JP2008067496A - 二次電池の充電装置及び充電方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池の燃料の消費を抑え、十分に放電した二次電池に対しエネルギーを充電可能な、充電装置及び充電方法を提供する。
【解決手段】燃料電池101と、上記燃料電池の電力にて充電される二次電池102と、上記燃料電池の出力電圧、及び上記二次電池の出力電圧に基づいて上記燃料電池から上記二次電池への充電の可否を判断する充電手段107とを備えた。二次電池への充電の可否を燃料電池及び二次電池の出力電圧に基づき判断することから、燃料電池の燃料消費を抑え、二次電池に対して多くのエネルギーを充電することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、二次電池の充電装置及び充電方法に関し、特に燃料電池のみ、又は燃料電池と直流電源とを併用して二次電池の充電を行う充電装置及び充電方法に関する。
携帯電子機器では、経済性、利便性、電力の出力密度などの観点から二次電池、特に最近ではリチウムイオン電池が多く利用されている。携帯電子機器のアプリケーションは、増加の一途をたどり、最近では地上デジタル放送、所謂1セグ放送がスタートし、携帯電子機器にてテレビを視聴することが一般化されようとしている。それに伴い、携帯電子機器における消費電力が飛躍的に増大している。これに対し、リチウムイオン電池の出力密度は、満足できるものの、エネルギー密度が足らないため短時間の動作しか行えない。しかも携帯電子機器の消費電力の増加に電池性能向上が追いつかず、携帯電子機器の動作時間がユーザーの要求に応えられなくなってきている。
この状況を解決するために期待されているのが燃料電池である。特に燃料にメタノールを使い、ポンプなどの補機を用いないパッシブ型DMFC(Direct Methanol Fuel Cell)は小型化が可能で、携帯電話などの小型携帯電子機器の電源として期待されている。燃料電池のエネルギー密度は、重量当たりでリチウムイオン電池の約10倍、体積当りでも3倍以上有り、しかも燃料であるメタノールを追加すれば継続して電力を供給することができるため、動作時間に対する要求は満たせる。一方、出力密度が小さく、現状の携帯電子機器の要求にはまだ届かない。そこで、現状の二次電池と燃料電池とを組み合わせることで、上述の問題を解決しようとする試みがなされている。
例えば、特開2006−121789号公報、及び特開2006−54976号公報では、複数組の二次電池を備え、それら複数組の二次電池について、負荷に電力を供給し放電を行う組と、燃料電池を用いて充電する組とに分け、交互に放電と充電とを切り換えることで動作時間を延ばすようにした携帯機器が開示されている。
又、特開2006−54976号公報では、商用交流電源を用いて二次電池の充電を行う場合には、燃料電池からの充電電流を停止することで、燃料電池の燃料の消耗を抑える技術も開示されている。
さらに、特開2006−128088号公報では、エネルギー密度は小さいが、出力密度の大きい電気二重層コンデンサを燃料電池に並列に接続して、二次電池に断続的に電力を供給することで二次電池の充電を行う技術が開示されている。
特開2006−121789号公報 特開2006−54976号公報 特開2006−128088号公報
しかしながら、従来の燃料電池を用いて二次電池を充電する方法は、二次電池の状態について、ほとんど考慮されていなかった。すなわち、二次電池がまだ負荷に対し十分電力を供給できるにもかかわらず、機械的に燃料電池からの充電が行われていた。そのため、不用意に燃料電池の燃料が消費され、いざ、完全に放電された二次電池に対して燃料電池を接続したとき、十分な充電を行うだけの燃料が残っていないという事態が発生していた。
本発明は、上述したような問題点を解決するためになされたもので、燃料電池の燃料の消費をできるだけ抑え、十分に放電した二次電池に対し、できるだけ多くのエネルギーを充電可能であり、有限である燃料電池の燃料をより有効に活用可能とする、充電装置及び充電方法を提供することを目的とする。
本発明の第1態様における充電装置は、燃料電池を用いて二次電池を充電する充電装置において、
上記燃料電池と上記二次電池との間に接続され、上記燃料電池の出力電圧、及び上記二次電池の出力電圧に基づいて上記燃料電池から上記二次電池への充電の可否を判断する充電手段であって、上記燃料電池の出力電圧が第1電圧以上か否かを検出するFC電圧検出手段を有する充電手段を備えたことを特徴とする。
このように構成することで、燃料電池及び二次電池を有し当該充電装置とは独立して別設される装置に対して、当該充電装置を外付けすることが可能である。
本発明の第2態様における充電装置は、燃料電池と、
上記燃料電池の電力にて充電される二次電池と、
上記燃料電池と上記二次電池との間に接続され、上記燃料電池の出力電圧、及び上記二次電池の出力電圧に基づいて上記燃料電池から上記二次電池への充電の可否を判断する充電手段であって、上記燃料電池の出力電圧が第1電圧以上か否かを検出するFC電圧検出手段を有する充電手段と、
を備えたことを特徴とする。
又、上記充電手段は、上記二次電池の出力電圧が第2電圧未満か否かを検出するBAT電圧検出手段をさらに有し、上記二次電池の出力電圧が上記第2電圧未満であると上記BAT電圧検出手段にて検出され、かつ上記燃料電池の出力電圧が上記第1電圧以上であると上記FC電圧検出手段にて検出されたときに、上記燃料電池による上記二次電池の充電を行うこともできる。
又、上記二次電池の充電を行う直流電源をさらに備え、
上記充電手段は、上記直流電源の出力電圧が第3電圧以上か否かを検出するDC電圧検出手段をさらに有し、上記二次電池の出力電圧が第2電圧未満であり、かつ上記燃料電池の出力電圧が第1電圧以上であり、かつ上記直流電源の出力電圧が第3電圧未満であると上記DC電圧検出手段にて検出されたときに、上記燃料電池による上記二次電池の充電を行うこともできる。
又、上記第3電圧は、上記燃料電池の出力電圧よりも高く設定することもできる。
このように構成することで、充電手段への給電を直流電源で行うか、燃料電池で行うかを簡単な回路で切り換えることができる。
又、上記充電手段は、上記直流電源の出力電圧が第3電圧以上であると上記DC電圧検出手段にて検出されたときには、上記燃料電池ではなく上記直流電源にて上記二次電池の充電を行うこともできる。
このように構成することで、燃料電池の燃料の消費を抑え充電時間の短縮を図ることができる。
又、上記直流電源にて上記二次電池の充電を行う場合には定電流−定電圧充電を行い、上記燃料電池にて上記二次電池の充電を行う場合には定電流充電を行うこともできる。
このように構成することで、燃料電池の燃料の消費を抑え充電時間の短縮を図ることができる。
又、上記充電手段は、上記燃料電池にて上記二次電池の充電を行うときの充電電流値を、上記直流電源にて定電流充電を行うときの充電電流値より小さく設定することもできる。
又、上記充電手段は、上記燃料電池にて上記二次電池の充電を行うとき、上記二次電池が満充電電圧以下の第4電圧に上記二次電池の電圧が達したときに充電を完了することもできる。
このように構成することで、燃料電池の燃料の消耗を減らし充電時間の短縮を図ることができる。
又、上記燃料電池で充電を行う場合は、上記充電手段に備わる定電圧充電回路の動作を禁止することもできる。
このように構成することで、燃料電池の燃料の消耗を減らすことができる。
さらに本発明の第3態様における充電方法は、二次電池の充電方法であって、
燃料電池の出力電圧が第1電圧以上か否かを検出し、
二次電池の出力電圧が第2電圧未満か否かを検出し、
上記燃料電池の出力電圧が上記第1電圧以上で、かつ、上記二次電池の出力電圧が上記第2電圧未満の場合に、上記燃料電池による上記二次電池の充電を開始する、
ことを特徴とする。
本発明の第1態様及び第2態様の充電装置、並びに第3態様の充電方法によれば、燃料電池及び二次電池の出力電圧に基づいて二次電池の充電の可否を判断するようにした。即ち、FC電圧検出手段を備え、二次電池の状態つまり二次電池の出力電圧を、二次電池の充電可否の判断材料として検出するようにしたことから、燃料電池の燃料消費を抑えることができ、十分に放電した二次電池に対して多くのエネルギーを充電することが可能となる。さらに詳しくはBAT電圧検出手段を備え、燃料電池の出力電圧が第1電圧以上で、かつ、二次電池の出力電圧が第2電圧未満の場合に、上記燃料電池による上記二次電池の充電を開始するようにした。このように構成することで、二次電池の出力電圧及び燃料電池の出力電圧を考慮したことより、燃料電池の燃料消費を抑えることができ、十分に放電した二次電池に対して多くのエネルギーを充電することが可能となる。
又、燃料電池による充電では、定電流充電だけしか行わないようにし、しかも満充電になる前に充電を停止するようにしたことより、充電時間の短縮が図れ、充電手段の回路規模の縮小とそれに伴うコストダウン、消費電流の削減が可能となり、又、燃料電池の消耗を少なくすることができる。
さらにまた、直流電源を備えるときには、DC電圧検出手段をさらに有し、上記直流電源の出力電圧が第3電圧未満で、かつ上記燃料電池の出力電圧が上記第1電圧以上で、かつ上記二次電池の出力電圧が上記第2電圧未満の場合に、上記燃料電池にて上記二次電池の充電を行うようにした。このように構成することで、直流電源を備え、規定の条件を満たすときには、直流電源からの充電を優先することで、さらに燃料電池の燃料消費を抑えることができ、二次電池に対して多くのエネルギーを充電することが可能となる。又、直流電源使用時には、通常の定電流−定電圧充電を行うようにしたので、フル充電も可能である。
さらに、燃料電池の出力密度に配慮して、燃料電池使用時の定電流充電の電流値を直流電源使用時の場合に比べ少なくした。この結果、満充電電圧よりやや低い電圧で充電停止を行っても、フル充電時の80%程度の充電が可能となった。
以上の対策により、燃料電池を有効に使用することができるようになり、不用意に燃料電池の燃料消費が抑制され、完全に放電された二次電池が充電装置に接続されたときに十分な充電を行うことができるようになった。
本発明の実施形態である充電装置、及び該充電装置を使用した充電方法について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において、同一又は同様の構成部分については同じ符号を付している。尚、以下に説明する実施形態では、充電装置は、燃料電池及び二次電池を備えた構成を有するが、燃料電池及び二次電池は必須の構成部分ではない。即ち、充電装置は、最低限、下記の充電手段を備えればよい。
図1は、第1実施形態における充電装置110の構成を示すブロック図である。充電装置110は、燃料電池101、二次電池102、充電制御回路103、FC電圧検出手段104、BAT電圧検出手段105、及びアンド回路106を備える。ここで、充電制御回路103、FC電圧検出手段104、BAT電圧検出手段105、及びアンド回路106は、充電手段107の一構成例である。このような充電手段107は、燃料電池101と二次電池102との間に接続され、燃料電池101の出力電圧、及び二次電池102の出力電圧に基づいて燃料電池101から二次電池102への充電の可否を判断する。各構成部分について以下に説明する。
燃料電池101は、本実施形態では、上述したパッシブ型DMFCである。パッシブ型は、アクティブ型に比べ出力は落ちるが、燃料供給用のポンプ等の補機が不要なため小型携帯機器には適している。燃料電池101の出力は、充電制御回路103、FC電圧検出手段104及びBAT電圧検出手段105の各端子Vddに接続され、燃料電池101は、これらの回路にそれぞれ電力を供給する。
二次電池102は、本実施形態ではリチウムイオン電池であり、充電制御回路103の出力に接続されている。又、二次電池102の電圧は、BAT電圧検出手段105の入力端子Vinにも接続されている。
FC電圧検出手段104は、燃料電池101の出力電圧が第1電圧V1以上か否かを検出する回路であり、燃料電池101の出力電圧が上記第1電圧V1以上の場合にハイレベルの信号を、アンド回路106の一方の入力へ出力する。尚、上記第1電圧V1は、本実施形態では、燃料電池101が確実に起動しているときの最低出力電圧に設定している。
BAT電圧検出回路105は、二次電池102の出力電圧が入力端子Vinに入力されており、二次電池102の出力電圧が第2電圧V2未満か否かを検出する回路であり、二次電池102の出力電圧が第2電圧V2未満の場合にハイレベルの信号を、アンド回路106の他方の入力に出力する。尚、第2電圧V2は、本実施形態では、二次電池102の電圧が負荷を駆動できる最低電圧に近い電圧に設定している。
アンド回路106の出力は、充電制御回路103の入力端子Aに接続されている。
充電制御回路103は、入力端子Aにアンド回路106からハイレベルの信号が印加されると、端子Vddに入力された燃料電池101の出力電圧を用いて、出力端子Voに接続された二次電池102の充電を開始する。
以上のように構成された充電装置110の動作、つまり二次電池102の充電方法について、図2を参照して以下に説明する。
図2に示すステップS1では、FC電圧検出手段104にて、燃料電池101の出力電圧が第1電圧V1以上か否かを確認する。燃料電池101の出力電圧が第1電圧V1以上であれば、燃料電池101が起動しており、充電可能な電圧を出力していることから、ステップS2の、二次電池102の電圧確認に進む。一方、燃料電池101の出力電圧が第1電圧V1未満であれば、燃料電池101の出力電圧が第1電圧V1以上になるまで、ステップS1の確認動作を繰り返す。
ステップS2において、BAT電圧検出回路105にて、二次電池102の電圧が第2電圧未満、つまり充電要と判断されたときには、FC電圧検出手段104及びBAT電圧検出回路105はともにハイレベル信号をアンド回路106に出力している。よって、アンド回路106は、ハイレベル信号を充電制御回路103に送出し、ステップS3にて、充電制御回路103は、燃料電池101により二次電池102の充電を開始する。尚、二次電池102の電圧が第2電圧以上、つまり充電不要であれば、ステップS1に戻る。
このように、ステップS1及びステップS2では、燃料電池101が起動され充電を行うのに十分な出力電圧となり、しかも二次電池102の容量が充電を必要とする電圧まで低下していることを検出している。
ステップS3に進むと直ぐにステップS4に移り、定電流Ifcにて、二次電池102の充電が開始される。定電流Ifcの電流値は、燃料電池101の出力密度に依存するため、それほど大きくはできない。燃料電池101の出力密度にもよるが、例えば0.5C電流以下の電流値が望ましい。
充電中に、ステップS5にて、BAT電圧検出回路105は、二次電池102の電圧を確認し、第4電圧V4以上になったか調べる。二次電池102の電圧が第4電圧V4以上になったときには、充電を終了する。ここで、第4電圧V4は、二次電池102の満充電時の電圧と同じか、やや低い電圧に設定する。例えば、満充電時の電圧が4.2Vの場合であれば、第4電圧V4を4.2V〜4.1V程度に設定する。
通常、リチウムイオン電池の充電は、定電流−定電圧充電を行う。すなわち、定電流充電で満充電電圧に達すると、満充電電圧による定電圧充電に切り換える。定電圧充電中は、充電電流は減少する。充電電流がほぼ0Aになった時点が満充電となるが、通常は、0Aに近い所定の電流値になった時点で充電完了としている。定電圧充電で注意しなければならないことは、定電圧の精度である。リチウムイオン電池は、過充電すると障害を起こす可能性があるため、定電圧充電時の電圧は、誤差を含め満充電電圧を超えてはならない。しかし、誤差の大きい定電圧電源を用いた場合、誤差下限の定電圧で充電すると満充電まで充電できないことになる。そのため、定電圧充電に用いる定電圧電源の出力電圧誤差は、±10mV前後と極めて高精度の電源を用いている。
又、リチウムイオン電池の定電流充電においては、定電流充電の電流値が大きいほど満充電電圧に達した時点での充電容量は少なくなっている。これはリチウムイオン電池の内部抵抗による電圧降下が大きく影響するためである。例えば、1C電流で定電流充電を行った場合、満充電電圧に達した時点での充電容量は75%前後に対し、0.5C電流で定電流充電を行った場合は、80%前後まで充電されている。そのため、0.5C電流以下で定電流充電を行った場合、充電完了電圧が満充電電圧より0.1V低くても80%近く充電されている。
本実施形態では、定電圧充電を行わず、充電完了時の第4電圧V4を二次電池102の満充電電圧よりやや低い電圧でも可能としたので、従来必要であった定電圧充電回路が不要となり、充電完了を検出するための第4電圧V4の精度も±50mV程度とラフでよいため簡単な回路で実現できる。これにより、充電制御回路103の回路規模の縮小と消費電流の低減が可能となり、回路コストの削減と、充電制御回路103で消費する燃料電池の負担の減少が可能となった。しかも、比較的時間の長い定電圧充電を行わないことから、充電時間が短くなり、さらに満充電時の80%前後の充電が可能であり、燃料電池101の燃料消費も抑えることができるようになった。
図3は、本発明の第2実施形態における充電装置120のブロック図である。図1に示す充電装置110と異なる点は、FC電圧検出手段104及びアンド回路106を削除し、BAT電圧検出手段125の出力が直接、充電制御回路123の入力端子Aに接続されている点である。尚、充電制御回路123は、上記充電制御回路103に相当する回路であり、BAT電圧検出手段125は、上記BAT電圧検出手段105に相当する回路である。又、充電制御回路123及びBAT電圧検出手段125は、充電手段107の一構成例である。
充電制御回路123の駆動電源は、燃料電池101から供給されており、燃料電池101が起動して出力電圧が第1電圧V1以上の場合に動作可能なようにしている。よって、充電制御回路123は、燃料電池101の出力電圧が第1電圧V1以上の場合に、二次電池102の電圧が第2電圧V2未満でありBAT電圧検出手段125の出力がハイレベルであるときに、充電を開始する。一方、充電制御回路123は、燃料電池101の出力電圧が第1電圧V1未満であるとき、又は二次電池102の出力電圧が第2電圧V2以上の場合には充電を開始しない。
このような構成を有する充電装置120における動作、つまり充電方法は、図2を参照して説明した動作に同じである。よって、ここでの説明は省略する。
図4は、本発明の第3実施形態における充電装置160のブロック図である。
充電装置160は、燃料電池101、直流電源としての機能を果たす一例であるACアダプタ132、二次電池130、充電制御回路140、及び電圧検出回路150を備え、ACアダプタ132と燃料電池101とのどちらか一方を用いて二次電池130の充電を行う。又、充電制御回路140及び電圧検出回路150は、充電手段107の一構成例である。
燃料電池101は、パッシブ型DMFCであり、燃料電池101の出力は、充電制御回路140及び電圧検出回路150に入力されている。
ACアダプタ132は、商用電源を用いた直流電源で、燃料電池101の出力電圧より少し高い電圧を出力する。又、ACアダプタ132の出力は、燃料電池101と同様、充電制御回路140と電圧検出回路150に入力されている。
二次電池130は、リチウムイオン電池であり、充電制御回路140と接地との間に接続されている。
充電制御回路140は、制御回路141、充電電流検出回路142、電池電圧検出回路143、演算増幅回路144と145、第1〜第3の3つの基準電圧Vr1〜Vr3、3つのPMOSトランジスタM41〜M43、2つのNMOSトランジスタM44、M45、2つのダイオードD41、D42、3つの抵抗Rs、抵抗R1、抵抗R2、及びスイッチ手段SW1を備える。
PMOSトランジスタM41は、充電電流制御用トランジスタである。PMOSトランジスタM41のドレインは、PMOSトランジスタM42及びダイオードD41を介して燃料電池101の出力に接続され、さらに、PMOSトランジスタM43及びダイオードD42を介してACアダプタ132の出力に接続されている。PMOSトランジスタM41のソースは、抵抗Rsを介して二次電池130の正極に接続されている。又、PMOSトランジスタM41のゲートは、抵抗R1で電源Vddにプルアップされると共に、ゲート−接地間には、直列接続されたNMOSトランジスタM44及びNMOSトランジスタM45が接続されている。
ダイオードD41及びダイオードD42は、逆流防止ダイオードであり、二次電池130から燃料電池101又はACアダプタ132への電流の逆流と、燃料電池101からACアダプタ132又はその逆へ電流が流れるのを防止している。
PMOSトランジスタM42、M43は、二次電池130の充電に用いる電源を選択する。PMOSトランジスタM42がオンのときには、燃料電池101が選択され、PMOSトランジスタM43がオンのときには、ACアダプタ132が選択される。尚、PMOSトランジスタM42とPMOSトランジスタM43とが同時にオンすることはない。又、PMOSトランジスタM42及びPMOSトランジスタM43のゲートは、制御回路141に接続されている。
NMOSトランジスタM44のドレインは、PMOSトランジスタM41のゲートに接続され、ソースはNMOSトランジスタM45のドレインに接続されている。又、NMOSトランジスタM44のゲートは、演算増幅回路144の出力に接続されると共に、電源Vddに抵抗R2でプルアップされている。
演算増幅回路144の非反転入力と接地との間には、第1基準電圧Vr1が印加されている。又、演算増幅回路144の反転入力には、電池電圧検出回路143の出力が印加されている。さらに、演算増幅回路144の制御端子CEは、制御回路141に接続されている。
電池電圧検出回路143は、二次電池130の出力電圧に比例した電圧を出力しているので、演算増幅回路144は、電池電圧検出回路143の出力電圧が第1基準電圧Vr1と等しくなるように、NMOSトランジスタM44を介してPMOSトランジスタM41のゲート電圧を制御する。これによって定電圧充電制御が行われる。
NMOSトランジスタM45のドレインは、NMOSトランジスタM44のソースに接続され、NMOSトランジスタM45のソースは接地され、NMOSトランジスタM45のゲートは、演算増幅回路45の出力に接続されている。演算増幅回路45の非反転入力は、スイッチ手段SW1の共通端子Cに接続されている。スイッチ手段SW1の端子Aと接地との間には、第2基準電圧Vr2が接続され、スイッチ手段SW1の端子Bと接地との間には、第3基準電圧Vr3が接続されている。又、演算増幅回路145の反転入力には、充電電流検出回路142の出力が印加されている。さらに、演算増幅回路145の制御端子CEは、制御回路141に接続されている。
充電電流検出回路142は、抵抗Rsの電圧降下を検出し、充電電流に比例した電圧を生成しているので、演算増幅回路145は、充電電流検出回路142の出力電圧が第2基準電圧Vr2、あるいは第3基準電圧Vr3と等しくなるように、NMOSトランジスタM45を介してPMOSトランジスタM41のゲート電圧を制御する。これによって定電流充電制御が行われる。
電圧検出回路150は、FC電圧検出回路151、DC電圧検出回路152、BAT電圧検出回路153、及び2つのダイオードD51、D52を備える。
制御回路141には、充電電流検出回路142、電池電圧検出回路143、BAT電圧検出回路153、FC電圧検出回路151、及びDC電圧検出回路152の出力が入力されている。又、制御回路141は、PMOSトランジスタM42、M43のゲート制御信号、演算増幅回路144,145の制御信号CE1、CE2、及び、スイッチ手段SW1の制御信号を、それぞれ出力する。
電圧検出回路150に入力された燃料電池101の出力電圧は、FC電圧検出回路151で第1電圧V1と比較される。燃料電池101の出力電圧が第1電圧V1以上のときには、FC電圧検出回路151の出力は、ハイレベルとなる。同様に、ACアダプタ132の出力電圧は、DC電圧検出回路152で第3電圧V3と比較され、ACアダプタ132の出力電圧が第3電圧V3以上の場合は、DC電圧検出回路152の出力は、ハイレベルとなる。
電池電圧検出回路143の出力は、BAT電圧検出回路153に入力され、第2電圧V2と比較され、電池電圧検出回路143の出力が第2電圧V2未満の場合には、BAT電圧検出回路153の出力はハイレベルとなる。
制御回路141は、入力された、FC電圧検出回路151、DC電圧検出回路152、BAT電圧検出回路153の出力信号レベルに基づいて、出力制御信号を生成する。
即ち、DC電圧検出回路152の出力がハイレベルの場合には、制御回路141は、燃料電池101の出力電圧の大小に関わり無く、ACアダプタ132を用いて二次電池130の充電を行うよう制御する。つまり、制御回路141は、PMOSトランジスタM43のゲート電圧をローレベルにしてPMOSトランジスタM43をオンに制御し、かつ、PMOSトランジスタM42のゲート電圧をハイレベルにしてPMOSトランジスタM42をオフに制御する。さらに又、制御回路141は、スイッチ手段SW1に対して、共通端子Cと端子Bとをショートさせて、演算増幅回路145の非反転入力に第3基準電圧Vr3を接続する。さらに、制御回路141は、演算増幅回路制御信号CE1、CE2を制御して、演算増幅回路144、145の両方を動作状態にする。
この状態では、第1実施形態で説明した通常の定電流−定電圧充電が行われる。
一方、DC電圧検出回路152の出力がローレベルで、かつ、FC電圧検出回路151の出力がハイレベル、つまり燃料電池101の出力電圧が第1電圧V1以上、つまり燃料電池101の出力電圧にて充電可能な場合には、制御回路141は、BAT電圧検出回路153の出力を確認する。該確認により、二次電池130の出力電圧が第2電圧V2以上の場合、つまり二次電池130の充電不要の場合には、上述したように、BAT電圧検出回路153の出力は、ローレベルとなる。よってこの場合には、二次電池130の充電を開始しないので、制御回路141は、PMOSトランジスタM42、M43のゲート電圧を共にハイレベルに制御して両トランジスタM42、M43をオフにする。さらに、制御回路141は、演算増幅回路制御信号CE1とCE2を制御して演算増幅回路144、145の動作を停止させる。
上述のBAT電圧検出回路153の出力確認により、二次電池130の出力電圧が第2電圧V2未満の場合、つまり二次電池130の充電要の場合には、BAT電圧検出回路153の出力は、ハイレベルとなる。よってこの場合には、燃料電池101を用いて充電を行う。該充電動作のため制御回路141は、PMOSトランジスタM42のゲート電圧をローレベル、PMOSトランジスタM43のゲート電圧をハイレベルに制御して、PMOSトランジスタM42だけをオンにする。又、制御回路141は、スイッチ手段SW1に対して、制御信号にて、共通端子Cと端子Aとをショートさせ、演算増幅回路145の非反転入力に第2基準電圧Vr2を接続する。さらに、制御回路141は、演算増幅回路制御信号CE1、CE2を制御して、演算増幅回路145を動作させ、演算増幅回路144の動作を停止させる。
燃料電池101にて二次電池130の充電を行う場合には、定電圧充電を行わないので、演算増幅回路144は動作停止させ、消費電流の削減を行う。NMOSトランジスタM44のゲートは、抵抗R2でプルアップされているので、演算増幅回路144が動作停止しているときには、NMOSトランジスタM44はオンとなり、定電流充電の妨げにはならない。さらに、第2基準電圧Vr2は、第3基準電圧Vr3より低い電圧に設定してあるので、燃料電池101にて二次電池130を定電流充電する場合には、ACアダプタ132にて二次電池130を定電流充電する場合に比べて充電電流が小さくなる。そのため、出力密度の低い燃料電池を用いた場合でも、無理なく定電流充電が可能である。
定電流充電中に制御回路141は、電池電圧検出回路143の出力電圧を調べ、二次電池130の出力電圧が第4電圧V4以上になったときには、充電を完了する。
ダイオードD51、D52は、充電制御回路140と電圧検出回路150の駆動電源Vddの切り替えを行っている。ACアダプタ132の出力電圧は、燃料電池101の出力電圧より少し高く設定しているので、ACアダプタ132及び燃料電池101の両方とも、二次電池130を充電可能な電圧を出力している場合には、ダイオードD52がオン、ダイオードD51はオフとなり、充電制御回路140及び電圧検出回路150への給電は、ACアダプタ132のみから行われる。よって、燃料電池101の燃料を無駄に消費することはない。
以上のように構成される充電装置160における動作、つまり充電方法について、図5を参照して以下に説明する。
ステップS11では、ACアダプタ132の出力電圧が第3電圧V3以上か否かを確認する。ACアダプタ132の出力電圧が第3電圧V3以上であれば、後述するステップS17の充電開始2に進む。一方、ACアダプタ132の出力電圧が第3電圧V3未満であれば、次のステップS12に進む。
ステップS12では、燃料電池101の出力電圧が第1電圧V1以上か否かを確認する。燃料電池101の出力電圧が第1電圧V1以上であれば、ステップS13の二次電池130の電圧確認へ進む。一方、燃料電池101の出力電圧が第1電圧V1未満であれば、ステップS11に戻る。
ステップS13にて、二次電池130の電圧が第2電圧V2未満であれば、ステップS14の充電開始1に進み、燃料電池101により二次電池130の充電を開始する。一方、二次電池130の電圧が第2電圧V2以上であれば、ステップS11に戻る。
このように、ステップS12及びステップS13では、燃料電池101が起動して充電を行うのに十分な出力電圧となり、さらに、二次電池130の容量が充電を必要とする電圧まで低下したことを検出している。
ステップS14に進むと直ぐにステップS15に移り、定電流Ifcにて、燃料電池101による二次電池130の充電を開始する。定電流Ifcの電流値は、燃料電池101の出力密度に依存するため、ACアダプタ132を用いた定電流充電の場合の電流値Iacより少ない電流値に設定されている。定電流Ifcの値は、燃料電池101の出力密度にもよるが、例えば0.5C電流以下の電流値が望ましい。これは、燃料電池101による充電では定電圧充電を行わないので、定電流Ifcの値を大きくしすぎると、充電完了時の充電容量が少なくなってしまうからである。
充電中に、ステップS16にて、二次電池130の電圧を確認し、二次電池130の電圧が第4電圧V4以上になったか否かを調べ、第4電圧V4以上になったときには充電を終了する。ここの充電動作では、上述したように定電圧充電は行わない。第4電圧V4は、二次電池130の満充電時の電圧と同じか、やや低い電圧に設定する。例えば、満充電時の電圧が4.2Vの場合であれば、第4電圧を4.2V〜4.1V程度に設定する。
尚、燃料電池101を用いた充電方法については、第1及び第2の実施形態での説明と変わらないので、詳細説明は省略する。
一方、ステップS11にて、ACアダプタ132の出力電圧が第3電圧V3以上である場合には、ステップS17の充電開始2に進む。
ステップS17に進むと直ぐにステップS18に移り、定電流Iacにて、ACアダプタ132による二次電池130の充電を開始する。定電流Iacの電流値は、ACアダプタ132の出力容量に依存するが、通常は1C電流以上の大電流で急速充電を行う。定電流充電中は、常にステップS19にて、二次電池130の電圧を確認し、第5電圧V5以上になったか調べ、二次電池130の出力電圧が第5電圧V5以上になったときには、ステップS20の定電圧充電に移行する。なお、第5電圧V5は、二次電池130の満充電時の電圧に設定する。
定電圧充電中は、常にステップS20にて、二次電池130の充電電流の確認を行う。充電電流が充電終了電流であるIe未満になったときには充電を完了する。
以上のように、燃料電池101を用いた充電装置にACアダプタ132が併用された充電装置において、ACアダプタ132が接続された場合には、ACアダプタ132による充電を優先させると共に、充電制御回路140及び電圧検出回路150の駆動用電源もACアダプタ132に切り換え、極力、燃料電池101の燃料の消耗を抑えるようにしている。
又、ACアダプタ132による充電では、定電流−定電圧充電を実施し、二次電池130が満充電になるまで充電を行うようにした。
さらに、ACアダプタ132が未接続で、燃料電池101を用いて充電する場合には、定電流充電のみとし、充電電流もACアダプタ132を用いた場合に比べ少なくしたので、充電完了時の充電容量を、定電圧充電を行わなくても満充電時の80%程度と大きくすることができる。さらに、定電圧充電に用いる回路を停止することで、充電回路で消費する電流も抑えるようにした。
本発明は、特に、燃料電池のみ、又は燃料電池とACアダプタとを併用して二次電池の充電を行う充電装置及び充電方法に適用可能である。
本発明の第1実施形態における充電装置のブロック図である。 図1に示す充電装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における充電装置のブロック図である。 本発明の第3実施形態における充電装置のブロック図である。 図4に示す充電装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
101…燃料電池、102…二次電池、103…充電制御回路、
104…FC電圧検出手段、105…BAT電圧検出手段、107…充電手段、
110…充電装置、120…充電装置、132…ACアダプタ、
140…充電制御回路、150…電圧検出回路、160…充電装置。

Claims (20)

  1. 燃料電池を用いて二次電池を充電する充電装置において、
    上記燃料電池と上記二次電池との間に接続され、上記燃料電池の出力電圧、及び上記二次電池の出力電圧に基づいて上記燃料電池から上記二次電池への充電の可否を判断する充電手段であって、上記燃料電池の出力電圧が第1電圧以上か否かを検出するFC電圧検出手段を有する充電手段を備えたことを特徴とする充電装置。
  2. 燃料電池と、
    上記燃料電池の電力にて充電される二次電池と、
    上記燃料電池と上記二次電池との間に接続され、上記燃料電池の出力電圧、及び上記二次電池の出力電圧に基づいて上記燃料電池から上記二次電池への充電の可否を判断する充電手段であって、上記燃料電池の出力電圧が第1電圧以上か否かを検出するFC電圧検出手段を有する充電手段と、
    を備えたことを特徴とする充電装置。
  3. 上記充電手段は、上記二次電池の出力電圧が第2電圧未満か否かを検出するBAT電圧検出手段をさらに有し、上記二次電池の出力電圧が上記第2電圧未満であると上記BAT電圧検出手段にて検出され、かつ上記燃料電池の出力電圧が上記第1電圧以上であると上記FC電圧検出手段にて検出されたときに、上記燃料電池による上記二次電池の充電を行う、請求項1又は2記載の充電装置。
  4. 上記二次電池の充電を行う直流電源をさらに備え、
    上記充電手段は、上記直流電源の出力電圧が第3電圧以上か否かを検出するDC電圧検出手段をさらに有し、上記二次電池の出力電圧が第2電圧未満であり、かつ上記燃料電池の出力電圧が第1電圧以上であり、かつ上記直流電源の出力電圧が第3電圧未満であると上記DC電圧検出手段にて検出されたときに、上記燃料電池による上記二次電池の充電を行う、請求項3記載の充電装置。
  5. 上記第3電圧は、上記燃料電池の出力電圧よりも高く設定される、請求項4記載の充電装置。
  6. 上記充電手段は、上記直流電源の出力電圧が第3電圧以上であると上記DC電圧検出手段にて検出されたときには、上記燃料電池ではなく上記直流電源にて上記二次電池の充電を行う、請求項4記載の充電装置。
  7. 上記直流電源にて上記二次電池の充電を行う場合には定電流−定電圧充電を行い、上記燃料電池にて上記二次電池の充電を行う場合には定電流充電を行う、請求項6記載の充電装置。
  8. 上記充電手段は、上記燃料電池にて上記二次電池の充電を行うときの充電電流値を、上記直流電源にて定電流充電を行うときの充電電流値より小さく設定する、請求項7記載の充電装置。
  9. 上記充電手段は、上記燃料電池にて上記二次電池の充電を行うとき、上記二次電池が満充電電圧以下の第4電圧に上記二次電池の電圧が達したときに充電を完了する、請求項1から8のいずれかに記載の充電装置。
  10. 上記燃料電池で充電を行う場合は、上記充電手段に備わる定電圧充電回路の動作を禁止する、請求項4から7のいずれかに記載の充電装置。
  11. 上記二次電池はリチウムイオン電池であり、上記燃料電池はパッシブ型DMFCである、請求項2から10のいずれかに記載の充電装置。
  12. 二次電池の充電方法であって、
    燃料電池の出力電圧が第1電圧以上か否かを検出し、
    二次電池の出力電圧が第2電圧未満か否かを検出し、
    上記燃料電池の出力電圧が上記第1電圧以上で、かつ、上記二次電池の出力電圧が上記第2電圧未満の場合に、上記燃料電池による上記二次電池の充電を開始する、
    ことを特徴とする二次電池の充電方法。
  13. さらに、直流電源の出力電圧が第3電圧以上か否かを検出し、
    上記直流電源の出力電圧が上記第3電圧以上のときには上記直流電源の電力にて上記二次電池の充電を行い、
    上記直流電源の出力電圧が上記第3電圧未満で、かつ上記燃料電池の出力電圧が上記第1電圧以上で、かつ上記二次電池の出力電圧が上記第2電圧未満の場合に、上記燃料電池にて上記二次電池の充電を行う、請求項12記載の充電方法。
  14. 上記第3電圧は、上記燃料電池の出力電圧より高く設定した、請求項13記載の充電方法。
  15. 上記直流電源にて上記二次電池の充電を行う場合には定電流−定電圧充電を行い、上記燃料電池にて上記二次電池の充電を行う場合には定電流充電を行う、請求項13又は14記載の充電方法。
  16. 上記燃料電池にて上記二次電池の充電を行うときの充電電流値を、上記直流電源にて定電流充電を行うときの充電電流値より小さく設定する、請求項15記載の充電方法。
  17. 上記燃料電池にて上記二次電池の充電を行うとき、上記二次電池が満充電電圧未満の第4電圧に上記二次電池の電圧が達したときに充電を完了する、請求項12から16のいずれかに記載の充電方法。
  18. 上記燃料電池にて上記二次電池の充電を行うとき、上記二次電池の満充電電圧に上記二次電池の電圧が達したときに充電を完了する、請求項12から16のいずれかに記載の充電方法。
  19. 上記燃料電池で充電を行う場合、定電圧充電動作を禁止する、請求項12記載の充電装置。
  20. 上記二次電池はリチウムイオン電池であり、上記燃料電池はパッシブ型DMFCである、請求項12から19のいずれかに記載の充電方法。
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