JP2008073440A - インプラント植立ガイドの作製方法およびガイド用ブロック - Google Patents
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Abstract
【課題】インプラント治療をより安全かつ的確に行うための、高精度のインプラント植立ガイドが望まれていた。
【解決手段】この発明に係るインプラント植立ガイドの作製方法は、(1)装着用部位および加工用部位を含むガイド用ブロックを準備し、(2)ガイド用ブロックを装着した状態の患者のCT画像データを得、(3)CT画像データに基づいてインプラントの植立位置および植立方向を診断・決定し、その決定した植立位置および植立方向の情報を、加工基準座標系における座標情報に変換し、(4)変換した座標情報が反映されたガイド用ブロックをCAD/CAMにより切削加工する。
【選択図】図6
【解決手段】この発明に係るインプラント植立ガイドの作製方法は、(1)装着用部位および加工用部位を含むガイド用ブロックを準備し、(2)ガイド用ブロックを装着した状態の患者のCT画像データを得、(3)CT画像データに基づいてインプラントの植立位置および植立方向を診断・決定し、その決定した植立位置および植立方向の情報を、加工基準座標系における座標情報に変換し、(4)変換した座標情報が反映されたガイド用ブロックをCAD/CAMにより切削加工する。
【選択図】図6
Description
この発明は、インプラント(人工歯根)を植立するためのインプラント植立ガイドの作製方法に関し、特に、CAD/CAMシステムを利用したインプラント植立ガイドの作製方法、および、その作製方法に利用するガイド用ブロックに関する。
インプラント(人工歯根)治療は、歯科分野において広く活用されている。インプラントを取り付ける人工歯の機能性(噛み合せ)および審美性を高めるため、ならびに、顎骨内においてインプラントを安定的に維持する上で、インプラントの植立位置および植立方向(植立角度)を正しく診断・設計し、その設計に基づいて的確に施術を行うことが重要である。
そこで、近年、CT撮影により得られた三次元医用画像を用い、インプラントの適切な植立位置および植立方向の診断を行い、診断した植立位置および植立方向を確保するために、CAD/CAMシステムを用いてインプラント植立ガイドを作成し、臨床に応用することが試みられている。(たとえば特許文献1、2参照)
ところが、CT撮影データは、数100ミクロンのボクセルデータであること、歯に金属製の固定物が装着されている場合には金属アーチファクトといわれる像の乱れが生じること、樹脂等の非造影性の材料で製作された補綴物では像の描出がされないこと、描出される像の範囲、大きさおよび形状はCT値の設定で変わること、CT撮影データに基づいて三次元画像が構築される際に、形状が簡略化されて、形状、寸法および精度が落ちること等から、CT撮影データのみに基づいて、口腔内で正確な位置決めができる精度の高いインプラント植立ガイドを作成するのは困難であるという課題があった。
ところが、CT撮影データは、数100ミクロンのボクセルデータであること、歯に金属製の固定物が装着されている場合には金属アーチファクトといわれる像の乱れが生じること、樹脂等の非造影性の材料で製作された補綴物では像の描出がされないこと、描出される像の範囲、大きさおよび形状はCT値の設定で変わること、CT撮影データに基づいて三次元画像が構築される際に、形状が簡略化されて、形状、寸法および精度が落ちること等から、CT撮影データのみに基づいて、口腔内で正確な位置決めができる精度の高いインプラント植立ガイドを作成するのは困難であるという課題があった。
換言すれば、CT撮影データに基づいては、石膏で形成された歯列模型(患者の口腔を石膏で型取りした歯列模型)ほど高精度なものは得ることができなかった。
特開2003−245289号公報
特開2001−170080号公報
CT撮影データだけでは、精度の高いインプラント植立ガイドの作成は困難であるから、精度の高い歯列模型から得られるデータを、CT撮影データから構築された三次元画像上の相当領域と置換し、そのデータを用いてCAD/CAMシステムによりインプラント植立ガイドを製作することが考えられるが、歯列模型の形状をデータ化する際には、歯列模型をスキャンしなければならず、その段階で、スキャンされたデータはどうしても歯列模型よりも精度が落ちるという欠点がある。また、画像と模型情報を置換する際の関連づけにより生じる誤差等を克服しにくいという課題もある。
この発明は、このような背景のもとになされたもので、インプラント治療をより安全かつ的確に行うための、高精度のインプラント植立ガイドの作製方法を提供することを主たる目的とする。
請求項1記載の発明は、(1)患者の歯列に適合する装着用部位と、加工の際に必要な加工基準座標系の目印が付与された加工用部位とを含むガイド用ブロックを準備し、(2)前記ガイド用ブロックが装着された状態の患者のCT画像データを得、(3)前記CT画像データに基づいて構築された三次元画像上において診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)の情報を、前記ガイド用ブロックの前記加工基準座標系における座標情報に変換して取得し、(4)前記ガイド用ブロックを切削加工機にセットして、前記取得した加工基準座標系における座標情報が反映されたガイド形状になるようにガイド用ブロックを切削加工する、という上記(1)〜(4)の工程を含むことを特徴とする、CAD/CAMのためのインプラント植立ガイドの作製方法である。
請求項2記載の発明は、前記ガイド用ブロックは、前記装着用部位が非造影性材料で形成されており、前記加工用部位は造影性材料で形成されていることを特徴とする、請求項1記載のCAD/CAMのためのインプラント植立ガイドの作製方法である。
請求項3記載の発明は、(1)患者の歯列に適合する装着用部位と、少なくとも3つの点を特定するための撮影マーカーとを含むガイド用ベース、および、前記ガイド用ベースに取り付け可能な加工用部位を、分離した状態で準備し、(2)前記ガイド用ベースが装着された状態の患者のCT画像データを得、(3)前記ガイド用ベースに前記加工用部位を取り付けて一体化してガイド用ブロックを作成し、(4)前記CT画像データに基づいて構築された三次元画像上において診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)の情報を、前記撮影マーカーにより特定される座標系を介して、前記加工用部位を加工する際の加工基準座標系における座標情報に変換して取得し、(5)前記ガイド用ブロックを切削加工機にセットして、前記取得した加工基準座標系における座標情報が反映されたガイド形状になるようにガイド用ブロックを切削加工する、という前記(1)〜(5)の工程を含むことを特徴とする、CAD/CAMのためのインプラント植立ガイドの作製方法である。
請求項3記載の発明は、(1)患者の歯列に適合する装着用部位と、少なくとも3つの点を特定するための撮影マーカーとを含むガイド用ベース、および、前記ガイド用ベースに取り付け可能な加工用部位を、分離した状態で準備し、(2)前記ガイド用ベースが装着された状態の患者のCT画像データを得、(3)前記ガイド用ベースに前記加工用部位を取り付けて一体化してガイド用ブロックを作成し、(4)前記CT画像データに基づいて構築された三次元画像上において診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)の情報を、前記撮影マーカーにより特定される座標系を介して、前記加工用部位を加工する際の加工基準座標系における座標情報に変換して取得し、(5)前記ガイド用ブロックを切削加工機にセットして、前記取得した加工基準座標系における座標情報が反映されたガイド形状になるようにガイド用ブロックを切削加工する、という前記(1)〜(5)の工程を含むことを特徴とする、CAD/CAMのためのインプラント植立ガイドの作製方法である。
請求項4記載の発明は、請求項1または3記載のインプラント植立ガイドの作製方法に用いるガイド用ブロックであって、患者の歯列に適合する装着用部位と、切削加工の際に必要な加工基準座標系の目印が付与された加工用部位とを含むことを特徴とする、ガイド用ブロックである。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のガイド用ブロックであって、前記加工用部位は、造影性材料で形成されていることを特徴とする、ガイド用ブロックである。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のガイド用ブロックであって、前記加工用部位は、造影性材料で形成されていることを特徴とする、ガイド用ブロックである。
請求項1および2の発明によれば、まず、ガイド用ブロックを準備する。ガイド用ブロックとは、後述する工程において所定の形状にミリング(切削加工)される加工用部位と、この加工用部位を患者の歯列に装着するための装着用部位とが一体化されたものである。
装着用部位は、たとえば、患者から採取して形成した歯列模型に適合するため、後に、ガイド用ブロックを患者に装着するにあたり、患者の口腔内でずれることなくぴたりと装着可能である。
装着用部位は、たとえば、患者から採取して形成した歯列模型に適合するため、後に、ガイド用ブロックを患者に装着するにあたり、患者の口腔内でずれることなくぴたりと装着可能である。
ガイド用ブロックを患者の口腔内に装着し、その状態で、患者の口腔のCT撮影を行い、CT画像データを得る。
得られた画像データは、患者の口腔内の顎骨や歯列の並びおよび欠損部位などを含む三次元画像であり、さらに、患者の歯列に装着されたガイド用ブロックの加工用部位も一緒に表示されている。
得られた画像データは、患者の口腔内の顎骨や歯列の並びおよび欠損部位などを含む三次元画像であり、さらに、患者の歯列に装着されたガイド用ブロックの加工用部位も一緒に表示されている。
この三次元画像上で、インプラントの植立位置や植立方向(植立角度)を診断し、決定する。植立位置および植立方向(植立角度)は、たとえば三次元画像上で直線として特定される。
この植立位置および植立方向(植立角度)を表わす直線は、三次元画像の表示座標系におけるデータとして表わされる。
この植立位置および植立方向(植立角度)を表わす直線は、三次元画像の表示座標系におけるデータとして表わされる。
一方、後述するガイド用ブロックの切削工程においては、ガイド用ブロックの加工用部位に付与された加工基準座標を基準にして、ガイド用ブロックが加工される。
そこで、三次元画像上で診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)を表わすデータは、三次元画像表示座標系から加工基準座標系のデータにデータ変換がされる。
そこで、三次元画像上で診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)を表わすデータは、三次元画像表示座標系から加工基準座標系のデータにデータ変換がされる。
そして、ガイド用ブロックは、切削加工機にセットされ、加工基準座標系のデータに変換されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)が反映されるように、つまりそれらデータが反映されたガイド形状になるように、CAD/CAMシステムにより切削加工がされる。
加工により形成されたインプラント植立ガイドは、歯列に装着される装着部位の形状が、たとえば、歯列模型から得られた形状である。このため、インプラント植立ガイドは、それを患者の口腔内に装着した際に、患者の歯列と隙間なくぴたりと嵌合する。よって、口腔内において、インプラント植立ガイドは、がたつかず、患者の口腔内で、インプラント植立用の孔をドリル等で正しく形成するガイドとなる。
加工により形成されたインプラント植立ガイドは、歯列に装着される装着部位の形状が、たとえば、歯列模型から得られた形状である。このため、インプラント植立ガイドは、それを患者の口腔内に装着した際に、患者の歯列と隙間なくぴたりと嵌合する。よって、口腔内において、インプラント植立ガイドは、がたつかず、患者の口腔内で、インプラント植立用の孔をドリル等で正しく形成するガイドとなる。
このように、この発明による作製方法によって、インプラント植立ガイドを作製すると、作製されたインプラント植立ガイドは、患者の、たとえば歯列模型に基づいて歯列への装着部位が作られているから、患者の口腔内において、歯列に対する装着嵌合性が良く、インプラント植立ガイドが患者の口腔内でがたついたりしない。
そして、インプラント植立ガイドを患者の口腔内に正しく、かつ正確に装着できるので、当該ガイドを基準にして、患者に対して適切な施術を行うことができる。
そして、インプラント植立ガイドを患者の口腔内に正しく、かつ正確に装着できるので、当該ガイドを基準にして、患者に対して適切な施術を行うことができる。
請求項3記載の発明では、請求項1記載の発明のように、最初にガイド用ブロックが準備されるのではなく、ガイド用ブロックが分離された状態のガイド用ベース、および、加工用部位が準備される。ガイド用ブロックを装着する患者の口が小さい場合、あるいは、嘔吐反射がきつい患者に対しては、ガイド用ブロックを口腔内に装着し、CT撮影が困難な場合がある。このような場合に、請求項3記載のガイド用ベースを用いるのが望ましい。なぜなら、ガイド用ベースは、装着用部位および撮影マーカーを含む小型で薄い物体であり、CT撮影時に、患者に対する装着負担を軽減することができるからである。
そして、ガイド用ベースに含まれる少なくとも3つの点を特定するための撮影マーカーにより、既存の技術を用い、その3つの点により構成される座標系を用い、CT撮影された三次元画像の表示座標系を加工基準座標系のデータにデータ変換することが可能である。
請求項4および5記載のガイド用ブロックは、請求項1または3記載のインプラント植立ガイドの作製方法において、好適なガイド用ブロックを提供することができる。
請求項4および5記載のガイド用ブロックは、請求項1または3記載のインプラント植立ガイドの作製方法において、好適なガイド用ブロックを提供することができる。
特に、請求項5記載のように、加工用部位が造影性材料で形成されていると、ガイド用ブロックが加工されてインプラント植立ガイドが作成された後、確認のために、そのインプラント植立ガイドを患者の口腔内に装着し、CT撮影を行うことによって、インプラント植立ガイドのガイド面が明確に描出される。よって、必要があれば、描出された画像を参照して、インプラント植立用ガイドの修正等が行える。
以下には、図面を参照して、この発明の具体的な実施形態について説明をする。
図1〜図7は、この発明の一実施形態に係るインプラント植立ガイドの作製方法を表わす図である。
まず、インプラント治療をする患者の歯列模型を作製する。歯列模型は、従来公知の方法により、たとえば石膏によって患者の口腔内の型をとり、作製する。
図1〜図7は、この発明の一実施形態に係るインプラント植立ガイドの作製方法を表わす図である。
まず、インプラント治療をする患者の歯列模型を作製する。歯列模型は、従来公知の方法により、たとえば石膏によって患者の口腔内の型をとり、作製する。
図1は、作製した歯列模型を示している。歯列模型は患者の下顎に配列された下歯列を忠実に再現している。歯列模型では、左奥側の3本の歯が欠損している例が示されている。
歯列模型において、欠損部位に造影材料(たとえばアルミニウム、アパタイト等)で形成されたダミー歯DT1、DT2、DT3を配置して、欠損部位の歯が修復された状態を再現してもよい。ダミー歯DT1、DT2、DT3は、欠損部位に設ける歯の配列および大きさを再現しているが、再現された歯をそのような状態に維持するには、その歯を支える人工歯根(インプラント)が必要である。そこで、再現された歯に必要なインプラントの植立位置および植立方向等が、後述する工程において診断・決定される。
歯列模型において、欠損部位に造影材料(たとえばアルミニウム、アパタイト等)で形成されたダミー歯DT1、DT2、DT3を配置して、欠損部位の歯が修復された状態を再現してもよい。ダミー歯DT1、DT2、DT3は、欠損部位に設ける歯の配列および大きさを再現しているが、再現された歯をそのような状態に維持するには、その歯を支える人工歯根(インプラント)が必要である。そこで、再現された歯に必要なインプラントの植立位置および植立方向等が、後述する工程において診断・決定される。
歯列模型の欠損部位にダミー歯を配置する工程は、必ずしも必要なものではなく、歯列模型にダミー歯を配置せずに、次の工程に進んでもよい。
次に、歯列模型に適合するガイド用ブロック10を作成する。ガイド用ブロック10は、加工用部位11および装着用部位12を含む。加工用部位11は、たとえば図2に示すように、平面視矩形で、予め定められた厚み(上下方向幅)hを有し、造影性材料(たとえばアルミニウム、アパタイト等)で形成されている。
次に、歯列模型に適合するガイド用ブロック10を作成する。ガイド用ブロック10は、加工用部位11および装着用部位12を含む。加工用部位11は、たとえば図2に示すように、平面視矩形で、予め定められた厚み(上下方向幅)hを有し、造影性材料(たとえばアルミニウム、アパタイト等)で形成されている。
加工用部位11は、たとえば1つのコーナーC0 が、互いに直交する3辺で区画されており、この3辺が、加工用部位11におけるX軸、Y軸、Z軸を定義しており、加工用部位11の加工用基準座標系を表わしている。
この加工用部位11を歯列模型に装着するための部位が装着用部位12であり、非造影性材料であるたとえばアクリルレジンで形成される。(図3参照)
まず、加工用部位11が歯列模型に対して位置決めされる。たとえば、加工用部位11が歯列模型に対してほぼ水平方向に、欠損部位の上方を覆うように位置決めされる。そして、歯列模型に対する加工用部位11の位置を固定するために、加工用部位11の下面と歯列模型の間、より具体的には歯列の内側に、ゲル状のアクリルレジンを充填し、アクリルレジンの形状を整える。
この加工用部位11を歯列模型に装着するための部位が装着用部位12であり、非造影性材料であるたとえばアクリルレジンで形成される。(図3参照)
まず、加工用部位11が歯列模型に対して位置決めされる。たとえば、加工用部位11が歯列模型に対してほぼ水平方向に、欠損部位の上方を覆うように位置決めされる。そして、歯列模型に対する加工用部位11の位置を固定するために、加工用部位11の下面と歯列模型の間、より具体的には歯列の内側に、ゲル状のアクリルレジンを充填し、アクリルレジンの形状を整える。
充填されたアクリルレジンは時間の経過に伴って固化し、装着用部位12となる。固化したアクリルレジンは加工用部位11の下面に接合して、加工用部位11と一体化する。一方、固化したアクリルレジンは歯列模型には接合せず、歯列模型から取り外すことができる。歯列模型から取り外された固化したアクリルレジン、すなわち装着用部位12は、歯列の内側に生じている凹凸形状がそっくり転写された装着面を有する。
この場合において、歯列模型にダミー歯が配列されている場合、ダミー歯をアクリルレジンで覆い、ダミー歯も装着用部位12の一部として、ガイド用ブロック10に含ませるようにしてもよい。
次に、図4を参照して、歯列模型を用いて作製したガイド用ブロック10は、アクリルレジン12が硬化した後、歯列模型から取り外す。たとえば、歯列模型に、予め剥離液等を塗布しておくことにより、ガイド用ブロック10は簡単に取り外せる。そして、取り外したガイド用ブロック10を、患者の口腔内に装着する。
次に、図4を参照して、歯列模型を用いて作製したガイド用ブロック10は、アクリルレジン12が硬化した後、歯列模型から取り外す。たとえば、歯列模型に、予め剥離液等を塗布しておくことにより、ガイド用ブロック10は簡単に取り外せる。そして、取り外したガイド用ブロック10を、患者の口腔内に装着する。
ガイド用ブロック10の装着部位12は、患者の口腔に基づいて作成された歯列模型に合致する形状であり、特に、装着用部位12の装着面は歯列の内側の凹凸と合致している。従って、ガイド用ブロック10は、患者の口腔内にがたつきなく、ぴたりと収まる。
ガイド用ブロック10は患者の口腔に装着し、その状態でCT撮影をして、CT画像データを得る。得られたCT画像データに基づいて、構築された患者の口腔の三次元画像が、図5に示す図である。
ガイド用ブロック10は患者の口腔に装着し、その状態でCT撮影をして、CT画像データを得る。得られたCT画像データに基づいて、構築された患者の口腔の三次元画像が、図5に示す図である。
図5に示す三次元画像は、コンピュータシステムのディスプレイに表示され、所望の方向に回転させることができ、また、所望の部位の断面形状を表示させることができる。このため、三次元画像上でインプラントを植立するための、最適な位置や方向(角度)を診断し、決定することができる。
ところで、三次元画像上で診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)は、三次元画像の表示座標系において特定されたデータである。
ところで、三次元画像上で診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)は、三次元画像の表示座標系において特定されたデータである。
たとえば、図6に示すように、三次元画像上でインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)が特定されたとする。
図6において、表示されている三次元画像は、表示座標系の(X0 、Y0 、Z0 )に基づいて表示されている。特定されたインプラントの植立位置・方向を特定するための点a1 、b1 、a2 、b2 、a3 、b3 は、表示座標系(X0 、Y0 、Z0 )を用いて、
a1 =(x0a1 、y0a1 、z0a1 )
b1 =(x0b1 、y0b1 、z0b1 )
a2 =(x0a2 、y0a2 、z0a2 )
b2 =(x0b2 、y0b2 、z0b2 )
a3 =(x0a3 、y0a3 、z0a3 )
b3 =(x0b3 、y0b3 、z0b3 )
と表現できる。
図6において、表示されている三次元画像は、表示座標系の(X0 、Y0 、Z0 )に基づいて表示されている。特定されたインプラントの植立位置・方向を特定するための点a1 、b1 、a2 、b2 、a3 、b3 は、表示座標系(X0 、Y0 、Z0 )を用いて、
a1 =(x0a1 、y0a1 、z0a1 )
b1 =(x0b1 、y0b1 、z0b1 )
a2 =(x0a2 、y0a2 、z0a2 )
b2 =(x0b2 、y0b2 、z0b2 )
a3 =(x0a3 、y0a3 、z0a3 )
b3 =(x0b3 、y0b3 、z0b3 )
と表現できる。
となる。
一方、図6の三次元画像には、ガイド用ブロック10の加工用部位11の画像11′も表示されている。また、コーナーC0 も表われている。図6の三次元画像において、コーナーC0 の座標は、
C0 =(x0c0 、y0c0 、z0c0 )
と表現できる。そして、このコーナーC0 を通り、加工用部位11の3辺を形成するX軸、Y軸、Z軸も、三次元表示座標系(X0 、Y0 、Z0 )を用いて特定することができる。
一方、図6の三次元画像には、ガイド用ブロック10の加工用部位11の画像11′も表示されている。また、コーナーC0 も表われている。図6の三次元画像において、コーナーC0 の座標は、
C0 =(x0c0 、y0c0 、z0c0 )
と表現できる。そして、このコーナーC0 を通り、加工用部位11の3辺を形成するX軸、Y軸、Z軸も、三次元表示座標系(X0 、Y0 、Z0 )を用いて特定することができる。
すなわち、(X、Y、Z)=(θCOX0 +C0 、θCOY0 +C0 、θCOZ0 +C0 )
と表現できる。但し、θCOは、X0 とX、Y0 とY、Z0 とZの差角である。
このようにして、三次元画像上において、インプラントの植立位置および植立方向(植立角度)ならびにガイド用ブロック10の加工用部位11のコーナーC0 位置および加工用部位11の方向(X軸、Y軸、Z軸)を、三次元画像の表示座標系のデータとして特定することができる。
と表現できる。但し、θCOは、X0 とX、Y0 とY、Z0 とZの差角である。
このようにして、三次元画像上において、インプラントの植立位置および植立方向(植立角度)ならびにガイド用ブロック10の加工用部位11のコーナーC0 位置および加工用部位11の方向(X軸、Y軸、Z軸)を、三次元画像の表示座標系のデータとして特定することができる。
次に、特定した上記の三次元画像の表示座標系のデータを、ガイド用ブロック10の加工用部位11のコーナーC0 およびX軸、Y軸、Z軸を基準とする加工用基準座標系のデータに変換する。
この変換は、たとえば次のようにして行われる。
ガイド用ブロック10における加工用基準座標系において、原点座標を(Xc0、Yc0、Zc0)とした場合、その位置は、三次元画像の表示座標系上では
(X0c0 、Y0c0 、Z0c0 )となる。
この変換は、たとえば次のようにして行われる。
ガイド用ブロック10における加工用基準座標系において、原点座標を(Xc0、Yc0、Zc0)とした場合、その位置は、三次元画像の表示座標系上では
(X0c0 、Y0c0 、Z0c0 )となる。
一方、三次元画像上において、診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)に関する座標を、
(X0a1 、Y0a1 、Z0a1 )とすれば、この座標(三次元表示座表系における座標)を加工用基準座標系上の座標に変換するには、
(X0a1 、Y0a1 、Z0a1 )×(Xc0、Yc0、Zc0)÷(X0c0 、Y0c0 、Z0c0 )
=(Xa1、Ya1、Za1)
というように変換可能である。
(X0a1 、Y0a1 、Z0a1 )とすれば、この座標(三次元表示座表系における座標)を加工用基準座標系上の座標に変換するには、
(X0a1 、Y0a1 、Z0a1 )×(Xc0、Yc0、Zc0)÷(X0c0 、Y0c0 、Z0c0 )
=(Xa1、Ya1、Za1)
というように変換可能である。
次に、図7に示すように、ガイド用ブロック10を切削加工機50にセットし、固定装置51によって位置決め固定した後、インプラントをガイドする形状に、ガイド用ブロック10を切削装置52で加工する。
この切削加工では、ガイド用ブロック10における基準座標系と、その基準座標系における(変換された)植立位置および植立方向の座標データとが与えられるので、切削装置52は、ガイド用ブロック10をインプラントを正しくガイドし得る形状に自動的に切削加工する。なお、切削加工は、自動ではなく、半自動、半手動で行ってもよいし、データを参照して手動で行ってもよい。
この切削加工では、ガイド用ブロック10における基準座標系と、その基準座標系における(変換された)植立位置および植立方向の座標データとが与えられるので、切削装置52は、ガイド用ブロック10をインプラントを正しくガイドし得る形状に自動的に切削加工する。なお、切削加工は、自動ではなく、半自動、半手動で行ってもよいし、データを参照して手動で行ってもよい。
その結果、ガイド用ブロック10は、インプラント植立ガイド100となる。
図8に、インプラント植立ガイド100の一例を示す。インプラント植立ガイド100は、加工用部位11が加工されて歯列の上方を覆う略U字形状のU字部位11′と、U字部位11′に形成されたガイド溝G1、G2、G3と、装着用部位12とを含んでいる。インプラント植立ガイド100は、アクリルレジンで形成された歯列と嵌合する装着用部位12を備えている。この装着用部位12は、患者の歯列に隙間や緩みなくぴたりと嵌合する。従って、患者の歯列に装着されたインプラント植立ガイド100によって、患者の顎骨の、診断・決定した位置に、正しくインプラント植立用の孔をあけることができる。つまり、インプラント植立ガイド100に従ってドリル操作をすることによって、診断・決定された位置および方向にインプラント植立孔を正しく、かつ迅速にあけることができる。そして、その位置にインプラントを埋め込むことが可能である。
図8に、インプラント植立ガイド100の一例を示す。インプラント植立ガイド100は、加工用部位11が加工されて歯列の上方を覆う略U字形状のU字部位11′と、U字部位11′に形成されたガイド溝G1、G2、G3と、装着用部位12とを含んでいる。インプラント植立ガイド100は、アクリルレジンで形成された歯列と嵌合する装着用部位12を備えている。この装着用部位12は、患者の歯列に隙間や緩みなくぴたりと嵌合する。従って、患者の歯列に装着されたインプラント植立ガイド100によって、患者の顎骨の、診断・決定した位置に、正しくインプラント植立用の孔をあけることができる。つまり、インプラント植立ガイド100に従ってドリル操作をすることによって、診断・決定された位置および方向にインプラント植立孔を正しく、かつ迅速にあけることができる。そして、その位置にインプラントを埋め込むことが可能である。
上述の実施形態では、ガイド用ブロック10の加工用部位11の加工用基準座標系を、1つのコーナーC0 および互いに直交する3つの直線で構成された3辺によって決めたが、加工用部位11の加工用基準座標系は、そのような決め方に限定されるものではない。 たとえば、本願出願人が先に提案している特願2004−334936号公報記載の3点を特定し、その特定した3点に基づいて加工用基準平面を作成したり、加工用基準座標系を作成するというやり方を利用してもよい。
その場合、加工用部位11は、必ずしも造影材料で構成する必要はなく、少なくとも3つの点が、CT画像として表示され得るような材料で構成されていればよい。
より具体的には、ガイド用ブロック10に含まれる加工用部位11は、CT撮影されてCT画像データとなった際に、そのCT画像データに基づいて構築された三次元画像において、加工用基準平面を作成したり、加工用基準座標系を作成するために必要な少なくとも3点が表示される構成であればよい。たとえば、加工用部位11は、その全体構成が非造影材料で構成されているが、加工用部位11の位置を特定するために必要な3点だけが、造影材料で構成されているというような構成や、加工用部位11に、加工用基準座標系を作成するための直線が、造影材料で描かれているといった形態であってもよい。
より具体的には、ガイド用ブロック10に含まれる加工用部位11は、CT撮影されてCT画像データとなった際に、そのCT画像データに基づいて構築された三次元画像において、加工用基準平面を作成したり、加工用基準座標系を作成するために必要な少なくとも3点が表示される構成であればよい。たとえば、加工用部位11は、その全体構成が非造影材料で構成されているが、加工用部位11の位置を特定するために必要な3点だけが、造影材料で構成されているというような構成や、加工用部位11に、加工用基準座標系を作成するための直線が、造影材料で描かれているといった形態であってもよい。
上述の実施形態では、インプラント植立ガイドを作製するために準備されるガイド用ブロック10は、加工用部位11および装着用部位12が一体化されたものを取り上げて説明したが、最初の工程におけるガイド用ブロック10は、加工用部位11および装着用部位12が、分離された状態であってもよい。
図9は、そのようなガイド用ブロック10の構成例を示す。
図9は、そのようなガイド用ブロック10の構成例を示す。
図9を参照して、石膏の歯列模型に対して装着されているのが装着用部位としてのガイド用ベース(レジン床)12である。ガイド用ベース12は、たとえば非造影材料であるアクリルレジンで形成されており、少なくとも3つの球111、112、113を含む撮影マーカー114が一体化されている。3つの球111、112、113は、その中心点を特定するための造影材を有している。
加工用部位12は、図2を参照して説明したものと同様のものでよく、たとえば平面視矩形で、予め定められた厚みhを有し、造影性材料(たとえばアルミニウム、アパタイト等)で形成されている。
撮影マーカー114を含むガイド用ベース(レジン床)12と、加工の際に必要な加工座表系が付与された加工用部位11とを分離した状態で準備し、ガイド用ベース(レジン床)12だけを患者の口腔内に装着し、CT撮影をして、CT画像データを得る。
撮影マーカー114を含むガイド用ベース(レジン床)12と、加工の際に必要な加工座表系が付与された加工用部位11とを分離した状態で準備し、ガイド用ベース(レジン床)12だけを患者の口腔内に装着し、CT撮影をして、CT画像データを得る。
このようにすると、たとえば患者の口が小さい場合、あるいは、患者が嘔吐反射がきつい場合等において、図3に示すようなガイド用ブロック10では、患者に装着が困難な場合に、図9に示すレジン床12を装着すれば、CT撮影時における患者の装着負担を軽減することができる。
この場合、少なくとも3つの球111、112、113を含む撮影マーカー114が、レジン床12と一体化されているため、既存の技術を用い、その3つの球111、112、113で特定される3つの中心点により構成されるマーカー座標系と、撮影後取り付ける加工用部位11に付与された加工基準座標系との関係を、三次元計測器により割り出すことができ、これにより、撮影マーカー111から得られるマーカー座標系を介して、CT画像上で診断・決定したインプラントの植立位置および植立方向の情報を、ガイド用ブロック10における加工用部位11の座標情報に変換して取得することにより、CAD/CAMを用いて切削加工を行う際に活用することができる。
この場合、少なくとも3つの球111、112、113を含む撮影マーカー114が、レジン床12と一体化されているため、既存の技術を用い、その3つの球111、112、113で特定される3つの中心点により構成されるマーカー座標系と、撮影後取り付ける加工用部位11に付与された加工基準座標系との関係を、三次元計測器により割り出すことができ、これにより、撮影マーカー111から得られるマーカー座標系を介して、CT画像上で診断・決定したインプラントの植立位置および植立方向の情報を、ガイド用ブロック10における加工用部位11の座標情報に変換して取得することにより、CAD/CAMを用いて切削加工を行う際に活用することができる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
10 ガイド用ブロック
11 加工用部位
12 装着用部位
50 切削加工機
52 切削装置
100 インプラント植立ガイド
11 加工用部位
12 装着用部位
50 切削加工機
52 切削装置
100 インプラント植立ガイド
Claims (5)
- (1)患者の歯列に適合する装着用部位と、加工の際に必要な加工基準座標系の目印が付与された加工用部位とを含むガイド用ブロックを準備し、
(2)前記ガイド用ブロックが装着された状態の患者のCT画像データを得、
(3)前記CT画像データに基づいて構築された三次元画像上において診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)の情報を、前記ガイド用ブロックの前記加工基準座標系における座標情報に変換して取得し、
(4)前記ガイド用ブロックを切削加工機にセットして、前記取得した加工基準座標系における座標情報が反映されたガイド形状になるようにガイド用ブロックを切削加工する、という前記(1)〜(4)の工程を含むことを特徴とする、CAD/CAMのためのインプラント植立ガイドの作製方法。 - 前記ガイド用ブロックは、前記装着用部位が非造影性材料で形成されており、前記加工用部位は造影性材料で形成されていることを特徴とする、請求項1記載のCAD/CAMのためのインプラント植立ガイドの作製方法。
- (1)患者の歯列に適合する装着用部位と、少なくとも3つの点を特定するための撮影マーカーとを含むガイド用ベース、および、前記ガイド用ベースに取り付け可能な加工用部位を、分離した状態で準備し、
(2)前記ガイド用ベースが装着された状態の患者のCT画像データを得、
(3)前記ガイド用ベースに前記加工用部位を取り付けて一体化してガイド用ブロックを作成し、
(4)前記CT画像データに基づいて構築された三次元画像上において診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)の情報を、前記撮影マーカーにより特定される座標系を介して、前記加工用部位を加工する際の加工基準座標系における座標情報に変換して取得し、
(5)前記ガイド用ブロックを切削加工機にセットして、前記取得した加工基準座標系における座標情報が反映されたガイド形状になるようにガイド用ブロックを切削加工する、という前記(1)〜(5)の工程を含むことを特徴とする、CAD/CAMのためのインプラント植立ガイドの作製方法。 - 請求項1または3記載のインプラント植立ガイドの作製方法に用いるガイド用ブロックであって、
患者の歯列に適合する装着用部位と、切削加工の際に必要な加工基準座標系の目印が付与された加工用部位とを含むことを特徴とする、ガイド用ブロック。 - 請求項4記載のガイド用ブロックであって、
前記加工用部位は、造影性材料で形成されていることを特徴とする、ガイド用ブロック。
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