JP2008067374A - 撮影監視システム、および、その方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、必要最小限の監視映像を記録できるシステムを提供することである。
【解決手段】 情報処理機器の要求に応じて、利用者識別情報を返信するICカードと、受信した利用者識別情報を利用者認証して、認証使用中情報を含む機器状態情報を作成して、監視サーバ装置に送信して、使用終了指示を受け付けて、使用終了情報を含む機器状態情報を作成して、監視サーバ装置に送信する処理機器と、利用者の存在/不在を検知した人検知結果を作成して、監視サーバ装置に送信する人センサと、受信した最新の機器状態情報と、受信した最新の人検知結果とを用いて、撮影条件を判定して、ネットワークカメラに発行して、監視映像データの返信を受けて、記録する監視サーバ装置と、監視サーバ装置から受け付けた撮影条件で、監視映像データを作成して、監視サーバ装置に送信するネットワークカメラと、から構成される撮影監視システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報機器の利用者を撮影することで、設備の利用状況を撮影監視するシステム、および、その方法に関するものである。
従来から、機密管理や安全管理のために、情報機器の利用状況を監視して、映像記録が行われている。
たとえば、特許文献1では、利用者が携帯する非接触型のICカードが検知されると、監視ビデオカメラが作動して、監視映像を撮影して保存する技術が開示されている。(従来技術1)
特開2001−167306号公報(3〜4ページ、図2)
ところで、従来技術1では、認証できた者や認証できなかった者を、撮影した監視映像を保存すると、データ容量が膨大になってしまうという問題点があった。
本発明はこのような従来技術を考慮してなされたものであって、本発明の課題は、必要最小限の監視映像を記録できるシステムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。すなわち、請求項1の発明は、利用者識別情報を記憶した識別情報記録媒体と、ネットワーク接続された情報処理機器と監視サーバ装置と、人センサと、ネットワークカメラと、から構成される撮影監視システムであって、前記情報処理機器は、利用者識別情報を含む利用者認証情報を記憶する記憶手段と、利用者識別情報送信要求を、識別情報記録媒体に発行する利用者識別情報送信要求手段と、識別情報記録媒体から、利用者識別情報を受け付けて、前記利用者認証情報を参照して、利用者認証する利用者認証手段と、使用終了指示を、受け付ける使用終了指示受付手段と、認証使用中情報を含む機器状態情報を、または、使用終了情報を含む機器状態情報を、作成する機器状態情報作成手段と、前記作成された機器状態情報を、監視サーバ装置に、送信する機器状態情報送信手段と、を備える処理機器であって、前記識別情報記録媒体は、利用者識別情報を記憶する記憶手段と、情報処理機器から、利用者識別情報送信要求を受け付けて、利用者識別情報を返信する利用者識別情報返信手段と、を備える識別情報記録媒体であって、前記人センサは、利用者の存在、または、不在を検知する人検知手段と、人検知結果を作成する人検知結果作成手段と、人検知結果を、監視サーバ装置に、送信する人検知結果送信手段と、を備えるセンサであって、前記監視サーバ装置は、情報処理機器から、機器状態情報を、受信する機器状態情報受信手段と、人センサから、人検知結果を、受信する人検知結果受信手段と、最新の機器状態情報と最新の人検知結果とを用いて、撮影条件を判定する撮影条件判定手段と、前記判定された撮影条件を、ネットワークカメラに、発行する撮影条件送信手段と、監視映像データを、ネットワークカメラから、受信する監視映像データ受信手段と、前記受信された監視映像データを、記録する監視映像記録手段と、を備えるサーバ装置であって、前記ネットワークカメラは、監視サーバ装置から、撮影条件を受け付ける撮影条件受付手段と、前記受け付けられた撮影条件にしたがって、撮影対象を撮像して画像データを画像メモリに保持する撮像手段と、前記保持された画像データを用いて、監視映像データを作成する監視映像データ作成手段と、前記作成された監視映像データを、監視サーバ装置に、送信する監視映像データ送信手段と、を備えるカメラである、ことを特徴とする撮影監視システムである。
ここで、判定された撮影条件には、認証使用中の撮影条件と、認証使用終了後の撮影条件と、利用者が存在するときの撮影条件と、利用者が不在のときの撮影条件と、の4つの場合が存在する。それぞれの撮影条件は、監視映像データのデータ容量が異なるように設定される。
請求項2の発明は、利用者識別情報を含む利用者認証情報と、ネットワークカメラと、を用いる撮影監視方法であって、利用者識別情報送信要求を発行して、利用者識別情報を受け付けて、前記利用者認証情報を参照して、利用者認証して、認証使用中情報を含む機器状態情報を、作成する利用者認証ステップと、使用終了指示を、受け付けて、使用終了情報を含む機器状態情報を、作成する使用終了指示受付ステップと、利用者の存在、または、不在を検知して、人検知結果を作成する人検知結果作成ステップと、最新の機器状態情報と最新の人検知結果とを用いて、撮影条件を判定する撮影条件判定ステップと、前記判定された撮影条件を、ネットワークカメラに、発行する撮影条件送信ステップと、監視映像データを、ネットワークカメラから、受信する監視映像データ受信ステップと、前記受信された監視映像データを、表示する監視映像表示ステップと、を含んだ手順でなされることを特徴とする撮影監視方法である。
請求項3の発明は、コンピュータに組込むことによって、コンピュータを請求項1に記載の撮影監視システムとして動作させるコンピュータプログラムである。
請求項4の発明は、請求項3に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
本願発明によれば、認証状態や利用者の有無によって、異なる撮影条件で、撮影することで、保存する監視映像データを必要最小限の容量にすることが可能である。
(実施例)
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
図1は、撮影監視システム1の概要を説明する図である。撮影監視システム1は、接触型、または、非接触型ICカード300と、ネットワーク接続された情報処理機器100と、監視サーバ装置900と、ネットワークカメラ500と、人センサ700と、から構成される。情報処理機器100は、ICカード読取装置を備える。
情報処理機器100は、利用者が使用する対象であるとともに、その使用状況を監視される対象となる情報処理機器であり、利用者認証情報191を記憶している。ICカード300は、利用者が保持するICカードであり、各利用者を識別するための利用者識別情報391を記憶している。ICカード300は、利用者識別情報391を記憶した識別情報記録媒体の一例である。本明細書では、ICカードとは、データ処理用のチップを搭載したものを意味するが、データ処理用のチップを搭載しないICタグを、利用者識別情報391を記憶した識別情報記録媒体として用いるようにしても良い。ネットワークカメラ500は、情報処理機器100を操作する人物を撮影可能な位置に設置されたカメラであり、監視サーバ装置900から受信した撮影条件に従って撮影を行う機能を有している。人センサ700は、情報処理機器100の操作位置における人物の存在を検知可能に設置されたセンサである。センサとしては、公知の種々のものを採用することができるが、本実施形態では、赤外線センサを採用している。監視サーバ装置900は、ネットワークを介して、情報処理機器100、ネットワークカメラ500、人センサ700とデータの送受信が可能なように接続されたサーバ装置であり、人検知結果情報997と、撮影条件データ995と、監視映像データ591と、機器状態情報991と、を記憶する。
なお、利用者認証情報191は、情報処理機器100の使用が事前に許可された利用者の利用者識別情報を含む情報である。
図2は、撮影監視システム1の処理の流れを説明する図である。
利用者は情報処理機器100を使用する場合、まず、利用者自身を特定する利用者識別情報391を記憶したICカード300を、情報処理機器100に接続されたICカード読取装置に読み取らせる。すると、情報処理機器100は、利用者識別情報送信要求を、ICカード300に発行する(図2(1))。ICカード300は、情報処理機器100から、利用者識別情報送信要求を受け付けて、利用者識別情報391を返信する(同(2))。情報処理機器100は、ICカード300から、利用者識別情報391を受け付けて、前記利用者認証情報191を参照して、利用者認証する(同(3))。利用者認証が正しく行われると、情報処理機器100は、利用が可能な状態となる。
利用者認証が正しく行われた場合には、情報処理機器100は、認証使用中情報を含む機器状態情報991を作成して、監視サーバ装置900に送信する(同(4))。監視サーバ装置900は、情報処理機器100から、機器状態情報991を受信する(同(5))。
利用者による情報処理機器100の使用が開始されると、人センサ700は、処理を開始する。具体的には、人センサ700は、利用者の存在、または、利用者の不在を検知して、それに対応する利用者存在情報を含む人検知結果997、または、利用者不在情報を含む人検知結果997を作成して、監視サーバ装置900に送信する(同(11))。監視サーバ装置900は、人センサ700から、人検知結果997を受信する(同(12))。
利用者が、情報処理機器100に対して使用終了指示を行うと、情報処理機器100は、使用終了指示を受け付けて、使用終了情報を含む機器状態情報991を作成して、監視サーバ装置900に送信する(同(21))。監視サーバ装置900は、情報処理機器100から、機器状態情報991を受信する(同(22))。
監視サーバ装置900は、最新の機器状態情報991と最新の人検知結果997とを用いて、撮影条件995を判定する(同(31))。
このように、情報処理機器100の使用状態(認証使用中、あるいは、使用終了)や、利用者の有無によって、撮影条件を変えることができる。
そこで、撮影条件としては、たとえば、認証使用中で、利用者がいない場合は、他人が不正使用する可能性があるので、高い画像精度が得られる高精度の撮影条件にして、使用終了後で、利用者がいる場合は、不正使用する可能性があるので、高い画像精度が得られる高精度の撮影条件にして、使用終了後で、利用者がいない場合は、無人状態なので、中程度画像精度が得られる中精度の撮影条件にして、認証使用中で、利用者がいる場合は、正しく利用されていると想定される状態なので、低い画像精度が得られる低精度の撮影条件にする。(詳細は、後述する)
監視サーバ装置900は、前記判定された撮影条件995を、ネットワークカメラ500に発行する(同(32))。ネットワークカメラ500は、監視サーバ装置900から、撮影条件995を受け付ける(同(33))。
ネットワークカメラ500は、前記受け付けられた撮影条件995にしたがって、撮影対象を撮像して、監視映像データ591を作成して、監視サーバ装置900に送信する(同(34))。
監視サーバ装置900は、監視映像データ591を、ネットワークカメラ500から受信して、記録する(同(35))。
このように、撮影条件によって、監視映像データ591の容量を変えることが可能である。
図3は、撮影監視システム1の詳細な構成図である。撮影監視システム1は、接触型、または、非接触型ICカード300と、ネットワーク接続された情報処理機器100と、監視サーバ装置900と、ネットワークカメラ500と、人センサ700と、から構成される。
情報処理機器100は、利用者識別情報送信要求手段115と、利用者認証手段130と、使用終了指示受付手段140と、機器状態情報作成手段150と、機器状態情報送信手段155と、記憶手段190と、を備える。記憶手段190は、利用者認証情報191を記憶している。
利用者認証情報191は、情報処理機器100の使用が事前に許可された利用者の利用者識別情報を含む情報である。
利用者識別情報送信要求手段115は、利用者識別情報送信要求を、ICカード300に発行する機能を有している。利用者認証手段130は、ICカード300から、利用者識別情報391を受け付けて、利用者認証情報191を参照して、利用者認証する機能を有している。
使用終了指示受付手段140は、使用終了指示の入力を、受け付ける機能を有している。
機器状態情報作成手段150は、認証使用中情報を含む機器状態情報991を、または、使用終了情報を含む機器状態情報991を、作成する機能を有している。機器状態情報送信手段155は、前記作成された機器状態情報991を、監視サーバ装置900に送信する機能を有している。
ICカード300は、利用者識別情報返信手段315と、記憶手段390と、を備える。記憶手段390は、利用者識別情報391を記憶している。
利用者識別情報返信手段315は、情報処理機器100から、利用者識別情報送信要求を受け付けて、利用者識別情報391を返信する機能を有している。
人センサ700は、人検知手段710と、人検知結果作成手段720と、人検知結果送信手段735と、を備える。
人検知手段710は、利用者の存在、または、利用者の不在を検知する機能を有している。人検知手段710は、情報処理機器100の前に人が存在しているかどうかの検知を定期的に行う。検知の頻度は、適宜設定することができるが、本実施例では、1分に1回としている。
人検知結果作成手段720は、前記検知された利用者の存在に対応して、利用者存在情報を含む人検知結果997を作成する、あるいは、前記検知された利用者の不在に対応して、利用者不在情報を含む人検知結果997を作成する機能を有している。具体的には、人検知手段710による定期的な検知の結果、人を検知した場合には、利用者存在情報を含む人検知結果997を作成し、人を検知しなかった場合には、利用者不在情報を含む人検知結果997を作成する。
人検知結果送信手段735は、人検知結果997を、監視サーバ装置900に、送信する機能を有している。したがって、本実施例のように1分に1回検知を行っている場合は、1分ごとに、人検知結果997が作成され、監視サーバ装置900に、送信されることになる。
監視サーバ装置900は、機器状態情報受信手段955と、人検知結果受信手段935と、撮影条件判定手段940と、撮影条件送信手段945と、監視映像データ受信手段965と、監視映像記録手段970と、を備える。
機器状態情報受信手段955は、情報処理機器100から、機器状態情報991を、受信する機能を有している。人検知結果受信手段935は、人センサ700から、人検知結果997を受信する機能を有している。
撮影条件判定手段940は、最新の機器状態情報991と最新の人検知結果997とを用いて、撮影条件995を判定する機能を有している。撮影条件送信手段945は、前記判定された撮影条件995を、ネットワークカメラ500に発行する機能を有している。
監視映像データ受信手段965は、監視映像データ591を、ネットワークカメラ500から受信する機能を有している。監視映像記録手段970は、前記受信された監視映像データ591を記録する機能を有している。
ネットワークカメラ500は、撮影条件受付手段545と、撮像手段510と、監視映像データ作成手段520と、監視映像データ送信手段565と、を備える。
撮影条件受付手段545は、監視サーバ装置900から、撮影条件995を受け付ける機能を有している。
撮像手段510は、前記受け付けられた撮影条件995にしたがって、撮影対象を撮像して画像データを画像メモリに保持する機能を有している。監視映像データ作成手段520は、前記保持された画像データを用いて、監視映像データ591を作成する機能を有している。
監視映像データ送信手段565は、前記作成された監視映像データ591を、監視サーバ装置900に送信する機能を有している。
利用者識別情報送信要求手段115と、利用者認証手段130と、使用終了指示受付手段140と、機器状態情報作成手段150と、機器状態情報送信手段155と、利用者識別情報返信手段315と、撮影条件受付手段545と、監視映像データ作成手段520と、監視映像データ送信手段565と、人検知結果作成手段720と、人検知結果送信手段735と、機器状態情報受信手段955と、人検知結果受信手段935と、撮影条件判定手段940と、撮影条件送信手段945と、監視映像データ受信手段965と、監視映像記録手段970とは、コンピュータプログラムにより実現される。
利用者認証情報191と、利用者識別情報391とは、コンピュータプログラムが可読なデータである。記憶手段190と、記憶手段390とは、メモリである。撮像手段510は、撮像素子である。人検知手段710は、赤外線センサ素子である。
図4は、撮影条件判定手段940が行う撮影条件判定処理のフローチャートである。
(1)機器状態情報991が、認証使用中情報を含むかを判定する。YES(=認証使用中情報を含む)であれば、ステップS110に進む。NO(=認証使用中情報を含まない)であれば、ステップS150に進む。(ステップS100)
(2)ステップS100において、機器状態情報991が認証使用中情報を含むと判定された場合は、人検知結果997が、利用者の存在情報を含むかを判定する。YES(=利用者の存在情報を含む)であれば、ステップS130に進む。NO(=利用者の存在情報を含まない)であれば、ステップS120に進む。(ステップS110)
(3)ステップS110において、利用者の存在情報を含むと判定された場合は、低精度の撮影条件995を発行して、終了する。(ステップS130)
(4)ステップS110において、利用者の存在情報を含まないと判定された場合は、高精度の撮影条件995を発行して、終了する。(ステップS120)
(5)ステップS100において、機器状態情報991が認証使用中情報を含まないと判定された場合も、人検知結果997が、利用者の存在情報を含むかを判定する。YES(=利用者の存在情報を含む)であれば、ステップS160に進む。NO(=利用者の存在情報を含まない)であれば、ステップS170に進む。(ステップS150)
(6)ステップS150において、利用者の存在情報を含むと判定された場合は、高精度の撮影条件995を発行して、終了する。(ステップS160)
(7)ステップS150において、利用者の存在情報を含まないと判定された場合は、中精度の撮影条件995を発行して、終了する。(ステップS170)
なお、撮影条件には、監視映像データのフレームレートや解像度や圧縮方法などを含める。ここで、高精度の撮影条件とは、たとえば、フレームレートが、1/30秒、解像度が、640×480画素、画像ビットレートが、4Mbpsである。また、中精度の撮影条件とは、たとえば、フレームレートが、1/30秒、解像度が、320×240画素、画像ビットレートが、1Mbpsである。同様に、低精度の撮影条件とは、たとえば、フレームレートが、1秒、解像度が、320×240画素、画像ビットレートが、700Kbpsである。
以上詳しく説明したように、本願発明によれば、認証状態や利用者の有無によって、異なる撮影条件で、撮影することで、保存する監視映像データを必要最小限の容量にすることが可能となった。
(変形例)
上記実施例では、撮影条件を、人が情報処理機器100の前に人が存在しているかどうかにより判定したが、存在するか否かだけでなく、存在している場合の状況により、異なる撮影条件とするようにしても良い。以下に、そのような変形例を2つ説明する。
第1の変形例では、まず、人センサ700による人検知結果997の作成の手法が異なっている。具体的には、第1の変形例では、人検知手段710は、情報処理機器100の前に人が存在しているかどうかの検知を1秒に1回行い、人検知結果作成手段720は、20回分の検知結果を人検知結果997とする処理を行う。したがって、20秒ごとに、人検知結果997が作成され、監視サーバ装置900に、送信されることになる。
図5は、第1の変形例において、撮影条件判定手段940が行う撮影条件判定処理のフローチャートである。図5において、図4に示したものと同一処理を行うステップについては同一の番号を付している。第1の変形例が実施例と大きく異なるのは、ステップS111と、ステップS151である。ステップS111では、人検知結果997を解析し、不存在、存在のいずれであるかを判断する。20回中1回も検知していなければ、不存在であると判断し、ステップS120に進む。20回中1回でも検知していれば、存在していると判断し、ステップS130に進む。
ステップS151では、人検知結果997を解析し、不存在、散在、滞留のいずれであるかを判断する。ここでは、存在した場合をさらに散在と滞留の二つに区別している。20回中1回も検知していなければ、不存在であると判断し、ステップS171に進む。20回中5回以上連続して検知していれば、滞留であると判断し、ステップS160に進む。それ以外の場合は、散在であると判断し、ステップS140に進む。散在と滞留の区別については、上記の他にも、例えば、20回中10回以上検知していれば滞留、20回中1回以上9回以下の検知であれば散在とするようなことも可能である。
第2の変形例では、人検知手段710は、情報処理機器100の前に人が存在しているかどうかの検知を1秒に1回行い、人検知結果作成手段720は、1回分の検知結果を人検知結果997とする処理を行う。したがって、1秒ごとに、人検知結果997が作成され、監視サーバ装置900に、送信されることになる。
図6は、第2の変形例において、撮影条件判定手段940が行う撮影条件判定処理のフローチャートである。図6において、図4、図5に示したものと同一処理を行うステップについては同一の番号を付している。第2の変形例が実施例と大きく異なるのは、ステップS112と、ステップS152、ステップS190である。ステップS112では、人検知結果997を解析し、不存在、存在のいずれであるかを判断する。検知していなければ、不存在であると判断し、ステップS120に進む。検知していれば、存在していると判断し、ステップS130に進む。
ステップS152では、人検知結果997を解析し、不存在、存在のいずれであるかを判断する。検知していなければ、不存在であると判断し、ステップS171に進む。検知していれば、存在していると判断し、ステップS180に進む。ステップS180に進んだ場合は、さらにステップS190において、30個の人検知結果997を蓄積して解析し、検知したものが5回以上連続していれば、滞留であると判断し、ステップS160に進む。それ以外の場合は、散在であると判断し、ステップS200に進む。散在と滞留の区別については、上記の他にも、例えば、20個中15個以上検知していれば滞留、20個中1個以上14個以下が検知であれば散在とするようなことも可能である。
第2の変形例では、認証使用中でない場合、ステップS152で存在が確認されると、中精度の撮影条件で撮影を開始する。その後、散在か滞留かを判断し、散在であれば、中精度の撮影条件での撮影を継続し、滞留であれば、高精度の撮影条件での撮影に切り替えることになる。実施例、第1の変形例、第2の変形例いずれにおいても、監視の必要性が高くなるほど、高精度の撮影条件で撮影する点については共通である。
本発明の撮影監視システムは、様々な状況で利用することが可能である。例えば、機密情報を扱う事業所内で利用することも可能であるし、店舗等において、顧客が扱う端末として情報処理機器100を利用することも可能である。店舗等において利用した場合、端末のいたずら防止になる。
撮影監視システム1の全体構成図である。 撮影監視システム1の処理の流れを説明する図である。 撮影監視システム1の詳細な構成図である。 撮影条件判定処理のフローチャートである。 第1の変形例における撮影条件判定処理のフローチャートである。 第2の変形例における撮影条件判定処理のフローチャートである。
符号の説明
1 撮影監視システム
100 情報処理機器
115 利用者識別情報送信要求手段
130 利用者認証手段
140 使用終了指示受付手段
150 機器状態情報作成手段
155 機器状態情報送信手段
190 記憶手段
191 利用者認証情報
300 ICカード
315 利用者識別情報返信手段
390 記憶手段
391 利用者識別情報
500 ネットワークカメラ
510 撮像手段
520 監視映像データ作成手段
545 撮影条件受付手段
565 監視映像データ送信手段
700 人センサ
710 人検知手段
720 人検知結果作成手段
735 人検知結果送信手段
900 監視サーバ装置
935 人検知結果受信手段
940 撮影条件判定手段
945 撮影条件送信手段
955 機器状態情報受信手段
965 監視映像データ受信手段
970 監視映像記録手段

Claims (4)

  1. 利用者識別情報を記憶した識別情報記録媒体と、ネットワーク接続された情報処理機器と監視サーバ装置と、人センサと、ネットワークカメラと、から構成される撮影監視システムであって、
    前記情報処理機器は、
    利用者識別情報を含む利用者認証情報を記憶する記憶手段と、
    利用者識別情報送信要求を、識別情報記録媒体に発行する利用者識別情報送信要求手段と、
    識別情報記録媒体から、利用者識別情報を受け付けて、前記利用者認証情報を参照して、利用者認証する利用者認証手段と、
    使用終了指示を、受け付ける使用終了指示受付手段と、
    認証使用中情報を含む機器状態情報を、または、使用終了情報を含む機器状態情報を、作成する機器状態情報作成手段と、
    前記作成された機器状態情報を、監視サーバ装置に、送信する機器状態情報送信手段と、
    を備える処理機器であって、
    前記識別情報記録媒体は、
    利用者識別情報を記憶する記憶手段と、
    情報処理機器から、利用者識別情報送信要求を受け付けて、利用者識別情報を返信する利用者識別情報返信手段と、
    を備える識別情報記録媒体であって、
    前記人センサは、
    利用者の存在、または、不在を検知する人検知手段と、
    人検知結果を作成する人検知結果作成手段と、
    人検知結果を、監視サーバ装置に、送信する人検知結果送信手段と、
    を備えるセンサであって、
    前記監視サーバ装置は、
    情報処理機器から、機器状態情報を、受信する機器状態情報受信手段と、
    人センサから、人検知結果を、受信する人検知結果受信手段と、
    最新の機器状態情報と最新の人検知結果とを用いて、撮影条件を判定する撮影条件判定手段と、
    前記判定された撮影条件を、ネットワークカメラに、発行する撮影条件送信手段と、
    監視映像データを、ネットワークカメラから、受信する監視映像データ受信手段と、
    前記受信された監視映像データを、記録する監視映像記録手段と、
    を備えるサーバ装置であって、
    前記ネットワークカメラは、
    監視サーバ装置から、撮影条件を受け付ける撮影条件受付手段と、
    前記受け付けられた撮影条件にしたがって、撮影対象を撮像して画像データを画像メモリに保持する撮像手段と、
    前記保持された画像データを用いて、監視映像データを作成する監視映像データ作成手段と、
    前記作成された監視映像データを、監視サーバ装置に、送信する監視映像データ送信手段と、
    を備えるカメラである、
    ことを特徴とする撮影監視システム。
  2. 利用者識別情報を含む利用者認証情報と、ネットワークカメラと、を用いる撮影監視方法であって、
    利用者識別情報送信要求を発行して、利用者識別情報を受け付けて、前記利用者認証情報を参照して、利用者認証して、認証使用中情報を含む機器状態情報を、作成する利用者認証ステップと、
    使用終了指示を、受け付けて、使用終了情報を含む機器状態情報を、作成する使用終了指示受付ステップと、
    利用者の存在、または、不在を検知して、人検知結果を作成する人検知結果作成ステップと、
    最新の機器状態情報と最新の人検知結果とを用いて、撮影条件を判定する撮影条件判定ステップと、
    前記判定された撮影条件を、ネットワークカメラに、発行する撮影条件送信ステップと、
    監視映像データを、ネットワークカメラから、受信する監視映像データ受信ステップと、
    前記受信された監視映像データを、表示する監視映像表示ステップと、
    を含んだ手順でなされることを特徴とする撮影監視方法。
  3. コンピュータに組込むことによって、コンピュータを請求項1に記載の撮影監視システムとして動作させるコンピュータプログラム。
  4. 請求項3に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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