JP2008076957A - 露出演算装置、露出演算方法およびカメラ - Google Patents

露出演算装置、露出演算方法およびカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】被写界内の高輝度部分を適切に判断して、主要被写体に対して適正な露出演算を行なう。
【解決手段】露出演算装置は、撮影画面を複数の領域に分割して測光する分割測光手段17と、分割測光手段17の測光結果に基づいて、撮影画面内における最大輝度値近傍の輝度値を示す分割領域をハイライト領域として判定する判定手段21と、撮影画面において、主要被写体の領域を認識する認識手段21と、ハイライト領域の位置と主要被写体と認識された領域の位置とに基づいて露出演算を行なう演算手段21とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、露出演算装置、露出演算方法およびカメラに関する。
被写界を複数の領域に分割して測光する分割測光素子の出力の最大値と、最大値が得られる分割領域のまとまりの大きさとに基づいて被写界の輝度値を求めて撮影時の露出量を決定する測光装置が知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2006−106617号公報
しかしながら、被写界内の高輝度部分が主要被写体なのか光源なのかといったことを判断できないため、主要被写体に対して適正な露出演算が行なわれない場合があった。
請求項1の発明による露出演算装置は、撮影画面を複数の領域に分割して測光する分割測光手段と、分割測光手段の測光結果に基づいて、撮影画面内における最大輝度値近傍の輝度値を示す分割領域をハイライト領域として判定する判定手段と、撮影画面において、主要被写体の領域を認識する認識手段と、ハイライト領域の位置と主要被写体と認識された領域の位置とに基づいて露出演算を行なう演算手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の露出演算装置において、演算手段は、ハイライト領域と主要被写体の領域との位置関係と、測光結果とに基づいて露出演算を行なうことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の露出演算装置において、撮影画面における対象の情報を検出する基準位置を選択する選択手段をさらに備え、認識手段は、選択された基準位置を主要被写体の領域として認識することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の露出演算装置において、撮影画面内における被写体の特徴を抽出する抽出手段をさらに備え、認識手段は、特徴が抽出された領域を主要被写体の領域として認識することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の露出演算装置において、露出演算手段は、ハイライト領域と主要被写体の領域とが少なくとも一部で重複する場合は、ハイライト領域の輝度値が、予め定めた飽和輝度値を越えない値となるような露出量を演算することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の露出演算装置において、ハイライト領域が白色であるか否かを判定する白色判定手段をさらに備え、露出演算手段は、白色判定手段により白色と判定された場合は、ハイライト領域の輝度値が、飽和輝度値を越えない第1の値となるような露出量を演算し、白色と判定されない場合は、ハイライト領域の輝度値が、第1の値より低い第2の値となるような露出量を演算することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の露出演算装置において、白色判定手段は、ハイライト領域の輝度値が所定輝度以上であり、かつ無彩色である場合に白色と判定することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の露出演算装置において、所定輝度は、撮影画面の平均的な輝度であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の露出演算装置において、露出演算手段は、ハイライト領域と主要被写体の領域とが重複せず、かつハイライト領域における輝度値と主要被写体の領域における輝度値との差が所定値以上の場合には、ハイライト領域の輝度値が、予め定めた飽和値となるような露出量を演算することを特徴とする。
請求項10の発明によるカメラは、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の露出演算装置を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1に記載の露出演算装置に対応する露出演算方法である。
本発明によれば、主要被写体の領域の位置とハイライト領域の位置とに基づいて露出演算を行なうので、主要被写体に対して適正な露出演算を行なうことができる。
以下、図面を参照しながら、露出演算装置を備える一眼レフデジタルカメラの一実施の形態を説明する。図1に、本発明のデジタルカメラの要部構成を示す。カメラ本体10には、撮影レンズ1を備えるレンズ鏡筒8が着脱可能に装着されている。レンズ鏡筒8内には、撮影レンズ1と、絞り2と、レンズ駆動部3と、絞り制御部5と、レンズ側マイコン6とが設けられている。
撮影レンズ1は、レンズ駆動部3により、後述のレンズ駆動信号に基づいて合焦位置まで駆動される。絞り制御部5は、後述の制御回路20で設定された絞り値に基づいて絞り2を制御する。レンズ側マイコン6は、電気接点7を介して制御回路20との通信を行ない、レンズ駆動部3および絞り制御部5を制御する。
カメラ本体10の内部には、被写体を撮像するための第一の撮像素子18が設けられている。第一の撮像素子18としてCCDやCMOS等が使用される。撮影レンズ1と第一の撮像素子18との間には、撮影レンズ1を通過した被写体光をファインダ光学系へと反射するクイックリターンミラー11が配設されている。被写体光の一部はクイックリターンミラー11の半透過領域を透過し、サブミラー111にて下方に反射され、位相差検出式AFセンサモジュール112へ入射される。
位相差検出式AFセンサモジュール112は、たとえば、焦点検出光束を一対の焦点検出用光像に分割して結像する焦点検出光学系と、分割された一対の光像が入射し、それに応じた焦点検出信号を出力する一対のCCDラインセンサとを備える。CCDラインセンサから出力される焦点検出信号は制御回路20に入力され、後述するように、制御回路20は、焦点調節レンズを合焦位置まで駆動させるレンズ駆動信号を出力する。
クイックリターンミラー11で反射された被写体光は、第一の撮像素子18と光学的に等価な位置に設けられた焦点板12上に結像する。焦点板12上に結像された被写体像は、ペンタプリズム13と接眼レンズ14を介して撮影者により観察されるとともに、ペンタプリズム13からプリズム15と結像レンズ16とを通過し、第二の撮像素子17の受光面上に結像する。第二の撮像素子17は、全体を複数の画素ごとに一つの領域としてブロック化し、撮影画面を、たとえば図2に示すように、24個の領域B1〜B24に分割して測光を行なう。第二の撮像素子17の各画素には、R(赤)、G(緑)、B(青)の3原色フィルターが設けられることにより、被写体像のRGB出力が得られる。
撮影の際にはクイックリターンミラー11が図の破線で示す位置に移動して、被写体光は第一の撮像素子18上に結像する。第一の撮像素子18の直前には、シャッタ19が設けられている。シャッタ19は、シャッタ制御部23により、制御回路20で設定されたシャッタ速度に基づいて駆動される。第一の撮像素子駆動部31は、制御回路20から送出される指令に応じて駆動信号を出力し、第一の撮像素子18およびA/D変換回路30のそれぞれを所定のタイミングで駆動させる。第一の撮像素子18は、撮像素子駆動部31により、撮像面に結像された被写体像に対応する信号電荷の蓄積および蓄積電荷の掃き出しを行う。A/D変換回路30は、第一の撮像素子18から出力されたアナログ撮像信号をデジタル画像信号に変換して、画像処理回路29へ出力する。
画像処理回路29では、入力されたデジタル画像信号に対して、ホワイトバランス調整、シャープネス調整、ガンマ補正、階調調整などの画像処理が施され、画像処理後の画像データが出力される。この画像データは、JPEG形式などの方式により圧縮された後、記録媒体26に記録される。
第二の撮像素子駆動部28は、制御回路20から送出される指令に応じて駆動信号を出力し、第二の撮像素子17およびA/D変換回路27のそれぞれを所定のタイミングで駆動させる。第二の撮像素子17は、撮像素子駆動部28により、撮像面に結像された被写体像に対応する信号電荷の蓄積および蓄積電荷の掃き出しを行う。A/D変換回路27は、第二の撮像素子19から出力されたアナログ撮像信号をデジタル画像信号に変換して、制御回路20へ出力する。
制御回路20はCPU、ROM、RAMおよび各種周辺回路から構成されている。機能的には、第二の撮像素子17で取得された画像データに基づいて被写体に対する露出値を演算する露出演算部21と、焦点検出演算を行う焦点検出演算部24と、撮影レンズ1の駆動量を演算するレンズ駆動量演算部25とを有する。
焦点検出演算部24は、撮影者によるエリア選択操作部241の操作で選択された焦点検出領域40に対応する一対のCCDラインセンサから出力される焦点検出信号に基づいて、デフォーカス量などの焦点調節状態の演算を行う。すなわち、エリア選択操作部241により、撮影画面における対象の情報を検出する基準位置が選択される。
図3に示すようにこの実施の形態のカメラでは、撮影画面内に、たとえば3つの焦点検出領域40a〜40c(総称する場合は符号40を用いる)が設けられている。この3箇所の焦点検出領域40a〜40cの中から1つがエリア選択操作部241によって選択されると、焦点検出演算部24は選択された焦点検出領域40に対する焦点調節状態の演算を行う。さらに、エリア選択操作部241は、3箇所の焦点検出領域40a〜40cの中のどの焦点検出領域が選択されたかを示す選択領域信号を露出演算部21へ出力する。焦点検出演算部24で算出された焦点調節状態はレンズ駆動量演算部25に出力される。レンズ駆動量演算部25では、入力した焦点調節状態に基づきレンズ駆動量を演算して、レンズ側マイコン6を介してレンズ駆動部3に対してレンズ駆動信号を送出する。レンズ駆動部3は、レンズ駆動信号に応じて撮影レンズ1を光軸方向へ移動させ、これにより、焦点調節状態が調節される。
露出演算部21は、第二の撮像素子17で取得した画像データに基づいて、後述のハイライト判定を行う。ハイライト判定の結果と主要被写体の位置とに基づいて被写体の露出量を演算して、シャッタ速度および絞り値を設定する。設定されたシャッタ速度および絞り値を基に、シャッタ速度信号はシャッタ制御部23へ、絞り値信号はレンズ側マイコン6を介して絞り制御部5へ出力される。なお、実施の形態では、後述するようにエリア選択操作部241で選択された焦点検出領域40を主要被写体の位置とする。
露出演算部21で行なうハイライト判定について説明する。第二の撮像素子17から得られた各画素の輝度値の中から、輝度値が最大となる画素の位置、すなわちハイライト領域の位置を検出する。最大輝度値を有する画素の位置が検出されると、検出された画素の位置とエリア選択操作部241から入力した選択領域信号とに基づいて、最大輝度を持つ画素が撮影者により選択された焦点検出領域40に対応する領域と重複するか否かを判定する。重複する領域がある場合、すなわち主要被写体が最大輝度を有する場合は、最大輝度値と画面全体の平均輝度値との差と、白色判定の結果とに基づいて、最大輝度を持つ画素の輝度値が所定値となるような露出量を演算する。以下、次の(1)〜(2)に場合分けして説明する。
(1)輝度値の差が所定値以上の場合、最大輝度を持つ画素から出力された色が白色か否かを判定する。輝度値が画面全体の平均輝度値よりも大きく、かつR、G、Bの各色の出力に基づいて無彩色と判定される場合に、画素から出力された色が白色と判定される。最大輝度を持つ画素の出力が白色と判定された場合は、最大輝度を持つ画素の輝度値が飽和輝度値を越えない限界の値(以下、第1目標値)となるような露出量を演算する。すなわち、白色の主要被写体を白トビしない限界の状態にする。最大輝度を持つ画素から出力された色が白色以外の場合は、最大輝度を有する画素の輝度値が飽和輝度値を越えない値(以下、第2目標値)となるような露出量を演算する。この場合、第2目標値として、輝度値の差の大きさに比例した値が設定される。輝度値の差が所定値未満の場合についても同様にして、最大輝度を持つ画素の輝度値が飽和輝度値を越えない値、すなわち上記第2目標値となるような露出量を演算する。この場合も第2目標値として、輝度値の差の大きさに比例した値が設定される。
(2)最大輝度を持つ画素の位置と焦点検出領域40とが重複しない場合、すなわち主要被写体が最大輝度を有していない場合は、最大輝度を持つ画素の輝度値と、選択された焦点検出領域40に対応する画素の輝度値との差に基づいて、最大輝度を有する画素の輝度値が所定値となるような露出量を演算する。輝度値の差が所定値以上の場合は、最大輝度を持つ画素の輝度値が飽和値(以下、第3目標値)となるような露出量を演算する。すなわち、主要被写体とは異なる輝度値の高い被写体を白トビさせる。輝度値の差が所定値未満の場合については、上述したように最大輝度を持つ画素の輝度値が飽和輝度値を越えない第2目標値となるような露出量を演算する。この場合、第2目標値として、輝度値の差の大きさに比例した値が設定される。
露出演算部21で行なう露出値演算について説明する。露出演算部21は、第二の撮像素子17から、図2に示す24分割されたそれぞれの測光領域に対応する輝度信号を入力して、輝度値B1〜B24を求める。撮影画面上で24分割された測光領域と3個所の焦点検出領域との位置関係を図4に示す。この図4に示す位置関係に基づいて、24分割された測光領域のうち、たとえば4個の領域を1個のグループとし、撮影画面全体をオーバーラップした15個のグループに再分割したものを、図5に示す。グループのまとめ方は以下に示す式の通りである。
G1=(B1+B2+B7+B8)/4 ・・・(1)
G2=(B2+B3+B8+B9)/4 ・・・(2)
G3=(B3+B4+B9+B10)/4 ・・・(3)
G4=(B4+B5+B10+B11)/4 ・・・(4)
G5=(B5+B6+B11+B12)/4 ・・・(5)
G6=(B7+B8+B13+B14)/4 ・・・(6)
G7=(B8+B9+B14+B15)/4 ・・・(7)
G8=(B9+B10+B15+B16)/4 ・・・(8)
G9=(B10+B11+B16+B17)/4 ・・・(9)
G10=(B11+B12+B17+B18)/4 ・・・(10)
G11=(B13+B14+B19+B20)/4 ・・・(11)
G12=(B14+B15+B20+B21)/4 ・・・(12)
G13=(B15+B16+B21+B22)/4 ・・・(13)
G14=(B16+B17+B22+B23)/4 ・・・(14)
G15=(B17+B18+B23+B24)/4 ・・・(15)
上記の15個のグループのそれぞれの輝度G1〜G15を用いて、被写体の特徴となる情報である平均輝度BvMean、最小輝度BvMin、最大輝度BvMax、画面中央部の輝度BvC、画面上部と画面下部との輝度差dHEを以下の式に基づき演算する。
BvMean=(G1+G2+G3+G4+G5+G6+G7+G8+G9+G10+G11+G12+G13+G14+G15)/15 ・・・(16)
BvMax=Max(G1,・・・,G15) ・・・(17)
BvMin=Min(G1,・・・,G15) ・・・(18)
BvC=G8 ・・・(19)
dHE=ABS((G1+G3+G5)/3−(G11+G13+G15)/3) ・・・(20)
ただし、Max(x1、・・・、xn)はx1からxnの最大値を返す関数であり、Min(x1、・・・、xn)はx1からxnの最小値を返す関数である。また、ABS(x)はxの絶対値を返す関数である。なお、上記の場合は、カメラを横位置(画面が横長となるように)構えた場合であり、縦位置に構えた場合は式(20)は以下のようにする。
dHE=ABS((G1+G2+G11+G12)/4−(G4+G5+G14+G15)/4)
上述のようにして算出した、式(16)〜式(20)で表される被写体の特徴となる輝度情報に重み係数k1〜k6を乗じて、以下の式(21)によって輝度値BvAnsを演算する。
BvAns=k6・(k1・BvMean+k2・BvC+k3・BvMax+k4・BvMin+k5・dHE) ・・・(21)
なお、係数k、k1、k2、k3、k4、k5は、さまざまな撮影シーンで最適な露出量になるように予め最適化された係数である。k6は前述したハイライト判定の結果に基づいて、被写体のハイライトの特徴となる輝度情報で決定される係数である。すなわち、最大輝度を持つ画素の輝度値が飽和値、すなわち上記第3目標値となるような露出量を演算する場合には、k6を1以上の値に設定する。飽和輝度値を越えない限界の値、すなわち上記第1目標値となるような露出量を演算する場合には、k6を1未満の所定値klimに設定する。飽和輝度値を越えない値、すなわち上記第2目標値となるような露出量を演算する場合には、k6を所定値klim未満であり、輝度値の差の大きさに比例して変化する値に設定する。以上のようにして算出された露出量に基づいて、シャッタ速度および絞り値を算出し、シャッタ制御部23および絞り制御部5へ出力する。
以上で説明したカメラにおける動作について、図6および図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、このフローチャートに示す各処理は、制御回路20によりプログラムを実行して行なわれる。また、図6、図7の処理を行うプログラムは制御回路20内のROM(不図示)に格納されており、不図示のレリーズスイッチの半押し操作により起動される。
ステップS1において、撮影者により設定された焦点検出領域40に対して焦点検出演算部24による演算結果に基づいて、撮影レンズ1を駆動して焦点調節を行い、ステップS2へ進む。ステップS2において、撮像素子駆動部28を介して第二の撮像素子17を駆動して、信号電荷の蓄積および掃き出しを行ない、A/D変換回路27によりデジタル画像信号に変換してステップS3へ進む。
ステップS3においては、ハイライト位置を判定するハイライト判定サブルーチンを呼び出し、ステップS2で取得したデジタル画像データに基づいてハイライト判定を行う。サブルーチンにおける各処理が終了するとステップS4へ進む。ステップS4においては、前述したように露出演算を行いステップS5へ進む。
ステップS5においては、撮影者により不図示のレリーズスイッチが全押しされたか否かを判定する。レリーズスイッチが全押しされた場合は、ステップS5が肯定判定されてステップS6へ進む。レリーズスイッチが全押しされていない場合は、ステップS5が否定判定されてステップS1へ戻る。
ステップS6においては、前述したように撮像動作を行い、画像信号を取得する。ステップS7では、画像処理回路29により、ステップS6において取得した画像信号に画像処理を施す。ステップS8においては、ステップS7で画像処理の施された画像データを、前述したようにJPEGなどの所定の形式に圧縮した後、記録媒体26に記録して一連の処理を終了する。
図6のステップS3のハイライト判定サブルーチンについて、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS101において、第二の撮像素子17の各ブロックの輝度値を検出してステップS102へ進む。ステップS102においては、ステップS101で検出した輝度値に基づいて、輝度値が最大である画素の位置を検出してステップS103へ進む。
ステップS103において、ステップS102で検出された画素の位置が、選択された焦点検出領域40と重複するか否かを判定する。重複する領域がある場合はステップS103が肯定判定されてステップS104へ進む。重複しない場合はステップS103が否定判定されてステップS106へ進む。
ステップS104においては、上述したように、選択された焦点検出領域40に対応する画素の輝度値と画面全体の平均輝度値との差が、所定値以上であるか否かを判定する。輝度値の差が所定値以上の場合、ステップS104が肯定判定されてステップS105へ進む。輝度値の差が所定値未満の場合、ステップS104が否定判定されてステップS108へ進む。
ステップS105においては、上述したように、ステップS102で検出された画素から出力される色が白色であるか否かを判定する。白色の場合はステップS105が肯定判定されてステップS107へ進む。ステップS107においては、最大輝度を持つ画素の輝度値が飽和輝度値を越えない限界の値、すなわち上記第1目標値となるように、前述した係数k6をklimに設定して、ハイライト判定サブルーチンにおける処理を抜けて呼び出し元に戻る。
白色以外の色の場合はステップS105が否定判定されてステップS108へ進む。ステップS108においては、最大輝度を持つ画素の輝度値が飽和輝度値を越えない値、すなわち上記した第2目標値となるように、前述した係数k6を定める。すなわち、係数k6は、所定値klim未満であり、ステップS104もしくはステップS106で算出された輝度値の差に比例して変化する値に設定される。係数k6が設定されると、ハイライト判定サブルーチンにおける処理を抜けて呼び出し元に戻る。
ステップS103が否定判定されて進んだステップS106においては、ステップS102で検出された画素の輝度値と、選択された焦点検出領域40に対応する画素の輝度値との差が所定値以上であるか否かを判定する。輝度値の差が所定値以上の場合、ステップS106が肯定判定されてステップS109へ進む。輝度値の差が所定値未満の場合、ステップS106が否定判定されてステップS108へ進む。
ステップS109においては、最大輝度を持つ画素の輝度値が飽和値、すなわち上述した第3目標値となるように、前述した係数k6を1以上の値に設定して、ハイライト判定サブルーチンにおける処理を抜けて呼び出し元へ戻る。
以上で説明した実施の形態によるカメラによれば、以下の作用効果を得られる。
(1)露出演算部21は、第二の撮像素子17から得られた各画素の中から最大輝度値を持つ画素の位置すなわちハイライト領域を判定する。さらに、露出演算部21は、ハイライト領域の位置と、選択された焦点検出領域40に対応する領域、すなわち主要被写体の領域の位置とに基づいて露出演算を行なうようにした。最大輝度を持つ画素の位置が選択された焦点検出領域40と少なくとも一部で重複する場合、つまり主要被写体が高輝度の場合は、選択された焦点検出領域40に対応する領域の輝度値と撮影画面全体の平均輝度値との差に基づいて、最大輝度を持つ画素の輝度値が飽和輝度値を越えない限界の値(上記第1目標値)となるような露出量を演算する。したがって、高輝度な主要被写体に対して最適な露出演算を行なうことができる。
(2)さらに加えて、最大輝度を持つ画素から出力される色が白色の場合は、最大輝度を持つ画素の輝度値が飽和輝度値を越えない限界の値(上記第1目標値)となるような露出量を演算する。すなわち式(21)における係数k6を1未満の値であるklimに設定する。白色ではない場合は、式(21)における係数k6をklim未満の値に設定して、最大輝度を持つ画素の輝度値が飽和輝度値を越えない値(上記第2目標値)となるような露出量を演算する。したがって、主要被写体が白色の場合であっても適切な露出値で撮影できる。
(3)最大輝度を持つ画素の位置と選択された焦点検出領域40の位置とが重複せず、選択された焦点検出領域40に対応する画素の輝度値と最大輝度値との差が所定値以上の場合は、式(21)における係数k6を1以上に設定して、最大輝度を持つ画素の輝度値が飽和値(上記第3目標値)となるような露出量を演算する。したがって、主要被写体以外の高輝度な被写体の影響により、主要被写体が露出不足になるという事態を防ぐことができる。
以上で説明した実施の形態を以下のように変形できる。
(1)被写体を認識する機能や顔認識機能などを備えるカメラであれば、被写体の認識結果や顔認識結果などの被写体の特徴に基づいて主要被写体の位置を認識して、高輝度の画素位置と重複する領域が存在するか否かを判定するようにしてもよい。
(2)ハイライト判定処理において、最大輝度を持つ画素の出力が白色か否かを判定する処理を最初に行なうようにしてもよい。この場合のハイライト判定処理を説明するフローチャートを図8に示し、図7に示すフローチャートとの相違点を主に説明する。
ステップS201(各ブロックの輝度値検出)およびステップS202(最大輝度値を有する画素位置の検出)における各処理は、ステップS101(各ブロックの輝度値検出)およびステップS102(最大輝度値を有する画素位置の検出)における各処理と同様の処理を行なう。ステップS203においては、ステップS202で検出された画素から出力される色が白色か否かを判定する。白色の場合はステップS202が肯定判定されてステップS203へ進み、白色以外の場合はステップS202が否定判定されてステップS207へ進む。
ステップS204においては、ステップS103と同様にして、ステップS202で検出された画素の位置が、選択された焦点検出領域40の位置と重複する領域があるか否かを判定する。重複する領域がある場合はステップS204が肯定判定されてステップS205へ進む。重複しない場合はステップS204が否定判定されてステップS206へ進む。
ステップS205においては、ステップS104と同様にして、選択された焦点検出領域40に対応する画素の輝度値と画面全体の平均輝度値との差が、所定値以上であるか否かを判定する。輝度値の差が所定値以上の場合、ステップS205が肯定判定されてステップS209へ進む。輝度値の差が所定値未満の場合、ステップS205が否定判定されてステップS210へ進む。
ステップS206では、ステップS108と同様にして、ステップS202で検出された画素の輝度値と画面全体の平均輝度値との差が所定値以上であるか否かを判定する。輝度値の差が所定値以上の場合、ステップS206が肯定判定されてステップS211へ進む。輝度値の差が所定値未満の場合、ステップS206が否定判定されてステップS210へ進む。
ステップS207においては、ステップS204と同様の判定処理を行なう。ステップS207が肯定判定された場合はステップS210へ進み、ステップS207が否定判定された場合はステップS208へ進む。ステップS208においては、ステップS206と同様の判定処理を行なう。ステップS206が肯定判定された場合はステップS211へ進み、否定判定された場合はステップS210へ進む。
ステップS209(係数k6をklimに設定)、ステップS210(係数k6をklim未満の値に設定)およびステップS211(係数k6を1以上に設定)における各処理については、それぞれステップS107(係数k6をklimに設定)、ステップS108(係数k6をklim未満の値に設定)およびステップS109(係数k6を1以上に設定)における処理と同様の処理を行ない、各ステップにおける処理が終了するとサブルーチンを抜けて呼び出し元へ戻る。
(3)第二の撮像素子17から得られた各画素の中から最大輝度を持つ画素を検出するようにした。しかしながら、たとえば最大輝度値近傍の所定の輝度値を有する画素を検出してもよい。
(4)各画素の輝度値を検出してハイライト判定処理を行なうものとして説明したが、たとえば3×3画素などの所定のサイズごとに得られる輝度値を検出するようにしてもよい。
(5)シャッタ19に代えて、第一の撮像素子18の電子シャッタ制御によって画像信号の電荷蓄積時間を調整するものでもよい。
(6)被写体を認識する機能や顔認識機能などを備えるカメラであれば、被写体の認識結果や顔認識結果で得られた位置を、撮影画面における対象の情報を検出する基準位置として選択してもよい。
また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の実施の形態によるカメラの要部構成を説明する図である。 撮影画面上における分割測光領域の一例を説明する概念図である。 撮影画面上における焦点検出領域の配置例を説明する図である。 撮影画面上で24分割の測光素子と3個所の焦点検出領域を重ねて表示した図である。 撮影画面上で4個の分割領域を一つのグループとした15個のグループの配置を説明する図である。 実施の形態によるカメラの動作を説明するフローチャートである。 実施の形態によるカメラのハイライト判定サブルーチンにおける処理を説明するフローチャートである。 変形例によるカメラのハイライト判定サブルーチンにおける処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
17 第二の撮像素子 20 制御回路
21 露出演算部 24 焦点検出演算部

Claims (11)

  1. 撮影画面を複数の領域に分割して測光する分割測光手段と、
    前記分割測光手段の測光結果に基づいて、前記撮影画面内における最大輝度値近傍の輝度値を示す分割領域をハイライト領域として判定する判定手段と、
    前記撮影画面において、主要被写体の領域を認識する認識手段と、
    前記ハイライト領域の位置と前記主要被写体と認識された領域の位置とに基づいて露出演算を行なう演算手段とを備えることを特徴とする露出演算装置。
  2. 請求項1に記載の露出演算装置において、
    前記演算手段は、前記ハイライト領域と前記主要被写体の領域との位置関係と、前記測光結果とに基づいて露出演算を行なうことを特徴とする露出演算装置。
  3. 請求項1または2に記載の露出演算装置において、
    前記撮影画面における対象の情報を検出する基準位置を選択する選択手段をさらに備え、
    前記認識手段は、前記選択された基準位置を前記主要被写体の領域として認識することを特徴とする露出演算装置。
  4. 請求項1または2に記載の露出演算装置において、
    前記撮影画面内における被写体の特徴を抽出する抽出手段をさらに備え、
    前記認識手段は、前記特徴が抽出された領域を前記主要被写体の領域として認識することを特徴とする露出演算装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の露出演算装置において、
    前記露出演算手段は、前記ハイライト領域と前記主要被写体の領域とが少なくとも一部で重複する場合は、前記ハイライト領域の輝度値が、予め定めた飽和輝度値を越えない値となるような露出量を演算することを特徴とする露出演算装置。
  6. 請求項5に記載の露出演算装置において、
    前記ハイライト領域が白色であるか否かを判定する白色判定手段をさらに備え、
    前記露出演算手段は、前記白色判定手段により白色と判定された場合は、前記ハイライト領域の輝度値が、前記飽和輝度値を越えない第1の値となるような露出量を演算し、
    白色と判定されない場合は、前記ハイライト領域の輝度値が、前記第1の値より低い第2の値となるような露出量を演算することを特徴とする露出演算装置。
  7. 請求項6に記載の露出演算装置において、
    前記白色判定手段は、前記ハイライト領域の輝度値が所定輝度以上であり、かつ無彩色である場合に白色と判定することを特徴とする露出演算装置。
  8. 請求項7に記載の露出演算装置において、
    前記所定輝度は、前記撮影画面の平均的な輝度であることを特徴とする露出演算装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の露出演算装置において、
    前記露出演算手段は、前記ハイライト領域と前記主要被写体の領域とが重複せず、かつ前記ハイライト領域における輝度値と前記主要被写体の領域における輝度値との差が所定値以上の場合には、前記ハイライト領域の輝度値が、前記予め定めた飽和値となるような露出量を演算することを特徴とする露出演算装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の露出演算装置を備えることを特徴とするカメラ。
  11. 撮影画面を複数の領域に分割して測光し、
    前記分割測光手段の測光結果に基づいて、前記撮影画面内における最大輝度値近傍の輝度値を得られる分割領域をハイライト領域として判定する判定手段と、
    前記撮影画面において、主要被写体の領域を認識し、
    前記ハイライト領域の位置と前記主要被写体と認識された領域の位置とに基づいて露出演算を行なうことを特徴とする露出演算方法。
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