JP2008073928A - ノズルプレートのハンドリング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電鋳法などにより磁性を有する金属で形成されたノズルプレートのハンドリング性を向上させる。
【解決手段】磁性を有する金属から成るノズルプレート60を電磁石100で磁気吸着する際、前記ノズルプレートを介して磁気的閉回路が形成され前記ノズルプレートの厚さ方向に磁束が貫通しないようにすることを特徴とするノズルプレート60のハンドリング方法を提供することにより、前記課題を解決する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ノズルプレートのハンドリング方法に係り、特に、電鋳法などにより磁性を有する金属で形成されたノズルプレートのハンドリング性を向上させる技術に関する。
インクジェット記録装置は、記録ヘッドから記録媒体に向かってインク吐出することによって記録を行うものであり、記録動作時の騒音が低く、ランニングコストが安く、多種多様の記録媒体に高品質な画像記録を行えることなどから広く普及している。一般的に、記録ヘッドの吐出面にはノズルプレートが設けられており、ノズルプレートに形成される多数のノズル(吐出口)からインク滴が吐出される。
ノズルプレートの製造方法として、レーザー加工、プレス加工、電鋳法などを用いた各種方法が知られているが、これらの中でも電鋳法を用いた方法は薄く大面積のノズルプレートを一括生産することができる。ノズルプレートを例えば20〜30μm程度に薄くすることで吐出時の流体抵抗を低く抑えることができ、大面積(例えば、φ6″基板)に一括生産することでコストダウンを図ることができる。しかし、電鋳法を用いて形成されたノズルプレートには、表面処理やヘッド本体に組み込む際の取り扱いが難しくハンドリングに問題がある。
一方、ハンドリング性を向上させる方法として、特許文献1には、金属基板上にノズルプレートを形成した後に金属基板を溶解除去する際、格子状に金属基板を残し、残留基板をノズルプレートの取り扱いのための保持基板とすることが記載されている。また、金属基板を磁気に反応するニッケルや鉄で構成することにより、磁気吸着搬送が可能となり、取り扱いを非常に簡便にすることができる点も記載されている。
特開2002−154210号公報
しかしながら、電鋳法などにより磁性を有する金属で形成されたノズルプレートを磁気吸着する場合、ノズルプレートに異物(磁性材料)が付着したり、磁気吸着面を一方の面から他方の面に変える際に傷やアライメントのズレが発生したりする。特許文献1には、このようなハンドリング上の問題を改善させる方法は一切開示されていない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、電鋳法などにより磁性を有する金属で形成されたノズルプレートのハンドリング性を向上させるノズルプレートのハンドリング方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、磁性を有する金属から成るノズルプレートを電磁石で磁気吸着する際、前記ノズルプレートを介して磁気的閉回路が形成され前記ノズルプレートの厚さ方向に磁束が貫通しないようにすることを特徴とするノズルプレートのハンドリング方法を提供する。
本発明によれば、ノズルプレートを介して磁気的閉回路が形成されノズルプレートの厚さ方向に磁束が貫通しないようにすることで、電磁石を用いてノズルプレートを磁気吸着しても、ノズルプレートの非吸着面には異物(磁性材料)が付着しないので非吸着面に対する所定の処理(例えば、撥液処理、接着剤塗布等)が可能となり、また、ヘッド本体への組み込みが容易となる。従って、電鋳法などにより磁性を有する金属で形成されたノズルプレートの取り扱いが容易となりハンドリング性が向上する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のノズルプレートのハンドリング方法であって、第1の電磁石により一方の面が磁気吸着された前記ノズルプレートに対して、前記ノズルプレートの他方の面を第2の電磁石で磁気吸着するとともに、前記ノズルプレートの一方の面に対する磁気吸着を解除することを特徴とする。
第1及び第2の電磁石間では磁気的吸引力が作用しないので、ノズルプレートの傷の発生やアライメントのズレを防止しつつ、ノズルプレートの吸着面を一方の面から他方の面に変えることができる。従って、ノズルプレート両面に対して所定の処理が可能となるのでハンドリング性が更に向上する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のノズルプレートのハンドリング方法であって、前記電磁石で発生する磁界の強さは前記ノズルプレートの飽和磁束密度に応じて決定されていることを特徴とする。
磁界の強さをノズルプレートの飽和磁束密度に応じて決定することにより、ノズルプレートが着磁してしまうこと(即ち、ノズルプレート自体が磁石になってしまうこと)を防ぐことができる。
本発明によれば、ノズルプレートを介して磁気的閉回路が形成されノズルプレートの厚さ方向に磁束が貫通しないようにすることで、電磁石を用いてノズルプレートを磁気吸着しても、ノズルプレートの非吸着面には異物(磁性材料)が付着しないので非吸着面に対する所定の処理(例えば、撥液処理、接着剤塗布等)が可能となり、また、ヘッド本体への組み込みが容易となる。従って、電鋳法などにより磁性を有する金属で形成されたノズルプレートの取り扱いが容易となりハンドリング性が向上する。
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態(第1〜第3の実施形態)について詳説する。
〔第1の実施形態〕
まず、本発明に係る画像形成装置の一実施形態としてのインクジェット記録装置について説明する。図1は、インクジェット記録装置の概略を示す全体構成図である。図1に示すように、このインクジェット記録装置10は、インクの色毎に設けられた複数の記録ヘッド12K、12C、12M、12Yを有する印字部12と、各記録ヘッド12K、12C、12M、12Yに供給するインクを貯蔵しておくインク貯蔵/装填部14と、記録紙16を供給する給紙部18と、記録紙16のカールを除去するデカール処理部20と、前記印字部12の吐出面(ノズル面)に対向して配置され、記録紙16の平面性を保持しながら記録紙16を搬送する吸着ベルト搬送部22と、印字部12による印字結果を読み取る印字検出部24と、印画済みの記録紙(プリント物)を外部に排紙する排紙部26と、を備えている。
図1では、給紙部18の一例としてロール紙(連続用紙)のマガジンが示されているが、紙幅や紙質等が異なる複数のマガジンを併設してもよい。また、ロール紙のマガジンに代えて、又はこれと併用して、カット紙が積層装填されたカセットによって用紙を供給してもよい。
ロール紙を使用する装置構成の場合、図1のように、裁断用のカッター28が設けられており、該カッター28によってロール紙は所望のサイズにカットされる。カッター28は、記録紙16の搬送路幅以上の長さを有する固定刃28Aと、該固定刃28Aに沿って移動する丸刃28Bとから構成されており、印字裏面側に固定刃28Aが設けられ、搬送路を挟んで印字面側に丸刃28Bが配置されている。なお、カット紙を使用する場合には、カッター28は不要である。
複数種類の記録紙を利用可能な構成にした場合、紙の種類情報を記録したバーコードあるいは無線タグ等の情報記録体をマガジンに取り付け、その情報記録体の情報を所定の読取装置によって読み取ることで、使用される用紙の種類を自動的に判別し、用紙の種類に応じて適切なインク吐出を実現するようにインク吐出制御を行うことが好ましい。
給紙部18から送り出される記録紙16はマガジンに装填されていたことによる巻き癖が残り、カールする。このカールを除去するために、デカール処理部20においてマガジンの巻き癖方向と逆方向に加熱ドラム30で記録紙16に熱を与える。このとき、多少印字面が外側に弱いカールとなるように加熱温度を制御するとより好ましい。
デカール処理後、カットされた記録紙16は、吸着ベルト搬送部22へと送られる。吸着ベルト搬送部22は、ローラー31、32間に無端状のベルト33が巻き掛けられた構造を有し、少なくとも印字部12の吐出面及び印字検出部24のセンサ面に対向する部分が平面をなすように構成されている。
ベルト33は、記録紙16の幅よりも広い幅寸法を有しており、ベルト面には多数の吸引孔(不図示)が形成されている。図1に示したとおり、ローラー31、32間に掛け渡されたベルト33の内側において印字部12の吐出面及び印字検出部24のセンサ面に対向する位置には吸着チャンバー34が設けられており、この吸着チャンバー34をファン35で吸引して負圧にすることによってベルト33上の記録紙16が吸着保持される。ベルト33が巻かれているローラー31、32の少なくとも一方にモータ(不図示)の動力が伝達されることにより、ベルト33は図1において、時計回り方向に駆動され、ベルト33上に保持された記録紙16は、図1の左から右へと搬送される。
縁無しプリント等を印字するとベルト33上にもインクが付着するので、ベルト33の外側の所定位置(印字領域以外の適当な位置)にベルト清掃部36が設けられている。ベルト清掃部36の構成について詳細は図示しないが、例えば、ブラシ・ロール、吸水ロール等をニップする方式、清浄エアーを吹き掛けるエアーブロー方式、あるいはこれらの組み合わせなどがある。清掃用ロールをニップする方式の場合、ベルト線速度とローラー線速度を変えると清掃効果が大きい。
なお、吸着ベルト搬送部22に代えて、ローラー・ニップ搬送機構を用いる態様も考えられるが、印字領域をローラー・ニップ搬送すると、印字直後に用紙の印字面にローラーが接触するので、画像が滲み易いという問題がある。従って、本例のように、印字領域では画像面と接触させない吸着ベルト搬送が好ましい。
吸着ベルト搬送部22により形成される用紙搬送路上において印字部12の上流側には、加熱ファン40が設けられている。加熱ファン40は、印字前の記録紙16に加熱空気を吹きつけ、記録紙16を加熱する。印字直前に記録紙16を加熱しておくことにより、インクが着弾後乾き易くなる。
印字部12は、最大紙幅に対応する長さを有するライン型ヘッドを紙搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)に配置した、いわゆるフルライン型のヘッドとなっている。印字部12を構成する各記録ヘッド12K、12C、12M、12Yは、本インクジェット記録装置10が対象とする最大サイズの記録紙16の少なくとも一辺を超える長さにわたってインク吐出口(ノズル)が複数配列されたライン型ヘッドで構成されている。
記録紙16の搬送方向(紙搬送方向)に沿って上流側(図1の左側)から黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の順に各色インクに対応した記録ヘッド12K、12C、12M、12Yが配置されている。記録紙16を搬送しつつ各記録ヘッド12K、12C、12M、12Yからそれぞれ色インクを吐出することにより記録紙16上にカラー画像を形成し得る。
このように、紙幅の全域をカバーするフルラインヘッドがインク色毎に設けられてなる印字部12によれば、紙搬送方向(副走査方向)について記録紙16と印字部12を相対的に移動させる動作を一回行うだけで(すなわち、一回の副走査で)記録紙16の全面に画像を記録することができる。これにより、記録ヘッドが紙搬送方向と直交する方向(主走査方向)に往復動作するシャトル型ヘッドに比べて高速印字が可能であり、生産性を向上させることができる。
なお本例では、KCMYの標準色(4色)の構成を例示したが、インク色や色数の組み合わせについては本実施形態には限定されず、必要に応じて淡インク、濃インクを追加してもよい。例えば、ライトシアン、ライトマゼンタ等のライト系インクを吐出する記録ヘッドを追加する構成も可能である。
図1に示したように、インク貯蔵/装填部14は、各記録ヘッド12K、12C、12M、12Yに対応する色のインクを貯蔵するタンクを有し、各タンクは図示を省略した管路を介して各記録ヘッド12K、12C、12M、12Yと連通されている。また、インク貯蔵/装填部14は、インク残量が少なくなるとその旨を報知する報知手段(表示手段、警告音発生手段等)を備えるとともに、色間の誤装填を防止するための機構を有している。
印字検出部24は、印字部12の打滴結果を撮像するためのイメージセンサ(ラインセンサ等)を含み、該イメージセンサによって読み取った打滴画像からノズルの目詰まりその他の吐出不良をチェックする手段として機能する。
本例の印字検出部24は、少なくとも各記録ヘッド12K、12C、12M、12Yによるインク吐出幅(画像記録幅)よりも幅の広い受光素子列を有するラインセンサで構成される。このラインセンサは、赤(R)の色フィルタが設けられた光電変換素子(画素)がライン状に配列されたRセンサ列と、緑(G)の色フィルタが設けられたGセンサ列と、青(B)の色フィルタが設けられたBセンサ列とからなる色分解ラインCCDセンサで構成されている。なお、ラインセンサに代えて、受光素子が二次元配列されて成るエリアセンサを用いることも可能である。
印字検出部24は、各色の記録ヘッド12K、12C、12M、12Yにより印字されたテストパターンを読み取り、各ヘッドの吐出検出を行う。吐出判定は、吐出の有無、ドットサイズの測定、ドット着弾位置の測定等で構成される。
印字検出部24の後段には、後乾燥部42が設けられている。後乾燥部42は、印字された画像面を乾燥させる手段であり、例えば、加熱ファンが用いられる。印字後のインクが乾燥するまでは印字面と接触することは避けたほうが好ましいので、熱風を吹きつける方式が好ましい。
多孔質のペーパに染料系インクで印字した場合などでは、加圧によりペーパの孔を塞ぐことでオゾンなど、染料分子を壊す原因となるものと接触することを防ぐことで画像の耐候性がアップする効果がある。
後乾燥部42の後段には、加熱・加圧部44が設けられている。加熱・加圧部44は、画像表面の光沢度を制御するための手段であり、画像面を加熱しながら所定の表面凹凸形状を有する加圧ローラー45で加圧し、画像面に凹凸形状を転写する。
このようにして生成されたプリント物は、排紙部26から排出される。本来プリントすべき本画像(目的の画像を印刷したもの)とテスト印字とは分けて排出することが好ましい。このインクジェット記録装置10では、本画像のプリント物と、テスト印字のプリント物とを選別してそれぞれの排出部26A、26Bへと送るために排紙経路を切り換える選別手段(不図示)が設けられている。なお、大きめの用紙に本画像とテスト印字とを同時に並列に形成する場合は、カッター(第2のカッター)48によってテスト印字の部分を切り離す。カッター48は、排紙部26の直前に設けられており、画像余白部にテスト印字を行った場合に、本画像とテスト印字部を切断するためのものである。カッター48の構造は前述した第1のカッター28と同様であり、固定刃48Aと丸刃48Bとから構成されている。また、図示を省略したが、本画像の排出部26Aには、オーダー別に画像を集積するソーターが設けられている。
次に、記録ヘッドの構成について説明する。インク色ごとに設けられている各記録ヘッド12K、12C、12M、12Yの構造は共通しているので、以下、これらを代表して符号50によって記録ヘッドを示すものとする。
図2は記録ヘッド50の構造例を示す平面透視図である。図2に示すように、記録ヘッド50は、インク滴の吐出口であるノズル51と、各ノズル51に対応する圧力室52等からなる複数のインク室ユニット53を千鳥でマトリクス状(2次元的)に配置させた構造を有し、これにより、ヘッド長手方向(紙送り方向と直交する方向)に沿って並ぶように投影される投影ノズルは均一且つ高密度なノズルピッチで配列され、実質的なドットピッチの高密度化を達成している。
各圧力室52は、その平面形状が概略正方形となっており、対角線上の両隅部にノズル51と供給インクの流入口(供給口)54が設けられている。
図3は図2中3−3線に沿う断面図であり、1つのインク室ユニット53に対応する部分の断面を表している。図3に示すように、記録ヘッド50の吐出面50Aは、ノズル51が形成されたノズルプレート60で構成されている。
ノズル51に連通する圧力室52の一端には供給口54が形成されており、その供給口54を介して圧力室52と共通流路55は連通している。共通流路55はインク供給源たるインクタンク(不図示)と連通しており、インクタンクから供給されるインクは共通流路55を介して圧力室52に供給される。
圧力室52の天面(図3の上面)は振動板56で構成されている。そして、振動板56上の圧力室52に対応する位置、即ち、振動板56を挟んで圧力室52に対向する位置には、上面に個別電極57を備えた圧電素子58が設けられている。尚、本実施形態において、圧電素子58の共通電極は振動板56が兼ねている。
このような構成により、圧電素子58の個別電極57に所定の駆動電圧が印加されると、圧電素子58の変位に伴う振動板56の変形により、圧力室52の容積が変化し、圧力室52内のインクは加圧され、その圧力室52に連通するノズル51からインク滴が吐出される。インク吐出後、個別電極57に対する駆動電圧の印加が解除されると、振動板56は元の状態に復帰し、これに伴い、共通流路55から供給口54を通って新しいインクが圧力室52に供給される。
尚、本実施形態においては、圧電素子58を用いてインク吐出を行う圧電方式の記録ヘッド50について説明したが、本発明の実施に際してはこれに限定されるものではない。例えば、ヒーター等の発熱素子を用いてインク吐出を行うサーマル方式やその他各種方式の記録ヘッドにも、本発明を適用することができる。
次に、本実施形態としてのノズルプレート60の製造方法について詳説する。以下では、まず、ノズルプレート60の製造方法の全体の流れについて説明してから、磁気吸着冶具を構成する電磁石の配置について説明する。
図4は、ノズルプレート60の製造工程を示した図である。以下、同図に従って各工程について説明する。
まず、図4(a)に示すように、少なくとも表面に導電性を有する基材70上の所定位置(ノズル形成位置)にノズル形状に対応した逆テーパ状のレジスト72をパターニングする。例えば、ガラス基板等の透明基板の片面にNi等の不透明金属膜をパターニングして成る基材70上にネガ型のレジスト層を形成し、基材70を露光光の照射方向に対して斜めに傾けて基材70を回転させた状態で透明基板側から不透明金属膜を介してレジスト層を部分的に露光し(即ち、傾斜回転露光を行い)、現像することで、図4(a)に示すような逆テーパ状のレジスト72を形成することができる。続いて、図4(b)に示すように、電鋳法(電気めっき)により基材70上に金属層74を形成する。金属層74は磁性を有する金属(例えば、Ni、Co、Fe、又はこれらの合金等)で構成される。その後、有機溶剤等によりレジスト72の除去を行うと、図4(c)に示すように、基材70上にはノズル51を有するノズルプレート60(金属層74に相当)が形成された状態となる。なお、以下では、ノズルプレート60の基材70側の面(第1の面)を符号60aで表し、その反対側の面(第2の面)を符号60bで表す。本実施形態では、第1の面60aがインク吐出側の面に相当する。
次に、図4(d)に示すように、電磁石で構成される第1の磁気吸着冶具80Aをノズルプレート60上に載せる。この際、第1の磁気吸着冶具80Aをオフ状態(即ち、電磁石への通電を停止し磁力が発生しない状態)にして行う。続いて、図4(e)に示すように、第1の磁気吸着冶具80Aをオン状態にする(即ち、電磁石に通電し磁力を発生させる)。なお、同図において磁束(磁力線)は破線で表している(以下に示す各図においても同様とする)。本実施形態では、後述するような電磁石の配置によって、同図に示すように、第1の磁気吸着冶具80Aから生じる磁束がノズルプレート60の厚さ方向に貫通しないように構成される。このため、図4(f)に示すように、第1の磁気吸着冶具80Aとノズルプレート60との吸着力により、ノズルプレート60を基材70から容易に剥離することができる。そして、図4(g)に示すように、第1の磁気吸着冶具80Aに吸着された状態のノズルプレート60の非吸着面(第1の面60a)に対して所定の後処理(例えば、撥液処理など)を行う。
次に、図4(h)に示すように、第1の磁気吸着冶具80Aに吸着された状態のノズルプレート60を電磁石で構成される第2の磁気吸着冶具80B上に載せ、ノズルプレート60が第1及び第2の磁気吸着冶具80A、80Bの間に挟まれた状態にする。この際、第2の磁気吸着冶具80Bをオフ状態にして行う。このとき、第1の磁気吸着冶具80Aはオン状態のままである。続いて、図4(i)に示すように、第1の磁気吸着冶具80Aをオフ状態にする一方で第2の磁気吸着冶具80Bをオン状態にする。本実施形態では、図4(e)で説明した場合と同様に、後述する電磁石の配置により、第2の磁気吸着冶具80Bから生じる磁束がノズルプレート60の厚さ方向に貫通しないように構成される。このため、図4(j)に示すように、第2の磁気吸着冶具80Bとノズルプレート60との吸着力により、第1の磁気吸着冶具80Aをノズルプレート60から容易に剥離することができる。そして、図4(k)に示すように、第2の磁気吸着冶具80Bに吸着された状態のノズルプレート60の非吸着面(第2の面60b)に対して所定の後処理(例えば、接着剤塗布)を行う。その後、そのままの状態でノズルプレート60をヘッド本体に組み込んでから、第2の磁気吸着冶具80Bをオフ状態にしてノズルプレート60から剥離すればよい。
このように第1及び第2の磁気吸着冶具80A、80Bを用いてノズルプレート60の吸着面を持ち替えることにより、ノズルプレート60の両面(第1及び第2の面60a、60b)に対して後処理を行うことが可能となり、電鋳法を用いて薄く大面積に形成されるノズルプレート60でも取り扱いが容易となりハンドリング性が向上する。
次に、磁気吸着冶具を構成する電磁石の配置について図5〜図8を用いて説明する。
図5に示すように、電磁石100の磁極(S極、N極)がノズルプレート60に対して垂直な方向となるように配置され、電磁石100をオンにしたときに生じる磁束がノズルプレート60の厚さ方向に貫通する場合、ノズルプレート60の非吸着面(電磁石100側とは反対側の面)に磁性材料(異物)が吸着してしまうといった問題が生じる。
また、第1及び第2の電磁石100A、100Bを用いてノズルプレート60の吸着面の持ち替えを実施しようとする場合、次のような問題がある。即ち、図6(a)に示すように、オン状態の第1の電磁石100Aに吸着されたノズルプレート60に対してオフ状態の第2の電磁石100Bを近づけると、ノズルプレート60を貫通する磁束の影響によって第2の電磁石100Bにはノズルプレート60を挟んで第1の電磁石100A側に引き付けられるような磁気的吸引力が作用する。このため、図6(b)に示すように、第2の電磁石100Bがノズルプレート60に急激に接触してしまい、ノズルプレート60にダメージが発生してしまう。また、図6(c)に示すように、第1及び第2の電磁石100A、100Bのオン・オフ状態を入れ替えた後、図6(d)に示すように、ノズルプレート60から第1の電磁石100Aを剥離させようとする場合、第1及び第2の電磁石100A、100Bの間には磁気的吸引力が作用しているため、無理に剥離させようとするとアライメントのズレが発生してしまう。
そこで本発明では、ノズルプレート60の非吸着面側に磁束が漏れないように電磁石100を配置する。具体的には、図7(a)に示すように、電磁石100の磁極(S極、N極)がノズルプレート60に対して平行な方向となるように配置する。また、図7(b)に示すように、電磁石100の磁極がノズルプレート60に対して垂直な方向となる場合には、鉄等の磁性材料から成る枠部材102で電磁石100を囲むような構成とする。また、図7(c)に示すように、2つの電磁石100-1、100-2の磁極配置が逆方向となるように配置してもよい。図7(a)〜(c)に示したいずれの場合においても、ノズルプレート60を介して磁気的閉回路が形成されノズルプレート60の厚さ方向には磁束は貫通しないので、ノズルプレート60の非吸着面側には磁束が漏れず、磁気吸着されたノズルプレート60の非吸着面に異物(磁性材料)が付着することはない。
また、第1及び第2の電磁石100A、100Bを用いてノズルプレート60の吸着面の持ち替えを実施しようとする場合、図8(a)に示すように、第1の電磁石100Aはオン状態となっていてもノズルプレート60の厚さ方向には磁束は貫通しないので、オフ状態の第2の電磁石100Bをノズルプレート60に近づけても、第2の電磁石100Bには第1の電磁石100A側に引きつけるような磁気的吸引力は作用しない。このため、図8(b)に示すように、第2の電磁石100Bをノズルプレート60にソフトに接触させることができ、ノズルプレート60にダメージを与えることがない。更に、図8(c)に示すように、第1及び第2の電磁石100A、100Bのオン・オフ状態を入れ替えた後、ノズルプレート60から第1の電磁石100Aを剥離させる際にも、第1及び第2の電磁石100A、100Bの間には磁気的吸引力が作用しないため、剥離時のアライメントのズレも発生しない。なお、図7(b)、(c)に示した場合も同様である。
ところで、ノズルプレート60を介して磁気的閉回路が形成されノズルプレート60の厚さ方向に磁束が貫通しないようにする場合、即ち、ノズルプレート60の非吸着面側には磁束が漏れないようにする場合、電磁石100の磁極から発生する磁束のすべてがノズルプレート60内部を通過するようにする必要がある。しかし、ノズルプレート60の内部を通過することができる磁束密度には限界があり、これはノズルプレート材料の飽和磁束密度によって決定される。一例としてノズルプレート材料の飽和磁束密度を表1に示す。
Figure 2008073928
なお、Fe−78Niとは、Feが22%、Niが78%である合金を表す。
ノズルプレート材料の飽和磁束密度をB、ノズルプレート60の断面積をAとすると、ノズルプレート60を通過できる磁束φmaxの最大値は、
φmax=B×A ・・・(1)
となる。一方、電磁石100の磁極に発生する磁束φは電磁石100の芯の透磁率をμ、磁極の断面積をA、磁界をHとすると、
φ=μ ・・・(2)
となる。そして、電磁石100の磁極に発生する磁束φはノズルプレート60を通過できる磁束φmaxより小さいことが必要であることから、
φ≦φmax ・・・(3)
即ち、
≦(B)/(μ) ・・・(4)
となる。従って、式(4)から電磁石100に発生させるべき磁界Hが求められる。このような条件を満たすことで、ノズルプレート60の非吸着面側には磁束が漏れないようにすることができる。また、電磁石100で発生させる磁界Hをノズルプレート60の飽和磁束密度Bに応じて決定することにより、ノズルプレート60が着磁してしまうこと(即ち、ノズルプレート自体が磁石になってしまうこと)を防ぐこともできる。
また、次のような方法でノズルプレート60の非吸着面側に磁束が漏れない条件を求めてもよい。即ち、図9に示すように、ノズルプレート60の非吸着面側(電磁石100側とは反対側)にガウスメータ110を配置し、電磁石100のコイルに流す電流を変化させながらガウスメータ110で漏れ磁束を検出する。図10は電磁石100のコイルに流す電流、電磁石100で発生する磁界、及び漏れ磁束(ガウスメータ110による検出値)の関係を概略的に示したグラフである。図10の第1の区間120に示すように、電磁石100のコイルに流す電流を徐々に上げていくと、電磁石100で発生する磁界はコイルに流れる電流に比例して徐々に増加する。また、同区間120において電流が所定の値以上になると、漏れ磁束が検出されるようになる。その後、第2の区間122に示すように電流を徐々に下げていくと、ガウスメータ110により検出される漏れ磁束は徐々に小さくなり、所定の電流値Iで漏れ磁束を検出しなくなる。このときの電流値Iを実際に電磁石100のコイルに流す電流値とすることで、ノズルプレート60の非吸着面側に磁束が漏れないようにすることができる。この方法によれば、実際の使用状態に応じて簡便な方法で実現することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ノズルプレート60を介して磁気的閉回路が形成されノズルプレート60の厚さ方向に磁束が貫通しないように構成することで、電磁石を用いてノズルプレート60を磁気吸着する場合、ノズルプレート60の非吸着面に異物(磁性材料)が付着するのを防止することができる。また、ノズルプレート60の吸着面の持ち替えを行う際、ノズルプレート60に対する傷の発生やアライメントのズレを防止することができる。従って、電鋳法などにより磁性を有する金属で形成されたノズルプレート60の取り扱いが容易となりハンドリング性が向上する。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。以下、第1の実施形態と共通する部分については説明を省略し、本実施形態の特徴的な部分を中心に説明する。
図11は、第2の実施形態としての磁気吸着冶具180にノズルプレート60が磁気吸着された状態を表した図である。同図に示すように、本実施形態の磁気吸着冶具180には、各ノズル51に対応する位置にノズルプレート60側に開口する所定の大きさの凹部(ザグリ部)182が形成されている。凹部182の開口面積はノズル51の磁気吸着冶具180側の開口面積より大きく構成されていることが好ましい。高精度が要求されるノズル51に磁気吸着冶具180が触れることなく磁気吸着が可能となる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明に係る第3の実施形態について説明する。以下、第1及び第2の実施形態と共通する部分については説明を省略し、本実施形態の特徴的な部分を中心に説明する。
図12は、第3の実施形態としてのノズルプレート60の製造工程を示した図である。
本実施形態では、第2の実施形態の磁気吸着冶具180(180A、180B)を用いている(図11参照)。
まず、図12(a)に示すように、ノズル51内部に形成されたレジスト72を除去せずに残存させた状態のノズルプレート60を第1の磁気吸着冶具180Aに磁気吸着させ、ノズルプレート60の第1の面60aに対して撥液処理を行う。これにより、図12(b)に示すように、ノズルプレート60の第1の面60aには撥液層(単分子膜)184が形成される。
次に、ノズルプレート60の吸着面の持ち替えを行う。吸着面の持ち替え方法は、第1の実施形態と同様である。これにより、図12(c)に示すように、第1の磁気吸着冶具180Aは剥離されるとともに、ノズルプレート60の第1の面60a側が撥液層184を介して第2の磁気吸着冶具180Bに吸着した状態となる。そして、図12(d)に示すように、レジスト72の除去を行うと、ノズル51の開口部に形成された撥形層も同時に除去することができる。その後は第1の実施形態と同様であり、ノズルプレート60の第2の面60bに対して所定の後処理(例えば、接着剤塗布など)を行い、そのままの状態でノズルプレート60をヘッド本体に組み込み、第2の磁気吸着冶具180Bをノズルプレート60から剥離すればよい。なお、本実施形態では、第2の実施形態の磁気吸着冶具180(180A、180B)を用いているが、第1の実施形態の磁気吸着冶具80を用いてもよい。
以上、本発明のノズルプレートのハンドリング方法について詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
インクジェット記録装置の概略を示す全体構成図 記録ヘッドの構造例を示す平面透視図 図2中3−3線に沿う断面図 第1の実施形態としてのノズルプレートの製造工程を示した図 本発明が適用されない電磁石の配置パターンを示した図 本発明が適用されない場合の吸着面の持ち替えの様子を示した図 本発明が適用される電磁石の配置パターンを示した図 本発明が適用される場合の吸着面の持ち替えの様子を示した図 ノズルプレートの非吸着面側の漏れ磁束の測定方法を説明するための図 電磁石のコイルに流す電流、電磁石で発生する磁界、及び漏れ磁束の関係を概略的に示したグラフ 第2の実施形態としての磁気吸着冶具を示した図 第3の実施形態としてのノズルプレートの製造工程を示した図
符号の説明
10…インクジェット記録装置、50…記録ヘッド、51…ノズル、52…圧力室、58…圧電素子、60…ノズルプレート、70…基材、72…レジスト、74…金属層、80…磁気吸着冶具、100…電磁石

Claims (3)

  1. 磁性を有する金属から成るノズルプレートを電磁石で磁気吸着する際、前記ノズルプレートを介して磁気的閉回路が形成され前記ノズルプレートの厚さ方向に磁束が貫通しないようにすることを特徴とするノズルプレートのハンドリング方法。
  2. 第1の電磁石により一方の面が磁気吸着された前記ノズルプレートに対して、前記ノズルプレートの他方の面を第2の電磁石で磁気吸着するとともに、前記ノズルプレートの一方の面に対する磁気吸着を解除することを特徴とする請求項1に記載のノズルプレートのハンドリング方法。
  3. 前記電磁石で発生する磁界の強さは前記ノズルプレートの飽和磁束密度に応じて決定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のノズルプレートのハンドリング方法。
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