JP3224949U

JP3224949U - 複数収納部を有する配送用部材

Info

Publication number: JP3224949U
Application number: JP2019004297U
Authority: JP
Inventors: 勇橋本
Original assignee: 勇橋本
Priority date: 2019-11-13
Filing date: 2019-11-13
Publication date: 2020-01-30
Anticipated expiration: 2029-11-13

Abstract

【課題】小包や封書で配送する場合に１つの大きな袋や封書用紙を用意し、その袋や封書用紙に配送すべき物品や手紙を一括して収納すると共に、その袋や封書の表面側に透明色のシート状部材で、はがき収納部兼宛先部を形成し、はがき収納部兼宛先部に宛先を記入した絵はがきなどを収納し、もって複数物品や複数の封書等と共に、はがき収納部兼宛先部に宛先を記入したはがきなどを収納して送ることの出来る複数収納部を有する配送用部材を提供する。【解決手段】複数収納部を有する配送用部材は、内部に第１収納部２を有する袋体１と、袋体１の表面部に取り付けられた第２収納部兼宛先部３を有し、第２収納部兼宛先部３は透明色のシート状部材で形成されてなり、第１収納部２には立体状の部品が収納可能とされ、第２収納部兼宛先部３には、宛先が記入された葉書用紙が宛先を表面側にして収納可能とされた。【選択図】図１

Description

本考案は複数の収納部を有する配送用部材に関するものである。

従来より、郵便物などに用いられる配送用部材としては小包用の袋や封書用の用紙などがある。しかし、小包用の袋や封書用の用紙で配送物を送る場合には、１つの袋や封書を用意し、その袋や封書に配送すべき物品や手紙をそれぞれ収納して単体で送付しなければならなかった。

また、配送の宛名を記載した絵はがきなどは前記小包内に収納してしまうと、その宛名を外部から確認することが出来ないものとなる。よって、絵はがきや通常のはがきについても別の小包や封書と一緒にして送ることは想定されていなかった。

よって、例えば、絵はがきの表紙側に宛名が記載されていてもそれを小包や封書と一緒に送付することを想定して小包や封書内にそれを収納してしまうと、せっかく記載した宛名が利用できないばかりか、再び宛名を小包や封書の表紙側に記載しなければならないとの課題があった。

特開２０１２−１３５８８７号公報

かくして、本考案は前記従来の課題に鑑みて案出されたものであり、小包や封書で配送する場合において、１つの大きな袋や封書用紙を用意し、その袋や封書用紙に配送すべき物品や手紙を一括して収納すると共に、その袋や封書の表面側に透明色のシート状部材で、はがき収納部兼宛先部を形成し、該はがき収納部兼宛先部に宛先を記入した絵はがきなどを収納し、もって複数物品や複数の封書等と共に、前記はがき収納部兼宛先部に宛先を記入したはがきなどを収納して送ることの出来る複数収納部を有する配送用部材を形成することを目的とするものである。

本考案による複数収納部を有する配送用部材は、内部に第１収納部を有する袋体と、該袋体の表面部に取り付けられた第２収納部兼宛先部を有し、前記第２収納部兼宛先部は透明色のシート状部材で形成されてなり、
前記第１収納部には立体状の部品が収納可能とされ、前記第２収納部兼宛先部には、宛先が記入された葉書用紙が前記宛先を表面側にして収納可能とされた、
ことを特徴とするものである。

本考案による複数収納部を有する配送用部材であれば、小包や封書で配送する場合において、１つの大きな袋や封書用紙を用意し、その袋や封書用紙に配送すべき物品や手紙をそれぞれ収納すると共に、その袋や封書の表面に透明のシート状部材で、はがき収納部兼宛先部を形成し、該はがき収納部兼宛先部に宛先を記入して収納し、もって複数物品や複数の封書を前記はがき収納部兼宛先部に宛先を記入してはがきをも送ることの出来る複数収納部を有する配送用部材を提供できるとの優れた効果を奏する。

本考案の構成を説明した説明図である。

以下、本考案を図に示す実施例に基づいて説明する。
図1に示すように、本考案の複数収納部を有する配送用部材は、内部に第１収納部2を有する袋体1と、該袋体1の表面部に取り付けられた第２収納部兼宛先部３を有し、前記第２収納部兼宛先部３は、透明色のシート状部材で形成されている。

ここで、袋体１の材質のついては何ら限定されないが、紙材あるいはプラスチック部材あるいは布材などいずれの部材でも構わない。また、内部には、例えば指輪4やネックレス5あるいはペンダント6などの装飾品類あるいはベーゴマ、メンコ、けん玉などの遊び道具など嵩張る立体的な物品が収納できる大きさと厚さに構成しておくのが好ましい。また、比較的嵩張る立体的物品を収納する場合には、破れにくい材質で袋体１を構成することが好ましい。

次に、第２収納部兼宛先部３には、透明色のシート状部材で内部に収納スペースが出来るように例えば、略方形状の袋体になるよう形成するものとする。

そして、第２収納部兼宛先部３に宛先が記入された葉書用紙などが収納できるものとなっている。この収納された葉書用紙には表面に宛先をあらかじめ記入されており、しかも第２収納部兼宛先部３が透明色のシート状部材で形成されているため外側から明瞭に可視できる。

よって、あらためて宛先を書く必要がなく、第２収納部兼宛先部３内に収納した葉書用紙の宛先が利用できるものとなる。尚、第２収納部兼宛先部３内には葉書用紙を1枚だけではなく、複数枚収納できるものとなっており、例えば景色の異なる絵はがきを複数枚収納して送ることが出来る。

１袋体
２第１収納部
３第２収納部兼宛先部
４指輪
５ネックレス
６ペンダント

Claims

内部に第１収納部を有する袋体と、該袋体の表面部に取り付けられた第２収納部兼宛先部を有し、前記第２収納部兼宛先部は透明色のシート状部材で形成されてなり、
前記第１収納部には立体状の部品が収納可能とされ、前記第２収納部兼宛先部には、宛先が記入された葉書用紙が前記宛先を表面側にして収納可能とされた、
ことを特徴とする複数収納部を有する配送用部材。