JP2008068089A - 3次元磁気共鳴画像化用測定シーケンスおよび磁気共鳴装置 - Google Patents

3次元磁気共鳴画像化用測定シーケンスおよび磁気共鳴装置 Download PDF

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Abstract

【課題】検査対象の動きにもかかわらず、良好な画質を達成する。
【解決手段】測定データの記録がk空間内の複数のk空間行の走査によって行なわれ、複数のk空間行(103)が複数の部分記録に分配され、各部分記録において割り当てられたk空間行の走査が行なわれる3次元磁気共鳴画像化用測定シーケンスにおいて、割り当てが次の割り当て規則、すなわち、k空間中心に対するそれぞれのk空間行の距離を表わす距離尺度により各k空間行が評価されること、距離尺度を考慮した順序で走査すべきk空間行が配置されること、その順序で配置されたk空間行が複数のグループにグループ分けされ、それぞれ複数の連続するk空間行が1つのグループに統合されること、各グループにおいてこのグループに統合されたk空間行が異なる部分記録に分配されることによって、k空間行が部分記録に割り当てられること、に当てはまるように、k空間行が部分記録に割り当てられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、特に、できるだけモーションアーチファクトのない磁気共鳴画像の作成に使用されるような3次元磁気共鳴画像化用測定シーケンスおよびこのための磁気共鳴装置に関する。
磁気共鳴技術(以下において、磁気共鳴のことをMRと略記する。)は、検査対象の内部画像を作成することができる公知の技術である。このために検査対象は、MR装置において、検査対象の核スピンが静磁場に沿って整列するように、比較的強い均一な静磁場(0.2テスラ〜7テスラ以上の磁場強度)内に挿入される。核スピン共鳴を起こさせるために高周波励起パルスが検査対象に照射され、励起された核スピン共鳴が測定され、それに基づいてMR画像が再構成される。測定データの空間エンコーディングのために、静磁場に高速にスイッチングされた傾斜磁場が重畳される。記録された測定データはディジタル化され、k空間マトリックスにおいて複素数値として保存される。数値で占められたk空間マトリックスから多次元フーリエ変換により付属のMR画像が再構成可能である。
MR画像化は、それの比較的長い測定時間のゆえに動き(モーション)に敏感であり、すなわち測定データの記録中に検査対象の動きが画質に部分的に著しい制限を生じることがある。
したがって、画像データの改善された再構成を可能にするように検査対象の動きに対する敏感さの低減を達成することを狙った種々の方法や測定シーケンスが存在する。
比較的費用のかかる方法は、動きを光学的手段により空間内で3次元にて検出して考慮することを可能にする外部マーカーおよび付属装置を使用する。この種の方法はもちろん付加的なハードウェアを必要とし、それによって高額のコスト負担をかけ、患者における必要なマーキングのために快適性損失につながるので、この種の方法は一般に限定的にしか使用されない。
更に、測定シーケンスの特別な設計が動き検出を可能にする方法が存在する。例えば、測定シーケンスの特別な設計によって、k空間の中央範囲の過剰走査が行なわれ、これによって得られた情報が改善された画像再構成およびモーションアーチファクトの低減のために使用される。
ブレード(BLADE)技術なる呼び名でも知られているいわゆるプロペラ(PROPELLER)技術における測定データの記録時には、例えばk空間マトリックスがセグメント化されて走査される。個々のk空間セグメントは互いに回転させられているので、k空間の中央範囲は各k空間セグメントによって走査される。k空間の中央範囲の過剰走査は、個々のk空間セグメントの走査の間に発生する動きを検出して画像再構成時に考慮することを可能にする。他の方法は、例えばスパイラル状または放射状のk空間軌道を使用し、あるいは冗長記録された多重の測定データの平均化法を使用する。
これらの方法における欠点は、過剰走査に必要な測定時間が長時間を要することにある。更に、非デカルト系の走査パターンの場合に、記録された測定データのデカルト格子への換算(英語:Regridding)が最適でないことに起因して生じ得るアーチファクトが付加される。
ここに紹介した方法は、一般に、使用される測定シーケンスの特別な設計に合わせて調整されていることから、それぞれの方法の実施可能性を危うくしないならば、狭い範囲内で測定シーケンスの変形を許容する。特に、方法の多くはデカルト系の走査パターンに容易に適用できない。
測定データの記録時に発生した動きの識別および/または補正のためにしばしば使用される他の方法は、ナビゲータエコーとも呼ばれるいわゆるナビゲータ信号の使用である。
この種の記録の際には、作成すべき画像に対応するk空間マトリックスを成す本来の測定データのほかに、付加的なデータ、いわゆるナビゲータ信号が一緒に記録される。これらのナビゲータ信号は、測定データの記録中に発生した検査対象の動きを検出することを可能にし、場合によってはMR画像の再構成時にモーションアーチファクトが低減されて発生するように考慮することを可能にする。
一般にこの場合に、ナビゲータ信号によって、k空間の小さな範囲、例えば1つのk空間行(英語:k−space line;k空間ラインとも呼ばれている)またはk空間マトリックスの小さな中央部分が走査される。ナビゲータ信号によって走査されたk空間値の振幅および位相状態に関する比較によって、2つのナビゲータ信号間に起こり得る動きを検出し、画像再構成時に考慮することができる。さまざまの種類のナビゲータ信号が公知である。単に模範的に挙げれば、三つ葉状、環状または球状のナビゲータ信号がある。
この種のナビゲータ信号を記録する際、測定シーケンスの測定時間および後続の画像再構成がナビゲータ信号の複雑さに応じて相当増加する。
したがって、検査対象の場合によっては起こり得る動きの際に画質の改善を可能にする測定シーケンスを更に発展させる必要性が存在する。
したがって、本発明の課題は、検査対象の起こり得る動きにもかかわらず、良好な画質が同時に僅かな測定時間および多面的な使用可能性のもとで達成される測定シーケンスを提供することにある。更に、本発明の課題は、この種の測定シーケンスの作成方法ならびにこの種の測定シーケンスを実行可能である磁気共鳴装置を提供することにある。
それに従って、本発明の課題は、請求項1による測定シーケンスによって解決され、かつ請求項15による磁気共鳴装置によって解決される。本発明の有利な実施態様は従属請求項に記載されている。
測定データの記録がk空間内の複数のk空間行の走査によって行なわれ、複数のk空間行が複数の部分記録に分配され、各部分記録において割り当てられたk空間行の走査が行なわれる本発明による3次元磁気共鳴画像化用測定シーケンスにおいて、
割り当てが次の割り当て規則、すなわち、
k空間中心に対するそれぞれのk空間行の距離を表わす距離尺度により各k空間行が評価されること、
距離尺度を考慮した順序で走査すべきk空間行が配置されること、
その順序で配置されたk空間行が複数のグループにグループ分けされ、それぞれ複数の連続するk空間行が1つのグループに統合されること、
各グループにおいてこのグループに統合されたk空間行が異なる部分記録に分配されることによって、k空間行が部分記録に割り当てられること、
に当てはまるように、k空間行が部分記録に割り当てられている。
したがって、本発明による測定シーケンスにおけるk空間行の分配の基礎をなす原理は、各部分記録において、中心に近いk空間行も中心から遠いk空間行も走査されるように、k空間行が個々の部分記録に分配されることにある。これは、k空間行中心に対してほぼ同程度の距離を有するk空間行、つまりそれぞれ順序が連続するk空間行が複数のグループに統合され、それに基づいて各グループのk空間行が異なる部分記録に分配されることによって達成される。これによって、k空間中心に対して同程度の距離を有するk空間行を異なる部分記録に分配することが行なわれる。
部分記録自体は測定シーケンスにおいて連続的に記録される。それによって、k空間中心に近いk空間行およびk空間中心から遠いk空間行の走査が測定時間にわたって十分一様に分配される。
k空間が部分記録によってつながったセグメントに分割され、その後それらのセグメントが部分記録によって連続的に走査される走査パターンに比べて一連の利点が生じる。この種の走査パターンの場合たいていは、位相エンコーディング方向(位相エンコード方向)の個別の観察が行なわれ、そしてこれに基づいてk空間のセグメント化が行なわれる。k空間のセグメントは大抵つながっていて、k空間中心に対して明確に異なる距離を有する。2つの部分記録の間に検査対象、例えば患者の動きが発生した場合に、その動きは、記録されたk空間データにk空間内のセグメントごとに反映される。一般に、これから再構成された画像は目に見えるアーチファクト、例えばゴースト画像移動を有する。この種のアーチファクトは、動きが特にk空間中心近くにあるセグメントの走査中に起きた場合に、強くかつ明白に目に見えるように発生する。
これとは違って、本発明による測定シーケンスにおけるk空間行の分配は、k空間内のk空間行の位置の評価に基づいて行なわれる。この評価は、3次元k空間におけるk空間行の位置を表わす位相エンコーディング方向が共通に影響を及ぼす距離尺度によって行なわれる。評価は、この関連において、評価される各k空間行に、それに付属の距離尺度が割り当てられることを意味する。割り当て規則によって、1つの部分記録において、k空間行はk空間中心に対する距離に関してk空間にわたって一様に分配される。それゆえ、各部分記録において、k空間に対する距離が同程度であるk空間行が走査される。部分記録の間において検査対象の短時間の動きが発生した場合に、この動きに起因して変化させられたk空間データは、k空間中心に対する距離に関して、k空間にわたって一様に分配されている。検査対象の動きによって一般には一部の部分記録しかアーチファクトを持たないので、k空間中心においては記録されたk空間行の大部分が検査対象の動きなしに走査され、これは画像再構成時にアーチファクトの有利な平均化を生じる。再構成された画像は明白に少ないアーチファクトを有する。
走査すべきk空間行を部分記録に分配する割り当て規則は、3次元MR画像化に使用される多くのさまざまの測定シーケンスに使用可能であり、特に、k空間行を少なくとも2つの位相エンコーディング方向によって表わすことができる測定シーケンスにも使用可能である。これらの測定シーケンスは、例えば3次元ターボスピンエコーシーケンス、3次元ターボグラジエントエコーシーケンス、3次元グラジエントエコーシーケンス、例えば3次元トゥルーFISPシーケンスのような3次元ステディステイトシーケンスを含む(トゥルーFISP=“True Fast Imaging with Steady Precession”)。後でなおも詳述するように、部分シーケンスへの測定シーケンスの分配は、測定シーケンス自体の特別な設計から得られるが、しかし任意に予め与えることもできる。本発明による測定シーケンスの割り当て規則は、例えば、磁気共鳴分光法におけるCSI法(CSI=“Chemical shift imaging”)に使用されるような3つの位相エンコーディング方向を有する画像化法にも転用可能である。
k空間中心に対する距離を決定する距離尺度も多様な手法で決定することができる。簡単に求めることができる距離尺度は、例えば、k空間中心、例えばk空間内に予め定められた1つの点に対するk空間行のユークリッド距離基準である。例えば走査すべきk空間の大きさに基づくk空間もしくはk空間座標軸の基準化によるユークリッド距離基準の変形、またはその他の距離基準も、有利であるならば距離尺度として使用可能である。
距離尺度によるk空間行の評価に基づいて距離尺度を考慮した順序で走査すべきk空間行を配置すること、特に、距離尺度に依存して上昇または下降する順序で走査すべきk空間行を配置することが行なわれる。k空間行が距離尺度に関してできるだけ一様に部分記録へ分配されるように個々の部分記録へk空間行を割り当てることは、今や割り当て規則によって簡単に可能である。
順序で配置されたk空間行のグループ分けの際に、それぞれS個の連続するk空間行が1つのグループに統合され、Sが部分記録の個数を指定し、k空間行をS個の部分記録に割り当てる際に、各グループにおいてS個の連続するk空間行がS個の部分記録に分配されると有利である。
これによって、個々の部分記録へのk空間行の特に一様な分配を達成することができる。なぜならば、部分記録には実質的に同数のk空間行が割り当てられるからである。
k空間行は交差しないようにk空間内に配置されていると有利である。k空間行は読み出し方向に平行に配置されていると好ましい。有利な実施態様においては、k空間行が3次元デカルト格子上にある。
割り当て規則によって、k空間内にk空間行をデカルト配置する場合にも、距離尺度に関して部分記録へのk空間行のできるだけ一様な分配が達成されるように、k空間行の分配を簡単に行なうことができる。更に、この種の配置、特に3次元デカルト格子上におけるk空間行の配置の場合には、付加的な補間アーチファクトなしに、記録された測定データから画像の特に簡単な再構成が可能である。
走査すべきk空間行の配置は、距離尺度に依存して上昇する順序で行なわれると好ましい。したがって、より小さい距離尺度で評価されたk空間行、すなわちより小さい距離尺度を割り付けられているk空間行の順序は、より大きい距離尺度でもって評価されたk空間行、すなわちより大きい距離尺度を割り付けられているk空間行の前に存在する。
走査すべきk空間行の配置は、k空間内のk空間行の方位角位置を付加的に考慮した順序で変更されると有利である。このようにして、個々の部分記録へのk空間行の分配は、付加的に、個々の部分記録におけるk空間行の所望の方位角分布も達成されるように影響を及ばされる。k空間におけるk空間行の方位角位置は種々の手法で求めることができる。k空間行の位置が1つの位相エンコーディング平面の2つの座標の指定によって表される場合、例えば座標対に割り付けられた当該極座標対の角度座標の指定によって方位角位置を求めることができる。3次元の球座標への相応の一般化が同様に可能である。
各部分記録内において、割り当てられたk空間行の走査順序は、割り当てられたk空間行の距離尺度を考慮して決定されると好ましい。これにより1つの部分記録内におけるk空間行の走査が制御される。
各部分記録内において、割り当てられたk空間行の走査順序は、割り当てられたk空間行の走査中に変化する画像コントラストに、中心のk空間行の走査が最強の画像コントラストの時点で行なわれるように合わせられると好ましい。このようにして測定データから再構成された画像の品質が高められる。
k空間行の方位角位置の考慮および部分記録内におけるk空間行の所望の配置順序によって、部分記録へのk空間行の十分一様な分配に加えて、k空間において部分記録に割り当てられたk空間行の種々の走査パターンおよび分配を実現することができる。
k空間行の走査はスピンエコーおよび/またはグラジエントエコーに基づいて行なわれること有利である。k空間行の走査のために、励起パルスの後に複数のk空間行を走査する複数のエコーが続くマルチエコー技術が使用されると有利である。このようにして、部分記録への測定シーケンスの自然の分配が得られ、部分記録は1つの励起パルスの後にそれぞれ記録されたエコーを含む。
有利な実施態様においては、各部分記録の前にそれぞれコントラスト準備が行なわれる。このようにして測定シーケンスによる記録すべきコントラストへの影響能力が増大する。
本発明による磁気共鳴装置は、請求項1乃至12の1つに記載の測定シーケンスにより測定データを記録するように構成されている
以下において図面を参照しながら、本発明の実施例ならびに従属請求項の特徴による有利な形態をそれに限定することなしに詳細に説明する。
図1はMR装置の概略構成を示し、
図2はk空間行を部分記録に割り当てる割り当て規則を示し、
図3は部分記録へのk空間行の割り当てがより詳細に説明されている方法を示し、
図4は部分記録へのk空間行の割り当てが部分記録内における所望の走査順序の考慮のもとに行なわれる方法を示し、
図5は順番に配置されたk空間行がk空間行の方位角位置を考慮して配置し直される方法を示し、
図6および図7はそれぞれ従来技術から知られている走査パターンを有するk空間マトリックスを示し、
図8はk空間マトリックスのk空間行とk空間中心との距離に関する評価を示し、
図9ないし図12はそれぞれ図3ないし図5による方法に発生される走査パターンを有するk空間マトリックスを示し、
図13ないし図15は異なる走査パターンから生じる3つのk空間内コントラスト分布を示す。
図1は磁気共鳴装置1の構成を概略的に示す。本来の測定が行なわれる磁気共鳴装置1の構成要素は高周波技術により遮蔽された測定室3内に存在する。磁気共鳴画像化により身体を検査するために、時間的および空間的特性が極めて正確に相互に調整された種々の磁場が身体に照射される。
強い磁石、一般的にはトンネル状の開口を有するクライオマグネット5が、一般的に0.2テスラ〜7テスラ以上の大きさである強い主静磁場7を発生し、この主静磁場7は測定ボリュームの内部では十分に均質である。ここには図示されていない検査すべき身体が患者用寝台9の上に置かれ、主静磁場7内に、正確には測定ボリューム内に位置決めされる。
身体の核スピンの励起は磁気的な高周波励起パルスを介して行なわれ、高周波励起パルスはここではボディコイル13として示されている高周波アンテナを介して放射される。高周波励起パルスは、パルスシーケンス制御ユニット17によって制御されるパルス発生ユニット15によって発生される。パルスは高周波増幅器19による増幅後に高周波アンテナに導かれる。ここに示された高周波システムは簡略に示されているにすぎない。一般的には、1つよりも多いパルス発生ユニット15、1つよりも多い高周波増幅器19および複数の高周波アンテナが磁気共鳴装置1に組み込まれる。
更に、磁気共鳴装置1は傾斜磁場コイル21を持ち、傾斜磁場コイル21により測定時に傾斜磁場が選択スライスもしくはボリューム励起および測定信号の空間エンコーディングのために放射される。傾斜磁場コイル21は傾斜磁場コイル制御ユニット23によって制御され、傾斜磁場コイル制御ユニット23はパルス発生ユニット15と同様にパルスシーケンス制御ユニット17に接続されている。
励起された核スピンから送出された信号はボディコイル13および/または局所コイル25によって受信され、付設の高周波前置増幅器27によって増幅され、受信ユニット29によって継続処理されかつディジタル化される。この受信コイルは、核共鳴信号が同時に記録される複数のコイルエレメントを含むこともできる。
例えばボディコイル13のように送信モードでも受信モードでも動作可能なコイルの場合には、前置された送受信切替器39による正しい信号転送が行われる。
画像処理ユニット31が測定データから画像を作成し、画像は操作コンソール33を介して使用者に表示されるかまたはメモリユニット35に保存される。中央のコンピュータユニット37が個々の装置構成要素を制御する。磁気共鳴装置1は本発明による測定シーケンスにより測定データを記録するように構成されている。
本発明による測定シーケンスの場合、測定データの記録は1つのk空間内における複数のk空間行(英語:k−space line;k空間ラインとも呼ばれている)の走査によって行なわれる。その場合に、複数のk空間行が複数の部分記録に分配され、各部分記録において割り当てられたk空間行の走査が行なわれる。k空間行の分配は、図2に基づいて更に詳細に説明する特別な割り当て規則に従う。
第1のステップ51において、走査すべきk空間行の決定が行なわれる。走査すべきk空間行は多様な手法で求めることができ、かつk空間走査および測定シーケンスの要求に合わせることができる。以下において、この決定を行なうことができる幾つかの手法を、この手法に限定されることなしに説明する。
走査すべきk空間、従って走査すべきk空間行は、表示すべき画像部分(英語:“Field of View”、撮像視野)および空間分解能、つまり個々のボクセルの大きさに整合させられている。例えば、1つの空間次元に沿った画像部分の広がりXおよび画像部分の分解能xに、当該次元に沿った走査すべきk空間範囲Kも必要な走査厚kも整合する。すなわち、k=X/2π、K=2π/xである。これは、各空間次元に、特に位相エンコーディングされた空間次元に当てはまる。走査すべきk空間範囲の広がりおよび走査厚は、例えば矩形画像部分の規定時にまたは空間分解能の異方性の場合に、空間方向ごとに異なっていてよい。
簡単なデカルト系走査様式の場合には格子上にある全てのk空間行が走査される。これから出発して走査様式は変形可能である。例えば、これらの行の全てを走査しなくてもよい。この種の不足走査は高速記録を可能にする反面、画像アーチファクトも生じるが、しかし画像アーチファクトは特別な方法により少なくとも部分的に取り除くことができる。中間格子位置に置かれた付加的なk空間行の過剰走査は信号雑音比の改善を可能にする。走査すべきk空間行は必ずしもデカルト格子上に配置されなければならないわけではなく、デカルト格子から部分的または全面的にはずれてもよい。
更に、幾つかのまたは全てのk空間行を多重に走査し、例えば信号雑音比を向上させるための信号平均化にこの多重走査を利用することも可能である。
更に、1つ又は複数のk空間次元が部分的にのみ走査されるように走査すべきk空間座標の量を制限すること、および/または部分フーリエ技術(英語:“Partial Fourier”)を再構成に適用することも可能である。これは、例えば、強度画像のみを発生させようとする場合にかぎり可能である。k空間データの対称性により、強度画像に必要な情報は、k空間内における(空間次元ごとの)各半分に既に含まれている。
更に、楕円形のk空間走査の使用によって、走査すべきk空間座標の量を減少させることができる。この場合にはk空間のコーナが走査から除外される。なぜならば、そこに含まれた情報は画像内容に寄与しないかまたは僅かしか寄与しないからである。例えば、2つの位相エンコーディング方向の場合には4つのコーナまで走査から除外可能であり、3つの位相エンコーディング方向の場合には8つのコーナまで走査から除外可能である。
更に、パラレルイメージング技術(例えばGRAPPA技術、GRAPPA=“GeneRalized Autocalibrating Partially Parallel Acquisition”)の使用時には、全てのk空間行を走査する必要がない。
第2のステップ53において、各k空間行がそれぞれ距離尺度で評価される。距離尺度は、k空間行がk空間の中心からどのくらい離れているかを示す。k空間の中心は、例えば0のk空間座標値を有するk空間内の点であるか、または中心のk空間行、例えば位相エンコーディング方向がそれぞれ0の値を持つk空間行であってよい。
第3のステップ55において、k空間行が順序kmで配置される。ただし、m=1…Nであり、Nは全体として走査すべきk空間行の個数である。配置は、距離尺度を考慮して、k空間行がk空間中心とk空間行との距離に関係して配置されるように行なわれるので、順序としては中心のk空間行が周辺のk空間行の前に存在する、すなわち、中心に近いk空間行の順番は周辺に近いk空間行の順番の前に存在する。
距離尺度として、原理的には種々の様式の距離尺度が使用可能である。簡単な距離尺度は、例えばユークリッド距離基準であり、これによりk空間中心に対するk空間行の距離が評価される。更に、この距離基準は、例えば、k空間行の割り当てを走査すべきk空間の特別な形(例えば直方体状のk空間)に整合させるために、k空間の軸が基準化されることによって変更可能である。
次に、距離尺度が算出可能である例を示す。このために一般性の制限なしにk空間行がk空間内に平行に配置されていることが仮定される。したがって、k空間内でのk空間行の位置は、2つの位相エンコーディング方向x,yに沿った2つの座標kx,kyの指定によって表わすことができる。距離尺度dは、次の関係によって求めることができる。
d(kx,ky)=((kx−k0 x)/Kx2+((ky−k0 y)/Ky2
ただし、k0 x,k0 yはk空間中心の座標を表し、Kx,Kyはx,y方向におけるk空間マトリックスの大きさを表す。
距離尺度に関する順序でk空間行を配置した後に、第4のステップ57において、k空間行が分配される部分記録の個数が決定される。部分記録は、部分記録の際に部分記録に割り当てられたk空間行が走査されることによって特徴づけられている。
使用されるシーケンスの型に応じて、部分記録への測定シーケンスの分配は特別の測定シーケンス設計から得られる。
例えば3次元ターボスピンエコーシーケンスの場合、たびたび、それぞれリフォーカスパルスによって発生される一連のスピンエコーの相次ぐ記録をともなう核スピン励起が行なわれる。核スピンの励起には1つ又は複数の準備パルスが先行することができ、先行パルスにより、記録された測定データに反映される種々の所望の組織コントラストが準備される。測定シーケンスのこの設計によって、励起パルスの後にそれぞれ続く一連のスピンエコーの記録を含むような各部分記録へ測定シーケンスを分配すると有利である。各部分記録には、一連のスピンエコーによって走査される相応の個数のk空間行が割り当てられる。
他のシーケンス、すなわち3次元ターボグラジエントエコーシーケンスの場合、k空間行の走査は励起パルスの後にそれぞれ続くグラジエントエコーにより行なわれる。部分記録への個別グラジエントエコーの自然統合は予め定められた個数の後続グラジエントエコーのためにそれぞれ行なわれるコントラスト準備によって得られる。しかし、たとえコントラスト準備が行なわれなくても、つまりk空間行の走査が普通の3次元グラジエントエコーシーケンスに相当する場合には、例えば予め定められた個数の連続するグラジエントエコーを1つの部分記録に統合することによって、部分シーケンスへの測定シーケンスの任意の割り当てを行なうことができる。
この実施形態は類似の手法で他の測定シーケンス、例えば、3次元定常状態シーケンス、3次元EPIシーケンス等に転用することができる(EPI=Echo−Planar−Imaging、エコープラナーイメージング)。
部分記録において走査されるk空間行の個数は、各部分記録において異なっていてもよい。k空間行の全体は異なる部分記録によって走査されるので、
Figure 2008068089
なる関係が成り立つ。ただし、Nはk空間行の個数を表し、Eiはi番目の部分記録の期間中に走査されるk空間行の個数を表す。Sは部分記録の個数を表す。
有利な実施形態では、各部分記録において走査されるk空間行の個数が実質的に等しい。この場合に、部分記録の個数Sおよび走査すべきk空間行の個数Nは、1つの部分記録の期間中に走査されるk空間行の個数Eと、
E=N/S
なる関係にある。その商は、
E=Ceil(N/S)
によって丸められる。ただし、Ceilは商をすぐ次に大きい整数の値に切り上げる関数である。
これによって、部分記録によって走査可能なk空間行の使用可能な総数S×Eは走査すべきk空間行の個数Nよりも僅かに大きいことが起こり得る。これはある特定の自由度を可能にする。過剰なk空間行については、例えば既に取得されたk空間行も新たに走査され、信号雑音比が僅かに高められ得る。場合によっては、例えば楕円形のk空間走査の場合に完全に空白のままであるコーナにおいて、付加的なk空間行が取得される。しかし、全体として個数S×Eによるよりも少ないk空間行が走査されるのもよく、それによって僅かに短い測定時間が達成される。この場合には一部の部分記録において最後の走査可能なk空間行が飛ばされる。しかしながら、それにもかかわらず各部分記録において、走査されないk空間行に対してもそれぞれ信号エコーが発生されると好ましい。しかし、これは無視される。磁化の定常状態が維持されたままであり、それにもかかわらず全てのエコー列が同じように短縮される。これは点像分布関数(英語:point spread function)の最適化をもたらす。
第5のステップ59において、順番に配置されたk空間行は、それぞれ複数の連続するk空間行が1つのグループに統合されることによってグループ化される。第6のステップ61では、各グループにおいてこのグループに統合されているk空間行が異なる部分記録に分配されることによって、k空間行が個々の部分記録に割り当てられる。
各部分記録において実質的に等しい個数のk空間行が走査される有利な実施形態では、第5のステップ59において、それぞれS個の連続するk空間行が1つのグループに統合される。第6のステップ61において、各部分記録に各グループからそれぞれ1つのk空間行が割り当てられることによって、個々の部分記録へのk空間行の分配が行なわれる。これがアルゴリズムによって実現可能である実施例を図3ないし図5に示す。
他のステップが方法の改善を生じさせ得る。例えば、k空間行の順番の決定後に、第7のステップ63が実行され、このステップ63において、順番に配置されたk空間行がk空間における方位角位置を考慮して配置換えされる。これによって、個々の部分記録へのk空間行の十分ランダムな分配に方位角位置に関して影響を及ぼして、分配を予め設定した所望の基準にしたがって実行することが可能である。
k空間行は、k空間行の方位角位置を考慮して、例えば、k空間行の走査のために投入される位相エンコーディンググラジエントがk空間行ごとに僅かに変化するように、配置される。それによりうず電流効果がより少ない強さで発生し、それによって良好な画質が達成される。k空間行の方位角位置の考慮に関する更なる詳細を図5に基づいて後で説明する。
第8のステップ65において、例えば部分記録に割り当てられたk空間行の配置順序がk空間中心とk空間行との距離に依存して決定されるので、このようにしてk空間行の走査が、例えば所望の画像コントラストにて調整可能である。これに対する更なる詳細説明は図4に基づいて行なう。
図2に示されたステップの順序は、ステップが配置されている有り得る順序の一例にすぎない。図2に示されたステップが実現するアルゴリズムは、例えば同様に他の順序で行なうこともでき、複数のステップが同時に実行されるように構成することもできる。
図3は、走査すべきk空間行を本方法にしたがって個々の部分記録に分配することを可能にするアルゴリズムを示す。図3によるアルゴリズムの第1の部分71においては、上述のように、N個の走査すべきk空間行を設定すること、N個の走査すべきk空間行をk空間中心とk空間行との距離にしたがって順序km,m=1…Nで配置すること、そして部分記録の個数Sを設定することが行なわれる。図3によるアルゴリズムの第2の部分73においては、部分記録へのk空間行の本来の割り当てが行なわれる。この場合に次のステップが実行される。
a)ソートされた順序のk空間行kmからk空間中心に対する最短距離を有するk空間行、すなわちk1を取り出す。
b)このk空間行k1を1番目の部分記録に割り当てる。
c)ソートされた順序のk空間行kmから次のk空間行を取り出す。
d)このk空間行を次の部分記録に割り当てる。
e)全ての部分記録に1つのk空間行が割り当てられるまでさらに続ける。
f)ソートされた順序のk空間行から次のk空間行を取り出す。
g)このk空間行を1番目の部分記録に割り当てる。
h)全てのk空間行が全ての部分記録に分配されるまでさらに続ける。
したがって、この割り当てアルゴリズムによって、ソートされた順序のk空間行がグループに統合され、グループにはそれぞれS個の連続するk空間行がグループ分けされている。各部分記録にはそれに基づいてグループからそれぞれk空間行が割り当てられる。
図4および図5に基づく後続の説明のために、以下においては、k空間行のk空間走査が3次元ターボスピンエコーシーケンスにより行なわれ、部分記録において割り当てられたk空間行がリフェージングパルスによりひき起こされたエコーによって走査されることが仮定されている。しかしながら、これは記載する説明の具体化のために使用するだけである。説明されたアルゴリズムの一般性はそれによって制限されることはなく、他の測定シーケンス種類に、例えば、場合によってはコントラスト準備を有するターボグラジエントエコーシーケンスに、容易に適合させることができる。
図4は、部分記録へのk空間行の割り当ての際に各部分記録内でのk空間行の配置がk空間中心とk空間行との距離に関係した予め定められた配置順序で実現されるアルゴリズムを示す。
基礎をなす構想の具体的説明のために、以下においては、部分記録において9個の連続するスピンエコーが記録されることが仮定されている。予め定められた配置順序によって、割り当てられたk空間行のどれがそれぞれのエコーにより走査されるかが決定される。配置順序は、例えば1〜9の数値のセットOi,i=1…9によって指定される。数値はそれぞれ、どの位置で1つのk空間行が配置順序内でk空間中心とk空間行との距離に依存して走査されるかを指定する。
配置順序Oi={1,2,3,4,5,6,7,8,9}は、例えば、k空間中心に対して1番目に近くにあるk空間行が1番目のエコーによって走査され、k空間中心に対して2番目に近くにあるk空間行が2番目のエコーとして走査され、以下同様に走査されることを意味している。したがって、この配置順序によって、k空間中心に対するk空間行の距離に関するk空間行の直線的に上昇する走査が保証される。
配置順序Oi={5,4,6,3,7,2,8,1,9}は、例えば、k空間中心に対して1番目に近くにあるk空間行が5番目のエコーによって走査され、k空間中心に対して2番目に近くにあるk空間行が4番目のエコーによって走査され、以下同様に走査されることを意味している。したがって、k空間中心に対するk空間行の距離に関するk空間行の走査順序は中心的であり、すなわち最も中心に位置するk空間行が部分記録の真ん中において走査される。
最初に述べた配置順序は、例えばコントラストがエコーの記録開始時に最大であり、記録の経過にともなって低下する場合に有利である。この種のケースは、例えばエコーの記録がターボグラジエントエコー法により行なわれる場合、および、各部分記録におけるターボグラジエントエコーの記録の前に、例えば刊行物「Nezafat R et al:“B1−insensitive T2 preparation for improved coronary magnetic resonance angiography at 3 T.”,Magn Reson Med.2006 Apr,55(4),858−864」から知られているように、T2強調されたコントラスト準備が行なわれる場合に発生する。これによって準備されたT2コントラストは準備直後に最大であり、エコーの記録の経過にともなって徐々に崩壊する。したがって、直線的に上昇する順序でのk空間行の記録はコントラスト特性の時間的経過に対応する。画像再構成にとって重要な中心のk空間行は、最初に述べた配置順序で、より良好なコントラストにて走査される。これに対して、周辺のk空間行はより低いコントラストにて走査される。
2番目に述べた配置順序は、例えばコントラストがエコー記録中に徐々に上昇し、後で再び下降する場合に有利である。これは、例えば部分記録におけるターボグラジエントエコーの記録前に核スピンが反転パルスにより励起された場合に発生し得る。したがって、ターボグラジエントエコーの真ん中において中心のk空間行が記録され、周辺のk空間行が開始時および終了時に記録されるk空間行の順序がコントラスト特性の時間的経過に対応するので、中心のk空間行がより良好なコントラストで走査される。
例えば拡散コントラストまたはT1ρコントラストのような他のコントラスト準備を行なうことも、部分記録内でのk空間行の配置順序を、準備されたコントラストの経過に整合させることも可能である。
図3にて説明した実施例と同様に、図4によるアルゴリズムの第1の部分81において、N個の走査すべきk空間行を設定すること、N個の走査すべきk空間行をk空間中心に対するk空間行の距離にしたがって順序km,m=1…Nで配置すること、そして部分記録の個数Sを設定することが行なわれる。図4によるアルゴリズムの第2の部分83において、部分記録ごとに記録されるエコーの個数Eの決定が、例えば図2での説明において示した式にしたがって行なわれる。更に、エコーの個数Eに基づいて所望の配置順序Oi,i=1…Eが予め与えられる。この第2の部分83の内部にアルゴリズムの拡張84を、後で図5に基づいて説明するように、付け加えることができる。
これらの設定に基づいて、図4によるアルゴリズムの第3の部分85において、部分記録へのk空間行の割り当てと、割り当てられた部分記録内においてk空間行が走査される位置へのk空間行の割り当てとが、ループにて実現されたアルゴリズムによって行なわれる。この場合に次のステップが実施される。
a)ソートされた順序のk空間行からk空間中心に対する最短距離を有するk空間行を取り出す。
b)このk空間行を、1番目の部分記録に割り当て、かつ1番目の部分記録内で順序Oiにおいて1番目の位置にあるエコーに割り当てる。
c)ソートされた順序のk空間行から次のk空間行を取り出す。
d)このk空間行を、2番目の部分記録に割り当て、かつ2番目の部分記録内において順序Oiで1番目の位置にあるエコーに割り当てる。
e)全ての部分記録内において順序Oiで1番目の位置にあるエコーに1つのk空間行が割り当てられるまでさらに続ける。
f)ソートされた順序のk空間行から次のk空間行を取り出す。
g)このk空間行を、1番目の部分記録に割り当て、かつ1番目の部分記録内において順序Oiで2番目の位置にあるエコーに割り当てる。
h)全ての部分記録における全てのエコーに1つのk空間行が割り当てられるまでさらに続ける。
場合によっては各部分記録において全てのエコーがk空間行で覆われないことに注意すべきである。なぜならば、既に説明したように、部分記録によって走査されるk空間行の総数(S×E)が走査すべきk空間行の総数(N)よりも多いことがあり得るからである。それゆえ、割り当ての際に過剰なエコーは省かれてよい。エコーにk空間行を割り当てる際に幾つかのエコーを「飛ばすこと」はアルゴリズムで容易に実現可能である。同様に過剰なエコーへの特定のk空間行の冗長な割り当て、あるいは付加的なk空間行の割り当ても、簡単にアルゴリズムで実現可能である。
特に、k空間行を多重に走査しようとする場合および例えば信号雑音比を高めるために平均化を行なう場合には、ひき続いて部分記録の順序のランダムな交換が行なわれるとよい。それにより、直接的に連続するセグメントにおいて同一のk空間行の測定が行なわれることが防止される。モーションアーチファクトの低減のための平均化の効率がこのようにして高められる。
これまで図4において説明したアルゴリズムにより、1つの部分記録に割り当てられたk空間行をk空間中心とk空間行との距離に関してソーティングすること、つまりk空間行を半径方向にソーティングすることが達成される。この場合に、k空間におけるk空間行の方位角配置は考慮されていない。したがって、k空間行はこれに関してはなおも十分にソートされていない。分配におけるある程度の規則性は、k空間行が配置されているラスタと半径方向のソーティングとの関係から得られる。しかし、このソーティングしばしば不十分であり、一般に所望の配置に相当しない。したがって、方位角ソーティングが不足する場合、2つの連続するエコーの位相エンコーディンググラジエントが強く互いにずれることがあり、これは、非理想的なハードウェアの場合に例えばうず電流効果により画像アーチファクトを生じたり、k空間マトリックスの走査時における騒音レベル増大を生じたりする。この問題の回避のために図4のアルゴリズムは方位角ソーティングに関して拡張可能である。この方位角ソーティングを次に図5に基づいて説明する。
図5によるアルゴリズムの第1の部分91において、k空間行の割り当てによって考慮されるべきであるk空間内のk空間行の角度分布Wiの決定が行なわれる。この場合に基礎をなしている構想を、1つの部分記録において9個の連続するエコーが記録される前述の例に関連付けて説明する。
角度順序Wi={0,0,0,0,0,0,0,0,0}は、例えば、1つの部分記録内においてできるだけコンスタントにk空間行の角度が使用されるべきであることを意味する。直線的に上昇する配置順序Oi={1,2,3,4,5,6,7,8,9}に関連して、上述のように、それから良好な近似にて半径方向の走査パターンおよびほぼ半径方向のセグメントへのk空間の分割が生じる。
角度順序Wi={0,0,0,0,0,π,π,π,π}は、例えば、1つの部分記録内においてエコーの第1の半分ができるだけ一定の方位角を有するk空間行で占められ、エコーの第2の半分がまたもやπ(180°)だけずれた方位角を有するk空間行で占められるべきであることを意味する。中心的な配置順序Oi={5,4,6,3,7,2,8,1,9}に関連して、上述のように、それから良好な近似にて直径方向の走査パターンが生じ、したがって1つの部分記録内においてほぼ対向位置するk空間行が走査される。
角度順序Wi={0,π/8,π/4,3π/8,π/2,5π/8,3π/4,7π/8,π}は、例えば、個々のk空間行がインクリメントに高められるべきであることを意味する。直線的に上昇する配置順序Oi={1,2,3,4,5,6,7,8,9}に関連して、上述のように、πごとのスパイラルアームが生じ、より狭いスパイラルおよびより広いスパイラルが類似に達成可能である。
この設定により、順番に配置されたk空間行を所望の角度パターンに整合させることができる。このために図5によるアルゴリズムの第2の部分93が実行される。
a)1番目のエコーがk空間行により占められる全ての部分記録を観察する。これらの部分記録の数をT1とする。一般に、全ての部分記録はS個である。最後のエコーにおいてだけ、最後のエコーが占められる部分記録の数が少ないことが起こり得る。なぜならば、部分記録の全てのエコーが上述の理由からk空間行で占められなくてもよいからである。
b)半径方向にソートされた順序のk空間行kiから、k空間内のk空間行の角度に基づいて、しかも角度順序Wiの1番目の角度から始めて、最初のT1個のk空間行をソートする。
c)2番目のエコーがk空間行により占められる全ての部分記録を観察する。これらのセグメントの数をT2とする。
d)半径方向にソートされた順序のk空間行kiから、k空間内のk空間行の角度に基づいて、角度順序Wiの2番目の角度から始めて、次のT2個のk空間行をソートする。
e)全てのエコーが角度に基づいてソートされるまでさらに続ける。
k空間行の角度、すなわちk空間内におけるk空間行の方位角位置を示す角度は公知のようにして算出可能である。距離基準と同様に、角度の算出時にk空間の基準化も行なうことができる。k空間行が2つの位相エンコーディング方向x,yに配置されかつ座標kx,kyによって表わされているデカルト走査格子を有するk空間の場合には、k空間行の角度を、例えば次の式によって決定することができる。
a(kx,ky)=atan2[{(kx−k0 x)/Kx},{(ky−k0 y)/Ky}]
ただし、k0 x,k0 yはk空間中心の座標を表し、Kx,Kyはx,y方向におけるデカルト走査格子の格子点を表す。関数atan2(x,y)は、両変数x,yのアークタンジェントを計算する。これは十分にx/yのアークタンジェントに対応し、両変数の符号が評価され、それにより結果の象限が決定される。ソーティングの際に角度の周期性が考慮され、例えば−a=2π−aである。
図6ないし図12に基づいて、本発明による測定シーケンスの種々の実施形態と従来技術から公知の測定シーケンスとにおける複数の部分記録へのk空間行103の分配の具体例を説明する。具体的説明は、5×5の大きさを持つデカルト3次元k空間マトリックス101に基づいて行なう。この場合に、2つの位相エンコーディング方向が示され、ここではx方向およびy方向と呼ばれている。位相エンコーディング方向の平面に対して垂直方向を示す3次元k空間マトリックス101の読み出し方向は図示されていない。
k空間マトリックス101の僅かな大きさ(5×5)は、具体例の説明と、部分記録へのk空間行103の分配および割り当てを行う原理の説明とのために用いられているにすぎない。MR画像化のために一般には遥かに大きなk空間マトリックスが使用される。ここに示された例の場合には、25個のk空間行103が5つの部分記録へ分配される。5つの部分記録は異なる文字(A,B,C,D,E)によって示されている。文字の前の数字は、それぞれ部分記録内におけるk空間行103の走査位置を示す。
図6および図7は、従来技術から知られているような部分記録へのk空間行103の分配を示す。
図6においては、25個のk空間行103のそれらのy方向における座標に応じたグループ分けおよび5つの部分記録への割り当てが行なわれる。1つの部分記録中に、5個の割り当てられたk空間行103のx方向の走査が行なわれる。1つの部分記録内におけるk空間行103の走査順序は数字(1,2,3,4,5)によって表されている。
図7は同様にk空間行103の類似のグループ分けおよび個々の部分記録への割り当てを示す。しかしながら、図6と違って、1つの部分記録内におけるk空間行103の走査は、中心の空間行103から出発して中心に対してますます大きくなる距離を有する両方向に向かって行なわれる。
図8は、それぞれk空間中心105に対するk空間行103の距離107を評価する尺度による5×5のk空間マトリックス101のk空間行の評価を示す。ここに示された距離尺度により、小さな尺度を有するk空間行103が大きな尺度を有するk空間行103よりもk空間中心105の近くに存在するように、k空間行103の分類が行なわれる。この評価に基づいて順番にk空間行103の配置が行なわれるので、これに基づいて個々の部分記録へのk空間行103の割り当てが行なわれる。
図9は、図4によるアルゴリズムによって作成可能であるような5つの部分記録への25個のk空間行103の分配を示す。各部分記録(A,B,C,D,E)に中心のk空間行も周辺のk空間行も割り当てられ、しかもこの割り当ては、2次元の位相エンコーディング平面に配置されたk空間行103が5つの部分記録に十分一様に割り当てられるように行われる。この場合に、1つの部分記録内におけるk空間行103の配置順序Oi={1,2,3,4,5}がk空間中心105から出発する半径方向の走査に相当する。これは、k空間行103が内部側から個々の部分記録に割り当てられていることを意味し、すなわち1つの部分記録内においてより中心に置かれたk空間行103がより周辺に置かれたk空間行103の前に走査されることを意味する。割り当ての際にk空間行103の方位角位置は考慮されていないので、個々の部分記録へのk空間行103の方位角分配は十分ランダムである。
これに対して、図10においては、図9と類似の割り当てが行なわれているが、しかし今回は図5による割り当てアルゴリズムの拡張によるパターンWi={0,0,0,0,0}にしたがった角度ソーティングが考慮されている。これは、k空間行103が依然として中心から半径方向に出発して走査されるが、しかし割り当ての際に同じようにk空間行103の角度位置が考慮されていることを意味する。これからk空間行103の実質的にセグメント状の走査が生じる。
図11は図9に類似した5つの部分セグメントへのk空間行103の分配を示す。図9と違って、ここでは割り当ての際に中心的な配置順序Oi={5,3,1,2,4}が考慮されているので、中心のk空間行103が1つの部分記録の真ん中(3番目の位置)で走査され、周辺のk空間行103がそれぞれ部分記録の始端もしくは終端(1番目もしくは5番目)で走査される。図11においては、個々の部分記録への割り当ての際にk空間行103の方位角位置の考慮がなされていない。
図12は、今度は角度ソーティングWi={0,0,0,π,π}の考慮を有する図11によるk空間行103の分配を示す。図11の中心的な配置順序に関連して直径方向の走査パターンが得られるので、1つの部分記録において走査されたk空間行103がk空間においてほぼ直径方向に対向位置する。ここに示された5×5のk空間マトリックス101の場合には、直径方向の走査パターンが小さなマトリックスサイズのために単に暗示的に認識されるにすぎない。
アプリオリセグメンテーション法、例えばターボスピンエコー法またはターボグラジエントエコー法の特殊ケースについては、しばしば他の利点として、図3ないし図5に基づく割り当て規則によるk空間行の特殊な配置によって、より鮮明な点像分布関数が得られる。アプリオリセグメンテーション法においては、1つの部分記録のk空間行の走査中にしばしば緩和作用により、磁化で記憶されたコントラスト情報もしくは明るさ情報の連続的変化が生じる。
例えば、(図6に類似して)各部分記録においてk空間の完全なy行をx方向に走査するならば、記録中に走査すべきコントラストが変化する。この変化は変化関数により記述することができる。例えばコントラストが部分記録の開始時に最大であり、徐々に崩壊する場合には、図13によるx方向におけるコントラストの低下が生じる。
変化関数のフーリエ変換は点像分布関数(英語:point−spread−function)を再現する。緩和もしくはコントラスト変化が強ければ強いほど、画像輪郭がますますぼやけて見える。コントラストの変化は(特にx方向に行なわれる)走査パターンに起因するのに対して、y方向におけるコントラストは同じままであるために、このことが同様にx方向においてぼやけかつy方向において比較的鮮明である非対称性の点像分布関数を発生させる。
図7に類似した中心的な走査パターンの場合には、この現象が強く際立つ。k空間中心から出発して位相エンコーディング方向に沿ってk空間を両側に向けて境界まで走査する。コントラストが走査の経過中に崩壊すると、この結果として図14に示されているx方向の変化関数が生じる。この場合にもy方向において変化関数は一定である。これからも、y方向において鮮明でありかつx方向において不鮮明である非対称性の点像分布関数が生じる。
これに対して、同じコントラスト低下の場合に、本発明による測定シーケンスにおける走査パターン(例えば、図9に類似した走査パターン)により、k空間の中心では緩慢に低下するのに対して縁部では急速に低下する変化関数が見られる。この低下は、x方向に図15に示されているように発生すると共に、y方向にも発生する。結果として生じる点像分布関数を比較すると、図9に類似した測定シーケンスの場合には、従来の走査パターンにおける点像分布関数と比較して、仕切り方向に狭い分布を有するのに対してライン方向に少し広い分布を有する対称性の点像分布関数が見られる。しかしながら、全体において全ての位相エンコーディング方向において望ましい対称な点像分布関数が得られる。
MR装置の概略構成を示すブロック図 k空間行を部分記録に割り当てる割り当て規則を示す流れ図 部分記録へのk空間行の割り当てがより詳細に示す流れ図 部分記録へのk空間行の割り当てが部分記録内における所望の走査順序を考慮して行なわれる方法を示す流れ図 順番に配置されたk空間行がk空間行の方位角位置を考慮して配置換えされる方法を示す流れ図 従来技術から知られた走査パターンを有するk空間マトリックスの図 従来技術から知られた他の走査パターンを有するk空間マトリックスの図 k空間マトリックスのk空間行のk空間中心に対する距離に関する評価を説明するk空間マトリックスの図 図4による方法により発生されるような走査パターンを有するk空間マトリックスの図 図5による方法により発生されるような走査パターンを有するk空間マトリックスの図 図9に類似するがしかし中心的な配置順序よる割り当てを追加考慮した走査パターンを有するk空間マトリックスの図 図11に類似するがしかし角度ソーティングによる割り当てを追加考慮した走査パターンを有するk空間マトリックスの図 走査パターンから生じるk空間内のコントラスト分布を示すダイアグラム 他の走査パターンから生じるk空間内のコントラスト分布を示すダイアグラム 別の走査パターンから生じるk空間内のコントラスト分布を示すダイアグラム
符号の説明
1 磁気共鳴装置
3 測定室
5 クライオマグネット
7 主静磁場
9 患者用寝台
13 ボディコイル
15 パルス発生ユニット
17 パルスシーケンス制御ユニット
19 高周波増幅器
21 傾斜磁場コイル
23 傾斜磁場コイル制御ユニット
25 局所コイル
27 高周波前置増幅器
29 受信ユニット
31 画像処理ユニット
33 操作コンソール
35 メモリユニット
37 コンピュータユニット
39 送受信切替器
51 第1のステップ
53 第2のステップ
55 第3のステップ
57 第4のステップ
59 第5のステップ
61 第6のステップ
63 第7のステップ
65 第8のステップ
71 アルゴリズムの第1の部分
73 アルゴリズムの第2の部分
81 アルゴリズムの第1の部分
83 アルゴリズムの第2の部分
84 アルゴリズムの拡張
85 アルゴリズムの第3の部分
91 アルゴリズムの第1の部分
93 アルゴリズムの第2の部分
101 k空間マトリックス
103 k空間行
105 k空間中心
107 距離

Claims (15)

  1. 測定データの記録がk空間内の複数のk空間行(103)の走査によって行なわれ、複数のk空間行(103)が複数の部分記録(A,B,C,D,E)に分配され、各部分記録(A,B,C,D,E)において割り当てられたk空間行(103)の走査が行なわれる3次元磁気共鳴画像化用測定シーケンスにおいて、
    割り当てが次の割り当て規則、すなわち、
    k空間中心(105)に対するそれぞれのk空間行の距離(107)を表わす距離尺度により各k空間行(103)が評価されること、
    距離尺度を考慮した順序で走査すべきk空間行(103)が配置されること、
    その順序で配置されたk空間行(103)が複数のグループにグループ分けされ、それぞれ複数の連続するk空間行(103)が1つのグループに統合されること、
    各グループにおいてこのグループに統合されたk空間行が異なる部分記録に分配されることによって、k空間行(103)が部分記録(A,B,C,D,E)に割り当てられること、
    に当てはまるように、k空間行が部分記録(A,B,C,D,E)に割り当てられていることを特徴とする3次元磁気共鳴画像化用測定シーケンス。
  2. 距離尺度を考慮した順序で配置されたk空間行(103)のグループ分けの際に、それぞれS個の連続するk空間行(103)が1つのグループに統合され、Sが部分記録(A,B,C,D,E)の個数を指定し、
    k空間行(103)をS個の部分記録(A,B,C,D,E)に割り当てる際に、各グループにおいてS個の連続するk空間行(103)がS個の部分記録(A,B,C,D,E)に分配されることを特徴とする請求項1記載の測定シーケンス。
  3. k空間行(103)が交差しないようにk空間内に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の測定シーケンス。
  4. k空間行(103)が読み出し方向に平行に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の1つに記載の測定シーケンス。
  5. k空間行(103)が3次元デカルト格子上にあることを特徴とする請求項1乃至4の1つに記載の測定シーケンス。
  6. 走査すべきk空間行(103)の配置が距離尺度に依存して上昇する順序で行なわれることを特徴とする請求項1乃至5の1つに記載の測定シーケンス。
  7. 走査すべきk空間行(103)の配置が、k空間内のk空間行(103)の方位角位置を付加的に考慮した順序で変更されることを特徴とする請求項1乃至6の1つに記載の測定シーケンス。
  8. 各部分記録(A,B,C,D,E)内において、割り当てられたk空間行(103)の走査順序が、割り当てられたk空間行(103)の距離尺度を考慮して決定されることを特徴とする請求項1乃至7の1つに記載の測定シーケンス。
  9. 各部分記録(A,B,C,D,E)内において、割り当てられたk空間行(103)の走査順序が、割り当てられたk空間行(103)の走査中に変化する画像コントラストに、中心のk空間行(103)の走査が最強の画像コントラストの時点で行なわれるように合わせられることを特徴とする請求項8記載の測定シーケンス。
  10. k空間行(103)の走査がスピンエコーおよび/またはグラジエントエコーに基づいて行なわれることを特徴とする請求項1乃至9の1つに記載の測定シーケンス。
  11. k空間行(103)の走査のために、励起パルスの後に複数のk空間行(103)を走査する複数のエコーが続いて生じるマルチエコー技術が使用されることを特徴とする請求項10記載の測定シーケンス。
  12. 各部分記録の前にそれぞれコントラスト準備が行なわれることを特徴とする請求項10又は11記載の測定シーケンス。
  13. 距離尺度がk空間中心に対するk空間行のユークリッド距離基準であることを特徴とする請求項1乃至12の1つに記載の測定シーケンス。
  14. 距離尺度によるk空間行(103)の評価の際に、走査すべきk空間の大きさに基づくk空間の基準化が行なわれることを特徴とする請求項1乃至13の1つに記載の測定シーケンス。
  15. 請求項1乃至12の1つに記載の測定シーケンスにより測定データを記録するように構成されている磁気共鳴装置。
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