JP2008074042A - 微細成形モールド及びその製造方法 - Google Patents

微細成形モールド及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ホットエンボス加工やナノインプリントに好適な微細成形モールドの反りを低減する。
【解決手段】 微細成形モールドは、高融点金属または高融点金属の化合物からなり成形面の一部を形成し分断されている硬質膜を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は微細成形モールド及びその製造方法に関する。
従来、高アスペクトで微細な立体形状を低コストで形成するための技術として、微細成形モールドを用いたホットエンボスやナノインプリントなどの微細成形技術が知られている。用途に応じた皮膜を形成することにより、高硬度、高熱伝導率、高耐久性などの複合的な要求を満たす高機能な微細成形モールドを製造するために様々な技術開発が行われている。
特許文献1には無電解めっきで形成されたニッケルからなる下地上にチタン又はクロムの窒化物からなる皮膜をPVDにより形成し、微細成形モールドの耐腐食性を向上させる方法が開示されている。
特許文献2には、微細成形モールドに金属、セラミクス、またはこれらの複合材料からなる皮膜を溶射によって形成する方法が開示されている。
特許文献3には、シリコン基板表面のプラズマ浸炭処理またはプラズマ窒化処理によって微細成形モールドに硬質皮膜を形成する方法が開示されている。
特開平11−105039号公報 特開2005−47148号公報 特開2004−148494号公報
特許文献1、2、3に開示された方法では、微細成形モールドの成形面全体が堆積によって形成された硬質皮膜で覆われることになる。しかし、一般に膜を堆積によって形成する場合、硬度が高い膜ほど堆積時に蓄積される応力が高くなる。したがって、微細成形モールドの成形面全体を硬質皮膜で覆うと、微細成形モールドに反りが生ずるという問題がある。また特許文献2に開示されているようにセラミクスで皮膜を形成する場合には靭性が低いためチッピングが起こりやすい。
本発明はこの問題を解決するために創作されたものであって、ホットエンボス加工やナノインプリントに好適な微細成形モールドの反りを低減することを目的とする。
(1)上記目的を達成するための微細成形モールドは、高融点金属または高融点金属の化合物からなり成形面の一部を形成し分断されている硬質膜を備える。
微細成形モールドの成形面の一部だけを分断された硬質膜で形成することにより、成形面の全体を硬質膜で形成する場合に比べて微細成形モールドの反りを低減することができる。また、高融点金属も高融点金属の化合物も、ホットエンボス加工やナノインプリントに好適な硬度や靱性や熱伝導率を有する。
(2)上記目的を達成するための微細成形モールドにおいて、基板と、前記基板の表面に接合され表層の少なくとも一部が前記基板の表面より硬度が高い前記硬質膜で形成されている複数の突部と、を備えてもよい。
このように微細成形モールドが構成される場合、微細成形モールドの成形面の凹凸は基板の表面と突部の表面とで構成される。複数の突部が基板上に分散している場合、突部の表層を形成している硬度が高い膜の応力によっては微細成形モールドは反りにくい。したがって、この微細成形モールドの構造を採用することにより、微細成形モールドの反りを低減することができる。
(3)上記目的を達成するための微細成形モールドにおいて、前記突部を形成している前記硬質膜は、前記基板の表面の凹部の側面と底面とに密着していてもよい。
このように微細成形モールドが構成される場合、平坦な基板の表面に突部が接合されている場合に比べて突部を構成する膜と基板との接合面積が増大する。したがってこの構造を採用することにより、微細成形モールドの強度が増大する。
(4)高融点金属の窒化物も酸化窒化物も金属又は金属の化合物の中では特に硬度が高い。また高融点金属の窒化物も酸化窒化物も高融点金属の化合物も、セラミクスに比べて靱性も熱伝導率も高い。
したがって上記目的を達成するための微細成形モールドにおいて、前記高融点金属の化合物は、高融点金属の窒化物または酸化窒化物であってもよい。
(5)上記目的を達成するための微細成形モールドの製造方法は、犠牲基板の表面に凹凸領域を形成し、微細成形モールドの前記硬質膜を前記凹凸領域上に堆積させ、前記犠牲基板が露出するまで前記硬質膜を除去し、前記犠牲基板上と前記硬質膜上とに前記微細成形モールドの前記基板を形成するための膜を堆積させ、前記犠牲基板を除去することにより前記突部を形成する、ことを含む。
この製造方法では、突部を形成するための硬質膜を犠牲基板が露出するまで除去することにより、突部を形成するための硬質膜が分断される。したがって、この製造方法を採用することにより、微細成形モールドの反りを低減することができる。リソグラフィ技術等を用いることにより、成形対象面に対して垂直な側面を有しアスペクトが高い凹凸領域を犠牲基板に形成でき、凹凸領域を構成する面の平滑度が高くなる。リソグラフィ技術の他に凹凸領域を形成する好適な方法としては、例えば樹脂基板のプレス加工(ナノインプリントやホットエンボス加工)、イオンビーム直接描画法、ナノオーダでの機械加工、放電加工などがある。また、ガラス基板の切削加工やサンドブラスト加工などの機械加工によって凹凸領域を形成してもよい。この製造方法によると、凹凸領域に突部を形成するための硬質膜を堆積させるため、成形対象面に対して垂直な側面を有し要素面の平滑度が高い凹凸を微細成形モールドの成形面に形成することができる。また成形対象面に対して垂直で平滑度が高い側面を有する突部を微細成形モールドの成形面に形成することにより、離型時に成形対象品が変形しにくくなる。
(6)上記目的を達成するための微細成形モールドの製造方法は、犠牲基板上に微細成形モールドの前記基板を形成するための膜を堆積させ、前記基板を形成するための膜に至る複数の通孔を前記犠牲基板に形成し、前記硬質膜を前記犠牲基板の表面と前記通孔内に露出している前記基板を形成するための膜の表面に堆積させ、前記犠牲基板が露出するまで前記硬質膜を除去した後に、前記犠牲基板を除去することにより前記突部を形成する、ことを含む。
この製造方法では、突部を形成するための硬質膜を犠牲基板が露出するまで除去することにより、突部を形成するための硬質膜が分断される。したがって、この製造方法を採用することにより、微細成形モールドの反りを低減することができる。リソグラフィ技術などを用いることにより、成形対象面に対して垂直で平滑度の高い側面を有しアスペクトが高い通孔を犠牲基板に形成できる。リソグラフィ技術の他に通孔を形成する好適な方法としては、例えば樹脂基板のプレス加工(ナノインプリントやホットエンボス加工)、イオンビーム直接描画法、ナノオーダでの機械加工、放電加工などがある。また、ガラス基板の切削加工やサンドブラスト加工などの機械加工によって凹凸領域を形成してもよい。この製造方法によると凹凸領域に突部を形成するための硬質膜を堆積させるため、成形対象面に対して垂直な側面を有し要素面の平滑度が高い凹凸を微細成形モールドの成形面に形成することができる。また成形対象面に対して垂直で平滑度が高い側面を有する突部を微細成形モールドの成形面に形成することにより、離型時に成形対象品が変形しにくくなる。
(7)上記目的を達成するための微細成形モールドの製造方法は、微細成形モールドの前記基板を形成するための材料基板の表面に凹凸領域を形成し、前記硬質膜を前記凹凸領域上に堆積させ、前記材料基板が露出するまで前記硬質膜を除去し、前記材料基板の表層を除去することにより前記突部と前記基板とを形成する、ことを含む。
この製造方法では、突部を形成するための硬質膜を材料基板が露出するまで除去することにより、突部を形成するための硬質膜が分断される。したがって、この製造方法を採用することにより、微細成形モールドの反りを低減することができる。リソグラフィ技術などを用いることにより、成型対象面に対して垂直な側面を有しアスペクトが高い凹凸領域を材料基板に形成でき、凹凸領域を構成する面の平滑度が高くなる。リソグラフィ技術の他に凹凸領域を形成する好適な方法としては、例えば樹脂基板のプレス加工(ナノインプリントやホットエンボス加工)、イオンビーム直接描画法、ナノオーダでの機械加工、放電加工などがある。また、ガラス基板の切削加工やサンドブラスト加工などの機械加工によって凹凸領域を形成してもよい。したがってこの製造方法によると、成形対象面に対して垂直な側面を有し要素面の平滑度が高い凹凸を微細成形モールドの成形面に形成することができる。成形対象面に対して垂直で平滑度が高い側面を有する突部を微細成形モールドの成形面に形成することにより、離型時に成形対象品が変形しにくくなる。
またこの製造方法では、材料基板の表層を除去して突部と基板とを形成するとき、材料基板の凹凸領域の凹部が残存するように終点制御すると、突部の表層を構成している硬質膜が基板の凹部の底面と側面とに密着した状態で微細成形モールドが完成するため、材料基板の凹凸領域の凹部が消滅するように終点制御する場合に比べて突部を構成する膜と基板との接合面積が増大し、微細成形モールドの強度が増大する。
(8)上記目的を達成するための微細成形モールドの製造方法は、微細成形モールドの前記基板を形成するための材料基板の表面にフォトレジストのパターンを形成することにより前記材料基板の表面と前記フォトレジストの表面とからなる凹凸領域を形成し、前記硬質膜を前記凹凸領域内に露出している前記材料基板上に電解めっきにより堆積させ、前記フォトレジストを除去することにより前記突部を形成する、ことを含む。
この製造方法では、突部を形成するための硬質膜がフォトレジストによって分断された形状で材料基板の表面に堆積する。したがって、この製造方法を採用することにより、微細成形モールドの反りを低減することができる。
上述の発明を特定するために用いられた用語の定義は次の通りである。高融点金属とは、金属のなかでも相対的に融点が高いW、Ta、Ti、Mo、Cr等である。高融点金属の化合物とは、これらの高融点金属元素と他元素との化合物である。成形面とは成形対象物に接する微細成形モールドの表面である。硬質膜は、複層の膜でも単層の膜でも良い。また請求項において「〜上に」というときは、技術的な阻害要因がない限りにおいて「上に中間物を介在させずに」と「〜上に中間物を介在させて」の両方を意味する。また、請求項に記載された動作の順序は、技術的な阻害要因がない限りにおいて記載順に限定されず、同時に実行されても良いし、記載順の逆順に実行されても良いし、連続した順序で実行されなくても良い。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
(第一実施形態)
図1は本発明による微細成形モールドの製造方法の第一実施形態を示す断面図である。
はじめに図1Aに示すように犠牲基板としての単結晶Siウェハにフォトレジストを塗布しプリベークして硬化させた後にステッパ、アライナ、電子ビームなどで露光し、現像し、ポストベークすることにより、フォトレジストマスク11を形成する。フォトレジストの塗膜厚さは例えば100μmとする。フォトレジストマスク11のパターンは、微細成形モールド1(図1E参照)の成形面の形状に応じて設定される。パターンのスケールは例えば突部幅が20μm、凹部幅が20μmといったものである。
続いてフォトレジストマスク11のパターンをRIEなどの異方性エッチングによってウェハに転写することにより凹凸領域10を有する犠牲モールド12が形成される。エッチングガスは例えばCF、CH、CHFなどから選択される。エッチングの終点制御は例えば30μmの深さとする。また、凹部側面は図示されているような垂直面でなくともよく、例えばテーパ面でもよい。RIEによって犠牲モールド12の凹凸領域10を形成することにより、凹凸領域10を構成する要素面の平滑度が高くなる。
犠牲基板の材料は、単結晶Siウェハに限らず、エッチングによって十分平滑な要素面で構成される凹凸領域10を形成できるものであればよく、例えばSiN、SiO、アモルファスSi、多結晶Siなどを用いても良い。
尚、フォトレジストマスク11を用いずに、イオンビーム直接描画法、インプリント法、めっき法を用いて凹凸領域10を有する犠牲モールド12を形成しても良い。以下に析出法とインプリント法を用いて犠牲モールド12を形成する方法を述べる。
析出法では、マスタモールドの表面に剥離容易な金属膜をめっき、蒸着またはスパッタにより形成し、マスタモールドから金属膜を剥離させることにより犠牲モールド12を得ることができる。マスタモールドの表面には、ナノオーダの機械加工や放電加工によって犠牲モールド12に転写すべき凹凸を形成することができる。金属膜を剥離可能なマスタモールドの材料としてはステンレスが好適である。ステンレスからなるマスタモールドの表面に形成されたSn、亜鉛、ビスマス、インジウムなどはフッ素系またはフッ素−過水系の剥離剤を用いてマスタモールドから剥離することができる。
インプリント法では、ステンレスなどからなるマスタモールドを低融点ガラス、低融点金属、熱硬化樹脂、光硬化樹脂、熱可塑性樹脂などに押し付けることによってマスタモールドの凹凸が転写された犠牲モールド12を形成することができる。
以上、犠牲モールド12を形成する方法について説明した。
次に図1Bに示すように金属からなる皮膜13と基膜14とを犠牲モールド12の凹凸領域10上に堆積させる。皮膜13と基膜14とは、微細成形モールド1の突部18を形成するための膜であり、高融点金属または高融点金属の化合物で形成され、特に高融点金属の窒化物または酸化窒化物で硬質皮膜を形成することが望ましい。具体的には例えば次の通りである。
まず基膜14のシード層としても機能するTiNをスパッタで犠牲モールド12の表面に析出させることにより皮膜13を形成する。皮膜だけで犠牲モールド12の凹部が埋まらないように、皮膜13と基膜14の合計膜厚は凹部幅(W)の1/2未満とすることが望ましく、例えば表層皮膜の膜厚は0.5μmとする。TiNを堆積させる前にTi等の中間層を例えば0.1μmの厚さ堆積させ、密着力を向上させても良い。皮膜13の材料はTaNでもよい。スパッタに用いるガスは不活性ガスでも反応性ガスでも良い。スパッタの代わりにCVDによって皮膜13を堆積させても良い。
皮膜13を堆積させた後に金属を皮膜13の表面に析出させることにより例えば厚さ50μmの基膜14を形成する。具体的には例えばCVD法によりWを皮膜13の表面に析出させる。基膜14の材料組成は、Ta、Ti、Mo、Cu、TiN、TaN、MoN、NiP、NiW、NiCo、NiFe、NiMn、NiMo、Ni、Cr等、微細成形モールド1に要求される機能によって適宜選択される。また、基膜14を堆積させる方法は、電解めっきや無電解めっきでもよい。
次に図1Cに示すように犠牲モールド12が露出するまで基膜14と皮膜13とを研削又は研磨により除去する。その結果、犠牲モールド12と基膜14と皮膜13とで構成されるワークの表面が平坦化されるとともに、皮膜13と基膜14とがともに分断される。
次に図1Dに示すように犠牲モールド12と基膜14と皮膜13とで構成されるワークの表面上にシード層15を介して金属膜16を厚く(例えば200μm)形成する。シード層15と金属膜16に強い応力が生じないように、これらの材料には皮膜13よりも基膜14よりも硬度が低い材料を用いる。また金属膜16の材料に金属の中でも相対的に熱伝導率が高いCuなどを用いることにより、微細成形モールド1を用いてホットエンボス加工や熱インプリントが行われる場合には、たとえ皮膜13や基膜14の熱伝導率が低くても、成形対象物の表面に温度斑が生じにくくなる。
シード層15は例えばスパッタを用いて0.5μm程度Cuを析出させることにより形成する。Cuを析出させる前にCr、Ti等の中間層を0.1μm程度形成し、密着力を向上させても良い。
金属膜16の材質は、Cuの他、Niなど微細成形モールド1に要求される機能に応じて適宜選択することができる。また、金属膜16の形成方法も、無電解めっき、電解めっき、スパッタ、CVD、MIM(Metal Injection Molding)など、積層膜を構成する材料の組み合わせ等に応じて適宜選択すればよい。
次に金属膜16の表面を平坦化する。金属膜16の表面を平坦化することにより、シート状の微細成形モールド1をプレートに接合して用いるときに、微細成形モールド1を構成する各膜の膜厚の偏りによって成形対象物の表面がうねることを防止できる。
最後に図1Eに示すように犠牲モールド12を除去すると、皮膜13と基膜14とからなる突部18とシード層15と金属膜16とからなる基板17とが形成され、基板17をダイシングにより分断すると微細成形モールド1が完成する。具体的には例えば、CF、CH、CHFのいずれかのガスを用いて反応性ドライエッチングを実施することにより、単結晶Siウェハからなる犠牲モールド12が除去される。尚、この後に皮膜13を除去しても良い。例えばTiNからなる皮膜13をCF、Clなどの反応性ガスを用いたイオンエッチングで除去しても良いし、エチレンジアミン4酢酸や硫酸を用いて皮膜13を除去しても良い。またCr、Tiなどの硬質材料によってシード層15が形成されている場合、シード層15の露出部分を除去することが望ましい。
このように製造される微細成形モールド1は、突部18の表面が高融点金属または高融点金属の化合物からなる硬質膜で形成されているためホットエンボス加工やナノインプリントに好適である。また、突部18の表面を形成している皮膜13も突部18の内部を形成している基膜14も突部18毎に分断されているため、皮膜13と基膜14の成膜時に生ずる応力による微細成形モールド1の反りが生じにくい構造である。
(第二実施形態)
図2は本発明による微細成形モールドの製造方法の第二実施形態を示す断面図である。
はじめに図2Aに示すように、単結晶Siウェハからなる犠牲基板20上に微細成形モールド2の基板29(図2E参照)を形成するためのシード層21と基膜22とを堆積させる。犠牲基板20には石英、ガラス、結晶化ガラス、SiN、AlN、AlO等を用いても良い。シード層21は例えばスパッタによりCrを犠牲基板20の表面に0.02μm析出させ、続いてCuをスパッタにより0.1μm析出させることにより形成する。シード層21の形成にCVD等を用いても良い。基膜22は例えばCuをシード層21の表面に電解めっきにより200μm析出させることにより形成される。基膜22には例えばCuなどの金属の中でも相対的に熱伝導率が高い材料を用いることが望ましい。尚、Cuの代わりにスズやはんだ等の低融点金属や樹脂を基膜22の材料に用いても良い。
次に図2Bに示すように、犠牲基板20の表面にフォトレジストを塗布しプリベークして硬化させた後にステッパ、アライナ、電子ビームなどで露光し、現像し、ポストベークすることにより、フォトレジストマスク23を形成する。フォトレジストの塗膜厚さは例えば100μmとする。フォトレジストマスク11のパターンは、微細成形モールド2(図2E、図2F参照)の成形面の形状に応じて設定される。
続いてフォトレジストマスク23のパターンを異方性エッチングによって犠牲基板20に転写することにより犠牲基板20に複数の通孔24を形成する。この結果、通孔24からシード層21が露出する。
次にフォトレジストマスク23を除去した後に犠牲基板20の表面とシード層21の表面とに図2Cに示すように微細成形モールド2(図2F参照)の突部28を形成するための皮膜25と基膜26とを堆積させる。皮膜25にも基膜26にも、微細成形モールド2の基板29を形成するためのシード層21よりも、基膜22よりも、硬度が高い材料を用いる。具体的には例えばCVD、スパッタ等によりシード層21の表面にNiWを0.5μm析出させて皮膜25を形成し、その後に電解めっき、CVD等により皮膜25の表面にNiWを析出させて基膜26を形成する。突部28の材料にNiMo、NiW、NiFe、CoMo、NiCo等の他の高融点金属または高融点金属の化合物を用いても良い。
次に図2Dに示すように、基膜26と皮膜25とを研削、研磨等により犠牲基板20が露出するまで除去し、ワークの表面を平坦化する。その結果、基膜26と皮膜25とがともに分断され、これらの膜に応力があっても、その応力によっては微細成形モールド2が反りにくくなる。放電加工、サンドブラスト、ルータ等を用いてワークの表面を平坦化しても良い。
次に図2Eに示すように犠牲基板20を除去し、基膜22とシード層21とからなる基板29をダイシングにより分断すると微細成形モールド2が完成する。尚、この後に突部28の皮膜25とシード層21の露出部分とをエッチングにより図2Fに示すように選択的に除去しても良い。
このようにして製造される微細成形モールド2は突部28の表面が高融点金属または高融点金属の化合物からなる硬質膜で形成されているためホットエンボス加工やナノインプリントに好適である。また硬度が高い皮膜25も基膜26も分断されているため、微細成形モールド2は反りが生じにくい。
(第三実施形態)
図3A、図3B、図3C、図3Dは本発明による微細成形モールドの製造方法の第三実施形態を示す断面図である。
はじめに図3Aに示すように、微細成形モールド3(図3D参照)の基板35を形成するための材料基板30に凹凸領域を形成し、凹凸領域上に微細成形モールド3の突部34を形成するためのシード層31、硬質膜32、導熱膜33を順次堆積させる。材料基板30には例えば単結晶Siを用い、凹凸領域の形成方法は第一実施形態に準ずる。
シード層31は、材料基板30よりも硬度が高い例えばTiN、TaN等をスパッタ、CVD等により材料基板30の表面に例えば0.5μm析出させることにより形成する。
硬質膜32は、材料基板30よりも硬度が高い例えばW、Ta、Ti、Mo、TiN、TaN、MoN等をCVDによりシード層31の表面に析出させることにより形成する。CVDによってWが析出するとき、結晶構造が柱状に成長するため、CVDにより析出したWによって硬質膜32が形成される場合には、硬質膜32の表面にアンカー効果をもたらす微細凹凸が形成され(図3B参照)、その結果、硬質膜32と導熱膜33との密着力が向上する。尚、硬質膜32は電解めっきや無電解めっきにより析出するNiP、NiW、NiCo、NiFe、NiMn、NiMo、Ni、Crなどで形成しても良い。この場合、膜厚を正確に制御するために、パルスめっきを行っても良い。また硬質膜32をめっきにより形成する場合には、表面に微細凹凸が形成されるように、電流密度、金属濃度、浴組成、浴温度、添加剤などを調整することが望ましい。また、硬質膜32を形成した後に、その表面をエッチングすることにより微細凹凸を形成しても良い。例えばNiFeを電解めっきで堆積した後に塩化第二鉄水溶液でウェットエッチングするとアンカー効果をもたらす微細凹凸を硬質膜32の表面に形成することができる。尚、スパッタまたはMIMにより硬質膜32を析出させても良い。また、硬質膜32の堆積後に硬質膜32の表面を研削、研磨等により平坦化しても良い。
導熱膜33は、微細成形モールド3の突部34の熱伝導率を向上させる機能を有する膜である。例えば無電解めっきにより硬質膜32の表面にCu等を200μm析出させることにより導熱膜33を形成する。
次に図3Cに示すように、導熱膜33と硬質膜32とシード層31の表層を材料基板30が露出するまで研削、研磨等により除去する。その結果、導熱膜33と硬質膜32とシード層31が分断され、これらの膜に応力があっても、その応力によっては微細成形モールド3が反りにくくなる。
次に図3Dに示すように、材料基板30の表層をCF、CH、CHFのいずれかのガスを主成分とするドライエッチングにより除去することにより導熱膜33と硬質膜32とシード層31の残存部分を突出させ、これらの膜で構成される突部34を形成し、材料基板30をダイシングにより分断して基板35を形成すると微細成形モールド3が完成する。このとき、材料基板30に形成した凹部の深さよりも浅くエッチングの終点を設定することにより、図3Dに示すように突部34の底面と側面とが密着する凹部を基板35の表面に残存させることが望ましい。これにより、基板35と突部34との接合強度が増大する。
このようにして製造される微細成形モールド3は、突部34の側面が硬質膜で形成されているため、ホットエンボス加工やナノインプリントに好適である。また硬質膜32もシード層31も分断されているため、微細成形モールド3は反りが生じにくい。
(第四実施形態)
図3A、図3B、図3C、図3Eは本発明による微細成形モールドの製造方法の第四実施形態を示す断面図である。
第三実施形態に準じて図3Cに示すように導熱膜33と硬質膜32とシード層31の表層を材料基板30が露出するまで研削、研磨等により除去した後に、導熱膜33をエッチングにより選択的に除去し、材料基板30をダイシングにより分断すると、図3Eに示す微細成形モールド4が完成する。
このように製造される微細成形モールド4は、成形面の凹凸の側面を形成している硬質膜32が分断されているため、反りが生じにくい。
(第五実施形態)
図4は本発明による微細成形モールドの製造方法の第五実施形態を示す断面図である。
はじめに図4Aに示すように、材料基板40の表面にフォトレジストを塗布しプリベークして硬化させた後にステッパ、アライナ、電子ビームなどで露光し、現像し、ポストベークすることにより、フォトレジストマスク41を形成する。その結果、フォトレジストマスク41の表面と材料基板40の表面とによって凹凸領域42が形成される。材料基板40の材料としては例えばCu、Niを用いてもよいし、CuまたはWの合金を用いても良いし、ガラス、セラミック、Siを用いても良い。
尚、材料基板40上に熱硬化樹脂、光硬化樹脂、熱可塑性樹脂などからなる膜を形成し、その膜のパターンによって凹凸領域42を形成しても良い。具体的には例えばナノインプリント法を用いて次のように凹凸領域42を形成する。まず、材料基板の表面に熱硬化樹脂を塗布し、マスタモールドを熱硬化樹脂膜に押し当てた状態で熱硬化樹脂膜を加熱硬化させる。次に、硬化した樹脂膜からマスタモールドを剥離する。続いてRIEによってエッチングすることにより樹脂膜の表層を除去すると、材料基板40が露出し、図4Aに示す凹凸領域42が形成される。
次に図4Bに示すように、凹凸領域42内に露出している材料基板40上に硬質膜43を堆積させる。硬質膜43は材料基板40よりも硬度が高い例えばNiW、NiMo、NiW、NiFe、CoMo、NiCo等の高融点金属または高融点金属の化合物を電解めっきにより20μm析出させることにより形成する。このとき、硬質膜43はフォトレジストマスク41の各開口部に互いに独立して析出するため、硬質膜43に強い応力が生じたとしても、硬質膜43の応力によっては微細成形モールド5が反りにくい。
最後にフォトレジストマスク41を除去し材料基板40をダイシングにより分断すると硬質膜43からなる突部が形成され、微細成形モールド5が完成する。
このようにして製造される微細成形モールド5は、成型面の突部が硬質膜43で形成されているため、ホットエンボス加工やナノインプリントに好適である。成形面を形成している硬質膜43が分断されているため、反りが生じにくい。
尚、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上述した製造工程において、膜の組成、成膜方法などは、要求される機能、膜材料の組み合わせや、膜厚などに応じて適宜選択されるものであって、特に限定されない。
本発明の第一実施形態にかかる断面図。 本発明の第二実施形態にかかる断面図。 本発明の第三実施形態および第四実施形態にかかる断面図。 本発明の第五実施形態にかかる断面図。
符号の説明
1:微細成形モールド、2:微細成形モールド、3:微細成形モールド、4:微細成形モールド、5:微細成形モールド、10:凹凸領域、11:フォトレジストマスク、12:犠牲モールド、13:皮膜、14:基膜、15:シード層、16:金属膜、17:基板、18:突部、20:犠牲基板、21:シード層、22:基膜、23:フォトレジストマスク、24:通孔、25:皮膜、26:基膜、28:突部、29:基板、30:材料基板、31:シード層、32:硬質膜、33:導熱膜、34:突部、35:基板、40:材料基板、41:フォトレジストマスク、42:凹凸領域、43:金属膜、50:材料基板、52:フォトレジストマスク、54:導熱膜、55:シード層、56:硬質膜、58:突部

Claims (8)

  1. 高融点金属または高融点金属の化合物からなり成形面の一部を形成し分断されている硬質膜を備える、
    微細成形モールド。
  2. 基板と、
    前記基板の表面に接合され表層の少なくとも一部が前記基板の表面より硬度が高い前記硬質膜で形成されている複数の突部と、
    を備える請求項1に記載の微細成形モールド。
  3. 前記突部を形成している前記硬質膜は、前記基板の表面の凹部の側面と底面とに密着している、
    請求項2に記載の微細成形モールド。
  4. 前記高融点金属の化合物は、高融点金属の窒化物または酸化窒化物である、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の微細成形モールド。
  5. 犠牲基板の表面に凹凸領域を形成し、
    前記硬質膜を前記凹凸領域上に堆積させ、
    前記犠牲基板が露出するまで前記硬質膜を除去し、
    前記犠牲基板上と前記硬質膜上とに前記微細成形モールドの前記基板を形成するための膜を堆積させ、
    前記犠牲基板を除去することにより前記突部を形成する、
    請求項2に記載の微細成形モールドの製造方法。
  6. 犠牲基板上に微細成形モールドの前記基板を形成するための膜を堆積させ、
    前記基板を形成するための膜に至る複数の通孔を前記犠牲基板に形成し、
    前記硬質膜を前記犠牲基板の上と前記通孔内に露出している前記基板を形成するための膜の上とに堆積させ、
    前記犠牲基板が露出するまで前記突部を形成するための膜の表層を除去した後に、前記犠牲基板を除去することにより前記突部を形成する、
    請求項2に記載の微細成形モールドの製造方法。
  7. 微細成形モールドの前記基板を形成するための材料基板の表面に凹凸領域を形成し、
    前記微細成形モールドの前記突部を形成するための前記硬質膜を前記凹凸領域上に堆積させ、
    前記材料基板が露出するまで前記硬質膜を除去し、
    前記材料基板の表層を除去することにより前記突部と前記基板とを形成する、
    請求項2に記載の微細成形モールドの製造方法。
  8. 微細成形モールドの前記基板を形成するための材料基板の表面にフォトレジストのパターンを形成することにより前記材料基板の表面と前記フォトレジストの表面とからなる凹凸領域を形成し、
    前記硬質膜を前記凹凸領域内に露出している前記材料基板上に電解めっきにより堆積させ、
    前記フォトレジストを除去することにより前記突部を形成する、
    ことを含む請求項2に記載の微細成形モールドの製造方法。
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