JP2008079027A - 高周波遅延線 - Google Patents

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逸朗 勝俣
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Abstract

【課題】通過帯域の広帯域化、低損失を実現し、しかも、高遅延特性を実現させる。
【解決手段】第1高周波遅延線10Aは、ハイブリッドカプラ12と、ハイブリッドカプラ12の第1出力端子14aに接続された第1リアクタンス部16と、第2出力端子14bに接続された第2リアクタンス部18とを有する。第1リアクタンス部16は、第1出力端子14aに接続された第11リアクタンス回路28及び第12リアクタンス回路30を有し、第2リアクタンス部18は、第2出力端子14bに接続された第21リアクタンス回路32及び第22リアクタンス回路34を有する。第11リアクタンス回路28と第21リアクタンス回路32の回路定数をそれぞれ同一とし、第12リアクタンス回路30と第22リアクタンス回路34の回路定数をそれぞれ同一にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、通過帯域の広帯域化、低損失を実現し、しかも、高遅延特性を実現させることができる高周波遅延線に関する。
近時、例えば移動体通信システム等の基地局無線装置に使用される基地局の低歪化のための歪補償型増幅器においては、歪検出や歪抑圧を目的として高周波遅延線が用いられている。
高周波遅延線は、入力端子及び出力端子と複数の共振器を有するバンドパスフィルタを具備する。そして、入力端子と初段の共振器が容量で結合され、出力端子と最終段の共振器が容量で結合され、さらに、各共振器がそれぞれ容量で結合されている(例えば特許文献1参照)。
他の従来例としては、入力端子、第1出力端子、第2出力端子及びアイソレーション端子を備えたハイブリッドカプラと、該ハイブリッドカプラの第1出力端子に接続された第1リアクタンス部と、ハイブリッドカプラの第2出力端子に接続された第2リアクタンス部とを有する高周波遅延線が提案されている(例えば特許文献2参照)。この高周波遅延線によれば、入力インピーダンスと出力インピーダンスとの変動を抑制することができると共に、絶対遅延時間及び可変遅延時間を所望の値に設定でき、通過帯域の広帯域化を図ることができる。
また、従来では、ハイブリッドカプラを含む回路を多段に接続することによって、遅延量の増加及び通過帯域の広帯域化を図った高周波遅延線が提案されている(例えば特許文献3参照)。
また、従来では、ハイブリッドカプラの第1出力端子に終端抵抗を接続し、第2出力端子に2つのLC共振回路を接続した高周波遅延線が提案されている(例えば特許文献4参照)。
特開2001−257505号公報 特開2004−153815号公報 特開2003−264404号公報 特開昭53−107259号公報
しかしながら、特許文献1に記載された高周波遅延線は、通過帯域の広帯域化が困難であり、また、通過帯域の境界部分で遅延量が急激に増加することから、通過帯域内の群遅延時間の平坦性及び群遅延時間偏差を小さくするためには、共振器の段数を増加させるしかない。これは、サイズの大型化につながる。
特許文献2に記載された高周波遅延線は、高遅延量を持つ特性を出したいという要請に対応することができない。
特許文献3に記載された高周波遅延線は、ハイブリッドカプラを多段に接続するだけであるため、多段化した分だけ実装面積や設置スペースが大きくなるという問題がある。また、高遅延量化にも限界がある。
特許文献4に記載された高周波遅延線は、第1出力端子にて−3dBの減衰と折り返しの際の−3dBの減衰が伴うため、アイソレーション端子から出力される信号は、全体として−6dBの減衰となり、所望の電力を得られないという問題がある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、簡単な構成で、入力インピーダンスと出力インピーダンスとの変動を抑制することができると共に、通過帯域の広帯域化、低損失を実現し、しかも、高遅延特性を実現することができる高周波遅延線を提供することを目的とする。
本発明に係る高周波遅延線は、入力端子、第1出力端子、第2出力端子及びアイソレーション端子を備えたハイブリッドカプラと、前記第1出力端子に接続された第1リアクタンス部と、前記第2出力端子に接続された第2リアクタンス部とを有する遅延線において、前記第1リアクタンス部は、前記第1出力端子に接続されたm個の第1リアクタンス回路を有し、前記第2リアクタンス部は、前記第2出力端子に接続されたm個の第2リアクタンス回路を有し、前記第1リアクタンス回路は、第1誘電体共振器と、一方の電極が前記第1誘電体共振器に接続され、他方の電極が前記第1出力端子に接続された第1コンデンサとを有し、
前記第2リアクタンス回路は、第2誘電体共振器と、一方の電極が前記第2誘電体共振器に接続され、他方の電極が前記第2出力端子に接続された第2コンデンサとを有し、前記m個の第1リアクタンス回路の回路定数の組み合わせと、前記m個の第2リアクタンス回路の回路定数の組み合わせがそれぞれ同じであることを特徴とする。
これにより、簡単な構成で、入力インピーダンスと出力インピーダンスとの変動を抑制することができると共に、通過帯域の広帯域化、低損失を実現し、しかも、高遅延特性を実現することができる。
ここで、通過帯域は、周波数−減衰特性において、所定の減衰量偏差(例えば0.5dB)内に収まる帯域を示す。通過帯域内における遅延量の平坦性とは、周波数−遅延特性において、通過帯域中、所定の遅延時間偏差(例えば0.2ns)内に収まる帯域を示す。
そして、本発明において、前記第1リアクタンス部は、前記第1出力端子に接続された2つの第1リアクタンス回路を有し、前記第2リアクタンス部は、前記第2出力端子に接続された2つの第2リアクタンス回路を有し、1つ目の前記第1リアクタンス回路と1つ目の前記第2リアクタンス回路の回路定数をそれぞれ同一とし、2つ目の前記第1リアクタンス回路と2つ目の前記第2リアクタンス回路の回路定数をそれぞれ同一にしてもよい。
また、本発明において、前記第1リアクタンス部は、前記第1出力端子に接続された3つの第1リアクタンス回路を有し、前記第2リアクタンス部は、前記第2出力端子に接続された3つの第2リアクタンス回路を有し、1つ目の前記第1リアクタンス回路と1つ目の前記第2リアクタンス回路の回路定数をそれぞれ同一とし、2つ目の前記第1リアクタンス回路と2つ目の前記第2リアクタンス回路の回路定数をそれぞれ同一とし、3つ目の前記第1リアクタンス回路と3つ目の前記第2リアクタンス回路の回路定数をそれぞれ同一にしてもよい。
また、上述した本発明に係る高周波遅延線が多段に縦続接続するようにしてもよい。
この場合、前段の前記高周波遅延線における前記m個の第1リアクタンス回路の回路定数の組み合わせと、前記m個の第2リアクタンス回路の回路定数の組み合わせと、後段の前記高周波遅延線における前記m個の第1リアクタンス回路の回路定数の組み合わせと、前記m個の第2リアクタンス回路の回路定数の組み合わせをそれぞれ同じにしてもよい。これにより、遅延量を大きくとることができる。
あるいは、前段の前記高周波遅延線における前記m個の第1リアクタンス回路の回路定数の組み合わせと、前記m個の第2リアクタンス回路の回路定数の組み合わせをそれぞれ同じにし、後段の前記高周波遅延線における前記m個の第1リアクタンス回路の回路定数の組み合わせと、前記m個の第2リアクタンス回路の回路定数の組み合わせをそれぞれ同じにしてもよい。これにより、通過帯域のさらなる広帯域化を図ることができる。
以上説明したように、本発明に係る高周波遅延線によれば、簡単な構成で、入力インピーダンスと出力インピーダンスとの変動を抑制することができると共に、通過帯域の広帯域化、低損失を実現し、しかも、高遅延特性を実現することができる。
以下、本発明に係る高周波遅延線の実施の形態例を図1〜図24を参照しながら説明する。
先ず、第1の実施の形態に係る高周波遅延線(以下、第1高周波遅延線10Aと記す)は、図1に示すように、ハイブリッドカプラ12と、ハイブリッドカプラ12の第1出力端子14aに接続された第1リアクタンス部16と、ハイブリッドカプラ12の第2出力端子14bに接続された第2リアクタンス部18とを有する。
ハイブリッドカプラ12は、上述した第1出力端子14a及び第2出力端子14bのほかに、入力信号が供給される入力端子20と、第1出力端子14a及び第2出力端子14bから出力された第1出力信号及び第2出力信号に基づく反射信号が、第1高周波遅延線10Aの出力信号(第3出力信号)として出力されるアイソレーション端子22とを備えている。そして、ハイブリッドカプラ12の入力端子20に第1高周波遅延線10Aの入力端子24が接続され、ハイブリッドカプラ12のアイソレーション端子22に第1高周波遅延線10Aの出力端子26が接続される。この場合、第1出力端子14aは、入力端子20に供給される入力信号に対して同相の第1出力信号が出力される0°の出力端子であり、第2出力端子14bは、入力信号に対して90°の位相差を有する第2出力信号が出力される90°の出力端子である。
アイソレーション端子22と入力端子20との間は、アイソレータとして機能する。すなわち、前記反射信号の反射波は、アイソレーション端子22から入力端子20に伝搬するが途中で減衰するので、入力端子20に出力されることはない。つまり、前記反射波は、第1高周波遅延線10Aの入力インピーダンス及び出力インピーダンスに影響を及ぼさない。従って、ハイブリッドカプラ12と第1リアクタンス部16及び第2リアクタンス部18によって、第1高周波遅延線10Aにおける入力インピーダンス及び出力インピーダンスの変動を抑制することができる。これによって、第1高周波遅延線10Aにおけるインピーダンスマッチングを容易に行うことができる。
そして、第1リアクタンス部16は、第1出力端子14aに接続された2つのリアクタンス回路(第11リアクタンス回路28及び第12リアクタンス回路30)を有し、第2リアクタンス部18は、第2出力端子14bに接続された2つのリアクタンス回路(第21リアクタンス回路32及び第22リアクタンス回路34)を有する。
第11リアクタンス回路28は、第1出力端子14aとGND(グランド)間に直列接続された第11コンデンサ36と第11誘電体共振器38とを有する。第11コンデンサ36は、一方の電極が第11誘電体共振器38に接続され、他方の電極が第1出力端子14aに接続されている。
第12リアクタンス回路30は、第1出力端子14aとGND(グランド)間に直列接続された第12コンデンサ40と第12誘電体共振器42とを有する。第12コンデンサ40は、一方の電極が第12誘電体共振器42に接続され、他方の電極が第1出力端子14aに接続されている。
第21リアクタンス回路32は、第2出力端子14bとGND(グランド)間に直列接続された第21コンデンサ44と第21誘電体共振器46とを有する。第21コンデンサ44は、一方の電極が第21誘電体共振器46に接続され、他方の電極が第2出力端子14bに接続されている。
第22リアクタンス回路34は、第2出力端子14bとGND(グランド)間に直列接続された第22コンデンサ48と第22誘電体共振器50とを有する。第22コンデンサ48は、一方の電極が第22誘電体共振器50に接続され、他方の電極が第2出力端子14bに接続されている。
また、この第1高周波遅延線10Aは、第11リアクタンス回路28と第21リアクタンス回路32の回路定数をそれぞれ同一とし、第12リアクタンス回路30と第22リアクタンス回路34の回路定数をそれぞれ同一にしている。
すなわち、第11誘電体共振器38のキャパシタンス及びインダクタンスと、第21誘電体共振器46のキャパシタンス及びインダクタンスがそれぞれほぼ同一とされ、第11コンデンサ36のキャパシタンスと第21コンデンサ44のキャパシタンスがそれぞれほぼ同一とされている。同様に、第12誘電体共振器42のキャパシタンス及びインダクタンスと、第22誘電体共振器50のキャパシタンス及びインダクタンスがそれぞれほぼ同一とされ、第12コンデンサ40のキャパシタンスと第22コンデンサ48のキャパシタンスがそれぞれほぼ同一とされている。
従って、第11リアクタンス回路28と第21リアクタンス回路32のリアクタンスがほぼ同じになる。同様に、第12リアクタンス回路30と第22リアクタンス回路34のリアクタンスもほぼ同じになる。
その結果、図2及び図3の実線Aに示す減衰特性において、第1高周波遅延線10Aは、中心周波数が2.140GHzであり、また、所定の減衰量偏差(例えば0.5dB)内に収まる帯域の低域の限界(下限周波数)が約2.060GHz、高域の限界(上限周波数)が約2.235GHzで、上述した所定の減衰量偏差内に収まる帯域、すなわち、通過帯域が約175MHzで広帯域とされている。
また、図2及び図3の実線Bに示す遅延特性において、通過帯域中、所定の遅延時間偏差(例えば0.2ns)に収まる帯域の低域の限界(下限周波数)は約2.095GHzであり、高域の限界(上限周波数)は約2.190GHzであった。従って、上述した所定の遅延時間偏差に収まる帯域、すなわち、遅延量の平坦性は約95MHzであった。遅延量の平坦性を示す前記帯域における遅延量の平均は約6.48nsであった。
通過帯域は、第11誘電体共振器38(及び第21誘電体共振器46)の共振周波数並びに第12誘電体共振器42(及び第22誘電体共振器50)の共振周波数を適宜変更することによって調整することができる。また、遅延量は、第11コンデンサ36(及び第21コンデンサ44)のキャパシタンス並びに第12コンデンサ40(及び第22コンデンサ48)のキャパシタンスを適宜変更することによって、調整することができる。なお、第11リアクタンス回路28と第12リアクタンス回路30並びに第21リアクタンス回路32と第22リアクタンス回路34の配置順は特に問わない。
このように、第1高周波遅延線10Aにおいては、簡単な構成で、入力インピーダンスと出力インピーダンスとの変動を抑制することができると共に、通過帯域の広帯域化、低損失を実現し、しかも、高遅延特性を実現することができる。
ここで、比較のために、上述した特許文献1に従った比較例1に係る高周波遅延線200A(図4参照)、上述した特許文献4に従った比較例2に係る高周波遅延線200B(図6参照)、比較例2に係る高周波遅延線を改良した比較例3〜比較例5に係る高周波遅延線200C〜200E(図9、図12、図17参照)について説明する。
まず、比較例1に係る高周波遅延線200Aは、図4に示すように、入力端子24及び出力端子26と4つの共振器(第1共振器202A〜第4共振器202D)を有するバンドパスフィルタ204を具備する。そして、入力端子24と第1共振器202Aが第1容量C1で結合され、出力端子26と第4共振器202Dが第2容量C2で結合され、さらに、第1共振器202A〜第4共振器202Dが第3容量C3、第4容量C4、第5容量C5で結合されている。
この比較例1に係る高周波遅延線200Aは、図5の実線Cに示すように、中心周波数が2.140GHzであり、また、所定の減衰量偏差(例えば0.5dB)に収まる帯域の下限周波数が約2.100GHz、上限周波数が約2.180GHzで、通過帯域が約80MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約175MHz)よりも狭帯域となっている。
また、図5の実線Dで示す遅延特性において、通過帯域中、所定の遅延時間偏差(例えば0.2ns)に収まる帯域の下限周波数が約2.135GHz、上限周波数が約2.145GHzで、遅延量の平坦性が約10MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約95MHz)よりも狭帯域となっている。
次に、比較例2に係る高周波遅延線200Bは、図6に示すように、1つのハイブリッドカプラ12と、該ハイブリッドカプラ12の第1出力端子14aとGND(グランド)間に接続された例えば50オームの終端抵抗206と、第2出力端子14bとGND間に接続されたリアクタンス部208とを有する。リアクタンス部208は、第2出力端子14bに接続された2つのリアクタンス回路(第1LC共振回路210及び第2LC共振回路212)を有する。
第1LC共振回路210は、第2出力端子14bとGND(グランド)間に直列接続された第1コンデンサ214と第1コイル216とを有し、第2LC共振回路212は、第2出力端子14bとGND(グランド)間に直列接続された第2コンデンサ218と第2コイル220とを有する。
この比較例2に係る高周波遅延線200Bは、図7及び図8の実線Eで示す減衰特性において、中心周波数が2.140GHzであり、また、所定の減衰量偏差(例えば0.5dB)に収まる帯域の下限周波数が約2.105GHz、上限周波数が約2.190GHzで、通過帯域が約85MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約175MHz)よりも狭帯域となっている。さらに、第1出力端子14aにて−3dBの減衰と折り返しの際の−3dBの減衰が伴うため、アイソレーション端子22から出力される信号は、全体として−6dBの減衰となり、所望の電力を得られないという問題がある。
また、図7及び図8の実線Fで示す遅延特性において、通過帯域中、所定の遅延時間偏差(例えば0.2ns)に収まる帯域の下限周波数が約2.110GHz、上限周波数が約2.185GHzで、遅延量の平坦性が約75MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約95MHz)よりも狭帯域となっている。
なお、遅延量の平坦性を示す前記帯域における遅延量の平均は約7.27nsであるが、上述したように、所望の電力を得られないという問題があると共に、遅延量がピークとなる周波数帯域において減衰が極端に大きくなるという問題もある。
次に、比較例3に係る高周波遅延線200Cは、図9に示すように、上述した比較例2に係る高周波遅延線200Bとほぼ同様の構成を有するが、第1コイル216に代えて第1誘電体共振器222を用い、第2コイル220に代えて第2誘電体共振器224を用いている点で異なる。
この比較例3に係る高周波遅延線200Cは、図10及び図11の実線Gで示す減衰特性において、中心周波数が2.140GHzであり、また、所定の減衰量偏差(例えば0.5dB)に収まる帯域の下限周波数が約2.135GHz、上限周波数が約2.150GHzで、通過帯域が約15MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約175MHz)よりも狭帯域となっている。さらに、比較例2に係る高周波遅延線200Bと同様に、第1出力端子14aにて−3dBの減衰と折り返しの際の−3dBの減衰が伴うため、アイソレーション端子22から出力される信号は、全体として−6dBの減衰となり、所望の電力を得られないという問題がある。
また、図10及び図11の実線Hで示す遅延特性において、通過帯域中、所定の遅延時間偏差(例えば0.2ns)に収まる帯域の下限周波数が約2.145GHz、上限周波数が約2.150GHzで、遅延量の平坦性が約5MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約95MHz)よりも非常に狭帯域となっている。
次に、比較例4に係る高周波遅延線200Dは、図12に示すように、1つのハイブリッドカプラ12と、該ハイブリッドカプラ12の第1出力端子14aとGND(グランド)間に接続された第1リアクタンス部16と、第2出力端子14bとGND間に接続された第2リアクタンス部18とを有する。第1リアクタンス部16は、第1出力端子14aに接続された2つのLC共振回路(第11LC共振回路230及び第12LC共振回路232)を有し、第2リアクタンス部18は、第2出力端子14bに接続された2つのLC共振回路(第21LC共振回路234及び第22LC共振回路236)を有する。ここで、第11LC共振回路230、第12LC共振回路232、第21LC共振回路234及び第22LC共振回路236の各リアクタンスのQ値は50である。
この比較例4に係る高周波遅延線200Dは、図13及び図14の実線Iで示す減衰特性において、中心周波数が2.140GHzであり、また、所定の減衰量偏差(例えば0.5dB)に収まる帯域の下限周波数が約2.105GHz、上限周波数が約2.175GHzで、通過帯域が約70MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約175MHz)よりも狭帯域となっている。上述した比較例2に係る高周波遅延線200Bや比較例3に係る高周波遅延線200Cと異なり、アイソレーション端子22から出力される信号が、全体として−6dB程度減衰するということがない。しかし、比較例3に係る高周波遅延線200Cと同様に、遅延量がピークとなる周波数帯域において減衰が極端に大きくなるという問題がある。
また、図13及び図14の実線Jで示す遅延特性において、通過帯域中、所定の遅延時間偏差(例えば0.2ns)に収まる帯域の下限周波数が約2.105GHz、上限周波数が約2.175GHzで、遅延量の平坦性が約70MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約95MHz)よりも狭帯域となっている。
次に、比較例5に係る高周波遅延線200Eは、図12に示すように、上述した比較例4に係る高周波遅延線200Dとほぼ同様の構成を有するが、第11LC共振回路230、第12LC共振回路232、第21LC共振回路234及び第22LC共振回路236の各リアクタンスのQ値が100である点で異なる。
この比較例5に係る高周波遅延線200Eは、図15及び図16の実線Kで示す減衰特性において、中心周波数が2.140GHzであり、また、所定の減衰量偏差(例えば0.5dB)に収まる帯域の下限周波数が約2.105GHz、上限周波数が約2.180GHzで、通過帯域が約75MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約175MHz)よりも狭帯域となっている。しかも、比較例3に係る高周波遅延線200Cと同様に、遅延量がピークとなる周波数帯域において減衰が極端に大きくなるという問題がある。
また、図15及び図16の実線Jで示す遅延特性において、通過帯域中、所定の遅延時間偏差(例えば0.2ns)に収まる帯域の下限周波数が約2.110GHz、上限周波数が約2.175GHzで、遅延量の平坦性が約65MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約95MHz)よりも狭帯域となっている。
このように、比較例1〜比較例5に係る高周波遅延線200A〜200Eは、第1高周波遅延線10Aが有する効果、すなわち、簡単な構成で、入力インピーダンスと出力インピーダンスとの変動を抑制することができると共に、通過帯域の広帯域化、低損失を実現し、しかも、高遅延特性を実現することができる、という効果を奏することができない。
次に、第2の実施の形態に係る高周波遅延線(以下、第2高周波遅延線10Bと記す)は、図17に示すように、上述した第1高周波遅延線10Aとほぼ同様の構成を有するが、以下の点で異なる。
すなわち、第1リアクタンス部16は、第1出力端子14aに接続された3つのリアクタンス回路(第11リアクタンス回路28、第12リアクタンス回路30及び第13リアクタンス回路52)を有し、第2リアクタンス部18は、第2出力端子14bに接続された3つのリアクタンス回路(第21リアクタンス回路32、第22リアクタンス回路34及び第23リアクタンス回路54)を有する。
第13リアクタンス回路52は、第1出力端子14aとGND(グランド)間に直列接続された第13コンデンサ56と第13誘電体共振器58とを有する。第13コンデンサ56は、一方の電極が第13誘電体共振器58に接続され、他方の電極が第1出力端子14aに接続されている。
第23リアクタンス回路54は、第2出力端子14bとGND(グランド)間に直列接続された第23コンデンサ60と第23誘電体共振器62とを有する。第23コンデンサ60は、一方の電極が第23誘電体共振器62に接続され、他方の電極が第2出力端子14bに接続されている。
この場合、第13リアクタンス回路52と第23リアクタンス回路54の回路定数をそれぞれ同一としている。すなわち、第13誘電体共振器58のキャパシタンス及びインダクタンスと、第23誘電体共振器62のキャパシタンス及びインダクタンスがそれぞれほぼ同一とされ、第13コンデンサ56のキャパシタンスと第23コンデンサ60のキャパシタンスがそれぞれほぼ同一とされている。
従って、第13リアクタンス回路52と第23リアクタンス回路54のリアクタンスがほぼ同じになる。
その結果、図18及び図19の実線Mで示す減衰特性において、第2高周波遅延線10Bは、中心周波数が2.140GHzであり、また、所定の減衰量偏差(例えば0.5dB)内に収まる帯域の下限周波数が約2.035GHz、上限周波数が約2.260GHzで、通過帯域が約225MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約175MHz)よりも広帯域とされている。
また、図18及び図19の実線Nで示す遅延特性において、通過帯域中、所定の遅延時間偏差(例えば0.2ns)に収まる帯域の下限周波数が約2.050GHz、上限周波数が約2.235GHzで、遅延量の平坦性が約185MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約95MHz)よりも広帯域となっている。さらに、遅延量の平坦性を示す前記帯域における遅延量の平均が約7.99nsであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約6.48ns)よりも大きくなっている。
このように、第2高周波遅延線10Bにおいても、簡単な構成で、入力インピーダンスと出力インピーダンスとの変動を抑制することができると共に、通過帯域の広帯域化、低損失を実現し、しかも、高遅延特性を実現することができる。
上述の第2高周波遅延線10Bでは、第1出力端子14aに3つのリアクタンス回路を接続し、第2出力端子14bに3つのリアクタンス回路を接続するようにしたが、その他、第1出力端子14aに4つ以上のリアクタンス回路を接続し、第2出力端子14bにそれと同数(第1出力端子14aに接続したリアクタンス回路の数と同数)のリアクタンス回路を接続するようにしてもよい。この場合も、第1出力端子14aに接続された4つ以上のリアクタンス回路の回路定数の組み合わせと、第2出力端子14bに接続されたそれと同数のリアクタンス回路の回路定数の組み合わせをそれぞれ同じにする。
次に、第3の実施の形態に係る高周波遅延線(以下、第3高周波遅延線10Cと記す)は、図20に示すように、上述した第1高周波遅延線10Aを縦続接続した構成、すなわち、前段の第1高周波遅延線10Aのアイソレーション端子22と後段の第1高周波遅延線10Aの入力端子20を接続した構成を有する。
そして、この第3高周波遅延線10Cは、前段の第1高周波遅延線10Aにおける第11リアクタンス回路28と、第21リアクタンス回路32と、後段の第1高周波遅延線10Aにおける第11リアクタンス回路28と、第21リアクタンス回路32の各回路定数がそれぞれ同一とされている。同様に、前段の第1高周波遅延線10Aにおける第12リアクタンス回路30と、第22リアクタンス回路34と、後段の第1高周波遅延線10Aにおける第12リアクタンス回路30と、第22リアクタンス回路34の各回路定数がそれぞれ同一とされている。
その結果、図21及び図22の実線Oで示す減衰特性において、第3高周波遅延線10Cは、中心周波数が2.140GHzであり、また、所定の減衰量偏差(例えば0.5dB)内に収まる帯域の下限周波数が約2.075GHz、上限周波数が約2.220GHzで、通過帯域が約145MHzであり、広帯域とされている。
また、図21及び図22の実線Pで示す遅延特性において、通過帯域中、所定の遅延時間偏差(例えば0.2ns)に収まる帯域の下限周波数が約2.090GHz、上限周波数が約2.185GHzで、遅延量の平坦性が約95MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約95MHz)とほぼ同じになっている。さらに、遅延量の平坦性を示す前記帯域における遅延量の平均が約12.88nsであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約6.48ns)のほぼ2倍の遅延量が得られている。
次に、第4の実施の形態に係る高周波遅延線(以下、第4高周波遅延線10Dと記す)は、図20に示すように、上述した第3高周波遅延線10Cと同様の構成を有するが、以下の点で異なる。
すなわち、この第4高周波遅延線10Dは、前段の第1高周波遅延線10Aにおける第11リアクタンス回路28と第21リアクタンス回路32の各回路定数がそれぞれ同一とされ、前段の第1高周波遅延線10Aにおける第12リアクタンス回路30と第22リアクタンス回路34の各回路定数がそれぞれ同一とされている。同様に、後段の第1高周波遅延線10Aにおける第11リアクタンス回路28と第21リアクタンス回路32の各回路定数がそれぞれ同一とされ、後段の第1高周波遅延線10Aにおける第12リアクタンス回路30と第22リアクタンス回路34の各回路定数がそれぞれ同一とされている。
その結果、図23及び図24の実線Qで示す減衰特性において、第4高周波遅延線10Dは、中心周波数が2.140GHzであり、また、所定の減衰量偏差(例えば0.5dB)内に収まる帯域の下限周波数が約1.920GHz、上限周波数が約2.415GHzで、通過帯域が約495MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約175MHz)のほぼ2.4倍の広帯域とされている。
また、図23及び図24の実線Rで示す遅延特性において、通過帯域中、所定の遅延時間偏差(例えば0.2ns)に収まる帯域の下限周波数が約1.945GHz、上限周波数が約2.340GHzで、遅延量の平坦性が約395MHzであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約95MHz)のほぼ4倍の広帯域となっている。なお、遅延量の平坦性を示す前記帯域における遅延量の平均が約6.40nsであり、第1高周波遅延線10Aの場合(約6.48ns)とほぼ同じ遅延量が得られている。
本発明に係る高周波遅延線は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
第1高周波遅延線を示す回路図である。 第1高周波遅延線の減衰特性及び遅延特性を示す図である。 図2に示す減衰特性及び遅延特性の拡大図である。 比較例1に係る高周波遅延線を示す回路図である。 比較例1に係る高周波遅延線の減衰特性及び遅延特性を示す図である。 比較例2に係る高周波遅延線を示す回路図である。 比較例2に係る高周波遅延線の減衰特性及び遅延特性を示す図である。 図7に示す減衰特性及び遅延特性の拡大図である。 比較例3に係る高周波遅延線を示す回路図である。 比較例3に係る高周波遅延線の減衰特性及び遅延特性を示す図である。 図10に示す減衰特性及び遅延特性の拡大図である。 比較例4に係る高周波遅延線(及び比較例5に係る高周波遅延線)を示す回路図である。 比較例4に係る高周波遅延線の減衰特性及び遅延特性を示す図である。 図13に示す減衰特性及び遅延特性の拡大図である。 比較例5に係る高周波遅延線の減衰特性及び遅延特性を示す図である。 図15に示す減衰特性及び遅延特性の拡大図である。 第2高周波遅延線を示す回路図である。 第2高周波遅延線の減衰特性及び遅延特性を示す図である。 図18に示す減衰特性及び遅延特性の拡大図である。 第3高周波遅延線(及び第4高周波遅延線)を示す回路図である。 第3高周波遅延線の減衰特性及び遅延特性を示す図である。 図21に示す減衰特性及び遅延特性の拡大図である。 第4高周波遅延線の減衰特性及び遅延特性を示す図である。 図23に示す減衰特性及び遅延特性の拡大図である。
符号の説明
10A〜10D…高周波遅延線 12…ハイブリッドカプラ
14a…第1出力端子 14b…第2出力端子
16…第1リアクタンス部 18…第2リアクタンス部
20…入力端子 22…アイソレーション端子
28…第11リアクタンス回路 30…第12リアクタンス回路
32…第21リアクタンス回路 34…第22リアクタンス回路
36…第11コンデンサ 38…第11誘電体共振器
40…第12コンデンサ 42…第12誘電体共振器
44…第21コンデンサ 46…第21誘電体共振器
48…第22コンデンサ 50…第22誘電体共振器
52…第13リアクタンス回路 54…第23リアクタンス回路
56…第13コンデンサ 58…第13誘電体共振器
60…第23コンデンサ 62…第23誘電体共振器

Claims (6)

  1. 入力端子、第1出力端子、第2出力端子及びアイソレーション端子を備えたハイブリッドカプラと、
    前記第1出力端子に接続された第1リアクタンス部と、
    前記第2出力端子に接続された第2リアクタンス部とを有する高周波遅延線において、
    前記第1リアクタンス部は、前記第1出力端子に接続されたm個の第1リアクタンス回路を有し、
    前記第2リアクタンス部は、前記第2出力端子に接続されたm個の第2リアクタンス回路を有し、
    前記第1リアクタンス回路は、第1誘電体共振器と、一方の電極が前記第1誘電体共振器に接続され、他方の電極が前記第1出力端子に接続された第1コンデンサとを有し、
    前記第2リアクタンス回路は、第2誘電体共振器と、一方の電極が前記第2誘電体共振器に接続され、他方の電極が前記第2出力端子に接続された第2コンデンサとを有し、
    前記m個の第1リアクタンス回路の回路定数の組み合わせと、前記m個の第2リアクタンス回路の回路定数の組み合わせがそれぞれ同じであることを特徴とする高周波遅延線。
  2. 請求項1記載の高周波遅延線において、
    前記第1リアクタンス部は、前記第1出力端子に接続された2つの第1リアクタンス回路を有し、
    前記第2リアクタンス部は、前記第2出力端子に接続された2つの第2リアクタンス回路を有し、
    1つ目の前記第1リアクタンス回路と1つ目の前記第2リアクタンス回路の回路定数がそれぞれ同じであり、
    2つ目の前記第1リアクタンス回路と2つ目の前記第2リアクタンス回路の回路定数がそれぞれ同じであることを特徴とする高周波遅延線。
  3. 請求項1記載の高周波遅延線において、
    前記第1リアクタンス部は、前記第1出力端子に接続された3つの第1リアクタンス回路を有し、
    前記第2リアクタンス部は、前記第2出力端子に接続された3つの第2リアクタンス回路を有し、
    1つ目の前記第1リアクタンス回路と1つ目の前記第2リアクタンス回路の回路定数がそれぞれ同じであり、
    2つ目の前記第1リアクタンス回路と2つ目の前記第2リアクタンス回路の回路定数がそれぞれ同じであり、
    3つ目の前記第1リアクタンス回路と3つ目の前記第2リアクタンス回路の回路定数がそれぞれ同じであることを特徴とする高周波遅延線。
  4. 請求項1記載の高周波遅延線が多段に縦続接続されていることを特徴とする高周波遅延線。
  5. 請求項4記載の高周波遅延線において、
    前段の前記高周波遅延線における前記m個の第1リアクタンス回路の回路定数の組み合わせと、前記m個の第2リアクタンス回路の回路定数の組み合わせと、後段の前記高周波遅延線における前記m個の第1リアクタンス回路の回路定数の組み合わせと、前記m個の第2リアクタンス回路の回路定数の組み合わせがそれぞれ同じであることを特徴とする高周波遅延線。
  6. 請求項4記載の高周波遅延線において、
    前段の前記高周波遅延線における前記m個の第1リアクタンス回路の回路定数の組み合わせと、前記m個の第2リアクタンス回路の回路定数の組み合わせがそれぞれ同じであり、
    後段の前記高周波遅延線における前記m個の第1リアクタンス回路の回路定数の組み合わせと、前記m個の第2リアクタンス回路の回路定数の組み合わせがそれぞれ同じであることを特徴とする高周波遅延線。
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