JP2008077200A - レビュー処理装置,情報処理装置,プログラム,および記録媒体 - Google Patents
レビュー処理装置,情報処理装置,プログラム,および記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008077200A JP2008077200A JP2006253119A JP2006253119A JP2008077200A JP 2008077200 A JP2008077200 A JP 2008077200A JP 2006253119 A JP2006253119 A JP 2006253119A JP 2006253119 A JP2006253119 A JP 2006253119A JP 2008077200 A JP2008077200 A JP 2008077200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- review
- data
- pdf data
- processing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】 各レビュー参加者がそれぞれ自己の情報処理装置上でレビュー対象のドキュメントとレビュー結果との関係が一目で判断できるようにする。
【解決手段】 ドキュメント管理サーバ(レビュー処理装置)30は、レビューIDで管理される複数のレビュー案件に対してそれぞれ、レビュー参加者情報およびレビュー対象のPDFデータ(ドキュメント)を対応付けて管理する。その後、クライアントPC(情報処理装置)10,20からレビュー対象のPDFデータに対するレビュー結果のPDFデータを収集し、そのPDFデータよりコメント情報をFDF形式で取り出し、FDFデータとして保管する。そして、レビュー結果のPDFデータを全て収集したか否かを保持したレビュー結果のPDFデータの収集状況を参照することによりチェックし、全て収集した場合に、保管した全てのレビュー結果のPDFデータにそれぞれ対応するFDFデータを、対応するレビュー対象となったPDFデータに対して書き込む。
【選択図】 図1
【解決手段】 ドキュメント管理サーバ(レビュー処理装置)30は、レビューIDで管理される複数のレビュー案件に対してそれぞれ、レビュー参加者情報およびレビュー対象のPDFデータ(ドキュメント)を対応付けて管理する。その後、クライアントPC(情報処理装置)10,20からレビュー対象のPDFデータに対するレビュー結果のPDFデータを収集し、そのPDFデータよりコメント情報をFDF形式で取り出し、FDFデータとして保管する。そして、レビュー結果のPDFデータを全て収集したか否かを保持したレビュー結果のPDFデータの収集状況を参照することによりチェックし、全て収集した場合に、保管した全てのレビュー結果のPDFデータにそれぞれ対応するFDFデータを、対応するレビュー対象となったPDFデータに対して書き込む。
【選択図】 図1
Description
この発明は、レビュー処理装置、それと通信可能な情報処理装置、それらの装置のコンピュータ(CPU)に実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
近年では、コンピュータネットワーク技術の発展によりチームでドキュメントを共有することが一般的に行われている。そして、ネットワーク上で共有されたドキュメントに対して、複数人がそれぞれ自己の情報処理装置上で同時にレビューするといった使い方もされるようになってきた。
しかし、このようなオンラインレビューでは、レビュー対象のドキュメントに関連付けられた情報格納領域(例えばデータベース)に記録を残す方法が一般的であったため、以下の(1)〜(3)に示すような問題がある。
(1)レビュー対象となったドキュメントに直接レビュー結果(コメント)を記入するわけではないので、レビュー対象となったドキュメントのどの部分に対するレビュー結果なのかが明確ではない。つまり、レビュー結果の対象が不明確なので、レビュー効率が低くなる。
(1)レビュー対象となったドキュメントに直接レビュー結果(コメント)を記入するわけではないので、レビュー対象となったドキュメントのどの部分に対するレビュー結果なのかが明確ではない。つまり、レビュー結果の対象が不明確なので、レビュー効率が低くなる。
(2)レビュー結果に対してタイムスタンプや電子署名を行いたい場合に、それを付与する先が複数のデータになってしまう。これでは、タイムスタンプや電子署名の付与・検証の仕組みが複雑になることに加え、オンラインレビューのシステムが将来メンテナンス停止になった場合などに、タイムスタンプや電子署名の検証が行えなくなる恐れがある。
(3)レビュー結果を、ドキュメントと一緒に印刷することが難しい。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、各レビュー参加者(ユーザ)がそれぞれ自己の情報処理装置上でレビュー対象のドキュメントとレビュー結果との関係が一目で判断できるようにすることを目的とする。
(3)レビュー結果を、ドキュメントと一緒に印刷することが難しい。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、各レビュー参加者(ユーザ)がそれぞれ自己の情報処理装置上でレビュー対象のドキュメントとレビュー結果との関係が一目で判断できるようにすることを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、レビュー処理装置、それと通信可能な情報処理装置、それらの装置のコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
請求項1の発明によるレビュー処理装置は、レビュー参加者の情報処理装置と通信可能であり、レビュー対象のPDFデータを処理するレビュー処理装置であって、識別情報(ID)で管理される複数のレビュー案件に対してそれぞれ、レビュー参加者に関する情報およびレビュー対象のPDFデータを対応付けて管理する管理手段を設けたものである。
請求項1の発明によるレビュー処理装置は、レビュー参加者の情報処理装置と通信可能であり、レビュー対象のPDFデータを処理するレビュー処理装置であって、識別情報(ID)で管理される複数のレビュー案件に対してそれぞれ、レビュー参加者に関する情報およびレビュー対象のPDFデータを対応付けて管理する管理手段を設けたものである。
請求項2の発明によるレビュー処理装置は、請求項1のレビュー処理装置において、上記情報処理装置からレビュー対象のPDFデータに対するレビュー結果のPDFデータを収集するレビュー結果収集手段と、該レビュー結果収集手段によるレビュー結果のPDFデータの収集状況を保持するレビュー結果収集状況保持手段とを設けたものである。
請求項3の発明によるレビュー処理装置は、請求項2のレビュー処理装置において、上記各レビュー案件に対するレビュー結果のPDFデータを上記レビュー結果収集手段によって全て収集したか否かを上記レビュー結果収集状況保持手段に保持されているレビュー結果のPDFデータの収集状況を参照することによってチェックするレビュー結果収集状況チェック手段を設けたものである。
請求項3の発明によるレビュー処理装置は、請求項2のレビュー処理装置において、上記各レビュー案件に対するレビュー結果のPDFデータを上記レビュー結果収集手段によって全て収集したか否かを上記レビュー結果収集状況保持手段に保持されているレビュー結果のPDFデータの収集状況を参照することによってチェックするレビュー結果収集状況チェック手段を設けたものである。
請求項4の発明によるレビュー処理装置は、請求項3のレビュー処理装置において、上記レビュー結果収集手段によって収集したレビュー結果のPDFデータよりコメント情報をFDF形式で取り出し、FDFデータとして保管するFDFデータ保管手段を設けたものである。
請求項5の発明によるレビュー処理装置は、請求項4のレビュー処理装置において、上記レビュー結果収集状況チェック手段によるチェックの結果、上記各レビュー案件に対するレビュー結果のPDFデータを上記レビュー結果収集手段によって全て収集した場合、上記FDFデータ保管手段に保管された該全てのレビュー結果のPDFデータにそれぞれ対応するFDFデータを、対応するレビュー対象となったPDFデータに対して書き込むFDFデータ書込手段を設けたものである。
請求項5の発明によるレビュー処理装置は、請求項4のレビュー処理装置において、上記レビュー結果収集状況チェック手段によるチェックの結果、上記各レビュー案件に対するレビュー結果のPDFデータを上記レビュー結果収集手段によって全て収集した場合、上記FDFデータ保管手段に保管された該全てのレビュー結果のPDFデータにそれぞれ対応するFDFデータを、対応するレビュー対象となったPDFデータに対して書き込むFDFデータ書込手段を設けたものである。
請求項6の発明による情報処理装置は、請求項1〜5のいずれかのレビュー処理装置と通信可能な情報処理装置において、上記レビュー処理装置からレビュー対象のPDFデータを取得するPDFデータ取得手段と、該PDFデータ取得手段によって取得したレビュー対象のPDFデータの用紙サイズを余白が増えるように拡大する用紙サイズ拡大処理手段を設けたものである。
請求項7の発明による情報処理装置は、請求項6の情報処理装置において、上記用紙サイズ拡大処理手段によって用紙サイズが拡大されたレビュー対象のPDFデータの余白にレビューコメントを書き込み、オリジナルの文書中のコメント対象個所との間を線で結ぶための操作手段を設けたものである。
請求項7の発明による情報処理装置は、請求項6の情報処理装置において、上記用紙サイズ拡大処理手段によって用紙サイズが拡大されたレビュー対象のPDFデータの余白にレビューコメントを書き込み、オリジナルの文書中のコメント対象個所との間を線で結ぶための操作手段を設けたものである。
請求項8の発明によるプログラムは、レビュー参加者の情報処理装置と通信可能であり、レビュー対象のPDFデータを処理するレビュー処理装置を制御するコンピュータに、識別情報で管理される複数のレビュー案件に対してそれぞれ、レビュー参加者に関する情報およびレビュー対象のPDFデータを対応付けて管理する管理機能を実現させるためのプログラムである。
請求項9の発明によるプログラムは、請求項8のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記情報処理装置からレビュー対象のPDFデータに対するレビュー結果のPDFデータを収集するレビュー結果収集機能と、該レビュー結果収集機能によるレビュー結果のPDFデータの収集状況を保持するレビュー結果収集状況保持機能をも実現させるためのプログラムである。
請求項9の発明によるプログラムは、請求項8のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記情報処理装置からレビュー対象のPDFデータに対するレビュー結果のPDFデータを収集するレビュー結果収集機能と、該レビュー結果収集機能によるレビュー結果のPDFデータの収集状況を保持するレビュー結果収集状況保持機能をも実現させるためのプログラムである。
請求項10の発明によるプログラムは、請求項9のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記各レビュー案件に対するレビュー結果のPDFデータを上記レビュー結果収集機能によって全て収集したか否かを上記レビュー結果収集状況保持機能に保持されているレビュー結果のPDFデータの収集状況を参照することによってチェックするレビュー結果収集状況チェック機能をも実現させるためのプログラムである。
請求項11の発明によるプログラムは、請求項10のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記レビュー結果収集機能によって収集したレビュー結果のPDFデータよりコメント情報をFDF形式で取り出し、FDFデータとして保管するFDFデータ保管機能をも実現させるためのプログラムである。
請求項11の発明によるプログラムは、請求項10のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記レビュー結果収集機能によって収集したレビュー結果のPDFデータよりコメント情報をFDF形式で取り出し、FDFデータとして保管するFDFデータ保管機能をも実現させるためのプログラムである。
請求項12の発明によるプログラムは、請求項11のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記レビュー結果収集状況チェック機能によるチェックの結果、上記各レビュー案件に対するレビュー結果のPDFデータを上記レビュー結果収集機能によって全て収集した場合、上記FDFデータ保管機能に保管された該全てのレビュー結果のPDFデータにそれぞれ対応するFDFデータを、対応するレビュー対象となったPDFデータに対して書き込むFDFデータ書込機能をも実現させるためのプログラムである。
請求項13の発明によるプログラムは、請求項1〜5のいずれかのレビュー処理装置と通信可能な情報処理装置のコンピュータに、上記レビュー処理装置からレビュー対象のPDFデータを取得するPDFデータ取得機能と、該PDFデータ取得機能によって取得したレビュー対象のPDFデータの用紙サイズを余白が増えるように拡大する用紙サイズ拡大処理機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項13の発明によるプログラムは、請求項1〜5のいずれかのレビュー処理装置と通信可能な情報処理装置のコンピュータに、上記レビュー処理装置からレビュー対象のPDFデータを取得するPDFデータ取得機能と、該PDFデータ取得機能によって取得したレビュー対象のPDFデータの用紙サイズを余白が増えるように拡大する用紙サイズ拡大処理機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項14の発明によるプログラムは、請求項13のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記用紙サイズ拡大処理機能によって用紙サイズが拡大されたレビュー対象のPDFデータの余白にレビューコメントを書き込み、オリジナルの文書中のコメント対象個所との間を線で結ぶための操作機能をも実現させるためのプログラムである。
請求項15の発明による記録媒体は、請求項8〜14のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
請求項15の発明による記録媒体は、請求項8〜14のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明によれば、レビュー処理装置が、識別情報で管理される複数のレビュー案件に対してそれぞれ、レビュー参加者に関する情報およびレビュー対象のPDFデータ(ドキュメント)を対応付けて管理するので、各レビュー参加者がそれぞれ自己の情報処理装置上でレビュー対象のPDFデータに対して直接コメントを記入し、レビュー結果のPDFデータとすることにより、各レビュー参加者がそれぞれ情報処理装置上でレビュー対象のドキュメントとレビュー結果との関係が一目で判断することが可能になる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔ネットワーク環境の一例〕
まず、この発明によるレビュー処理装置であるドキュメント管理サーバを有するドキュメント管理システムの概要を図1を参照して説明する。
図1は、そのドキュメント管理システムのネットワーク構成例を示す概念図である。
このドキュメント管理システムは、複数のクライアントPC10,20と、ドキュメント管理サーバ30とを備えている。それらの機器の接続は、LAN(ローカルエリアネットワーク)やインタネット等のネットワーク1を介して行う。
〔ネットワーク環境の一例〕
まず、この発明によるレビュー処理装置であるドキュメント管理サーバを有するドキュメント管理システムの概要を図1を参照して説明する。
図1は、そのドキュメント管理システムのネットワーク構成例を示す概念図である。
このドキュメント管理システムは、複数のクライアントPC10,20と、ドキュメント管理サーバ30とを備えている。それらの機器の接続は、LAN(ローカルエリアネットワーク)やインタネット等のネットワーク1を介して行う。
クライアントPC10,20はそれぞれ、レビュー対象のPDFデータの取得機能,そのPDFデータに対する新規レビューの作成機能,レビュー結果の送受信機能を備えた情報処理装置であり、ユーザ(レビュー参加者)によるキーボードやポインティングデバイス等の入力部の操作により、通信部の機能を用い、ドキュメント管理サーバ30によって管理されているPDF(Portable Document Format)形式のドキュメントであるPDFデータを取得してその内容を表示部上に表示させたり、そのPDFデータに対して新規レビューを作成したり、新規レビュー又は作成済みのレビューをレビュー結果のPDFデータとしてドキュメント管理サーバ30へ送信したりすることができる。
ドキュメント管理サーバ30は、レビュー対象のPDFデータやレビュー結果のPDFデータを編集して管理するなど、PDFデータに対する各種処理を行う。
ドキュメント管理サーバ30は、レビュー対象のPDFデータやレビュー結果のPDFデータを編集して管理するなど、PDFデータに対する各種処理を行う。
〔ドキュメント管理サーバのハードウェア構成例〕
次に、図1のドキュメント管理サーバ30のハードウェア構成例について、図2を参照して具体的に説明する。
図2は、図1のドキュメント管理サーバ30のハードウェア構成例を示すブロック図である。
このドキュメント管理サーバ30は、CPU31,ASIC32,SDRAM33,ROM34,NVRAM35,HDD(ハードディスク装置)36,モデム37,USB・I/F38,IEEE1394・I/F39,およびMAC・I/F40等によって構成されている。
次に、図1のドキュメント管理サーバ30のハードウェア構成例について、図2を参照して具体的に説明する。
図2は、図1のドキュメント管理サーバ30のハードウェア構成例を示すブロック図である。
このドキュメント管理サーバ30は、CPU31,ASIC32,SDRAM33,ROM34,NVRAM35,HDD(ハードディスク装置)36,モデム37,USB・I/F38,IEEE1394・I/F39,およびMAC・I/F40等によって構成されている。
CPU31は、ASIC32を介してデータ処理(各機能の制御)を行う演算処理手段である。
ASIC32は、CPUインタフェース,SDRAMインターフェース,ローカルバスインタフェース,PCIインタフェース,HDDインタフェース等からなる多機能デバイスボードであり、CPU31の制御対象となるデバイスの共有化を図り、アーキテクチャの面からアプリ等の開発の高効率化を支援するものである。
ASIC32は、CPUインタフェース,SDRAMインターフェース,ローカルバスインタフェース,PCIインタフェース,HDDインタフェース等からなる多機能デバイスボードであり、CPU31の制御対象となるデバイスの共有化を図り、アーキテクチャの面からアプリ等の開発の高効率化を支援するものである。
このASIC32には、モデム37も直接的に接続される。また、USB・I/F38,IEEE1394・I/F39,およびMAC・I/F40がPCIバス41を介して接続される。
SDRAM33は、各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU31がデータ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用するメインメモリである。なお、このSDRAM33の代わりに、DRAMやSRAMを使用してもよい。
SDRAM33は、各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU31がデータ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用するメインメモリである。なお、このSDRAM33の代わりに、DRAMやSRAMを使用してもよい。
ROM34は、CPU31が実行するプログラムや固定データを記憶している固定メモリである。なお、このROM34に、種々のアプリ(アプリケーションプログラム)を記憶しておくこともできる。
NVRAM35は、変更可能な種々のパラメータ等のデータを記憶する不揮発性メモリであり、電源がオフになっても記憶内容を保持するようになっている。なお、このNVRAM35として、RAMと電池を利用したバックアップ回路を集積した不揮発性RAMや、EEPROM,フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを使用することができる。
NVRAM35は、変更可能な種々のパラメータ等のデータを記憶する不揮発性メモリであり、電源がオフになっても記憶内容を保持するようになっている。なお、このNVRAM35として、RAMと電池を利用したバックアップ回路を集積した不揮発性RAMや、EEPROM,フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを使用することができる。
HDD36は、電源のオン・オフに関係なくデータを記憶保存する記憶装置(記録媒体)であり、OS(オペレーティングシステム)や各種サービスを実現するための各種アプリを含む各種データを記憶保存する。このHDD36に、上述したSDRAM33内のデータやNVRAM35内のデータを記憶しておくこともできる。
モデム37は、変復調手段であり、図示しない外部機器へ公衆回線経由でデータを送信する場合、そのデータを公衆回線に流せる形に変調する。また、外部機器から送られてくる変調されたデータを受信した場合、そのデータを復調する。
モデム37は、変復調手段であり、図示しない外部機器へ公衆回線経由でデータを送信する場合、そのデータを公衆回線に流せる形に変調する。また、外部機器から送られてくる変調されたデータを受信した場合、そのデータを復調する。
USB・I/F38およびIEEE1394・I/F39はそれぞれ、外部機器と直接接続して通信を行うための、USB規格,IEEE1394規格のインタフェース(直接インタフェース)である。
MAC・I/F40は、LAN等のネットワーク1を介してクライアントPC10,20を含む各外部機器と通信を行うためのネットワークインタフェースである。
MAC・I/F40は、LAN等のネットワーク1を介してクライアントPC10,20を含む各外部機器と通信を行うためのネットワークインタフェースである。
ここで、CPU31は、ドキュメント管理サーバ30の電源投入時に、ROM34内のブートローダ(ブートプログラム)に従い、HDD36内のOSを読み出し、それをSDRAM33にロードして展開した後、そのOSを起動させる。そして、USB・I/F38,IEEE1394・I/F39,およびMAC・I/F40を用いることにより、ネットワーク制御を行う。
なお、クライアントPC10,20のハードウェア構成は、図2によって説明したドキュメント管理サーバ30と略同様のハードウェア構成に入力部および表示部を備えたものである。
このクライアントPC10,20のCPUは、SDRAM,ROM内のプログラムを必要に応じて実行し、装置の制御を行うことにより、この発明に関わる機能であるPDFデータ取得手段,用紙サイズ拡大処理手段,操作手段としての機能を実現することができる。
このクライアントPC10,20のCPUは、SDRAM,ROM内のプログラムを必要に応じて実行し、装置の制御を行うことにより、この発明に関わる機能であるPDFデータ取得手段,用紙サイズ拡大処理手段,操作手段としての機能を実現することができる。
〔ドキュメント管理サーバの機能構成例〕
図3は、図1のドキュメント管理サーバ30の機能構成例を示すブロック図である。
このドキュメント管理サーバ30は、図2のCPU31が、SDRAM33,ROM34内のプログラムを必要に応じて実行し、装置の制御を行うことにより、通信部51,新規レビュー登録部52,レビュー結果受取部53,レビュー結果配信部54,PDF解析部55,PDF編集部56,およびレビュー情報管理部57としての機能を果たす。これらによって、この発明に関わる機能である管理手段,レビュー結果収集状況保持手段,レビュー結果収集状況チェック手段,FDFデータ保管手段,FDFデータ書込手段としての機能を実現することができる。
図3は、図1のドキュメント管理サーバ30の機能構成例を示すブロック図である。
このドキュメント管理サーバ30は、図2のCPU31が、SDRAM33,ROM34内のプログラムを必要に応じて実行し、装置の制御を行うことにより、通信部51,新規レビュー登録部52,レビュー結果受取部53,レビュー結果配信部54,PDF解析部55,PDF編集部56,およびレビュー情報管理部57としての機能を果たす。これらによって、この発明に関わる機能である管理手段,レビュー結果収集状況保持手段,レビュー結果収集状況チェック手段,FDFデータ保管手段,FDFデータ書込手段としての機能を実現することができる。
通信部51は、クライアントPC10,20を含む各外部機器と通信を行う。
新規レビュー登録部52は、レビュー参加者によるクライアントPC10又は20上での操作により新規レビューを登録する。
レビュー結果受取部53は、クライアントPC10又は20からレビュー結果のPDFデータを受け取る。
レビュー結果配信部54は、レビュー結果のPDFデータをクライアントPC10又は20へ配信(送信)する。
PDF解析部55は、PDFデータの解析を行う。
PDF編集部56は、PDFデータの編集を行う。
レビュー情報管理部57は、HDD36内のレビュー情報を管理する。
新規レビュー登録部52は、レビュー参加者によるクライアントPC10又は20上での操作により新規レビューを登録する。
レビュー結果受取部53は、クライアントPC10又は20からレビュー結果のPDFデータを受け取る。
レビュー結果配信部54は、レビュー結果のPDFデータをクライアントPC10又は20へ配信(送信)する。
PDF解析部55は、PDFデータの解析を行う。
PDF編集部56は、PDFデータの編集を行う。
レビュー情報管理部57は、HDD36内のレビュー情報を管理する。
以下、このドキュメント管理システムのクライアントPC10,20,ドキュメント管理サーバ30によるこの発明に関わる各制御の一例(各実施例)について、図5〜図16の各図面を参照して具体的に説明する。
〔第1実施例〕
まず、ドキュメント管理サーバ30による新規レビュー登録処理について、図4〜図6を参照して説明する。
〔第1実施例〕
まず、ドキュメント管理サーバ30による新規レビュー登録処理について、図4〜図6を参照して説明する。
図4は、ドキュメント管理サーバ30による新規レビュー登録処理の一例を示すフローチャートである。
ドキュメント管理サーバ30は、レビュー参加者によるクライアントPC10又は20上での操作により新規レビューの登録の指示があった場合に、図4の処理を開始し、まずステップS1でその新規レビューのID(識別情報)であるレビューID,レビュー参加者情報(レビュー参加者に関する情報),レビュー対象のPDFデータ(レビュー対象のPDFデータの名称であるPDF名および実データ)をクライアントPC10又は20から受け取る(収集する)。
ドキュメント管理サーバ30は、レビュー参加者によるクライアントPC10又は20上での操作により新規レビューの登録の指示があった場合に、図4の処理を開始し、まずステップS1でその新規レビューのID(識別情報)であるレビューID,レビュー参加者情報(レビュー参加者に関する情報),レビュー対象のPDFデータ(レビュー対象のPDFデータの名称であるPDF名および実データ)をクライアントPC10又は20から受け取る(収集する)。
次に、ステップS2へ進み、例えば図5に示すように、受け取ったレビューIDとレビュー参加者情報とを対応付けてHDD36に格納してあるレビュー参加者管理テーブルに書き込む。
次に、ステップS3へ進み、例えば図6に示すように、受け取ったレビューIDとレビュー対象のPDFデータとを対応付けてHDD36に格納してあるレビュー対象ドキュメント管理テーブルに書き込む。
このような新規レビュー登録処理により、レビューIDで管理される複数のレビュー案件に対してそれぞれ、レビュー参加者情報およびレビュー対象のPDFデータを対応付けて管理することができる。
次に、ステップS3へ進み、例えば図6に示すように、受け取ったレビューIDとレビュー対象のPDFデータとを対応付けてHDD36に格納してあるレビュー対象ドキュメント管理テーブルに書き込む。
このような新規レビュー登録処理により、レビューIDで管理される複数のレビュー案件に対してそれぞれ、レビュー参加者情報およびレビュー対象のPDFデータを対応付けて管理することができる。
なお、この新規レビュー登録処理時には、レビュー参加者管理テーブルおよびレビュー対象ドキュメント管理テーブルの内容に基づいて、以下の処理も行う。つまり、例えば図8に示すように、レビューIDとレビュー対象のPDF名とレビュー参加者情報とレビュー結果受取済フラグ(但し「null」とする)とを対応付けてHDD36に格納してあるレビュー結果受取状況管理テーブルに書き込む。また、例えば図11に示すように、レビューIDとレビュー対象のPDF名とレビュー参加者情報とを対応付けてHDD36に格納してあるコメントデータ保持テーブルに書き込む(但しコメントデータは除く)。
〔第2実施例〕
次に、ドキュメント管理サーバ30によるレビュー結果収集処理について、図7,図8を参照して説明する。
図7は、ドキュメント管理サーバ30によるレビュー結果収集処理の一例を示すフローチャートである。
次に、ドキュメント管理サーバ30によるレビュー結果収集処理について、図7,図8を参照して説明する。
図7は、ドキュメント管理サーバ30によるレビュー結果収集処理の一例を示すフローチャートである。
ドキュメント管理サーバ30は、レビュー参加者によるクライアントPC10又は20上での操作によりレビュー結果のPDFデータの登録の指示があった場合に、図7の処理を開始し、まずステップS11でそのレビューID,レビュー参加者情報,レビュー結果のPDFデータ(レビュー対象のPDF名およびレビュー結果の実データ)をクライアントPC10又は20から受け取り、ステップS12で、レビュー結果受取状況管理テーブル(図8)内のステップS11で受け取ったデータに対応するレビュー結果受取済フラグを立てる(「null」→「済」)。レビュー結果受取状況管理テーブルは、レビュー結果のPDFデータの受取状況を保持・管理している。受け取ったレビュー結果のPDFデータは、対応するレビューIDと共にHDD36内の所定領域(ここでは「一時領域」という)に格納しておく。
〔第3実施例〕
次に、ドキュメント管理サーバ30によるレビュー結果収集状況チェック処理について、図9を参照して説明する。
図9は、ドキュメント管理サーバ30によるレビュー結果収集状況チェック処理の一例を示すフローチャートである。
ドキュメント管理サーバ30は、定期的に各レビューID別に図9の処理を開始する。
次に、ドキュメント管理サーバ30によるレビュー結果収集状況チェック処理について、図9を参照して説明する。
図9は、ドキュメント管理サーバ30によるレビュー結果収集状況チェック処理の一例を示すフローチャートである。
ドキュメント管理サーバ30は、定期的に各レビューID別に図9の処理を開始する。
そしてまず、ステップS21でレビュー結果受取状況管理テーブル(図8)から対象のレビューID(レビュー案件)を読み出し(受け取り)、ステップS22でそのレビューIDのレビュー結果のPDFデータを全て受け取ったか否かをレビュー結果受取済フラグを参照することによってチェックする。
そして、対象のレビューIDのレビュー結果受取済フラグが全件立っている場合に、対象のレビューIDのレビュー結果のPDFデータを全て受け取っていると判断し、ステップS23でレビュー結果収集完了時の処理を実行する。
そして、対象のレビューIDのレビュー結果受取済フラグが全件立っている場合に、対象のレビューIDのレビュー結果のPDFデータを全て受け取っていると判断し、ステップS23でレビュー結果収集完了時の処理を実行する。
〔第4実施例〕
次に、ドキュメント管理サーバ30によるレビュー結果編集処理について、図10を参照して説明する。
図10は、ドキュメント管理サーバ30によるレビュー結果編集処理の一例を示すフローチャートである。
ドキュメント管理サーバ30は、定期的にレビュー結果受取済フラグが立っている(「済」)各レビューID別に図10の処理を開始する。
次に、ドキュメント管理サーバ30によるレビュー結果編集処理について、図10を参照して説明する。
図10は、ドキュメント管理サーバ30によるレビュー結果編集処理の一例を示すフローチャートである。
ドキュメント管理サーバ30は、定期的にレビュー結果受取済フラグが立っている(「済」)各レビューID別に図10の処理を開始する。
そしてまず、ステップS31でレビュー結果受取状況管理テーブル(図8)から対象のレビューID,レビュー対象のPDF名,レビュー参加者情報を、HDD36内の一時領域から対応するレビュー結果のPDFデータをそれぞれ読み出し、ステップS32でそのレビュー結果のPDFデータよりコメント情報をFDF形式で取り出し、ステップS33へ進む。
ステップS33では、コメントデータ保持テーブル(図11)内のステップS31で読み出したデータ(レビュー結果のPDFデータを除く)と同じデータに、ステップS32で取り出したFDF形式のコメント情報であるFDFデータ(コメントデータ)を対応付け、保管する。
ステップS33では、コメントデータ保持テーブル(図11)内のステップS31で読み出したデータ(レビュー結果のPDFデータを除く)と同じデータに、ステップS32で取り出したFDF形式のコメント情報であるFDFデータ(コメントデータ)を対応付け、保管する。
〔第5実施例〕
次に、ドキュメント管理サーバ30によるFDFデータ書込処理について、図12を参照して説明する。
図12は、図9のステップS23におけるレビュー結果収集完了時の処理のうちのFDFデータ書込処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
ドキュメント管理サーバ30は、まずステップS41でレビュー結果受取状況管理テーブル(図8)からレビュー結果受取済フラグが全件立っているレビューID,レビュー対象のPDF名を読み出す。
次に、ドキュメント管理サーバ30によるFDFデータ書込処理について、図12を参照して説明する。
図12は、図9のステップS23におけるレビュー結果収集完了時の処理のうちのFDFデータ書込処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
ドキュメント管理サーバ30は、まずステップS41でレビュー結果受取状況管理テーブル(図8)からレビュー結果受取済フラグが全件立っているレビューID,レビュー対象のPDF名を読み出す。
次に、ステップS42へ進み、レビュー対象ドキュメント管理テーブル(図6)からステップS41で読み出したレビュー対象のPDF名に対応する実データ(レビュー対象となったPDFデータの実データ)を読み出して取得する。
次に、ステップS43へ進み、コメントデータ保持テーブル(図11)からステップS41で読み出したレビュー対象のPDF名に対応するFDFデータを全レビュー参加者(ユーザ)分読み出して取得する。
次に、ステップS44へ進み、ステップS41で読み出したレビュー対象のPDF名に対応する実データに対してステップS43で取得したFDFデータを書き込む。
次に、ステップS43へ進み、コメントデータ保持テーブル(図11)からステップS41で読み出したレビュー対象のPDF名に対応するFDFデータを全レビュー参加者(ユーザ)分読み出して取得する。
次に、ステップS44へ進み、ステップS41で読み出したレビュー対象のPDF名に対応する実データに対してステップS43で取得したFDFデータを書き込む。
〔第6実施例〕
次に、クライアントPC10,20によるレビュー対象のPDFデータに対する処理について、図13,図14を参照して説明する。
図13は、クライアントPC10,20によるレビュー対象のPDFデータに対する用紙サイズ拡大処理を説明するための図である。
図14は、クライアントPC10,20によるレビュー対象のPDFデータに対する操作処理を説明するための図である。
次に、クライアントPC10,20によるレビュー対象のPDFデータに対する処理について、図13,図14を参照して説明する。
図13は、クライアントPC10,20によるレビュー対象のPDFデータに対する用紙サイズ拡大処理を説明するための図である。
図14は、クライアントPC10,20によるレビュー対象のPDFデータに対する操作処理を説明するための図である。
クライアントPC10,20はそれぞれ、レビュー参加者による入力部の操作によってレビューIDが指定されると、ドキュメント管理サーバ30からそのレビューIDに対応するレビュー対象のPDFデータを取得し、そのPDFデータの内容を表示部上に表示する。このとき、そのレビュー対象のPDFデータの用紙サイズを余白が増えるように拡大する。例えば、図13の(a)(b)に示すように、PDFデータ(サンプル資料)の用紙サイズを横方向に余白が増えるように2倍に拡大する。
その後、レビュー参加者によって表示部上のPDFデータの内容がレビューされ、そのレビュー参加者による入力部の操作によってそのPDFデータの余白にレビューコメントを書き込み、オリジナルの文書中のコメント対象個所との間を線で結ぶ。例えば、図14の(a)(b)に示すように、「1.発明の概要」「2.請求の範囲」「3.実施例」の各説明文に対するレビューコメントとしてそれぞれ、「もう少し詳しく」「10項以上に」「図も必要」を余白に書き込み、その各説明文の個所と各レビューコメントの個所とをそれぞれ矢印付き実線で結ぶ。
このようなレビュー対象のPDFデータに対する操作処理が完了し、レビュー参加者による入力部の操作によってレビュー結果のPDFデータの登録が指示されると、表示部上のPDFデータをレビュー結果のPDFデータとしてドキュメント管理サーバ30へ送信する。
このようなレビュー対象のPDFデータに対する操作処理が完了し、レビュー参加者による入力部の操作によってレビュー結果のPDFデータの登録が指示されると、表示部上のPDFデータをレビュー結果のPDFデータとしてドキュメント管理サーバ30へ送信する。
この実施形態のドキュメント管理システムによれば、PDF技術を使用することにより、以下に示すような効果を得られる。
(1)レビュー対象のPDFデータ(PDF形式のドキュメント)に直接コメントを記入することにより、コメントの対象が明確になる。
(2)レビュー対象のPDFデータに対するレビュー結果を、そのPDFデータとコメントとをまとめて1つのPDFデータ(印刷に適した形式)として扱うため、以下の(a)〜(c)に示すような効果を得られる。
(a)レビュー結果に対してタイムスタンプや電子署名を行いたい場合、そのタイムスタンプや電子署名の付与・検証がシンプルになる。
(b)タイムスタンプや電子署名の長期保証が楽になる。
(c)レビュー結果の印刷が容易となる。
(1)レビュー対象のPDFデータ(PDF形式のドキュメント)に直接コメントを記入することにより、コメントの対象が明確になる。
(2)レビュー対象のPDFデータに対するレビュー結果を、そのPDFデータとコメントとをまとめて1つのPDFデータ(印刷に適した形式)として扱うため、以下の(a)〜(c)に示すような効果を得られる。
(a)レビュー結果に対してタイムスタンプや電子署名を行いたい場合、そのタイムスタンプや電子署名の付与・検証がシンプルになる。
(b)タイムスタンプや電子署名の長期保証が楽になる。
(c)レビュー結果の印刷が容易となる。
〔ネットワーク環境の他の例〕
次に、この発明によるレビュー処理装置であるドキュメント配信サーバを有するドキュメント配信システムの概要を図15を参照して説明する。
図15はそのドキュメント配信システムのネットワーク構成例を示す概念図であり、図1と対応する部分には同一符号を付している。
このドキュメント配信システムは、複数のクライアントPC10,20と、ドキュメント配信サーバ100とを備えている。それらの機器の接続は、LANやインタネット等のネットワーク1を介して行う。
次に、この発明によるレビュー処理装置であるドキュメント配信サーバを有するドキュメント配信システムの概要を図15を参照して説明する。
図15はそのドキュメント配信システムのネットワーク構成例を示す概念図であり、図1と対応する部分には同一符号を付している。
このドキュメント配信システムは、複数のクライアントPC10,20と、ドキュメント配信サーバ100とを備えている。それらの機器の接続は、LANやインタネット等のネットワーク1を介して行う。
クライアントPC10,20はそれぞれ、レビュー対象のPDFデータの取得機能,そのPDFデータに対する新規レビューの作成機能,レビュー結果の送受信機能を備えた情報処理装置であり、レビュー参加者による入力部の操作により、メール受信・送信部の機能を用い、ドキュメント管理サーバ30によって管理されているPDF(Portable Document Format)形式のドキュメントであるPDFデータを取得してその内容を表示部上に表示させたり、そのPDFデータに対して新規レビューを作成したり、新規レビュー又は作成済みのレビューをレビュー結果のPDFデータとしてドキュメント管理サーバ30へ送信したりすることができる。
ドキュメント配信サーバ100は、ドキュメント管理サーバ30とは、クライアントPC10,20とのやりとりを電子メールにて行うために、メール受信・送信部を備えている以外は略同様の機能を備えている。
ドキュメント配信サーバ100のハードウェア構成は、図2によって説明したドキュメント管理サーバと略同様なので、その図示および説明は省略する。
ドキュメント配信サーバ100のハードウェア構成は、図2によって説明したドキュメント管理サーバと略同様なので、その図示および説明は省略する。
〔ドキュメント配信サーバの機能構成例〕
図16は、図15のドキュメント配信サーバ100の機能構成例を示すブロック図である。
このドキュメント配信サーバ100は、CPUが、SDRAM,ROM内のプログラムを必要に応じて実行し、装置の制御を行うことにより、メール受信・送信部101,新規レビュー登録部52,レビュー結果受取部53,レビュー結果配信部54,PDF解析部55,PDF編集部56,およびレビュー情報管理部57としての機能を果たす。これらによって、この発明に関わる機能である管理手段,,レビュー結果収集状況保持手段,レビュー結果収集状況チェック手段,FDFデータ保管手段,FDFデータ書込手段としての機能を実現することができる。
図16は、図15のドキュメント配信サーバ100の機能構成例を示すブロック図である。
このドキュメント配信サーバ100は、CPUが、SDRAM,ROM内のプログラムを必要に応じて実行し、装置の制御を行うことにより、メール受信・送信部101,新規レビュー登録部52,レビュー結果受取部53,レビュー結果配信部54,PDF解析部55,PDF編集部56,およびレビュー情報管理部57としての機能を果たす。これらによって、この発明に関わる機能である管理手段,,レビュー結果収集状況保持手段,レビュー結果収集状況チェック手段,FDFデータ保管手段,FDFデータ書込手段としての機能を実現することができる。
メール受信・送信部101は、クライアントPC10,20を含む各外部機器とのやりとりを電子メールにて行う。
このように構成されたドキュメント配信システムでは、クライアントPC10,20がそれぞれ、ドキュメント配信サーバ100に対して新規レビューの登録指示を電子メールの送信によって行うことにより、ドキュメント配信サーバ100が新規レビューを登録する。
このように構成されたドキュメント配信システムでは、クライアントPC10,20がそれぞれ、ドキュメント配信サーバ100に対して新規レビューの登録指示を電子メールの送信によって行うことにより、ドキュメント配信サーバ100が新規レビューを登録する。
ドキュメント配信サーバ100は、レビュー対象のPDFデータをレビュー参加者のクライアントPC10,20へそれぞれ配信する。
クライアントPC10,20はそれぞれ、ドキュメント配信サーバ100から配信されるレビュー対象のPDFデータを受信(取得)すると、その内容を表示部上に表示する。そして、そのレビュー対象のPDFデータに対して第6実施例と同様な処理を行い、レビュー結果のPDFデータ(コメントを含む)としてドキュメント管理サーバ30へ電子メールにて送信する。
クライアントPC10,20はそれぞれ、ドキュメント配信サーバ100から配信されるレビュー対象のPDFデータを受信(取得)すると、その内容を表示部上に表示する。そして、そのレビュー対象のPDFデータに対して第6実施例と同様な処理を行い、レビュー結果のPDFデータ(コメントを含む)としてドキュメント管理サーバ30へ電子メールにて送信する。
ドキュメント配信サーバ100は、レビュー情報を管理しており、クライアントPC10,20からそれぞれ配信される全レビュー参加者のレビュー結果のPDFデータを受信した時点で、全レビュー参加者のレビューコメントが書き込まれたPDFデータを全レビュー参加者のクライアントPC10,20へ電子メールにて配信する。
このドキュメント配信システムによっても、前述したドキュメント管理システムと同様の作用効果を得ることができる。
このドキュメント配信システムによっても、前述したドキュメント管理システムと同様の作用効果を得ることができる。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、各レビュー参加者がそれぞれ情報処理装置上でレビュー対象のドキュメントとレビュー結果との関係が一目で判断することが可能になる。したがって、この発明を利用すれば、非常に使い勝手のよいレビュー処理および情報処理装置を提供することができる。
1:ネットワーク 10,20:クライアントPC 30:ドキュメント管理サーバ
31:CPU 32:ASIC 33:SDRAM 34:ROM
35:NVRAM 36:HDD 37:モデム 38:USB・I/F
39:IEEE1394・I/F 40:MAC・I/F 41:PCIバス
51:通信部 52:新規レビュー登録部 53:レビュー結果受取部
54:レビュー結果配信部 55:PDF解析部 56:PDF編集部
57:レビュー情報管理部 100:ドキュメント配信サーバ
101:メール受信・送信部
31:CPU 32:ASIC 33:SDRAM 34:ROM
35:NVRAM 36:HDD 37:モデム 38:USB・I/F
39:IEEE1394・I/F 40:MAC・I/F 41:PCIバス
51:通信部 52:新規レビュー登録部 53:レビュー結果受取部
54:レビュー結果配信部 55:PDF解析部 56:PDF編集部
57:レビュー情報管理部 100:ドキュメント配信サーバ
101:メール受信・送信部
Claims (15)
- レビュー参加者の情報処理装置と通信可能であり、レビュー対象のPDFデータを処理するレビュー処理装置であって、
識別情報で管理される複数のレビュー案件に対してそれぞれ、レビュー参加者に関する情報およびレビュー対象のPDFデータを対応付けて管理する管理手段を設けたことを特徴とするレビュー処理装置。 - 請求項1記載のレビュー処理装置において、
前記情報処理装置からレビュー対象のPDFデータに対するレビュー結果のPDFデータを収集するレビュー結果収集手段と、
該レビュー結果収集手段によるレビュー結果のPDFデータの収集状況を保持するレビュー結果収集状況保持手段とを設けたことを特徴とするレビュー処理装置。 - 請求項2記載のレビュー処理装置において、
前記各レビュー案件に対するレビュー結果のPDFデータを前記レビュー結果収集手段によって全て収集したか否かを前記レビュー結果収集状況保持手段に保持されているレビュー結果のPDFデータの収集状況を参照することによってチェックするレビュー結果収集状況チェック手段を設けたことを特徴とするレビュー処理装置。 - 請求項3記載のレビュー処理装置において、
前記レビュー結果収集手段によって収集したレビュー結果のPDFデータよりコメント情報をFDF形式で取り出し、FDFデータとして保管するFDFデータ保管手段を設けたことを特徴とするレビュー処理装置。 - 請求項4記載のレビュー処理装置において、
前記レビュー結果収集状況チェック手段によるチェックの結果、前記各レビュー案件に対するレビュー結果のPDFデータを前記レビュー結果収集手段によって全て収集した場合、前記FDFデータ保管手段に保管された該全てのレビュー結果のPDFデータにそれぞれ対応するFDFデータを、対応するレビュー対象となったPDFデータに対して書き込むFDFデータ書込手段を設けたことを特徴とするレビュー処理装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のレビュー処理装置と通信可能な情報処理装置において、
前記レビュー処理装置からレビュー対象のPDFデータを取得するPDFデータ取得手段と、
該PDFデータ取得手段によって取得したレビュー対象のPDFデータの用紙サイズを余白が増えるように拡大する用紙サイズ拡大処理手段を設けたことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項6記載の情報処理装置において、
前記用紙サイズ拡大処理手段によって用紙サイズが拡大されたレビュー対象のPDFデータの余白にレビューコメントを書き込み、オリジナルの文書中のコメント対象個所との間を線で結ぶための操作手段を設けたことを特徴とする情報処理装置。 - レビュー参加者の情報処理装置と通信可能であり、レビュー対象のPDFデータを処理するレビュー処理装置を制御するコンピュータに、
識別情報で管理される複数のレビュー案件に対してそれぞれ、レビュー参加者に関する情報およびレビュー対象のPDFデータを対応付けて管理する管理機能を実現させるためのプログラム。 - 請求項8記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記情報処理装置からレビュー対象のPDFデータに対するレビュー結果のPDFデータを収集するレビュー結果収集機能と、
該レビュー結果収集機能によるレビュー結果のPDFデータの収集状況を保持するレビュー結果収集状況保持機能をも実現させるためのプログラム。 - 請求項9記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記各レビュー案件に対するレビュー結果のPDFデータを前記レビュー結果収集機能によって全て収集したか否かを前記レビュー結果収集状況保持機能に保持されているレビュー結果のPDFデータの収集状況を参照することによってチェックするレビュー結果収集状況チェック機能をも実現させるためのプログラム。 - 請求項10記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記レビュー結果収集機能によって収集したレビュー結果のPDFデータよりコメント情報をFDF形式で取り出し、FDFデータとして保管するFDFデータ保管機能をも実現させるためのプログラム。 - 請求項11記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記レビュー結果収集状況チェック機能によるチェックの結果、前記各レビュー案件に対するレビュー結果のPDFデータを前記レビュー結果収集機能によって全て収集した場合、前記FDFデータ保管機能に保管された該全てのレビュー結果のPDFデータにそれぞれ対応するFDFデータを、対応するレビュー対象となったPDFデータに対して書き込むFDFデータ書込機能をも実現させるためのプログラム。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のレビュー処理装置と通信可能な情報処理装置のコンピュータに、
前記レビュー処理装置からレビュー対象のPDFデータを取得するPDFデータ取得機能と、
該PDFデータ取得機能によって取得したレビュー対象のPDFデータの用紙サイズを余白が増えるように拡大する用紙サイズ拡大処理機能とを実現させるためのプログラム。 - 請求項13記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記用紙サイズ拡大処理機能によって用紙サイズが拡大されたレビュー対象のPDFデータの余白にレビューコメントを書き込み、オリジナルの文書中のコメント対象個所との間を線で結ぶための操作機能をも実現させるためのプログラム。 - 請求項8乃至14のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006253119A JP2008077200A (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | レビュー処理装置,情報処理装置,プログラム,および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006253119A JP2008077200A (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | レビュー処理装置,情報処理装置,プログラム,および記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008077200A true JP2008077200A (ja) | 2008-04-03 |
Family
ID=39349216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006253119A Pending JP2008077200A (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | レビュー処理装置,情報処理装置,プログラム,および記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008077200A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010036467A2 (en) * | 2008-09-25 | 2010-04-01 | Motorola, Inc. | Content item review management |
US8364727B2 (en) | 2009-08-18 | 2013-01-29 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Information processing apparatus, information processing method and computer readable medium |
-
2006
- 2006-09-19 JP JP2006253119A patent/JP2008077200A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010036467A2 (en) * | 2008-09-25 | 2010-04-01 | Motorola, Inc. | Content item review management |
WO2010036467A3 (en) * | 2008-09-25 | 2010-05-27 | Motorola, Inc. | Content item review management |
US8364727B2 (en) | 2009-08-18 | 2013-01-29 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Information processing apparatus, information processing method and computer readable medium |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9092758B2 (en) | Service providing apparatus, information processing system and methods | |
US20140258334A1 (en) | Information processing apparatus, information processing system and information processing method | |
JP2006341405A (ja) | 印刷装置、印刷システム、プログラム及び印刷方法 | |
JP2009163501A (ja) | 印刷物管理システムおよび方法 | |
US20130159416A1 (en) | Document management system and document server system | |
KR100858103B1 (ko) | 템플릿 기반의 웹문서 pdf 출판 시스템 | |
US8266679B2 (en) | Information processing apparatus and information processing system | |
JP2012248002A (ja) | データ登録装置、データ登録方法、コンピュータプログラム | |
JP2008077200A (ja) | レビュー処理装置,情報処理装置,プログラム,および記録媒体 | |
JP2008090491A (ja) | Ftp通信システム | |
JP4807702B2 (ja) | 電子印鑑処理装置等 | |
JP2009122800A (ja) | 業務フロー管理システム及びプログラム | |
JP2008146565A (ja) | レビュー処理方法,プログラム,記録媒体およびレビュー処理装置 | |
JP2009042984A (ja) | 画像処理システム、データ処理方法、記憶媒体、プログラム | |
JP2003316543A (ja) | 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム | |
KR20210093621A (ko) | 템플릿기반 웹(sns)컨텐츠 pdf 출판시스템 | |
JP2008269339A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体 | |
JP2006065777A (ja) | 情報共有システム、情報処理装置及び制御プログラム | |
JP2009020618A (ja) | 文書情報編集装置、文書情報編集方法、文書情報編集プログラム及び記録媒体 | |
JP2008167330A (ja) | ファクシミリ装置およびファクシミリ装置の制御方法およびプログラムおよび記録媒体 | |
JP2004302614A (ja) | 電子情報システム | |
JP5284664B2 (ja) | 画像ファイル管理システム | |
JP2022128661A (ja) | 名刺処理装置、名刺処理方法、プログラム、および名刺ファイルのデータ構造 | |
JP2011180951A (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び記録媒体 | |
JP2008141584A (ja) | 画像情報提供システム |