネル切替命令がチャンネル切替制御部4に供給されたときの判定結果のみによって、チューナー部1bにデータが受信されているか否かの判断をチャンネル切替制御部4が行うと、短時間だけ放送が休止しているときに他のチャンネルに切り替えられる可能性がないとは言えない。このため、所定時間以上チューナー部1bでデータが受信されていないことをチャンネル切替制御部4の判断の基準とするようにしてもよい。この場合、信号処理部5は、例えばチューナー部1からの入力がなくなったとき及びチューナー部1からの入力があったときに、チャンネル切替制御部4にその旨を通知する。チャンネル切替制御部4は、チューナー部1からの入力がなくなったとの通知があったときの時刻をシステムクロックなどから取得し、チューナー部1bからの入力があったとの通知があるまで保持しておく。そして、手順S71において、チャンネル切替制御部4は、そのときの時刻を取得し、通知のあった時刻が保持されていれば、両者の差を計算する。計算結果が所定時間以上であれば、チャンネル切替制御部4は、チューナー部1bでデータが受信されていないと判断する。
(実施の形態7)
例えば番組の編成などが変わると、ユーザのチャンネルの切り替え方も大きく変わることがある。このため、上記実施の形態1のように特定の時間帯を、できるだけユーザがチューナー部1bを使用しない時間帯に設定していても、ユーザが不便を感じる可能性もある。
このため、図16に示すように、STBに学習部14を備えておく。学習部14は、命令受付部3に接続されており、命令受付部3でチャンネル切替命令が受け付けられると、チャンネル切替制御部4だけでなく、学習部14にもチャンネル切替命令が供給される。
図17に示すように、学習部14は、チャンネル切替命令が供給されると(S1701)、チャンネル切替命令が供給された時刻をシステムクロックなどから取得する。次に、チャンネル切替命令が供給された時刻を含む切替情報を、例えばハードディスクドライブ203の特定領域に記憶する(S1702)。ここでは、学習部14は、命令受付部3Rで受け付けられたチャンネル切替命令についてのみ切替情報を記憶するものとする。
チャンネル切替命令が供給される度に切替情報を記憶することによって、ハードディスクドライブ203の特定領域には、チャンネル切替命令の履歴が形成される。学習部14は、この履歴について学習し、学習結果に基づいてチャンネル切替制御部4の保持する特定の時間帯に対する設定を変更する。
その際、学習部14は、例えば開始日から1ヶ月が経過すると(S1703)、過去1ヶ月の月曜日の履歴をもとに、月曜日にリモコン6から発信されたチャンネル切替命令の数を1時間毎に集計する(S1704)。なお、ここでの月曜日は、本来の月曜日の午前6時から本来の火曜日の午前6時までの時間帯をいうものとする。
集計結果の具体例を図18に示す。図18において、横軸は一日における時刻を、縦軸はリモコン6から発信されたチャンネル切替命令の数の集計値をそれぞれ表す。また、縦軸に平行な太実線は、特定の時間帯の開始及び終了時刻を表している。
図18に示すように、チャンネル切替命令が主に発信されているのは、本来の月曜日の午前7時から午前9時までの時間帯、本来の月曜日の午後6時から本来の火曜日の午前1時までの時間帯である。
学習部14は、このような集計結果を用いて特定の時間帯に対する設定を変更する必要があるか否かを判断する(S1705)。この判断は、特定の時間帯における一時間毎の集計値を総計し、総計値と基準値とを比較することなどによって行う。
図18の例では、午後11時から午後12時までの時間帯の集計値は4である。なお、特定の時間帯の開始時刻は午前11時30分であるが、30分は切り捨てて扱っている。また、午前0時から午前1時までの時間帯は3であり、午前2時から午前3時までの時間帯の集計値は1である。従って、これらの総計値は8となる。
基準値が5であったとすると、総計値は基準値を超える。総計値が基準値を超えた場合、学習部14は、特定の時間帯に対する設定を変更する必要があると判断する。総計値が基準値以下の場合、学習部14は、特定の時間帯に対する設定を変更する必要がないと判断する。
特定の時間帯に対する設定を変更する必要があるとの判断を行うと、学習部14は、例えば特定の時間帯に属する各1時間のうち、最も集計値が大きい1時間を特定の時間帯から外す操作を行って、総計値を計算し直す。そして、計算し直した総計値が基準値以下となるまで、その操作を繰り返す。
図18の例では、午後11時から午後12時までの1時間を外せば、総計値は4となり、基準値以下となる。この場合、学習部14は、午後11時30分から午前6時までとなっている特定の時間帯を、午前0時から午前6時までに変更する設定を行う(S1706)。従って、チャンネル切替制御部4は、学習部14の学習結果に従って、チャンネル切替部2bにチャンネル切替の指示を行うか否かを定めることになる。
このように学習部14を備えることによって、ユーザのチャンネルの切替方が変わっても、特定の時間帯に対する設定をその変化に適応させることができる。
なお、学習部14の学習結果によって自動的に特定の時間帯に対する設定を変更した場合も、手動で変更した場合と同様、実施の形態6のように、その変更を放送局302に通知するのが好ましい。
また、この実施の形態7において、学習部14が切替情報を記憶する対象としたのは、命令受付部3Rで受け付けられたチャンネル切替命令である。すなわち、対象チューナー情報が対象チューナーとしてチューナー部1aを表すものも、チューナー部1bを表すものも含まれる。通常、ユーザは特定の時間帯に対する設定を記憶しているため、ユーザの切替方はほぼチューナー部1aに対するチャンネル切替命令に現れる。このため、チューナー部1aに対するチャンネル切替命令のみを対象としてもよい。
また、例えば所定のユーザによるチャンネル切替命令についてのみ学習を行うようにしてもよい。この場合、リモコン識別子を利用する。命令受付部3Rからリモコン識別子の供給も受け、切替情報の一部としてリモコン識別子も記憶しておく。そして、所定のリモコン識別子についてのみ集計すればよい。これによって、所定のユーザによるチャンネルの切替方を優先的に、特定の時間帯に対する設定に反映することができる。
また、この実施の形態7では、総計値が基準値以下となるように特定の時間帯に対する設定を変更したが、単純に、総計値が0の時間帯をチャンネル切替命令のない時間帯と定め、その時間帯に特定の時間帯を設定するようにしてもよい。
(実施の形態8)
サービス提供者やユーザがチャンネル切替を行い得る時間を確保するために、課金が行われる場合には、その課金料をSTB側で自動的に計算することも可能である。
この場合、図19に示すように、STBに、集計部15、課金料計算部16を備えておく。集計部15は、例えばスケジュール格納部10に格納されているスケジュールに従い、各サービス提供者に対して、チューナー部1bのチャンネル切替を行うことができる権利の与えられた時間を1ヶ月単位で集計する。
図19の例では、午前0時から午前3時、及び午前9時から午後1時までの時間帯にサービス提供者Aの送信元識別子が割り付けられているから、1日のうちサービス提供者Aに権利の与えられた時間を集計すると、集計時間は7時間になる。
集計部15は、ハードディスクドライブ203に記憶している集計開始日から前日までの集計時間の累計に、その日の集計時間を加算する。そして、同じスケジュールが30日間継続され、1ヶ月が経過したとすると、1ヶ月の間にサービス提供者Aに権利の与えられた総計時間は、210時間になる。このようにして各サービス提供者に権利の与えられた総計時間が求められると、集計部15は、各総計時間を課金料計算部16に供給する。
課金料計算部16は、集計部15から集計結果(総計時間)が供給されると、
総計時間と課金料との対応関係を表すテーブルを利用したり、所定の計算式を利用して、総計時間に応じた各サービス提供者への課金料を計算する。
例えば所定の計算式は、課金料=(各サービス提供者に権利の与えられた総計時間が全体に占める割合)×基本金額で与えられる。基本金額が5000円であるとすると、サービス提供者Aについての総計時間は210時間であるから、この計算式に従うとき、サービス提供者Aに対する課金料は、1458円(=(210/(30×24))×5000)となる。もちろん、課金料の計算方法はこれに限られるものではない。
課金料計算部16は、各サービス提供者について課金料を計算すると、計算した課金料を通信部13に供給する。この場合、通信部13は、供給された各サービス提供者の課金料を、電気通信回線301を通じて放送局302に送信する。 これによって、スケジュールがSTB側で変更されるようなことがあっても、放送局302側で、正確な課金料を自動的にSTBから得ることができる。
なお、この実施の形態8では、各サービス提供者について課金料を計算したが、ユーザについて課金料を計算してもよい。例えば特定の時間帯以外の時間帯で、チューナー部1bを用いてユーザが有料チャンネルの放送を視聴しているときには、そのチャンネルを表すチャンネル切替命令が命令受付部3Rで受け付けられてから、他のチャンネルに切り替えられるまでの時間を取得する。集計部15は、当該チャンネルについて取得した時間を例えば1ヶ月毎に総計し、総計時間を計算する。そして、課金料計算部16は、総計時間に1時間あたりの視聴料を乗算してユーザに対する当該チャンネルの視聴料を計算する。
これによって、ユーザの視聴料を自動的に計算することもできる。
(その他)
なお、上述の各実施の形態では、サービス提供者のサービスに必要な情報をハードディスクドライブ203に記憶したが、これに限られるものではなく、テレビ受像機202に直ぐに出力し表示させるようにしてもよい。
また、上述の各実施の形態におけるチャンネル切替制御部4は、専用の回路によって実現してもよいし、プロセッサやハードディスクドライブ203などSTBの備えるハードウェアとプログラムとを用いて実現することも可能である。
また、上述の各実施の形態では、受信部1としてチューナー部を1つ又は2つ備えたSTBについて説明したが、送信元によりチャンネル切替の指示を行うか否かを定める本発明は、チューナー部を3つ以上備えた受信装置についても適用することが可能である。
また、上述の各実施の形態では、ディジタル衛星放送の受信に利用される受信装置について本発明を適用したが、これに限られるものではなく、例えばCATVなどの放送の受信に利用される受信装置など、チューナー部を有したその他の受信装置にも本発明を適用することは可能である。
本発明に係る受信装置、チャンネル切替用プログラムは、ユーザ及びサービス提供者双方の利便性を向上させることができ、ディジタル衛星放送やCATVの受信装置などに有用である。
本発明の基本的な構成を示すブロック図 実施の形態1に係るSTBの概略構成を示すブロック図 実施の形態1に係るSTBの動作を説明するためのフローチャート 実施の形態1に係るスケジュールの具体例を示す図 実施の形態1に係るSTBの通知画面を表示する動作を説明するためのフローチャート 実施の形態1に係るSTBの通知画面の表示例を示す図 実施の形態2に係るSTBの概略構成を示すブロック図 時間帯にリモコン識別子を割り付けたタイムテーブルの具体例を示す図 実施の形態2に係るSTBの動作を説明するためのフローチャート 実施の形態3に係るSTBの概略構成を示すブロック図 時間帯にサービス提供者の送信元識別子を割り付けたスケジュールの具体例を示す図 実施の形態4に係るSTBの概略構成を示すブロック図 実施の形態5に係るSTBの概略構成を示すブロック図 実施の形態5に係るSTBの動作を説明するためのフローチャート 実施の形態6に係るSTBの動作を説明するためのフローチャート 実施の形態7に係るSTBの概略構成を示すブロック図 実施の形態7に係るSTBの動作を説明するためのフローチャート チャンネル切替命令の発信数を集計した集計結果の具体例を示す図 実施の形態8に係るSTBの概略構成を示すブロック図 従来のSTBの概略構成例を示すブロック図
符号の説明
1 受信部
1a、1b チューナー部
2、2a、2b チャンネル切替部
3、3B、3R 命令受付部
4 チャンネル切替制御部
5 信号処理部
6 リモコン
7 データ入出力部
8 指定情報抽出部
9 識別子格納手段
10 スケジュール格納部
11 入力受付部
12 特定部
13 通信部
14 学習部
15 集計部
16 課金料計算部
41 送信元判断手段
42 切替可否決定手段
43 判断手段
44 切替指示決定手段
201 受信アンテナ
202 テレビ受像機
203 ハードディスクドライブ
301 電気通信回線
302 放送局

Claims (19)

  1. チャンネルを切り替えるチャンネル切替部と、
    前記チャンネル切替部で切り替えられたチャンネルのデータを受信する受信部と、
    チャンネルを切り替える命令であるチャンネル切替命令を受け付ける命令受付部と、
    前記命令受付部でチャンネル切替命令を受け付けた場合に、前記チャンネル切替部にチャンネル切替の指示を行うチャンネル切替制御部とを具備する受信装置において、
    前記チャンネル切替制御部は、前記命令受付部で受け付けるチャンネル切替命令の送信元により、前記チャンネル切替部にチャンネル切替の指示を行うか否かを定めることを特徴とする受信装置。
  2. 前記命令受付部は、チャンネル切替命令の送信元を識別する送信元識別子とチャンネル切替命令を受け付け、
    前記チャンネル切替制御部は、前記命令受付部で受け付けた送信元識別子と予め格納された送信元識別子とが一定の関係を有するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が一定の関係を有するとの判断をした場合に、前記チャンネル切替部にチャンネル切替の指示を行うことを定める切替指示決定手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 前記一定の関係は一致であることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  4. 前記チャンネル切替制御部は、前記命令受付部で受け付けたチャンネル切替命令がユーザからの命令かサービス提供者からの命令かを判断する送信元判断手段と、前記送信元判断手段の判断結果に従って、前記チャンネル切替部にチャンネル切替の指示を行うか否かを定める切替可否決定手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  5. 前記送信元識別子は、リモコンを識別するリモコン識別子であることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  6. 前記チャンネル切替制御部がチャンネル切替の指示を行うことを定める場合のチャンネル切替命令の送信元を手動により変更することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  7. 送信元識別子の入力を受け付ける入力受付部を具備し、
    前記チャンネル切替制御部は、前記命令受付部で受け付けるチャンネル切替命令の送信元識別子を前記入力受付部で受け付けた送信元識別子と比較して、前記チャンネル切替部にチャンネル切替の指示を行うか否かを定めることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  8. 前記チャンネル切替制御部がチャンネル切替の指示を行うことを定める場合のチャンネル切替命令の送信元を指定するためのスケジュールを格納しているスケジュール格納部を具備し、
    前記チャンネル切替制御部は、前記スケジュール格納部に格納されたスケジュールに従って、前記チャンネル切替部にチャンネル切替の指示を行うか否かを定めることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  9. 前記スケジュールは、前記チャンネル切替制御部がチャンネル切替の指示を行うことを定める場合のチャンネル切替命令の送信元を時間帯に割り付けたものである請求項8記載の受信装置。
  10. 前記命令受付部で受け付けるチャンネル切替命令の履歴について学習する学習部を具備し、
    前記チャンネル切替制御部は、前記学習部の学習結果に従って、前記チャンネル切替部にチャンネル切替の指示を行うか否かを定めることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  11. 前記学習部は、学習によってチャンネル切替命令のない時間帯を定めることを特徴とする請求項10記載の受信装置。
  12. チャンネル切替命令の送信元を指定する指定情報を前記受信部により受信されたチャンネルのデータから抽出する指定情報抽出部を具備し、
    前記チャンネル切替制御部は、前記指定情報抽出部により抽出された指定情報に従って、前記チャンネル切替部にチャンネル切替の指示を行うか否かを定めることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  13. 前記指定情報は、チャンネル切替命令の送信元を時間帯に割り付けたスケジュールであることを特徴とする請求項12記載の受信装置。
  14. 前記命令受付部は、前記受信部により受信されたデータからチャンネル切替命令を受け付けることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  15. 前記チャンネル切替制御部は、チャンネル切替の指示を行うことを定める場合のチャンネル切替命令の送信元がサービス提供者であっても、前記受信部がチャンネルのデータを受信していなければ、前記命令受付部で送信元がユーザのチャンネル切替命令を受け付けると、前記チャンネル切替部にチャンネル切替の指示を行うことを定めることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  16. 前記チャンネル切替制御部がチャンネル切替の指示を行うことを定める場合のチャンネル切替命令の送信元がサービス提供者である日時を特定する特定部と、前記特定部の特定結果を放送局に送信する通信部とを具備することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  17. 送信元について前記チャンネル切替制御部がチャンネル切替の指示を行うことを定める場合のチャンネル切替命令の送信元であった時間を集計する集計部と、前記集計部の集計結果に従って送信元への課金料を計算する課金料計算部とを具備することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  18. 前記チャンネル切替制御部がチャンネル切替の指示を行うことを定める場合のチャンネル切替命令の送信元が切り替わる前に予め通知を行うことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  19. コンピュータを、
    チャンネルを切り替えるチャンネル切替部と、
    前記チャンネル切替部で切り替えられたチャンネルのデータを受信する受信部と、
    チャンネルを切り替える命令であるチャンネル切替命令を受け付ける命令受付部と
    前記命令受付部でチャンネル切替命令を受け付けた場合に、チャンネル切替命令の送信元により、前記チャンネル切替部にチャンネル切替の指示を行うか否かを定め、チャンネル切替の指示を行うことを定めたときに、前記チャンネル切替部にチャンネル切替の指示を行うチャンネル切替制御部
    として機能させるためのチャンネル切替用プログラム。
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