JP2022128661A - 名刺処理装置、名刺処理方法、プログラム、および名刺ファイルのデータ構造 - Google Patents

名刺処理装置、名刺処理方法、プログラム、および名刺ファイルのデータ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】従来、名刺の作成のために必要な情報を受け付けた場合に、受け付けた情報から取得された名刺画像等と受け付けた情報とを対応付けて管理できなかった。【解決手段】名刺を構成する情報である2以上の項目情報と名刺のレイアウト情報とを有する名刺作成情報を受け付ける名刺作成情報受付部121と、名刺作成情報を用いて取得した名刺画像を有する名刺情報を構成する名刺情報構成部132と、名刺作成情報と名刺情報とを対応付けて蓄積する名刺蓄積部133とを具備する名刺処理装置1により、名刺の作成のために必要なテキストデータ等の情報を受け付けた場合に、受け付けた情報から取得された名刺画像等と受け付けた情報とを対応付けて管理できる。【選択図】図2

Description

本発明は、名刺に関する情報を処理する名刺処理装置等に関するものである。
従来、スキャンされた名刺の情報に対して手作業による修正を必要としない名刺情報提供システムがあった。かかるシステムにおいて、名詞情報提供サーバは、名刺を光学的に読み取って得られた名刺情報を端末装置から取得し、真正な名刺情報が複数登録された名刺データベースに基づいて、取得した名刺情報に対応する真正な名刺情報を抽出し、抽出した真正な名刺情報を出力する(例えば、特許文献1参照)。
特許第6566460号公報
しかしながら、従来技術においては、名刺の作成のために必要なテキストデータ等の情報を受け付けた場合に、受け付けた情報から取得された名刺画像等と受け付けた情報とを対応付けて管理できなかった。
本第一の発明の名刺処理装置は、名刺を構成する情報である2以上の項目情報と名刺のレイアウト情報とが取得可能な名刺作成情報を受け付ける名刺作成情報受付部と、名刺作成情報を用いて取得した名刺画像を有する名刺情報を構成する名刺情報構成部と、名刺作成情報と名刺情報とを対応付けて蓄積する名刺蓄積部とを具備する名刺処理装置である。
かかる構成により、名刺の作成のために必要な情報を受け付けた場合に、受け付けた情報から取得された名刺画像等と受け付けた情報とを対応付けて管理できる。
また、本第二の発明の名刺処理装置は、第一の発明に対して、名刺情報は、2以上の項目情報と名刺画像とを有する一つのファイルの名刺ファイルである、名刺処理装置である。
かかる構成により、名刺の作成のために必要な情報を受け付けた場合に、受け付けた情報から名刺画像とテキストデータとを含む名刺ファイルを取得できる。
また、本第三の発明の名刺処理装置は、第一または第二の発明に対して、名刺情報構成部が名刺情報を構成した場合に、名刺情報を用いた所定の処理を行う名刺処理部をさらに具備する名刺処理装置である。
かかる構成により、名刺の作成のために必要な情報を受け付け場合に、所定のアクションを行える。
また、本第四の発明の名刺処理装置は、第三の発明に対して、名刺作成情報受付部が受け付けた名刺作成情報が既に存在するか否かを判断する判断部をさらに具備し、名刺情報構成部、または名刺処理部は、判断部が既に存在しない、と判断した場合のみ、動作を行う名刺処理装置である。
かかる構成により、受け付けた名刺の作成のために必要な情報が新規である場合にのみ、名刺情報の構成または所定の処理が行える。
また、本第五の発明の名刺処理装置は、第三または第四の発明に対して、名刺処理部は、名刺情報が有する一部または全部の情報を含む異動情報を送信する、名刺処理装置である。
かかる構成により、名刺の作成のために必要な情報を受け付け場合に、当該名刺のユーザの異動に関する情報を送信できる。
また、本第六の発明の名刺処理装置は、第五の発明に対して、一のユーザと他のユーザとの名刺交換に関する1以上の名刺交換情報が格納される名刺交換情報格納部をさらに具備し、名刺処理部は、名刺作成情報受付部が受け付けた名刺作成情報に対応するユーザと名刺交換を行った1以上の他のユーザを、名刺交換情報格納部の1以上の名刺交換情報を用いて決定し、決定した1以上の他のユーザに、異動情報を送信する、名刺処理装置である。
かかる構成により、名刺の作成のために必要な情報を受け付け場合に、当該名刺のユーザの異動に関する情報を当該ユーザと名刺交換した他のユーザに送信できる。
また、本第七の発明の名刺処理装置は、第三または第四の発明に対して、名刺処理部は、名刺作成情報受付部が受け付けた名刺作成情報に対応するユーザに、名刺情報構成部が名刺情報を送信する、名刺処理装置である。
かかる構成により、名刺の作成のために必要な情報を受け付け場合に、当該名刺画像を含む名刺情報を、当該名刺のユーザに送信できる。なお、名刺情報は、後述する名刺ファイルであることは好適である。
また、本第八の発明の名刺処理装置は、名刺を構成する情報である2以上の項目情報と名刺のレイアウト情報とを有する名刺作成情報を受け付ける名刺作成情報受付部と、2以上の項目情報と名刺画像とを有する名刺ファイルを構成する名刺情報構成部と、名刺ファイルを蓄積する名刺蓄積部とを具備する名刺処理装置である。
かかる構成により、名刺の作成のために必要な情報を受け付けた場合に、2以上の項目情報と名刺画像とを有する名刺ファイルを構成し、蓄積できる。
また、本第九の発明のデータ構造は、名刺を構成する情報である2以上の項目情報と名刺画像とを有する名刺ファイルのデータ構造であり、受け付けられた項目情報をキーとして検索され、項目情報を含む名刺ファイルが出力される、データ構造である。
かかる構成により、名刺画像と名刺を構成する項目情報とを含む名刺ファイルを提供できる。
また、本第十の発明の名刺ファイルのデータ構造は、第九の発明に対して、2以上の各項目情報は、項目を識別する項目識別子に対応付いている、名刺ファイルのデータ構造である。
かかる構成により、名刺画像と項目識別子に対応付いた項目情報とを含む名刺ファイルを提供できる。
本発明による名刺処理装置によれば、名刺の作成のために必要な情報を受け付けた場合に、受け付けた情報から取得された名刺画像等と受け付けた情報とを対応付けて管理できる。
実施の形態1における名刺処理システムAの概念図 同名刺処理システムAのブロック図 同異動情報のテンプレートの例を示す図 同名刺処理装置1の動作例について説明するフローチャート 同名刺情報構成処理の例について説明するフローチャート 同所定の処理の例について説明するフローチャート 同端末装置2の動作例について説明するフローチャート 同名刺作成情報管理表を示す図 同名刺交換情報管理表を示す図 同レイアウト情報管理表を示す図 同名刺情報管理表を示す図 同画面例を示す図 同画面例を示す図 同名刺ファイルの例を示す図 同異動情報の例を示す図 同画面例を示す図 同出力例を示す図 同画面例を示す図 同出力例を示す図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、名刺処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、名刺を構成する2以上の項目情報と名刺のレイアウト情報とを取得できる情報を受け付け、当該情報を用いて名刺画像を含む名刺情報を構成し、レイアウト情報と2以上の項目情報と名刺情報とを対応付けて蓄積する名刺処理装置について説明する。なお、本実施の形態において、名刺情報は、名刺を構成する2以上の項目情報と名刺画像とを有する一ファイルであることは好適である。かかるファイルを、適宜、名刺ファイルと言う。
また、本実施の形態において、名刺情報を構成した際に、当該名刺情報を用いたアクションを行う名刺処理装置について説明する。なお、アクションは、例えば、後述する異動情報送信処理、名刺情報送信処理である。
さらに、本実施の形態において、受け付けられた名刺作成情報が新規か否かを判断し、新規である場合のみ所定の処理を行う名刺処理装置について説明する。
図1は、本実施の形態における名刺処理システムAの概念図である。名刺処理システムAは、名刺処理装置1、および1または2以上の端末装置2を備える。
名刺処理装置1は、名刺を作成するための情報を受け付け、種々の処理を行う装置である。名刺処理装置1は、例えば、名刺の注文情報を受け付け、種々の処理を行う装置である。名刺処理装置1は、通常、いわゆるサーバであり、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバ等である。なお、名刺処理装置1の種類は問わない。なお、名刺処理装置1は、スタンドアロンの装置でも良い。
端末装置2は、名刺処理装置1に対して、名刺を作成するための情報を送信する装置である。端末装置2は、例えば、名刺の注文を行うための装置である。端末装置2は、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等であり、その種類は問わない。
名刺処理装置1と1以上の各端末装置2とは、インターネット等のネットワークにより通信可能である。
図2は、本実施の形態における名刺処理システムAのブロック図である。名刺処理システムAを構成する名刺処理装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、および出力部14を備える。
名刺処理装置1を構成する格納部11は、名刺作成情報格納部111、名刺交換情報格納部112、および名刺ファイル格納部113を備える。受付部12は、名刺作成情報受付部121、交換名刺受付部122、および検索指示受付部123を備える。処理部13は、判断部131、名刺情報構成部132、名刺蓄積部133、名刺処理部134、名刺交換情報蓄積部135、および検索部136を備える。
端末装置2は、端末格納部21、端末受付部22、端末処理部23、端末送信部24、端末受信部25、および端末出力部26を備える。
名刺処理装置1を構成する格納部11には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、後述する名刺作成情報、後述する名刺交換情報、後述する名刺ファイル、後述するレイアウト情報、各種の画面情報である。各種の画面情報は、例えば、名刺処理装置1へのログインを促すログイン画面情報、名刺の注文を行うための注文画面情報、名刺交換した他のユーザの名刺を登録するための名刺登録画面情報である。なお、画面情報は、例えば、HTML、XML、プログラムにより実現されるが、その実現手段、構造等は問わない。
名刺作成情報格納部111には、1または2以上の名刺作成情報が格納される。名刺作成情報は、名刺を作成するための情報である。名刺作成情報は、名刺を作成するために使用される情報である。名刺作成情報は、2以上の項目情報と名刺のレイアウト情報とが取得可能な情報である。名刺作成情報は、例えば、2以上の項目情報と名刺のレイアウト情報とを有する。名刺作成情報は、例えば、2以上の各項目情報へのリンクと名刺のレイアウト情報へのリンクとを有する。名刺作成情報は、例えば、2以上の各項目情報へのリンクと名刺のレイアウト情報の識別子を有する。なお、名刺の作成とは、例えば、名刺の印刷であるが、電子的な名刺の作成、電子的な名刺画像の作成等でも良い。
項目情報は、名刺を構成する情報である。項目情報は、通常、名刺を構成するテキストデータである。ただし、項目情報は、画像でも良い。項目情報は、例えば、氏名、氏名(英語表記)、会社名、部署名、1以上の肩書き、住所、電話番号、メールアドレス、会社や組織のURLである。なお、項目情報は、例えば、ユーザ画像である。ユーザ画像は、作成された名刺に表出するユーザの画像であり、例えば、ユーザの写真、ユーザの顔のイラスト等である。画像の項目情報を画像項目情報と言っても良い。また、項目情報は、通常、項目識別子に対応付いている。項目識別子は、項目を識別する情報である。項目識別子は、例えば、項目名、IDである。項目識別子は、例えば、<会社名>、<部署名>、<肩書き>、<氏名>、<ユーザ画像>である。
レイアウト情報とは、名刺のレイアウトを特定する情報である。レイアウト情報の実現手段や構造等は問わない。例えば、レイアウト情報は、例えば、CSSで記載された情報である。
名刺交換情報格納部112には、1以上の名刺交換情報が格納される。名刺交換情報は、一のユーザと他のユーザとの名刺交換に関する情報である。名刺交換情報は、一のユーザが名刺を受け取った他のユーザを特定できる情報である。名刺交換情報は、例えば、一のユーザと他のユーザとが名刺交換したことを判断できる情報である。名刺交換情報は、例えば、一の名刺作成情報と他の名刺作成情報とのリンクの情報、一の名刺作成情報の第一名刺識別子と他の名刺作成情報と第二名刺識別子との対の情報、一の名刺ファイルと他の名刺ファイルとのリンクの情報、一の名刺ファイルの第一ファイル識別子と他の名刺ファイルと第二ファイル識別子との対の情報である。名刺交換情報は、例えば、一のユーザのユーザ識別子と対になる他のユーザの名刺に関する情報である。
名刺ファイル格納部113には、1または2以上の名刺ファイルが格納される。名刺ファイルは、名刺情報の例である。名刺情報は、名刺作成情報を用いて取得した名刺画像を有する情報である。名刺情報は、2以上の項目情報と名刺画像とを有する。名刺情報は、例えば、項目識別子と項目情報の組である2以上の名刺項目情報と名刺画像とを有する。名刺画像は、名刺のイメージを示す画像である。名刺画像は、例えば、名刺の印刷イメージを示す画像である。名刺画像は、例えば、印刷された名刺と同じ画像である。名刺画像は、名刺の表の画像だけでも良いし、表と裏の画像でも良い。名刺画像は、例えば、電子的な名刺のイメージを示す画像である。名刺画像は、例えば、jpeg、gif等であるが、データ構造は問わない。名刺画像は、受け付けられた名刺作成情報を用いて構成された画像である。
名刺ファイルは、2以上の項目情報と名刺画像とを一体に有する一つのファイルである。名刺ファイルは、2以上の名刺項目情報と名刺画像とを一体に有する一つのファイルであることは好適である。名刺ファイルにおいて、例えば、2以上の項目情報が、ファイルのヘッダー部またはフッター部に含まれている。また、名刺ファイルにおいて、例えば、2以上の名刺項目情報が、ファイルのヘッダー部またはフッター部に含まれている。また、名刺ファイルにおいて、例えば、名刺画像がファイルの本体部である。名刺ファイルにおいて、例えば、ユーザ画像が、ファイルのヘッダー部またはフッター部に含まれている。
受付部12は、各種の情報や指示を受け付ける。各種の情報や指示は、例えば、名刺作成情報、後述する注文情報、後述する交換名刺情報、後述する検索指示である。
ここで、受け付けとは、通常、端末装置2からの受信である。ただし、受け付けは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念であっても良い。
名刺作成情報受付部121は、名刺作成情報を受け付ける。名刺作成情報は、名刺を構成する情報である2以上の項目情報と名刺のレイアウト情報とを取得するための情報である。名刺作成情報は、例えば、名刺を構成する情報である2以上の項目情報と名刺のレイアウト情報とを有する。ただし、名刺作成情報は、2以上の項目情報を識別する情報(例えば、項目情報の識別子、項目情報へのリンク)、名刺のレイアウト情報を識別する情報(例えば、レイアウト情報の識別子、レイアウト情報へのリンク)を有する情報でも良い。
名刺作成情報受付部121は、名刺の注文情報を受け付けても良い。なお、注文情報は、名刺作成情報を有する。注文情報は、注文の指示であり、例えば、名刺の数を特定する情報(例えば、印刷するセット数、印刷数)有する。
なお、名刺作成情報受付部121が受け付ける名刺作成情報と、名刺交換情報格納部112の名刺作成情報とは、データ構造は異なっていても良い。
また、 名刺作成情報受付部121は、2以上の項目情報とレイアウト情報等を、同時に受け付けなくても良い。名刺作成情報受付部121は、異なるタイミングで、名刺作成情報を構成する一部の情報を各々受け付けても良い。
交換名刺受付部122は、一のユーザが受け取った他のユーザの名刺の情報である交換名刺情報を受け付ける。交換名刺情報は、例えば、一のユーザのユーザ識別子と、他のユーザの名刺画像を有する。交換名刺情報は、例えば、一のユーザのユーザ識別子と、他のユーザの名刺の2以上の項目情報を有する。なお、ここでの名刺交換は、一方的な名刺の取得も含むと考えても良い。
検索指示受付部123は、検索指示を受け付ける。検索指示は、名刺ファイルを検索する指示である。検索指示は、検索条件を特定する情報を含む。検索指示は、通常、1以上の項目情報を有する。かかる項目情報は、項目識別子に対応付いていることは好適である。検索指示は、画像の項目情報を有しても良い。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、判断部131、名刺情報構成部132、名刺蓄積部133、名刺処理部134、名刺交換情報蓄積部135、検索部136が行う処理である。
判断部131は、名刺作成情報受付部121が受け付けた名刺作成情報が既に存在するか否かを判断する。判断部131は、例えば、名刺作成情報受付部121が受け付けた名刺作成情報が、名刺作成情報格納部111に格納されているか否かを判断する。判断部131は、例えば、名刺作成情報受付部121が受け付けた名刺作成情報が、図示しない名刺サーバに登録されているか否かを判断する。
名刺情報構成部132は、名刺作成情報受付部121が受け付けた名刺作成情報を用いて取得した名刺画像を有する名刺情報を構成する。
さらに具体的には、名刺情報構成部132は、名刺作成情報受付部121が受け付けた名刺作成情報に対応するレイアウト情報に従って、当該名刺作成情報に対応する2以上の項目情報を配置し、名刺画像を構成する。そして、名刺情報構成部132は、名刺作成情報受付部121が受け付けた名刺作成情報に対応する2以上の項目情報と、構成した名刺画像とを有する名刺情報を構成する。なお、名刺作成情報に対応するレイアウト情報は、名刺作成情報から取得できるレイアウト情報である。また、名刺作成情報に対応する項目情報は、名刺作成情報から取得できる項目情報である。
なお、名刺情報構成部132は、名刺作成情報受付部121が受け付けた名刺作成情報に対応する2以上の項目情報と、構成した名刺画像とを一体に有する名刺ファイルを構成することは好適である。
また、名刺情報構成部132は、名刺作成情報受付部121が受け付けた名刺作成情報が存在しないと、判断部131が判断した場合のみ、名刺情報を構成することは好適である。
名刺蓄積部133は、名刺作成情報受付部121が受け付けた名刺作成情報と、名刺情報構成部132が構成した名刺情報とを対応付けて蓄積する。なお、名刺情報は、名刺ファイルであることは好適である。
また、名刺蓄積部133は、名刺作成情報受付部121が受け付けた名刺作成情報が存在しないと、判断部131が判断した場合のみ、名刺作成情報と名刺情報とを対応付けて蓄積することは好適である。
名刺処理部134は、名刺情報構成部132が名刺情報を構成した場合に、名刺情報を用いた所定の処理を行う。所定の処理は、例えば、後述する異動情報送信処理、後述する名刺情報送信処理である。
名刺処理部134は、例えば、名刺情報が有する一部または全部の情報を含む異動情報を取得し、当該異動情報を送信する。かかる処理は、異動情報送信処理である。
なお、異動情報とは、名刺作成情報に対応するユーザの異動に関する情報である。名刺処理部134は、例えば、図3に示すテンプレートの中の変数( “<”と“>”とを有するタグ)に、名刺作成情報が有する項目情報を代入して、異動情報を構成する。そして、名刺処理部134は、当該異動情報を送信する。なお、テンプレートは、例えば、格納部11に格納されている。
名刺処理部134は、名刺作成情報受付部121が受け付けた名刺作成情報に対応するユーザと名刺交換を行った1以上の他のユーザに、構成した異動情報を送信することは好適である。
具体的には、名刺処理部134は、名刺作成情報受付部121が受け付けた名刺作成情報に対応するユーザと名刺交換を行った1以上の他のユーザを、名刺交換情報格納部112の1以上の名刺交換情報を用いて決定し、決定した1以上の他のユーザに、異動情報を送信することは好適である。
さらに具体的には、名刺処理部134は、名刺作成情報受付部121が受け付けた名刺作成情報と対になるユーザのユーザ識別子と対になる1以上の他のユーザのユーザ識別子を名刺交換情報格納部112から取得し、当該1以上の他のユーザのユーザ識別子と対になる連絡先情報が示す連絡先に異動情報を送信する。なお、ユーザ識別子と対になる連絡先情報は、例えば、格納部11に格納されている。また、連絡先情報は、例えば、メールアドレス、電話番号、ユーザ識別子、IPアドレス等である。
名刺処理部134は、名刺作成情報受付部121が受け付けた名刺作成情報に対応するユーザに、名刺情報構成部132が構成した名刺情報を送信する。名刺処理部134は、例えば、名刺作成情報を送信してきた端末装置2に名刺情報を送信する。かかる処理は、名刺情報送信処理である。名刺情報が名刺ファイルである場合、名刺情報送信処理により、ユーザは、自分の名刺ファイルを種々の用途に使用できる。用途は、例えば、ウェブ会議を行っている遠隔の相手に、紙の名刺に代わり、自分の名刺ファイルを送信することにより、仮想的な名刺交換を実現することである。用途は、例えば、印刷会社のサーバに送信し、名刺の印刷の注文を行うことである。
名刺交換情報蓄積部135は、交換名刺受付部122が受け付けた交換名刺情報を用いて、名刺交換情報を構成し、当該名刺交換情報を名刺交換情報格納部112に蓄積する。
名刺交換情報蓄積部135は、例えば、交換名刺受付部122が受け付けた交換名刺情報と対になるユーザ識別子(交換名刺情報を送信したユーザの識別子)を取得し、当該ユーザ識別子に対応付けて、交換名刺情報が有する名刺画像を蓄積する。かかる名刺画像は、交換名刺情報と対になるユーザ識別子で識別されるユーザが受け取った名刺の画像である。
名刺交換情報蓄積部135は、例えば、交換名刺受付部122が受け付けた交換名刺情報と対になるユーザ識別子を取得し、交換名刺情報が有する2以上の項目情報に一致する名刺作成情報と対になるユーザ識別子(名刺交換相手のユーザの識別子)を取得し、2つのユーザ識別子を有する名刺交換情報を蓄積する。
名刺交換情報蓄積部135は、例えば、交換名刺受付部122が受け付けた交換名刺情報と対になるユーザ識別子を取得し、交換名刺情報を用いて名刺ファイルを構成し、当該名刺ファイルを識別するユーザ識別子を生成し、当該ユーザ識別子と対に当該名刺ファイルを名刺ファイル格納部113に蓄積し、2つのユーザ識別子を有する名刺交換情報を名刺交換情報格納部112に蓄積する。なお、交換名刺情報を用いて名刺ファイルを構成する処理は、名刺情報構成部132が行っても良い。
検索部136は、検索指示受付部123が受け付けた検索指示に含まれる項目情報に合致する1または2以上の名刺情報を、名刺ファイル格納部113から取得する。
検索部136は、例えば、検索指示受付部123が受け付けた検索指示に含まれる項目情報に合致する1または2以上の名刺ファイルを、名刺ファイル格納部113から取得する。
検索部136は、例えば、検索指示受付部123が受け付けた検索指示に含まれる項目情報に対応する情報が含まれるか否かを、名刺ファイルの特定の一部の領域(例えば、ヘッダー部、またはフッター部)を検査し、1以上の名刺情報を、名刺ファイル格納部113から取得することは好適である。
検索指示に画像項目情報が含まれる場合、検索部136は、画像項目情報が、名刺ファイルに含まれるか否かを画像検索により決定し、1以上の名刺情報を、名刺ファイル格納部113から取得する。
出力部14は、情報を出力する。情報とは、例えば、検索部136の検索結果である。検索結果は、例えば、名刺情報(例えば、名刺ファイル)である。つまり、出力部14は、例えば、検索部136が取得した1以上の名刺ファイルを出力する。
また、ここでの出力とは、通常、端末装置2への送信であるが、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念であっても良い。
端末装置2を構成する端末格納部21には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、ユーザ識別子、名刺作成情報、交換名刺情報である。
端末受付部22は、各種の指示や情報を受け付ける。各種の指示や情報は、例えば、名刺作成情報、注文情報、交換名刺情報、検索指示である。
端末処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、端末受付部22が受け付けた指示や情報を、送信するデータ構造の指示や情報にする処理である。各種の処理とは、例えば、端末受信部25が受信した情報を、出力するデータ構造の情報にする処理である。
端末送信部24は、各種の指示や情報を送信する。各種の指示や情報は、例えば、名刺作成情報、注文情報、交換名刺情報、検索指示である。
端末受信部25は、各種の情報を受信する。各種の情報は、例えば、各種の画面情報、名刺情報、名刺ファイル、異動情報である。
端末出力部26は、各種の情報を出力する。各種の情報は、例えば、各種の画面、名刺情報、名刺ファイル、異動情報である。
格納部11、名刺作成情報格納部111、名刺交換情報格納部112、名刺ファイル格納部113、および端末格納部21は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
受付部12、名刺作成情報受付部121、交換名刺受付部122、検索指示受付部123、および端末受信部25は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
処理部13、判断部131、名刺情報構成部132、名刺蓄積部133、名刺処理部134、名刺交換情報蓄積部135、検索部136、および端末処理部23は、通常、プロセッサやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。なお、プロセッサは、例えば、CPU、MPU、GPU等であり、その種類は問わない。
出力部14、および端末送信部24は、例えば、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
端末受付部22は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
端末出力部26は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部26は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、名刺処理システムAの動作例について説明する。まず、名刺処理装置1の動作例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)名刺作成情報受付部121は、注文情報を受信したか否かを判断する。注文情報を受信した場合はステップS402に行き、注文情報を受信しなかった場合はステップS409に行く。なお、注文情報は、例えば、名刺作成情報と注文数とユーザ識別子等を有する、とする。
(ステップS402)処理部13は、ステップS401で受信された注文情報が有する名刺作成情報と注文数とユーザ識別子等を取得する。
(ステップS403)処理部13は、名刺作成情報と注文数等に基づき、注文処理を行う。なお、注文処理は、例えば、名刺を印刷するためのサーバに名刺作成情報を送信する処理、注文数に基づき、ユーザ識別子で識別されるユーザに課金する処理等である。なお、注文処理は、注文に関する処理であれば良く、その内容は問わない。また、注文処理は、公知技術である。
(ステップS404)処理部13は、ステップS401で受信された注文情報が有する名刺作成情報が名刺作成情報格納部111に既に存在するか否かを判断する。既に存在する場合はステップS407に行き、存在しない場合はステップS405に行く。
(ステップS405)名刺情報構成部132は、名刺情報を構成する。かかる名刺情報構成処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS406)名刺蓄積部133は、ステップS401で受信された注文情報が有する名刺作成情報を、ステップS405で構成された名刺情報に対応付けて、名刺作成情報格納部111に蓄積する。
(ステップS407)名刺処理部134は、所定の処理を行うか否かを判断する。所定の処理を行う場合はステップS408に行き、所定の処理を行わない場合はステップS401に戻る。なお、所定の処理を行う場合は、例えば、ステップS404で注文情報が有する名刺作成情報が名刺作成情報格納部111に既に存在しない、と判断された場合である。
(ステップS408)名刺処理部134は、所定の処理を行う。ステップS401に戻る。かかる処理の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS409)交換名刺受付部122は、交換名刺情報を受信したか否かを判断する。交換名刺情報を受信した場合はステップS410に行き、交換名刺情報を受信しなかった場合はステップS415に行く。
(ステップS410)名刺交換情報蓄積部135は、ステップS409で受信された交換名刺情報を取得する。
(ステップS411)名刺交換情報蓄積部135は、ステップS410で取得した交換名刺情報が有する2以上の項目情報に一致する項目情報を有する名刺情報が名刺ファイル格納部113に存在するか否かを判断する。既に存在する場合はステップS412に行き、存在しない場合はステップS414に行く。
(ステップS412)名刺情報構成部132は、名刺情報構成処理を行う。かかる名刺情報構成処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS413)名刺情報構成部132は、ステップS412で構成した名刺情報を、名刺ファイル格納部113に蓄積する。
(ステップS414)名刺交換情報蓄積部135は、ステップS410で取得した交換名刺情報と、ステップS409で受信された交換名刺情報に対応するユーザ識別子とを用いて、名刺交換情報を取得し、当該名刺交換情報を名刺交換情報格納部112に蓄積する。ステップS401に戻る。
(ステップS415)検索指示受付部123は、検索指示を受信したか否かを判断する。検索指示を受信した場合はステップS416に行き、検索指示を受信しなかった場合はステップS401に戻る。
(ステップS416)検索部136は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS417)検索部136は、名刺ファイル格納部113にi番目の名刺ファイルが存在するか否かを判断する。i番目の名刺ファイルが存在する場合はステップS418に行き、存在しない場合はステップS423に行く。
(ステップS418)検索部136は、i番目の名刺ファイルを名刺ファイル格納部113から取得し、当該名刺ファイルをオープンする。
(ステップS419)検索部136は、ステップS415で受信された検索指示に含まれる検索条件が有する1以上の各項目識別子と対になる項目情報を、i番目の名刺ファイルから取得する。
(ステップS420)検索部136は、ステップS419で取得した1以上の各項目識別子と対になる項目情報が、検索条件に合致するか否かを判断する。検索条件に合致する場合はステップS421に行き、検索条件に合致しない場合はステップS422に行く。
(ステップS421)検索部136は、i番目の名刺ファイルの名刺ファイル識別子を図示しないバッファに一時蓄積する。
(ステップS422)検索部136は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS417に戻る。
(ステップS423)出力部14は、図示しないバッファに格納されている名刺ファイル識別子で識別される名刺ファイルである検索結果を、検索指示を送信してきた端末装置2に送信する。ステップS401に戻る。なお、ここで、検索部136は、名刺ファイルを取得できなかった場合は、検索条件に合致する名刺ファイルが存在しない旨の検索結果を端末装置2に送信する。
なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS405の名刺情報構成処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)名刺情報構成部132は、ステップS401で受信された注文情報が有する名刺作成情報に対応するレイアウト情報を取得する。
(ステップS502)名刺情報構成部132は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS503)名刺情報構成部132は、ステップS401で受信された注文情報が有する名刺作成情報に対応する、i番目の項目情報が存在するか否かを判断する。i番目の項目情報が存在する場合はステップS504に行き、存在しない場合はステップS507に行く。
(ステップS504)名刺情報構成部132は、ステップS401で受信された注文情報から、i番目の項目情報を取得する。
(ステップS505)名刺情報構成部132は、ステップS504で取得したi番目の項目情報を、レイアウト情報に従って、i番目の項目情報の項目識別子が示す領域に配置する。
(ステップS506)名刺情報構成部132は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS503に戻る。
(ステップS507)名刺情報構成部132は、レイアウト情報に従って2以上の項目情報が配置された情報を画像化し、名刺画像を取得する。
(ステップS508)名刺情報構成部132は、新しいファイルを生成する。
(ステップS509)名刺情報構成部132は、名刺画像のデータを、ステップS508で生成したファイルに書き込む。名刺情報構成部132は、例えば、ファイルの本体部に、名刺画像のデータを書き込む。
(ステップS510)名刺情報構成部132は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS511)名刺情報構成部132は、ステップS401で受信された注文情報が有する名刺作成情報の中に、i番目の項目情報が存在するか否かを判断する。i番目の項目情報が存在する場合はステップS508に行き、存在しない場合はステップS515に行く。
(ステップS512)名刺情報構成部132は、ステップS401で受信された注文情報から、i番目の項目識別子と項目情報の組を取得する。
(ステップS513)名刺情報構成部132は、ステップS512で取得したi番目の項目識別子と項目情報の組を、ファイルの所定の箇所に追記する。なお、名刺情報構成部132は、i番目の項目識別子と項目情報の組を、例えば、ファイルのヘッダー部、またはフッター部に書き込む。なお、項目識別子に応じて、項目情報を書き込む領域が異なっても良い。例えば、名刺情報構成部132は、テキストデータの項目情報はファイルのヘッダー部に書き込み、写真等の画像はファイルのフッターに書き込む等しても良い。
(ステップS514)名刺情報構成部132は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS511に戻る。
(ステップS515)名刺情報構成部132は、ファイルをクローズする。
(ステップS516)名刺情報構成部132は、クレーズしたファイルの識別子である名刺ファイル識別子を取得する。なお、名刺ファイル識別子は、例えば、ユーザ識別子を有する。
(ステップS517)名刺情報構成部132は、ステップS516で取得した名刺ファイル識別子の名称を有するファイルである名刺ファイルを名刺ファイル格納部113に蓄積する。上位処理にリターンする。
次に、ステップS408の所定処理の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)名刺処理部134は、格納部11のテンプレートに、2以上の項目情報を適用し、当該ユーザの異動情報を構成する。
(ステップS602)名刺処理部134は、ユーザ識別子を取得する。なお、このユーザ識別子は、受信された注文情報のユーザの識別子である。
(ステップS603)名刺処理部134は、名刺交換情報格納部112を参照し、ステップS602で取得したユーザ識別子に対応する1以上の他のユーザ識別子を取得する。
(ステップS604)名刺処理部134は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS605)名刺処理部134は、ステップS603で取得した他のユーザ識別子のうちに、i番目の他のユーザ識別子が存在するか否かを判断する。i番目の他のユーザ識別子が存在する場合はステップS606に行き、i番目の他のユーザ識別子が存在しない場合はステップS609に行く。
(ステップS606)名刺処理部134は、i番目の他のユーザ識別子と対になる通知先情報を、格納部11から取得する。
(ステップS607)名刺処理部134は、ステップS606で取得した通知先情報が示す通知先に、ステップS601で取得した異動情報を送信する。
(ステップS608)名刺処理部134は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS605に戻る。
(ステップS609)名刺処理部134は、構成された名刺ファイルを取得する。
(ステップS610)名刺処理部134は、ステップS609で取得した名刺ファイルを、注文情報を送信してきた端末装置2に送信する。上位処理にリターンする。
次に、端末装置2の動作例について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS701)端末受付部22は、注文情報を受け付けたか否かを判断する。注文情報を受け付けた場合はステップS702に行き、注文情報を受け付けなかった場合はステップS707に行く。
(ステップS702)端末処理部23は、端末格納部21からユーザ識別子を取得する。
(ステップS703)端末送信部24は、ステップS701で受け付けられた注文情報とステップS702で取得されたユーザ識別子とを有する情報を名刺処理装置1に送信する。
(ステップS704)端末受信部25は、注文情報の送信に応じて、名刺ファイルを受信したか否かを判断する。名刺ファイルを受信した場合はステップS705に行き、名刺ファイルを受信しなかった場合はステップS706に行く。
(ステップS705)端末出力部26は、ステップS704で受信された名刺ファイルを出力する。ステップS701に戻る。
(ステップS706)端末処理部23は、タイムアウトか否かを判断する。タイムアウトであればステップS701に戻り、タイムアウトでなければステップS704に戻る。なお、タイムアウトとは、注文情報等を送信してから、閾値以上の時間が経過したことである。
(ステップS707)端末受付部22は、交換名刺情報を受け付けたか否かを判断する。交換名刺情報を受け付けた場合はステップS708に行き、交換名刺情報を受け付けなかった場合はステップS710に行く。
(ステップS708)端末処理部23は、端末格納部21からユーザ識別子を取得する。
(ステップS709)端末送信部24は、ステップS707で受け付けられた交換名刺情報とステップS708で取得されたユーザ識別子とを有する情報を名刺処理装置1に送信する。ステップS701に戻る。
(ステップS710)端末受付部22は、検索指示を受け付けたか否かを判断する。検索指示を受け付けた場合はステップS711に行き、検索指示を受け付けなかった場合はステップS701に戻る。
(ステップS711)端末送信部24は、ステップS710で受け付けられた検索指示を名刺処理装置1に送信する。
(ステップS712)端末受信部25は、検索結果を受信したか否かを判断する。検索結果を受信した場合はステップS713に行き、検索結果を受信しなかった場合はステップS712に戻る。
(ステップS713)端末出力部26は、ステップS712で受信された検索結果を出力する。ステップS701に戻る。なお、検索結果は、例えば、1以上の名刺ファイルである。
以下、本実施の形態における名刺処理システムAの具体的な動作について説明する。名刺処理システムAの概念図は図1である。
今、名刺作成情報格納部111には、図8に示す構造を有する名刺作成情報管理表が格納されている、とする。名刺作成情報管理表は、名刺作成情報を管理する表である。ここでの名刺作成情報管理表は、ここでは、「ID」「ユーザ識別子」「パスワード」「項目情報」「レイアウト情報識別子」を有する1以上のレコードを管理する。「項目情報」は、ここでは、「姓名(日)」「E-Mail」「会社名」「ユーザ画像」等を有する。
また、名刺交換情報格納部112には、図9に示す構造を有する名刺交換情報管理表が格納されている、とする。名刺交換情報管理表は、名刺交換情報を管理する表である。名刺交換情報管理表は、ここでは、「ID」「ユーザ識別子」「他ユーザ識別子」を有する1以上のレコードを管理する。「他ユーザ識別子」は、ユーザ識別子で識別されるユーザが名刺を受け取った(登録した)他のユーザの識別子である。
また、格納部11には、図10に示すレイアウト情報管理表が格納される。レイアウト情報管理表は、「レイアウト情報識別子」「レイアウト情報」を有する1以上のレコードを管理する。なお、図10では、「レイアウト情報」は、各タグに対応する項目情報が、各タグの位置に配置されることを示す情報である。また、各タグのフォント、フォントサイズ、色等のフォントの属性値についても、レイアウト情報の中に含まれ、項目情報は、対応するタグのフォントの属性値に従った外観で、名刺画像の中に配置される、とする。また、「レイアウト情報」は、名刺の表のレイアウトの情報と、名刺の裏のレイアウトの情報とを有しても良い。
さらに、名刺ファイル格納部113には、図11に示す構造を有する名刺情報管理表が格納されている、とする。名刺情報管理表は、名刺情報を管理する表である。名刺情報管理表は、ここでは、名刺ファイルを管理する表である。名刺情報管理表は、「ID」「名刺ファイル(名刺情報)」「ファイル名」を有する1以上のレコードを有する。ここでの「ID」と図8の「ID」とは対応付いている。つまり、一のユーザの名刺作成情報の名刺作成情報管理表における「ID」と、当該一のユーザの名刺情報の名刺情報管理表における「ID」とは一致している。また、「名刺ファイル(名刺情報)」は、ヘッダー部、本体部、およびフッター部を有するファイルである。「ファイル名」は、ユーザ識別子を有し、ユニークなファイル名である。なお、名刺ファイル格納部113は、ここでは、名刺ファイルを管理するフォルダである、と考えても良い。
かかる状況において、以下の3つの具体例について説明する。具体例1は、ユーザに部署異動があり、新たな名刺の作成を注文する場合である。具体例2は、テキストの項目情報をキーとして、名刺ファイルを検索する場合である。具体例3は、画像の項目情報を用いて、名刺ファイルを検索する場合である。
(具体例1)
今、ユーザ「山本U子」が使用する端末装置2には、名刺の印刷を注文するための画面である注文画面が表示されている、とする。そして、当該ユーザは、注文画面に対して、自分の項目情報(姓名、肩書き、電話番号、写真(ユーザ画像)等)を入力した、とする。かかる画面例は、図12である。次に、当該ユーザが、図12の「登録」ボタン1201を押下した、とする。
すると、端末装置2の端末受付部22は、図12の項目情報の集合を受け付けた、とする。次に、端末送信部24は、図12の項目情報の集合を名刺処理装置1に送信する。
次に、名刺処理装置1の受付部12は、項目情報の集合を受信する。そして、判断部131は、受信された項目情報の集合が、図8の名刺作成情報管理表に存在するか否かを判断する。そして、ここで、判断部131は、受信された項目情報の集合が、図8の名刺作成情報管理表に存在しない、と判断した、とする。
次に、名刺情報構成部132は、新しいユーザ識別子「1819」を生成する。そして、名刺情報構成部132は、新しいユーザ識別子「1819」と、受信された項目情報の集合を有するレコードを構成し、当該レコードを図8の名刺作成情報管理表に蓄積する。
次に、出力部14は、レイアウト情報の選択のための画面を構成する画面情報を格納部11から取得し、端末装置2に送信する。
端末装置2の端末受信部25は、画面情報を受信する。そして、端末出力部26はレイアウト情報の選択のための画面を出力する。
そして、ユーザ「山本U子」は、レイアウト情報識別子「L02」を選択し、「注文」ボタン1301を指示した、とする。なお、かかる画面例は、図13である。図13において、レイアウト情報識別子「L02」で識別されるレイアウト情報を用いた、「山本U子」の名刺のイメージが表示されている。
次に、端末受付部22は、レイアウト情報識別子「L02」と、「山本U子」のユーザ識別子「1819」とを有する注文情報を受け付ける。なお、ユーザ識別子「1819」は、「山本U子」の項目情報の集合を識別する情報でもある。
次に、端末送信部24は、レイアウト情報識別子「L02」と、2以上の項目情報を識別する「1819」(ユーザ識別子)とを有する注文情報を、名刺処理装置1に送信する。
次に、名刺処理装置1の名刺作成情報受付部121は、当該注文情報を受信する。
次に、処理部13は、受信された注文情報が有する2以上の項目情報を識別する「1819」と対になる2以上の項目情報「<姓名(日)>山本U子」,<姓名(英)>Yuko Yamamoto,<肩書き>主任,<会社名>Sansan株式会社,<TEL>03-1111-1234,<E-Mail>y.sansan@sansan.com・・・」を取得する。そして、処理部13は、注文処理を行う。当該注文処理の結果、山本U子の新しい名刺の印刷が進められる。
次に、名刺情報構成部132は、受信されたレイアウト情報識別子「L02」と対になるレイアウト情報を図10のレイアウト情報管理表から取得する。また、名刺情報構成部132は、2以上の項目情報を取得する。そして、名刺情報構成部132は、取得したレイアウト情報に従って、2以上の各項目情報を配置し、名刺画像を構成する。ここで、名刺情報構成部132は、レイアウト情報が、名刺の表、および裏の2つを有するので、名刺画像を構成する2つの画像(表と裏)を構成する。
次に、名刺情報構成部132は、ユーザ識別子「1819」を名称の一部に含む、新しいファイルを生成する。そして、名刺情報構成部132は、ファイルの本体部に名刺画像を書き込む。また、名刺情報構成部132は、2以上の項目情報のうちの文字列の情報を、項目情報識別子と対にして、ファイルのヘッダー部に書き込む。さらに、名刺情報構成部132は、2以上の項目情報のうちのユーザ画像(写真)を、項目情報識別子と対にして、ファイルのフッター部に書き込む。そして、ファイルをクローズする。
以上の処理により、ユーザ「山本U子」の名刺ファイルが構築できた。この名刺ファイルのファイル名は、例えば、「1819.pdf」である。そして、ユーザ「山本U子」の名刺ファイルの例は、図14である。
図14において、ヘッダー部にテキストの項目情報が配置され、フッター部に画像の項目情報が配置されている。しかし、かかる項目情報の配置位置は問わない。ただし、テキストの項目情報と画像の項目情報の配置領域が異なっていることは好適である。
以上の処理により、名刺を構成する情報である2以上の項目情報と名刺のレイアウト情報とが取得可能な名刺作成情報を受け付けた場合に、名刺作成情報と名刺情報とを対応付けて蓄積できた。
また、名刺処理部134は、以下のように、異動情報送信処理、名刺情報送信処理を行う。
つまり、名刺処理部134は、格納部11のテンプレート(図3)を取得し、当該テンプレートに、取得した「山本U子」の2以上の項目情報を適用し、当該ユーザの異動情報を構成する(図15参照)。
次に、名刺処理部134は、ユーザ識別子「1819」を取得する。次に、名刺処理部134は、図9の名刺交換情報管理表を参照し、ステップS602で取得したユーザ識別子に対応する1以上の他のユーザ識別子「1010」「1081」等を取得する。
次に、名刺処理部134は、他のユーザ識別子「1010」「1081」等と対になるE-Mail(メールアドレス)を、図8の名刺作成情報管理表から取得する。そして、名刺処理部134は、ユーザ識別子「1010」「1081」等と対になるメールアドレスを宛先として、図15の「山本U子」の異動情報を送信する。
以上により、名刺の注文を受け付けたことに応じて、一のユーザが名刺を受け取った他の人に、一のユーザの異動情報を送信できる。
また、名刺処理部134は、名刺処理部134は、構成された名刺ファイル(図14)を山本U子の端末装置2に送信する。
次に、山本U子の端末装置2は、名刺ファイル(図14)を受信し、蓄積する。かかる処理により、山本U子は、自分の名刺ファイルを種々の用途で使用できる。なお、種々の用途とは、例えば、電子的な名刺交換、ウェブ会議における名刺交換、他の印刷会社への印刷の依頼等である。
(具体例2)
今、ユーザは、端末装置2に、図16に示すように、名刺ファイルの検索画面に検索条件を入力し、「検索」ボタン1601を指示した、とする。すると、端末装置2の端末受付部22は、検索指示「<姓名(日)>山本 U子,<会社名>Sansan株式会社」を受け付ける。次に、端末送信部24は、受け付けられた検索指示を名刺処理装置1に送信する。
次に、名刺処理装置1の検索指示受付部123は、検索指示を受信する。次に、検索部136は、名刺ファイル格納部113の中の各ファイルのヘッダー部を検索し、検索指示「<姓名(日)>山本 U子,<会社名>Sansan株式会社」に合致する項目情報をヘッダー部に有する「山本U子」の名刺ファイルを取得する。次に、出力部14は、「山本U子」の名刺ファイルを、検索指示を送信してきた端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部25は、「山本U子」の名刺ファイルを受信する。次に、端末出力部26は、「山本U子」の名刺ファイルを出力する。かかる出力例は、図17である。なお、名刺ファイルの出力において、フッター部、ヘッダー部の情報を出力せず、本体部の名刺画像が出力されることは好適である。
(具体例3)
今、ユーザは、端末装置2に、図18に示すように、名刺ファイルの検索画面に検索条件(ここでは、写真の画像のみ)を入力し、「検索」ボタン1801を指示した、とする。すると、端末装置2の端末受付部22は、検索指示「<ユーザ画像>画像ファイル」および画像ファイル(1802)を受け付ける。次に、端末送信部24は、受け付けられた検索指示を名刺処理装置1に送信する。
次に、名刺処理装置1の検索指示受付部123は、検索指示を受信する。次に、検索部136は、名刺ファイル格納部113の中の各ファイルのフッター部の<ユーザ画像>に対応する画像データを検索し、検索指示に対応するユーザ画像と同一または類似する画像を探す。そして、検索部136は、ユーザ「山田賢治」の名刺ファイルを取得する。次に、出力部14は、「山田賢治」の名刺ファイルを、検索指示を送信してきた端末装置2に送信する。なお、同一または類似する画像を検索する画像検索の技術は公知技術であるので、詳細な説明は省略する。
次に、端末装置2の端末受信部25は、「山田賢治」の名刺ファイルを受信する。次に、端末出力部26は、「山田賢治」の名刺ファイルを出力する。かかる出力例は、図19である。なお、ここでも、フッター部、ヘッダー部の情報を出力されず、本体部の名刺画像のみが出力されることは好適である。
以上、本実施の形態によれば、名刺の作成のために必要な情報を受け付けた場合に、受け付けた情報から取得された名刺画像等と受け付けた情報とを対応付けて管理できる。
また、本実施の形態によれば、名刺の作成のために必要な情報を受け付け場合に、所定のアクションを行える。なお、所定のアクションは、例えば、当該名刺のユーザの異動に関する情報を送信すること、名刺ファイルを当該名刺のユーザに送信すること等である。
また、本実施の形態によれば、名刺の作成のために必要な情報を受け付けた場合に、名刺画像と名刺を構成する項目情報とを含む名刺ファイルを構築できる。
また、本実施の形態によれば、一つの名刺ファイルの中に、名刺画像と名刺の項目情報とを含めることにより、名刺に関する情報を一体として扱いやすくなる。
さらに、本実施の形態によれば、一つの名刺ファイルの中に、名刺画像と名刺の項目の項目識別子と項目情報とを含めることにより、項目識別子を指定した検索が正確に行える等、名刺に関する情報をより扱いやすくなる。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD-ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における名刺処理装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、名刺を構成する情報である2以上の項目情報と名刺のレイアウト情報とが取得可能な名刺作成情報を受け付ける名刺作成情報受付部と、前記名刺作成情報を用いて取得した名刺画像を有する名刺情報を構成する名刺情報構成部と、前記名刺作成情報と前記名刺情報とを対応付けて蓄積する名刺蓄積部として機能させるためのプログラムである。
また、図20は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の名刺処理装置1を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図20は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図21は、システム300のブロック図である。
図20において、コンピュータシステム300は、CD-ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図21において、コンピュータ301は、CD-ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD-ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の名刺処理装置1の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM3101に記憶されて、CD-ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD-ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の名刺処理装置1の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる名刺処理装置は、名刺の作成のために必要な情報を受け付けた場合に、受け付けた情報から取得された名刺画像等と受け付けた情報とを対応付けて管理できるという効果を有し、名刺処理装置等として有用である。
A 名刺処理システム
1 名刺処理装置
2 端末装置
11 格納部
12 受付部
13 処理部
14 出力部
21 端末格納部
22 端末受付部
23 端末処理部
24 端末送信部
25 端末受信部
26 端末出力部
111 名刺作成情報格納部
112 名刺交換情報格納部
113 名刺ファイル格納部
121 名刺作成情報受付部
122 交換名刺受付部
123 検索指示受付部
131 判断部
132 名刺情報構成部
133 名刺蓄積部
134 名刺処理部
135 名刺交換情報蓄積部
136 検索部

Claims (12)

  1. 名刺を構成する情報である2以上の項目情報と名刺のレイアウト情報とが取得可能な名刺作成情報を受け付ける名刺作成情報受付部と、
    前記名刺作成情報を用いて取得した名刺画像を有する名刺情報を構成する名刺情報構成部と、
    前記名刺作成情報と前記名刺情報とを対応付けて蓄積する名刺蓄積部とを具備する名刺処理装置。
  2. 前記名刺情報は、2以上の項目情報と名刺画像とを有する一つのファイルの名刺ファイルである、請求項1記載の名刺処理装置。
  3. 前記名刺情報構成部が前記名刺情報を構成した場合に、前記名刺情報を用いた所定の処理を行う名刺処理部をさらに具備する請求項1または請求項2記載の名刺処理装置。
  4. 前記名刺作成情報受付部が受け付けた名刺作成情報が既に存在するか否かを判断する判断部をさらに具備し、
    前記名刺情報構成部、または前記名刺処理部は、
    前記判断部が既に存在しない、と判断した場合のみ、動作を行う請求項3記載の名刺処理装置。
  5. 前記名刺処理部は、
    前記名刺情報が有する一部または全部の情報を含む異動情報を送信する、請求項3または請求項4記載の名刺処理装置。
  6. 一のユーザと他のユーザとの名刺交換に関する1以上の名刺交換情報が格納される名刺交換情報格納部をさらに具備し、
    前記名刺処理部は、
    前記名刺作成情報受付部が受け付けた名刺作成情報に対応するユーザと名刺交換を行った1以上の他のユーザを、前記名刺交換情報格納部の前記1以上の名刺交換情報を用いて決定し、当該決定した1以上の他のユーザに、前記異動情報を送信する、請求項5記載の名刺処理装置。
  7. 前記名刺処理部は、
    前記名刺作成情報受付部が受け付けた名刺作成情報に対応するユーザに、前記名刺情報構成部が前記名刺情報を送信する、請求項3または請求項4記載の名刺処理装置。
  8. 名刺を構成する情報である2以上の項目情報と名刺のレイアウト情報とを有する名刺作成情報を受け付ける名刺作成情報受付部と、
    前記2以上の項目情報と名刺画像とを有する名刺ファイルを構成する名刺情報構成部と、
    前記名刺ファイルを蓄積する名刺蓄積部とを具備する名刺処理装置。
  9. 名刺作成情報受付部と、名刺情報構成部と、名刺蓄積部とにより実現される名刺処理方法であって、
    前記名刺作成情報受付部が、名刺を構成する情報である2以上の項目情報と名刺のレイアウト情報とが取得可能な名刺作成情報を受け付ける名刺作成情報受付ステップと、
    前記名刺情報構成部が、前記名刺作成情報を用いて取得した名刺画像を有する名刺情報を構成する名刺情報構成ステップと、
    前記名刺蓄積部が、前記名刺作成情報と前記名刺情報とを対応付けて蓄積する名刺蓄積ステップとを具備する名刺処理方法。
  10. コンピュータを、
    名刺を構成する情報である2以上の項目情報と名刺のレイアウト情報とが取得可能な名刺作成情報を受け付ける名刺作成情報受付部と、
    前記名刺作成情報を用いて取得した名刺画像を有する名刺情報を構成する名刺情報構成部と、
    前記名刺作成情報と前記名刺情報とを対応付けて蓄積する名刺蓄積部として機能させるためのプログラム。
  11. 名刺を構成する情報である2以上の項目情報と名刺画像とを有する名刺ファイルのデータ構造であり、
    受け付けられた項目情報をキーとして検索され、前記項目情報を含む名刺ファイルが出力される、データ構造。
  12. 前記2以上の各項目情報は、項目を識別する項目識別子に対応付いている、請求項11記載の名刺ファイルのデータ構造。
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