JP2008071201A - 電源障害監視方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1以上の所定の機能を実現する機能ユニットを含む装置において、電源異常発生時は、各機能ユニットの中のどの回路に電源異常が発生したかを特定できず、従って、電源異常が復旧しても自動的に復旧させることが困難であった。
【解決手段】所定の機能を実現するための1以上の回路で構成される機能実現部毎にその状態を記憶する状態通知レジスタを設け、この状態レジスタに設定される二種類の値を判別することにより、機能ユニットに発生した電源異常を検出して特定し、電源異常復旧時は特定した部位に対して初期設定を行い復旧させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、1以上の所定の機能を実現する機能ユニットを含む装置において、各機能ユニットに含まれる1以上の機能実現部の電源異常を監視して電源異常復旧時に各機能ユニットを復旧させる電源障害監視方法および装置に関する。
図1は装置と機能ユニットとの間の関係を説明する概念図である。
例えば、通信ネットワークのノードとなる伝送装置では様々な通信サービス機能を提供するために、各種機能を提供する1以上の機能ユニット910−1〜nとそれらの機能ユニット910を監視制御するための監視制御ユニット920より構成される。ここでは、フレキシブルに様々な機能を提供できるように、監視制御ユニット920及び機能ユニット910は交換が可能な構成となっている。
図2は従来技術による装置内の機能ユニットの構成例である。
装置内の機能ユニット910内には、一次側電源監視部911、オンボード電源部912(一次側電源から二次側電源を作成)、二次側電源監視部913(二次側電源電圧を監視し、リセット制御信号を生成)、機能ユニットが実現すべき機能を実現し実行するための機能実現回路914(ICなど)を備えている。
伝送装置内の監視制御ユニット920内には、一次側電源監視部921、オンボード電源部922(一次側電源30から二次側電源31を作成)、二次側電源監視部923(二次側電源電圧を監視し、リセット制御信号41を生成)、監視制御処理部24(機能ユニット910に対する監視制御機能を実現)を備えている。 監視制御ユニット920及び機能ユニット910は直接局舎等から一次側電源30(DC−48V等)の供給を受ける。
局舎等から一次側電源30が供給されると機能ユニット910は一次側電源30の電圧を監視し、一次側電源30の電圧が機能ユニット910毎に規定した電圧に達するとオンボード電源部912により二次側電源31を生成し、機能実現回路 914、二次側電源監視部913へ供給する。二次側電源監視部913は二次側電源31の電圧を監視し、二次側電源31が異常の場合は二次側電源31の電圧が正常状態になるまでの間リセット制御信号41をオンにして機能実現回路 914に出力する。オン状態のリセット制御信号410を受け取った機能実現回路914は内部回路を初期状態に設定する。電源が正常状態になった後、二次側電源監視部913はリセット制御信号410をオフ(リセット解除信号)状態にして機能実現回路914に出力する。
機能ユニット910内の機能実現回路914は、二次側電源監視部913からのリセット制御信号41が解除された(リセット解除)後に、監視制御ユニット920からの制御信号43の指示に基づいて初期設定を行い運用状態となる。
装置に複数の機能ユニットが含まれる場合は、装置の運用に必要な全ての機能ユニット910に対する初期設定が完了した時点で装置は運用状態となる。
監視制御ユニット920は、例えば、局舎等から各機能ユニット910および監視制御ユニット920に供給される一次側電源30の瞬断、瞬低、低下等の電源異常状態発生後に正常な運用状態に復旧させるために、一次側電源30の電圧を監視している。監視制御ユニット920は一次側電源30の電圧が所定の電圧以上に復旧したタイミングで各機能ユニット910に対して制御信号43により初期設定を実施して運用状態に遷移させることにより、機能ユニット910の一次側電源30の一時的な異常状態による機能停止状態から運用状態に復旧させていた。
特許文献1は通信装置の装置立ち上げ時の初期設定に関する技術について開示している。
特開平02−105654号公報
1以上の機能ユニットで構成される従来の装置には、以下の問題がある。
局舎等にて一時的な電源瞬断/瞬間低下等が発生した場合、下記のような理由で電源断の継続時間、瞬間低下時の電圧値/時間によっては一次側の電源断または二次側の電源断を検出できない場合がある。
1) 電源断の継続時間、瞬間低下の時間が短く、一次側電源電圧監視回路の検出限界のため検出できない。
2)各ユニットが持つ電気的な容量により、瞬断/瞬間低下ではユニットの電圧が十分に低下せず電源断とならない。
3) 各ユニットにおけるユニット内の電気的な容量によっては、瞬断/瞬間低下で機能ユニット910内の一部分のみ二次側電源電圧が低下し、二次側の電源電圧の監視回路にて電源断を検出していないにも関わらず、一部のICのみ電源電圧低下により異常状態(リセット状態)になってしまう。
上記1)、2)は監視電圧の閾値で決められるものではく、各ユニット毎にばらつきが発生するので、起動順番が確定できない場合があり、監視制御ユニットにて一次側電源の断を検出していなくても各機能ユニットにて一次側電源断を検出する場合がある。一次側の電源が断となったユニットは、二次側の電源電圧出力も停止するので、二次側電源監視回路が異常状態を検出し、リセット制御信号を各機能実現回路(IC等)に対して送出し、各回路は初期状態となる。
上記1)、2)の場合において、監視制御ユニット920は一次側の電源が断になっておらず、機能ユニット910のみ一次側の電源が電源断した場合には、各機能実現回路914はリセットされたままの状態であり、監視制御ユニット920から指示されない限り該機能ユニット910は運用状態となるための初期設定がされない状態となっている。
一方、監視制御ユニット920の一次側電源は断になっていないため、監視制御ユニット920は各機能ユニット910で発生している異常を検出することができず、機能ユニット910は運用状態に移行できないままその機能を停止した状態に陥ってしまう。そして、このような機能ユニット910の状態が続き該機能ユニット910がその機能を停止していると、監視制御ユニット920は機能ユニット910に何が起きたかが正確に把握できないまま、該機能ユニット910は一時的な電源異常であって故障でないにもかかわらず、該機能ユニット910を故障であると判断してしまうことがある。
さらに、装置が複数の機能ユニット910で運用されている場合に、上記1)、2)が発生し監視制御ユニット920の一次側電源も断になった場合には、一次側電源断状態から復旧後、監視制御ユニット920は各機能ユニット910に対して運用状態にするための初期設定処理を行う。複数の機能ユニット910間で基準クロックを供給している場合など、複数の機能ユニット910間の初期設定を行う順序が規定される場合は、その規定された順序で各機能ユニット910を初期設定する必要がある。しかしながら、例えば、先に初期設定すべき機能ユニット910のみ一次側電源が断となってしまった場合、後に設定すべき機能ユニット910は初期設定済で運用状態になっている状態で先に初期設定すべき機能ユニット910の初期設定を行うことになり、初期設定の順序を守れなくなってしまう。この結果、装置全体としての機能が正常に動作せずに異常状態に陥ってしまうことがある。
また、上記3)の場合において、各機能ユニット910の一部の機能実現回路914のみ、運用状態となるための初期設定がされない状態となっているが、監視制御ユニット920は各機能ユニット910において何が発生したのかを判断することできない。この場合も、適切に運用状態になるための初期設定がされないので、一時的な電源異常で故障ではないにもかかわらず故障状態であると判断してしまうことがある。
本発明の目的は、所定の機能を実現する1以上の機能ユニットを含む装置において、各機能ユニットに含まれる1以上の機能実現部の電源異常の発生を常時監視し、電源異常復旧時に各機能ユニットを自動的に復旧させる電源障害監視方法および装置に関する。
本発明の一実施態様においては、1以上の運用に使用される所定の機能を実現するための機能ユニットを含む装置の電源障害を監視する電源障害監視方法において、前記機能ユニットは前記機能ユニットの所定の機能を実現するための1以上の運用に使用される機能実現部を備え、前記機能実現部は電源異常の復旧時は初期状態であるリセット状態に遷移して前記機能実現部に含まれる状態通知レジスタに第1の設定値を設定し、前記監視制御ユニットは前記機能実現部に含まれる前記状態通知レジスタの値を監視し、前記状態通知レジスタの値が前記第1の設定値のときは前記機能実現部に電源障害が発生したと判定して、前記機能実現部に対して初期設定処理を行った後に前記第1の設定値とは異なる第2の設定値を前記状態通知レジスタに設定して前記機能実現部を運用状態に復旧し、前記状態通知レジスタの値が前記第2の設定値のときは前記機能実現部は運用状態にあると判定する、ように構成した。
これによれば、例えば1以上の回路(IC等)をその実現機能別に機能実現部として構成し、その機能実現部毎に状態を記憶する状態通知レジスタを設けることにより、その状態通知レジスタに設定された2種類の値を判別することにより、その実現機能部を含む機能ユニットに電源障害が発生したか否かを判定し、電源異常が発生した機能実現部を運用状態に復旧させることができる。
また、前記監視制御ユニットは前記機能実現部に対する前記装置に含まれる複数の機能ユニットに対する初期設定処理の順番を記憶する初期設定順序情報を保持し、
前記監視制御ユニットは前記初期設定順序情報に基づいて前記機能ユニットをサーチして前記機能ユニットに含まれる状態通知レジスタの値を判定し、運用状態でない最初の機能ユニットを初期設定対象機能ユニットとし、前記監視制御ユニットは前記初期設定対象機能ユニットに後続する直後の機能ユニットである後続機能ユニットが運用状態の場合は、前記後続機能ユニットに対してリセット制御信号を送出して前記後続機能ユニットをリセット状態にした後に前記初期設定対象機能ユニットに対する初期設定処理を行い、前記後続機能ユニットが運用状態でない場合は前記初期設定対象機能ユニットに対する初期設定処理を行う、ように構成することができる。
これによれば、装置を構成する複数の機能ユニットの立ち上げ順番が規定されている場合であっても、電源障害が発生した場合はそれを検出して、その規定された順番で正しく起動して装置を運用状態に復旧させることができる。
さらに、前記機能ユニットに含まれる複数の前記機能実現部は前記機能ユニット内の所定の順番で先頭に位置する機能実現部から順次後続の機能実現部へ前記機能実現部の初期設定状態を示す初期設定完了信号を伝達し、前記監視制御ユニットは前記所定の順番の最後に位置する機能実現部から出力された前記初期設定完了信号の内容に基づいて前記機能ユニットの電源異常の発生を監視する、ように構成することもできる。
これによれば、機能ユニットが複数の機能実現部を含む場合であっても、個々の機能実現部を個別に監視することなく、一つに初期設定完了信号を監視するのみで、機能ユニット全体の電源障害発生を検出することができる。
1以上の機能ユニットとそれらを監視制御する監視制御ユニットから構成される装置において、機能ユニットに含まれる1以上の機能実現部(機能実現部は、例えば1以上のICで構成される)単位にその運用状態を記憶する状態通知レジスタを設け、監視制御ユニットはその状態通知レジスタを常時監視することにより、機能実現部が運用状態にあるか、または、電源異常が発生して復旧後のリセット解除状態にあるかを確実に識別して検出することが可能になり、異常が発生した機能実現部を初期設定して復旧させることができる。
また、装置が複数の機能ユニットを含み複数の機能ユニット間の初期設定の順番が規定されている場合でも正しい順番で初期設定処理を行うことができ、一時的な電源異常発生時でも装置全体を正常に復旧することが可能となる。
(実施例)
図3は本発明の第1の実施形態を示す装置の構成例である。
前記図1で示した装置とユニットとの間の関係と同様に、本発明の装置は1以上の機能ユニット10とそれらの複数の機能ユニット10を監視制御する監視制御ユニット20から構成される。ここでは、図面を簡素化するために、機能ユニット10は1台のみ表記されているが、複数台の場合も同様である。
装置内に実装される機能ユニット10は、一次側電源監視部11、オンボード電源部12(一次側電源から二次側電源を作成)、二次側電源監視部13(二次側電源電圧を監視し、リセット制御信号を生成)、機能実現部14を備えている。
機能実現部14は、機能実現部14を運用状態にするために必要な初期値を設定する初期値設定レジスタ142と、機能実現部14の状態を示す設定値を記憶する状態通知レジスタ141を含んでいる。
機能ユニット10は、通常運用時は、局舎等から一次側電源が供給されると機能ユニット10毎に一次側電源30の電圧を監視し、一次側電源電圧が機能ユニット10毎に規定した電圧に達するとオンボード電源部12により二次側の電源を生成し、二次側電源31の供給を開始する。二次側電源監視部13は二次側電源31の電圧を監視し、電源異常の場合はリセット制御信号51をオンにして機能実現部14へ出力する。オン状態のリセット制御信号51を受け取った機能実現部14はその内部回路を初期状態に設定し、上記の状態通知レジスタ141に第1の設定値を設定する。この状態をリセット状態といい、リセット状態では機能実現部14の動作がロックされて状態レジスタ141、初期設定レジスタ142に対する監視制御ユニット20からの書き込みはできない。そして電源が正常状態に復旧した時は、二次側電源監視部13はリセット信号51をオフ(リセット解除信号)にする。機能実現部14はリセット解除信号を受信するとリセット解除状態に遷移して動作を開始するが、まだその本来の機能を実行できる運用状態にはなっておらず、監視制御ユニット20からの指示で初期設定レジスタ142に初期値が設定されかつ状態通知レジスタ141に所定の値が設定された時点で初めて運用状態となる。
機能実現部14に含まれる状態通知レジスタ141は、監視制御ユニット20から設定可能なレジスタで、監視制御ユニット20は、リセット解除状態にある機能実現部14の初期設定レジスタ142に初期値の設定が完了した時点で、この状態通知レジスタ141に対して、上記リセット状態に遷移した際に設定される第1の設定値とは異なる第2の設定値を書き込む。以降の記述では、この第2の設定値のことを、初期設定完了値とも表記する。リセット状態に遷移した際に設定される第1の設定値は必ずしも1個の値には限定されず、所定の複数の値、または所定の範囲内の任意の値でもよい。ただし、第2の設定値となる初期設定完了値はこの第1の設定値とは異なる値として予め定められる。また、状態通知レジスタ141には上記の第1または第2の設定値以外の値は設定されないように構成される。
上記のように二次側電源監視部13からのリセット制御信号51がオン状態のときは機能実現部14はリセット状態、つまり、機能実現部14の動作がロックされて状態レジスタ141、初期設定レジスタ142に対する監視制御ユニット20からの書き込みができない状態になるが、二次側電源監視部13が二次側電源31の異常を検出しないような瞬断/瞬間低下により二次側電源監視部13からのリセット制御信号51がオフ状態のままでも、一時的にリセット状態に陥る場合もある。その場合にも上記の状態通知レジスタ141には上記第1の設定値が設定される。
装置内の監視制御ユニット20は、一次側電源監視部21、オンボード電源部22(一次側電源から二次側電源を作成)、二次側電源監視部23(二次側電源電圧を監視し、リセット制御信号を生成)、監視制御処理部24を備えている。
監視制御ユニット20は、通常運用時は、局舎等から一次側電源30が供給されると一次側電源30の電圧を監視し、一次側電源30の電圧が監視制御ユニット20で規定した電圧に達するとオンボード電源部22により二次側の電源を生成し、二次側電源32の供給を開始する。監視制御ユニット20は二次側電源32の電圧を監視し、二次側電源32が異常の場合はリセット制御信号52をオンにして監視制御処理部24へ送出する。リセット制御信号52を受け取った監視制御処理部24は内部(回路)を初期状態に設定する。二次側電源32が正常状態に復旧した時は、二次側電源監視部23はリセット制御信号52をオフにして(リセット解除信号)監視制御処理部24へ送出する。監視制御処理部24はリセット解除信号を受信すると、その監視制御処理を開始する。
上記の機能ユニット10において、機能実現部14は、例えば1以上のICで構成することができ、初期値設定レジスタ142及び状態通知レジスタ141はICの個数に応じて1以上具備することが可能である。例えば、複数のICに対して1個の状態通知レジスタ141を設けその複数のICの状態を集約して該状態通知レジスタ141に示すように構成してもよく、また、IC毎に状態通知レジスタ141を設けてもよい。後者の場合は、該機能実現部14に含まれる全ての状態通知レジスタ141が初期設定完了値のときに、該機能実現部14を運用状態と見なし、該機能実現部14に含まれる少なくとも1個の状態通知レジスタ141に初期設定完値が設定されていないときは、該機能実現部14は運用状態にないと見なす。
また、機能ユニット10が複数の機能を実現するために機能実現部14を複数含む場合もあるが、その構成については図8にて後述する。
図4は、本発明のリセット制御信号を説明する模式図で、リセット制御信号51、機能実現部の状態、状態通知レジスタの値の間の時間関係の概要を示している。
二次側電源監視部13が電源異常を検出すると、リセット制御信号51をオフ状態からオン状態にして機能実現部14に出力する。リセット制御信号51がオフ状態からオン状態に変化すると機能実現部14はリセット状態71に移行する。このとき、状態通知レジスタ141には第1の設定値75が設定される、また、リセット状態71では、監視制御ユニット20からの初期値設定レジスタ142、状態通知レジスタ141への書き込み指示は受け付けられない。このリセット状態71は、電源異常が復旧してリセット制御信号51がオン状態からオフ状態に変化した時点で解除され、リセット解除状態72に移行する。リセット解除状態72では監視制御ユニット20からの初期値設定レジスタ142、状態通知レジスタ141に対する書き込みのための監視制御信号53−2が受付られ、機能実現部14は運用状態73に移行する。このとき、状態通知レジスタ141には監視制御ユニット20からの監視制御信号53−2により上記第1の設定値75とは異なる第2の設定値76が設定される。
図5は、本発明の第1の実施形態における監視制御処理の動作フローチャート例で、監視制御ユニット20の監視制御処理部24により実行される。
S01. 監視制御処理部24は、機能ユニット10の状態をモニタするために、監視制御信号53を介して機能ユニット10にアクセスし、機能実現部14に含まれる状態通知レジスタ141の内容を読み出す。
S02. 上記ステップS01で読み出した状態通知レジスタ141の内容が、第2の設定値である所定の初期設定完了値か否か判定し、初期設定完了値であれば(YES)機能ユニット10は既に運用状態にあり復旧処置は必要ないので、ステップS01に戻って機能ユニット10の電源異常発生の監視を継続する。状態通知レジスタ141の内容が所定の初期設定完了値でない場合は(NO)次のステップS03へ移行する。
S03. 状態通知レジスタ141に設定される設定値は、機能実現部14がリセット状態に遷移したときに設定される第1の設定値と、監視制御ユニット20から初期設定処理が完了した時に設定される第2の設定値(初期設定完了値)の二通りのみであり、状態通知レジスタ141の内容が初期設定完了値でないということは、第1の設定値が設定されていると見なすことができる。つまり、機能実現部14は電源異常状態が発生したためにリセット状態またはリセット解除状態にあると判定できる。
従って、ここでは機能実現部14を運用状態に復旧させるために、監視制御ユニット20の監視制御処理部24は機能実現部14内の初期値設定レジスタ142に対して運用状態とするために必要な初期値を監視制御信号53を介して設定する。
S04. 監視制御処理部24は、機能実現部14に対する上記ステップS03の初期設定処理が完了し、機能実現部14が運用状態に移行していることを示すために第1の設定値とは異なる第2の設定値、つまり、初期設定完了値を状態通知レジスタ141に設定する。その後、ステップS01に戻って機能ユニット10の電源異常発生の監視を継続する。
上記ステップS03、S04での初期値設定レジスタ142、状態通知レジスタ141に対する監視制御ユニット20からの設定処理は、機能実現部14がまだリセット状態にあるときは正常に完了できないが、リセット状態解除するまで所定の時間待ち合わせて再試行する、などの既知の方法により正常に完了させることができる。
上記のようにして、監視制御ユニット20は、機能ユニット10内の機能実現部14に設けられている状態通知レジスタ141を常時監視することにより、局舎等にて一次側電源電圧の一時的な電源瞬断/瞬間低下等が発生し、機能ユニット10において、二次側電源監視部13が電源異常を検出した場合でも、一次側電源電圧が装置の規定の電圧に復旧時点でタイムリーにそれを検出し、機能ユニット10を運用状態へ復旧させることができる。
また、機能ユニット10が複数台あり、それらの機能ユニットの間に初期設定処理の順番が規定されていない場合は、上記の処理を各機能ユニットに対して行えばよい。
図6は、本発明の第2の実施形態を示す装置の構成例(1)である。
第2の実施形態では、機能ユニット10aから監視制御ユニット20aへリセット制御信号51aを出力することにより、監視制御ユニット20aはよりきめ細かく機能ユニット10aの状態を監視して効率よく機能ユニット10aの復旧処理を行うことができる。
装置内の機能ユニット10a内には、前記第1の実施形態と同様に、一次側電源監視部11、オンボード電源部12(一次側電源から二次側電源を作成)、二次側電源監視部13a(二次側電源電圧を監視し、リセット制御信号51aを生成)、機能実現部14を備えている。前記第1の実施形態との相違点は、二次側電源監視部13aはリセット制御信号51aを監視制御ユニット20a内の監視制御処理部24aにも並行して出力している点である。
通常運用時は、前記第1の実施形態と同様で、局舎等から一次側電源30が供給されると機能ユニット毎に一次側電源30の電圧を監視し、一次側電源電圧が機能ユニット毎に規定した電圧に達するとオンボード電源12は二次側電源31を生成し、機能実現部14への供給を開始する。二次側電源監視部13aは二次側電源32の電圧を監視し、電源異常状態を検出したときは、リセット制御信号51aをオンにして機能実現部14および監視制御ユニット20aに送出する。リセット制御信号51aを受け取った機能実現部14は内部(回路)を初期状態に設定しリセット状態となる。このとき、第1の設定値が状態通知レジスタ141に設定される。
電源が正常に復旧した際は、電源監視部13aはリセット制御信号51をオフにして(リセット解除信号)機能実現部14および監視制御ユニット20aに送出する。機能実現部14はリセット解除信号を受信するとリセット解除状態に遷移して、監視制御ユニット20aからの初期設定を待つ。監視制御ユニット20aにより初期値設定レジスタ142は初期値が設定され、状態通知レジスタ141に上記の第1の設定値とは異なる第2の設定値である初期設定完了値が設定されることにより、機能実現部14は運用状態に移行する。
装置内の監視制御ユニット20aには、前記第1の実施形態と同様に、一次側電源監視部21、オンボード電源部22(一次側電源から二次側電源を作成)、二次側電源監視部23(二次側電源電圧を監視し、リセット制御信号を生成)を備えている。 前記第1の実施形態との相違点は、監視制御処理部24aは機能ユニット10aの二次側電源監視部13aからのリセット制御信号51aを直接入力して監視する点である。監視制御処理部24aは、機能ユニット10aから入力されるリセット制御信号51aを監視することにより、リセット状態にあって動作できる状態にない機能実現部14の初期値設定レジスタ142に対して初期値を設定する処理を行うことを回避することができ、機能ユニット10aに対する監視制御処理をより効率的に行うことができる。図6では機能ユニット10aは1台のみ表記しているが、複数台の場合も同様である。
図7は、本発明の第2の実施形態の監視制御処理の動作フローチャート例(1)で、監視制御ユニット20aの監視制御処理部24aにより実行される。
S01. まず、機能ユニット10aの状態をモニタするために、監視制御信号53を介して機能ユニット10にアクセスし、機能実現部14に含まれる状態通知レジスタ141の内容を読み出す。
S02. 上記ステップS01で読み出した状態通知レジスタ141の内容が、第2の設定値である所定の初期設定完了値か否か判定し、初期設定完了値であれば(YES)機能ユニット10aは既に運用状態にあり復旧処置は必要ないのでステップS01に戻って機能ユニット10aの電源異常発生の監視を継続する。状態通知レジスタ141の内容が所定の初期設定完了値でない場合は(NO)電源異常が発生したことを示しており、復旧処置が必要のため次のステップS03へ移行する。ここで、状態通知レジスタ141に設定される設定値は、機能実現部14がリセット状態に遷移したときに設定される第1の設定値と、監視制御ユニット200から初期設定処理が完了した時に設定される第2の設定値(初期設定完了値)の二通りのみであり、状態通知レジスタ141の内容が初期設定完了値でないということは、第1の設定値が設定されていると見なすことができる。つまり、機能実現部14は電源異常状態が発生したためにリセット状態またはリセット解除状態にあると判定できる。
S03. 監視制御処理部24aは、機能ユニット10aの二次側電源監視部13aから出力されるリセット制御信号51aをチェックして、リセット制御信号51aがオン、つまり、リセット状態か否かを判定する。そして、リセット制御信号51aがオン、つまり、リセット状態のときは(YES)、ステップS03に戻ってリセット状態が解除されるのを待ち合わせ、リセット制御信号51aがオフ、つまりリセット解除状態の時は(NO)、初期設定を行うために次のステップS04へ移行する。これは、電源異常状態の継続時間は不定でリセット状態の継続時間も不定であり、また、リセット状態時には機能実現部14は設定レジスタ142に対する設定が受け付けられない状態(機能実現部14が監視制御ユニット20aからの初期設定の指示を受けつけない)となるため、監視制御処理部24aからの初期設定処理の指示が確実に機能実現部14で受け付けるようにするためである。
S04. 機能実現部14を復旧して運用状態にするために、監視制御ユニット20の監視制御処理部24aは機能実現部14内の初期値設定レジスタ142に対して運用状態とするために必要な初期値を設定する。この時点では、機能実現部14はリセット解除状態にあるため、監視制御ユニット20aからの監視制御信号53を介して行われる初期値設定レジスタ142に対する初期値の設定は確実に完了することができる。
S05. 監視制御処理部24aは、機能実現部14に対する上記ステップS04の初期設定処理が完了したので、状態通知レジスタ141に第1の設定値とは異なる第2の設定値、つまり、初期設定完了値を設定して、機能実現部14を運用状態に移行させる。その後、ステップS01に戻って機能ユニット10aの電源異常発生の監視を継続する。
上記のようにして、監視制御ユニット20aは、各機能ユニット10a内の機能実現部14毎に設けられている状態通知レジスタ141を常時監視すると同時に、機能ユニット10aから出力されるリセット制御信号51aも監視することにより、局舎等にて一次側電源電圧の一時的な電源瞬断/瞬間低下等が発生し、機能ユニット10aにおいて、二次側電源監視部13aが電源異常を検出した場合でも、一次側電源電圧が伝送装置の規定の電圧に復旧時点でタイムリーにそれを検出した後、機能実現部14が完全に監視制御ユニット20aからに初期設定処理を受け付けられる状態になるのを待ち合わせて、機能実現部14への初期設定処理が確実に行える形で機能ユニット10aを運用状態へ復旧させることができる。
また、機能ユニット10aが複数台あり、それらの機能ユニットの間に初期設定処理の順番が規定されていない場合は、上記の処理を各機能ユニット10aに対して行えばよい。
図8は、本発明の第2の実施形態を示す装置の構成例(2)で、機能ユニットに複数の機能実現部が含まれている場合の構成例を示している。
装置内の機能ユニット10a内には、第2の実施形態と同様に、一次側電源監視部11、オンボード電源部12(一次側電源から二次側電源を作成)、二次側電源監視部13b(二次側電源電圧を監視し、リセット制御信号を生成)、機能実現部14(機能ユニットの機能を実現する回路) を備えている。ただし、第2の実施形態とは異なり、機能実現部14は複数個含まれており、図8では2個の機能実現部14−1、14−2が含まれている場合の構成例を示している。従って、二次電源監視部13bから出力されるリセット制御信号51bも機能実現部14−1、14−2、および、監視機能ユニット10bに出力されている。また、機能実現部14−1及び機能実現部14−2にはそれぞれ、各機能実現部の初期設定を行うための初期設定レジスタ142と初期設定レジスタへの初期値の設定が完了したことを示す状態通知レジスタ141を備えている。このように、複数の機能実現部にそれぞれ状態通知レジスタ141をもつことにより、各機能ユニットの容量によっては、電源の瞬断、電源電圧の瞬間低下で機能ユニット内の一部の機能実現部のみ二次側電源電圧が低下し二次側電源監視部13bにて電源断を検出していないにも関わらず特定の機能実現部のみ電源電圧低下によりリセット状態になってしまう場合があるが、その場合でもその特定のリセット状態となった機能実現部を監視制御ユニット20bが検出できるようになる。
通常運用時は、局舎等から一次側電源が供給されると機能ユニット10b毎に一次側電源30の電圧を監視し、一次側電源30の電圧が機能ユニット10b毎に規定した電圧に達するとオンボード電源12により二次側電源31を生成し、二次側電源の供給を開始する。機能ユニット10bは二次側電源31の電圧を監視し、二次側電源32の異常状態を検出した場合はリセット制御信号51bをオンにして機能実現部14−1、14−2、および、監視制御ユニット20bに送出する。オン状態のリセット制御信号51bを受け取った機能実現部14−1、14−2は各々内部(回路)を初期状態に設定して、状態通知レジスタ141に第1の設定値を設定する(リセット状態)。
電源が正常状態に復旧すると、二次側電源監視部13bはリセット制御信号51bをオフにして(リセット解除信号)、機能実現部14−1、14−2、および、監視制御ユニット20bに送出する。オフ状態のリセット制御信号51bを受け取った機能実現部14−1、14−2はリセット解除状態に遷移し、監視制御ユニット20bからの初期設定処理を受け付けられる状態になる(リセット解除状態)。
装置内の監視制御ユニット20bは、第2の実施形態と同様で、一次側電源監視部21、オンボード電源部22(一次側電源から二次側電源を作成)、二次側電源監視部23(二次側電源電圧を監視し、リセット制御信号を生成)、監視制御処理部24bを備えている。ただし、この構成では、1個の機能ユニット10b内にある複数の機能実現部(図8の例では、14−1、14−2)に対して初期設定レジスタ142、状態通知レジスタ141の設定処理を行う必要がある。
上記図8には1台の機能ユニットのみ表記されているが、複数台の場合も同様である。
図9は、本発明の第2の実施形態の監視制御処理の動作フローチャート例(2)で、機能ユニットに複数の機能実現部が含まれている場合の処理フローを示しており、監視制御ユニット20bの監視制御処理部24bにより実行される。
S01. 監視制御処理部24bは、機能ユニット10b内の運用に必要な全ての機能実現部14を所定の順序でサーチし、該機能実現部の状態通知レジスタ141の内容を読み出してチェックする。
S02. 上記ステップS01で読み出された状態通知レジスタ141に、初期設定完了値(第2の設定値)が設定されているか否かを判定、つまり、運用状態か否かを判定し、運用状態の場合は(YES)なにもせずにステップS01に戻って次の機能実現部をサーチする。
読み出された状態通知レジスタ141に、初期設定完了値(第2の設定値)が設定されていない場合、つまり、運用状態にない場合は(NO)、該機能実現部14に電源異常が発生したと判断し、復旧処理を行うために次のステップS03へ移行する。
S03. 該機能ユニット10bの二次電源監視部13bから出力されるリセット制御信号51bを監視し、リセット制御信号51bがオン状態、つまりリセット状態の場合は(YES)ステップS03に戻ってリセット制御信号51bがオフ(リセット解除状態)になるのを待ち合わせる。これは、リセット制御信号51bがリセット状態の時は、同じリセット制御信号51bを受信している機能実現部14はリセット状態にあることを示し、その初期値設定レジスタ142に対しては監視制御ユニット20bからの初期値を設定することができない(機能実現部14が設定を受けつけない)であるため、リセット状態が解除されるのを待ち合わせるものである。
リセット制御信号51bがオフ状態、つまりリセット解除状態の場合は(NO)初期設定処理を行うために次のステップS04へ移行する。
S04. 監視制御ユニット20bは、該機能実現部14bに対して初期値を初期値設定レジスタ142に設定する。この時点では該機能実現部は14bはリセット解除状態にあるため、該機能実現部14の初期値設定レジスタ142に対する初期値の設定は確実に完了させることができる。
S05. 該機能実現部14の状態通知レジスタ141に第1の設定値と異なる第2の設定値となる初期設定完了値を設定して該機能実現部14を運用状態にし、ステップS01へ戻って次の機能実現部をサーチし、電源障害の監視を続ける。
上記の動作フローにより、機能ユニット10b内に複数の機能実現部14がある場合でも、電源異常となった機能実現部14cを全て運用状態に復旧することができ、機能ユニット10bは通常の運用状態となる。つまり、機能ユニット10bが複数の機能実現部14を含んでいる場合でも、局舎等にて一次側電源電圧の一時的な電源瞬断/瞬間低下等が発生し機能ユニットにて電源断が発生した場合は、監視制御ユニット20bは機能ユニット10bにおいて発生した電源状態の異常を常に検出することが可能となる。また、局舎等の電源が復旧後には、機能ユニット10b内の一部の機能実現部14のみがリセット状態となっても、常に機能実現部14の状態を監視しているので、通常の運用状態へ復旧することが可能となる。
また、機能ユニット10bが複数台あり、それらの機能ユニットの間に初期設定処理の順番が規定されていない場合は、上記の処理を各機能ユニット10bに対して行えばよい。
図10は、本発明の第3の実施形態の構成例で、複数の機能ユニットを含む装置において、各機能ユニット間でその初期設定の順番が予め規定されている場合の装置の構成例を示している。ここでは、2つの機能ユニット10c−1、10c−2をその順序に初期設定する場合の例を示している。
装置内の機能ユニット10c−1には、前記第2の実施形態と同様で、一次側電源監視部11、オンボード電源部12(一次側電源から二次側電源を作成)、二次側電源監視部13c(二次側電源電圧を監視し、リセット制御信号を生成)、機能実現部14cを備えている。また、リセット制御信号51cは機能実現部14cおよび監視制御ユニット20cに接続されている。機能実現部14cは状態通知レジスタ141、および、初期値設定レジスタ142を備えている。
装置内の機能ユニット10c−2も同様で、:一次側電源監視部11、オンボード電源部12(一次側電源から二次側電源を作成)、二次側電源監視部13c(二次側電源電圧を監視し、リセット制御信号を生成)、機能実現部14cを備えている。また、リセット制御信号51cは機能実現部14cおよび監視制御ユニット20cに接続されている。
前記第2の実施形態と異なるのは、機能ユニット10c−1から機能ユニット10c−2に対して基準信号54(CLK等)を出力している点と、監視制御ユニット20cから機能ユニット10c−2へリセット制御信号55が接続されている点である。
機能ユニット10c−2の機能実現部14cに入力されている基準信号54は機能実現部14cのリセット状態が解除されたときには十分に安定している必要がある。この基準信号54は機能ユニット10c−2の機能実現部14cが動作するために参照する信号であり、この基準信号が不安定であると機能実現部14cの動作も不安定になってしまい、異常状態に陥って正常に動作しなくなる場合がある。そのために、機能ユニット間において初期設定処理の順番を設け、機能ユニット10c−1が起動して運用状態になり基準信号54が安定した後に機能ユニット10c−2を起動して運用状態にするように初期設定シーケンスを設ける必要がある。
基準信号54は1例であるが、上記の第3の実施形態は、複数の機能ユニットの間に初期設定処理を行う順序が予め規定される場合の構成に適用される。
装置内の監視制御ユニット20c内については、前記第2の実施形態と同様に、一次側電源監視部21、オンボード電源部22(一次側電源から二次側電源を作成)、二次側電源監視部23(二次側電源電圧を監視し、リセット制御信号を生成)、監視制御処理部24cを備えている。しかし、前記第2の実施形態とは異なり、監視制御部24cには複数の機能ユニットからのリセット制御信号51cが入力され、監視制御処理部24cは複数の機能ユニットに対して予め定めた順序で初期設定処理を行うことが必要となる。そのため、監視制御処理部20cは、初期設定の順番を記憶する初期設定順序記憶部241を保持し、予めこの初期設定順序記憶部241に設定されている順番を基に各機能ユニットの順序制御を行いながら初期設定を行う。この順序制御を行うために、リセット制御信号55により機能ユニット10c−2に対してリセット制御を行うことができる構成になっている。ただし、順序制御を行う際に、後述する監視制御処理の動作フローの説明で示されるように、最初の順位にある機能ユニットに対してはリセット制御を行う必要性はないため、図10では最初の順位にある機能ユニット10c−1に対しては監視制御ユニット20cからのリセット制御信号55は接続されていない。
上記図10では、機能ユニットが2台の場合を代表例として示しているが、これには限定されず任意の台数の機能ユニットで装置を構成することができる。その際は、上記の機能ユニット10c−2と同様の構成の機能ユニット10c−3、・・・、nが機能ユニット10c−2と監視制御ユニット20cの間に順次接続される構成となる。そして、基準信号54についても機能ユニット10c−2から次の機能ユニット10c−3、・・・、nへ順次供給される構成となる。この場合、機能ユニット10c−1、2、・・・、nはその順序で初期設定がされ運用状態に遷移することになる。
図11は、機能ユニットの状態と初期設定の順序との関係の1例で、3台の機能ユニットの場合を例示している。
3台の機能ユニットをUNIT−1、2、3と簡略表記したとき、機能ユニットの状態810に示した3台の機能ユニットUNIT−1、2、3の状態の組み合わせ801−808に対応付けて、その初期設定の順番を820の欄に示している。
この表800を見ると、予め定められた初期設定の順番(UNIT−1、2、3の順番)に沿って機能ユニットの状態をサーチした際に、最初に見つかったリセット状態の機能ユニット以降の機能ユニットをその初期設定の順番で初期設定する必要があることを示している。例えば、状態の組み合わせ807のエントリでは、最初に見つかったリセット状態の機能ユニットUNIT−1に後続する機能ユニットについては、予め定められた初期設定の順番(UNIT−1、2、3の順番)の順、つまり、UNIT−2、UNIT−3の順に設定することを示している。
ここで、注意すべき点は、例えば、状態の組み合わせ805の場合は、UNIT−1、2、3の順に初期設定を行うことになるが、UNIT−1の初期設定を行う前に既に運用状態にあるUNIT−2をリセットしておく必要がある点である。これは、例えば、UNIT−2はUNIT−1から基準信号を供給されている場合などには、UNIT−2を運用状態のままUNIT−1に対して初期設定を行ってしまうと、UNIT−1から不安定な基準信号が運用状態にあるUNIT−2に対して供給されてしまいUNIT―2が異常状態に陥る可能性があるためである。
図12は、本発明の第3の実施形態の監視制御処理の動作フローチャート例で、順序関係が規定された複数の機能ユニットに対する監視制御処理の手順を示しており、監視制御ユニット20cの監視制御処理部24cにより実行される。
S01. 監視制御処理部24cは、初期設定順序記憶部241に設定されている所定の順番に従って、各機能ユニット10bの状態通知レジスタ141をサーチして内容を読み出し、初期設定処理が完了していることを示す第2の設定値である初期設定完了値が格納されているか否かをチェックする。ここで、所定の順序としては、例えば各ユニットで使用する基準信号54を各ユニット間でシリーズに供給している場合などには、供給される基準信号が安定した後にユニットを運用状態とする必要があり、その場合は予め定まる基準信号が供給される順を所定の順番として初期設定順序記憶部241に予め設定しておく。
S02. 上記ステップS01の所定の順番による状態通知レジスタ141のサーチで初期設定完了値が設定されていない機能ユニット10c(初期設定未の機能ユニット)があるか否かを判定し、初期設定未の機能ユニット10cがない場合(NO)、つまり、全ての機能ユニット10cの初期設定処理が完了して運用状態にある場合には、ステップS01に戻って初期設定が未の機能ユニット10cの発生の監視を継続する。初期設定が未の機能ユニット10cが見つかった場合(YES)は、見つかった初期設定未の機能ユニット10cを初期設定対象機能ユニットとして次のステップS03へ移行する。
S03. 上記ステップS02で見つかった初期設定対象機能ユニットに所定の順番で後続する次の機能ユニット10cの状態通知レジスタ141を読み出して、その後続機能ユニット10cの初期設定が完了しているか否かを判定する。後続機能ユニット10cが初期設定未の場合(YES)は、上記初期設定対象機能ユニット10cの初期設定を行うためにステップS05へ移行する。後続機能ユニット10cが初期設定済みで運用状態の場合(NO)は次のステップS04へ移行する。
S04. 後続機能ユニット10cをリセット制御信号55を介してリセット状態にする。これは、上記のステップS02で見つかった初期設定対象機能ユニット10cの初期設定を行うためには、該初期設定対象ユニット10cに後続し既に運用状態にある機能ユニット10cについては所定の順番に従って再度初期設定を行う必要があるためである。
S05. 上記ステップS04により後続機能ユニット10cがリセット状態になった後に、初期設定対象ユニット10cに対する初期設定を行う。その後ステップS01に戻って、初期設定が未の機能ユニット10cの発生を継続して監視する。本処理ステップの詳細については、次の図13にて後述する。
上記の処理ステップのようにして各機能ユニット10cの監視制御を行うことにより、予め定められた機能ユニット間の立ち上げ順の依存関係に従って各機能ユニット10cの初期設定を行うことができ、複数の機能ユニット10cで構成される装置においても電源の異常状態から通常の運用状態へ正しく復旧させることができる。
また、上記の動作フローのステップS02において、機能ユニット複数の機能実現部を含む場合の該機能ユニットの初期設定済みか否かの判定は、含まれる運用中の全ての機能実現部が初期設定済みの場合に、該機能ユニットの初期設定済みと判定し、それ以外の場合は該機能ユニットは初期設定は未と判定する。
図13は、本発明の第3の実施形態の監視制御処理の動作フローチャート例(2)で、前記図12のステップS05の詳細を示している。
S051. 初期設定対象機能ユニット10cはリセット状態か否かを判定し、リセット状態ならば(YES)ステップS051に戻って、リセット状態が解除されるのを待ち合わせる。リセット状態でなければ(NO)初期設定対象機能ユニット10cはリセット状態が解除されているので、初期設定を行うために次のステップS052へ移行する。
S052. 初期設定対象機能ユニット10cの機能実現部14cに対し初期設定処理を行う。つまり、初期設定対象機能ユニット10cの機能実現部14cの初期値設定レジスタ142に運用状態にするために必要な初期値を設定する。
S053. 初期設定対象機能ユニット10cの機能実現部14cの状態通知レジスタ141に第2の設定値となる初期設定完了値を設定して該機能実現部14cを運用状態にして、処理を終了する。
上記の図12、13に示した監視制御処理の動作フローから分かるように、機能ユニット10cに対するリセット制御は、所定の順番の機能ユニット列の中で最初に見つかった初期設定未の機能ユニットに後続する機能ユニットに対して行うものであり、所定の順番の先頭の機能ユニット10cに対してはリセット制御を行う必要はなく、先頭の機能ユニット10cはリセット制御信号55を受け付ける機能は備えていなくてもよい。
本発明の第3の実施形態によれば、装置が複数の機能ユニット10cで構成され各機能ユニット10cに対する初期設定の順序が規定されている場合に、局舎等にて一次側電源電圧の一時的な電源瞬断/瞬間低下等が発生し機能ユニットにて電源断が発生しても、監視制御ユニット20cは機能ユニット10cにおいて発生した電源状態の異常を常に検出することが可能となる。また、局舎等の電源が復旧後には、所定の順序で各機能ユニット10cが初期設定されて運用状態に正常に移行し、装置全体を通常の運用状態へ復旧することが可能となる。
図14は本発明の第4の実施形態の構成例で、機能ユニットが1以上の運用に使用する機能実現部を含んでいる場合において、各機能実現部が初期設定処理が完了しているか否か判定する機能を有し、その結果を初期設定完了信号として出力する機能を備えた場合の構成例を示す図である。
装置内の機能ユニット10d内には、一次側電源監視部11、オンボード電源部12(一次側電源から二次側電源を作成)、二次側電源監視部13d(二次側電源電圧を監視し、リセット制御信号を生成)、機能実現部14d−1、14d−2、機能実現部の状態(リセット状態であるか初期設定済状態であるか)を複数の機能実現部の間で受け渡す機能実現部の初期設定完了信号56を備えている。図14では、複数の機能実現部14dとして二つの機能実現部14d−1、14d−2の場合を代表例として示しているが、任意の数nの機能実現部14dを含むことができる。その場合は機能実現部は所定の順序14d−1、14d−2、・・・、14d−nで初期設定完了信号56によりで接続される。ここで、所定の順序の先頭の機能実現部14d−1には入力される初期設定完了信号56はなく、2番目以降の機能実現部14d−2、・・・、14d−nでは先行する機能実現部14dから入力される初期設定完了信号56と、後続する機能実現部14dに出力する初期設定完了信号56が存在する。そして最後尾に機能実現部14d−nが出力する初期設定完了信号56は監視制御ユニット20dに入力される。
前記第2の実施形態とは異なり、機能実現部14dにはさらに、初期設定判定部143が含まれている。ここでは、機能実現部14dを初期設定するための監視制御ユニット20dから設定される初期値設定レジスタ142については、図を簡素化するために表記していない。また、二次側電源監視部13dから監視制御ユニット20dへはリセット制御信号51dは出力されない。
初期設定判定部143は、以下の1)、2)、3)の状態を基に機能実現部14dに対する初期設定処理が完了したかどうかを判定する。
1)リセット制御信号51dの入力状態。
2)機能実現部14dに入力された所定の順で先行する機能実現部14dからの初期設定完了信号56の状態。
3) 監視制御ユニット20dから設定される状態通知レジスタ141の値。
上記の初期設定完了信号56には、機能実現部14dがリセット状態となったときに設定される第1の値と、前記第1の値とは異なる第2の値の二種類の値が設定される。
初期設定判定部143は、上記1)、2)、3)の状態を監視し、該機能実現部14dに入力される所定の順番で先行する機能実現部14dからの初期設定完了信号56が初期設定済を示す所定の第2の値であり、かつ監視制御ユニット20dから該機能実現部14dの状態通知レジスタ141に対して初期設定完了値が設定済みで、さらにリセット制御信号51dがオフ(リセット解除状態)であるならば、先行する機能実現部14dの初期設定が完了したと判定し、該機能実現部14dは初期設定済であることを示す第2の値を設定した初期設定完了信号56を後続の機能実現部14dへ出力する。ここで、上記の第1の値は必ずしも一つの特定値である必要はなく、複数の値、あるいは、ある所定の範囲の値でもかまわない。ただし、上記第2の値は上記第1の値とは異なる値としておく。また、上記第1の値、第2の値は、状態通知レジスタ141に設定される第1の設定値、第2の設定値とは異なるものであるが、一致するように構成することもできる。
上記の1)2)3)のいずれか一つでも条件を満たさなかった場合は、後続の機能実現部14dへは第1の値を設定した初期設定完了信号56を出力する。
上記のように所定の順序でn個の機能実現部14d−1〜nを初期設定完了信号で接続することにより、最後尾の機能実現部14d−nからは、監視制御ユニット20dに対して、機能ユニット10d内の運用に使用される全ての機能実現部14dの初期設定処理が完了したときのみ第2の値が設定された初期設定完了信号56が出力されることになる。
装置内の監視制御ユニット20d内には、一次側電源監視部21、オンボード電源部22(一次側電源から二次側電源を作成)、二次側電源監視部23(二次側電源電圧を監視し、リセット制御信号を生成)、監視制御処理部24dを備えている。
監視制御処理部24dは機能ユニット10d内の最後尾の機能実現部14d―nからの初期設定完了信号56のみを判定することにより、機能ユニット10d内の運用に使われている全ての機能実現部14d−1〜14d−nの初期設定が完了しているか否か、つまり、機能ユニット10dが運用状態になっているか否かを判定することができる。
図15は、本発明の第4の実施形態による機能実現部の動作フローチャート例である。
ここでは、所定の順番の2番目以降の機能実現部14dについての動作フローを示している。(前記図14では、機能実現部14d−2に相当)
S01. 機能実現部14dは、機能実現部14dに入力されているリセット制御信号51dをチェックし、リセット解除状態か否かを判定する。リセット解除状態でない場合(NO)、つまり、リセット状態の場合は該機能実現部14dの初期設定はされていない状態なので、ステップS05へ移行する。リセット解除状態の場合は(YES)次のステップS02へ移行する。
S02. 所定の順序で先行する直前の機能実現部14dから入力される初期設定完了信号56の値が所定の第2の値と一致するか否かをチェックし、初期設定完了信号56の値が所定の第2の値でないならば(NO)、先行する機能実現部14dは初期設定が完了していないので、ステップS05へ移行する。一方、初期設定完了信号入力が所定の第2の値ならば(YES)、次のステップS03へ移行する。
S03. 該機能実現部14dの状態通知レジスタ141に監視制御ユニット20dからの初期設定完了値が設定されているか否かを判定し、状態通知レジスタ141に初期設定完了値が設定されていない場合は(NO)監視制御ユニット20dからの初期設定処理が完了していないので、ステップS05に移行する。一方、状態通知レジスタ141に初期設定完了値が設定されている場合は(YES)、該機能実現部14dに対する監視制御ユニット20dからの初期設定処理が完了しているため、次のステップS04へ移行する。
S04. 該機能実現部14dはリセット解除状態で、先行する機能実現部までが初期設定完了していることを示す第2の値が設定された初期設定完了信号56を入力しており、かつ、該機能実現部14dに対する監視制御ユニット20dからの初期設定処理が完了していることから、初期設定完了信号56に初期設定完了を示す第2の値を設定して後続する機能実現部14dに出力し、ステップS01へ戻る。
これにより、該機能実現部14dに先行する全ての機能実現部14dが運用状態にあることを集約して、後続の機能実現部14dへ通知することができる。
S05. 初期設定完了信号56に初期設定が完了していない状態であることを示す第1の値を設定して出力し、ステップS01へ戻る。
上記動作フローは所定の順番の2番目以降の機能実現部14dについての例であるが、所定の順番の先頭に位置する機能実現部14dについては、上記の動作フローの中のステップS02を省略することにより実現できる。
上記の動作フローにより、所定の順序で初期設定完了信号により接続された複数の機能実現部14dの最後尾の機能実現部14dからは、監視制御ユニット20dに対して、機能ユニット10dに含まれ運用されている全ての機能実現部14dの状態を集約した初期設定完了信号56が出力される。これにより、監視制御ユニット20dは、一本の初期設定完了信号56を監視するだけで機能ユニット10d全体の状態を把握できることになる。
図16は、本発明の第4の実施形態における監視制御処理の動作フローチャートで、監視制御ユニット20dの監視制御処理部24dにより実行される。
S01. 監視制御処理部24dは、機能ユニット10dから監視制御ユニット20dに入力される初期設定完了信号56の値を読み出す。
S02. 上記ステップS01で読み出した初期設定完了信号56の値が所定の第2の値と一致するか否かをチェックし、第2の値と一致する場合は(YES)、つまり、機能ユニット10d内の運用に必要な機能実現部14dの全てが運用状態の場合は、ステップS01へ戻って機能ユニット10dの監視を継続して行う。初期設定完了信号56の値が第2の値でない場合は(NO)、つまり、機能ユニット10d内の少なくとも1つの機能実現部14dが運用状態でない場合は、電源異常が発生したと判定し復旧処理を行うために次のステップS03へ移行する。
S03. 機能ユニット14d内の運用に必要な全ての機能実現部14dに対して、所定の順番で初期設定処理と状態通知レジスタ141への初期設定完了値の設定を行い、ステップS01へ戻って機能ユニット10dの監視を継続する。
上記のように、第4の実施形態によれば、機能ユニット10dが複数の機能実現部14dを含む場合でも、監視制御ユニット20dは機能ユニット10dにおいて発生した電源状態の異常を、1本の初期設定完了信号を監視するのみで効率よく監視し復旧させることが可能となる。
以上述べた本発明の実施の態様は、以下の付記の通りである。
(付記1)1以上の運用に使用される所定の機能を実現するための機能ユニットを含む装置の電源障害を監視する電源障害監視方法において、
前記機能ユニットは前記機能ユニットの所定の機能を実現するための1以上の運用に使用される機能実現部を備え、
前記機能実現部は電源異常の復旧時は初期状態であるリセット状態に遷移して前記機能実現部に含まれる状態通知レジスタに第1の設定値を設定し、
前記監視制御ユニットは前記機能実現部に含まれる前記状態通知レジスタの値を監視し、前記状態通知レジスタの値が前記第1の設定値のときは前記機能実現部に電源障害が発生したと判定して、前記機能実現部に対して初期設定処理を行った後に前記第1の設定値とは異なる第2の設定値を前記状態通知レジスタに設定して前記機能実現部を運用状態に復旧し、前記状態通知レジスタの値が前記第2の設定値のときは前記機能実現部は運用状態にあると判定する
ことを特徴とする電源障害監視方法。
(付記2)付記1に記載の電源障害監視方法において、
前記機能ユニットは前記機能実現部に対してオン状態とオフ状態からなる信号で構成されるリセット制御信号を供給し、
前記機能実現部はオン状態の前記リセット制御信号を受信した時点で初期状態であるリセット状態に遷移して前記状態通知レジスタに第1の設定値を設定して動作を閉塞し、オン状態からオフ状態へ遷移する前記リセット制御信号を受信した時点でリセット解除状態に遷移して動作を開始し、
前記監視制御ユニットは前記状態通知レジスタに前記第1の設定値が設定されている場合は前記リセット制御信号を監視して前記リセット制御信号がオフ状態に遷移した後に前記機能実現部に対する初期設定処理を行い、前記第1の設定値とは異なる第2の設定値を前記状態通知レジスタに設定して前記機能実現部を運用状態に復旧し、前記状態通知レジスタの値が前記第2の設定値のときは、前記機能実現部は運用状態にあると判定する
ことを特徴とする電源障害監視方法。
(付記3)付記1ないし付記2に記載の電源障害監視方法において、
前記機能ユニットに含まれる少なくとも1つの運用に使用される前記機能実現部が電源障害と判定された場合は、前記機能ユニットは電源障害と判定し、
前記機能ユニットに含まれる運用に使用される全ての前記機能実現部が運用状態の場合は、前記機能ユニットは運用状態と判定する、
ことを特徴とする電源障害監視方法。
(付記4)付記3に記載の電源障害監視方法において、
前記監視制御ユニットは前記機能実現部に対する前記装置に含まれる複数の機能ユニットに対する初期設定処理の順番を記憶する初期設定順序情報を保持し、
前記監視制御ユニットは前記初期設定順序情報に基づいて前記機能ユニットをサーチして前記機能ユニットに含まれる状態通知レジスタの値を判定し、運用状態でない最初の機能ユニットを初期設定対象機能ユニットとし、
前記監視制御ユニットは前記初期設定対象機能ユニットに後続する直後の機能ユニットである後続機能ユニットが運用状態の場合は、前記後続機能ユニットに対してリセット制御信号を送出して前記後続機能ユニットをリセット状態にした後に前記初期設定対象機能ユニットに対する初期設定処理を行い、前記後続機能ユニットが運用状態でない場合は前記初期設定対象機能ユニットに対する初期設定処理を行う、
ことを特徴とする電源障害監視方法。
(付記5)付記1に記載の電源障害監視方法において
前記機能ユニットに含まれる複数の前記機能実現部は前記機能ユニット内の所定の順番で先頭に位置する機能実現部から順次後続の機能実現部へ前記機能実現部の初期設定状態を示す初期設定完了信号を伝達し、
前記監視制御ユニットは前記所定の順番の最後に位置する機能実現部から出力された前記初期設定完了信号の内容に基づいて前記機能ユニットの電源異常の発生を監視する
ことを特徴とする電源障害監視方法。
(付記6)付記5に記載の電源障害監視方法において、
前記機能実現部は初期状態であるリセット状態に遷移した時点で第1の値を前記初期設定完了信号に出力し、
前記所定の順番の先頭に位置する機能実現部は、リセット解除状態で、かつ、前記状態通知レジスタの値が前記第2の設定値である場合は、後続する機能実現部へ前記第1の値と異なる第2の値を前記初期設定完了信号に設定して出力し、
前記所定の順番の2番目以降に位置する機能実現部は、リセット解除状態で、前記状態通知レジスタの値が前記第2の設定値であり、かつ、前記所定の順番で直前に位置する機能実現部から前記第2の値が設定されている初期設定完了信号が入力されている場合は、前記第2の値を設定した前記設定完了信号に設定して出力する、
ことを特徴とする電源障害監視方法。
(付記7)所定の機能を実現する1以上の機能ユニットを含む装置において、
前記機能ユニットの電源障害を監視する監視制御ユニットと、
前記機能ユニットに含まれる所定の機能を実現するための1以上の機能実現部と、
前記機能実現部に含まれる前記機能実現部の状態を記憶する状態通知レジスタを備え、
前記機能実現部は電源異常の発生時は初期状態であるリセット状態に遷移して前記状態通知レジスタに第1の設定値を設定し、
前記監視制御ユニットは前記機能実現部に含まれる前記状態通知レジスタの値を監視し、前記状態通知レジスタの値が前記第1の設定値のときは、前記機能実現部に電源障害が発生したと判定して、前記機能実現部に対して初期設定処理を行った後に前記第1の設定値とは異なる第2の設定値を前記状態通知レジスタに設定して前記機能実現部を運用状態に復旧し、前記状態通知レジスタの値が前記第2の設定値のときは前記機能実現部は運用状態にあると判定する
ことを特徴とする装置。
(付記8)付記7に記載の装置において
前記機能ユニットは前記機能実現部に供給される二次電源の異常を検出する二次電源異常監視部を備え、
前記二次電源異常監視部は前記機能実現部をリセットするためのオン状態とオフ状態からなる信号で構成されるリセット制御信号を前記機能実現部に出力し、
前記機能実現部はオン状態の前記リセット制御信号を受信した時点で前記リセット状態に遷移して動作を閉塞し、オン状態からオフ状態へ遷移する前記リセット制御信号を受信した時点でリセット解除状態に遷移して動作を開始し、
前記状態通知レジスタに第1の設定値が設定されている場合は、前記リセット制御信号を監視して前記リセット制御信号がオフ状態に遷移した後に前記機能実現部に対する初期設定処理を行い、前記第1の設定値とは異なる第2の設定値を前記状態通知レジスタに設定して前記機能実現部を運用状態とする
ことを特徴とする装置。
(付記9)付記7ないし付記8に記載の装置において、
前記監視制御ユニットは前記機能ユニットに含まれる少なくとも1つの運用に使用される前記機能実現部が電源障害と判定された場合は、前記機能ユニットは電源障害と判定し、
前記機能ユニットに含まれる運用に使用される全ての前記機能実現部が運用状態の場合は、前記機能ユニットは運用状態と判定する、
ことを特徴とする装置。
(付記10)付記9に記載の装置において、
前記監視制御ユニットは前記機能ユニットをリセット状態にするためのリセット制御信号を出力する機能を含んだ監視制御処理部を備え、
前記監視制御処理部は前記機能実現部に対する前記装置に含まれる複数の機能ユニットに対する初期設定処理の順番を記憶する初期設定順序記憶部を備え、
前記監視制御処理部は前記初期設定順序記憶部に設定された順序に従って前記機能ユニットをサーチして前記機能ユニットが運用状態か否かを判定し、運用状態にない最初の機能ユニットを初期設定対象機能ユニットとし、
前記初期設定対象機能ユニットに後続する次の機能ユニットである後続機能ユニットが運用状態の場合は、前記後続機能ユニットに対して前記リセット制御信号を送出して前記後続機能ユニットをリセット状態にした後に前記初期設定対象機能ユニットに対する初期設定処理を行い、前記後続機能ユニットが運用状態でない場合は前記初期設定対象機能ユニットに対する初期設定処理を行う
ことを特徴とする装置。
(付記11)付記7に記載の装置において
前記機能実現部は前記機能実現部の初期設定状態を判定する初期設定判定部を備え、
前記初期設定判定部は前記機能ユニット内において定められる所定の順番で先頭に位置する機能実現部から順次後続の機能実現部へ前記機能実現部の初期設定状態を示す初期設定完了信号を伝達し、
前記監視制御ユニットは前記所定の順番の最後に位置する機能実現部から出力された前記初期設定完了信号の内容に基づいて前記機能ユニットの電源異常の発生を監視する
ことを特徴とする装置。
(付記12)付記11に記載の装置において、
前記初期設定判定部は前記実現機能部が初期状態であるリセット状態に遷移した時点で第1の値を前記初期設定完了信号に出力し、
前記所定の順番の先頭に位置する機能実現部の初期設定判定部は、リセット解除状態で、かつ、前記状態通知レジスタの値が前記第2の設定値である場合は、後続する機能実現部へ前記第1の値と異なる第2の値を前記初期設定完了信号に設定して出力し、
前記所定の順番の2番目以降に位置する機能実現部の初期設定判定部は、リセット解除状態で、前記状態通知レジスタの値が前記第2の設定値であり、かつ、前記所定の順番で直前に位置する機能実現部から前記第2の値が設定されている初期設定完了信号が入力されている場合は、前記第2の値を設定した前記設定完了信号に設定して出力する、
ことを特徴とする装置。
装置と機能ユニットとの間の関係を説明する概念図である。 従来技術による装置の機能ユニットの構成例である。 本発明の第1の実施形態を示す装置の構成例である。 本発明のリセット制御信号を説明する模式図である。 本発明の第1の実施形態における監視制御処理の動作フローチャート例である。 本発明の第2の実施形態を示す装置の構成例(1)である。 本発明の第2の実施形態の監視制御処理の動作フローチャート例(1)である。 本発明の第2の実施形態を示す装置の構成例(2)である。 本発明の第2の実施形態の監視制御処理の動作フローチャート例(2)である。 本発明の第3の実施形態の構成例である。 本発明の機能ユニットの状態と初期設定の順序との関係を説明する図である。 本発明の第3の実施形態の監視制御処理の動作フローチャート例(1)である。 本発明の第3の実施形態の監視制御処理の動作フローチャート例(2)である。 本発明の第4の実施形態の構成例である。 本発明の第4の実施形態による機能実現部の動作フローチャート例である。 本発明の第4の実施形態における監視制御処理の動作フローチャート例である。
符号の説明
10、10a、10b、10c、10d 機能ユニット
11 一次側電源監視部
12 オンボード電源部
13、13、13、13 二次側電源監視部
14、14c、14d 機能実現部
20、20a、20b、20c、20d 監視制御ユニット
21 一次側電源監視部
22 オンボード電源部
23、23 二次側電源監視部
24 監視制御処理部
30 一次側電源
31 二次側電源
32 二次側電源
41 リセット制御信号
42 リセット制御信号
43 監視制御信号
51、51a、51b、51c、51d リセット制御信号
52 リセット制御信号
53、53b、53c、53d 監視制御信号
54 基準信号
55 リセット制御信号
56 初期設定完了信号
71 リセット状態
72 リセット解除状態
73 運用状態
141 状態通知レジスタ
142 初期値設定レジスタ
143 初期設定判定部
241 初期設定順序記憶部
800
801−808 状態の組み合わせのエントリ
810 機能ユニットの状態の組み合わせ
820 初期設定の順番
910 機能ユニット
911 一次側電源監視部
912 オンボード電源部
913 二次側電源監視部
914 機能実現回路
920 監視制御ユニット
921 一次側電源監視部
922 オンボード電源部
923 二次側電源監視部
924 監視制御処理部

Claims (5)

  1. 1以上の運用に使用される所定の機能を実現するための機能ユニットを含む装置の電源障害を監視する電源障害監視方法において、
    前記機能ユニットは前記機能ユニットの所定の機能を実現するための1以上の運用に使用される機能実現部を備え、
    前記機能実現部は電源異常の復旧時は初期状態であるリセット状態に遷移して前記機能実現部に含まれる状態通知レジスタに第1の設定値を設定し、
    前記監視制御ユニットは前記機能実現部に含まれる前記状態通知レジスタの値を監視し、前記状態通知レジスタの値が前記第1の設定値のときは前記機能実現部に電源障害が発生したと判定して、前記機能実現部に対して初期設定処理を行った後に前記第1の設定値とは異なる第2の設定値を前記状態通知レジスタに設定して前記機能実現部を運用状態に復旧し、前記状態通知レジスタの値が前記第2の設定値のときは前記機能実現部は運用状態にあると判定する
    ことを特徴とする電源障害監視方法。
  2. 請求項1に記載の電源障害監視方法において、
    前記機能ユニットに含まれる少なくとも1つの運用に使用される前記機能実現部が電源障害と判定された場合は、前記機能ユニットは電源障害と判定し、
    前記機能ユニットに含まれる運用に使用される全ての前記機能実現部が運用状態の場合は、前記機能ユニットは運用状態と判定する、
    ことを特徴とする電源障害監視方法。
  3. 請求項2に記載の電源障害監視方法において、
    前記監視制御ユニットは前記機能実現部に対する前記装置に含まれる複数の機能ユニットに対する初期設定処理の順番を記憶する初期設定順序情報を保持し、
    前記監視制御ユニットは前記初期設定順序情報に基づいて前記機能ユニットをサーチして前記機能ユニットに含まれる状態通知レジスタの値を判定し、運用状態でない最初の機能ユニットを初期設定対象機能ユニットとし、
    前記監視制御ユニットは前記初期設定対象機能ユニットに後続する直後の機能ユニットである後続機能ユニットが運用状態の場合は、前記後続機能ユニットに対してリセット制御信号を送出して前記後続機能ユニットをリセット状態にした後に前記初期設定対象機能ユニットに対する初期設定処理を行い、前記後続機能ユニットが運用状態でない場合は前記初期設定対象機能ユニットに対する初期設定処理を行う、
    ことを特徴とする電源障害監視方法。
  4. 請求項1に記載の電源障害監視方法において
    前記機能ユニットに含まれる複数の前記機能実現部は前記機能ユニット内の所定の順番で先頭に位置する機能実現部から順次後続の機能実現部へ前記機能実現部の初期設定状態を示す初期設定完了信号を伝達し、
    前記監視制御ユニットは前記所定の順番の最後に位置する機能実現部から出力された前記初期設定完了信号の内容に基づいて前記機能ユニットの電源異常の発生を監視する
    ことを特徴とする電源障害監視方法。
  5. 所定の機能を実現する1以上の機能ユニットを含む装置において、
    前記機能ユニットの電源障害を監視する監視制御ユニットと、
    前記機能ユニットに含まれる所定の機能を実現するための1以上の機能実現部と、
    前記機能実現部に含まれる前記機能実現部の状態を記憶する状態通知レジスタを備え、
    前記機能実現部は電源異常の発生時は初期状態であるリセット状態に遷移して前記状態通知レジスタに第1の設定値を設定し、
    前記監視制御ユニットは前記機能実現部に含まれる前記状態通知レジスタの値を監視し、前記状態通知レジスタの値が前記第1の設定値のときは、前記機能実現部に電源障害が発生したと判定して、前記機能実現部に対して初期設定処理を行った後に前記第1の設定値とは異なる第2の設定値を前記状態通知レジスタに設定して前記機能実現部を運用状態に復旧し、前記状態通知レジスタの値が前記第2の設定値のときは前記機能実現部は運用状態にあると判定する
    ことを特徴とする装置。
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