JP2008071076A - 画像抽出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】帳票の帳票画像を含む媒体上の画像情報から、帳票画像を自動的に抽出が可能な画像抽出装置を提供する。
【解決手段】画像抽出装置において、所定領域を有する帳票のフォームを予め記憶するフォーム記憶部と、帳票の帳票画像を含む媒体上の画像情報を入力する画像入力部と、入力された画像情報に対して2値化処理を行い、2値画像情報を取得する2値化処理部と、取得された2値画像情報に基づいて、画像情報における所定領域を探索する探索部と、探索された所定領域の位置座標を示す領域位置を検出する位置検出部と、検出された領域位置及びフォームに基づいて、画像情報における帳票画像の位置座標を示す帳票位置を算出する算出部と、算出された帳票位置に基づいて、画像情報から帳票画像を抽出する抽出部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像情報から特定領域の画像情報を抽出する画像抽出装置に関し、特に、運転免許証をコピーした媒体の媒体画像から運転免許証画像を抽出可能な画像抽出装置に関する。
本人確認法の制定により、金融機関等においては、運転免許証等の身分証明書による本人確認業務の実施が義務化されている。このような本人確認業務は、例えば公共機関や医療機関、レンタル事業窓口等においても、日常的に実施されている。
金融機関の営業店において、口座の開設を申し込む場合、申込者は、窓口の係員に身分証明書を提示する。そして、係員により本人確認業務が実施された後、申込者の口座が開設される。その際、提示された身分証明書のコピーが取得され、開設された口座に関する本人確認書類として、営業店において保管されることとなる。
また、郵送により口座の開設を申し込む場合、申込者自身が、コピー機等を利用して身分証明書のコピーを取得し、金融機関に提出する。提出された身分証明書のコピーは、口座の開設後、本人確認書類として金融機関において保管される。
上記した本人確認書類は、従来、紙のまま保管されていた。一方、近年、書類をイメージデータ化し、該書類に関連するデータとリンクづけして保管するイメージファイリングシステムが広く普及し、金融機関においても、口座管理用データベースに利用されるようになってきた。これにより、金融機関は、大量の本人確認書類をイメージデータ化し、各口座における口座番号とリンクづけして保管可能となった。
ところで、コピー機で使用されるコピー用紙のサイズは、通常、運転免許証等の身分証明書のサイズに比較して大きいため、上記した本人確認書類として、コピー用紙全体をイメージデータ化して保管すると、データベースのディスク使用量に無駄が発生し、データベース容量が圧迫されるという問題があった。
このような問題を解消する方法として、コピー用紙全体のイメージデータ、即ち用紙イメージから、身分証明書のイメージデータ、即ち身分証明書イメージのみを抽出して保管することが考えられる。しかしながら、上記したように、申込者自身によりコピーが取得される場合もあることから、使用されるコピー用紙のサイズや、各用紙イメージにおける身分証明書イメージの位置やサイズは、不定となってしまう。それゆえ、上記方法を実現するためには、各用紙イメージそれぞれに対して、抽出すべき領域の指定をひとつずつ人的に行わなければならず、作業が煩雑になるという問題があった。
したがって、用紙イメージから身分証明書イメージを自動的に抽出可能な画像抽出装置が望まれていた。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成〉
本発明に係る画像抽出装置は、所定領域を有する帳票のフォームを予め記憶するフォーム記憶部と、帳票の帳票画像を含む媒体上の画像情報を入力する画像入力部と、入力された画像情報に対して2値化処理を行い、2値画像情報を取得する2値化処理部と、取得された2値画像情報に基づいて、画像情報における所定領域を探索する探索部と、探索された所定領域の位置座標を示す領域位置を検出する位置検出部と、検出された領域位置及びフォームに基づいて、画像情報における帳票画像の位置座標を示す帳票位置を算出する算出部と、算出された帳票位置に基づいて、画像情報から帳票画像を抽出する抽出部とを備えることを特徴とする。
上記発明において、帳票として、運転免許証を採用可能である。この場合、所定領域として、運転免許証に貼付された顔写真の顔写真貼付領域或いは運転免許証に記載された有効期限記載領域を採用可能である。
本発明に係る画像抽出装置において、2値化処理部は、画像の明度を示す閾値が記憶される閾値記憶部を更に備え、画像情報を構成する各画素の明度が、記憶されている閾値と比較して高いか否かに基づいて、2値化処理を行うことを特徴とする。
また、位置検出部は、探索された所定領域に外接する矩形座標を領域位置として検出することを特徴とする。
また、フォーム記憶部は、帳票画像における所定領域のサイズ及び領域位置を特定するための複数のフォームデータが記憶されるフォームデータ記憶部からなり、算出部は、検出された領域位置及び記憶されているフォームデータに基づいて、帳票位置の算出を行うことを特徴とする。
本発明に係る画像抽出装置は、検出された領域位置に基づいて、画像情報における帳票画像の傾きの有無を判断する傾き判断部と、有ると判断されると、傾きを補正して補正画像情報を取得する傾き補正部とを更に備えることができる。この場合、探索部は、更に補正画像情報における所定領域を探索し、位置検出部は、更に探索された所定領域の領域位置を補正領域位置として検出し、算出部は、特定された補正領域位置及びフォームに基づいて、補正画像情報における帳票画像の帳票位置を補正帳票位置として算出し、抽出部は、特定された補正帳票位置に基づいて、補正画像情報から帳票画像を抽出する。
上記画像抽出装置において、位置検出部は、探索された所定領域に外接する矩形座標を補正領域位置として検出することができる。
本発明に係る画像抽出装置は、画像情報における帳票の罫線を検出する罫線検出部と、検出された罫線及びフォームに基づいて、画像情報における帳票画像の傾きの有無を判断する傾き判断部と、有ると判断されると、傾きを補正して補正画像情報を取得する傾き補正部とを更に備えることができる。この場合、探索部は、補正画像情報において所定領域の探索を行い、位置検出部は、探索された所定領域の位置を補正領域位置として検出し、算出部は、検出された補正領域位置及びフォームに基づいて、補正画像情報における帳票画像の帳票位置を補正帳票位置として算出し、抽出部は、算出された補正帳票位置に基づいて、補正画像情報から帳票画像を抽出する。
上記画像抽出装置において、位置検出部は、探索された所定領域に外接する矩形座標を補正領域位置として検出することができる。
本発明に係る画像抽出装置において、帳票は、複数の所定領域を有し、探索部は、複数の所定領域を探索し、検出部は、複数の所定領域それぞれの位置座標を示す複数の領域位置を検出し、算出部は、検出された複数の領域位置それぞれに基づいて、複数の帳票位置を算出し、算出された複数の帳票位置の何れにも外接する矩形座標を、帳票位置として特定する特定部を更に備えることを特徴とする。
上記発明において、帳票として、運転免許証を採用可能である。この場合、複数の所定領域として、運転免許証に貼付された顔写真の顔写真貼付領域と、運転免許証に記載された有効期限の有効期限記載領域とが採用される。
本発明の画像抽出装置によれば、帳票画像を含む画像情報において、帳票画像に含まれる所定領域の位置及びサイズを検出することにより、帳票画像の外形位置を特定して抽出可能となるので、作業が効率化されると共に、抽出された帳票画像のみを保存することにより、リソースの無駄が防止される。また、複数の所定領域を用いて外形位置を特定することにより、変形のある画像に対しても確実に帳票画像を抽出可能となるので、適用範囲が拡大される。
以下、本発明の実施形態を図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る画像抽出装置の構成を示すブロック図である。
この画像抽出装置10を利用して、運転免許証がコピーされたコピー用紙の画像から、運転免許証部分の画像のみを抽出して保存できる。
画像抽出装置10は、例えば、金融機関の窓口に設置されるパーソナルコンピュータ11と、該パーソナルコンピュータ11に接続し、金融機関における口座管理用データベースを構築する記憶装置12と、パーソナルコンピュータ11に接続されるイメージスキャナ13とから構成される。
イメージスキャナ13は、載置されたコピー用紙等の媒体を光学的に読み取って、該媒体の画像情報、即ち媒体イメージを取得する画像取得部としての機能を有する。イメージスキャナ13により取得された媒体イメージは、図示されないインタフェース部を介して、パーソナルコンピュータ11に送られる。
パーソナルコンピュータ11は、一時記憶部14、フォームデータ記憶部15、読出部16、2値化処理部17、探索部18、位置検出部19、角度検出部20、傾き判断部21、傾き補正部22、矩形検出部23、算出部24、特定部25、抽出部26及びこれら各部を制御する制御部27を備えている。
一時記憶部14は、イメージスキャナ13から入力された媒体イメージや、後述する各部により出力された各種データを、一時的に記憶しておく機能を有する。
フォームデータ記憶部15は、運転免許証のフォームにおける各所定領域の位置やサイズ等に関するデータ、即ちフォームデータが記憶される専用記憶部である。本実施例では、フォームデータ記憶部15は、以下に説明する顔写真貼付領域に関するフォームデータ「n」、「n」、「n」及び「n」と、有効期限記載領域に関するフォームデータ「m」、「m」、「m」及び「m」とを記憶している。
図2は、運転免許証の一例を示す説明図である。
運転免許証30は、図2に示されるように、所定のフォームに基づいて作成される。運転免許証30のフォームには、氏名や生年月日、本籍、住所等がそれぞれ記載される各領域に加えて、有効期限が記載される有効期限記載領域31が設けられている。この有効期限記載領域31は、他の部分とは異なる明度の低い地色となっている。
また、運転免許証30には、更に、所定サイズの顔写真が貼付される顔写真貼付領域32が設けられている。この顔写真貼付領域32に貼付される顔写真は、所定色の背景のもとで撮影される。この背景の色は、有効期限記載領域31の地色と同様に、他の部分と比較して明度が低くなっている。
図3は、運転免許証のフォームを示す説明図である。
上記したように、顔写真貼付領域32は、所定位置に設けられた所定サイズの領域である。この顔写真貼付領域32の位置を、図3(b)に示すように、運転免許証30のエッジ33と顔写真貼付領域32のエッジ34との距離に基づいて、右端から「r」、左端から「l」、上端から「o」、下端から「u」の4つの位置データを用いて表すこととする。同様に、顔写真貼付領域32のサイズを、図3(c)に示すように、横幅「w」、高さ「h」の2つのサイズデータを用いて表す。
フォームデータ記憶部15に記憶される顔写真貼付領域32に関するフォームデータ「n」、「n」、「n」及び「n」は、上記した位置データ及びサイズデータの比で表される。即ち、「n=r/w」、「n=l/w」、「n=o/h」及び「n=u/h」である。
同様に、有効期限記載領域31の位置を、図3(b)に示すように、運転免許証30のエッジ33と有効期限記載領域31のエッジ35との距離に基づいて、右端から「r」、左端から「l」、上端から「o」、下端から「u」の4つの位置データを用いて表し、サイズを、図3(c)に示すように、横幅「w」、高さ「h」の2つのサイズデータを用いて表す。すると、フォームデータ記憶部15に記憶される有効期限記載領域31に関するフォームデータ「m」、「m」、「m」及び「m」は、上記した位置データ及びサイズデータの比で表される。即ち、「m=r/w」、「m=l/w」、「m=o/h」及び「m=u/h」である。
読出部16は、一時記憶部14から媒体イメージ等の各データを読み出す機能や、フォームデータ記憶部15からフォームデータを読み出す機能を有する。
2値化処理部17は、読出部16により一時記憶部14から読み出された媒体イメージを、該媒体イメージを構成する各画素の明度に基づいて2値化する処理部であり、閾値記憶部28を備えている。閾値記憶部28には、明度を示す閾値が予め記憶されており、2値化処理部17は、各画素の明度が該閾値より高いか否かに基づいて、媒体イメージの2値化処理を行い、2値媒体イメージを取得する。2値化処理部17により取得された2値媒体イメージは、一時記憶部14に記憶される。
探索部18は、媒体イメージにおいて、所定領域のエッジを探索する。本実施例では、探索部18により探索される所定領域は、上記した顔写真貼付領域32及び有効期限記載領域31である。
上記したように、顔写真貼付領域32及び有効期限記載領域31は、他の部分と比較して明度が低い画素により構成されている。そのため、閾値記憶部28に記憶される閾値を適宜に設定することにより、2値化処理部17が取得する2値媒体イメージにおいて、顔写真貼付領域32及び有効期限記載領域31は、例えば図3(b)及び(c)に示されるように、他の部分とは異なる色となる。探索部18は、該2値媒体イメージに基づいて、顔写真貼付領域32のエッジ34及び有効期限記載領域31のエッジ35の探索を行う。同様に、探索部18は、後述する補正媒体イメージにおいて、顔写真貼付領域32及び有効期限記載領域31のエッジを探索する。
位置検出部19は、媒体イメージにおける所定領域の位置を示す座標を、領域位置として検出する。本実施例では、位置検出部19は、顔写真貼付領域32及び有効期限記載領域31の位置座標を、それぞれ顔写真位置及び有効期限位置として検出する。
図4は、媒体イメージの例を示す説明図である。
媒体イメージにおける運転免許証イメージの位置やサイズは、図4(a)〜(d)に示されるように、不定となっている。
位置検出部19は、探索部18により探索された顔写真貼付領域32のエッジ34から、図4(a)に示されるように、4つの頂点37a、37b、37c及び37dを検出する。また、位置検出部19は、媒体イメージの画像端36を検出し、下側画像端36aをx座標軸とみなすことにより、或いは左側画像端36bをy座標軸とみなすことにより、これら4つの頂点37a、37b、37c及び37dの座標(xa1,ya1)、(xa2,ya2)、(xa3,ya3)及び(xa4,ya4)を、顔写真位置として検出する。
同様に、位置検出部19は、探索部18により探索された有効期限記載領域31のエッジ35から、図4(a)に示されるように、4つの頂点38a、38b、38c及び38dを検出し、該頂点38a、38b、38c及び38dの座標(xb1,yb1)、(xb2,yb2)、(xb3,yb3)及び(xb4,yb4)を、有効期限位置として検出する。
また、位置検出部19は、後述する補正媒体イメージにおける所定領域の位置を示す座標を、補正領域位置として検出する。即ち、位置検出部19は、補正媒体イメージにおける顔写真貼付領域32の位置を示す各座標(Xa1,Ya1)、(Xa2,Ya2)、(Xa3,Ya3)及び(Xa4,Ya4)を補正顔写真位置として、また、有効期限記載領域31の位置を示す各座標(Xb1,Yb1)、(Xb2,Yb2)、(Xb3,Yb3)及び(Xb4,Yb4)を補正有効期限位置として、それぞれ検出する。
角度検出部20は、位置検出部19により媒体イメージから検出された各領域位置に基づいて、媒体イメージにおける各所定領域の傾き角度θを検出する。検出された傾き角度θは、一時記憶部14に記憶される。
図5は、媒体イメージの一部を示す省略図である。
図5において、運転免許証イメージは、媒体イメージの画像端36に対して傾いている。
本実施例では、角度検出部20は、顔写真貼付領域32の上側エッジ34aにおける頂点37b及び37dから検出された各座標(xa2,ya2)、(xa4,ya4)に基づいて、顔写真貼付領域32の上側エッジ34aと、媒体イメージの下側画像端36aとの間のずれの角度θを、顔写真貼付領域32の傾き角度として検出する。
更に、角度検出部20は、有効期限記載領域31の上側エッジ35aにおける頂点38b及び38dから検出された各座標(xb2,yb2)、(xb4,yb4)に基づいて、有効期限記載領域31の上側エッジ35aと、媒体イメージの下側画像端36aとの間のずれの角度θを、有効期限記載領域31の傾き角度として検出する。
なお、角度検出部20による傾き角度の検出は、例えば、顔写真貼付領域32或いは有効期限記載領域31の下側エッジにおける頂点の座標に基づいて検出することも可能である。同様に、角度検出部20は、顔写真貼付領域32及び有効期限記載領域31の右側エッジ或いは左側エッジにおける頂点の座標に基づいて、左側画像端36bに対する傾き角度を検出することも可能である。
傾き判断部21は、角度検出部20により検出された傾き角度θに基づいて、所定領域が媒体イメージに対して傾いているか否かを判断する機能を有し、閾値記憶部29を備えている。閾値記憶部29には、角度を示す閾値θthが予め記憶されており、傾き判断部21は、傾き角度θ或いはθが該閾値θth以上である場合、顔写真貼付領域32或いは有効期限記載領域31が傾いている、即ち運転免許証イメージが傾いていると判断し、該判断結果を傾き補正部22に通知する。
傾き補正部22は、傾き判断部21からの通知を受けて、運転免許証イメージの傾きを補正する。傾き補正部22は、読出部16により読み出された傾き角度θに基づいて、画像の回転を実施し、補正媒体イメージを取得する。
図6は、媒体イメージ及び補正媒体イメージを示す説明図である。
図6(a)において、媒体イメージ40の画像端を実線で示し、補正媒体イメージ41の画像端を破線で示す。
傾き補正部22は、傾き角度θを0とすべく、画像の回転を行い、図6(b)に示される補正媒体イメージ41を取得する。取得された補正媒体イメージ41は、一時記憶部14に記憶される。
矩形検出部23は、位置検出部19により検出された補正所定位置に基づいて、所定領域を内含する矩形の矩形座標を、矩形領域位置として検出する。即ち、位置検出部19により検出された補正媒体イメージ41における顔写真貼付領域32の位置を示す各座標(Xa1,Ya1)、(Xa2,Ya2)、(Xa3,Ya3)及び(Xa4,Ya4)、即ち補正顔写真位置に基づいて、探索部18により探索された顔写真貼付領域32を内含する矩形の4つの頂点42a、42b、42c及び42dに対応する矩形座標(X´a1,Y´a1)、(X´a1,Y´a2)、(X´a2,Y´a1)及び(X´a2,Y´a2)を、矩形顔写真位置として検出する。なお、位置検出部19及び矩形検出部23は、補正媒体イメージ41における下側画像端49aをX座標軸とみなすことにより、或いは左側画像端49bをY座標軸とみなすことにより、(X,Y)座標の検出を行うものとする。
矩形検出部23による矩形顔写真位置の検出処理の一例を、以下に示す。矩形検出部23は、位置検出部19により検出された座標Xa1及びXa2の中、座標値が小さい方をX´a1とする。また、座標Xa3及びXa4の中、座標値が大きい方をX´a2とする。同様に、矩形検出部23は、座標Ya1及びYa3の中、座標値が小さい方をY´a1とし、座標Ya2及びYa4の中、座標値が大きい方をY´a2とする。
又は、探索部18により探索された顔写真貼付領域32に外接する矩形を検出し、該矩形の頂点座標を矩形顔写真位置として検出することも可能である。
更に、矩形検出部23は、位置検出部19により検出された補正媒体イメージ41における有効期限記載領域31の位置を示す各座標(Xb1,Yb1)、(Xb2,Yb2)、(Xb3,Yb3)及び(Xb4,Yb4)、即ち補正有効期限位置に基づいて、探索部18により探索された有効期限記載領域31を内含する矩形の4つの頂点45a、45b、45c及び45dに対応する矩形座標(X´b1,Y´b1)、(X´b1,Y´b2)、(X´b2,Y´b1)及び(X´b2,Y´b2)を、矩形有効期限位置として検出する。
算出部24は、矩形検出部23により検出された矩形領域位置と、読出部16によりフォームデータ記憶部15から読み出された各フォームデータとに基づいて、補正媒体イメージ41における運転免許証イメージの外形位置を算出する。
図7は、運転免許証イメージの外形位置の算出例を示す説明図である。
図7(a)は、矩形顔写真位置に基づく外形位置43の算出例に対応し、図7(b)は、矩形有効期限位置に基づく外形位置46の算出例に対応する。図7(a)では、運転免許証イメージの外形位置43の4つの頂点44a、44b、44c及び44dの各座標を、(XA1,YA1)、(XA1,YA2)、(XA2,YA1)及び(XA2,YA2)と示し、図7(b)では、運転免許証イメージの外形位置46の4つの頂点47a、47b、47c及び47dの各座標を、(XB1,YB1)、(XB1,YB2)、(XB2,YB1)及び(XB2,YB2)と示す。
算出部24による外形位置の算出は、以下のように行われる。まず、算出部24は、矩形顔写真位置を示す矩形座標(X´a1,Y´a1)、(X´a1,Y´a2)、(X´a2,Y´a1)及び(X´a2,Y´a2)に基づいて、顔写真貼付領域32の横幅「W」及び高さ「H」の各サイズデータを、「W=X´a2−X´a1」及び「H=Y´a2−Y´a1」の計算式によりそれぞれ算出する。
続いて、算出部24は、顔写真貼付領域32に関するフォームデータ「n」、「n」、「n」及び「n」に基づいて、以下の計算を行う。まず、算出部24は、横幅サイズデータ「W」及びフォームデータ「n」に基づいて、顔写真貼付領域32の右側エッジから運転免許証イメージの右側エッジまでの長さデータ「R」を、計算式「R=W×n」により算出する。そして、補正媒体イメージにおける運転免許証イメージの右側エッジのX座標XA2を、計算式「XA2=X´a2+R」に基づき算出する。
同様に、算出部24は、顔写真貼付領域32の左側エッジから運転免許証イメージの左側エッジまでの長さデータ「L」を、計算式「L=W×n」に基づき算出し、補正媒体イメージにおける運転免許証イメージの左側エッジのX座標XA1を、計算式「XA1=X´a1―L」に基づき算出する。
また、算出部24は、顔写真貼付領域32の上側エッジから運転免許証イメージの上側エッジまでの長さデータ「O」を、計算式「O=H×n」に基づき算出し、補正媒体イメージにおける運転免許証イメージの上側エッジのY座標YA2を、計算式「YA2=Y´a2+O」に基づき算出する。
更に、算出部24は、顔写真貼付領域32の下側エッジから運転免許証イメージの下側エッジまでの長さデータ「U」を、計算式「U=H×n」に基づき算出し、補正媒体イメージにおける運転免許証イメージの上側エッジのY座標YA1を、計算式「YA1=Y´a1―U」に基づき算出する。
また、算出部24は、矩形有効期限位置を示す矩形座標(X´b1,Y´b1)、(X´b1,Y´b2)、(X´b2,Y´b1)及び(X´b2,Y´b2)に基づいて、運転免許証イメージの外形位置46を算出する。以下、簡単に説明する。
算出部24は、有効期限記載領域31の横幅「W」及び高さ「H」の各サイズデータを、「W=X´b2−X´b1」及び「H=Y´b2−Y´b1」の計算式によりそれぞれ算出する。
続いて、算出部24は、有効期限記載領域31に関するフォームデータ「m」、「m」、「m」及び「m」に基づいて、以下の計算を行う。即ち、算出部24は、横幅サイズデータ「W」及びフォームデータ「m」に基づいて、有効期限記載領域31の右側エッジから運転免許証イメージの右側エッジまでの長さデータ「R」を、計算式「R=W×m」により算出する。そして、補正帳票イメージにおける運転免許証イメージの右側エッジのX座標XB2を、計算式「XB2=X´b2+R」に基づき算出する。
同様に、算出部24は、長さデータ「L」、「O」及び「U」を、計算式「L=W×m」、「O=H×m」及び「U=H×m」に基づき算出し、補正媒体イメージにおける運転免許証イメージの各エッジの座標XB1、YB2及びYB1を、計算式「XB1=X´b1―L」、「YB2=Y´b2+O」及び「YB2=Y´b2+O」に基づき、それぞれ算出する。
特定部25は、算出部24により各矩形領域位置に基づいて算出された外形位置43及び46に基づいて、運転免許証イメージの外形位置48を特定する。
矩形顔写真位置から算出された運転免許証イメージの外形位置43と、矩形有効期限位置から特定された運転免許証イメージの外形位置46とは、本来、一致するはずである。しかしながら、コピー画像に歪み等の変形が生じた場合、多少のずれが発生することもある。
図8は、運転免許証イメージの外形位置の特定例を示す説明図である。
図8において、一点鎖線で示される外形位置43は、図7(a)で示される矩形顔写真位置に基づいて算出され、点線で示される外形位置46は、図7(b)で示される矩形有効期限位置に基づいて算出される。
特定部25は、矩形顔写真位置に基づいて算出された外形位置43に囲まれる領域と、矩形有効期限位置に基づいて算出された外形位置46に囲まれる領域とを全て含む矩形を、運転免許証イメージの外形位置48として特定する。図8では、実線で示される外形位置48は、外形位置43及び外形位置46の何れをも内包している。外形位置48の頂点の座標は、図8において、外形位置43及び46の頂点の座標を用いて、それぞれ(XB1,YA1)、(XB1,YB2)、(XA2,YA1)及び(XA2,YB2)と表される。
抽出部26は、特定部25により特定された外形位置に基づいて、運転免許証イメージを切り出して抽出する。また、抽出部26は、抽出された運転免許証イメージを保存すべく、図示されない入力部により入力された口座番号と対応させて、記憶装置12に記憶させる。
制御部27は、上記した各部14〜26を制御する機能を有する。
記憶装置12は、運転免許証イメージを口座番号等の口座情報と対応させて記憶する口座管理用データベースとしての機能を有する。
続いて、本実施例の画像抽出装置10の動作について、フローチャートに沿って説明する。
図9は、本発明に係る画像抽出装置の実施例における動作を示すフローチャートである。
まず、イメージスキャナ13が、運転免許証がコピーされた媒体の媒体イメージを取得し、パーソナルコンピュータ11に該媒体イメージを入力する(S101)。その際、口座番号等の口座情報が、図示されない入力部により入力される。入力された媒体イメージ及び口座情報は、一時記憶部14に記憶される。
続いて、制御部27の制御により、読出部16が一時記憶部14から媒体イメージ40を読み出す。そして、2値化処理部17が、該媒体イメージに対して2値化処理を行い、2値媒体イメージを取得する(S102)。取得された2値媒体イメージは、一時記憶部14に記憶される。
次に、制御部27は、探索部18を制御して、読出部16により読み出された2値媒体イメージにおいて、所定領域を探索する(S103)。2値媒体イメージには、明度の低い領域が2つ存在するが、探索部18は、本実施例では、まず、右側に位置する領域を顔写真貼付領域32として、該領域のエッジ34を探索する。
所定領域が探索されると、制御部27は、位置検出部19を制御して、探索された所定領域の領域位置を検出させる(S104)。位置検出部19は、顔写真貼付領域32のエッジ34から4つの頂点を検出し、媒体イメージの下側画像端36aをx軸とみなして、これら4つの頂点の座標(xa1,ya1)、(xa2,ya2)、(xa3,ya3)及び(xa4,ya4)を、顔写真位置として検出する。
次に、制御部27は、角度検出部20により、所定領域の傾き角度θを検出する(S105)。角度検出部20は、位置検出部19により検出された顔写真位置に基づいて、顔写真貼付領域32の上側エッジ34と、媒体イメージの下側画像端36aとの間のずれの角度θを傾き角度θとして検出する。検出された傾き角度θは、一時記憶部14に記憶される。
そして、傾き判断部21が、該傾き角度θに基づいて、所定領域が傾いているか否かを判断する(S106)。傾き判断部21は、読出部16により読み出された傾き角度θと、閾値記憶部29に記憶されている閾値θthとを比較し、θがθth以上である場合、顔写真貼付領域32が媒体イメージに対して傾いていると判断し、該判断結果を傾き補正部22に通知する。
傾き補正部22は、傾き判断部21からの通知を受けると、媒体イメージ40における運転免許証イメージの傾きを補正して、補正媒体イメージ41を取得する(S107)。傾き補正部22は、読出部16により読み出された顔写真貼付領域32の傾き角度θに基づいて、媒体イメージ40の回転を実施し、補正媒体イメージ41を取得する。
補正媒体イメージ41が取得されると、制御部27は、位置検出部19により補正媒体イメージ41における所定領域の位置、即ち補正領域位置を取得する(S108)。位置検出部19は、補正媒体イメージ41における顔写真貼付領域32のエッジ34から4つの頂点37a、37b、37c及び37dを検出し、補正媒体イメージの下側画像端49a(図6(b))をX軸とみなして、これら4つの頂点37a、37b、37c及び37dの座標(Xa1,Ya1)、(Xa2,Ya2)、(Xa3,Ya3)及び(Xa4,Ya4)を、補正顔写真位置として検出する。
そして、制御部27は、矩形検出部23を制御して、補正領域位置に基づき矩形領域位置を検出させる(S109)。矩形検出部23は、補正顔写真位置に基づいて、補正媒体イメージ41における顔写真貼付領域32を内含する矩形の4つの頂点42a、42b、42c及び42d(図7(a))に対応する矩形座標(X´a1,Y´a1)、(X´a1,Y´a2)、(X´a2,Y´a1)及び(X´a2,Y´a2)を、矩形顔写真位置として検出する。
続いて、算出部24が、矩形検出部23により検出された矩形領域位置と、読出部16により読み出されたフォームデータとに基づいて、補正媒体イメージ41における運転免許証イメージの外形位置43を算出する(S110)。算出部24は、矩形顔写真位置と、フォームデータ「n」、「n」、「n」及び「n」とに基づいて、運転免許証イメージの外形位置43を、4つの頂点44a、44b、44c及び44d(図7(a))を有する矩形の矩形座標(XA1,YA1)、(XA1,YA2)、(XA2,YA1)及び(XA2,YA2)として算出する。
S106において、傾き判断部21が傾いていないと判断すると、制御部27は、矩形検出部23を制御して、媒体イメージ40において検出された領域位置に基づいて、矩形領域位置を検出させる(S111)。矩形検出部23は、顔写真位置に基づいて、媒体イメージ40における顔写真貼付領域32を内含する矩形の矩形座標を、矩形顔写真位置として検出する。
そして、算出部24が、矩形検出部23により検出された矩形領域位置と、読出部16により読み出されたフォームデータとに基づいて、媒体イメージ40における運転免許証イメージの外形位置43を算出する(S112)。
算出部24により運転免許証イメージの外形位置43が算出される(S110、S11)と、制御部27は、未検出の所定領域の有無を判断する(S113)。所定領域が有る場合、画像抽出装置10はS104の動作に戻って、該所定領域の領域位置の検索を行う(S104)。位置検出部19は、次に有効期限記載領域31の有効期限位置を検出する。そして、画像抽出装置10は、該有効期限記載領域31に対して、S105以降の動作を繰り返す。即ち、図7(b)に示す4つの頂点45a、45b、45c及び45dの矩形座標(X´b1,Y´b1)、(X´b1,Y´b2)、(X´b2,Y´b1)及び(X´b2,Y´b2)を、矩形有効期限位置として検出し(S109、S111)、該矩形有効期限位置に基づいて、運転免許証イメージの外形位置46を、4つの頂点47a、47b、47c及び47d(図7(b))を有する矩形の矩形座標(XB1,YB1)、(XB1,YB2)、(XB2,YB1)及び(XB2,YB2)として算出する(S110、S112)。
算出部24により、矩形有効期限位置に対応する運転免許証イメージの外形位置46が算出された後、未検出の所定領域がないと判断される(S113)と、制御部27は、特定部25により運転免許証イメージの外形位置48を特定する(S114)。特定部25は、顔写真貼付領域32に基づいて特定された外形位置43と、有効期限記載領域31に基づいて特定された外形位置46とに基づいて、運転免許証イメージの外形位置48(図8)を特定する。
そして、抽出部26が、特定された外形位置48に基づいて、運転免許証イメージを切り出して抽出し、記憶装置12に記憶させる(S115)。その際、運転免許証イメージは、読出部16により一時記憶部14から読み出された口座情報と対応させて記憶される。
以上のように、本実施例では、運転免許証がコピーされた媒体の媒体イメージから、運転免許証イメージのみを抽出して保存可能となるので、作業が効率化されると共に、リソースの無駄が防止される。また、媒体イメージから検出された顔写真貼付領域及び有効期限記載領域の位置及びサイズに基づいて、運転免許証イメージの外形位置を特定するので、画像が変形している場合も、運転免許証イメージが欠落することなく確実に保存可能となるので、適用範囲の拡大が期待できる。
なお、本実施例では、媒体イメージにおける運転免許証イメージの傾きの検出は、各所定領域、即ち顔写真貼付領域及び有効期限記載領域に対してそれぞれ行っているが、例えば、運転免許証のフォーム罫線の位置を検出する罫線検出部を設け、媒体イメージから検出されたフォーム罫線が媒体イメージの画像端に対して傾いているか否かに基づいて傾きの有無を判断し、傾き補正を行うことも可能である。この場合、画像抽出装置は、傾き補正処理を行った後に、探索部による各所定領域の探索及び位置検出部による各領域位置の検出を行えば良い。
本発明の画像抽出装置は、画像情報から特定領域の画像情報のみを抽出することで、画像保存用のディスク容量が削減できるだけでなく、定型のレイアウトとして、文字認識装置(OCR:Optical Character Reader)への入力画像とすることができる。そして、この文字認識装置と組み合わせることにより、所定領域に対する文字認識の実行が可能となるほか、特定領域に対するマスク処理、電子透かし情報の付加等の画像処理が可能となる。
本発明の実施例に係る画像抽出装置の構成を示すブロック図である。 運転免許証の一例を示す説明図である。 運転免許証のフォームを示す説明図である。 媒体イメージの例を示す説明図である。 媒体イメージの一部を示す省略図である。 媒体イメージ及び補正媒体イメージを示す説明図である。 運転免許証イメージの外形位置の算出例を示す説明図である。 運転免許証イメージの外形位置の特定例を示す説明図である。 本発明に係る画像抽出装置の実施例における動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像抽出装置
11 パーソナルコンピュータ
12 記憶装置
13 イメージスキャナ
14 一時記憶部
15 フォームデータ記憶部
16 読出部
17 2値化処理部
18 探索部
19 位置検出部
20 角度検出部
21 傾き判断部
22 傾き補正部
23 矩形検出部
24 算出部
25 特定部
26 抽出部
28、29 閾値記憶部

Claims (12)

  1. 所定領域を有する帳票のフォームを予め記憶するフォーム記憶部と、
    前記帳票の帳票画像を含む媒体上の画像情報を入力する画像入力部と、
    入力された前記画像情報に対して2値化処理を行い、2値画像情報を取得する2値化処理部と、
    取得された前記2値画像情報に基づいて、前記画像情報における所定領域を探索する探索部と、
    探索された前記所定領域の位置座標を示す領域位置を検出する位置検出部と、
    検出された前記領域位置及び前記フォームに基づいて、前記画像情報における前記帳票画像の位置座標を示す帳票位置を算出する算出部と、
    算出された前記帳票位置に基づいて、前記画像情報から前記帳票画像を抽出する抽出部と、
    を備えることを特徴とする画像抽出装置。
  2. 前記帳票は、運転免許証であり、前記所定領域は、前記運転免許証に貼付された顔写真の顔写真貼付領域からなることを特徴とする請求項1記載の画像抽出装置。
  3. 前記帳票は、運転免許証であり、前記所定領域は、前記運転免許証に記載された有効期限の有効期限記載領域からなることを特徴とする請求項1記載の画像抽出装置。
  4. 前記2値化処理部は、画像の明度を示す閾値が記憶される閾値記憶部を更に備え、前記画像情報を構成する各画素の明度が、記憶されている前記閾値と比較して高いか否かに基づいて、前記2値化処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像抽出装置。
  5. 前記位置検出部は、探索された前記所定領域に外接する矩形座標を領域位置として検出することを特徴とする請求項1記載の画像抽出装置。
  6. 前記フォーム記憶部は、前記帳票画像における前記所定領域のサイズ及び領域位置を特定するための複数のフォームデータが記憶されるフォームデータ記憶部からなり、
    前記算出部は、検出された前記領域位置及び記憶されている前記フォームデータに基づいて、前記帳票位置の算出を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像抽出装置。
  7. 検出された前記領域位置に基づいて、前記画像情報における前記帳票画像の傾きの有無を判断する傾き判断部と、
    有ると判断されると、前記傾きを補正して補正画像情報を取得する傾き補正部と、
    を更に備え、
    前記探索部は、更に前記補正画像情報における所定領域を探索し、
    前記位置検出部は、更に探索された前記所定領域の領域位置を補正領域位置として検出し、
    前記算出部は、特定された前記補正領域位置及び前記フォームに基づいて、前記補正画像情報における前記帳票画像の帳票位置を補正帳票位置として算出し、
    前記抽出部は、特定された前記補正帳票位置に基づいて、前記補正画像情報から前記帳票画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像抽出装置。
  8. 前記位置検出部は、探索された前記所定領域に外接する矩形座標を補正領域位置として検出することを特徴とする請求項7記載の画像抽出装置。
  9. 前記画像情報における前記帳票の罫線を検出する罫線検出部と、
    検出された前記罫線及び前記フォームに基づいて、前記画像情報における前記帳票画像の傾きの有無を判断する傾き判断部と、
    有ると判断されると、前記傾きを補正して補正画像情報を取得する傾き補正部と、
    を更に備え、
    前記探索部は、前記補正画像情報において所定領域の探索を行い、
    前記位置検出部は、探索された前記所定領域の位置を補正領域位置として検出し、
    前記算出部は、検出された前記補正領域位置及び前記フォームに基づいて、前記補正画像情報における前記帳票画像の帳票位置を補正帳票位置として算出し、
    前記抽出部は、算出された前記補正帳票位置に基づいて、前記補正画像情報から前記帳票画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像抽出装置。
  10. 前記位置検出部は、探索された前記所定領域に外接する矩形座標を補正領域位置として検出することを特徴とする請求項9記載の画像抽出装置。
  11. 前記帳票は、複数の所定領域を有し、
    前記探索部は、前記複数の所定領域を探索し、
    前記検出部は、前記複数の所定領域それぞれの位置座標を示す複数の領域位置を検出し、
    前記算出部は、検出された前記複数の領域位置それぞれに基づいて、複数の帳票位置を算出し、
    算出された前記複数の帳票位置の何れにも外接する矩形座標を、帳票位置として特定する特定部を更に備える
    ことを特徴とする請求項1記載の画像抽出装置。
  12. 前記帳票は、運転免許証であり、
    前記複数の所定領域は、前記運転免許証に貼付された顔写真の顔写真貼付領域と、前記運転免許証に記載された有効期限の有効期限記載領域とからなることを特徴とする請求項9記載の画像抽出装置。
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