JP2002142070A - 画像伝送システムおよび画像伝送装置ならびにそれらの方法 - Google Patents
画像伝送システムおよび画像伝送装置ならびにそれらの方法Info
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Abstract
に、かつ高品位な画像信号として外部機器へ入力する。 【解決手段】 画像複写装置と外部装置が通信可能に接
続され、該画像複写装置より該外部装置へ画像伝送を行
うシステムであって、該画像複写装置が外部出力部10
05を備え、該外部出力部1005が、送信対象の画像
データに圧縮処理を施して第1の転送用ファイルを生成
する第1ファイル生成手段と、前記画像データに含まれ
る文字イメージを文字認識して得られた文字コードと文
字の位置を示す情報を含む文字データを生成する文字デ
ータ生成手段と、前記文字データ生成手段によって生成
された文字データに基づいて第2の転送用ファイルを生
成する第2ファイル生成手段と、前記第1および第2フ
ァイル生成手段によって生成された第1および第2の転
送用ファイルを前記第2の装置へ送信する送信手段とを
備える。
Description
して得られるイメージ信号をネットワーク、及び/或い
は各種標準インターフェースを用いてパソコン、ワーク
ステーション等の外部装置に伝達する所謂ディジタル複
写機等の画像複写装置を含む画像伝送システムに関す
る。
取りスキャナーはパソコン等への高品位で高速な画像入
力手段でもある。高品位な画像信号は多階調で高密度に
原稿を読み取れば得られるが、現実的には、標準的なセ
ントロ、LAN等のIFを用いて600DPI、8bi
tのA4原稿の画像信号を伝達するには、数分も伝送時
間がかかるばかりか、伝送されたパソコン上でも大きな
メモリ容量を割かなければならず、共に非常に大きな情
報量を扱う事になる。一方、原稿が文字のみの場合、所
謂文字認識を行い、各文字を文字コードに変換して扱え
ば、情報量も少なく、又展開後の文字画像品位も保持さ
れる。しかし中間調画像を高品位に表現するには多値画
像信号として伝送せねばならず、低解像度でJPEG等
の圧縮技術を用いれば文字部はブロックノイズ等の発生
で文字認識には堪えないものとなる。
画像が混在する文書をより高速に、かつ高品位な画像信
号として外部機器へ入力可能とすることを目的とする。
め、例えば本発明の画像伝送システムは以下の構成を備
える。すなわち、第1の装置と第2の装置が通信可能に
接続され、該第1の装置より該第2の装置へ画像送信を
行うシステムであって、前記第1の装置が、送信対象の
画像データに圧縮処理を施して第1の転送用ファイルを
生成する第1ファイル生成手段と、前記画像データに含
まれる文字イメージを文字認識して得られた文字コード
と文字の位置を示す情報を含む文字データを生成する文
字データ生成手段と、前記文字データ生成手段によって
生成された文字データに基づいて第2の転送用ファイル
を生成する第2ファイル生成手段と、前記第1および第
2ファイル生成手段によって生成された第1および第2
の転送用ファイルを前記第2の装置へ送信する送信手段
とを備える。
送信された前記第1および第2の転送用ファイルを受信
する受信手段と、前記第1の転送用ファイルに基づいて
前記送信対象の画像データに対応した画像を再生し、前
記第2の転送用ファイルに基づいて文字画像を再生する
画像再生手段と、前記画像再生手段で再生された、前記
送信対象の画像データに対応した画像と前記文字画像と
を合成する合成手段とを備える。
対応する画像伝送が提供される。
能な画像送信装置及び画像受信装置とそれらの方法が提
供される。
ュータで実現させるための制御プログラムを格納した記
憶媒体が提供される。
における画像複写装置の制御構成を示すブロック図であ
り、以下、図1Aを参照して各構成要素をその動作と共
に説明する。
レンズ101よりCCD102を通し、A/D変換を行
うA/Dコンバータ103に入り、A/D変換後の輝度
データが画像処理部1003に入力される。画像処理部
1003では、シェーディング補正回路104にてシェ
ーディング補正を行って、モード切り換え回路105へ
と進む。
定に従って、通常複写モードであるか認識複写モードま
たはスキャンモードであるかに基づいて輝度データの出
力先を切り換える。通常の複写モードであれば、輝度デ
ータは光濃度変換回路106で多値画像データに変換さ
れ、2値化部120で2値化された後、画像編集部10
7に出力される。画像編集部107では、CPU回路1
13内のRAM115に記憶されている画像処理の設定
内容に従って処理されたデータに基づき、編集処理を行
う。そして、その編集された画像データを画像記録部1
004に出力する。
行うモータ等の制御回路、画像処理部1003より入力
された画像データに基づく画像信号を感光ドラムに書き
こむレーザ記録回路部、及び、現像を行う現像制御回路
で構成され、記録紙等の記録媒体上に画像を記録する。
ドが設定された場合、モード切り換え回路105におけ
る輝度データの出力先は画像認識部4000へと切り換
えられる。画像認識部4000では、画像バッファメモ
リ118に格納された輝度データに基づき、原稿中の文
字を認識する。認識された結果は、イメージデータ変換
部110に渡され、ここで認識出力の文字コードを出力
フォント画像信号に変換する。
3に対する画像編集内容、コピー枚数、変倍率等の画像
複写動作等を指示する各種キー群、各種LED群と、操
作時の内容を表示する表示部などを有している。
造を示す断面図である。
稿給送装置で、載置された原稿を1枚ずつ或いは、2枚
連続に原稿台ガラス面2上の所定位置に給送する。4は
ランプ、走査ミラー等で構成されるスキャナである。原
稿給送装置1により原稿が原稿台ガラス面2に載置さ
れ、操作部116から例えば複写指示や文字認識指示を
与えると、スキャナ4が所定方向(図示の左右方向)に
走査して原稿からの反射光を走査ミラーを介してレンズ
101を通過させ、イメージセンサ部102に結像させ
る。
した制御部である。10は露光部であり、制御部100
内の画像編集部107からの画像データに基づいて画像
信号を発生する画像信号制御部(図示せず)より、画像
信号を受け光ビームを感光体11に照射する。12,1
3は現像機で、感光体11に形成された静電潜像を所定
色の現像剤(トナー)で可視化する。14,15は被転
写紙積載部で、定形サイズの記録媒体が積載収納され、
給送のローラの駆動によりレジストローラ配設位置まで
給送され感光体11に形成される画像との画像先端合わ
せタイミングをとられた状態で再給紙される。
されたトナー像を被転写紙に転写した後、感光体11よ
り分離して搬送ベルトを介して定着部17で定着され
る。18は排紙ローラで、画像形成の終了した被転写紙
をトレー20に積載排紙する。19は方向フラッパで画
像形成の終了した被転写紙の搬送方向を排出口と内部搬
送方向に切り換え、多重/両面画像形成プロセスに備え
る。
7の外観図である。
源スイッチである。5002はリセットキーでスタンバ
イ中は、標準モードに復帰させるキーとして動作する。
5003はコピースタートキーである。5004はクリ
アキーであり、複写枚数等の数値をクリアするときに用
いる。
05により特定の操作者に対して複写動作を可能にし、
上記以外の操作者に対しては、IDキーによりIDを入
力しない限り複写動作を禁止することが可能となる。5
006はストップキーであり、コピーを中断したり、中
止したりするときに用いるキーである。5007はガイ
ドキーであり、各機能を知りたいときに使用するキーで
ある。5008は上カーソルキーであり、各機能設定画
面においてポインタを上に移動させるキーである。50
09は下カーソルキーであり、各機能設定画面において
ポインタを下に移動させるキーである。5010は右カ
ーソルキーであり、各機能設定画面においてポインタを
右に移動させるキーである。5011は左カーソルキー
であり、各機能設定画面においてポインタを左に移動さ
せるキーである。5012はOKキーであり、各機能設
定画面において、これで良い場合にこのキーを押す。
52の画面の右下に出力されたことを実行するときにこ
のキーを押す。5014は定形縮小キーであり、定形サ
イズを他の定形サイズに縮小するときに使用する。50
15は等倍コピーを選択するときに使用する。5016
は定形拡大キーであり、定形サイズを他の定形サイズに
拡大するときに使用する。5017はカセット選択キー
であり、コピーするカセット段を選択する。5018は
コピー濃度調整キーであり、濃度を薄くする。5019
はAEキーであり、原稿の濃度に対しコピー濃度を自動
的に調整する。5020はコピー濃度調整キーであり、
濃度を濃くする。5021はソータの動作を指定するキ
ーである。5022は予熱キーであり、予熱モードのO
N/OFFに使用する。5023は割り込みキーであ
り、コピー中に割り込みしてコピーを行いたいときに押
す。5024はテンキーであり、数値の入力を行うとき
に使用する。
ミング,マスキング,部分処理(輪郭処理,網処理,影
付け処理,ネガポジ処理)を設定する。5026はパタ
ーン可処理キーであり、色をパターン化して表現した
り、色を濃度差で表現したりするときに使用する。50
27は色消去キーであり、特定色を行いたいときに使用
する。5029はネガポジキーであり、ネガポジ処理を
行うときに使用する。5030はイメージクリエイトキ
ーであり、輪郭処理,影付け処理,網処理,斜体,ミラ
ー処理,リピート処理を行うときに使用する。5031
はトリミングキーであり、エリアを指定し、トリミング
をするときに使用する。5032はマスキングキーであ
り、エリアを指定し、マスキングをするときに使用す
る。5033は部分処理キーであり、エリアを指定し、
その後、部分処理(輪郭処理,網処理,影付け処理,ネ
ガポジ処理)を指定する。5034は枠消しキーであ
り、モードに合わせて枠消しを行うときに使用する。モ
ードはシート枠消し(シートサイズに対して枠を作成す
る)、原稿枠消し(原稿サイズに合わせて枠を作成す
る。原稿サイズ指定有り)、ブック枠消し(ブックの見
開きサイズに合わせて枠と中央に空白を作成する。ブッ
ク見開きサイズ指定有り)がある。5035は綴じ代キ
ーであり、用紙の一端に綴じ代を作成したいときに使用
する。
せる移動キーであり、移動を行いたいときに使用する。
移動には、平行移動(上下左右),センター移動,コー
ナー移動,指定移動(ポイント指定)がある。5037
はズームキーであり、複写倍率を25%〜400%ま
で、1%刻みで指定できる。また、主走査,副走査を独
立に設定できる。尚、画像の変倍は、原稿の副走査方向
に関しては、スキャナ3の移動速度を制御することで行
い、原稿の主走査方向に関しては、スキャナ3より読出
した画像データの間引き、或いは補間処理で行う。
のサイズに合わせて自動的に拡大縮小する。また、主走
査,副走査を独立にオート変倍できる。5039は拡大
連写キーであり、1枚の原稿を複数枚に拡大して複写を
行うときに使用する。5040は縮小レイアウトキーで
あり、複数の原稿を1枚に拡大して複写を行うときに使
用する。5043は連写キーであり、原稿台ガラス面の
複写領域を左右に2分割し、自動的に2枚のコピーをす
る連続複写を行いたいときに使用する(ページ連写,両
面連写)。5044は両面キーであり、両面の出力を行
いたいときに使用する(片面両面,ページ連写両面,両
面両面)。5045は多重キーであり、多重を行いたい
ときに使用する(多重,ページ連写多重)。5046は
メモリキーであり、メモリを使用したモードを行いたい
ときに使用する(メモリ合成,エリア合成,すかし合
成)。5047はプロジェクタキーであり、プロジェク
タを使用するときに使用する。5048はプリンタキー
であり、プリンタ時の設定を行うときに使用する。50
50は、原稿混載キーであり、フィーダを使用してコピ
ーを取るとき原稿サイズが混載しているときに使用す
る。5051はモードメモリキーであり、複写設定され
た複写モードを登録するため、登録された複写モードを
呼び出すときに使用する。5052はタッチパネル付き
の液晶表示器であり、装置の状態,複写枚数,複写倍
率,複写用紙サイズを表示し、認識複写モード、或いは
通常複写モードのモード設定及び設定された複写モード
の内容を表示する。
用いて説明する。
2値化処理部と一定閾値を用いた単純2値化処理部を備
える。認識複写モード時では、多値画像信号は両処理部
で2値化した信号を画像バッファメモリ118に蓄積す
る。一方、該多値画像信号は像域分離部119に入力さ
れ、ここで入力された画像信号の画素毎に、文字を構成
する画素か否かを表す1ビットの画像属性判定信号を生
成する。この判定信号も同様に画像バッファメモリ11
8に蓄積する。ここで、像域分離部119は例えば本発
明者が既に開示した例えば特開昭62−107570等
の手法を用いて、すなわち注目多値画素信号をその周辺
画素信号から得られる平均値で2値化し、その2値化さ
れた2値信号の2次元的連続性と2値化時に得られる平
均値と注目画素信号とのレベル差に基づいて文字部を他
の網点中間調画像、或いは銀塩写真等の連続中間調部か
ら識別分離する。尚、混在する画像から、文字部を他の
画像部分から分離する方法は、上記手法に限らず、他の
全ての手法が本発明に適用できる事は述べるまでも無
い。
分離結果に基づいて、文字切り出し部108は、該単純
2値化信号を、直交する2方向へ射影し、そのヒストグ
ラムから原稿の行或いは列の存在を検出する。検出され
た行或いは列の方向により、原稿全域を一定幅の行或い
は列に分割し、各行毎にその行内の各文字を切り出し、
各切り出された文字に対して順次その特徴量をベクトル
解析部109で求める。認識制御部111に未知の文字
の特徴量が入力されると、同制御部が有する辞書の木構
造に沿い、前後の類似した標準パターン同士でグループ
分けすることにより次段が構成される複数段の各段にお
いて各グループの標準パターンと未知文字との最小距離
を求め、その最小距離を与えるグループを結ぶパスを形
成しながら下り検索を行い、最終段で得られた最短距離
の文字候補を認識文字として該文字に該当する文字コー
ドを出力する。
00において、像域分離部119は文字部とそれ以外の
領域に画像を分離する。この処理では、一般に文字のエ
ッジ部画素を文字部画素として検出する為、小さい例え
ば8ポイント以下の文字は濃度に関わらず文字を構成す
る全画素に対して文字部画素を示す結果“1”が得られ
る。一方、線幅が大きな文字、線分に対してはその輪郭
部のみが文字を構成する画素として結果“1”が得られ
る。
“0”が各画素で得られるが、中間調画像中のエッジ部
等では文字との誤判定画素が孤立し分散して存在する。
従ってステップS101にてこの文字として孤立し、分
散して判定された文字判定結果を除去すれば、略全ての
画像に対してその文字部のみの画素に対して判定結果
“1”が得られる。
108は文字の切り出しを行う。まず、ステップS10
2にて領域分離119(ステップS100)からの1ビ
ットの像域分離結果をX,Y方向へ射影しヒストグラム
を作成すれば、中間調画像が混在する原稿に対しても文
字行の存在が精度よく認識できる。
書きで文書が存在する画像例を単純2値化した画像信号
から行を認識する一般的な手法を説明する図である。紙
面XY両方向の射影からは行/列に相当する部分は検出
し得ない。しかし、先に述べた様に本実施形態の像域分
離結果を用いた場合、図6で示す様にX方向への射影か
ら行の検出が可能になる。
累積数を所定閾値で2値化し、一定周期の規則性が検出
できれば、紙面に対して行/列の存在が認識できる(ス
テップS103)。図6の文字行の1部分をより詳細に
示すのが図7である。
的行周期Gが得られる。平均的行周期Gは行間空白部を
含めた行高さである。また、平均的文字高さVも同様に
得られる(ステップS104)。
周期Gを用いてまず画像全体を帯状に分割する(ステッ
プS105)。
7の27本の行に分割出来る。ここで例えばL1,L
2,L12,L13及びL27行の場合、明らかに各行
内には文字が含まれておらず、従ってこれらの行はイメ
ージ画像領域として扱う。一方例えば、行L16は隣接
する行L15及び行L17との境界に黒画素が存在しな
い為に、文字認識可能な文字行(以下「文字行」)であ
ることが分かる(ステップS106)。
か否かはその境界線上の黒画素の有無から容易に判定で
きる。従って図6の例の場合L14,L15はサイズの
異なる文字行であるが、この場合、L14は文字認識対
象から外しイメージ画像領域として扱うことになる。又
L1,L13,L27は空白領域であることも判定で
き、この場合、白いイメージ画像領域として扱っても良
いし、或いは空白文字の集合として扱うことも可能であ
る。
図6のIで示され、イメージデータIとして扱い、それ
以外の文字行は文字認識を行う。
は後述する様に、ベクトル解析部109と認識制御部1
11により各行内の文字に対して文字の認識を行い(ス
テップS107)、認識出来た文字は、図1Aのイメー
ジデータ変換部にてその文字をフォントデータに置き換
える(ステップS108)と共に、認識不能領域及び認
識対象外のイメージ画像領域のイメージデータとを合成
する(ステップS109)。従って、図1Aにおいてイ
メージデータ変換部110は対象行が文字行であり、認
識制御部111で文字認識結果が得られた場合は、その
文字認識結果からフォントデータを展開して得られる文
字パターンに置き換えた出力フォント画像信号を出力
し、対象行がイメージ画像領域と判断された場合、或い
は文字行内の認識不能領域は、画像バッファ118より
先に記憶保持した誤差拡散法で2値化した画像信号を出
力して画像編集部107に与える。
プS107は、行内の文字を認識可能な全ての手法が用
いられるが、一例を図8及び図9を用いて詳説する。図
8は本実施形態の文字認識処理の詳細を示すフローチャ
ートである。
を示しており、先述した単純2値化画像信号中の該当行
内において、まず紙面縦(Y)方向に黒ドットを射影し
てヒストグラム550を得る(ステップS200)。こ
のヒストグラムは図示する文字C1からC10までの1
0個の文字を示しているが、まずこの行の先頭文字の左
先端部を最も左端にある所定数以上黒ドットが存在する
画素列551として求める(ステップS201)。
る為、先に求めた平均的文字の高さVを使って、平均全
角文字幅H(=V+α αは定数)を定義し、画素列5
51からH列右に位置する列552上の黒ドット数55
3を評価する。すなわち先頭文字C1が全角文字である
なら、列552上は次の文字との隙間に位置している
為、黒ドットは存在しないと言える。従って行内の文字
をその左端からそれぞれH列毎右に位置する列の黒ドッ
ト数を評価して、その文字が全角文字か否かを判定する
(ステップS202〜S204)。
文字C1は全角と判定される。従って文字C1の認識は
全角文字としてその領域内(V*H)の画像データを正
規化し、辞書との比較によって行われる(ステップS2
05)。
の辞書を用いた上記認識方式を示す。
番目のグループの標準パターンベクトル(特徴量)を*
vi、未知文字の入力ベクトルを*uとすると、ベクト
ル*viとベクトル*uとの距離diは、rをベクトル
の次元数として、
各段においては、この距離が最小となるグループが選択
されて図10に示す最終段の文字「王」に至るパスが形
成される。尚、得られた文字候補と未知ベクトルとの距
離が一定値を超える場合には、その文字候補を採用せ
ず、認識不能との判断からその領域の文字をイメージデ
ータとして扱う。
従って得られたフォントデータを新たな画像信号として
置き換える(ステップS207)と共に、同行内の次の
文字の左端をヒストグラム550より検出する(ステッ
プS208)。
その左端から右H列に位置する列554上の黒ドット数
を評価する。この場合、明らかに黒ドットが存在する
為、文字C2は全角文字でないと判断できる。本実施形
態では、文字を全角と半角に識別する為、文字C2は半
角と判断する。従って文字C2はその領域V*H/2の
画像データと半角文字用の辞書を用いて上記同様の認識
処理が行われる。本実施形態ではこのように半角文字が
認識できるため、半角文字の場合、より高速で精度の高
い文字の認識が可能である。
識処理が終了したか否かを判定し、終了していない場合
には、行内全ての文字の切り出しと認識が終了するまで
ステップS202からステップS209の処理を繰り返
して、一行の認識処理が終了する(ステップS21
0)。
かに画像部分があるが、上記両文字サイズでの切り出し
結果に関わらずステップS205での認識候補文字との
距離が既定値以上となる為、イメージデータとして判断
される。又、一ページ内の全ての分割行に対して図8で
説明した処理を繰り返して行うことは述べるまでもな
い。
107におけるフォントデータへの変換処理について説
明する。図13(a)は被認識対象行の誤差拡散法を用
いた2値のイメージデータで図13(b)が認識結果か
らフォントデータに変換した結果を示す図である。それ
ぞれ被認識文字C1からC10を文字B1からB10と
して認識変換した例であり、説明の為フォントBは字体
を丸ゴシックとし、サイズを少し小さめで表した。フォ
ントの展開においては、文字の左端列の先頭行(点56
0)を各行の基準に、また、各文字の文字領域の左上角
部(点560や561など)を基準にドットを配置す
る。従って原稿の文字サイズより大きなサイズで展開す
れば、隣接する文字間が縮まり、更に大きい場合は重な
る事になる。尚、被認識文字C6は認識不能であったと
想定し、その場合、先に説明したように、元の画像信号
で形成された文字C6がイメージデータとして扱われ、
他の認識された文字列B1からB10と共に合成される
事になる。このように原稿の文字の端部に展開したフォ
ントデータの端部を合わせることにより、認識不能な文
字をイメージデータとしてそのまま用いて合成しても自
然な文書として品位の高い画像信号が得られる。
画像再生部1006および画像表示部1007を備える
外部機器2000の機能構成を示す図である。
による認識複写機能を用いて外部に接続されたパソコ
ン、或いは画像ファイリングサーバ等の外部機器に高品
位な画像読み取り信号を入出力するIFである。本発明
による外部への画像信号出力手段は、1枚の原稿に対し
て2種類の画像ファイルデータを出力することを特徴と
する。
像を表現する為に低解像度の多値画像データで構成され
る画像ファイルであり、実施形態では、600DPIで
読み取った多値画像信号(輝度信号)を図1Aのモード
切り替え回路105から画像バッファメモリ118に一
旦記憶する。その後、平均化処理部122にて200D
PI8bitの画像信号に間引き、第1画像ファイル生
成部123にて、第1画像ファイルを生成する。平均化
処理部122にて、画像バッファメモリ118に記憶さ
れた600DPIの画像信号から200DPIの密度に
間引くには、例えば、図11に示す如き平滑化係数を用
いる。図11では、9つの画素に対し、平滑化係数1/
9を用いて、1つの画素を生成することにより画像密度
を間引いている。図12(a)は第1画像ファイル生成
部123で生成された第1画像ファイルのフォーマット
を図式化したもので、512バイトのヘッダーを有し、
画像の名称およびそのファイルが第1画像ファイルであ
ることを示すフラグが記録されている。なお、通常の表
示器の画素数は約1000画素程度であるので、A4原
稿の短辺を200DPIに解像度を落として分解し、更
に外部機器上で更に100DPIに間引けば略画面上で
原稿に近い大きさで表現できる。
れた第1画像ファイルはデータ圧縮処理部124にてJ
PEG等の画像圧縮を行いデータ圧縮される。通常のA
4原稿において圧縮後のファイルサイズは約500KB
程度となる。
行を文字認識した結果の文字コード列を第2画像ファイ
ルとして伝送する。
文字行の認識結果から、第2画像ファイル生成部125
にて各文字行の基点アドレス、フォント種類、フォント
サイズ、及び該文字行を構成する文字コード列をそれぞ
れ行単位でパックする。基点アドレスは各文字行の基準
となる点、すなわち図13の点560の絶対座標と、各
文字の基準となる点とを備える。図12(b)は第2画
像ファイルのフォーマットを図式化したもので、第1画
像ファイルと同様に、512バイトのヘッダーを有し、
画像の名称およびそのファイルが第2画像ファイルであ
ることを示すフラグが記録されている。さらに、第2画
像ファイルの先頭にはその文字行が縦行か横行かを示す
フラグが付与されており、各行の終了は改行コマンドC
Rで区別する。
は画像を読み取った最高解像度、すなわち600DPI
の次元でのものである。また、各文字コードの頭には該
文字が半角か全角かを示すフラグが付与されている。
5にて生成された第2画像ファイルはデータ圧縮部12
6にてデータ圧縮され、データ圧縮された第1画像ファ
イルとともに外部IF121を介して、外部機器に伝送
される。第2画像ファイルはLZ等所謂テキストデータ
用の圧縮を施すため、字数にもよるが、通常のA4原稿
に於いて圧縮後の第2画像ファイルのサイズは数10K
B程度となる。
上記2種のファイルの合成について説明する。
て画像再生部1006に送られたファイルのうち、第1
画像ファイルはデータ解凍処理部127にて圧縮データ
が解凍され、補間処理部128に送られる。
を主副両走査方向に単純補間し、平滑化された600D
PI、8bitの多値画像データに変換する。
理部129にて圧縮データが解凍され、解像度換算処理
部130に送られる。解像度換算処理部130では、外
部機器で表示処理するために、フォントサイズおよび基
点アドレスを外部機器表示用の解像度に変換する。
れたデータは、多値画像データ化処理部131に送られ
る。多値画像データ化処理部131では、順次文字行の
変換後の基点アドレスを読み取り、所定のフォントサイ
ズに展開した文字に相当する画素を最も黒い多値画像デ
ータ(0/8bit)で展開する。なお、このとき、文
字サイズが小さく、十分なドット数が割り当てられない
場合には、フォント種類に関わらず略字フォントを用い
る。
像ファイルおよび第2画像ファイルは、合成処理部13
2にて重ね合わせられ、1つの多値画像データが復元さ
れる。
背景濃度値処理部133にて、文字部の背景濃度値を置
換する。すなわち、600DPIに補間した画像上には
元の文字情報が平滑化されて存在するため、文字行に該
当する領域に対しては、各文字に割り付けられた領域と
領域の境界部の濃度データを該文字の背景代表濃度値と
して各主走査ライン毎に該文字の背景濃度値と置き換え
る。たとえば、横書きの文字行なら、原稿上の各文字の
横方向の境界部の濃度値が各文字の背景濃度に一律に書
き換えられる事になる。尚、本実施形態の説明では、文
字は黒で白地中に存在している前提としたが、その逆も
同様に実施できることは述べるまでもない。
タは画像表示部134にて表示される。尚、原稿全体を
通常の表示器で表現する際には、第1画像ファイルデー
タは100DPI相当に間引き、第2画像ファイルから
は、文字行の基点アドレスを100DPIに換算すると
共にフォントサイズも100DPIのサイズに変換して
ドットデータに展開する。
キャナとして説明したが、同様にしてカラー画像の場合
に対しても本発明は実施できる。すなわち、カラー画像
の場合、第1の画像ファイルは例えばRGB各8bit
とし、第2画像ファイルは黒文字に限定し、文字部はR
=B=G=0とする。
えば、ファイル装置のプレビュー画像として使え、更に
サムネイル等も該第1画像ファイルを用いて作成するこ
とが可能である。
画像ファイルのみで十分であり、更に詳細な文字情報を
得たい場合にのみ第2画像ファイルを展開して重畳させ
れば良い。
キストファイルとして他の文書作成アプリケーションに
対してカットアンドペーストすることも可能である。
像ファイルをプリンタで記録表示する場合、先に説明し
た様に600DPIの記録密度で展開し、文字ファイル
を重畳した多値画像信号をプリンタドライバ等で2値化
し、図1Aの外部IF121から画像編集部107を介
して記録部1004に入力すれば良い。また、第1画像
ファイルの解像度は200DPIに限定せず、白黒画像
の場合100DPI程度でも十分目的を達成出来る。
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
の記憶媒体には、先に説明した(図4および/または図
8に示す)フローチャートに対応するプログラムコード
が格納されることになる。
文字と中間調画像が混在する文書をより高速に、かつ高
品位な画像信号として外部機器へ入力することが出来
る。
テムの概略構成を示すブロック図である。
テムの送受信部の概略構成を示すブロック図である。
を示す断面図である。
ある
ートである。
プル画像を示す図である。
ンプル画像を示す図である。
行の詳細を示すサンプル画像を示す図である。
ートである。
示す図である。
た概略図である。
モリに記憶された画像信号から密度を間引く際に使った
平滑化係数を示した図である。
ァイルのフォーマットを示す図である。
2値イメージデータおよび認識結果からフォントデータ
に変換した結果を示す図である。
Claims (29)
- 【請求項1】 第1の装置と第2の装置が通信可能に接
続され、該第1の装置より該第2の装置へ画像送信を行
うシステムであって、 前記第1の装置が、 送信対象の画像データに圧縮処理を施して第1の転送用
ファイルを生成する第1ファイル生成手段と、 前記画像データに含まれる文字イメージを文字認識して
得られた文字コードと文字の位置を示す情報を含む文字
データを生成する文字データ生成手段と、 前記文字データ生成手段によって生成された文字データ
に基づいて第2の転送用ファイルを生成する第2ファイ
ル生成手段と、 前記第1および第2ファイル生成手段によって生成され
た第1および第2の転送用ファイルを前記第2の装置へ
送信する送信手段とを備えることを特徴とする画像伝送
システム。 - 【請求項2】 前記第2の装置が、 前記送信手段で送信された前記第1および第2の転送用
ファイルを受信する受信手段と、 前記第1の転送用ファイルに基づいて前記送信対象の画
像データに対応した画像を再生し、前記第2の転送用フ
ァイルに基づいて文字画像を再生する画像再生手段と、 前記画像再生手段で再生された、前記送信対象の画像デ
ータに対応した画像と前記文字画像とを合成する合成手
段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像伝
送システム。 - 【請求項3】 前記第1の装置における前記第1ファイ
ル生成手段は、 前記画像データの解像度を小さくするための低解像度化
手段と、 該低解像度化手段によって低解像度化された画像データ
を圧縮する圧縮手段とを備えることを特徴とする請求項
1記載の画像伝送システム。 - 【請求項4】 前記第1の装置における前記文字データ
生成手段は、 前記画像データから文字イメージを像域分離する像域分
離手段と、 前記像域分離手段にて分離した文字イメージから、文字
認識する文字認識手段とを備えることを特徴とする請求
項1記載の画像伝送システム。 - 【請求項5】 前記文字データ生成手段によって生成さ
れる文字データは、文字認識して得られた文字コードと
文字位置、文字種、文字サイズの情報を含むことを特徴
とする請求項1記載の画像伝送システム。 - 【請求項6】 前記第1の装置における前記第2ファイ
ル生成手段は、 前記文字データを圧縮する圧縮手段を備えることを特徴
とする請求項1記載の画像伝送システム。 - 【請求項7】 前記画像再生手段は、 前記送信手段で送信された前記第1および第2の転送用
ファイルをそれぞれ異なる解凍方式を用いて解凍する解
凍手段と、 前記第2の転送用ファイルについて、前記第1の装置に
おける画像データの解像度から、前記第2の装置に適し
た表示用の解像度に換算する解像度換算手段と、 前記第1の転送用ファイルについて、前記第1の装置に
おける低解像度化手段によって低解像度化された画像デ
ータについて、前記第2の装置に適した解像度に画像デ
ータを補間する補間処理手段とを備えることを特徴とす
る請求項2記載の画像伝送システム。 - 【請求項8】 送信対象の画像データに圧縮処理を施し
て第1の転送用ファイルを生成する第1ファイル生成手
段と、 前記画像データに含まれる文字イメージを文字認識して
得られた文字コードと文字の位置を示す情報を含む文字
データを生成する文字データ生成手段と、 前記文字データ生成手段によって生成された文字データ
に基づいて第2の転送用ファイルを生成する第2ファイ
ル生成手段と、 前記第1および第2ファイル生成手段によって生成され
た第1および第2の転送用ファイルを外部装置へ送信す
る送信手段とを備えることを特徴とする画像伝送装置。 - 【請求項9】 前記第1の装置における前記第1ファイ
ル生成手段は、 前記画像データの解像度を小さくするための低解像度化
手段と、 該低解像度化手段によって低解像度化された画像データ
を圧縮する圧縮手段とを備えることを特徴とする請求項
8記載の画像伝送装置。 - 【請求項10】 前記第1の装置における前記文字デー
タ生成手段は、 前記画像データから文字イメージを像域分離する像域分
離手段と、 前記像域分離手段にて分離した文字イメージから、文字
認識する文字認識手段とを備えることを特徴とする請求
項8記載の画像伝送装置。 - 【請求項11】 前記文字データ生成手段によって生成
される文字データは、文字認識して得られた文字コード
と文字位置、文字種、文字サイズの情報を含むことを特
徴とする請求項8記載の画像伝送装置。 - 【請求項12】 前記第1の装置における前記第2ファ
イル生成手段は、 前記文字データを圧縮する圧縮手段を備えることを特徴
とする請求項8記載の画像伝送装置。 - 【請求項13】 画像データを圧縮して得られた第1の
転送用ファイルと該画像データの文字部分を文字コード
で示す第2の転送用ファイルを受信する受信手段と、 前記第1の転送用ファイルに基づいて前記送信対象の画
像データに対応した画像を再生し、前記第2の転送用フ
ァイルに基づいて文字画像を再生する画像再生手段と、 前記画像再生手段で再生された、前記送信対象の画像デ
ータに対応した画像と前記文字画像とを合成する合成手
段とを備えることを特徴とする画像伝送装置。 - 【請求項14】 前記画像再生手段は、 前記送信手段で送信された前記第1および第2の転送用
ファイルをそれぞれ異なる解凍方式を用いて解凍する解
凍手段と、 前記第2の転送用ファイルについて、前記第1の装置に
おける画像データの解像度から、前記第2の装置に適し
た表示用の解像度に換算する解像度換算手段と、 前記第1の転送用ファイルについて、前記第1の装置に
おける低解像度化手段によって低解像度化された画像デ
ータについて、前記第2の装置に適した解像度に画像デ
ータを補間する補間処理手段とを備えることを特徴とす
る請求項13記載の画像伝送装置。 - 【請求項15】 第1の装置と第2の装置が通信可能に
接続されたシステムにおいて、該第1の装置より該第2
の装置へ画像送信を行うための画像伝送方法であって、 前記第1の装置が、 送信対象の画像データに圧縮処理を施して第1の転送用
ファイルを生成する第1ファイル生成工程と、 前記画像データに含まれる文字イメージを文字認識して
得られた文字コードと文字の位置を示す情報を含む文字
データを生成する文字データ生成工程と、 前記文字データ生成工程によって生成された文字データ
に基づいて第2の転送用ファイルを生成する第2ファイ
ル生成工程と、 前記第1および第2ファイル生成工程によって生成され
た第1および第2の転送用ファイルを前記第2の装置へ
送信する送信工程とを備えることを特徴とする画像伝送
方法。 - 【請求項16】 前記第2の装置が、 前記送信工程で送信された前記第1および第2の転送用
ファイルを受信する受信工程と、 前記第1の転送用ファイルに基づいて前記送信対象の画
像データに対応した画像を再生し、前記第2の転送用フ
ァイルに基づいて文字画像を再生する画像再生工程と、 前記画像再生工程で再生された、前記送信対象の画像デ
ータに対応した画像と前記文字画像とを合成する合成工
程とを備えることを特徴とする請求項15に記載の画像
伝送方法。 - 【請求項17】 前記第1の装置における前記第1ファ
イル生成工程は、 前記画像データの解像度を小さくするための低解像度化
工程と、 該低解像度化工程によって低解像度化された画像データ
を圧縮する圧縮工程とを備えることを特徴とする請求項
15記載の画像伝送方法。 - 【請求項18】 前記第1の装置における前記文字デー
タ生成工程は、 前記画像データから文字イメージを像域分離する像域分
離工程と、 前記像域分離工程にて分離した文字イメージから、文字
認識する文字認識工程とを備えることを特徴とする請求
項15記載の画像伝送方法。 - 【請求項19】 前記文字データ生成工程によって生成
される文字データは、文字認識して得られた文字コード
と文字位置、文字種、文字サイズの情報を含むことを特
徴とする請求項15記載の画像伝送方法。 - 【請求項20】 前記第1の装置における前記第2ファ
イル生成工程は、 前記文字データを圧縮する圧縮工程を備えることを特徴
とする請求項15記載の画像伝送方法。 - 【請求項21】 前記画像再生工程は、 前記送信工程で送信された前記第1および第2の転送用
ファイルをそれぞれ異なる解凍方式を用いて解凍する解
凍工程と、 前記第2の転送用ファイルについて、前記第1の装置に
おける画像データの解像度から、前記第2の装置に適し
た表示用の解像度に換算する解像度換算工程と、 前記第1の転送用ファイルについて、前記第1の装置に
おける低解像度化工程によって低解像度化された画像デ
ータについて、前記第2の装置に適した解像度に画像デ
ータを補間する補間処理工程とを備えることを特徴とす
る請求項16記載の画像伝送方法。 - 【請求項22】 送信対象の画像データに圧縮処理を施
して第1の転送用ファイルを生成する第1ファイル生成
工程と、 前記画像データに含まれる文字イメージを文字認識して
得られた文字コードと文字の位置を示す情報を含む文字
データを生成する文字データ生成工程と、 前記文字データ生成工程によって生成された文字データ
に基づいて第2の転送用ファイルを生成する第2ファイ
ル生成工程と、 前記第1および第2ファイル生成工程によって生成され
た第1および第2の転送用ファイルを外部装置へ送信す
る送信工程とを備えることを特徴とする画像伝送方法。 - 【請求項23】 前記第1の装置における前記第1ファ
イル生成工程は、 前記画像データの解像度を小さくするための低解像度化
工程と、 該低解像度化工程によって低解像度化された画像データ
を圧縮する圧縮工程とを備えることを特徴とする請求項
22記載の画像伝送方法。 - 【請求項24】 前記第1の装置における前記文字デー
タ生成工程は、 前記画像データから文字イメージを像域分離する像域分
離工程と、 前記像域分離工程にて分離した文字イメージから、文字
認識する文字認識工程とを備えることを特徴とする請求
項22記載の画像伝送方法。 - 【請求項25】 前記文字データ生成工程によって生成
される文字データは、文字認識して得られた文字コード
と文字位置、文字種、文字サイズの情報を含むことを特
徴とする請求項22記載の画像伝送方法。 - 【請求項26】 前記第1の装置における前記第2ファ
イル生成工程は、 前記文字データを圧縮する圧縮工程を備えることを特徴
とする請求項22記載の画像伝送方法。 - 【請求項27】 画像データを圧縮して得られた第1の
転送用ファイルと該画像データの文字部分を文字コード
で示す第2の転送用ファイルを受信する受信工程と、 前記第1の転送用ファイルに基づいて前記送信対象の画
像データに対応した画像を再生し、前記第2の転送用フ
ァイルに基づいて文字画像を再生する画像再生工程と、 前記画像再生工程で再生された、前記送信対象の画像デ
ータに対応した画像と前記文字画像とを合成する合成工
程とを備えることを特徴とする画像伝送方法。 - 【請求項28】 前記画像再生工程は、 前記送信工程で送信された前記第1および第2の転送用
ファイルをそれぞれ異なる解凍方式を用いて解凍する解
凍工程と、 前記第2の転送用ファイルについて、前記第1の装置に
おける画像データの解像度から、前記第2の装置に適し
た表示用の解像度に換算する解像度換算工程と、 前記第1の転送用ファイルについて、前記第1の装置に
おける低解像度化工程によって低解像度化された画像デ
ータについて、前記第2の装置に適した解像度に画像デ
ータを補間する補間処理工程とを備えることを特徴とす
る請求項27記載の画像伝送方法。 - 【請求項29】 請求項15〜28のいずれか1つに記
載の画像伝送方法をコンピュータによって実現させるた
めの制御プログラムを格納する記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336605A JP2002142070A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 画像伝送システムおよび画像伝送装置ならびにそれらの方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336605A JP2002142070A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 画像伝送システムおよび画像伝送装置ならびにそれらの方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002142070A true JP2002142070A (ja) | 2002-05-17 |
JP2002142070A5 JP2002142070A5 (ja) | 2007-12-20 |
Family
ID=18812129
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000336605A Pending JP2002142070A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 画像伝送システムおよび画像伝送装置ならびにそれらの方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002142070A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006517354A (ja) * | 2002-11-12 | 2006-07-20 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | デジタル映像に埋め込まれたシンボルを処理するシステム及び方法 |
JP2010004141A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置 |
US8204079B2 (en) | 2002-10-28 | 2012-06-19 | Qualcomm Incorporated | Joint transmission of multiple multimedia streams |
-
2000
- 2000-11-02 JP JP2000336605A patent/JP2002142070A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9065884B2 (en) | 2002-10-28 | 2015-06-23 | Qualcomm Incorporated | Joint transmission of multiple multimedia streams |
JP2006517354A (ja) * | 2002-11-12 | 2006-07-20 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | デジタル映像に埋め込まれたシンボルを処理するシステム及び方法 |
JP2010004141A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置 |
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