JP2008078824A - 電子装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マシンコンフィグレーション調整データの意図しない書き換えを防止する画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】受信した機種固有情報を記憶し、記憶された該機種固有情報に基づいて動作が制御される電子装置1であって、前記機種固有情報を受信する受信手段101と、前記受信手段101により受信した前記機種固有情報を記憶する、書き込み禁止フラグを備えた記憶手段102と、前記記憶手段を制御する記憶制御手段103と、を有し、前記記憶制御手段103は、前記記憶手段102が前記受信手段101により受信した前記機種固有情報を記憶したとき、前記書き込み禁止フラグをたてることを特徴とする電子装置1。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子装置及び画像形成装置に関する。
従来、デジタル複写機等の画像形成装置には、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置が搭載され、これは予めフラッシュROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリに格納された制御プログラムに基づいて制御されている。この制御プログラムを修正する際は、ICカード等の外部記憶手段に更新用のプログラムを予め格納しておき、このICカード等を画像形成装置に接続することによりユーザの使用先であっても容易に制御プログラムの更新ができるような仕組みが、一般的に採用されている。
また、デジタル複写機は日本国内のみならず海外各国にも出荷されるため、国ごとの電力条件などにより、例えば、定着用のヒータ制御、操作部の言語、起動画面等を各国毎の使用に合わせた所謂、仕向け調整が必要となる。さらに、複数モデルをラインナップしている製品群の場合、モデルごとに制御プログラムが微妙に異なるため、モデル毎に制御プログラムは最適化されて不揮発性メモリに格納されている。
上述した仕向け調整やモデルによる制御プログラムの最適化は、工場出荷時に画像形成装置内の基盤上でディップスイッチを操作することで、調整データや制御プログラムを切り替えることにより行われていた。その他にも、ネット経由でダウンロードした調整データや制御プログラムをメモリカードなどに格納し、そのメモリカードから不揮発性メモリに対してデータ転送したり、予め調整済みの着脱可能な不揮発性メモリを製造工程で取り付けたりするなどして対応していた。
また、近年、製品モデル数の増加に伴う在庫コストの低減要求から製造工場からの出荷時は1モデルとし消費地近辺または販売会社で仕向け、モデルを設定できるような仕組み(以降、この仕組みをマシンコンフィグレーション調整とする)が簡潔にできる要求が高まっている。それは、マシンコンフィグレーション調整が可能になると、製造工場においては出荷モデルが1モデルとなるため、在庫管理が容易となり、発注から出荷までのリードタイムが短縮可能となるためである。また、消費地近辺または販売会社においては仕向け、モデルごとに在庫を保有する必要がないため、売れ筋モデルの予想が外れた場合でも在庫の増加を招くことなく、発注に対するタイムリーな対応が可能となる。
しかしながら、マシンコンフィグレーション調整には、上述したようにディップスイッチ操作や不揮発性メモリの書き換えをなんらかの手段によって行わなければならないため、工場や販売店の倉庫等で調整対象となる画像形成装置が梱包された状態にある場合は、少なくとも梱包をといて不揮発性メモリの交換をしたり、通電可能な状態になってはじめて不揮発性メモリへのデータ転送が可能になるものであり、手間も時間もかかるという問題があった。
このようなことから、従来、効果的なマシンコンフィグレーション調整を実現することを目的とする種々の発明がなされている。
特許文献1には、無線を使用したデータ書き換えに関する技術が開示されている。これは、RFID(Radio Frequency IDentification)システムを利用することにより画像形成装置が梱包状態でも、本体に内蔵した不揮発性メモリ内の調整データや制御プログラムを外部機器であるRFID端末によって書き込み、又は更新を可能とするものである。画像形成装置の電源がオフの状態でRFID端末から不揮発性メモリに対してデータ転送を行い、画像形成装置の電源がオンの状態になると、不揮発性メモリと有線接続されたCPUが不揮発性メモリに格納されたデータを読み出し、所定の動作を行うものである。また、同特許文献1に開示された発明は、従来の有線接続と無線接続の2方向のアクセスについてその選択を的確に行うことができる機器固有データ送受信システム及び機器固有データ送受信モジュールを提供することを目的としている。
特開2005−149391号公報
しかしながら、特許文献1で開示された発明では、画像形成装置内の不揮発性メモリを他の画像形成装置の不揮発性メモリと区別することは考慮されていなかった。そのため、工場や販売店等の倉庫でRFID端末から画像形成装置内の不揮発性メモリにデータ書き込み(転送)を行う処理をする場合、無線を通じたデータ転送であるため、例えば、段ボール等に梱包済みの画像形成装置が複数並べて置かれていた場合や電波環境が良好すぎる場合など、データ書き換えを行う画像形成装置以外の不揮発性メモリにもデータが転送されてしまい、意図しないデータ書き換えが行われてしまう恐れがあった。また、不揮発性メモリのデータがRFID端末によって書き換えられた後の通常使用時においても、ユーザーの使用環境によっては何らかのノイズ発生により不揮発性メモリ内のデータが書き換えられてしまう恐れがあった。いずれの場合であっても、仮に仕向地調整データなどの画像形成装置固有のマシンコンフィギュレーション調整データが意図せず書き換わってしまうことにより誤動作の要因となるなどの問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて、この問題を解消するために発明されたものであり、マシンコンフィグレーション調整データの意図しない書き換えを防止する電子装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の電子装置は、受信した機種固有情報を記憶し、記憶された該機種固有情報に基づいて動作が制御される電子装置であって、前記機種固有情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記機種固有情報を記憶する、書き込み禁止フラグを備えた記憶手段と、前記記憶手段を制御する記憶制御手段とを有し、前記記憶制御手段は、前記記憶手段が前記受信手段により受信した前記機種固有情報を記憶したとき、前記書き込み禁止フラグをたてるように構成することができる。
本発明の電子装置によれば、当該電子装置の動作を制御するマシンコンフィグレーション調整データを記憶する記憶手段に、データの書き込みを制御する書き込みフラグを設け、記憶手段にマシンコンフィグレーション調整データが書き込まれると、書き込みフラグをたてることにより記憶手段への書き込みを禁止するという構成にすることにより、記憶手段へのデータの上書きができなくなり、マシンコンフィグレーション調整データの意図しない書き換えを防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき説明する。なお、本発明を実施するための最良の形態では、電子装置の一例として画像形成装置1を例に説明するが、他の電子装置及び画像形成装置であってもよい。
本発明の画像形成装置1の第1の実施例について図1〜6を用いて説明する。
(システム構成の概要)
まず、本発明の画像形成装置1に対してマシンコンフィグレーション調整を行うシステムの構成の概要について図1を用いて説明する。図1は、本発明の画像形成装置1に対してマシンコンフィグレーション調整を行うシステムの構成例を示した図である。
図1において、本発明の画像形成装置1は、梱包箱2に入っている。RFID端末3は、画像形成装置1内部の図示しないメモリモジュール(記憶部)内のデータの読み書きを非接触又は非通電状態で行うことができる。画像形成装置1の詳細についての説明は、次の装置の概要等において行う。
なお、図1及び後述の図2で示される画像形成装置1は、RFID端末3を用いて当該画像形成装置1装置内の図示しない不揮発性メモリ等の記憶部においてデータを書き換え可能であるものとした、従来技術として公知の画像形成装置の一例である。
(装置の概要)
次に、本発明の画像形成装置1の装置の概要について図2を用いて説明する。図2は、本発明の画像形成装置1の装置構成例を示す図である。
図2において、画像形成装置1は、読み取り制御部10、操作部20、メイン制御部30、書き込み制御部40、IO制御部50、定着制御部60、電子写真プロセス70、定着ヒータ80、電源90、ADF(Auto Document Feeder)100等を有する。
読み取り制御部10は、図示しないスキャナなどの画像読み取り部を制御する。例えば、スキャナを制御して、原稿11を画像データとして読み取る。読み取られた画像データは、メイン制御部30へ送信される。
操作部20は、ユーザーが操作を行うインターフェース部である。例えば、タッチパネルなどである。操作部20で入出力される情報は、メイン制御部30により制御される。なお、操作部20の詳細の構成は、後述の操作部20の詳細構成例において説明を行う。
メイン制御部30は、読み取り制御部10、操作部20、後述の書き込み制御部40を制御する。ここでは、読み取り制御部10から原稿11の画像データを受け取り、この画像データに対して同メイン制御部30内の図示しない画像処理部により画像処理を施す。画像処理を施された画像データは、書き込み制御部40に送られる。また、外部のRFID端末3から機種固有情報などの情報を受信して記憶する図示しない記憶部を有する。メイン制御部30の詳細の構成は、後述のRFID端末3とメイン制御部30のハードウェア構成例において説明を行う。
書き込み制御部40は、図示しないレーザダイオードの点灯制御を行い、書き込み部である後述の電子写真プロセス70に静電潜像を形成する。ここでは、メイン制御部30から原稿11の画像データを受け取り、この画像データに基づいて、図示しないレーザダイオードの点灯制御及び電子写真プロセス70への静電潜像の形成を行う。
IO制御部50は、後述の定着制御部60、ADF100等の制御を行う。
定着制御部60は、電子写真プロセス70中の図示しない定着部及び後述の定着ヒータ80を制御する。
電子写真プロセス70は、図示しない給紙部より搬送されてきた転写紙にトナーを転写する。また、定着ヒータ80により熱せられた同電子写真プロセス70中の図示しない定着部によりトナーを転写紙に定着し、形成されたコピー12を外部へ出力する。
定着ヒータ80は、電子写真プロセス70中の図示しない定着部に対して熱を発生させる装置である。定着制御部60により制御される。
電源90は、画像形成装置1への給電を行う。また、画像形成装置1の待機時は、システムの消費電力を低減するため、定着ヒータ80への給電を遮断してもよい。
ADF100は、原稿を自動的に連続して読み込む装置である。IO制御部50により制御される。
以上の装置の構成により、本発明の画像形成装置1では、メイン制御部30が外部のRFID端末3から機種固有情報などの情報を受信する。また、受信した機種固有情報などの情報に基づいてマシンコンフィグレーション調整を施され、機種固有情報に基づいて所定の機種として動作を行う。例えば、出荷先が日本国内であれば、機種固有情報の情報として操作部20の言語表記を日本語にする旨の情報等が格納されており、画像形成装置1は、日本語表記を行う機種として動作を行う。なお、機種固有情報及び所定の機種については、この場合には限らないものとする。また、メイン制御部30は、操作部20において入力された機種固有情報によりマシンコンフィグレーション調整を施されてもよい。
(RFID端末3とメイン制御部30のハードウェア構成例)
次に、RFID端末3とメイン制御部30のハードウェア構成例について図3を用いて説明する。図3は、本発明の画像形成装置1のRFID端末3とメイン制御部30のハードウェア構成例を示す図である。
図3において、RFID端末3は、CPU31、ROM32、RAM33、RFIDリーダ/ライタ34、RFIDアンテナ35を有する。また、メイン制御部30は、CPU310、ROM320、RAM330、ASIC340、メモリモジュール部350を有する。更に、メモリモジュール部350は、RFIDアンテナ351、RFID電源生成部352、RFIDアクセス部353、制御切り替え部354、CPUバスアクセス部355、コントロール部356、不揮発性メモリ357、CPU制御バス360を有する。
CPU31は、RFID端末3を制御するための装置である。ROM32に内蔵された制御プログラムに基づいて、RAM33をワーク領域として動作する。
ROM32は、RFID端末3の制御プログラム、データ等を保存するための装置である。
RAM33は、データ等を、一時的に保存するための装置である。例えば、CPU31のワーク領域としてデータを一時的に保存する。
RFIDリーダ/ライタ34は、画像形成装置1のメイン制御部30において管理されている情報、例えばID情報等、の認識、制御を行う装置である。
RFIDアンテナ35は、画像形成装置1と通信を行うための通信装置である。
CPU310は、メイン制御部30を制御するための装置である。ROM320に内蔵された制御プログラムに基づいてRAM330をワーク領域として動作する。
ROM320は、メイン制御部30の制御プログラム、データ等を保存するための装置である。
RAM330は、データ等を、一時的に保存するための装置である。例えば、CPU310のワーク領域としてデータを一時的に保存する。
ASIC340は、メイン制御部30の外部にあるIO制御部50(図2参照)などの制御を行う装置である。これは、画像形成装置1において制御対象が多いためにCPU310とは別に設けられたものである。
メモリモジュール部350は、後述のRFIDアンテナ351、RFID電源生成部352、RFIDアクセス部353、制御切り替え部354、CPUバスアクセス部355、コントロール部356、不揮発性メモリ357により構成された記憶部である。例えば、RFID端末3からRFIDアンテナ351を介して無線で受信した機種固有情報などを不揮発性メモリ357により記憶する。また、図3で示されるように、CPU310からCPU制御バス358を介して有線で受信した機種固有情報などを記憶してもよい。
RFIDアンテナ351は、RFID端末3と通信を行うための通信装置である。例えば、RFIDアンテナ35から情報を受信する。
RFID電源生成部352は、電源を生成する装置である。
RFIDアクセス部353は、RFIDアンテナ351から送られてきたデータの入出力を行う、無線接続側のインターフェースである。
制御切り替え部354は、後述のコントロール部356と、RFIDアクセス部353、又は、後述のCPUバスアクセス部355との間で接続の切り替えを行う装置である。
CPUバスアクセス部355は、後述のCPU制御バス360から送られてきたデータの入出力を行う、有線接続側のインターフェースである。
コントロール部356は、後述の不揮発性メモリ357の記憶内容を制御する装置である。
不揮発性メモリ357は、電源を切っても記憶内容を保存する装置である。例えば、画像形成装置1の機種固有情報を保存する。
CPU制御バス360は、各装置がデータをやり取りするための伝送路である。例えば、12Cバス等のシリアルバスである。また、パラレルバスであってもよい。
以上の構成により、本発明の画像形成装置1におけるメイン制御部30は、外部のRFID端末3から機種固有情報を受信し、これをメイン制御部30内の不揮発性メモリ34に保存する。なお、本発明の画像形成装置1における不揮発性メモリ357は、受信した機種固有情報を記憶するデータ記憶領域のみならず、図3で示されるように書き込み禁止フラグを備えていることを特徴としている。書き込み禁止フラグの詳細については、後述の動作例において説明を行う。
(機能の構成)
次に、本発明の画像形成装置1の機能の構成例について図4を用いて説明する。図4は、実施例1に係る画像形成装置1の機能の構成例を示す図である。
図4において、画像形成装置1は、受信手段101、記憶手段102、記憶制御手段103、本体制御手段104を有する。
受信手段101は、機種固有情報を受信する。例えば、RFIDアンテナ351等であり、RFID端末3から無線通信により機種固有情報を受信する。また、CPUバスアクセス部355等であり、後述のCPU制御バス360から有線通信により送られてきた機種固有情報を受信する。
記憶手段102は、受信手段101により受信した機種固有情報を記憶する。また、書き込み禁止フラグを備えていてもよい。例えば、不揮発性メモリ357等である。なお、ここでは記憶手段102は、後述の記憶制御手段103により制御される。
記憶制御手段103は、記憶手段102を制御する。例えば、コントロール部356等であり記憶手段102の記憶内容を制御する。
本体制御手段104は、記憶手段102により記憶された機種固有情報に基づいて画像形成装置1本体の制御等を行う。例えば、CPU310等が行う。
以上の機能の構成により、本発明の画像形成装置1では、受信手段101により受信した機種固有情報を記憶手段102に記憶する。なお、記憶手段102は記憶制御手段103により制御されている。また、本体制御手段104は、記憶手段102により記憶された機種固有情報に基づいて画像形成装置1本体の動作の制御等を行う。
(動作例)
次に、本発明の画像形成装置1の動作例について図5〜8を用いて説明する。図5は、実施例1に係る画像形成装置1の動作フローを示す図である。
ここでは、本発明の画像形成装置1が、外部のRFID端末3から機種固有情報として、定着用のヒータ制御、操作部の言語、起動画面等の情報を受信し、これを記憶し、書き込み禁止フラグをたてる(以降の説明においては、書き込み禁止フラグをセットすると記載)までの動作について説明を行う。
まず、受信手段101は、機種固有情報を受信する(S101)。
ここでは、受信手段101であるRFIDアンテナ351が機種固有情報である、機種の操作部の言語、起動画面等の情報を受信する。なお、受信する機種固有情報とは、ユーザの操作に基づいてRFID端末3によりRFIDアンテナ35を介して送信されたものである。
次に、記憶制御手段103は、ステップS101において受信した機種固有情報を記憶手段102に記憶する(S102)。
ここでは、記憶制御手段103であるコントロール部356がステップS101において受信した機種固有情報を、RFID電源生成部352及びRFIDアクセス部353を介して受信し、これを記憶手段102である不揮発性メモリ357の各番地に記憶する。
ステップS102について、より詳細に説明を行う。不揮発性メモリ357は、詳細には、図6で示されるように、書き込み禁止フラグ制御部358及びメモリエリア359により構成される。コントロール部356は、アドレス指定信号、書き込みデータ、読み出しデータ、読み出し制御信号、書き込み制御信号5を利用してメモリエリア359に対してデータの読み書きを行う。また、書き込み制御信号5は、書き込み禁止フラグ制御部358を経由して、メモリエリア359に書き込み制御信号6として接続されている。
書き込み禁止フラグ制御部358は、図7で示されるように、フラグ制御用FF(Flip−Flop)及びAND回路により構成されている。フラグ制御用FFは、コントローラ部356からフラグ制御信号としてフラグON/OFF設定値信号とフラグON/OFF設定信号の2種類の信号を入力してフラグ信号を出力する。なお、フラグ信号は、書き込み許可のとき"1"、書き込み禁止のとき"0"とする。AND回路は、フラグ制御用FFにより出力されたフラグ信号及びコントロール部356からの書き込み制御信号5を入力し、書き込み制御信号6として出力する。メモリエリア359は、機種固有情報を記憶する記憶領域である。
このような構成により、書き込み禁止フラグ制御部358は、書き込み許可のときには、書き込み制御信号5と同じレベルの信号を書き込み制御信号6として出力し、書き込み禁止のときには、書き込み制御信号5に関係なく"L"を書き込み制御信号6として出力する。特に、書き込み禁止のときには、書き込み制御信号6が"L"であるので、コントロール部356からアドレス指定信号、書き込みデータがメモリエリア359に対して出力されても書き込みができないようになっている。
即ち、フラグ制御用FFが、書き込みを禁止するか("0"のフラグ信号を出力する)否か("1"のフラグ信号を出力する)を決定する書き込み禁止フラグとして機能すると考えてよい。このとき、書き込み禁止フラグ制御部358は、この書き込み禁止フラグに基づいて書き込み制御信号6の出力を変更することにより、記憶手段102であるメモリエリア359による記憶を行うか否かを判定する書き込み判定手段としての機能をもつものと考えてもよい。
図8(a)(b)は、それぞれ、書き込み禁止フラグ制御部358の書き込み許可時、書き込み禁止時の動作を示す図である。フラグON/OFF設定値信号、フラグON/OFF設定信号、フラグ、書き込み制御信号5及び書き込み制御信号6の関係を示す。なお、図8上では、書き込み制御信号5及び書き込み制御信号6は"H"のときアクティブとして記載されている。
ステップS102では、記憶制御手段103であるコントロール部356が、ステップS101において受信した機種固有情報をRFID電源生成部352及びRFIDアクセス部353を介して受信し、これを記憶手段102である不揮発性メモリ内のメモリエリア359の各番地に記憶する。このとき、書き込み禁止フラグ制御部358のフラグ制御用FFにより出力されるフラグ信号は、書き込み許可を示す"1"である。即ち、書き込み禁止フラグはセットされていないことを示す。
次に、記憶制御手段103は、記憶手段102において書き込み禁止フラグのセットを行う(S103)。
ここでは、記憶制御手段103であるコントロール部356が、記憶手段102である不揮発性メモリ357に設けられた書き込み禁止フラグのセットを行う。即ち、コントロール部356が、フラグOFFの設定信号をフラグ制御用FFに対して出力する。フラグ制御用FFは、フラグOFFの設定信号を入力し、書き込み禁止を示す"0"をフラグ信号として出力する。書き込み禁止を示す"0"が出力されることは、書き込み禁止フラグがセットされたことを示す。このため、画像形成装置1において、記憶手段102への書き込みはできなくなる。
以上説明してきた動作により、本発明の画像形成装置1では、外部のRFID端末3から受信した機種固有情報を記憶して、書き込み禁止フラグのセットを行う。
そのため、以下に掲げる効果を奏する。その効果とは、マシンコンフィグレーション調整データの意図しない書き換えを防止することができることである。本実施例においては、一旦画像形成装置に対して機種固有情報を記憶すると、書き込み禁止フラグをセットする、即ち、フラグ制御用FFにおけるフラグ信号の出力を書き込み禁止を示す"0"にすることにより、メモリエリア359における記憶内容の書き換えを防ぐことが可能になる。また、マシンコンフィグレーションを容易とし、更にユーザに常に安定した品質の画像形成装置を提供することが可能になる。
なお、上記の説明において、フラグ制御用FF、書き込み禁止フラグ制御部358は、それぞれ、書き込み禁止フラグ、書き込み判定手段として機能していると考えたが、この場合に限らない。
第1の動作例の変形例として、書き込み禁止フラグとして機能するのは、記憶手段102である不揮発性メモリ内のメモリエリア359に確保された書き込み禁止フラグ用の記憶領域であると考える。このときの動作について図5を用いて説明を行う。ステップS101及びS102は前述と同様であるので、ここでは説明を省略する。ステップS103へ移ると、記憶制御手段103は、メモリエリア359上の書き込み禁止フラグ用の記憶領域において書き込み禁止を示すデータを書き込むことにより書き込み禁止フラグをセットする。これにより、画像形成装置1において、マシンコンフィグレーション調整データの意図しない書き換えを防止する。
第2の動作例の変形例として、動作例におけるステップS103の処理(書き込み禁止フラグをセット)を、書き込み禁止制御手段による書き込み制御信号の遮断と置き換えて説明する。即ち、書き込み禁止制御手段として機能する書き込み禁止フラグ制御部358が、コントロール部356からメモリエリア359への書き込み制御信号6を書き込み禁止のときには遮断となるよう制御する動作を示す。なお、以降の説明において同様に書き込み禁止フラグのセットは、書き込み禁止制御手段による書き込み制御信号の遮断と同じ意義である。また、書き込み禁止フラグのリセットは、書き込み禁止制御手段による書き込み制御信号の導通と同じ意義である。
また、本実施例において、書き込み禁止フラグは、不揮発性メモリ357の内部にあるものとして説明を行ってきたが、外部にあってもよいものとする。即ち、書き込み禁止フラグ制御部358は不揮発性メモリ357の内部にあっても、外部にあってもよいことを示す。書き込み禁止フラグ制御部358についても同様である。
なお、動作例において図6〜8で示される書き込み禁止フラグの設定方法は、後述の実施例1の変形例、実施例2においても用いてもよいものとする。
(実施例1の変形例)
次に、本発明の画像形成装置の実施例1の変形例について図9を用いて説明する。図9は、実施例1の変形例に係る画像形成装置1のRFID端末3とメイン制御部30のハードウェア構成例を示す図である。
実施例1に係る画像形成装置1では、外部のRFID端末3から受信した機種固有情報を記憶して、不揮発性メモリ357全体に対して書き込み禁止フラグのセットを行う動作を行った(図3及び実施例1内の動作例参照)。ここでは、不揮発性メモリ357全体に対して書き込み禁止フラグのセットを行うのではなく、図6で示されるような不揮発性メモリ357内のメモリ番地毎に書き込み禁止フラグを設けたハードウェア構成により、番地毎に書き込み禁止フラグのセットを任意に設定可能とする。
なお、(システム構成の概要)、(装置の概要)、(RFID端末3とメイン制御部30のハードウェア構成例(不揮発性メモリ357を除く))、(機能の構成)(動作例)については、実施例1のそれと同様であるものとして、ここでは説明を省略する。
実施例1の変形例に係る画像形成装置1では、図6で示されるような不揮発性メモリ357の構成にすることにより、以下に掲げる効果を奏する。その効果とは、実施例1における効果に加えて、例えば、不揮発性メモリ357には、仕向け調整データ、線速データ、コピーカウンタ、モータ回転カウンタ等が格納されているが、絶対に保護しなければ行けない仕向け情報(ここでは、仕向け調整データ、線速データとする)に対しては書き込み禁止フラグをたてて保護し、他の情報(ここでは、モータ回転カウンタなどのコピー動作毎に書き換えられる情報)は保護せず書き換え可能とするなど、条件に応じて細かく設定可能とすることができることである。即ち、制御上利便性の高い画像形成装置を提供することが可能になる。
次に、本発明の画像形成装置の第2の実施例について図10〜16を用いて説明する。
実施例1に係る画像形成装置は、外部のRFID端末3から受信した機種固有情報を記憶して、書き込み禁止フラグのセットを行う動作を行った。実施例2に係る画像形成装置は、一旦セットされた書き込み禁止フラグをリセットする動作を行う。なお、実施例2では、画像形成装置1は、セットされた書き込み禁止フラグのリセットが、ユーザ操作を介して行われる場合を想定している。
実施例2に係る画像形成装置のシステム構成の概要、装置の概要、RFID端末3とメイン制御部30のハードウェア構成は、実施例1のそれと同様であるものとして、ここでは説明を省略する。ここでは、ユーザ操作が行われる操作部20(図2参照)、機能の構成、動作例の順に説明していく。
(操作部20の構成例)
次に、本発明の画像形成装置1の操作部20の構成例について図10を用いて説明する。図10は、本発明の画像形成装置1の操作部20の構成例を示す図である。
図10において、操作部20は、表示部21、操作キー22、スタートキー23、クリアストップキー24、初期設定キー25等により構成される。
表示部21は、文字列やビットマップを表示する。例えば、ディスプレイなどである。
操作キー22は、コピーの印刷部数の入力等の操作に用いられるボタンである。
スタートキー23は、コピーや原稿読み取りの開始を指示する操作に用いられるボタンである。
クリアストップキー24は、コピー作業の中断やコピー枚数のリセット時に使用するボタンである。
初期設定キー25は、コピー機能、プリンタ機能又はスキャナ機能等で使用する設定の初期値を設定する際に用いられるボタンである。
以上の構成により、本発明の画像形成装置1の操作部20では、表示部21により画面表示を行う。また、操作キー22、スタートキー23、クリアストップキー24、初期設定キー25などによりユーザが操作を行うマンマシンインターフェース部としての機能ももつ。
(機能の構成)
次に、実施例2に係る画像形成装置1の機能の構成例について図11を用いて説明する。図11は、実施例2に係る画像形成装置1の機能ブロックの例を示す図である。
図11において、画像形成装置1は、受信手段201、記憶手段202、記憶制御手段203、本体制御手段204、表示手段205を有する。
受信手段201は、機種固有情報を受信する。例えば、RFIDアンテナ351等であり、RFID端末3から無線通信により機種固有情報を受信する。また、CPUバスアクセス部355等であり、後述のCPU制御バス360から有線通信により送られてきた機種固有情報を受信する。
記憶手段202は、受信手段201により受信した機種固有情報を記憶する。書き込み禁止フラグを備えている。例えば、不揮発性メモリ357等である。
記憶制御手段203は、記憶手段202を制御する。例えば、コントロール部356等であり記憶手段202を制御する。
本体制御手段204は、画像形成装置1本体の制御を行う。例えば、CPU310等が記憶手段202の記憶内容に基づいて行う。また、後述の表示手段205により表示する表示内容の制御を行ってもよい。
表示手段205は、表示を行う。例えば、操作部20である。なお、表示手段205により表示される表示内容は、本体制御手段204により制御される。また、ここでは、表示手段205は、ユーザ操作により入力が行われる入力手段としての機能も有するものである。
以上の機能構成により、本発明の画像形成装置1では、受信手段201により受信した機種固有情報を記憶手段202に記憶する。なお、記憶手段202は記憶制御手段203により制御されている。また、本体制御手段204は、記憶手段202により記憶された機種固有情報に基づいて画像形成装置1本体の動作の制御を行う。
(動作例1)
次に、実施例2に係る画像形成装置1の第1の動作例について図12を用いて説明する。図12は、実施例2の動作例1に係る画像形成装置1の動作フローを示す図である。
ここでは、本発明の画像形成装置1において前述の実施例1の動作例のような処理によりセットされた書き込み禁止フラグが、操作部20における入力に基づいてリセットされるまでの処理を行う。
それでは、図12を用いて動作について説明を行う。
まず、ユーザが操作するインターフェースとしての機能も有する表示手段205は、操作キー入力を施される(S201)。
ここでは、ユーザが表示手段205である操作部20(図10参照)上で操作キー22の入力を施す。なお、ここで施される入力は、画像形成装置1をサービスモードへ移行させるための操作キー22の組み合わせであり、画像形成装置1によって異なる。なお、サービスモードとは、画像形成装置1の設定等の調整を行うモードである。
次に、本体制御手段204は、ステップS201において施された入力を受信し、受信した入力に基づいてサービスモードへ移行するか否かを判定する(S202)。サービスモードへ移行すると判定すると(S202、YES)、ステップS203へ移る。移行しないと判定すると(S202、NO)、ステップS207へ移る。
ステップS203へ移った場合、画像形成装置1は、サービスモードへ移行する(S203)。
ここでは、本体制御手段204は、画像形成装置1をサービスモードへ移行させる。詳細には、本体制御手段204は、表示手段205に、サービスモードの画面表示を促す指示を行い、表示手段205は指示内容に従って表示を行う。
次に、ステップS204へ移って、画像形成装置1において、サービスモードの画面表示上で書き込み禁止フラグをリセットする項目の選択が施される(S204)。選択されると(S204、YES)、ステップS205へ移る。選択されないと(S204、NO)、ステップS208へ移る。
ここで詳細には、表示手段205である操作部20内の表示部21において、ステップS203により表示されたサービスモードの画面表示の内、書き込み禁止フラグをリセットする項目の選択が、ユーザにより施される。本体制御手段204は、表示手段205からこの選択を受信し、受信した選択に基づいて書き込み禁止フラグをリセットするか否かの選択を促す表示を行うよう表示手段205に指示する。表示手段205は、この指示内容に基づいて表示を行う。
次に、ステップS205へ移って、画像形成装置1において、OKボタン又はCANCELボタンの入力を施される(S205)。OKボタンの入力が施されると(S205、YES)、ステップS206へ移る。CANCELボタンの入力が施されると(S205、NO)、ステップS209へ移る。
ここでは、表示手段205である操作部20内の表示部21において、OKボタン又はCANCELボタンが、ユーザにより押下される。これにより、セットされた書き込み禁止フラグをリセットするか否かを設定する。リセットする場合にはOKボタンが押下され、リセットしない場合にはCANCELボタンが押下される。
ステップS206へ移った場合、画像形成装置1において、書き込み禁止フラグはリセットされる(S206)。その後、処理を終了する。
ここで詳細には、本体制御手段204は、表示手段205におけるOKボタンの入力を受信し、これに基づいて記憶制御手段203に書き込み禁止フラグリセットの指示を送信する。記憶制御手段203であるコントロール部356は、受信したリセット指示に基づいて記憶手段202である不揮発性メモリ357内の書き込み禁止フラグをリセットする。
即ち、コントロール部356が、フラグONの設定信号をフラグ制御用FFに対して出力する(図6〜8参照)。フラグ制御用FFは、フラグONの設定信号を入力し、書き込み禁止を示す"1"をフラグ信号として出力する。結果として、記憶手段102において書き込み禁止フラグはリセットされる。このため、画像形成装置1において、記憶手段102への書き込みはできるようになる。
ステップS207へ移った場合、本体制御手段204は、画像形成装置1を通常モードへ移行させる(S207)。その後、処理を終了する。
ステップS208へ移った場合、本体制御手段204は、画像形成装置1を通常調整モードへ移行させる(S208)。その後、処理を終了する。
ステップS209へ移った場合、本体制御手段204は、画像形成装置1を通常調整モードへ移行させる(S209)。その後、処理を終了する。
以上の処理により、本発明の画像形成装置1では、前述の実施例1の動作例のような処理によりセットされた書き込み禁止フラグが、操作部20における「OK」又は「CANCEL」のキー入力に基づいてリセットされるまでの処理を行う。
そのため、以下に掲げる効果を奏する。その効果とは、例えば、本動作例1のような動作においてサービスマン等に限って所定の単一キー操作を行って(ステップS201、S202参照)サービスモードへ移行させることを可能とすることにより、サービスマン等に限って、書き込み禁止フラグをリセットして不揮発性メモリ内のデータを修正可能とすることである。また、不揮発性メモリ内のデータの書き換えによる不正改造防止度の向上を実現することができることである。
(動作例2)
次に、実施例2に係る画像形成装置1の第2の動作例について図13を用いて説明する。図13は、実施例2の動作例2にかかる画像形成装置1の動作フローを示す図である。
動作例1では、本発明の画像形成装置1においてセットされた書き込み禁止フラグが、操作部20における「OK」又は「CANCEL」のキー入力に基づいてリセットされるまでの処理を行った。ここでは、書き込み禁止フラグが、操作部20における複数のキー(ここでは、「OK」と"0"のキーの同時入力)の入力に基づいてリセットされる処理を行う。
それでは、図13を用いて説明を行う。
ステップS301〜S305及びステップS308〜S310に係る処理は、動作例1におけるステップS201〜S205及びステップS207〜S209に係る処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
ステップS305において、表示手段205においてOKボタンの入力が施されると(S305、YES)、ステップS306へ移って、画像形成装置1において、"0"ボタンの入力を施される(S306)。入力が施されると(S306、YES)、ステップS307へ移る。入力が施されないと(S306、NO)、ステップS311へ移る。
ここでは、表示手段205である操作部20内の表示部21において、"0"ボタンが、ユーザにより押下される。これにより、セットされた書き込み禁止フラグをリセットするか否かを設定する。リセットする場合にはOKと"0"が同時に押下される。
ステップS307へ移った場合、画像形成装置1において、書き込み禁止フラグはリセットされる(S307)。その後、処理を終了する。
ステップS307の処理は、動作例1に係るステップS206と同様であるものとしてここでは説明を省略する。
ステップS311へ移った場合、画像形成装置1において、操作無効メッセージが表示される(S311)。その後、ステップS305へ戻る。
ここで詳細には、本体制御手段204は、表示手段205においてOKボタン及び"0"ボタンが入力されていないことを受信して、表示手段205に対して操作無効メッセージの表示を指示する。表示手段205は、この指示内容に従って表示を行う。
以上の処理により、動作例2に係る画像形成装置1では、書き込み禁止フラグが、操作部20における複数のキー(ここでは、「OK」と"0"のキーの同時入力)の入力に基づいてリセットされる処理を行う。また、ここでは、動作例1のように単一のキーではなく複数キーを同時に操作することにより書き込み禁止フラグをリセットして不揮発性メモリ内のデータを修正可能としている。
そのため、以下に掲げる効果を奏する。その効果とは、動作例1における効果に加えて、サービスマン等が、書き込み禁止フラグをリセットして不揮発性メモリ内のデータを修正するときの、誤った操作を防止することができることである。
なお、"0"キーは、予め定められた所定のキーであれば、"0"キーでなくてもよい。
(動作例3)
次に、実施例2に係る画像形成装置1の第3の動作例について図14を用いて説明する。図14は、実施例2の動作例3に係る画像形成装置1の動作フローを示す図である。
動作例2では、本発明の画像形成装置1においてセットされた書き込み禁止フラグが、操作部20における複数のキー(動作例2では、「OK」と"0"のキーの同時入力)の入力に基づいてリセットされる処理を行った。ここでは、動作例2のような処理が行われて書き込み禁止フラグがリセットされたとき、データの入力画面に移行する処理を行う。
それでは、図14を用いて説明を行う。
ステップS401〜S411に係る処理は、動作例3におけるステップS301〜S311に係る処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
ステップS412へ移って、本体制御手段204は、表示手段205にデータの入力を促す表示を指示する。表示手段205は、この指示内容に従って表示を行う(S412)。
以上の動作により、動作例2のような処理が行われて書き込み禁止フラグがリセットされたとき、データの入力画面に移行する処理を行う。
そのため、以下に掲げる効果を奏する。その効果とは、動作例2における効果に加えて、データの書き換えを行う際に利便性を高くすることができることである。また、記憶手段202により記憶された記憶内容をデータの入力画面として表示する等により、表示を見ながらデータを修正することができることである。
(動作例4)
次に、実施例2の画像形成装置1の第4の動作例について図15を用いて説明する。図15は、実施例2の動作例4に係る画像形成装置1の動作フローを示す図である。
動作例3では、本発明の画像形成装置1においてセットされた書き込み禁止フラグが、操作部20における複数のキー(動作例3では、「OK」と"0"のキー)の入力に基づいてリセットされた後、データの入力画面に移行する処理を行った。ここでは、動作例3に加えて、データの入力画面におけるデータの入力動作により、書き込み禁止フラグをセットする処理を行う。
それでは、図15を用いて説明を行う。
ステップS501〜S512に係る処理は、動作例4におけるステップS401〜S412に係る処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
ステップS513へ移って、表示手段205において、データの入力を施される(S513)。入力が終了すると(S513、YES)、ステップS515へ移る。入力が終了していないと(S513、NO)、再びステップS514へ戻る。
ステップS514へ移った場合、記憶制御手段203は、記憶手段202において書き込み禁止フラグのセットを行う(S514)。その後、処理を終了する。
ステップS515における処理は、実施例1におけるステップS103と同様であるのでここでは説明を省略する。
以上の動作により、動作例4に係る画像形成装置では、動作例3の動作に加えて、データの入力画面におけるデータの入力動作が終わると、書き込み禁止フラグを自動的にセットする処理を行う。
そのため、以下に掲げる効果を奏する。その効果とは、動作例3における効果に加えて、データの書き換えを行う際に、書き込み禁止フラグのセット忘れを防止する等、利便性を高くすることができることである。
(動作例5)
次に、実施例2の画像形成装置1の第5の動作例について図16を用いて説明する。図16は、実施例2の動作例5に係る画像形成装置1の動作フローを示す図である。
動作例2では、本発明の画像形成装置1において、書き込み禁止フラグが、操作部20における複数のキー(動作例2では、「OK」と"0"のキーの同時入力)の入力に基づいてリセットされる処理を行った。また、操作部20において複数のキーの入力が行われている間(図13上、ステップS303〜ステップS306)、画像形成装置1は、サービスモードに移行していた。ここでは、サービスモードに移行している間は無線接続アクセスを禁止する処理を行う。
それでは、図16を用いて説明を行う。
ステップS601〜S603及びステップS607に係る処理は、それぞれ、動作例2におけるステップS301〜S303及びステップS308に係る処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
ステップS603へ移って、画像形成装置1がサービスモードへ移行すると(S603)、次にステップS604へ移って、画像形成装置1において、無線接続アクセス禁止フラグが、セットされる(S604)。設定が終了すると、ステップS605へ移る。
ステップS604では、本体制御手段104が、記憶制御手段103に対して無線接続アクセスを禁止する旨の設定を行う。
ステップS605へ移って、画像形成装置1がサービスモードを終了したか否かを判定する(S605)。終了したと判定すると(S605、YES)、次のステップS606へ移る。終了していないと判定すると(S605、NO)、ステップS605へ戻って再び処理を行う。
ここでは、本体制御手段104は、画像形成装置1がサービスモードであるか否か、即ちサービスモードに移行している状態なのか、或いは、サービスモードではない状態なのかを判定する。
ステップS606へ移った場合、画像形成装置1において、無線接続アクセス禁止フラグは、リセットされる(S606)。
ここでは、本体制御手段204が、記憶制御手段202に対して無線接続アクセスを許可する旨の設定を行う。
以上の処理により、本発明の画像形成装置では、サービスモードに移行している間は無線接続アクセスを禁止する処理を行う。
そのため、以下に掲げる効果を奏する。その効果とは、サービスマン等によるデータ調整中は、RFID端末3からの無線接続アクセスを禁止し、誤動作を回避することができることである。
なお、無線接続アクセス禁止フラグについては、前述の書き込み禁止フラグと同等の回路構成であるものと考えてもよい。
また、上記実施例1及び実施例2において、書き込み禁止フラグのセットは、RFID端末3等を介した無線接続、CPU制御バス360等を介した有線接続により可能である。(実施例1及び実施例2参照)。ところが、書き込み禁止フラグのリセットは、有線接続によりのみ可能とする(実施例2参照)。これにより、無線接続(通信)によるマシンコンフィグレーション調整データの意図しない書き換えを防止することができる。
以上、各実施例に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施例にあげたその他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明の画像形成装置に対してマシンコンフィグレーション調整を行うシステムの構成例を示した図 本発明の画像形成装置1の装置構成例を示す図 実施例1に係る画像形成装置1のRFID端末3とメイン制御部30のハードウェア構成例を示す図 実施例1に係る画像形成装置1の機能の構成例を示す図 実施例1に係る画像形成装置1の動作フローを示す図 実施例1に係る画像形成装置1のコントロール部356、不揮発性メモリ357の詳細を示す図 実施例1に係る画像形成装置1の書き込み禁止フラグ制御部358の詳細を示す図 (a)書き込み禁止フラグ制御部358の書き込み許可時(b)書き込み禁止フラグ制御部358の書き込み禁止時 実施例1の変形例に係る画像形成装置1のRFID端末3とメイン制御部30のハードウェア構成例を示す図 本発明の画像形成装置1の操作部20の構成例を示す図 実施例2に係る画像形成装置1の機能の構成例を示す図 実施例2の動作例1に係る画像形成装置1の動作フローを示す図 実施例2の動作例2に係る画像形成装置1の動作フローを示す図 実施例2の動作例3に係る画像形成装置1の動作フローを示す図 実施例2の動作例4に係る画像形成装置1の動作フローを示す図 実施例2の動作例5に係る画像形成装置1の動作フローを示す図
符号の説明
1 画像形成装置
3 RFID端末
20 操作部
30 メイン制御部
350 メモリモジュール部
356 コントロール部
357 不揮発性メモリ
101、201 受信手段
102、202 記憶手段
103、203 記憶制御手段
104、204 本体制御手段
205 表示手段

Claims (7)

  1. 受信した機種固有情報を記憶し、記憶された該機種固有情報に基づいて動作が制御される電子装置であって、
    前記機種固有情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記機種固有情報を記憶する、書き込み禁止フラグを備えた記憶手段と、
    前記記憶手段を制御する記憶制御手段と、
    を有し、
    前記記憶制御手段は、前記記憶手段が前記受信手段により受信した前記機種固有情報を記憶したとき、前記書き込み禁止フラグをたてることを特徴とする電子装置。
  2. 受信した機種固有情報を記憶し、記憶された該機種固有情報に基づいて動作が制御される電子装置であって、
    前記機種固有情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記機種固有情報を記憶する、データ毎に設定可能な書き込み禁止フラグを備えた記憶手段と、
    前記記憶手段を制御する記憶制御手段と、
    を有し、
    前記記憶制御手段は、前記記憶手段が前記受信手段により受信した前記機種固有情報を記憶したとき、記憶したデータである前記機種固有情報に基づいて該データ毎に書き込み禁止フラグをたてることを特徴とする電子装置。
  3. 前記書き込み禁止フラグの状態に基づいて前記記憶手段による記憶を行うか否かを判定する書き込み判定手段を有し、
    前記書き込み判定手段は、前記書き込み禁止フラグがたっているとき、前記記憶手段による記憶を禁止することを特徴とする請求項1乃至2のいずれか一項に記載の電子装置。
  4. 受信した機種固有情報を記憶し、記憶された該機種固有情報に基づいて動作が制御される電子装置であって、
    前記機種固有情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記機種固有情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段を制御する記憶制御手段と、
    前記記憶制御手段から前記記憶手段への書き込み制御信号を遮断又は導通を制御する書き込み禁止制御手段と、
    を有し、
    前記記憶手段が前記受信手段により受信した前記機種固有情報を記憶したとき、前記書き込み禁止制御手段は、前記記憶制御手段の制御により前記記憶手段への書き込み制御信号を遮断することを特徴とする電子装置。
  5. 前記記憶制御手段は、外部の無線送受信装置からの制御による、前記書き込み禁止制御手段の前記記憶手段への書き込み制御信号の導通を禁止することを特徴とする請求項4に記載の電子装置。
  6. 受信した機種固有情報を記憶する、書き込み禁止フラグを備えた記憶部と、前記記憶部を制御する記憶制御部とを有し、前記記憶部により記憶された前記機種固有情報に基づいて動作が制御される電子装置における記憶方法であって、
    前記機種固有情報を受信する受信工程と、
    前記記憶制御部により、前記記憶部が前記受信工程において受信した前記機種固有情報を記憶したとき、前記書き込み禁止フラグをたてる工程と、
    を有することを特徴とする記憶方法。
  7. 受信した機種固有情報を記憶し、記憶された該機種固有情報に基づいて動作が制御される画像形成装置であって、
    前記機種固有情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記機種固有情報を記憶する、書き込み禁止フラグを備えた記憶手段と、
    前記記憶手段を制御する記憶制御手段と、
    を有し、
    前記記憶制御手段は、前記記憶手段が前記受信手段により受信した前記機種固有情報を記憶したとき、前記書き込み禁止フラグをたてることを特徴とする画像形成装置。
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