JP2008073440A - インプラント植立ガイドの作製方法およびガイド用ブロック - Google Patents

インプラント植立ガイドの作製方法およびガイド用ブロック Download PDF

Info

Publication number
JP2008073440A
JP2008073440A JP2006259129A JP2006259129A JP2008073440A JP 2008073440 A JP2008073440 A JP 2008073440A JP 2006259129 A JP2006259129 A JP 2006259129A JP 2006259129 A JP2006259129 A JP 2006259129A JP 2008073440 A JP2008073440 A JP 2008073440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
implant
guide block
processing
planting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006259129A
Other languages
English (en)
Inventor
Han-Joon Kim
漢俊 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IMAGUNOOSHISU KK
Original Assignee
IMAGUNOOSHISU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IMAGUNOOSHISU KK filed Critical IMAGUNOOSHISU KK
Priority to JP2006259129A priority Critical patent/JP2008073440A/ja
Priority to PCT/JP2007/065909 priority patent/WO2008038471A1/ja
Priority to CNA2007800347782A priority patent/CN101528153A/zh
Priority to US12/311,245 priority patent/US20090274990A1/en
Priority to KR1020097005636A priority patent/KR20090069166A/ko
Priority to CA002664351A priority patent/CA2664351A1/en
Priority to EP07792543A priority patent/EP2072018A4/en
Publication of JP2008073440A publication Critical patent/JP2008073440A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/082Positioning or guiding, e.g. of drills
    • A61C1/084Positioning or guiding, e.g. of drills of implanting tools
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/10Fastening of artificial teeth to denture palates or the like
    • A61C13/1003Fastening of artificial teeth to denture palates or the like by embedding in base material
    • A61C13/1013Arch forms
    • A61C13/1016Methods or apparatus for mounting, holding or positioning a set of teeth
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/16Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans
    • A61B17/17Guides or aligning means for drills, mills, pins or wires
    • A61B17/1739Guides or aligning means for drills, mills, pins or wires specially adapted for particular parts of the body
    • A61B17/176Guides or aligning means for drills, mills, pins or wires specially adapted for particular parts of the body for the jaw
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00526Methods of manufacturing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/0003Making bridge-work, inlays, implants or the like
    • A61C13/0004Computer-assisted sizing or machining of dental prostheses

Abstract

【課題】インプラント治療をより安全かつ的確に行うための、高精度のインプラント植立ガイドが望まれていた。
【解決手段】この発明に係るインプラント植立ガイドの作製方法は、(1)装着用部位および加工用部位を含むガイド用ブロックを準備し、(2)ガイド用ブロックを装着した状態の患者のCT画像データを得、(3)CT画像データに基づいてインプラントの植立位置および植立方向を診断・決定し、その決定した植立位置および植立方向の情報を、加工基準座標系における座標情報に変換し、(4)変換した座標情報が反映されたガイド用ブロックをCAD/CAMにより切削加工する。
【選択図】図6

Description

この発明は、インプラント(人工歯根)を植立するためのインプラント植立ガイドの作製方法に関し、特に、CAD/CAMシステムを利用したインプラント植立ガイドの作製方法、および、その作製方法に利用するガイド用ブロックに関する。
インプラント(人工歯根)治療は、歯科分野において広く活用されている。インプラントを取り付ける人工歯の機能性(噛み合せ)および審美性を高めるため、ならびに、顎骨内においてインプラントを安定的に維持する上で、インプラントの植立位置および植立方向(植立角度)を正しく診断・設計し、その設計に基づいて的確に施術を行うことが重要である。
そこで、近年、CT撮影により得られた三次元医用画像を用い、インプラントの適切な植立位置および植立方向の診断を行い、診断した植立位置および植立方向を確保するために、CAD/CAMシステムを用いてインプラント植立ガイドを作成し、臨床に応用することが試みられている。(たとえば特許文献1、2参照)
ところが、CT撮影データは、数100ミクロンのボクセルデータであること、歯に金属製の固定物が装着されている場合には金属アーチファクトといわれる像の乱れが生じること、樹脂等の非造影性の材料で製作された補綴物では像の描出がされないこと、描出される像の範囲、大きさおよび形状はCT値の設定で変わること、CT撮影データに基づいて三次元画像が構築される際に、形状が簡略化されて、形状、寸法および精度が落ちること等から、CT撮影データのみに基づいて、口腔内で正確な位置決めができる精度の高いインプラント植立ガイドを作成するのは困難であるという課題があった。
換言すれば、CT撮影データに基づいては、石膏で形成された歯列模型(患者の口腔を石膏で型取りした歯列模型)ほど高精度なものは得ることができなかった。
特開2003−245289号公報 特開2001−170080号公報
CT撮影データだけでは、精度の高いインプラント植立ガイドの作成は困難であるから、精度の高い歯列模型から得られるデータを、CT撮影データから構築された三次元画像上の相当領域と置換し、そのデータを用いてCAD/CAMシステムによりインプラント植立ガイドを製作することが考えられるが、歯列模型の形状をデータ化する際には、歯列模型をスキャンしなければならず、その段階で、スキャンされたデータはどうしても歯列模型よりも精度が落ちるという欠点がある。また、画像と模型情報を置換する際の関連づけにより生じる誤差等を克服しにくいという課題もある。
この発明は、このような背景のもとになされたもので、インプラント治療をより安全かつ的確に行うための、高精度のインプラント植立ガイドの作製方法を提供することを主たる目的とする。
請求項1記載の発明は、(1)患者の歯列に適合する装着用部位と、加工の際に必要な加工基準座標系の目印が付与された加工用部位とを含むガイド用ブロックを準備し、(2)前記ガイド用ブロックが装着された状態の患者のCT画像データを得、(3)前記CT画像データに基づいて構築された三次元画像上において診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)の情報を、前記ガイド用ブロックの前記加工基準座標系における座標情報に変換して取得し、(4)前記ガイド用ブロックを切削加工機にセットして、前記取得した加工基準座標系における座標情報が反映されたガイド形状になるようにガイド用ブロックを切削加工する、という上記(1)〜(4)の工程を含むことを特徴とする、CAD/CAMのためのインプラント植立ガイドの作製方法である。
請求項2記載の発明は、前記ガイド用ブロックは、前記装着用部位が非造影性材料で形成されており、前記加工用部位は造影性材料で形成されていることを特徴とする、請求項1記載のCAD/CAMのためのインプラント植立ガイドの作製方法である。
請求項3記載の発明は、(1)患者の歯列に適合する装着用部位と、少なくとも3つの点を特定するための撮影マーカーとを含むガイド用ベース、および、前記ガイド用ベースに取り付け可能な加工用部位を、分離した状態で準備し、(2)前記ガイド用ベースが装着された状態の患者のCT画像データを得、(3)前記ガイド用ベースに前記加工用部位を取り付けて一体化してガイド用ブロックを作成し、(4)前記CT画像データに基づいて構築された三次元画像上において診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)の情報を、前記撮影マーカーにより特定される座標系を介して、前記加工用部位を加工する際の加工基準座標系における座標情報に変換して取得し、(5)前記ガイド用ブロックを切削加工機にセットして、前記取得した加工基準座標系における座標情報が反映されたガイド形状になるようにガイド用ブロックを切削加工する、という前記(1)〜(5)の工程を含むことを特徴とする、CAD/CAMのためのインプラント植立ガイドの作製方法である。
請求項4記載の発明は、請求項1または3記載のインプラント植立ガイドの作製方法に用いるガイド用ブロックであって、患者の歯列に適合する装着用部位と、切削加工の際に必要な加工基準座標系の目印が付与された加工用部位とを含むことを特徴とする、ガイド用ブロックである。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のガイド用ブロックであって、前記加工用部位は、造影性材料で形成されていることを特徴とする、ガイド用ブロックである。
請求項1および2の発明によれば、まず、ガイド用ブロックを準備する。ガイド用ブロックとは、後述する工程において所定の形状にミリング(切削加工)される加工用部位と、この加工用部位を患者の歯列に装着するための装着用部位とが一体化されたものである。
装着用部位は、たとえば、患者から採取して形成した歯列模型に適合するため、後に、ガイド用ブロックを患者に装着するにあたり、患者の口腔内でずれることなくぴたりと装着可能である。
ガイド用ブロックを患者の口腔内に装着し、その状態で、患者の口腔のCT撮影を行い、CT画像データを得る。
得られた画像データは、患者の口腔内の顎骨や歯列の並びおよび欠損部位などを含む三次元画像であり、さらに、患者の歯列に装着されたガイド用ブロックの加工用部位も一緒に表示されている。
この三次元画像上で、インプラントの植立位置や植立方向(植立角度)を診断し、決定する。植立位置および植立方向(植立角度)は、たとえば三次元画像上で直線として特定される。
この植立位置および植立方向(植立角度)を表わす直線は、三次元画像の表示座標系におけるデータとして表わされる。
一方、後述するガイド用ブロックの切削工程においては、ガイド用ブロックの加工用部位に付与された加工基準座標を基準にして、ガイド用ブロックが加工される。
そこで、三次元画像上で診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)を表わすデータは、三次元画像表示座標系から加工基準座標系のデータにデータ変換がされる。
そして、ガイド用ブロックは、切削加工機にセットされ、加工基準座標系のデータに変換されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)が反映されるように、つまりそれらデータが反映されたガイド形状になるように、CAD/CAMシステムにより切削加工がされる。
加工により形成されたインプラント植立ガイドは、歯列に装着される装着部位の形状が、たとえば、歯列模型から得られた形状である。このため、インプラント植立ガイドは、それを患者の口腔内に装着した際に、患者の歯列と隙間なくぴたりと嵌合する。よって、口腔内において、インプラント植立ガイドは、がたつかず、患者の口腔内で、インプラント植立用の孔をドリル等で正しく形成するガイドとなる。
このように、この発明による作製方法によって、インプラント植立ガイドを作製すると、作製されたインプラント植立ガイドは、患者の、たとえば歯列模型に基づいて歯列への装着部位が作られているから、患者の口腔内において、歯列に対する装着嵌合性が良く、インプラント植立ガイドが患者の口腔内でがたついたりしない。
そして、インプラント植立ガイドを患者の口腔内に正しく、かつ正確に装着できるので、当該ガイドを基準にして、患者に対して適切な施術を行うことができる。
請求項3記載の発明では、請求項1記載の発明のように、最初にガイド用ブロックが準備されるのではなく、ガイド用ブロックが分離された状態のガイド用ベース、および、加工用部位が準備される。ガイド用ブロックを装着する患者の口が小さい場合、あるいは、嘔吐反射がきつい患者に対しては、ガイド用ブロックを口腔内に装着し、CT撮影が困難な場合がある。このような場合に、請求項3記載のガイド用ベースを用いるのが望ましい。なぜなら、ガイド用ベースは、装着用部位および撮影マーカーを含む小型で薄い物体であり、CT撮影時に、患者に対する装着負担を軽減することができるからである。
そして、ガイド用ベースに含まれる少なくとも3つの点を特定するための撮影マーカーにより、既存の技術を用い、その3つの点により構成される座標系を用い、CT撮影された三次元画像の表示座標系を加工基準座標系のデータにデータ変換することが可能である。
請求項4および5記載のガイド用ブロックは、請求項1または3記載のインプラント植立ガイドの作製方法において、好適なガイド用ブロックを提供することができる。
特に、請求項5記載のように、加工用部位が造影性材料で形成されていると、ガイド用ブロックが加工されてインプラント植立ガイドが作成された後、確認のために、そのインプラント植立ガイドを患者の口腔内に装着し、CT撮影を行うことによって、インプラント植立ガイドのガイド面が明確に描出される。よって、必要があれば、描出された画像を参照して、インプラント植立用ガイドの修正等が行える。
以下には、図面を参照して、この発明の具体的な実施形態について説明をする。
図1〜図7は、この発明の一実施形態に係るインプラント植立ガイドの作製方法を表わす図である。
まず、インプラント治療をする患者の歯列模型を作製する。歯列模型は、従来公知の方法により、たとえば石膏によって患者の口腔内の型をとり、作製する。
図1は、作製した歯列模型を示している。歯列模型は患者の下顎に配列された下歯列を忠実に再現している。歯列模型では、左奥側の3本の歯が欠損している例が示されている。
歯列模型において、欠損部位に造影材料(たとえばアルミニウム、アパタイト等)で形成されたダミー歯DT1、DT2、DT3を配置して、欠損部位の歯が修復された状態を再現してもよい。ダミー歯DT1、DT2、DT3は、欠損部位に設ける歯の配列および大きさを再現しているが、再現された歯をそのような状態に維持するには、その歯を支える人工歯根(インプラント)が必要である。そこで、再現された歯に必要なインプラントの植立位置および植立方向等が、後述する工程において診断・決定される。
歯列模型の欠損部位にダミー歯を配置する工程は、必ずしも必要なものではなく、歯列模型にダミー歯を配置せずに、次の工程に進んでもよい。
次に、歯列模型に適合するガイド用ブロック10を作成する。ガイド用ブロック10は、加工用部位11および装着用部位12を含む。加工用部位11は、たとえば図2に示すように、平面視矩形で、予め定められた厚み(上下方向幅)hを有し、造影性材料(たとえばアルミニウム、アパタイト等)で形成されている。
加工用部位11は、たとえば1つのコーナーC0 が、互いに直交する3辺で区画されており、この3辺が、加工用部位11におけるX軸、Y軸、Z軸を定義しており、加工用部位11の加工用基準座標系を表わしている。
この加工用部位11を歯列模型に装着するための部位が装着用部位12であり、非造影性材料であるたとえばアクリルレジンで形成される。(図3参照)
まず、加工用部位11が歯列模型に対して位置決めされる。たとえば、加工用部位11が歯列模型に対してほぼ水平方向に、欠損部位の上方を覆うように位置決めされる。そして、歯列模型に対する加工用部位11の位置を固定するために、加工用部位11の下面と歯列模型の間、より具体的には歯列の内側に、ゲル状のアクリルレジンを充填し、アクリルレジンの形状を整える。
充填されたアクリルレジンは時間の経過に伴って固化し、装着用部位12となる。固化したアクリルレジンは加工用部位11の下面に接合して、加工用部位11と一体化する。一方、固化したアクリルレジンは歯列模型には接合せず、歯列模型から取り外すことができる。歯列模型から取り外された固化したアクリルレジン、すなわち装着用部位12は、歯列の内側に生じている凹凸形状がそっくり転写された装着面を有する。
この場合において、歯列模型にダミー歯が配列されている場合、ダミー歯をアクリルレジンで覆い、ダミー歯も装着用部位12の一部として、ガイド用ブロック10に含ませるようにしてもよい。
次に、図4を参照して、歯列模型を用いて作製したガイド用ブロック10は、アクリルレジン12が硬化した後、歯列模型から取り外す。たとえば、歯列模型に、予め剥離液等を塗布しておくことにより、ガイド用ブロック10は簡単に取り外せる。そして、取り外したガイド用ブロック10を、患者の口腔内に装着する。
ガイド用ブロック10の装着部位12は、患者の口腔に基づいて作成された歯列模型に合致する形状であり、特に、装着用部位12の装着面は歯列の内側の凹凸と合致している。従って、ガイド用ブロック10は、患者の口腔内にがたつきなく、ぴたりと収まる。
ガイド用ブロック10は患者の口腔に装着し、その状態でCT撮影をして、CT画像データを得る。得られたCT画像データに基づいて、構築された患者の口腔の三次元画像が、図5に示す図である。
図5に示す三次元画像は、コンピュータシステムのディスプレイに表示され、所望の方向に回転させることができ、また、所望の部位の断面形状を表示させることができる。このため、三次元画像上でインプラントを植立するための、最適な位置や方向(角度)を診断し、決定することができる。
ところで、三次元画像上で診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)は、三次元画像の表示座標系において特定されたデータである。
たとえば、図6に示すように、三次元画像上でインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)が特定されたとする。
図6において、表示されている三次元画像は、表示座標系の(X0 、Y0 、Z0 )に基づいて表示されている。特定されたインプラントの植立位置・方向を特定するための点a1 、b1 、a2 、b2 、a3 、b3 は、表示座標系(X0 、Y0 、Z0 )を用いて、
1 =(x0a1 、y0a1 、z0a1
1 =(x0b1 、y0b1 、z0b1
2 =(x0a2 、y0a2 、z0a2
2 =(x0b2 、y0b2 、z0b2
3 =(x0a3 、y0a3 、z0a3
3 =(x0b3 、y0b3 、z0b3
と表現できる。
また、a1 、b1 を端点とする線分は、
Figure 2008073440
となる。
一方、図6の三次元画像には、ガイド用ブロック10の加工用部位11の画像11′も表示されている。また、コーナーC0 も表われている。図6の三次元画像において、コーナーC0 の座標は、
0 =(x0c0 、y0c0 、z0c0
と表現できる。そして、このコーナーC0 を通り、加工用部位11の3辺を形成するX軸、Y軸、Z軸も、三次元表示座標系(X0 、Y0 、Z0 )を用いて特定することができる。
すなわち、(X、Y、Z)=(θCO0 +C0 、θCO0 +C0 、θCO0 +C0
と表現できる。但し、θCOは、X0 とX、Y0 とY、Z0 とZの差角である。
このようにして、三次元画像上において、インプラントの植立位置および植立方向(植立角度)ならびにガイド用ブロック10の加工用部位11のコーナーC0 位置および加工用部位11の方向(X軸、Y軸、Z軸)を、三次元画像の表示座標系のデータとして特定することができる。
次に、特定した上記の三次元画像の表示座標系のデータを、ガイド用ブロック10の加工用部位11のコーナーC0 およびX軸、Y軸、Z軸を基準とする加工用基準座標系のデータに変換する。
この変換は、たとえば次のようにして行われる。
ガイド用ブロック10における加工用基準座標系において、原点座標を(Xc0、Yc0、Zc0)とした場合、その位置は、三次元画像の表示座標系上では
(X0c0 、Y0c0 、Z0c0 )となる。
一方、三次元画像上において、診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)に関する座標を、
(X0a1 、Y0a1 、Z0a1 )とすれば、この座標(三次元表示座表系における座標)を加工用基準座標系上の座標に変換するには、
(X0a1 、Y0a1 、Z0a1 )×(Xc0、Yc0、Zc0)÷(X0c0 、Y0c0 、Z0c0
=(Xa1、Ya1、Za1
というように変換可能である。
次に、図7に示すように、ガイド用ブロック10を切削加工機50にセットし、固定装置51によって位置決め固定した後、インプラントをガイドする形状に、ガイド用ブロック10を切削装置52で加工する。
この切削加工では、ガイド用ブロック10における基準座標系と、その基準座標系における(変換された)植立位置および植立方向の座標データとが与えられるので、切削装置52は、ガイド用ブロック10をインプラントを正しくガイドし得る形状に自動的に切削加工する。なお、切削加工は、自動ではなく、半自動、半手動で行ってもよいし、データを参照して手動で行ってもよい。
その結果、ガイド用ブロック10は、インプラント植立ガイド100となる。
図8に、インプラント植立ガイド100の一例を示す。インプラント植立ガイド100は、加工用部位11が加工されて歯列の上方を覆う略U字形状のU字部位11′と、U字部位11′に形成されたガイド溝G1、G2、G3と、装着用部位12とを含んでいる。インプラント植立ガイド100は、アクリルレジンで形成された歯列と嵌合する装着用部位12を備えている。この装着用部位12は、患者の歯列に隙間や緩みなくぴたりと嵌合する。従って、患者の歯列に装着されたインプラント植立ガイド100によって、患者の顎骨の、診断・決定した位置に、正しくインプラント植立用の孔をあけることができる。つまり、インプラント植立ガイド100に従ってドリル操作をすることによって、診断・決定された位置および方向にインプラント植立孔を正しく、かつ迅速にあけることができる。そして、その位置にインプラントを埋め込むことが可能である。
上述の実施形態では、ガイド用ブロック10の加工用部位11の加工用基準座標系を、1つのコーナーC0 および互いに直交する3つの直線で構成された3辺によって決めたが、加工用部位11の加工用基準座標系は、そのような決め方に限定されるものではない。 たとえば、本願出願人が先に提案している特願2004−334936号公報記載の3点を特定し、その特定した3点に基づいて加工用基準平面を作成したり、加工用基準座標系を作成するというやり方を利用してもよい。
その場合、加工用部位11は、必ずしも造影材料で構成する必要はなく、少なくとも3つの点が、CT画像として表示され得るような材料で構成されていればよい。
より具体的には、ガイド用ブロック10に含まれる加工用部位11は、CT撮影されてCT画像データとなった際に、そのCT画像データに基づいて構築された三次元画像において、加工用基準平面を作成したり、加工用基準座標系を作成するために必要な少なくとも3点が表示される構成であればよい。たとえば、加工用部位11は、その全体構成が非造影材料で構成されているが、加工用部位11の位置を特定するために必要な3点だけが、造影材料で構成されているというような構成や、加工用部位11に、加工用基準座標系を作成するための直線が、造影材料で描かれているといった形態であってもよい。
上述の実施形態では、インプラント植立ガイドを作製するために準備されるガイド用ブロック10は、加工用部位11および装着用部位12が一体化されたものを取り上げて説明したが、最初の工程におけるガイド用ブロック10は、加工用部位11および装着用部位12が、分離された状態であってもよい。
図9は、そのようなガイド用ブロック10の構成例を示す。
図9を参照して、石膏の歯列模型に対して装着されているのが装着用部位としてのガイド用ベース(レジン床)12である。ガイド用ベース12は、たとえば非造影材料であるアクリルレジンで形成されており、少なくとも3つの球111、112、113を含む撮影マーカー114が一体化されている。3つの球111、112、113は、その中心点を特定するための造影材を有している。
加工用部位12は、図2を参照して説明したものと同様のものでよく、たとえば平面視矩形で、予め定められた厚みhを有し、造影性材料(たとえばアルミニウム、アパタイト等)で形成されている。
撮影マーカー114を含むガイド用ベース(レジン床)12と、加工の際に必要な加工座表系が付与された加工用部位11とを分離した状態で準備し、ガイド用ベース(レジン床)12だけを患者の口腔内に装着し、CT撮影をして、CT画像データを得る。
このようにすると、たとえば患者の口が小さい場合、あるいは、患者が嘔吐反射がきつい場合等において、図3に示すようなガイド用ブロック10では、患者に装着が困難な場合に、図9に示すレジン床12を装着すれば、CT撮影時における患者の装着負担を軽減することができる。
この場合、少なくとも3つの球111、112、113を含む撮影マーカー114が、レジン床12と一体化されているため、既存の技術を用い、その3つの球111、112、113で特定される3つの中心点により構成されるマーカー座標系と、撮影後取り付ける加工用部位11に付与された加工基準座標系との関係を、三次元計測器により割り出すことができ、これにより、撮影マーカー111から得られるマーカー座標系を介して、CT画像上で診断・決定したインプラントの植立位置および植立方向の情報を、ガイド用ブロック10における加工用部位11の座標情報に変換して取得することにより、CAD/CAMを用いて切削加工を行う際に活用することができる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
この発明の一実施形態に係るインプラント植立ガイドの作製方法を表わす図であり、石膏の歯列模型を示す図である。 この発明の一実施形態に係るインプラント植立ガイドの作製方法を表わす図であり、加工用部位11の一例を示す斜視図である。 この発明の一実施形態に係るインプラント植立ガイドの作製方法を表わす図であり、歯列模型からガイド用ブロック10を作製する方法を説明する図である。 この発明の一実施形態に係るインプラント植立ガイドの作製方法を表わす図であり、CT画像データを得る工程を説明する図である。 この発明の一実施形態に係るインプラント植立ガイドの作製方法を表わす図であり、得られたCT画像データによる三次元画像の一例を示す図である。 この発明の一実施形態に係るインプラント植立ガイドの作製方法を表わす図であり、座標変換の仕方を説明するための図である。 この発明の一実施形態に係るインプラント植立ガイドの作製方法を表わす図であり、ガイド用ブロック10の切削加工を説明する図である。 インプラント植立ガイド100の一例を示す斜視図である。 この発明の一実施形態に係るインプラント植立ガイドの作製方法に用いられるガイド用ブロック10の他の構成例を説明するための図である。
符号の説明
10 ガイド用ブロック
11 加工用部位
12 装着用部位
50 切削加工機
52 切削装置
100 インプラント植立ガイド

Claims (5)

  1. (1)患者の歯列に適合する装着用部位と、加工の際に必要な加工基準座標系の目印が付与された加工用部位とを含むガイド用ブロックを準備し、
    (2)前記ガイド用ブロックが装着された状態の患者のCT画像データを得、
    (3)前記CT画像データに基づいて構築された三次元画像上において診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)の情報を、前記ガイド用ブロックの前記加工基準座標系における座標情報に変換して取得し、
    (4)前記ガイド用ブロックを切削加工機にセットして、前記取得した加工基準座標系における座標情報が反映されたガイド形状になるようにガイド用ブロックを切削加工する、という前記(1)〜(4)の工程を含むことを特徴とする、CAD/CAMのためのインプラント植立ガイドの作製方法。
  2. 前記ガイド用ブロックは、前記装着用部位が非造影性材料で形成されており、前記加工用部位は造影性材料で形成されていることを特徴とする、請求項1記載のCAD/CAMのためのインプラント植立ガイドの作製方法。
  3. (1)患者の歯列に適合する装着用部位と、少なくとも3つの点を特定するための撮影マーカーとを含むガイド用ベース、および、前記ガイド用ベースに取り付け可能な加工用部位を、分離した状態で準備し、
    (2)前記ガイド用ベースが装着された状態の患者のCT画像データを得、
    (3)前記ガイド用ベースに前記加工用部位を取り付けて一体化してガイド用ブロックを作成し、
    (4)前記CT画像データに基づいて構築された三次元画像上において診断・決定されたインプラントの植立位置および植立方向(植立角度)の情報を、前記撮影マーカーにより特定される座標系を介して、前記加工用部位を加工する際の加工基準座標系における座標情報に変換して取得し、
    (5)前記ガイド用ブロックを切削加工機にセットして、前記取得した加工基準座標系における座標情報が反映されたガイド形状になるようにガイド用ブロックを切削加工する、という前記(1)〜(5)の工程を含むことを特徴とする、CAD/CAMのためのインプラント植立ガイドの作製方法。
  4. 請求項1または3記載のインプラント植立ガイドの作製方法に用いるガイド用ブロックであって、
    患者の歯列に適合する装着用部位と、切削加工の際に必要な加工基準座標系の目印が付与された加工用部位とを含むことを特徴とする、ガイド用ブロック。
  5. 請求項4記載のガイド用ブロックであって、
    前記加工用部位は、造影性材料で形成されていることを特徴とする、ガイド用ブロック。
JP2006259129A 2006-09-25 2006-09-25 インプラント植立ガイドの作製方法およびガイド用ブロック Pending JP2008073440A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006259129A JP2008073440A (ja) 2006-09-25 2006-09-25 インプラント植立ガイドの作製方法およびガイド用ブロック
PCT/JP2007/065909 WO2008038471A1 (fr) 2006-09-25 2007-08-15 procédé de fabrication d'un guide d'implantation et bloc de guidage
CNA2007800347782A CN101528153A (zh) 2006-09-25 2007-08-15 植体植入导板的制造方法及导板用块
US12/311,245 US20090274990A1 (en) 2006-09-25 2007-08-15 Implantation Guide Making Method and Guide Block
KR1020097005636A KR20090069166A (ko) 2006-09-25 2007-08-15 임플란트 식립가이드의 제작방법 및 가이드용 블록
CA002664351A CA2664351A1 (en) 2006-09-25 2007-08-15 Implantation guide making method and guide block
EP07792543A EP2072018A4 (en) 2006-09-25 2007-08-15 METHOD FOR MANUFACTURING IMPLANTATION GUIDE AND GUIDE BLOCK

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006259129A JP2008073440A (ja) 2006-09-25 2006-09-25 インプラント植立ガイドの作製方法およびガイド用ブロック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008073440A true JP2008073440A (ja) 2008-04-03

Family

ID=39229911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006259129A Pending JP2008073440A (ja) 2006-09-25 2006-09-25 インプラント植立ガイドの作製方法およびガイド用ブロック

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20090274990A1 (ja)
EP (1) EP2072018A4 (ja)
JP (1) JP2008073440A (ja)
KR (1) KR20090069166A (ja)
CN (1) CN101528153A (ja)
CA (1) CA2664351A1 (ja)
WO (1) WO2008038471A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010059692A2 (en) * 2008-11-18 2010-05-27 Ibur, Llc Dental device and method for linking physical and digital data for diagnostic, treatment planning, patient education, communication, manufacturing, and data transfer purposes
JP2012500671A (ja) * 2008-08-29 2012-01-12 クレルク、ルネ ド 上部構造物および対応テンプレートを作製するための方法およびトランスファ部材
WO2012108628A2 (ko) * 2011-02-10 2012-08-16 주식회사 메가젠임플란트 치과 임플란트용 수술 가이드 제작 방법
JP2013529997A (ja) * 2010-07-06 2013-07-25 シロナ・デンタル・システムズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 歯科用のドリルテンプレートの製造方法と締め付け装置
JP2017012258A (ja) * 2015-06-29 2017-01-19 株式会社クラフトデンタル サージカルガイド

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1506745A1 (de) * 2003-08-15 2005-02-16 Jeanette Mörmann Rohling und Verfahren zur Herstellung einer Zahnrestauration
ITBS20070040A1 (it) * 2007-03-26 2008-09-27 Studio Dentistico Dr Jacotti M Metodo di realizzazione di una mascherina di guida per implantologia dentale, mascherina di guida cosi' ottenuta e dispositivo di riferimento per l'esecuzione del metodo
JP5250251B2 (ja) * 2007-12-17 2013-07-31 イマグノーシス株式会社 医用撮影用マーカーおよびその活用プログラム
JP5322621B2 (ja) * 2008-12-19 2013-10-23 京セラメディカル株式会社 ステント作製用口腔模型の製造装置およびステント作製用口腔模型の製造システム
US8640338B2 (en) 2009-02-02 2014-02-04 Viax Dental Technologies, LLC Method of preparation for restoring tooth structure
US20100192375A1 (en) 2009-02-02 2010-08-05 Remedent Nv Method for producing a dentist tool
HUE041841T2 (hu) * 2009-02-02 2019-05-28 Viax Dental Tech Llc Fogorvosi eszköz elõállítására szolgáló eljárás
DE102009010699C5 (de) 2009-02-27 2020-11-12 Marcus Abboud Bohrschablone zum Präparieren eines Patienten-Kieferknochens für ein medizinisches Zahn-Implantat
FR2946522B1 (fr) 2009-06-12 2012-06-29 Jean Capsal Procede d'aide au positionnement de protheses dentaires portees par des implants osseux et de fabrication d'un guide de forage de l'os d'un patient.
US8714975B2 (en) * 2009-12-22 2014-05-06 Lambert J. STUMPEL Surgical guide and method
KR101096746B1 (ko) * 2009-12-24 2011-12-21 주식회사 사이버메드 수술용 가이드를 만드는 방법
KR101118716B1 (ko) * 2010-02-08 2012-03-12 정제교 좌표 동기화 기반 가공장치 및 이를 이용한 가공방법
EP2425796B1 (de) * 2010-09-02 2013-11-27 Marcus Abboud Implantierungshilfsanordnung
JP5429390B2 (ja) * 2010-09-21 2014-02-26 株式会社インプラントデント ゲージ本体及びサージカルガイドの作製方法
IT1402727B1 (it) * 2010-10-29 2013-09-18 Physioplant S R L Metodo per la preparazione di una mascherina chirurgica per l' installazione di un impianto dentale
USRE48318E1 (en) 2010-11-17 2020-11-24 Digiprep Dental, Inc. Tooth preparation guide device and method of preparing tooth for dental prosthesis
KR20120053455A (ko) 2010-11-17 2012-05-25 안경숙 치아삭제 유도장치
EP2640304A4 (en) 2010-11-17 2015-04-22 Kod Inc TOOTH PREPARATION GUIDE DEVICE AND TOOTH PREPARATION METHOD FOR DENTAL PROSTHESIS
TWI448276B (zh) * 2010-11-26 2014-08-11 Po Kun Cheng 牙齒定位模板及其製造方法
US8954181B2 (en) * 2010-12-07 2015-02-10 Sirona Dental Systems Gmbh Systems, methods, apparatuses, and computer-readable storage media for designing and manufacturing custom dental preparation guides
US20120214121A1 (en) * 2011-01-26 2012-08-23 Greenberg Surgical Technologies, Llc Orthodontic Treatment Integrating Optical Scanning and CT Scan Data
DE102011013191B4 (de) * 2011-03-05 2014-04-03 Karsten Baumann Verfahren zur Erstellung einer Bohrschablone für eine Implantat-OP in einem Kiefer
KR101273386B1 (ko) * 2011-05-04 2013-06-11 정제교 영상정보 정합을 위한 마커
KR101256655B1 (ko) * 2011-05-19 2013-04-19 연세대학교 산학협력단 임플란트 수술, 재생 수술 및 수술 술기 교육을 위한 치아 모형
PT2739240T (pt) 2011-05-26 2020-10-21 Viax Dental Tech Llc Ferramenta dentária e dispositivos de orientação
WO2013008963A1 (ko) * 2011-07-12 2013-01-17 Yi Tae Kyoung 영상기반 좌표동기화용 플레이트
TWI504383B (zh) * 2012-11-27 2015-10-21 Nat Univ Chung Cheng Computer - aided positioning guidance system for dental implants
DE102014102206B4 (de) * 2013-03-08 2016-05-12 Jörg Bressem Verfahren zur Herstellung eines zahnmedizinischen Bauteils und zahntechnisches Bauteil
US10111728B2 (en) * 2013-03-08 2018-10-30 Trophy Partial surgical guide
US10405945B2 (en) 2013-03-14 2019-09-10 National Dentex, Llc Bone foundation guide and method of use
US10307226B2 (en) 2013-03-14 2019-06-04 National Dentex, Llc Bone foundation guide and method of use
US10278789B2 (en) 2013-03-14 2019-05-07 National Dentex, Llc Bone foundation guide system and method
US10398530B2 (en) 2013-03-14 2019-09-03 National Dentex, Llc Bone foundation guide system and method
US10639129B2 (en) 2013-03-14 2020-05-05 National Dentex, Llc Bone foundation guide system and method
KR101481305B1 (ko) * 2013-08-12 2015-01-14 연세대학교 원주산학협력단 임플란트 수술용 수술가이드 제작방법
CN104699865B (zh) * 2013-12-09 2018-05-22 南京智周信息科技有限公司 一种数字化口腔固定修复的方法及装置
US9283055B2 (en) 2014-04-01 2016-03-15 FPJ Enterprises, LLC Method for establishing drill trajectory for dental implants
CN104000665B (zh) * 2014-05-27 2017-09-12 中国人民解放军第四军医大学 一种立体定位装置
EP2957251B1 (de) 2014-06-19 2020-08-05 R+K CAD CAM Technologie GmbH & Co. KG Vorrichtung zur verwendung in einem verfahren zum herstellen einer zahnimplantatstruktur
CN104323865B (zh) * 2014-10-13 2018-01-02 首都医科大学附属北京口腔医院 正畸微螺钉植入用导板及其制作方法
EP3364908A1 (en) 2015-10-23 2018-08-29 Daniel R. Llop Bone foundation guide system and method
DE102016004641A1 (de) * 2016-04-20 2017-10-26 Axel Scheffer Verfahren und System zur Erfassung der Ausrichtung von wenigstens einer Bohrhülse in einer für die lagerichtige Implantation von Zahnimplantaten hergestellten Bohrschablone
US11007035B2 (en) 2017-03-16 2021-05-18 Viax Dental Technologies Llc System for preparing teeth for the placement of veneers
DE102017115750A1 (de) * 2017-07-13 2019-01-17 Karl Leibinger Medizintechnik Gmbh & Co. Kg Knochenpositioniervorrichtung für die Dysgnathie mit Trennwerkzeugführungsvorrichtung / -abschnitt
CN107951538B (zh) * 2017-12-15 2020-11-17 中南大学湘雅医院 联合骨切除与钛板定位的3d打印腓骨重建颌骨手术工具的制造方法
CN109077822B (zh) * 2018-06-22 2020-11-03 雅客智慧(北京)科技有限公司 一种基于视觉测量的牙科种植手机标定系统及方法
DE102019119080A1 (de) * 2019-03-11 2020-09-17 Zebris Medical Gmbh Zahnschiene und Verfahren zu deren Herstellung
CN110353723A (zh) * 2019-07-30 2019-10-22 深圳市倍康美医疗电子商务有限公司 组合式放射导板的制作方法及组合式放射导板

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003245289A (ja) * 2002-02-22 2003-09-02 Univ Nihon 歯科用インプラント施術支援装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2705027B1 (fr) * 1993-05-11 1995-07-28 Univ Joseph Fourier Gouttière pour préparer la pose d'un implant dentaire.
US6296483B1 (en) * 1997-03-07 2001-10-02 Universite Joseph Fourier System for preparing the placing of a dental implant
DE19902273A1 (de) * 1999-01-21 2000-08-03 Dieter Edinger Vorrichtung zur Bestimmung einer Plazierung von Dental-Implantaten im Kieferknochen
DE19952962B4 (de) 1999-11-03 2004-07-01 Sirona Dental Systems Gmbh Verfahren zur Herstellung einer Bohrhilfe für ein Zahnimplantat
JP2004334936A (ja) 2003-05-01 2004-11-25 Origin Electric Co Ltd 光ディスク製造装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003245289A (ja) * 2002-02-22 2003-09-02 Univ Nihon 歯科用インプラント施術支援装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012500671A (ja) * 2008-08-29 2012-01-12 クレルク、ルネ ド 上部構造物および対応テンプレートを作製するための方法およびトランスファ部材
WO2010059692A2 (en) * 2008-11-18 2010-05-27 Ibur, Llc Dental device and method for linking physical and digital data for diagnostic, treatment planning, patient education, communication, manufacturing, and data transfer purposes
WO2010059692A3 (en) * 2008-11-18 2010-09-23 Ibur, Llc Dental device and method for linking physical and digital data for diagnostic, treatment planning, patient education, communication, manufacturing, and data transfer purposes
JP2013529997A (ja) * 2010-07-06 2013-07-25 シロナ・デンタル・システムズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 歯科用のドリルテンプレートの製造方法と締め付け装置
WO2012108628A2 (ko) * 2011-02-10 2012-08-16 주식회사 메가젠임플란트 치과 임플란트용 수술 가이드 제작 방법
WO2012108628A3 (ko) * 2011-02-10 2012-12-13 주식회사 메가젠임플란트 치과 임플란트용 수술 가이드 제작 방법
JP2017012258A (ja) * 2015-06-29 2017-01-19 株式会社クラフトデンタル サージカルガイド

Also Published As

Publication number Publication date
WO2008038471A1 (fr) 2008-04-03
EP2072018A1 (en) 2009-06-24
EP2072018A4 (en) 2011-04-27
CN101528153A (zh) 2009-09-09
US20090274990A1 (en) 2009-11-05
CA2664351A1 (en) 2008-04-03
KR20090069166A (ko) 2009-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008073440A (ja) インプラント植立ガイドの作製方法およびガイド用ブロック
US10188490B2 (en) Methods and systems for dental procedures
US20220015864A1 (en) System For Preparing Teeth For The Placement Of Veneers
JP6377617B2 (ja) 改善された外科用テンプレート
JP5374382B2 (ja) 歯科用計画および生産のための方法およびシステム
JP6248109B2 (ja) 改善された仮想スプリント
US9931177B2 (en) Digital splint
JP2008136865A (ja) 3次元リバース・エンジニアリング技術を用いた歯移動自動測定方法及びそのプログラム
JP2014511214A (ja) 押型、ドリルテンプレート、位置関係の提供方法及びドリルテンプレートの作成方法
KR20100092753A (ko) 악교정시 수술용 웨이퍼 제작방법
KR20120081578A (ko) 구강 모델을 형성하는 방법
US20230263591A1 (en) System For Preparing Teeth For Restoration
JP2015165829A (ja) 咬合採得法及び歯科用3d図作成方法と歯科用3d図作成プログラム
JP2015080569A (ja) 歯科補綴物製作装置及び歯科補綴物製作方法。

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120308