JPH08163062A - ケーブルテレビシステム - Google Patents

ケーブルテレビシステム

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JPH08163062A
JPH08163062A JP6301824A JP30182494A JPH08163062A JP H08163062 A JPH08163062 A JP H08163062A JP 6301824 A JP6301824 A JP 6301824A JP 30182494 A JP30182494 A JP 30182494A JP H08163062 A JPH08163062 A JP H08163062A
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JP
Japan
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voice message
broadcast
cable television
voice
control device
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Withdrawn
Application number
JP6301824A
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English (en)
Inventor
Eiji Miyasoi
英治 宮副
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルテレビシステムに関し、緊急な場合
に、外部の電話器よりいつでも簡単に音声メッセージの
告知放送を行うことを目的とする。 【構成】 映像をケーブルテレビケーブル網36を介し
て端末装置37に出力するヘッドエンド装置27を有
し、電話回線網20に接続された外部の電話器19より
音声メッセージを告知放送する告知放送手段11を設け
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線網に接続され
た外部の電話器より音声メッセージの告知放送を行うこ
とができるケーブルテレビシステムに関する。近年のケ
ーブルテレビの普及率の増加にともない、告知放送など
の半公共的なサービスの本格的な運用が望まれている。
例えば、緊急な場合に、消防署、警察などの官公庁の外
部機関から容易に告知放送を行うことができるようにす
ることが望まれている。
【0002】
【従来の技術】従来のケーブルテレビシステム(CAT
Vシステム)としては、例えば図8に示すようなものが
ある。図8において、1は端末制御装置であり、端末制
御装置1はヘッドエンド装置2およびケーブルテレビケ
ーブル網3を介して各家庭に設けられた端末装置4を制
御する。端末制御装置1は、端末制御信号をヘッドエン
ド装置2およびケーブルテレビケーブル網3を介して端
末装置4に出力し、電源オン・オフ、チャンネル変更な
どの命令を送り、端末装置4より情報、例えば受信時間
などを受信する。5はガイドチャンネル部であり、ガイ
ドチャンネル部5はヘッドエンド装置2に対して、音声
および映像を出力する。
【0003】ヘッドエンド装置2は、音声出力と映像出
力を変調し、変調した出力と端末制御信号を混合してケ
ーブルテレビケーブル網3から各家庭の端末装置4に出
力する。端末装置4はいわゆるホームターミナル装置で
あり、ケーブルテレビ用の周波数帯受信機能、スクラン
ブル解除機能などを有する。したがって、端末装置4に
おいては、端末制御装置1からの端末制御信号に基づい
て、ガイドチャンネル部5からの音声出力および映像出
力を受信することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のケーブルテレビシステムにあっては、消防
署、警察などの外部機関から緊急な音声メッセージを告
知放送する場合には、専用のチャンネルを1つ設定し、
そのチャンネルに流す番組を専用の設備を用いて制作す
る必要があり、緊急の場合に対応することができなかっ
た。また、専用の設備をもっていても番組の編集に時間
がかかり、緊急な告知放送を行うことができなかった。
【0005】また、ケーブルテレビ局から離れた場所か
らケーブルテレビの加入者に対して告知を行う必要が生
じた場合、ケーブルテレビ局が無人だとアナウンスや端
末制御を行うことができないため、告知放送を行うこと
ができなかった。すなわち、ケーブルテレビ局の営業時
間外(休日、夜間など)には告知放送を行うことができ
なかった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、緊急な場合に、外部の電話器
よりいつでも簡単に音声メッセージの告知放送を行うこ
とができるケーブルテレビシステムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は、端末制御信号を出力する端末制御
装置39と、音声出力および映像出力を行うガイドチャ
ンネル部28と、音声出力と映像出力を変調し変調した
出力と前記端末制御信号を混合してケーブルテレビケー
ブル網36を介して端末装置37に出力するヘッドエン
ド装置27を有するケーブルテレビシステムにおいて、
電話回線網20に接続された外部の電話器19より緊急
の場合などに音声メッセージを告知放送する告知放送手
段11を設けている。
【0008】また、本発明で用いる前記告知放送手段1
1は、前記電話回線網20を制御する回線制御装置と、
前記音声メッセージをそのまま出力するかまたは文字形
式データに変換した後に合成音に変換して出力し、一
方、予め文字形式データとして登録された音声メッセー
ジまたは予め文字形式データとして登録された応答メッ
セージを合成音に変換して出力する音声認識・合成装置
と、呼出番号および暗証番号を識別するとともに音声メ
ッセージおよび応答メッセージを登録し、電気信号に変
換された音声メッセージを記憶し、さらに端末制御信号
と切換信号を出力する制御装置を有する。
【0009】また、本発明で用いる前記告知放送手段1
1は、前記端末制御装置からの端末制御信号と前記制御
装置からの端末制御信号を分岐して前記ヘッドエンド装
置27に出力する直流分岐装置を有する。また、本発明
は、前記制御装置からの切換信号を受信すると、前記ガ
イドチャンネル部の音声出力から前記音声認識・合成装
置の音声出力に切り換える切換装置を有する。
【0010】また、本発明で用いる前記告知放送手段1
1は、告知放送される音声メッセージを印刷出力する印
刷装置を有する。また、本発明で用いる前記告知放送手
段11は、予め登録された音声メッセージを変更する操
作装置を有する。また、本発明で用いる前記制御装置
は、呼出番号および暗証番号を予め記憶しておく第1の
記憶手段、告知者に対する応答メッセージを予め登録し
ておく第2の記憶手段、使用頻度の高い音声メッセージ
を予め登録しておく第3の記憶手段、電気信号に変換さ
れた音声メッセージを記憶しておく第4の記憶手段、お
よび各部の制御を行うCPUを有する。
【0011】
【作用】このような構成を備えた本発明のケーブルテレ
ビシステムによれば、電話回線網20に接続された外部
の電話器19より緊急の場合などに音声メッセージを告
知放送する告知放送手段11を設けて、告知放送を行う
ようにしたため、専用の設備を用いて番組の編集を行う
必要がないので、緊急の場合に容易に告知放送を行うこ
とができ、また、ケーブルテレビ局に人がいない営業時
間外でも告知放送を行うことができる。
【0012】また、告知放送手段11は、電話回線網2
0を制御する回線制御装置と、音声メッセージをそのま
ま出力するかまたは文字形式データに変換した後に合成
音に変換して出力し、一方、予め登録された音声メッセ
ージまたは予め登録された応答メッセージを合成音に変
換して出力する音声認識・合成装置と、呼出番号および
暗証番号を識別するとともに音声メッセージおよび応答
メッセージを登録し、電気信号に変換された音声メッセ
ージを記憶し、さらに端末制御信号と切換信号を出力す
る制御装置を有するようにしたため、音声メッセージを
そのまま放送することができ、また、音声メッセージを
文字形式データに変換した後に合成音に変換して、標準
的な発声にしてから放送することができ、さらに、予め
登録された音声メッセージを合成音に変換して放送する
ことができる。
【0013】また、告知放送手段11は、端末制御装置
39からの端末制御信号と制御装置からの端末制御信号
を分岐してヘッドエンド装置27に出力する直流分岐装
置を有するようにしたため、端末装置37に対して告知
放送があることを予告することができる。また、制御装
置からの切換信号を受信すると、ガイドチャンネル部の
音声出力から音声認識・合成装置の音声出力に切り換え
る切換装置を有するようにしたため、ガイドチャンネル
部28の音声出力から音声認識・合成装置の音声出力に
スムーズに切り換えることができる。
【0014】また、告知放送手段11は、告知放送され
る音声メッセージを印刷出力する印刷装置を有するよう
にしたため、告知放送された音声メッセージを放送記録
として保存することができる。また、告知放送手段11
は、予め登録された音声メッセージを変更する操作装置
を有するようにしたため、登録された音声メッセージを
自由に変更することができる。
【0015】また、制御装置は、呼出番号および暗証番
号を予め記憶しておく第1の記憶手段、告知者に対する
応答メッセージを予め登録しておく第2の記憶手段、使
用頻度が高い音声メッセージを予め登録しておく第3の
記憶手段、電気信号に変換された音声メッセージを記憶
しておく第4の記憶手段、および各部の制御を行うCP
Uを有するようにしたため、告知者の判定処理を容易に
行うことができ、また、告知内容の認識処理を、音声メ
ッセージをそのまま放送する場合、合成音に変換して放
送する場合、予め登録された音声メッセージを放送する
場合に分けて容易に行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図7は本発明の一実施例を示す図である。
図2は本発明の一実施例を示す全体構成図である。図2
において、11は緊急の場合に音声メッセージを告知放
送する告知放送手段としての告知放送装置であり、告知
放送装置11は、回線制御装置12、音声認識・合成装
置13、制御装置14、直流分岐装置15、切換装置1
6、操作装置17および印刷装置18を有する。
【0017】19は外部の電話器であり、電話器19は
電話回線網20を介して告知放送装置11に接続されて
いる。電話器19は、例えば消防署、警察などの外部機
関内などに設けられ、この電話器19を用いて告知者は
緊急の場合に告知放送を行う。電話器19よりDTMF
トーン信号(テンキー入力)で告知放送装置11の呼出
番号、告知者の暗証番号を入力し、応答メッセージに基
づいて音声メッセージを入力し、また、告知放送の開始
時間、終了時間も入力する。また、音声メッセージをそ
のまま放送する場合には#0を押し、合成音声に変換す
る場合には*を押し、また、告知放送を開始するときは
#1を押し、告知放送を終了するときは#2を押す。さ
らに、すでに登録されている音声メッセージを放送する
ときは「1」を、すでに登録されている音声メッセージ
を消去し新たな音声メッセージを登録する場合は「2」
を、開始、終了時間を変更する場合は「3」を、音声メ
ッセージ入力をやめる場合は「4」を入力する。このよ
うに、各指示をコード化し、電話回線網20を通じて制
御装置14を制御する。
【0018】告知放送装置11の回線制御装置12は、
電話回線網20とのインタフェースを制御するもので、
制御装置14により制御される。音声認識・合成装置1
3は、回線制御装置12からの音声メッセージをそのま
ま告知放送するときは、音声メッセージを切換装置16
に出力するとともに、保存、印刷のために音声メッセー
ジを文字形式データに変換して制御装置14に出力し、
また、音声メッセージをそのまま告知放送しないで合成
音に変換してから放送する場合には文字形式データに変
換して制御装置14に出力する。また、音声認識・合成
装置13は、告知者に対する予め登録された応答メッセ
ージを合成音に変換して回線制御装置12に出力すると
ともに、予め登録された音声メッセージまたは先に文字
形式データに変換された音声メッセージを合成音に変換
して、切換装置16に出力する。
【0019】制御装置13は、図3に示すように、第1
の記憶手段としての第1のメモリ部21と、第2の記憶
手段としての第2のメモリ部22と、第3の記憶手段と
しての第3のメモリ部23と、第4の記憶手段としての
第4のメモリ部24と、入出力の制御を行う入出力イン
タフェース部25、各部の制御を行うCPU26を有す
る。
【0020】第1のメモリ部21はEEPROMよりな
り、第1のメモリ部21には告知放送装置11の呼出番
号および告知者の暗証番号およびその優先度が予め記憶
されている。CPU26は告知者より呼出番号が入力す
ると、第1のメモリ部21内に予め記憶されている呼出
番号と照合し、照合結果を応答メッセージで返信し、ま
た、告知者より暗証番号が入力すると第1のメモリ部2
1内に予め記憶されている暗証番号と照合し、照合結果
を応答メッセージで返信し、同時に暗証番号の優先度を
判定する。
【0021】第2のメモリ部22はROMよりなり、第
2のメモリ部22には告知者に応答する応答メッセージ
が予め登録されている。応答メッセージの例としては、
例えば図4に示すようなものがある。第3のメモリ部2
3はEEPROMよりなり、第3のメモリ部23には使
用頻度の高い音声メッセージが予め登録されている。登
録された音声メッセージは、消去することができ、ま
た、新たに音声メッセージを登録することができるよう
になっている。
【0022】第4のメモリ部24はRAMよりなり、第
4のメモリ部24にはそのまま告知放送されるとき、保
存、印刷のため文字形式データに変換された音声メッセ
ージ、または合成音に変換されて告知放送される音声メ
ッセージであって、文字形式データに変換された音声メ
ッセージが記憶されるとともに、告知放送の開始時間お
よび告知放送の終了時間が記憶される。
【0023】入出力インタフェース部25は、各部との
入出力制御を行う。CPU26は各部の制御を行うとと
もに、告知放送を行う旨の端末制御信号を直流分岐装置
15に出力し、また、切換信号を切換装置16に出力す
る。直流分岐装置15は、端末制御装置39からの端末
制御信号と制御装置14からの端末制御信号を分岐して
ヘッドエンド装置27に出力する。切換装置16は、制
御装置14からの切換信号により、ガイドチャンネル部
28の音声出力から音声認識・合成装置13からの音声
出力に切り換える。
【0024】切換装置16は、図5に示すように、切換
信号を受信する切換制御部29と、切換制御部29によ
って作動する切換リレー30と、切換リレー30が作動
すると接点31,32を切り換える切換回路33を有し
ている。操作装置17はキーボードよりなり、操作装置
17の操作により制御装置14の第3のメモリ部23に
予め登録されている音声メッセージを消去して新たに登
録することができる。
【0025】印刷装置(プリンタ)18は、音声出力し
た音声メッセージを告知放送の記録としてプリントアウ
トする。すなわち、印刷装置18は、音声メッセージを
そのまま告知放送するとき保存のため文字形式データに
変換した音声メッセージを出力し、また、音声メッセー
ジをそのまま告知放送しないで後で合成音で告知放送す
るため文字形式データに変換した音声メッセージを出力
し、また予め登録された音声メッセージのうち告知放送
した音声メッセージを出力する。
【0026】ヘッドエンド装置27は、図6に示すよう
に、ガイドチャンネル部28からの映像出力と切換装置
16からの音声出力を変調して出力する変調器34と、
変調器34で変調した出力と直流分岐装置15からの端
末制御信号を混合して出力する混合器35を有する。ヘ
ッドエンド装置27にはケーブルテレビケーブル網36
を介して複数の端末装置37が接続されている。端末装
置37は、いわゆるホームターミナル装置であり、ケー
ブルテレビ用の周波数帯受信機能、スクランブル解除機
能など以外に告知放送受信機能を有する。端末装置37
には端末制御装置26からの告知放送を予告する端末制
御信号を受信すると、告知放送があることを示す報知部
38が設けられている。報知部38はランプやブザーよ
りなり、告知放送を点滅表示または音で報知する。
【0027】なお、端末制御装置39は、前記端末制御
信号以外に種々の命令(電源オン・オフ、チャンネルの
変更など)を端末装置37に送り、端末装置37から情
報(受信時間など)を受信する。次に、動作を説明す
る。図7は動作を説明するフローチャートである。
【0028】図7のステップS1の告知者判定処理から
順に説明する。消防署や警察などの外部機関から緊急放
送したい場合には、告知者は、まず、外部の電話器19
からテンキーで告知放送装置の呼出番号を入力する。呼
出番号は、電話回線網20、回線制御装置12、音声認
識・合成装置13を経て制御装置14で受信される。制
御装置14のCPU26は、第1のメモリ部21に予め
記憶しておいた呼出番号と照合し、一致したときは、第
2のメモリ部22に予め登録してある応答メッセージ
で、例えば「告知放送の暗証番号を入力して下さい。」
を読み出して音声認識・合成装置13に出力する。音声
認識・合成装置13は、登録されていた音声メッセージ
を合成音に変換して、回線制御装置12、電話回線網2
0を経て電話器19に返信する。
【0029】この応答メッセージを受信した告知者は、
電話器19からテンキーにより暗証番号を入力する。暗
証番号は、電話回線網20、回線制御装置12、音声認
識・合成装置13を経て制御装置14で受信される。制
御装置14のCPU26は第1のメモリ部21に予め記
憶されている暗証番号を照合し、不一致の場合には、第
2のメモリ部22に予め登録してある応答メッセージ、
例えば「暗証番号が違います。もう一度暗証番号を入力
して下さい。」を読み出して、返信する。また、暗証番
号が一致した場合には、CPU26は第2のメモリ部2
2に予め登録してある応答メッセージ、例えば「暗証番
号の入力を終ります。」「暗証番号を受け付けまし
た。」を読み出して返信し、同時に第1のメモリ部21
に予め記憶されている該当暗証番号の優先度をCPU2
6で判定する。これらの応答メッセージは、音声認識・
合成装置13で合成音に変換されて、回線制御装置1
2、電話回線網20を経て電話器19に返信され、告知
者に通知される。こうして、告知者判定の処理が終了す
る。
【0030】次に、ステップS2の告知内容認識処理に
入る。制御装置14のCPU26は、第2のメモリ部2
2より所定の応答メッセージ、例えば「告知放送の入力
を開始します。入力の方法は指示にしたがって下さ
い。」「発信音の後にメッセージを入力して下さい。」
「メッセージをそのまま放送するときは#0、合成音声
に変換する場合は*を押して下さい。」を順次読み出し
て告知者に知らせる。
【0031】これらの応答メッセージは、音声認識・合
成装置13で合成音に変換されて、告知者に通知され
る。告知者は、合成音に変換する場合には、「*」を押
して、音声メッセージを入力する。音声メッセージは、
回線制御装置12を経て音声認識・合成装置13で電気
信号に変換されて、制御装置11の第4のメモリ部24
内に記憶される。また、告知者は、メッセージをそのま
ま放送する場合には、#0を押す。この場合には、音声
メッセージの入力は、告知開始のとき行う。
【0032】次に、制御装置14のCPU26は、第2
のメモリ部22から応答メッセージ、例えば「告知放送
の開始時間を入力して下さい。」「告知放送の終了時間
を入力して下さい。」を読み出して告知者に返信する。
告知者は、この応答メッセージにより、開始時間および
終了時間を電話器19のテンキーより入力する。開始時
間および終了時間は、電話回線網20、回線制御装置1
2、音声認識・合成装置13を経て制御装置14の第4
のメモリ部24に格納される。
【0033】次に、制御装置24のCPU26は第4の
メモリ部24に格納された開始時間が同一の告知予約が
行われていないかを検索する。検索の結果、同一の開始
時間の告知メッセージが既に存在する場合には、その告
知者の暗証番号により優先度を比較する。現在登録中の
告知者の方が優先度が低い場合には、既に存在する告知
予約の開始・終了時間をアナウンスし、告知放送入力の
初期モードに戻る。現在登録中の告知者の方が優先度が
高い場合には、第2のメモリ部22から応答メッセージ
で、例えば「使用頻度が高い告知者のメッセージが既に
登録されています。すでに登録されているメッセージを
聞く場合には「1」を、すでに登録されているメッセー
ジを消去し、新たにメッセージを登録する場合には
「2」を、開始・終了放送時間を変更する場合には
「3」を、音声メッセージ入力をやめる場合には「4」
を入力して下さい。」を読み出して、告知者に知らせ
る。
【0034】これらの応答メッセージは、音声認識・合
成装置13で合成音に変換されて、告知者に通知され
る。告知者はこれらの応答メッセージにより、必要な入
力を電話器19のテンキーから行う。こうして、告知内
容認識処理が終了する。次に、ステップS3の告知開始
処理に入る。
【0035】制御装置14のCPU26は第4のメモリ
部24に格納された放送開始時間になると、制御装置1
4は、端末制御信号を直流分岐装置15に出力する。直
流分岐装置15で分岐して出力された端末制御信号は、
ヘッドエンド装置27、ケーブルテレビケーブル網36
を経て端末装置37に入り、端末装置37の報知部38
はランプ点滅やブザー音により受信者に対して告知放送
があることを報知する。
【0036】また、告知放送開始と同時に、制御装置1
4は切換信号を切換装置16に送る。切換装置16の切
換制御部29は切換信号を受信すると、切換リレー30
を作動し、切換回路33が接点31を接点32に切り換
える。これにより、ガイドチャンネル部28の音声出力
は、音声認識・合成装置13の音声出力に切り換えられ
る。こうして、タイマ・モードの告知放送が開始され
る。
【0037】次に、リアル・モードの告知放送の場合に
ついてのべる。制御装置14のCPU26は告知者がリ
アル・モードの告知放送を選択した場合には、音声メッ
セージの入力後、第2のメモリ部22に予め記憶されて
いる応答メッセージ、例えば「告知放送を開始します。
#1を押して下さい。」を読み出して、告知者に通知す
る。音声メッセージは、電話器19よりCPU26の読
み出す第2のメモリ部22に予め記憶されている応答メ
ッセージに従い入力される。
【0038】この応答メッセージは、音声認識・合成装
置13で合成音に変換されて、告知者に通知される。告
知者は、告知放送を開始したいタイミングに合わせて#
1を押下する。音声メッセージは、電話回線網20、回
線制御装置12を経て音声認識・合成装置13からその
まま切換装置16に出力されるとともに、保有、印刷の
ため、文字形式データに変換されて制御装置14の第4
のメモリ部24に格納される。切換装置16に出力され
た音声メッセージは、ヘッドエンド部27、ケーブルテ
レビケーブル網36を経て端末装置37で受信される。
【0039】また、合成音に変換して放送する場合に
は、すでに第4のメモリ部24に格納されている音声メ
ッセージを制御装置14のCPU26は読み出して、音
声認識・合成装置13に出力し、音声認識・合成装置1
3は、電気信号を合成音に変換して切換装置16に出力
する。また、すでに登録されている音声メッセージを放
送する場合には、告知者が電話回線網20よりDTMF
信号により指示してきたコードに従い、制御装置14の
CPU26は第3のメモリ部23に登録されている音声
メッセージから該当するものを読み出して、音声認識・
合成装置13に出力し、音声認識・合成装置13は電気
信号を合成音に変換して、切換装置16に出力する。こ
うして、告知開始処理が終了する。
【0040】次に、ステップS4の告知終了処理に入
る。タイマ・モードの告知放送時には、制御装置14の
CPU26は、第4のメモリ部24に格納された告知放
送終了時間になると、告知放送を終了させ、同時に制御
装置14は切換信号を切換装置16に送る。切換装置1
6の切換制御部29は切換信号を受信すると、切換リレ
ー30を作動し、切換回路33が接点32を接点31に
切り換える。これにより、音声・合成装置13の音声出
力はガイドチャンネル部28の音声出力に切り換えられ
る。
【0041】リアル・モードの告知放送時には、告知者
が再度電話回線網20を通してアクセスを行い、DTM
F信号により「告知終了」を指示する。制御装置14の
CPU26は、第2のメモリ部22に予め記憶されてい
る応答メッセージ、例えば「告知放送を終了します。#
2を押して下さい。」を読み出して告知者に通知する。
告知者は、この応答メッセージにより、#2を押して、
告知放送を終了させる。こうして、告知終了処理が終了
する。
【0042】次に、ステップS5の告知結果出力処理に
入る。告知放送が終了すると、放送記録として残すため
に印刷装置18で告知放送の内容を印刷して出力する。
すなわち、印刷装置18は、メッセージをそのまま放送
したときは、文字形式データに変換して第4のメモリ部
24に格納した音声メッセージを出力し、また、合成音
で変換して放送した場合には、文字形式データに変換し
て、第4のメモリ部24に格納した音声メッセージを出
力し、また、登録された音声メッセージを放送した場合
には、第3のメモリ部23に登録された音声メッセージ
を出力する。
【0043】このように、本実施例においては、外部の
電話器19を用いた告知放送装置11を設けて、音声メ
ッセージの告知放送を行うようにしたため、従来のよう
に、専用の設備を用いて番組を編集する必要がないの
で、緊急な場合に、容易に告知放送を行うことができ、
また、ケーブルテレビ局に人がいない営業時間外でも簡
単に告知放送を行うことができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、電話回線網に接続された外部の電話器により音声メ
ッセージを告知放送する告知放送手段を設けて、消防
署、警察などの外部機関から告知放送をするようにした
ため、従来のように専用の設備を用いて番組の編集を行
う必要がないので、緊急の場合に容易に告知放送を行う
ことができ、また、ケーブルテレビ局に人がいない営業
時間外でも告知放送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例を示す全体構成図
【図3】制御装置の内部構成図
【図4】応答メッセージの説明図
【図5】切換装置の内部構成図
【図6】ヘッドエンド装置の内部構成図
【図7】動作を説明するフローチャート
【図8】従来例を示す図
【符号の説明】
11:告知放送装置(告知放送手段) 12:回線制御装置 13:音声認識・合成装置 14:制御装置 15:直流分岐装置 16:切換装置 17:操作装置 18:印刷装置 19:電話器 20:電話回線網 21:第1のメモリ部(第1の記憶手段) 22:第2のメモリ部(第2の記憶手段) 23:第3のメモリ部(第3の記憶手段) 24:第4のメモリ部(第4の記憶手段) 25:入出力インタフェース部 26:CPU 27:ヘッドエンド装置 28:ガイドチャンネル部 29:切換制御部 30:切換リレー 31,32:接点 33:切換回路 34:変調器 35:混合器 36:ケーブルテレビケーブル網 37:端末装置 38:報知部 39:端末制御装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像をケーブルテレビケーブル網を介して
    端末装置に出力するヘッドエンド装置を有するケーブル
    テレビシステムにおいて、 電話回線網に接続された外部の電話器より音声メッセー
    ジを告知放送する告知放送手段を設けたことを特徴とす
    るケーブルテレビシステム。
  2. 【請求項2】前記告知放送手段は、前記電話回線網を制
    御する回線制御装置と、外部の電話器より入力された暗
    証番号を識別するとともに指定された音声メッセージを
    出力する制御装置を有することを特徴とする請求項1記
    載のケーブルテレビシステム。
  3. 【請求項3】前記告知放送手段は、前記端末装置を制御
    する端末制御信号を分岐して前記ヘッドエンド装置に出
    力する直流分岐装置を有することを特徴とする請求項1
    記載のケーブルテレビシステム。
  4. 【請求項4】前記告知放送手段は、音声出力の切換を行
    う切換装置を有することを特徴とする請求項1のケーブ
    ルテレビシステム。
  5. 【請求項5】前記告知放送手段は、告知放送される音声
    メッセージを印刷出力する印刷装置を有することを特徴
    とする請求項1記載のケーブルテレビシステム。
  6. 【請求項6】前記告知放送手段は、予め登録された音声
    メッセージを変更する操作装置を有することを特徴とす
    る請求項1記載のケーブルテレビシステム。
  7. 【請求項7】前記制御装置は、呼出番号および暗証番号
    を予め記憶しておく第1の記憶手段、告知者に対する応
    答メッセージを予め登録しておく第2の記憶手段、使用
    頻度が高い音声メッセージを予め登録しておく第3の記
    憶手段、文字形式データに変換された音声メッセージを
    記憶しておく第4の記憶手段、および各部の制御を行う
    CPUを有することを特徴とする請求項2記載のケーブ
    ルテレビシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008079331A (ja) * 2007-10-16 2008-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 受信装置、チャンネル切替用プログラム
KR100877724B1 (ko) * 2002-10-18 2009-01-12 신효균 휴대용 방송시스템

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