JP2008074473A - 情報表示機能付き緩衝材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 緩衝材を後から入れる必要がなく、商品をそのまま入れたり、包んだりするだけで緩衝効果があり、更に、外観上にも所望のデザインや情報を施して見る者に、情報伝達を可能にしたり、また好印象を与えることができて、意匠効果にすぐれ、しかも、自然環境に悪影響をもたらさない緩衝効果を有する情報表示機能付き緩衝材を提供する。
【解決手段】 表面に情報表示部を有するシート状基材と、シート状の基材が不規則な状態で交互に折り曲げられて凹凸部が形成された緩衝用部材とを有し、前記シート状基材の裏面側に、前記緩衝用部材が重ね合わされ、前記シート状基材の裏面側と前記緩衝用部材の表面側との少なくとも一端縁部分で綴じ合わされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商品を宅配便などで輸送や配送する際に、それらの配送品である商品を落としたり、ぶつけたりなどした場合でも商品の破損を防止するための緩衝材であって、特に、商品を包み込んだ際に、その外側に所望の情報を表示可能にした情報表示機能付き緩衝材に関する。
従来、通信販売会社では、宅配便を利用して大量の商品を各々の顧客まで届けている。
そして、商品を宅配便で配送する際に必要な物として、商品、段ボール箱や封筒、納品明細書や払込票、配送伝票などがある。
例えば、配送する商品が、家具のようなサイズの大きな商品である場合には、段ボール箱や封筒に入らないこともあり使用されないこともあるが、商品が化粧品、文房具などの小物類の場合には、段ボールや封筒にそれらの商品を入れて配送させることになる。
そして、通信販売会社では、顧客から注文があった商品について納品明細書を見ながら配送品を確認して、それらの商品を段ボールに入れた後に、段ボール箱の封緘を行い、配送伝票を段ボール箱の所定位置に貼り込んで発送手続きを行なうといった処理を行っている。
また、多くの場合に、商品のサイズと段ボール箱のサイズとが同じではないために、段ボールの内部に隙間が生じることになり、その状態で配送処理が行われると、宅配便での輸送中に段ボール箱の中で商品が踊ってしまい、最悪の場合には、顧客に届けられた商品が破損してしまっていることも考えられる。
したがって、このように商品が破損するのを防止するために、段ボール箱に入れた商品と段ボール箱の壁との間に詰め物を入れたり、緩衝材と呼ばれる資材を隙間に入れるなどして商品が不必要に動かないようにしている。
これらの緩衝材については、既に種々の構造の緩衝材が公知となっている。(例えば、特許文献1〜5、参照)
特開平6−171671号公報 特開平7−206047号公報 特開平8−143065号公報 特開2002−255157号公報 特開2005−75380号公報
しかしながら、これらの緩衝材は、商品が届けられた後において不要物となり、ほとんどが廃棄されることになる。
このために緩衝材として従来頻繁に使用されている、所謂「エアキャップ」などの合成樹脂を原料とする緩衝材については、もともと高価であるのにもかかわらず、商品が届いてしまえば不要物として捨ててしまうために、経済的にも無駄であるだけでなく、資源の無駄使いや、環境保全などの問題があるなどから使用しにくい状況にあるという問題がある。
また、従来の緩衝材は、段ボール箱や封筒の中に入れる作業が必要であることから、商品と緩衝材とを入れる手間がかかり、商品の配送用意をする際に手間や時間がかかり面倒でもあるという問題がある。
更に、従来の緩衝材では、その外側に所望の情報を表示して伝達したり、広告表示や模様を印刷して意匠性を高めたりすることもできないので、商品の受取人が届いた緩衝材を所望の目的で再利用するということもできないという問題がある。
そこで、本発明は、商品をそのまま入れたり、包んだりするだけで緩衝効果があり、更に、外観上にも所望のデザインや情報を施して見る者に、情報伝達を可能にしたり、また好印象を与えることができて、意匠効果にすぐれ、しかも、自然環境に悪影響をもたらさない緩衝効果を有する情報表示機能付き緩衝材を提供する。
上記の課題を達成するために、本発明の情報表示機能付き緩衝材は、表面に情報表示部を有するシート状基材と、シート状の基材が不規則な状態で交互に折り曲げられて凹凸部が形成された緩衝用部材とを有し、前記シート状基材の裏面側に、前記緩衝用部材が重ね合わされ、前記シート状基材の裏面側と前記緩衝用部材の表面側との少なくとも一端縁部分で綴じ合わされていることを特徴とする。
また、本発明の情報表示機能付き緩衝材は、前記緩衝用部材が、複数枚重ね合わされて備えられていることを特徴とする。
更に、本発明の情報表示機能付き緩衝材は、前記シート状基材と前記緩衝用部材とが、天然パルプを原料とする紙、又は、自然環境内で分解性を有する合成樹脂フィルムであることを特徴とする。
また、本発明の情報表示機能付き緩衝材は、前記シート状基材と前記緩衝用部材との綴り合わせが、水系接着剤をドット状および/またはライン状にして接着させた状態で綴り合わされていることを特徴とする。
本発明の情報表示機能付き緩衝材は、シート状基材の裏面側に緩衝用部材が設けられ、シート状基材の裏面側と緩衝用部材の表面側との少なくとも一端縁部分で綴じ合わされているので、商品をそのまま入れたり、包んだりするだけで緩衝効果があり、更に、シート状基材の表面に情報表示部を有しているので、外観上にも所望のデザインや情報を施して見る者に、情報伝達を可能にしたり、また好印象を与えることができて、意匠効果にすぐれた効果を有するという効果がある。
また、本発明の情報表示機能付き緩衝材は、緩衝用部材が、複数枚重ね合わされて備えられているので、合成樹脂を使用しないでも優れた緩衝効果を有するという効果がある。
更に、本発明の情報表示機能付き緩衝材は、シート状基材と緩衝用部材とが、天然パルプを原料とする紙、又は、自然環境内で分解性を有する合成樹脂フィルムであるので、自然環境に害を与えることを防止することができるという効果がある。
また、本発明の情報表示機能付き緩衝材は、シート状基材と緩衝用部材との綴り合わせが、水系接着剤をドット状および/またはライン状にして接着させた状態で綴り合わされているので、廃棄した場合でも自然環境に悪影響をもたらさないという効果がある。
以下、本発明の実施形態に係る情報表示機能付き緩衝材について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報表示機能付き緩衝材の斜視図、図2は、図1のA−A線断面図、図3は、本発明の実施形態に係る情報表示機能付き緩衝材を構成するシート状基材及び緩衝用部材の平面図である。
本発明の実施形態に係る情報表示機能付き緩衝材1は、図1に示すように、少なくとも、表面に情報表示部を有するシート状基材2と、シート状の基材が不規則な状態で交互に折り曲げられて凹凸部が形成された緩衝用部材3とを有しており、そして、シート状基材2の裏面側に、緩衝用部材3が重ね合わされた構造を有している。
更に、必要に応じて緩衝用部材3の裏側にもシート状基材2と同様のシート状基材4を重ね合わせるように構成してもよい。
緩衝用部材3の裏側に設けるシート状基材4は、配送する商品の内容に応じて設けるか否かの選択をすることができる。
これらのシート状基材2,4は、コート紙や上質紙などが用いられる。
図3(a)に示すように、シート状基材2の表面には、所望の表示5が印刷などで施されている。
これらの表示としては、例えば、様々なデザインの模様や絵柄、伝達情報、カレンダーなど任意な内容の表示が施されており、緩衝材1で配送する商品を包み込んだ際に、外観上も見る者に好感を抱かせることができるようにしてある。
図1に示す例では、シート状基材2の表示5として、カレンダーとひまわりが咲いている景色とが印刷された状態が示されている。
したがって、商品を緩衝材1で包み込んだ場合に、外観的には包み紙で包まれている状態に見えるが、商品を衝撃から守る緩衝効果も有している。
図3(b)に示すように、シート状の基材が不規則な状態で交互に折り曲げられて凹凸部が形成された緩衝用部材3は、複数枚の緩衝用部材3a,3b,3cを重ね合わされた状態で設けることが好ましく、重ね合わせる緩衝用部材の枚数は、配送する商品の内容に応じて任意に選択することができる。
尚、図3(b)に示す例では、3枚の緩衝用部材3a,3b,3cが重ね合わされている構造が示されているが、これに限らず緩衝用部材の枚数は任意に設定することができる。
これらの複数枚の緩衝用部材3a,3b,3cの各緩衝用部材は、シート状基材2,4のサイズよりも大きなサイズを有する紙又は自然環境内で分解性を有する合成樹脂フィルムを不規則な状態で交互に折り曲げることで凹凸部が形成し、これらの緩衝用部材3a,3b,3cをシート状基材2,4と重ね合わせた場合に、四周端部が揃う状態となるように構成されており、重ね合わされている複数の緩衝用部材の間に不規則な形状の空間が形成されており、それらの空間により緩衝効果を生じさせるように構成されている。
また、図3(c)に示すように、緩衝用部材3の裏側に設けられるシート状基材4は、シート状基材2と同一サイズを有しており、商品を包み込んだ際に外側から見られないので必ずしも表示する必要がない。
また、シート状基材4の表面に、シート状基材2と同様の表示を施しておいて、商品を包み込む際に、表裏のどちら側を表にして使用できるようにしてもよい。
そして、これらのシート状基材2と緩衝用部材3a,3b,3cとは、天然パルプを原料とする紙、又は、自然環境内で分解性を有する合成樹脂フィルムにより構成されている。
したがって、商品を受け取った者が、情報表示機能付き緩衝材1を廃棄した場合でも、有害物質を発生させたりすることがなく、また自然環境内で分解するので自然環境に悪影響をもたらすことがないように配慮されている。
また、シート状基材2と緩衝用部材3a,3b,3cは、シート状基材2の裏面側と緩衝用部材3a,3b,3cの表面側との端縁部分に接着部6が設けられて、綴じ合わされている。
このシート状基材2,4と緩衝用部材3a,3b,3cとが綴り合わされている接着部6には、水系接着剤をドット状および/またはライン状にして接着させた状態で綴り合わされている。
本発明の実施形態に係る情報表示機能付き緩衝材の斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明の実施形態に係る情報表示機能付き緩衝材を構成するシート状基材及び緩衝用部材の平面図である。
符号の説明
1 情報表示機能付き緩衝材
2 シート状基材
3,3a,3b,3c 緩衝用部材
4 シート状基材
5 表示
6 接着部

Claims (4)

  1. 表面に情報表示部を有するシート状基材と、
    シート状の基材が不規則な状態で交互に折り曲げられて凹凸部が形成された緩衝用部材とを有し、
    前記シート状基材の裏面側に、前記緩衝用部材が重ね合わされ、前記シート状基材の裏面側と前記緩衝用部材の表面側との少なくとも一端縁部分で綴じ合わされていることを特徴とする情報表示機能付き緩衝材。
  2. 前記緩衝用部材が、複数枚重ね合わされて備えられていることを特徴とする請求項1記載の情報表示機能付き緩衝材。
  3. 前記シート状基材と前記緩衝用部材とが、天然パルプを原料とする紙、又は、自然環境内で分解性を有する合成樹脂フィルムであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報表示機能付き緩衝材。
  4. 前記シート状基材と前記緩衝用部材との綴り合わせが、水系接着剤をドット状および/またはライン状にして接着させた状態で綴り合わされていることを特徴とする請求項1〜3項のいずれかに記載の情報表示機能付き緩衝材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017109784A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 ダイセルパックシステムズ株式会社 緩衝材シート

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