JP2008076925A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】安全かつ高スループットに画像を形成することができる画像形成装置及び画像形成システムを提供する。
【解決手段】ステップ201において、画像形成ユニットから電源を供給されている後処理ユニットを特定し、ステップ203において、ジョブ種別を解析し、ステップ205において、選択されたジョブに対応する動作モードでの最大電流値を算出する。ステップ207では、算出された最大電流が許容電流以内であるか否かを判断し、その判断が肯定されれば、ステップ209→211→212で、動作モードとしてフルモードを設定し、判断が否定されれば、ADF動作中には、動作モードとして画像形成ユニットに流れる電流が低減される電流低減動作モード1を設定し、ADF動作中でなければ電流低減動作モード2を設定する(ステップ213〜ステップ225)。
【選択図】図6

Description

本発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置及び画像形成システムに係り、さらに詳しくは、前記画像が形成された記録媒体に対し後処理を行う後処理ユニットを少なくとも1台接続可能な画像形成装置及び画像形成システムに関する。
従来より、複写機、プリンタ及びこれらの複合機等の画像形成装置本体によって画像が記録された記録媒体としての用紙束に対して、例えば、中綴じ処理、中折り処理などを行って製本化したりする、いわゆる後処理を行う後処理ユニットを備える画像形成装置が提供されている。
このような画像形成装置においては、本体ユニット及び後処理ユニット各々には、電源の入力インターフェイス(インレット)と出力インターフェイス(アウトレット)とが設けられており、例えば室内のコンセントの数に限りがあるような場合には、本体ユニットのアウトレットと後処理ユニットのインレットとが接続され、本体ユニットから後処理ユニットに電力が供給されるようになる。さらに、複数の後処理ユニットがある場合には、本体ユニットと複数の後処理ユニットとが、その推奨の接続数を超えてカスケード接続される場合もある。
このようなカスケード接続を行うと、本体ユニットに流れる電流が許容電流(定格電流)を超えてしまうおそれがある。このようなケースに対処するため、許容電流を超えてしまったときに電源の供給を停止するホームターミナル(例えば、特許文献1参照)や、消費電流が許容電流を超えてブレーカ遮断に至らないように、例えば記憶媒体に形成された画像を定着させるための定着電流を小さくするなどの対策を講じた画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−121253号公報 特開平5−38050号公報
しかしながら、特許文献1に記載のホームターミナルのように、消費電流が許容電流を超えた場合に、電力の供給を遮断すると、画像形成装置の一連の動作、すなわち、実行中であった印刷・製本ジョブが完全に停止してしまい、印刷、製本の生産性が大幅に低下する。
また、特許文献2に開示された画像形成装置では、どのような印刷・製本ジョブが指定されていても、常に同じ対策を施すようになっているため、場合によってはユーザの要求に沿わない処理結果となってしまう場合もある。例えば、定着電流を小さくした場合には、定着温度が低下するので、定着時間を長くする必要があるが、定着時間を長くすると、高速印刷の要求には応えることが困難となる。
そこで、本発明の目的は、後処理ユニットがカスケード接続されても、安全かつ高スループットに画像を形成することができる画像形成装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、記録媒体に画像を形成する本体ユニットを備え、該画像が形成された記録媒体に対し後処理を行う後処理ユニットを少なくとも1台接続可能な画像形成装置であって、前記本体ユニット及び前記本体ユニットから電力を供給される後処理ユニット各々における動作と消費電流との関係に基づく前記本体ユニットに流れる電流の算出値と、前記本体ユニットに流れる電流の実測値との少なくとも一方を、前記本体ユニットに流れる電流値として取得する電流値取得手段と、前記取得された電流値が許容電流値を超える場合には、前記本体ユニットに流れる電流値が前記許容電流値以下となるように前記各ユニットを動作させる複数の異なる動作モードの中から、前記各ユニットを最適に動作させる動作モードを選択し、選択された動作モードに従って前記各ユニットを動作させるように前記各ユニットの動作に制約を付与する制約付与手段と、を備える画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記制約付与手段は、前記各ユニットを最適に動作させる動作モードとして、前記複数の異なる動作モードの中から、前記本体ユニットに流れる電流が、前記許容電流以下で、かつ、最大となる動作モードを選択することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置であって、前記制約付与手段は、前記本体ユニットにおいて、原稿を自動搬送する自動原稿搬送手段が動作している間と、動作していない間とで、動作モードを切り替えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記本体ユニットに流れる電流を検出する電流検出手段と、ユニット間の通信内容に基づいて、前記本体ユニットに接続されている後処理ユニットを認識する認識手段と、前記本体ユニットに接続されている後処理ユニットをそれぞれ個別に動作させる動作制御手段と、前記動作制御手段によって後処理ユニットを個別に動作させたときに前記電流検出手段によって検出される電流の変動に基づいて、前記認識手段によって後処理ユニットに接続されていると認識された後処理ユニットの中から、前記本体ユニットから電力が供給されている後処理ユニットを特定する特定手段と、をさらに備え、前記電流値取得手段は、前記本体ユニットにおける動作と消費電流との関係と、特定された後処理ユニットにおける動作と消費電流との関係とに基づいて、前記本体ユニットに流れる最大電流値を算出する電流値算出手段と、をさらに備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置であって、前記電流検出手段による電流検出と、前記認識手段による前記本体ユニットに接続されている後処理ユニットの認識と、前記動作制御手段による後処理ユニットの個別の動作と、前記特定手段による前記本体ユニットから電源が供給されている後処理ユニットの特定と、前記電流値算出手段による最大電流値の算出とを、電源投入後の初期動作中に行うことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記電流値取得手段は、前記本体ユニットに流れる電流を検出する電流検出手段をさらに備え、前記電流値取得手段は、前記電流検出手段によって検出された電流の実測値を、前記本体ユニットに流れる電流値として取得し、前記制約付与手段は、ユーザからの要求に従って作成されたジョブを実行中に前記電流検出手段によって検出された電流が前記許容電流を超えた場合に、前記本体ユニットに流れる電流が前記許容電流内となり、かつ、前記ジョブを最適に実行する動作モードを選択することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成装置であって、前記電流検出手段によって検出された電流が前記許容電流を超えてから前記制約付与手段により前記各ユニットの動作に制約を付与するまでの間に、前記本体ユニットにおける前記記録媒体に形成された画像を定着させる定着部に流れる電流を制限する電流制限手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置と、前記画像形成装置により画像が形成された記録媒体に対し後処理を行う少なくとも1台の後処理ユニットと、を備える画像形成システムである。
請求項1に記載の発明によれば、複数の異なる動作モードの中から、本体ユニットに流れる電流を、許容電流内とし、かつ、本体ユニットと後処理ユニットとの動作を最適に実行させる動作モードを選択し、選択された動作モードに従って各ユニットの動作に制約を付与する。このため、ブレーカが遮断され印刷・製本ジョブを停止させることなく、許容電流内での各ユニットの最適な動作を実現し、安全かつ高スループットな画像形成が可能となる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本実施形態に係る画像形成システムの概略構成が示されている。図1に示されるように、画像形成システム100は、画像形成ユニット1、後処理ユニット2、3、4、5、6を備えて構成されている。画像形成ユニット1と後処理ユニット2〜6とは、シリアル通信インターフェイス7を介して接続されており、互いにデータ通信が可能となっている。なお、図1では、図面の錯綜を防止するため、画像形成ユニット1、後処理ユニット2〜6がそれぞれ離間して示されているが、実際には、画像形成ユニット1、後処理ユニット2、3、4、5、6の順に用紙等の記録媒体(以下、「用紙」とする)が搬送されるため、各ユニットは、実際には密着して状態で配置されている。
画像形成ユニット1は、用紙に画像形成する画像形成装置の本体ユニットである。この画像形成ユニット1は、不図示の操作パネルやLAN(Local Area Network)などの通信ネットワークなどを介してパーソナルコンピュータから入力されたコマンド、例えば、原稿自動送り、片面印刷、両面印刷などのコマンドに基づいて、画像形成を実行するための一連の制御命令である印刷ジョブを作成し、印刷ジョブに従って用紙に画像を形成して、後処理ユニット2に排出する。画像形成ユニット1には、電力の入力インターフェイスであるプラグ付きのインレット11が設けられており、このインレット11を介して電力が供給されるようになっている。また、インレット11から供給された電力は、さらに、電力の出力インターフェイスであるアウトレットを介して外部に出力可能となっている。
後処理ユニット2〜6は、画像形成ユニット1により画像形成された用紙に各種後処理を施す装置である。本実施形態では、後処理ユニット2は、画像が記録され画像形成ユニット1から排出された用紙を所定枚数重ねて一部とし、一部ごとに少しずらして積層するスタッカ(図面では、「LS」とも記述している)である。また、後処理ユニット3も、後処理ユニット2によって搬送された用紙を所定枚数重ねて一部とし、一部ごとに少しずらして積層するスタッカである。また、後処理ユニット4は、小冊子を作成するために二つ折りにされた用紙の中央にステイプルを打つ中綴じ機(図面では、「SD」とも記述している)である。また、後処理ユニット5は、重ねられた用紙に対して、指定された位置(例えば、1箇所左上、2箇所左、1箇所右上、2箇所上)にステイプルを打つ平綴じ機(図面では、「FS」とも記述している)である。また、後処理ユニット6は、アウトプットを揃えて背の部分を特製のりで接着し、表紙でくるんでプレス成形するくるみ製本機(図面では、「PB」とも記述している)である。
後処理ユニット2〜6にもそれぞれ、インレット11と同様のインレット12〜16と、アウトレット21と同様のアウトレット22〜26とが設けられている。インレット12を介して供給された電力の一部は、そのままアウトレット22から出力可能であり、インレット13を介して供給された電力の一部は、そのままアウトレット23から出力可能であり、インレット14を介して供給された電力の一部は、そのままアウトレット24から出力可能であり、インレット15を介して供給された電力の一部は、そのままアウトレット25から出力可能であり、インレット16を介して供給された電力の一部は、そのままアウトレット26から出力可能である。インレット11〜16、アウトレット21〜26は、それぞれ同じ規格に従って設置されたものであり、インレットをアウトレットに差し込むことが可能となっている。
図2には、画像形成システム100の各ユニットの内部構成が模式的に示されている。なお、説明を簡単にするため、図2では、後処理ユニット3の図示が省略されている。また、図2では、画像形成ユニット1と、後処理ユニット2、4、5、6とは、それぞれのインレットとアウトレットとが接続されることにより、電力の供給ラインがカスケード接続されているものとする。
図2に示されるように、画像形成ユニット1は、原稿搬送部31と、画像処理部32と、画像形成部33と、用紙搬送部34と、定着部35と、主制御部36とを備えている。原稿搬送部31は、不図示の原稿台に載置された原稿を、画像の読み取り位置まで搬送する。画像処理部32は、読み取り位置まで搬送された原稿の片面又は両面の画面を不図示のCCDイメージセンサで読み取り(スキャンし)、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理などの画像処理を施す。この後、原稿台上の原稿は、不図示の原稿排紙台まで搬送される。このような原稿搬送動作を、以下では「ADF(Auto Document Feeder)動作」ともいう。
画像形成部33は、この画像処理結果に応じて、不図示の感光体ドラムへの潜像の形成、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理を行う。この転写により、用紙搬送部34によって搬送された用紙に対して、例えば原稿から読み取られた画像が転写される。画像が転写された用紙は、用紙搬送部34によってさらに定着部35に搬送され、この定着部35が備える定着ヒータにより用紙上に画像が定着される。この後、用紙搬送部34によって、用紙がユニット外部(後処理ユニット2)に排出される。上記動作を、以下では「印刷動作」ともいう。
なお、両面の「印刷動作」を行う場合には、用紙搬送部34は、用紙の片面に画像を形成した後、用紙を反転して、画像形成部33において、もう一方の面に改めて画像を形成するようになる。このときの用紙搬送部34による用紙反転動作は、後続の用紙との間の衝突を避けるため、非常に高速に行われている。
なお、画像形成ユニット1は、複写機としても、プリンタとしても動作するため、必ずしも、原稿搬送部によって搬送された原稿から読み取られた画像が用紙に形成されるわけではなく、例えばパーソナルコンピュータから送られた画像データに従って用紙に画像が形成される場合もあるのは勿論である。したがって、上述した「ADF動作」と「印刷動作」とは、独立して行うことが可能となっている。
画像形成ユニット1内の電力の供給ラインのインレット11側には、電流センサ81が設けられている。電流センサ81によって検出された電流値は、主制御部36に送られている。
主制御部36は、原稿搬送部31、画像処理部32、画像形成部33、用紙搬送部34、定着部35を統括制御する。したがって、上記ADF動作及び印刷動作は、主制御部36の制御の下で行われる。主制御部36は、CPU、メモリ、ROMなどを備えている。このROMには、制御プログラムが格納されており、この制御プログラムをCPUで実行することにより、主制御部36の機能が実現される。
なお、主制御部36、原稿搬送部31、画像処理部32、画像形成部33、用紙搬送部34、定着部35には、それぞれインレット11から入力された電力が供給されている。画像形成ユニット1には、入力された交流電圧を直流電圧に変換する不図示のコンバータが設けられている。このコンバータを介して、24V、5Vなどの直流電圧が各部に印加されるようになっている。例えば、主制御部36、画像処理部32などには、例えば、5Vの電圧が供給され、他の各部には24Vが供給される。
ところで、各部31〜35は、主制御部36が設定する動作モードに従って動作するように設計されている。主制御部36は、幾つかの異なる動作モードの中から1つの動作モードを、内部RAMに設定し、設定された動作モードで、各部31〜35を制御する。
例えば、図3(A)の表には、その各種動作モードの一例が示されている。一番上の「両面プリント+両面ADFスキャン」と名づけられた動作モードは、原稿搬送部31によって搬送された原稿の両面の画像の読み取りを行う両面の「ADF動作」と、用紙への両面の「印刷動作」とを同時に行う動作モードである。この動作モードにおいて、画像形成ユニット1に流れる電流は、16.5Aであることが予め求められている。両面のADF動作と用紙の反転動作を含む両面の「印刷動作」との同時に実行すれば、画像形成ユニット1の各部をフルに動作させることになるため、この16.5Aが、画像形成ユニット1がとりうるすべての動作モードの消費電流の中で最大となる。
その次の「両面時スピードダウン」と名づけられた動作モードは、原稿搬送部31によって搬送された原稿の両面の画像の読み取りを行う両面の「ADF動作」と、用紙への両面の「印刷動作」とを同時に行う動作モードであって、その両面の「印刷動作」における用紙の搬送速度を低くして、用紙の紙間を空けた動作モードである。用紙の搬送速度を低くして、搬送させる用紙の紙間を空ければ、原稿搬送部31における用紙の反転動作のスピードを遅くすることができるになるため、全体の処理時間は長くなるものの、その際の消費電流を小さくすることができる。図3(A)の表に示されるように、この動作モードにおいて、画像形成ユニット1の消費電流は、16Aに抑えられている。
その次の「ADF停止してからプリント動作開始」と名づけられた動作モードは、「ADF動作」が行われた後に、「印刷動作」を開始する動作モードである。この動作モードによれば、ADF動作と、印刷動作とを別々に時分割で実行するようになるため、「両面プリント+両面ADFスキャン」の動作モードよりも、全体の処理時間は長くなるものの、消費電流を低く抑えられるようになる。図3(A)の表に示されるように、この動作モードにおいて、画像形成ユニット1の消費電流は15Aとなっている。
その次の「ADFの停止+両面時のスピードダウン」と名づけられた動作モードは、「ADF動作」が行われた後に、「印刷動作」を開始する動作モードであるが、両面の「印刷動作」時には、その用紙の搬送速度を遅くする動作モードである。この動作モードによれば、「両面時スピードダウン」の動作モードと同様に、両面印刷時の印刷速度を遅くするので、「ADF停止してから、画像形成動作開始」の動作モードよりも、全体の処理時間は長くなるものが、その消費電流を小さく抑えられるようになっている。図3(A)の表に示されるように、その消費電流は14.5Aとなっている。
後述するように、主制御部36は、消費電流の値に応じて上記各動作モードのいずれかを設定し、各部31〜35の動作を制御する。すなわち、各部31〜35の動作は、この動作モードの設定により、制約を受けることになる。
図2に戻り、後処理ユニット2(スタッカ)は、用紙搬送部41と、用紙スタック部42と、制御部43とを備えている。用紙搬送部41は、用紙を搬送する「用紙搬送動作」を行う。用紙スタック部42は、用紙搬送部41により搬送された用紙をスタックする「スタック動作」を行う。制御部43は、用紙搬送部41、用紙スタック部42を統括制御する。用紙搬送部41、用紙スタック部42、制御部43には、それぞれインレット12から入力された電力が供給されている。
図3(B)の表には、後処理ユニット2の動作モードの一例が示されている。図3(B)に示されるように、一番上の「用紙スタック動作」と名づけられた動作モードは、用紙搬送部41による「用紙搬送動作」と、用紙スタック部42による「用紙スタック動作」とを同時に行う動作モードである。この動作モードにおける消費電流は、0.65Aとなっている。この0.65Aは、後処理ユニット2が取りうる全ての動作モードの消費電流の中で最大である。
その次の「スタックせず、紙搬送のみ」と名づけられた動作モードは、用紙搬送部41により「用紙搬送動作」のみを行う動作モードである。この場合、搬送された用紙は、後処理ユニット3に排出される。この動作モードにおける消費電流は、0.6Aとなっている。
その次の「CPU動作のみ」と名づけられた動作モードは、制御部43におけるCPUのバックグラウンド処理を行う動作モードである。この動作モードにおける消費電流は、0.5Aとなっている。
なお、制御部43は、後述するように、シリアル通信ネットワーク7を介して送られる画像形成ユニット1の主制御部36からの指示の下、上記各動作モードのいずれかを設定し、各部41、42の動作を制御する。各部41、42は、設定された動作モードに従って動作する。すなわち、各部41、42は、動作モードの設定により、その動作に制約を受けることになる。また、後処理ユニット3の構成は、後処理ユニット2の構成と同一であるものとし、その動作モードも図3(B)に示されるとおりであるものとする。
図2に戻り、後処理ユニット4(中綴じ機)は、用紙搬送部51と、折り動作部52と、中綴じ動作部53と、裁断動作部54と、制御部55とを備えている。用紙搬送部51は、用紙を搬送する「用紙搬送動作」を行う。折り動作部52は、用紙を折る「折り動作」を行う。中綴じ動作部53は、「中綴じ動作」を行う。裁断動作部54は、綴じられた用紙の「裁断動作」を行う。制御部55は、他の各部51〜54の動作を制御する。各部51〜54には、それぞれインレット14から入力された電力が供給されている。
図3(C)の表には、後処理ユニット4の動作モードの一例が示されている。図3(C)に示されるように、一番上の「中綴じ動作、折り動作、裁断動作」と名づけられた動作モードは、「中綴じ動作」、「折り動作」、「裁断動作」を同時に行うモードである。この動作モードにおける消費電流は、1.1Aとなっている。この1.1Aは、後処理ユニット4がとりうる全ての動作モードの消費電流の中で最大である。
その次の「紙搬送のみ(綴じ・折り・裁断なし)」と名づけられたモードは、用紙搬送部51により、「用紙搬送動作」のみを行う動作モードである。図3(C)に示されるように、この動作モードにおける後処理ユニット4の消費電流は、0.7Aである。
その次の「CPU動作のみ」と名づけられた動作モードは、制御部43におけるCPUのバックグラウンド処理を行う動作モードである。図3(C)に示されるように、この動作モードにおける後処理ユニット4の消費電流は、0.5Aとなっている。
制御部55は、後述するように、シリアル通信ネットワーク7を介して送られる画像形成ユニット1の主制御部36からの指示の下、上記各動作モードのいずれかを設定し、各部51〜54の動作を制御する。各部51〜54は、設定された動作モードに従って動作する。すなわち、各部51〜54は、動作モードの設定により、その動作に制約を受けることになる。
図2に戻り、後処理ユニット5(平綴じ機)は、用紙搬送部61と、折り動作部62と、平綴じ動作部63と、パンチ断動作部64と、制御部65とを備えている。用紙搬送部61は、「用紙搬送動作」を行う。折り動作部62は、用紙の「折り動作」を行う。平綴じ動作部63は、「平綴じ動作」を行う。パンチ動作部64は、綴じられた用紙に対する「パンチ動作」を行う。制御部65は、他の各部61、62、63、64を制御する。各部61、62、63、64には、それぞれインレット15から入力された電力が供給されている。
図3(D)の表には、後処理ユニット5の動作モードの一例が示されている。図3(D)に示されるように、一番上の「平綴じ動作、折り動作、パンチ動作」の名づけられた動作モードは、「平綴じ動作」、「折り動作」、「パンチ動作」を同時に行う動作モードである。この動作モードにおける後処理ユニット5の消費電流は、2.2Aとなっている。この2.2Aは、後処理ユニット5がとりうる全ての動作モードの消費電流の中で最大である。
その次の「綴じ動作時に他の動作しない」と名づけられた動作モードは、「平綴じ動作」と、他の動作とを別々に時分割で行う動作モードである。この動作モードでは、用紙を搬送した後、「平綴じ動作」などを行う。この動作モードにおける後処理ユニット5の消費電流は、1.5Aであるが、上記「平綴じ動作、折り動作、パンチ動作」よりも処理時間は長くなる。
その次の「紙搬送のみ(綴じ・折り・裁断しない)」と名づけられた動作モードは、「用紙搬送動作」のみを行う動作モードである。この動作モードにおける後処理ユニット5の消費電流は、0.7Aである。
その次の「CPU動作のみ」と名づけられた動作モードは、制御部65におけるCPUのバックグラウンド処理を行う動作モードである。この動作モードにおける後処理ユニット5の消費電流は、0.5Aとなっている。
制御部65は、後述するように、シリアル通信ネットワーク7を介して送られる画像形成ユニット1の主制御部36からの指示の下、上記各動作モードのいずれかを設定し、各部61〜64の動作を制御する。各部61〜64は、設定された動作モードに従って動作する。すなわち、各部61〜64は、動作モードの設定により、その動作に制約を受けることになる。
図2に戻り、後処理ユニット6は、用紙搬送部71と、綴じ動作部72と、裁断動作部73と、のり付け製本動作部74と、制御部75とを備えている。用紙搬送部71は、「用紙搬送動作」を行う。綴じ動作部72は、用紙の「綴じ動作」を行う。裁断動作部73は、綴じられた用紙の「裁断動作」を行う。のり付け製本動作部74は、裁断された用紙束の「のり付け製本動作」を行う。のり付け製本動作部74には、のり付けに用いられるのりの温度調整を行うのりヒータが設けられている。通常、のりヒータは、のり付け製本動作が行われていない場合にも、のりの温度調整を常に行っている。制御部75は、他の各部71〜73を制御する。各部には、それぞれインレット16から入力された電力が供給されている。
図3(E)の表には、後処理ユニット6の動作モードの一例が示されている。図3(E)に示されるように、一番上の「のり付け製本動作」と名づけられた動作モードは、「綴じ動作」、「裁断動作」、「のり付け製本動作」を同時に行うモードである。この動作モードにおける消費電流は、3Aとなっている。この3Aは、後処理ユニット5がとりうる全ての動作モードの消費電流の中で最大である。
その次の「綴じ動作中に他の動作しない」と名づけられた動作モードは、綴じ動作と、他の動作とを別々に時分割で行う動作モードである。この動作モードにおける消費電流は、2.5Aとなるが、処理時間は上記「のり付け製本動作」の動作モードよりも長くなる。
その次の「スタンバイ時(のりヒータで温調のみ)」と名づけられた動作モードは、のり付け製本動作部74を構成するのりヒータを用いてのりの温度調整のみを行い、他の各部はスタンバイ状態とする動作モードである。この動作モードにおける消費電流は、2.0Aである。
その次の「CPU動作のみ」と名づけられた動作モードは、制御部65におけるCPUのバックグラウンド処理を行う動作モードである。この動作モードにおける消費電流は、0.5Aとなっている。
制御部75は、後述するように、シリアル通信ネットワーク7を介して送られる画像形成ユニット1の主制御部36からの指示の下、上記各動作モードのいずれかを設定し、各部71〜74の動作を制御する。各部71〜74は、設定された動作モードに従って動作する。すなわち、各部71〜74は、動作モードの設定により、その動作に制約を受けることになる。
画像形成ユニット1に流れる定格電流は、20Aである。したがって、画像形成ユニット1に流れる電流は、20A以内に抑えられる必要がある。例えば、画像形成ユニット1に流れる電流が定格電流を超えた場合には、上述したように、1).後処理ユニット6ののり付け製本動作部74で、のりヒータ動作を停止させたり、2).画像形成ユニット1の両面の「印刷動作」における用紙の搬送速度を遅くしたり、3).「用紙搬送動作」と「綴じ動作」とを同時に行わないという様々な動作モードが設定され、該当するユニットの動作が制約を受ける。これにより、画像形成ユニット1の消費電流が、低く抑えられるようになる。
画像形成ユニット1の主制御部36は、画像形成ユニット1の動作モードだけでなく、図3(B)〜図3(E)に示される上記各後処理ユニット2〜6の動作モードも決定する。すなわち、画像形成ユニット1の主制御部36は、画像形成システム100の全体の動作モードを決定することができるようになっている。主制御部36によって決定された動作モードは、シリアル通信ネットワーク7を介して各制御部43、55、65、75に伝えられる。各制御部43、55、65、75は、伝えられた動作モードに従って、各部の動作を制御する。
図4には、このような動作モードの組み合わせの一例が幾つか示されている。図4に示される表の一番上に示される動作モードは、図5(A)に示されるように、すべての後処理ユニット2〜6の電源供給ラインが、画像形成ユニット1とカスケード接続され、画像形成ユニット1から電力を供給されている場合で、全てのユニットをフルに動作させる動作モードである。その動作モードによれば(すなわち、すべてのユニットをフルモードで動作させると)、画像形成ユニット1に流れる電流は、24.1Aとなり、定格電流(20A)を大幅に超えるようになる。
その下の行に示されるモードは、図5(B)に示されるように、後処理ユニット2、3、4が画像形成ユニット1から電力を供給されており、後処理ユニット5、6については、別電源から電力を供給されている場合に、全てのユニットをフルに動作させる動作モードである。この動作モードによれば、画像形成ユニット1に流れる電流は、18.9Aとなり、定格電流20Aを下回っている。そこで、この画像形成システム100では、図5(A)に示される接続形態よりも、図5(B)に示される接続形態が推奨されることになる。
その下の行に続けて示されている2つの動作モードは、ユーザがくるみ製本を行うように指定した場合に実行されるPB動作モードである。PB動作モードは、画像形成ユニット1における画像の形成(すなわち「ADF動作」、「印刷動作」)と、くるみ製本機PBでの製本動作(すなわち、「綴じ動作」、「裁断動作」、「のり付け製本動作」)を中心とする動作モードである。上側のPBフルモードは、画像形成ユニット1において「両面プリント+両面ADFスキャン」の動作モードを設定し、後処理ユニット6において、「のり付け製本動作」の動作モードを設定し、後処理ユニット6以外の後処理ユニット2、3、4、5では、紙の搬送のみを行うことになる。この動作モードによれば、画像形成ユニット1に流れる電流は、22.1Aとなり、定格電流20Aを超えることになる。
一方、その下の低減PBモードは、同じくるみ製本動作を行うモードではあるが、画像形成ユニット1の動作モードを、「ADF停止+両面時のスピードダウン」の動作モードに設定して、ADF動作と印刷動作とを別々に時分割で行い、紙間をあけて本体両面印刷時の印刷速度を遅くし、さらに、後処理ユニット6の動作モードを、綴じ動作と他の動作とを同時に行わない動作モードに設定して動作させるモードである。このように、ADF動作と印刷動作とを同時に行わず、両面時の印刷速度を遅くし、かつ、綴じ動作と他の動作とを同時に行わないようにすれば、画像形成ユニット1に流れる電流は、19.6となり、定格電流(20A)を下回ることになる。したがって、各ユニットの接続形態が図5(A)に示されるような場合であって、くるみ製本がユーザによって指定された場合には、上のPB動作モードではなく、下の低減PBモードが設定されるようになる。
その次の行に続けて示されている3つのモードは、ユーザが後処理ユニット3においてスタック動作を行うように指令した場合に実行されるLS動作モードである。LS動作モードは、画像形成ユニット1における画像の形成と、後処理ユニット3でのスタック動作を中心とする動作モードである。この場合には、後処理ユニット2では、後処理ユニット3に用紙を搬送するために、用紙搬送動作のみを行えばよく、後処理ユニット3よりも下流の後処理ユニット4、5では、CPU動作を行えばよく、その下流の後処理ユニット6では、スタンバイ動作(のりヒータで温度調整のみ動作)のみを行えばよい。
3つのLS動作モードのうち、上側のLSフルモードは、画像形成ユニット1において「両面プリント+両面ADFスキャン」の動作モードを設定し、後処理ユニット3において、「用紙スタック動作」の動作モードを設定してシステム全体を動作させる動作モードである。この動作モードによれば、画像形成ユニット1に流れる電流は、20.75Aとなり、定格電流を超えることになる。
一方、その下には、2つの低減LSモード1、2が示されている。まず、上側の低減LSモード1は、後処理ユニット6が、スタンバイ動作の動作モードではなく、CPU動作のみの動作モードに設定されている。このモードでは、画像形成ユニット1に流れる消費電流が、19.25Aに抑えられている。スループットの観点からいえば、電源投入後のウォームアップに長時間を要するのりヒータの電源を一旦遮断すると、その復旧には時間を要するが、画像形成ユニット1に流れる電流を定格電流以内とするためにこの動作モードが設定可能となっている。
また、その下の低減LS動作モード2は、画像形成ユニット1が、ADF停止してからプリント開始」の動作モードに設定された動作モードである。この動作モードによれば、画像形成ユニット1に流れる電流は、19.25Aに抑えられるようになる。なお、この動作モードが設定されていた場合、画像形成ユニット1では、ADF動作が終了した後の印刷動作は、制限なく実施される。
その次の行に続けて示されている3つのモードは、ユーザが平綴じ製本を指定した場合に設定されるFS動作モードである。一番上のFSフルモードは、画像形成ユニット1を制限なくフルに動作させ、後処理ユニット2、3、4の動作モードを、用紙搬送動作のみの動作モードに設定し、後処理ユニット6をスタンバイ動作(のりヒータによる温調のみ)に設定する動作モードである。この動作モードによれば、画像形成ユニット1に流れる電流は、22.6Aとなり、定格電流(20A)を上回ることになる。その次の低減FSモード1は、画像形成ユニット1の動作モードを、両面印刷の印刷速度を遅くした「両面時スピードダウン」の動作モードに設定し、後処理ユニット5の動作モードを、「綴じ動作中の他の動作をしない」の動作モードに設定し、後処理ユニット6の動作モードを、「CPU動作のみ(のりヒータ断)」の動作モードに設定する動作モードである。この動作モードによれば、画像形成ユニット1に流れる電流は19.9Aとなる。また、その次の低減FSモード2は、画像形成ユニット1の動作モードを、「ADF停止してからプリント動作開始」の動作モードに設定し、後処理ユニット6の動作モードを、「CPU動作のみ」の動作モードに設定した動作モードである。この動作モードによれば、画像形成ユニット1に流れる電流は、19.6Aとなる。
画像形成ユニット1の主制御部36は、図4の表に示されるような各種動作モードが登録された動作モード管理テーブル(不図示)を備えている。動作モード管理テーブルは、画像形成ユニット1における動作と消費電流との関係と、後処理ユニット2〜6における動作と消費電流との関係を示すテーブルである。主制御部36は、この動作モード管理テーブルを参照して、ユーザからの指令による各種ジョブに対応する複数の異なる動作モードの中から、各ユニット1〜6を最適に動作させる動作モードを選択する。そして、主制御部36は、選択された動作モードに従って、シリアル通信インターフェイス7を介して、各ユニット2〜6の制御部を統括制御し、各ユニット1〜6の動作に制約を付与する。
次に、本実施形態に係る画像形成システム100の動作について、主に、フローチャートを参照して説明する。まず、画像形成システム100の電源投入後の初期動作について説明する。図6には、この初期動作において、画像形成ユニット1の主制御部36が行う、画像形成システム100の動作モードの決定処理のフローチャートが示されている。なお、図6では、図4の表に示されるようなLS動作モード又はFS動作モードなどの電流低減モードを2つ有する動作モードを決定する場合について説明する。
図6に示されるように、まず、ステップ201において、主制御部36は、画像形成ユニット1に接続された後処理ユニットとして何が接続されているかを認識するための接続ユニット認識のサブルーチンを実行する。
図7には、接続ユニットの認識のサブルーチンの処理のフローチャートが示されている。図7に示されるように、まず、ステップ301において、システム立ち上げ動作時のイニシャル処理を実行する。次のステップ303では、後処理ユニット2〜6の各制御部は、電源投入後の処理で、シリアル通信ネットワーク7を介して、自身の装置種別などの情報を、接続された順番に、画像形成ユニット1の主制御部36に送る。主制御部36は、その情報に基づいて、接続されている後処理ユニットと、その接続順を認識する。
次のステップ305では、接続する順番を示すカウンタ値kを1に初期化する。そして、次のステップ307は、カウンタ値kがkmax(kmaxとしては、ステップ303で認識された後処理ユニットの接続数がセットされる)を超えているか否かを判断する。この判断が否定されればステップ309に進み、肯定されればステップ319に進む。ここでは、k=1であるので判断は否定され、ステップ309に進む。
ステップ309では、k番目のユニットの動作を実施し、その動作中において、電流センサ81で検出される電流の変動をモニタする。次のステップ311では、電流センサ81によって検出される電流値が変動したか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップ313に進み、否定されればステップ315に進む。ステップ313では、k番目のユニットが、画像形成ユニット1から電力を供給されている同一電源系統のユニットであると判別し、その旨をRAMにセットする。一方、ステップ315では、k番目のユニットは、別電源から電力を供給されている別電源系統のユニット(例えば、図5(B)の後処理ユニット5、6)であると判定し、その旨をRAMにセットする。ステップ313、315実行後のステップ317では、カウンタ値kが1だけインクリメントされる。ステップ317実行後は、ステップ307に戻る。
以降、ステップ307において判断が肯定されるまで、ステップ307〜ステップ317の処理が繰り返され、2番目〜kmax番目の装置の電源系統を検出する。ステップ307の判断が肯定されると、ステップ319に進む。ステップ319では、各ユニットの電源系統が、画像形成ユニット1の系統であるか、別電源の系統であるかのデータが、不図示の記憶装置に格納される。ステップ319終了後は、サブルーチンの処理を終了し、図6のステップ203に進む。
ステップ203では、ユーザからの指令に基づいて作成されたジョブの種別を解析し、そのジョブに応じた動作モードを選択する。ここで、解析したジョブが、例えば、ADF原稿、両面印刷、スタック動作をする旨の指令に対応するジョブであった場合には、図4の表に示される動作モードのうち、LS動作モードが選択され、解析したジョブが、ADF原稿、両面、平綴じ動作をする旨の指令に対応するジョブであった場合には、図4の表に示される動作モードのうち、FS動作モードが選択されるようになる。
次のステップ205では、選択された動作モードの中で、最大の電流値となる予想される動作モードの図4に示される表が登録された動作モード管理テーブルを参照して、画像形成ユニット1に流れる電流の値を計算する。そして、次のステップ207は、その計算値が、許容電流(定格電流)値以内であるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップ209に進み、否定されればステップ213に進む。
ステップ209では、フルモード(図4のLSフルモード又はFSフルモード)を設定し、ステップ211において、フルモードでジョブを実行する。そして、次のステップ212では、プリントが終了するまで待つ。
一方、ステップ207で判断が否定された場合に実行されるステップ213では、電流低減動作モード1を設定し、ステップ214で、その電流低減動作モード1を実行する。この電流低減動作モード1としては、画像形成ユニット1において、ADF動作を実行しても、画像形成ユニット1に流れる電流が、許容電流(定格電流)値を超えないような動作モードが設定される。
次のステップ215では、ADF動作が終了したか否かを判断する。この判断が否定されればステップ217に進み、肯定されればステップ221に進む。
ステップ217では、このまま電流低減動作モード1を続行する。そして、次のステップ219では、プリントが終了したか否かを判断する。この判断が否定されればステップ215に戻り、肯定されればステップ227に進む。
このようにして、ステップ219においてプリントが終了したと判断されるまで、又は、ステップ215においてADF動作が終了したと判断されるまで、ステップ215→217→219の処理が繰り返される。
ステップ215で、ADF動作が終了したと判断されると、ステップ221に進む。ステップ221では、動作モードを電流低減モード2に移行させる。この電流低減モード2は、ADF動作が行われていない間には、画像形成ユニット1に流れる電流が定格電流値内となる動作モードである。次のステップ223では、ADF動作を開始するか否かを判断する。この判断が肯定されれば、ステップ217に進み、否定されればステップ225に進む。ステップ217では、前述のように、電流低減モード1へ移行する。一方、ステップ225では、プリントが終了したか否かを判断し、この判断が否定されればステップ223に戻り、肯定されれば、ステップ227に進む。
このようにして、ステップ225において、プリントが終了したと判断されるまで、又は、ステップ223において、ADF動作を開始すると判断されるまで、ステップ223→225の処理が繰り返される。
すなわち、この処理では、プリントが終了するまでの間、ADF動作が行われている間は、電流低減モード1を実行し、ADF動作が行われていない間は、電流低減モード2を実行する。これにより、プリント中は、画像形成ユニット1に流れる電流が定格電流を超えないようにしつつ、その中で、最適な、すなわち電流が最大で各部を動作させる動作モードの下で、各ユニットを動作させることができるようになる。
例えば、LS動作モードが設定されていた場合には、ADF動作が行われている間は、低減LSモード1を実行し、ADF動作が行われていない間は、その分だけ消費電流に余裕が生じるため、画像形成ユニット1を、「両面プリント+両面スキャン」の動作モードから、「ADF停止してからプリント動作開始」の動作モードに移行させ、後処理ユニット6を、「CPU動作のみ」の動作モードから、「スタンバイ動作」の動作モードに移行させ、低減LSモード2を設定する。
また、FS動作モードが設定されていた場合には、ADF動作が行われている間は、低減FSモード1を実行し、ADF動作が行われていない間は、その分だけ消費電流に余裕が生じるため、後処理ユニット5を、「綴じ動作中に他の動作しない」の動作モードから、「平綴じ動作、折り動作、パンチ動作」の動作モードに移行させるなどして、低減FSモード2を実行する。
ステップ212、ステップ219、ステップ225でプリントが終了したと判断された場合には、ステップ227に進む。ステップ227では、すべてのジョブが完了したので、装置動作を停止させて、スタンバイ状態に移行する。
なお、図6に示されるフローチャートは、動作モードとして、2つの低減動作モードを有するLS動作モード、FS動作モードが設定される場合の処理の流れであった。動作モードとして、例えばPB動作モードが設定される場合には、低減動作モードが一種類しかないため、PB動作モードが選択された場合には、ステップ215、217、221、223、225の処理を行わないようにすればよい。
次に、システム稼動中の画像形成システム100の動作について説明する。図8には、システム稼動中において、主制御部36の動作モードの変更処理のフローチャートが示されている。図8に示されるように、まず、ステップ401において、ジョブの種別を解析する。次のステップ403では、システム判断により設定される可能性のある動作モードを決定し、ステップ405でその動作モードで各ユニットの動作を開始する。
次のステップ407では、電流センサ81によって検出される電流が、定格電流以内であるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップ409に進み、否定されればステップ413に進む。ステップ409では、現状のモードを継続し、ステップ411では、ジョブが終了したか否かを判断する。この判断が否定されればステップ407に戻り、肯定されればステップ433に進む。したがって、ジョブが終了したと判断されるまで、ステップ407→409→411が繰り返される。
一方、ステップ407で、電流値が定格電流を上回った場合に実行されるステップ413では、定着部35の定着ヒータを消灯する。定着ヒータの消灯は、瞬時に行われるように、ハードウエアによって行われる。次のステップ415では、電流低減動作モード1を設定し、ステップ417において、電流低減動作モード1を実行する。そして、次のステップ419では、電流低減動作モード1の実行が開始された後に、定着部35の定着モータの制御を再開する。
定着ヒータの消費電流は、約10Aと比較的大電流であるため、定着ヒータへの電力供給を遮断すれば、用紙の搬送間隔を空けるなどして実質的に動作モードが切り替えられるまでの間のブレーカ遮断を確実に回避することができる。また、用紙への画像の定着性が悪化しないレベルで定着ヒータの制御が再開されるため、定着不良の発生も防止される。それ以降に行われるステップ421からステップ431までの処理は、図7のステップ215からステップ225までの処理と同じであるので、詳細な説明を省略する。ステップ433では、ジョブ動作を停止し、スタンバイ状態に移行する。
なお、ステップ413〜ステップ419では、定着ヒータへの電力供給を一時完全に遮断したが、この間に、定着ヒータへ供給する電流を制限するだけでもよい。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、ユーザからの指令に基づくジョブに対応する複数の異なる動作モードの中から、画像形成ユニット1に流れる電流を、許容電流内とし、かつ、画像形成ユニット1と後処理ユニット2〜6との動作を最適に実行させる動作モードを選択し、選択された動作モードに従って各ユニットの動作に制約を付与する。これにより、ブレーカの遮断を回避して、印刷・製本ジョブを停止させることなく、許容電流内での各ユニットの最適な動作を実現することができるようになる。この結果、安全かつ高スループットな画像形成が可能となる。
また、本実施形態によれば、画像形成ユニット1の主制御部36は、前記各ユニットを最適に動作させる動作モードとして、複数の異なる動作モードの中から、前記本体ユニットに流れる電流が、許容電流以下で、かつ、最大となる動作モードを選択する。この動作モードは、ブレーカの遮断を回避しつつ、最も効率的に印刷・製本ジョブを実行する動作モードであると考えられる。したがって、このようにして動作モードを選択すれば、ユーザの要求に従って作成された印刷・製本ジョブを効率的に実行することができるようになる。
また、設定可能な動作モードは、図3(A)〜図3(E)、図4に示されるものには限られず、様々な動作モードを採用することが可能である。また、PB動作モード、LS動作モード、FS動作モードの各電流低減モードも、上述したような1つや2つには限られず、3つ以上の動作モードを採用することが可能である。この場合にも、主制御部36は、3つ以上の動作モードの中から、許容電流以下で、かつ、最大の電流が流れる動作モードを選択する。
また、本実施形態では、主制御部36は、画像形成ユニット1において、ADF動作を行っている間と、ADF動作を行っていない間とで、動作モードを切り替える。ADF動作は、画像形成ユニット1内の他の動作とは、独立して行うことが可能であるため、このようにすれば、動作モードの効率的な切り替えが可能となる。
また、本実施形態によれば、画像形成ユニット1に流れる電流を検出する電流センサ81を備えている。そして、主制御部36は、ユニット間の通信内容に基づいて、画像形成ユニット1に接続されている後処理ユニットを認識し(図7:ステップ303)、画像形成ユニット1に接続されている後処理ユニットをそれぞれ個別に動作させる(図7:ステップ309)。そして、後処理ユニットを個別に動作させたときに電流センサ81によって検出される電流の変動に基づいて、画像形成ユニット1に接続されていると認識された後処理ユニットの中から、画像形成ユニット1から電力が供給されている後処理ユニット2〜6を特定し(図7:ステップ311〜315)、動作モード管理テーブルに基づいて、画像形成ユニット1に流れる最大電流の演算結果として算出する(図6のステップ205)。このようにすれば、各後処理ユニットに対する電力が、画像形成ユニット1から供給されているのか否かを自動的に判定することが可能となる。このような自動的な接続判定は、接続の設定をマニュアルで行う場合に比べ、誤りがなく正確である。また、このような自動判定を行うことにより、画像形成ユニット1に流れる最大電流を算出することが可能となる。
さらには、このような電源接続の自動判定により、画像形成ユニット1の操作パネル上に推奨されていない電源接続がなされていることを表示するようにしてもよい。このようにすれば、ブレーカの遮断を回避して、安全な画像形成が可能となる。
また、本実施形態によれば、画像形成ユニット1に接続されている後処理ユニット2〜6の認識(図7:ステップ303)と、後処理ユニット2〜6の個別の動作(図7:ステップ309)と、画像形成ユニット1から電力が供給されている後処理ユニットの特定(図7:ステップ311〜315)と、電流値演算(図6のステップ205)とを、電源投入後の初期動作段階で行う。このようにすれば、電源投入直後から、ブレーカの遮断を回避しつつ、最適な動作モードでの動作が可能となる。
また、本実施形態によれば、画像形成ユニット1の主制御部36は、電流センサ81によって検出された電流値が許容電流を超えたときに、画像形成ユニット1に流れる電流が許容電流内となるように各ユニットの動作に制約を付与する。このようにすれば、画像形成ユニット1に実際に流れる電流の実測値に基づく動作モードの切り替えが可能となる。
また、主制御部36は、上記動作モードの切り替えの前に、電流センサ81によって検出された電流が許容電流を超えたときに、画像形成ユニット1において用紙に形成された画像を定着させる定着部35に流れる電流を制限する。このようにすれば、電流値が許容電流を超えたときに定着部35に流れる電流を速やかに制限するので、ブレーカが遮断されて動作が停止するのを防止することができる。
もっとも、上記動作モードの切り替えが速やかに行えるのであれば、このような定着ヒータへの電力供給の制限を行う必要はない。
なお、上記実施形態では、電流センサ81をインレット11付近に設けたが、これをアウトレット21付近に設けるようにしてもよい。要は、電流センサ81は、画像形成ユニット1の電源供給ラインを流れる電流を検出可能に設けられていればよい。
本発明の一実施形態に係る画像形成システムの概略構成を示す外観図である。 図1の画像形成システムの内部構成を示す機能ブロック図である。 図3(A)〜図3(E)は、各ユニットの動作モードの一例を示す表である。 画像形成システムの動作モードの一例を示す図である。 図5(A)、図5(B)は、画像形成装置における電源コードの接続形態の一例を示す図である。 電源投入後の初期動作における、動作モードの決定処理の一例を示すフローチャートである。 接続された後処理ユニットの認識処理のサブルーチンの処理を示すフローチャートである。 装置運用中における、動作モードの変更処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成ユニット
2〜6 後処理ユニット
7 シリアル通信インターフェイス
11〜16 インレット
21〜26 アウトレット
31 原稿搬送部
32 画像処理部
33 画像形成部
34 用紙搬送部
35 定着部
36 主制御部
41 用紙搬送部
42 用紙スタック部
43 制御部
51 用紙搬送部
52 折り動作部
53 中綴じ動作部
54 裁断動作部
55 制御部
61 用紙搬送部
62 折り動作部
63 平綴じ動作部
64 パンチ動作部
65 制御部
71 用紙搬送部
72 綴じ動作部
73 裁断動作部
74 のり付け製本動作部
75 制御部
81 電流センサ
100 画像形成システム

Claims (8)

  1. 記録媒体に画像を形成する本体ユニットを備え、該画像が形成された記録媒体に対し後処理を行う後処理ユニットを少なくとも1台接続可能な画像形成装置であって、
    前記本体ユニット及び前記本体ユニットから電力を供給される後処理ユニット各々における動作と消費電流との関係に基づく前記本体ユニットに流れる電流の算出値と、前記本体ユニットに流れる電流の実測値との少なくとも一方を、前記本体ユニットに流れる電流値として取得する電流値取得手段と、
    前記取得された電流値が許容電流値を超える場合には、前記本体ユニットに流れる電流値が前記許容電流値以下となるように前記各ユニットを動作させる複数の異なる動作モードの中から、前記各ユニットを最適に動作させる動作モードを選択し、選択された動作モードに従って前記各ユニットを動作させるように前記各ユニットの動作に制約を付与する制約付与手段と、を備える画像形成装置。
  2. 前記制約付与手段は、
    前記各ユニットを最適に動作させる動作モードとして、前記複数の異なる動作モードの中から、前記本体ユニットに流れる電流が、前記許容電流以下で、かつ、最大となる動作モードを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制約付与手段は、
    前記本体ユニットにおいて、原稿を自動搬送する自動原稿搬送手段が動作している間と、動作していない間とで、動作モードを切り替えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記本体ユニットに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    ユニット間の通信内容に基づいて、前記本体ユニットに接続されている後処理ユニットを認識する認識手段と、
    前記本体ユニットに接続されている後処理ユニットをそれぞれ個別に動作させる動作制御手段と、
    前記動作制御手段によって後処理ユニットを個別に動作させたときに前記電流検出手段によって検出される電流の変動に基づいて、前記認識手段によって後処理ユニットに接続されていると認識された後処理ユニットの中から、前記本体ユニットから電力が供給されている後処理ユニットを特定する特定手段と、をさらに備え、
    前記電流値取得手段は、
    前記本体ユニットにおける動作と消費電流との関係と、特定された後処理ユニットにおける動作と消費電流との関係とに基づいて、前記本体ユニットに流れる最大電流値を算出する電流値算出手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記電流検出手段による電流検出と、前記認識手段による前記本体ユニットに接続されている後処理ユニットの認識と、前記動作制御手段による後処理ユニットの個別の動作と、前記特定手段による前記本体ユニットから電源が供給されている後処理ユニットの特定と、前記電流値算出手段による最大電流値の算出とを、電源投入後の初期動作中に行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記電流値取得手段は、
    前記本体ユニットに流れる電流を検出する電流検出手段をさらに備え、
    前記電流値取得手段は、
    前記電流検出手段によって検出された電流の実測値を、前記本体ユニットに流れる電流値として取得し、
    前記制約付与手段は、
    ユーザからの要求に従って作成されたジョブを実行中に前記電流検出手段によって検出された電流が前記許容電流を超えた場合に、前記本体ユニットに流れる電流が前記許容電流内となり、かつ、前記ジョブを最適に実行する動作モードを選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記電流検出手段によって検出された電流が前記許容電流を超えてから前記制約付与手段により前記各ユニットの動作に制約を付与するまでの間に、前記本体ユニットにおける前記記録媒体に形成された画像を定着させる定着部に流れる電流を制限する電流制限手段をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置と、
    前記画像形成装置により画像が形成された記録媒体に対し後処理を行う少なくとも1台の後処理ユニットと、を備える画像形成システム。
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