JP2008076506A - 光走査装置、光走査装置ユニット、画像形成装置及び多色画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光源と、該光源からの光ビームを偏向し走査するポリゴンミラー213と、前記偏向走査された光ビームを被走査面上に結像する少なくとも1つの走査レンズ2181,2182,2183,2184,225,226と、前記光ビームの光路を折り曲げる少なくとも1枚の折り曲げミラー224,227と、前記光源からの光ビームの振幅と位相の少なくとも一方を変調し、被走査面近傍におけるビームスポット径の深度余裕を拡大させる深度拡大素子とを備え、前記走査レンズの全てが、ポリゴンミラー213に最も近い前記折り曲げミラー224とポリゴンミラー213との間に配置される。
【選択図】図4
Description
(1)光源と、該光源からの光ビームを偏向し走査する偏向手段と、前記偏向走査された光ビームを被走査面上に結像する少なくとも1つの走査レンズと、前記光ビームの光路を折り曲げる少なくとも1枚の折り曲げミラーと、前記光源からの光ビームの振幅と位相の少なくとも一方を変調し、被走査面近傍におけるビームスポット径の深度余裕を拡大させる深度拡大素子とを備え、前記走査レンズの全てが、前記偏向手段に最も近い前記折り曲げミラーと該偏向手段との間に配置されることを特徴とする光走査装置。
(2)前記(1)に記載の光走査装置において、前記走査レンズは、副走査方向の横倍率は1より大きい拡大光学系であることを特徴とする光走査装置。
(3)前記(1)または(2)に記載の光走査装置において、光走査可能な主走査方向の幅は297mm以上であることを特徴とする光走査装置。
(4)前記(1)〜(3)のいずれかに記載の光走査装置において、アパーチャを更に有し、前記深度拡大素子は、該アパーチャと一体化されてなることを特徴とする光走査装置。
(5)前記(1)〜(4)のいずれかに記載の光走査装置において、前記深度拡大素子は、前記走査レンズの焦点位置での光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度に対するサイドローブ光のピーク強度の比率である第1の比率が、当該深度拡大素子がないと仮定したときの前記走査レンズの焦点位置での光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度に対するサイドローブ光のピーク強度の比率である第2の比率よりも大きくなるような、位相分布を有する位相型光学素子であることを特徴とする光走査装置。
(6)前記(5)に記載の光走査装置において、前記深度拡大素子は、該深度拡大素子の中心を基準として、対称形状の位相分布を少なくとも一部に設けることを特徴とする光走査装置。
(7)前記(5)または(6)に記載の光走査装置において、前記深度拡大素子は、前記焦点位置とは異なる光ビームの進行方向上の非焦点位置での光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度に対するサイドローブ光のピーク強度の比率が、当該深度拡大素子がないと仮定したときの光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度に対するサイドローブ光のピーク強度の比率よりも小さくなるような、位相分布を有する位相型光学素子であることを特徴とする光走査装置。
(8)前記(5)〜(7)のいずれかに記載の光走査装置において、前記深度拡大素子は、前記焦点位置での光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度に対する該焦点位置とは異なる光ビームの進行方向上の非焦点位置での光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度の比率が、当該前深度拡大素子がないと仮定したときの前記焦点位置での光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度に対する前記非焦点位置での光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度の比率よりも大きくなるような、位相分布を有する位相型光学素子であることを特徴とする光走査装置。
(9)前記(1)〜(8)のいずれかに記載の光走査装置において、前記深度拡大素子を用いたときの深度余裕は、前記深度拡大素子を用いないときの深度余裕の2.0倍以下になるように、該深度拡大素子の深度拡大量を設定することを特徴とする光走査装置。
(10)前記(1)〜(9)のいずれかに記載の光走査装置において、円形もしくは楕円形状のアパーチャを設けることを特徴とする光走査装置。
(11)前記(1)〜(10)のいずれかに記載の光走査装置において、副走査方向の最小ビームスポット径をw、被走査面上における走査幅をL、走査レンズの副走査方向の横倍率をβ、波長をλとしたとき、以下の式を満たすことを特徴とする光走査装置。
0.3 < W2/(λLβ)×100 < 1.3
(12)前記(1)〜(11)のいずれかに記載の光走査装置において、被走査面上に導かれる光ビームの光路が自身の光路と交差するように、前記折り曲げミラーを配置することを特徴とする光走査装置。
(13)単一の光学ハウジング内に、前記(1)〜(12)のいずれかに記載の光走査装置が複数集積されてなり、複数の被走査面上を光走査可能なことを特徴とする光走査装置ユニット。
(14)前記(13)に記載の光走査装置ユニットにおいて、異なる被走査面上に導かれる光ビームの光路が交差するように、前記折り曲げミラーを配置することを特徴とする光走査装置ユニット。
(15)前記(1)〜(12)のいずれかに記載の光走査装置と、該光走査装置により像担持体上にそれぞれ形成された静電像をトナーで顕像化する現像手段と、前記像担持体上に顕像化された画像を記録媒体に転写する転写手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
(16)前記(13)または(14)に記載の光走査装置ユニットと、該光走査装置ユニットにより複数の像担持体上にそれぞれ形成された静電像を各色トナーで顕像化する現像手段と、前記像担持体上に顕像化された各色画像を重ね合わせて、記録媒体に転写する転写手段と、を有し、カラー画像を出力することを特徴とする多色画像形成装置。
請求項3の発明によれば、光走査装置の更なる薄型化が実現できる。
請求項4の発明によれば、被走査面におけるビームスポット径がばらつくのを抑制するとともに、経時における深度拡大効果の低下を抑制する。
請求項5,7の発明によれば、光利用効率が高く、且つ高次サイドローブ光強度を低く抑え、且つ走査レンズの集光位置近傍において深度余裕を拡大することができ、組み付け時や環境変動時において光学性能が劣化(特にビームスポット径の太り)するのを抑制することができる。
請求項6の発明によれば、2次以上の高次サイドローブ光が発生するのを抑制することができる。
請求項8の発明によれば、像面が焦点位置からずれた際において、メインローブ光の光量低下を抑制することができる。
請求項9の発明によれば、サイドローブ光強度が増大しすぎることを抑制し、深度拡大効果を得ることができる。
請求項10の発明によれば、より大きな深度拡大効果を得ることができる。
請求項11の発明によれば、光走査装置のレイアウト性向上による薄型化の実現と、出力画像の品質劣化(ドット径の太り)の抑制を両立させることができる。
請求項12によれば、更なる光走査装置の薄型化が実現できる。
請求項13,14によれば、複数の光走査装置における折り曲げミラーのレイアウト性を向上させ、光走査装置ユニットの薄型化を実現するとともに、それに伴い発生する、組み付け時や環境変動時の光学性能劣化(特にビームスポット径の太り)の増大を、深度拡大素子を用いて抑制し、安定したビームスポット径で光走査可能な光走査装置ユニットを実現できる。また、部品材料低減による環境負荷低減も実現できる。
請求項15,16の発明によれば、経時においてもビームスポット径の太りによるドット径太りが抑制された、高品質な画像を提供することができる。また、プロセス制御頻度を低減し、トナー消費量の低減等の環境負荷低減が実現できる。
まず、図1,図2,図3を用いて、本発明の光走査装置の前提となる光走査装置の構成について説明する。
図1は、フルカラー画像形成装置に展開した光走査装置の斜視図である。ここでは、ポリゴンミラー213に対して対向する方向に2ステーション分ずつ走査している。また、図1では、説明の簡略化のため、1ステーション分(1つの光走査装置)のみを図示している。図2は、図1の光源部250の詳細図、図3は図1の断面図である。
走査レンズの副走査方向の横倍率が1よりも大きい拡大光学系でなければ、図4のように、全ての走査レンズを折り曲げミラーの前に設置することができない。従って、走査レンズ(図4では第1の走査レンズ2181,2182,2183,2184、第2の走査レンズ225,226)は、拡大光学系であるのが良い。折り曲げミラーのレイアウト性を更に向上させ、光走査装置20の高さの更なる低減のためには、走査レンズの副走査方向の横倍率は2倍以上であるのが望ましい。また、前述のように、走査レンズの副走査方向の横倍率が大きくなると、組み付け時や環境変動時の光学性能劣化が大きくなるため、好ましくない。走査レンズの副走査方向の横倍率は6倍以上になると、折り曲げミラーのレイアウト性は十分確保されているため、それ以上、走査レンズの副走査方向の横倍率を大きくする必要はない。従って、走査レンズの副走査方向の横倍率は、2倍から6倍の範囲であるのが望ましい。
光走査装置では、ポリゴンミラーやマイクロミラー等の偏向器によって偏向可能な角度範囲は決まっており、その角度範囲を広げることは困難である。従って、より広い範囲を光走査したい際には、偏向器から被走査面までの距離を長くとる必要がある。一方、偏向器から被走査面までの距離が長くなると、組み付け時や環境変動時の光学性能劣化が大きくなってしまい、光走査装置の安定性が悪くなる。
光走査装置の光源には、一般に半導体レーザが用いられるが、半導体レーザの発散角はばらつきが大きい。発散角のばらつきは、実効的なNAの変化につながるため、被走査面上において、ビームスポット径のばらつきや、ビームスポット径の増大を引き起こす。そうすると、光走査装置を画像形成装置に適用した際に、出力画像においてドットのばらつきやドット径の増大が発生し、濃度むら等の画像品質の劣化を引き起こす。それを回避するため、アパーチャを設け、半導体レーザから射出されるビームの幅を規制するのがよい。
次に、本発明で用いる深度拡大素子について説明する。
なお、深度拡大素子は、偏向器と光源の間に設置するのが良く、そうすることで、全ての像高に向かう光ビームの深度余裕を拡大できる。
図5に、位相型光学素子を適用した光学系の構成を示す。均一強度の入射波をアパーチャで所望のビーム幅に切り取り、アパーチャに密接して(距離0)設けられた位相型光学素子により所望の位相分布をビームに付与し、焦点距離fの理想レンズにより焦点位置に結像させる。アパーチャ(及び位相型光学素子)は、レンズの前側焦点位置に設置している。各種パラメータは以下のとおりである。
・アパーチャ:直径930μmの円形
・レンズ:f = 50mm
・位相型光学素子1:内周210μm、外周390μmのドーナツ状
・位相型光学素子2:直径210μmの円形と内周390μm、外周690μmのドーナツ状と内周750μm、外周930μmのドーナツ状
・位相型光学素子3:内周90μm、外周270μmのドーナツ状
・位相型光学素子4:内周150μm、外周270μmのドーナツ状
・位相型光学素子5:内周210μm、外周270μmのドーナツ状
・位相型光学素子6:内周690μm、外周750μmのドーナツ状
焦点位置においてサイドローブピーク強度を増大させるような位相型光学素子を設けることで、深度余裕が拡大し、サイドローブピーク強度が強いものの方が、深度余裕の拡大率が大きいことがわかる。また、位相型光学素子1〜5を用いたときにおける、2次以上の高次サイドローブ光強度は、実用上、十分小さな値であった。
前記(5)項の実施例では回転対称で円形の位相分布を前提として説明したが、これに限定されるものではない。本発明の位相型光学素子として望ましいのは、位相型光学素子の中心を基準として、対称形状の位相分布を少なくとも一部に設けることである。ここで、対称とは、線対称と点対称(回転対称を含む)の両方を含む(線対称のときは、中心を通る線に対して)。位相型光学素子において対称性がなくなると、焦点位置におけるビームの2次元プロファイルに対称性がなくなってしまい、2次以上の高次サイドローブ光が発生しやすくなってしまう。従って、本発明の位相型光学素子は対称性を有するのが良い。
位相型光学素子があるときのメインローブ光のピーク強度に対するサイドローブ光のピーク強度の比率が、位相型光学素子がないと仮定したときのメインローブ光のピーク強度に対するサイドローブ光のピーク強度の比率よりも小さくなる、焦点位置以外の非焦点位置が存在するように、前記位相型光学素子の位相分布を設定するのが良い。そうすることで、深度余裕を拡大できる。前述した位相型光学素子の具体例(位相型光学素子1〜5)では、そのように位相分布が設定されている。
前記位相型光学素子があるときのメインローブ光において、焦点位置でのピーク強度に対する非焦点位置でのピーク強度の比率が、前記位相型光学素子がないと仮定したときのメインローブ光において、焦点位置でのピーク強度に対する非焦点位置でのピーク強度の比率よりも大きくなる、非焦点位置が存在するように、位相型光学素子の位相分布を設定するのが良い。
前述のように、深度余裕を拡大しすぎると、サイドローブ光の影響で、画像形成装置に用いた際に、地汚れが発生する恐れがある。地汚れの発生を抑制するために、焦点位置におけるサイドローブピーク強度は、望ましくは10%以下にするのが良く、そのためには、表1の結果より、位相型光学素子1を用いたとき程度の深度拡大量に抑える必要がある。従って、深度拡大量は、位相型光学素子を用いないときの2倍以下にするのが良い。
図23(a)に、アパーチャの形状を矩形(一辺の長さが784.3μm)とし、深度拡大素子を用いないときの、焦点位置におけるビームプロファイルのシミュレーション結果を示す。ピーク強度を1に規格化している。このときのサイドローブピーク強度は0.047(ピーク強度の4.7%)になっている。また、図23(b)は、横軸にレンズ面からの距離、縦軸に1/e^2ビームスポット径をとったシミュレーション結果である。最小ビームスポット径の105%まで許容すると、深度余裕は6.5mmとなる。なお、最小ビームスポット径は、56.7μmである。図6と比較すると、ほぼ同じ最小ビームスポット径が得られているのにも関わらず、深度余裕は、矩形アパーチャよりも円形アパーチャを用いた方が1.4倍程度大きい。
本発明の光走査装置においては、副走査方向の最小ビームスポット径をw、被走査面上における走査幅をL、走査レンズの副走査方向の横倍率をβ(>0とする)、波長をλとしたとき、
0.46 < w2/(λLβ)×100 < 1.3 ・・・(式1)
を満たすように、w、β、λ、Lを設定するのが良い。
0.65 < w2/(λLβ)×100 < 1.3
とするのが良い。
0.46 < w2/(λLβ)×100 < 1.3
とするのが良い。
全ての走査レンズを折り曲げミラーの前に設置したときには、図4あるいは図24の光走査装置のように、被走査面に導かれる光ビームの光路が、途中で自身の光路と交差するように折り曲げミラーを設置するのが良い。そうすることで、光走査装置の更なる薄型化が実現できる。また、図24に示すように、光偏向器と走査レンズの間を光ビームが通過するようにレイアウトすることも、光走査装置の薄型化に効果的である。
例えばタンデム型画像形成装置に用いられる光走査装置(以下、多色対応光走査装置と呼ぶ)は、複数の被走査面を同時に光走査する必要があり、その際には、前述した本発明の光走査装置を複数台用いて、図4,図24のように1つのハウジングに複数の光走査装置を集積した光走査装置ユニット20,20Aとするのが良い。なお、図4,図24においては、複数の光走査装置を1つのハウジングに集積し、光偏向器を共用した構成となっている。また、多色対応の光走査装置において、全ての走査レンズを折り曲げミラーの前に設置したときには、図4,図24に示すように、異なる被走査面に導かれる光ビームの光路同士が交差するように、前記折り曲げミラーを配置するのが良く、光走査装置ユニットとして更なる薄型化が実現できる。
図25に多色画像形成装置の基本的な構成を示す。
ここで、図中の符号はそれぞれ、Y:イエロー、M:マゼンダ、C:シアン、K:ブラック、1Y,1M,1C,1K:感光体、2Y,2M,2C,2K:帯電器、20:光走査装置、4Y,4M,4C,4K:現像器、5Y,5M,5C,5K:クリーニング手段、6Y,6M,6C,6K:転写用帯電手段、105:転写ベルト、30:定着手段を表す。また、20(20A)は本発明の光走査装置ユニットである。
なお、ここでは、多色画像形成装置を例に説明したが、本発明の光走査装置を1つ使用した単色の画像形成装置に対しても本発明は適用可能である。
2Y,2M,2C,2K 帯電器
4Y,4M,4C,4K 現像器
5Y,5M,5C,5K クリーニング手段
6Y,6M,6C,6K 転写用帯電手段
20,20A 光走査装置ユニット
30 定着手段
105 転写ベルト
209 シリンドリカルレンズ
213 ポリゴンミラー
2181,2182,2183,2184 fθレンズ(第1の走査レンズ)
220 トロイダルレンズ
224,227 光路折り曲げレンズ(折り曲げレンズ)
225,226 第2の走査レンズ
250 光源部
Claims (16)
- 光源と、該光源からの光ビームを偏向し走査する偏向手段と、前記偏向走査された光ビームを被走査面上に結像する少なくとも1つの走査レンズと、前記光ビームの光路を折り曲げる少なくとも1枚の折り曲げミラーと、前記光源からの光ビームの振幅と位相の少なくとも一方を変調し、被走査面近傍におけるビームスポット径の深度余裕を拡大させる深度拡大素子とを備え、
前記走査レンズの全てが、前記偏向手段に最も近い前記折り曲げミラーと該偏向手段との間に配置されることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1に記載の光走査装置において、
前記走査レンズは、副走査方向の横倍率は1より大きい拡大光学系であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1または2に記載の光走査装置において、
光走査可能な主走査方向の幅は297mm以上であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の光走査装置において、
アパーチャを更に有し、前記深度拡大素子は、該アパーチャと一体化されてなることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の光走査装置において、
前記深度拡大素子は、前記走査レンズの焦点位置での光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度に対するサイドローブ光のピーク強度の比率である第1の比率が、当該深度拡大素子がないと仮定したときの前記走査レンズの焦点位置での光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度に対するサイドローブ光のピーク強度の比率である第2の比率よりも大きくなるような、位相分布を有する位相型光学素子であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項5に記載の光走査装置において、
前記深度拡大素子は、該深度拡大素子の中心を基準として、対称形状の位相分布を少なくとも一部に設けることを特徴とする光走査装置。 - 請求項5または6に記載の光走査装置において、
前記深度拡大素子は、前記焦点位置とは異なる光ビームの進行方向上の非焦点位置での光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度に対するサイドローブ光のピーク強度の比率が、当該深度拡大素子がないと仮定したときの光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度に対するサイドローブ光のピーク強度の比率よりも小さくなるような、位相分布を有する位相型光学素子であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項5〜7のいずれかに記載の光走査装置において、
前記深度拡大素子は、前記焦点位置での光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度に対する該焦点位置とは異なる光ビームの進行方向上の非焦点位置での光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度の比率が、当該前深度拡大素子がないと仮定したときの前記焦点位置での光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度に対する前記非焦点位置での光強度プロファイルにおけるメインローブ光のピーク強度の比率よりも大きくなるような、位相分布を有する位相型光学素子であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の光走査装置において、
前記深度拡大素子を用いたときの深度余裕は、前記深度拡大素子を用いないときの深度余裕の2.0倍以下になるように、該深度拡大素子の深度拡大量を設定することを特徴とする光走査装置。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の光走査装置において、
円形もしくは楕円形状のアパーチャを設けることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の光走査装置において、
副走査方向の最小ビームスポット径をw、被走査面上における走査幅をL、走査レンズの副走査方向の横倍率をβ、波長をλとしたとき、以下の式を満たすことを特徴とする光走査装置。
0.3 < W2/(λLβ)×100 < 1.3 - 請求項1〜11のいずれかに記載の光走査装置において、
被走査面上に導かれる光ビームの光路が自身の光路と交差するように、前記折り曲げミラーを配置することを特徴とする光走査装置。 - 単一の光学ハウジング内に、請求項1〜12のいずれかに記載の光走査装置が複数集積されてなり、複数の被走査面上を光走査可能なことを特徴とする光走査装置ユニット。
- 請求項13に記載の光走査装置ユニットにおいて、
異なる被走査面上に導かれる光ビームの光路が交差するように、前記折り曲げミラーを配置することを特徴とする光走査装置ユニット。 - 請求項1〜12のいずれかに記載の光走査装置と、該光走査装置により像担持体上にそれぞれ形成された静電像をトナーで顕像化する現像手段と、前記像担持体上に顕像化された画像を記録媒体に転写する転写手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項13または14に記載の光走査装置ユニットと、該光走査装置ユニットにより複数の像担持体上にそれぞれ形成された静電像を各色トナーで顕像化する現像手段と、前記像担持体上に顕像化された各色画像を重ね合わせて、記録媒体に転写する転写手段と、を有し、カラー画像を出力することを特徴とする多色画像形成装置。
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