JP2008072302A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents
画像形成装置および画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008072302A JP2008072302A JP2006247945A JP2006247945A JP2008072302A JP 2008072302 A JP2008072302 A JP 2008072302A JP 2006247945 A JP2006247945 A JP 2006247945A JP 2006247945 A JP2006247945 A JP 2006247945A JP 2008072302 A JP2008072302 A JP 2008072302A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image data
- image
- data
- forming apparatus
- density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】元の画像データを失うことなく、ビットマップの画像データを重ね合わせることができる画像形成装置および画像形成方法を提供する。
【解決手段】第1の画像データである集約画像データからビットマップの画像に対応する領域の画像を取出し(SP1)、その画像データと第2の画像データであるビットマップの画像データとを重ね合わせたときに識別できるように取出した画像データの濃度を変更し(SP2)、取出した画像データとビットマップの画像データとを論理和により重ね合わせ(SP3,SP4)、元の集約画像データに上書きで重ね合わせる(SP5)。
【選択図】図2
【解決手段】第1の画像データである集約画像データからビットマップの画像に対応する領域の画像を取出し(SP1)、その画像データと第2の画像データであるビットマップの画像データとを重ね合わせたときに識別できるように取出した画像データの濃度を変更し(SP2)、取出した画像データとビットマップの画像データとを論理和により重ね合わせ(SP3,SP4)、元の集約画像データに上書きで重ね合わせる(SP5)。
【選択図】図2
Description
この発明は画像形成装置に関し、例えば、複数枚の原稿を1枚の用紙に集約してコピーできる機能を有するデジタル複写機などの画像形成装置および画像形成方法に関する。
複数枚の原稿を1枚の用紙に集約してコピーできる機能を有するデジタル複写機については、例えば特開平9−212410号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1には複数枚の原稿を1枚の用紙に集約したとき、複数枚の原稿の境界に実線などを挿入する機能を有することも記載されている。具体的には、画像出力時に画像データに画像の境界となる領域に黒データを重ね書きすることにより境界線を挿入している。
特開平9−212410号公報(段落0006)
特許文献1に記載の境界線挿入方法について簡単に説明する。例えば、図4に示すように4枚の原稿A,B,C,Dに文字などの画像が全面に形成されており、この4枚の原稿A,B,C,Dを1枚の原稿Eに集約するものとする。境界線を挿入するために、4枚の集約画像を形成した原稿Eの境界線部分に境界線を示す点線の画像が上書きされる。図4に示す矩形データHは、原稿A,Bの境界線付近の微細な領域の画像を拡大して示している。図4に示す矩形データH上に、図5に示す例えば点線などの矩形のビットマップフォントFを用いて、境界線ビットマップデータが上書きされる。
点線のビットマップフォントFは、図5のように拡大して示すと、例えばX×Yのドット領域の中に点線を構成するx×y領域のドットが黒く塗りつぶされており、x×y領域以外の領域の部分は白くなっている。このようなビットマップフォントFを4枚の集約画像に上書きすると、境界線である点線が黒く形成される。しかし、点線を構成するx×y領域外の白の領域により、元の画像データが白く塗りつぶされてしまい、矩形データHの点線で示す元の文字などの画像データが図4の点線で示すように失われてしまう。
そこで、この発明の目的は、元の画像データを失うことなく、元の画像データにビットマップの画像データを重ね合わせることができる画像形成装置および画像形成方法を提供することである。
この発明は、第1の画像データに、第1の画像データとは異なるビットマップで表される第2の画像データを重ね合わせる画像形成装置であって、第1の画像データの所定の領域の画像データと、所定の領域に対応する領域を有する第2の画像データとの論理和を求める論理和手段と、論理和手段によって論理和の求められた画像データを第1の画像データの所定の領域に重ね合わせる画像重ね合わせ手段とを備える。
好ましくは、第1の画像データから取出された所定の領域の画像データを保持するデータ保持手段を含み、論理和手段は、データ保持手段に保持されている画像データと、ビットマップの第2の画像データとの論理和を求める。
好ましくは、第1の画像データの所定の領域の画像データと、ビットマップの第2の画像データとの少なくともいずれか一方の画像濃度を変更するための濃度変更手段を含む。
好ましくは、濃度変更手段によって変更される濃度をユーザが指定するための濃度指定手段を含む。
好ましくは、濃度変更手段は、濃度指定手段の指定により濃度を下げる。
好ましくは、第1の画像データは、集約画像であって、第2の画像データは、集約画像の境界線を示すデータを含む。
好ましくは、第2の画像データは、第1の画像データの頁数を示す頁番号データを含む。
好ましくは、所定の領域は矩形の領域である。
この発明の他の局面は、第1の画像データに、第1の画像データとは異なるビットマップで表される第2の画像データを重ね合わせる画像形成方法であって、第1の画像データの所定の領域の画像データと、所定の領域に対応する第2の画像データとの論理和を求めるステップと、論理和の求められた画像データを取出された第1の画像データの領域に重ね合わせるステップとを備える。
この発明によれば、第1の画像データの所定の領域の画像データと、その所定の領域に対応する領域を有するビットマップで現される第2の画像データとの論理和を求め、論理和の求められた画像データを第1の画像データの領域に重ね合わせるようにしたので、元の第1の画像データが失われることなく第2の画像データを重ね合わせることができる。
図1はこの発明の一実施形態における画像形成装置の一例のデジタル複合機1を示すブロック図である。
図1において、デジタル複合機1は、制御部2に制御される画像読取部3と、ハードディスク(Hard Disk:HDD)4と、操作部5と、印刷部6とを含む。制御部2は、データ保持手段として作動するDRAM21と、インタフェース(I/F)部22,23,24,25とを含む。制御部2は、論理和手段、画像重ね合わせ手段および濃度変更手段として作動する。
DRAM21は画像読取部3で読取られた画像データを記憶し、記憶した画像データから取出した所定の画像データを保持したり、取出した所定の画像データを指定濃度に変換したりする。I/F部22,23,24,25は、それぞれ画像読取り部3と、HDD4と、操作部5と、印刷部6とに接続されている。なお、図1において、太線は画像データの流れを示しており、細線は制御信号の流れを示している。
画像読取部3は原稿送り装置31と、スキャナ32と、CCD33とを含む。原稿送り装置31は原稿を自動送りし、スキャナ32は原稿の反射光である画像をスキャンしてCCD33に導く。CCD33は原稿の画像を光電変換して画像データを出力する。HDD4はDRAM21に記憶されている画像データを格納するとともに、画像データに重ね合わせようとする境界線のビットマップのデータを予め記憶している。操作部5はキー入力部51と、例えば液晶表示器およびLED表示器からなる表示部52とを含み、ユーザとのインタフェースになる。キー入力部51は、ユーザが集約指令を与える集約指令キーや、ビットマップデータの濃度を指定するための濃度指定手段などを含む。印刷部6は画像を用紙上に印刷する。
図2はこの発明の一実施形態の画像形成装置の一例のデジタル複合機1の集約原稿に境界線を重ね合わせる動作を説明するためのフローチャートであり、図3は集約原稿に境界線を重ね合わせる手順を示す図である。
まず、境界線の挿入処理をする前に集約原稿を形成する。例えば、図4で説明したように、4枚の原稿A,B,C,Dを1枚の原稿Eに集約するものとする。ユーザは、操作部5のキー入力部51により原稿の集約指令を入力して原稿A,B,C,Dを原稿送り装置31にセットする。キー入力部51から読取り指令を与えて、原稿A,B,C,Dの画像を順次スキャナ32に送ってスキャンさせ、CCD33によって画像を画像データに変換してDRAM21に記憶させる。なお、原稿A,B,C,Dは、斜線,縦線,横線で示しているが、図3(B)の微小な矩形データHを拡大して示すように全面に文字などの画像が表されているものとする。
制御部2はDRAM21に記憶した各原稿A,B,C,Dの各画像データを集約して図3(A)に示す集約画像データGを第1の画像データとして生成してDRAM21に記憶させる。そして、図2に示すフローチャートに基づく処理をスタートさせる。すなわち、ステップ(図示ではSPと略称する。)SP1において、図3(A)に示した境界線を重ね合わせる前の集約画像データGから画像AとBとの境界部分における所定の領域を有する微小な矩形データHをDRAM21から取出す。
ステップSP2において、取出した微小な矩形データHを指定された濃度の画像に変換する。すなわち、微小な矩形データHと、境界線を示すビットマップの矩形データとを重ね合わせたときに、境界線を画像A,Bと識別できるように微小な矩形データHの濃度を変更する。より好ましくは、ビットマップの境界線を強調するために、境界部分である矩形データHの濃度を薄くする。このとき、ユーザがキー入力部51から任意の濃度を入力できるようにしてもよい。
ステップSP3において、重ね合わせようとする境界線のビットマップの矩形データを第2の画像データとしてHDD4から読み出してDRAM21に格納する。境界線のビットマップの矩形データIを図3(C)に拡大して示す。ステップSP4において、DRAM21に記憶されている、境界線のビットマップの矩形データIを論理和(OR)処理により、濃度が変更された元の集約画像Gの矩形データHに重ね合わせて、図3(D)に示す矩形データJを形成する。
ステップSP5において、図3(D)に示した矩形データJを、図3(A)に示した元の集約画像データGの矩形の領域に上書きして重ね合わせる。この処理を各画像A,B,C,Dの隣接する部分についてそれぞれ行う。これにより、図3(E)に示すように、元の集約画像Gに境界線を重ね合わせても、元の集約画像Gの境界部分における文字などが消えることなく境界線を付加した集約画像Kを形成できる。
上述のごとく、この実施形態によれば、元の集約画像Gに境界線を重ね合わせるときに、第1の画像データである元の集約画像Gから取出した矩形データHと、第2の画像データであるビットマップの矩形データIとの論理和を求め、論理和で重ね合わせた矩形データJを元の集約画像Gの矩形の領域に重ね合わせることにより、元の集約画像Gの境界部分における画像が消えることがない。このとき、元の集約画像Gから取出した矩形データHの画像の濃度を薄くすることにより、ビットマップで表される境界線の画像を強調することができる。その結果、元の集約画像と境界線の画像とが重なりあっても両者を識別できなくなることがない。
なお、元の集約画像Gよりも境界線の画像を薄くしたいときは、ビットマップの矩形データIの画像の濃度を薄くすればよい。
また、上述の説明は集約画像に境界線の画像を上書きする例について説明したが、これに限ることなく、画像データの頁数を示すために、その画像データにビットマップの頁番号データなどを上書きするものに適用してもよい。すなわち、ビットマップで表される頁番号の矩形データと、頁番号を挿入しようとする画像データから矩形領域のデータを取出して、両者の論理和を求め、求めた論理和の画像データを元の画像データの矩形領域に重ね合わせればよい。これにより、頁番号を重ねたときに、元の画像が消えてしまうことがない。
さらに、上述の説明では、この発明をデジタル複合機に適用したが、コピー専用機に適用してもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 デジタル複合機、2 制御部、3 画像読取部、4 HDD,5 操作部、6 印刷部、21 DRAM、22,23,24,25,26 I/F部、27 FAX通信部、31 原稿送り装置、32 スキャナ、33 CCD、51 キー入力部、52 表示部。
Claims (9)
- 第1の画像データに、前記第1の画像データとは異なるビットマップで表される第2の画像データを重ね合わせる画像形成装置であって、
前記第1の画像データの所定の領域の画像データと、前記所定の領域に対応する領域を有する前記第2の画像データとの論理和を求める論理和手段と、
前記論理和手段によって論理和の求められた画像データを前記第1の画像データの所定の領域に重ね合わせる画像重ね合わせ手段とを備える、画像形成装置。 - 前記第1の画像データから取出された前記所定の領域の画像データを保持するデータ保持手段を含み、
前記論理和手段は、前記データ保持手段に保持されている画像データと、前記ビットマップの第2の画像データとの論理和を求める、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1の画像データの所定の領域の画像データと、前記ビットマップの第2の画像データとの少なくともいずれか一方の画像濃度を変更するための濃度変更手段を含む、請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記濃度変更手段によって変更される濃度をユーザが指定するための濃度指定手段を含む、請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記濃度変更手段は、前記濃度指定手段の指定により濃度を下げる、請求項3または4に記載の画像形成装置。
- 前記第1の画像データは、集約画像であって、
前記第2の画像データは、前記集約画像の境界線を示すデータを含む、請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記第2の画像データは、前記第1の画像データの頁数を示す頁番号データを含む、請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記所定の領域は矩形の領域である、請求項1から7のいずれかに記載の画像形成装置。
- 第1の画像データに、前記第1の画像データとは異なるビットマップで表される第2の画像データを重ね合わせる画像形成方法であって、
前記第1の画像データの所定の領域の画像データと、前記所定の領域に対応する前記第2の画像データとの論理和を求めるステップと、
前記論理和の求められた画像データを前記取出された第1の画像データの領域に重ね合わせるステップとを備える、画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006247945A JP2008072302A (ja) | 2006-09-13 | 2006-09-13 | 画像形成装置および画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006247945A JP2008072302A (ja) | 2006-09-13 | 2006-09-13 | 画像形成装置および画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008072302A true JP2008072302A (ja) | 2008-03-27 |
Family
ID=39293521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006247945A Pending JP2008072302A (ja) | 2006-09-13 | 2006-09-13 | 画像形成装置および画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008072302A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011139234A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Brother Industries Ltd | 画像通信装置、画像通信方法及び画像通信プログラム |
-
2006
- 2006-09-13 JP JP2006247945A patent/JP2008072302A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011139234A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Brother Industries Ltd | 画像通信装置、画像通信方法及び画像通信プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4661580B2 (ja) | 画像処理装置及びプログラム | |
US9203983B2 (en) | Image forming apparatus and image data processing method | |
JP2007110676A (ja) | 画像処理装置およびプログラム | |
JP5264311B2 (ja) | 画像処理装置、制御方法、及びプログラム | |
JP2006262078A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2007282200A (ja) | 情報埋込装置、情報埋込方法、情報埋込プログラム、情報抽出装置、情報抽出方法、情報抽出プログラム及び記録媒体 | |
JP2008154106A (ja) | 秘匿処理方法,画像処理装置および画像形成装置 | |
EP1973330A1 (en) | Image processing apparatus, image processing method, program, and recording medium | |
JP4926589B2 (ja) | 画像合成装置、画像合成方法、およびプログラム | |
JP2008072302A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP4674123B2 (ja) | 画像処理システム及び画像処理方法 | |
JP2009077278A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4690676B2 (ja) | 画像処理システム、画像処理方法及び画像処理プログラム | |
JP2010253844A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2006279886A (ja) | 画像合成方法および画像処理装置 | |
JP2006309622A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび記録媒体 | |
JP3778293B2 (ja) | 画像処理システム及び画像処理方法 | |
JP4554296B2 (ja) | 画像処理システム、プログラム、記録媒体 | |
JP2008160339A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009027250A (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP2002142070A (ja) | 画像伝送システムおよび画像伝送装置ならびにそれらの方法 | |
JP4881897B2 (ja) | 画像処理方法、及び画像処理装置 | |
JP2006116758A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム | |
JP2006166326A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2009206645A (ja) | 画像処理方法、及び画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091020 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100302 |