JP2021005760A - 情報処理装置、システム、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム - Google Patents

情報処理装置、システム、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021005760A
JP2021005760A JP2019117716A JP2019117716A JP2021005760A JP 2021005760 A JP2021005760 A JP 2021005760A JP 2019117716 A JP2019117716 A JP 2019117716A JP 2019117716 A JP2019117716 A JP 2019117716A JP 2021005760 A JP2021005760 A JP 2021005760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
display
information processing
image
display area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019117716A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6975205B2 (ja
Inventor
池上 英之
Hideyuki Ikegami
英之 池上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2019117716A priority Critical patent/JP6975205B2/ja
Priority to US16/903,887 priority patent/US11700446B2/en
Publication of JP2021005760A publication Critical patent/JP2021005760A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6975205B2 publication Critical patent/JP6975205B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/631Graphical user interfaces [GUI] specially adapted for controlling image capture or setting capture parameters
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • G06F3/04845Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range for image manipulation, e.g. dragging, rotation, expansion or change of colour
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/54Interprogram communication
    • G06F9/542Event management; Broadcasting; Multicasting; Notifications
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
    • H04N23/635Region indicators; Field of view indicators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/69Control of means for changing angle of the field of view, e.g. optical zoom objectives or electronic zooming
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/71Circuitry for evaluating the brightness variation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2203/00Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
    • G06F2203/048Indexing scheme relating to G06F3/048
    • G06F2203/04806Zoom, i.e. interaction techniques or interactors for controlling the zooming operation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】領域設定後に画角が変更された場合、領域の位置を変更すべきかどうかの制御に関わる技術を提供する。【解決手段】情報処理装置であって、撮像装置により撮像された画像を表示装置の表示領域に表示する表示制御手段と、前記表示領域に表示された画像に対して領域を指定する領域指定手段と、前記表示領域に表示された画像の一部を切り出して拡大表示する拡大手段と、前記表示領域に表示された画像の一部が前記拡大手段により拡大表示された結果、前記領域指定手段により指定された領域の位置が前記表示領域外となるか否かを判定する判定手段と、前記指定された領域の位置が前記表示領域外となると前記判定手段が判定した場合にその旨を通知する通知手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は情報処理装置、システム、情報処理装置の制御方法、及び、プログラムに関する。
ネットワークカメラやデジタルカメラにおいて、撮像条件のうち露出を決める測光の領域やフォーカスを決定する領域などをユーザに指定可能とする機能がある。この機能によりユーザは実際に注目したい領域を指定して、その領域に適した画像を得ることが可能である。
特許文献1は、フォーカスの領域に関して複数の大きさの中から任意の大きさを選び、選択した大きさの枠を移動させることで自由に領域を設定することを開示する。特許文献2は、フォーカスおよび測光の領域を順々に設定することを開示する。
特開2010-124121号公報 米国特許出願第2015199098号明細書
上記従来技術を利用して領域を設定した後に、デジタルズーム等により画角の変更を行った場合、画角の変更後にどの位置に領域をもっていきたいのかは、ユーザの要望、或いは、撮影時の状況や環境により異なることが想定される。しかしながら、特許文献1および特許文献2は、領域設定後に画角が変更された後に、当該領域の位置を変更すべきかどうかについて考慮していない。
そこで、本発明は、領域設定後に画角が変更された場合、領域の位置を変更すべきかどうかの制御に関わる技術を提供する。
上記課題を解決するための発明は、情報処理装置であって、
撮像装置により撮像された画像を表示装置の表示領域に表示する表示制御手段と、
前記表示領域に表示された画像に対して領域を指定する領域指定手段と、
前記表示領域に表示された画像の一部を切り出して拡大表示する拡大手段と、
前記表示領域に表示された画像の一部が前記拡大手段により拡大表示された結果、前記領域指定手段により指定された領域の位置が前記表示領域外となるか否かを判定する判定手段と、
前記指定された領域の位置が前記表示領域外となると前記判定手段が判定した場合にその旨を通知する通知手段と、を備える。
本発明によれば、領域設定後に画角が変更された場合、領域の位置を変更すべきかどうかの制御に関わる技術を提供することができる。
実施形態に対応する撮像制御システムの構成の一例を示すブロック図。 実施形態における撮像装置101の内部構成の一例を示すブロック図。 実施形態に対応するクライアント装置103の内部構成の一例を示すブロック図。 測光領域を指定した後にデジタルズームを行った際に、測光領域として設定する枠を配信画像の領域内に移動する例の説明図。 測光領域を指定した後にデジタルズームを行った際に、測光領域として設定する枠の位置を、デジタルズームを行う前の位置に留める例の説明図。 実施形態におけるカスタム測光モード、中央重点測光モード、評価測光モードの各種の測光モードの例の説明図。 実施形態に対応する撮像装置101に対する設定方法の例の説明図。 実施形態に対応する、デジタルズーム設定に応じた測光領域の枠の位置と配信画像との関係の一例の説明図。 実施形態に対応する、デジタルズームの設定により測光領域が表示範囲の外に位置することになった場合の処理の一例の説明図。 実施形態1に対応するクライアント装置103における処理の一例を示すフローチャート。 実施形態2に対応する設定画面700の表示形態の一例の説明図。 実施形態2に対応するクライアント装置103における処理の一例を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[実施形態1]
以下、実施形態の一つについて説明する。図1は本実施形態に対応する撮像システム10の構成の一例を示すブロック図である。図1に示す撮像システム10は、動画像を撮像および画像処理する監視カメラ或いはネットワークカメラとしての撮像装置101、ネットワーク102を介して相互に通信可能な状態で接続されるクライアント装置103、入力装置104、及び、表示装置105から構成されている。
図2は、本実施形態における撮像装置101の内部構成の一例を示すブロック図である。光学部201はフォーカスレンズ、ブレ補正レンズ、絞り、シャッターから構成され被写体の光情報を集光する。撮像素子部202は、光学部201にて集光される光情報を電流値へと変換する素子で、カラーフィルタなどと組み合わせることで色情報を取得する。また、すべての画素に対して、任意の露光時間を設定可能な撮像センサーとする。CPU203は、各構成の処理すべてに関わり、ROM(Read Only Memory)204や、RAM(Random Access Memory)205に格納された命令を順次に読み込み、解釈し、その結果に従って処理を実行する。
また、撮像系制御部206は光学部201に対して、フォーカスを合わせる、シャッターを開く、絞りを調整するなどのCPU203から指示された制御を行う。制御部207は、クライアント装置103からの指示に応じて制御を行う。A/D変換部208は、光学部201にて検知した被写体の光量をデジタル信号値に変換する。画像処理部209は上記のデジタル信号の画像データに対して、画像処理を行う。エンコーダ部210は、画像処理部209にて処理した画像データをMotion JpegやH.264、H.265などのファイルフォーマットに変換処理を行う。エンコーダ部210における変換処理により生成された静止画、或いは動画像のデータは、「配信画像」としてネットワーク102を介してクライアント装置103に提供される。ネットワークI/F211は、クライアント装置103等の外部の装置とのネットワーク102を介した通信に利用されるインタフェースである。
ネットワーク102は、撮像装置101と、クライアント装置103を接続するネットワークである。ネットワーク102は、例えばEthernet(登録商標)等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成される。本実施形態では、ネットワーク102は、撮像装置101とクライアント装置103との間の通信を行うことができるものであればよく、その通信規格、規模、構成を問わない。例えば、ネットワーク102は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)等により構成されてもよい。
図3は本実施形態に対応するクライアント装置103の内部構成の一例を示すブロック図である。クライアント装置103は、CPU301、主記憶装置302、補助記憶装置303、入力I/F304、出力I/F305、ネットワークI/F306を含む。各要素は、システムバスを介して、相互に通信可能に接続されている。クライアント装置103は、情報処理装置、撮像装置101の各種設定を行うための設定装置、制御装置等として動作できる。
CPU301は、クライアント装置103の動作を制御する制御装置として機能する。主記憶装置302は、CPU301のデータの一時的な記憶場所として機能するRAM等の記憶装置である。補助記憶装置303は、各種プログラム、各種設定データ等を記憶するHDD、ROM、SSD等の記憶装置である。入力I/F304は、入力装置104等からの入力を受付ける際に利用されるインタフェースである。出力I/F305は、表示装置105等への情報の出力に利用されるインタフェースである。ネットワークI/F306は、撮像装置101等の外部の装置とのネットワーク102を介した通信に利用されるインタフェースである。
CPU301は、補助記憶装置303に記憶された各種プログラムを主記憶装置302に読み出して実行することにより、本実施形態に対応する処理を実行すると共に、撮像装置101との間で各種情報の送受信を制御する。また、入力I/F304を介して入力装置104からの入力を受付けると共に、出力I/F305を介して表示装置105における画像や各種情報の表示制御を行う。
入力装置104は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン等から構成される入力装置である。表示装置105は、クライアント装置103出力した画像を表示するディスプレイモニタ等の表示装置である。本実施形態では、クライアント装置103と入力装置104と表示装置105とを、各々独立した装置とすることができる。この場合、例えばクライアント装置103をパーソナルコンピュータ(PC)として構成し、入力装置104を当該PCに接続されたマウスやキーボード、表示装置105を当該PCに接続されたディスプレイとすることができる。また、当該構成以外にも、クライアント装置103と表示装置105とが一体化されていてもよいし、タッチパネルのように入力装置104と表示装置105とが一体化されていてもよい。また、スマートフォンやタブレット端末のようにクライアント装置103と入力装置104と表示装置105とが、一体化されていてもよい。
次に、図4及び図5を参照して、領域設定後のデジタルズーム等による拡大表示により画角変更後に想定される測光領域の位置の変更及び維持について、具体例を挙げて説明する。本実施形態の撮像装置101においては、CPU203は、測光領域が画像中の暗い領域に設定される場合、暗い領域が見えやすくなるように撮像系制御部206を介して露出を明るく調整する。また、CPU203は、測光領域が明るい領域に設定される場合、白とび等しないように撮像系制御部206を介して露出を暗く調整する。
まず、図4を参照して、測光領域指定後にデジタルズームを利用して拡大表示を行った際に、測光領域として設定する枠を配信画像の領域内に移動する場合について説明する。図4(A)の画角400は遠くの明るい場所にビル401があり、右の手前の森の中の暗い場所に小屋402がある状態のカメラの画角を示している。ここでまず、最初に注目している被写体が小屋402にいる場合、小屋402を監視するため測光領域を枠403に設定する。その後、被写体が遠くのビル401に移動した際、デジタルズームを利用して図4(B)の範囲411で示す領域を撮影するようにズーム設定した場合を考える。このときの、配信画像は図4(C)に示すようになる。
この場合、測光領域を図4(A)の枠403の位置のままで測光を行うと、白とびが発生してしまうおそれがあるため、測光領域を枠403の位置ではなく、被写体のいるビル401の周辺位置に移動するのが望ましい。その際に、例えば、図4(B)に示すように、測光領域を範囲411内の枠412に設定するようにすれば、枠412は配信画像内に含まれることになる。
次に図5を参照して、測光領域指定後にデジタルズームを行った際に、測光領域として設定する枠をデジタルズームを行う前の位置に留める場合について説明する。図5(A)は、室内から入口を撮影しているが、室内は暗めで、入口が逆光等の影響で光量が大きい場合を示している。画角500には、入口501および入口の人物502、室内503が含まれている。入口501には逆光で強い光が入り込んでいる。この場合、撮影したい被写体は人物502であるが、入口501の内部に測光領域を設定してしまうと、逆光の強い光に引っ張られて画像全体が暗くなってしまう。その結果として、画像全体が暗すぎて人物502が適切に映らなくなってしまう。そこで、室内503の暗い部分の、例えば枠504で示す位置に測光領域を指定することができる。その後、被写体をより拡大して見るためにデジタルズームを利用して図5(B)の範囲511で示す領域を撮影するようにズーム設定した場合を考える。このときの配信画像は図5(C)に示すようになる。ここで仮に測光領域を図5(B)の枠511内に移動させると上記のような問題が発生して、人物502を観測するのには不適切な状況となる。そこで、このような状況下では、測光領域を枠504の位置で維持するのが望ましい。
このように、デジタルズーム等により配信画像の画角に変更が生じた場合には、ユーザの要望に応じて、或いは、撮影時の環境や状況に応じて、画角変更後の測光領域の位置を決める必要がある。
また、上記では、撮像装置101の撮像条件のうち露出を決定するための測光領域との関連で、画角変更後の位置が問題となる領域を説明した。しかし、撮像条件には露出の他に、フォーカスやホワイトバランス等もあり、これらの制御のための測定用の領域についても、同様に設定位置が問題となることが考えらえる。これ以降では、測光領域を例として実施形態(実施形態2を含む)の説明を行うが、そこに記載される内容は他の測定領域についても同様に適用可能である。
次に、図6を参照して本実施形態における測光モードを説明する。本実施形態では、測光モードとして、カスタム測光モード、中央重点測光モード、評価測光モードの3種類がある。図6(A)は、カスタム測光モードの例を示す。カスタム測光モードでは、ユーザが画像(画角)内の任意の位置に特定領域(灰色領域)600を指定し、指定された領域に対して測光を行い、露出量を調整する。この場合、ユーザの監視対象は指定した特定領域に存在することが想定される。
図6(B)は、中央重点測光モードの例を示す。中央重点測光モードでは、画像の中央付近の領域(灰色領域)601に重点を置いて測光を行い、露出量を調整する。この場合、ユーザの監視対象は画面の中央に存在することが想定される。図6(C)は、評価測光モードの例を示す。評価測光モードでは、画面全体(灰色領域)602を測光領域として測光を行い、露出量を調整する。この場合、ユーザの監視対象は画面全体に存在することが想定される。
次に図7を参照して、本実施形態に対応する撮像装置101に対する撮像条件の設定方法について説明する。図7(A)は、本実施形態に対応する撮像装置101の設定画面の一例を示している。設定画面700は、クライアント装置103において、設定のトップページ(不図示)で「カメラ設定」が選ばれた際に、撮像装置101からプログラムをダウンロードして実行することにより表示される。設定画面700には、現在の配信画像を表示する領域701が含まれる。また設定項目702から705について設定値706から709が表示される。これらは、クライアント装置103から撮像装置101に送られて、制御に反映される。但し、本実施形態では、主に測光方式について説明し、他の設定項目については省略する。
測光方式704の項目については、図6で説明したカスタム測光モード、中央重点測光モード、評価測光モードの3つのうちからいずれか1つを設定することができる。デフォルトでは、例えば中央重点測光モード、或いは、評価測光モードが設定されるようにしてもよい。図7(A)では、一例としてカスタム測光モードが選択されている状態を示している。カスタム測光モードが選択されている場合、枠表示ボタン710が有効状態となり、ユーザは枠表示ボタン710を操作することができる。例えば、ユーザは当該ボタンをクリックすることにより操作入力を行うことができる。また、中央重点測光モード、或いは、評価測光モードが選択されている場合は、枠表示ボタン710をグレーアウトするなどして操作を受け付けないようにしてもよい。
図7(B)は、図7(A)の枠表示ボタン710が操作された後の設定画面700の表示の一例を示す。図7(A)の設定画面700との違いは、領域701内に配信画像を表示する領域に重畳して枠711が表示される点と、枠表示ボタン710が枠非表示ボタン712に変更される点である。
まず、枠711は矩形形状で示されており、いずれかの頂点をクリック&ドラッグすることで、その大きさを変更することができる。また、枠711の内部をクリック&ドラッグ&ドロップすることで、領域701内で枠711を自由に移動させることができる。これらの操作によりユーザはカスタム測光モードにおいて測光領域の位置や大きさを任意に変更することができる。また枠711が表示されている状況では、枠表示ボタン710の代わりに枠非表示ボタン712が表示されており、枠非表示ボタン712を操作することにより、領域701内から枠711の表示を消すことができる。領域701における枠の位置及び大きさは座標情報として値が変更されると、クライアント装置103から撮像装置101に送られるので、常に最新の値が制御に反映される。
次に、図7(C)を参照して本実施形態の撮像装置101の映像設定について説明する。設定画面720は、映像反転及びデジタルズームを行うか否かを設定するための設定画面である。当該画面は、クライアント装置103において設定のトップページ(不図示)で「映像設定」が選ばれた場合に、撮像装置101からプログラムをダウンロードして実行することにより表示される。
設定の項目として映像反転721とデジタルズーム722とがあり、それぞれについて設定値723及び724が表示される。これらは、クライアント装置103から撮像装置101に送られて、制御に反映される。但し、本実施形態では、主にデジタルズームについて説明し、映像反転については説明を省略する。
デジタルズーム722の設定値724は例えば「使用しない」、「1.5倍」、「2倍」のうちから選択することができる。但し、これらの拡大倍率はあくまで一例であって、より詳細な拡大倍率を設定可能としてもよいし、あるいは、最大倍率を2倍よりも大きくしてもよい。撮像装置101は、これらのズーム値を、クライアント装置103から問い合わせがあると10倍した値、つまり「使用しない」の場合は「10」、「1.5倍」の場合は「15」、「2倍」の場合は「20」として返答する。図7(C)においては、デジタルズームという表記で説明したが、これは撮影した画像の一部を切り取って画像処理により補完拡大する処理を全般的に表す語である。当該処理は「デジタルズーム」以外にも「テレコンバータ」等の別名称で呼ばれることもあるので、デジタルズームという名称に限定するものではない。
次に図8を参照して図7(C)で説明したデジタルズーム設定に応じた、測光領域の枠の位置と配信画像との関係を説明する。まず、図8(A)はデジタルズームを「使用しない」の設定時に測光領域をカスタム測光モードにおいて設定した例を示す。このとき、画角801に対して枠802が測光領域として設定されており、向かって右側のドア付近が測光領域となっていることがわかる。図8(B)及び(C)は、この設定において、図7(C)の設定画面720においてデジタルズームの設定を「使用しない」から「1.5倍」に変更した場合の画角と測光領域との関係の一例を示す。配信画像は、図8(B)の画角803で示すようにズームされた状態となっている。このとき、測光領域に対応する枠802は配信画像内に位置している。図8(C)は、図8(B)が配信された状況における、画角801、枠802及び画角803の関係を示す。元の画角801に対し、表示領域701における表示範囲は画角803に対応する。この時、枠802は表示範囲内に含まれるので領域701に表示される。
次に、デジタルズームの拡大倍率を更に2倍にすると、図8(D)の画角804に示すように配信画像が変化する。このとき、測光領域に対応する枠802は領域701に表示されている配信画像から外れてしまっている。図8(E)は、図8(D)が配信された状況における、画角801、枠802及び画角804の関係を示す。元の画角801に対し、表示領域701における表示範囲は画角804に対応する。この時、枠802は表示範囲から外れるので領域701に表示されない。
図8(F)は、デジタルズームの倍率に応じた画角801、803及び804を座標情報により表した図である。デジタルズームを使用しない場合の画角801は、1920×1080の領域として設定される。但し、この数値はあくまで一例であり、この値は配信の画角とは関係なく設定される。適用される座標系は、左上を原点(0、0)として、横1920、縦1080を最大とするXY座標系とする。設定画面700の領域701に表示されることになる配信画像の大きさ及び表示位置を示す情報は、当該座標系において、デジタルズームを「使用しない」、「1.5倍」、「2倍」の場合に、それぞれ、「左上座標(0,0)、右下座標(1920、1080)」、「左上座標(320、180)、右下座標(1600、900)」、「左上座標(480、270)、右下座標(1440、810)」となる。
また、撮像装置101はクライアント装置103から、枠の位置の問い合わせを受け付けると、全体画像1920×1080に対する座標を位置情報として返信する。これにより、取得した枠の位置が、領域701の表示範囲に含まれるかどうかを判定することが可能となり、表示範囲に含まれない場合、枠は配信画像外に位置すると判定することができる。
次に図9を参照して、デジタルズームの設定により測光領域が表示範囲の外に位置することになった場合の、本実施形態における処理を説明する。ここでは、図8(D)で示したように、デジタルズームの倍率を2倍に設定した際に、枠802が画角804に対応する表示範囲から外れる場合を例として説明する。図9に示す設定画面は、図7に示す設定画面に対応するので、対応する参照番号を使用する。
図9(A)では、領域701にデジタルズーム2倍で撮影された画像(図8(D)に対応)が配信画像として表示されている。このとき枠表示ボタン710が操作されると領域701内に測光領域に対応する枠が表示されることとなるが、この場合、枠は領域701に表示されている配信画像内には含まれていないため表示できない。そこで、図9(B)に示すようなメッセージ表示画面900を設定画面700に重畳表示(ポップアップ表示)する。
メッセージ表示画面900には、「測光エリアの領域が表示範囲外に設定されています。表示範囲内に移動しますか?」とのユーザに対するメッセージと共に、OKボタン901、キャンセルボタン902が表示される。ユーザがOKボタン901を選択した場合には、図9(C)に示すように測光領域に対応する枠が配信画像上に移動される。図9(C)において、領域701の中央付近に枠911が表示される。このときの測光領域は図9(D)に示すように、元の枠802の位置から画角804に対応する表示範囲内の枠911に移動するものである。また、枠表示ボタン710は枠非表示ボタン712に変更される。また、デジタルズームにより画面中央の画像ではなく、画像の他の領域、例えば、図9(E)に示すような枠920で示す領域がズームされる場合、測光領域は該枠920内に収まるように移動する。その際、測光領域は枠920の中心部に位置するように移動し、その後にユーザが更に位置を変更可能としてもよい。
また、上記では測光領域が表示範囲から外れてしまう場合はメッセージ表示画面900が表示されることになるが、変更前後の領域の輝度を比較して、輝度差が大きい場合にはメッセージ表示画面900の表示を抑制するようにしてもよい。これは図5を参照して説明した、デジタルズーム後の配信画像内に測光領域を移動すると逆光の強い光に引っ張られて画像全体が暗くなってしまうおそれがある場合に有効である。この場合、メッセージ表示画面900の代わりに、例えば「測光エリアの領域が表示範囲外に設定されていますが、現在の表示状態を維持するために、測光エリアは移動しません。」といったメッセージを表示することができる。当該メッセージの表示画面においてはOKボタンのみを表示してユーザからの確認を得るだけでもよい。OKボタンが操作されると、画面が設定画面700上から消え、設定内容が維持されたまま図9(A)の表示状態に戻る。
一方、ユーザがキャンセルボタン902を選択した場合には、枠の位置は変更されずそのままとされ、メッセージ表示画面900が設定画面700上から消え、図9(A)の表示状態が維持される。
この場合、設定内容は何も変わらず、ポップアップ画面が消えるのみである。枠表示ボタン710も枠を表示するためのボタンのままであり、枠表示ボタン710が再度操作されると図9(B)のメッセージ表示画面900が再度表示される。
本実施形態ではメッセージ表示画面900をポップアップ表示することで、ユーザから配信画像内に測光領域を移動させるか、そのままにするかの選択(指定)を受け付けることができるようにした。しかし、実施形態はこれに限定されるものではなく、その他に、設定画面700内に、測光領域に対応する枠の表示位置を配信画像に変更する(戻す)ことを指示する変更ボタン等のUIを設けるようにしてもよい。その場合、ユーザは枠表示ボタン710を操作しても枠が表示されないため、変更ボタンを操作して測光領域の位置を配信画像内に変更することができる。例えば、枠表示ボタン710が有効の場合に、変更ボタンが操作されると枠が表示されることとなる。
次に、図10のフローチャートを参照して、本実施形態に対応するクライアント装置103で実行される処理の一例を説明する。なお本処理は図7等を参照して説明したカメラ設定画面が開かれた場合に開始される。以下では、クライアント装置103で実行される処理のうち、特に測光領域を示す枠の表示に関連する処理について説明する。当該フローチャートに対応する処理は、例えば、CPU301が補助記憶装置303に記憶されたプログラムを主記憶装置302に読み出して実行することにより実現される。
まず、S1001において、CPU301は、撮像装置101に設定されているズーム情報を取得する。具体的にはCPU301は、ネットワークI/F306を介して、撮像装置101にズーム情報を要求する。撮像装置101の制御部207は、当該要求に応じてクライアント装置103に対してズーム情報をネットワークI/F211を介して送信する。この時、ズーム情報は、デジタルズームが使用されていなければ10、1.5倍であれば15、2倍であれば20という値が返信される。CPU301は、受信したズーム情報が示す値からデジタルズーム倍率を判定する。
続くS1002では、測光方式および枠の位置情報を撮像装置101から取得する。取得方法はS1001と同様である。取得する情報としては、測光方式がカスタム測光モード、中央重点測光モード、評価測光モードのいずれであるか、また、測光方式がカスタム測光モードの場合には、測光領域に相当する枠の位置情報を取得する。他の2つのモードについては、測光領域の位置が予め決まっている場合には、枠の位置情報をクライアント装置103側で保持しておき、それを利用すればよい。
続くS1003では、CPU301は、設定画面700に表示された枠表示ボタン710が操作されたか否かを判定する。枠表示ボタン710が操作されていないと判定した場合には、当該判定を継続する。枠表示ボタン710が操作されたと判定した場合には、処理はS1004に移行する。
S1004では、CPU301は、測光領域の位置が、領域701における画像の表示範囲内に含まれるかどうかを判定する。この判定は、S1001で取得したズーム情報と、S1002で取得した測光領域の位置に基づき行う。例えば、2倍のデジタルズームが行われている場合、図8(F)で示したように1920×1080領域のうち(480,270)から(1440,810)が領域701における表示範囲となる。そこでCPU301は、測光領域の位置情報が当該表示範囲に含まれるかどうかを判定する。このとき、CPU301は、測光領域の4角のいずれか一点が表示範囲外であった場合でも表示領域外と判定することができる。
S1004において、測光領域が表示範囲内と判定されると、処理はS1009に進み、現在設定されている測光領域に相当する位置に、測光領域を示す枠を領域701内の画像に重畳表示する。一方、測光領域が表示範囲に含まれないと判定されると、処理はS1005に進む。S1005において、CPU301は、メッセージ表示画面900を設定画面700上に表示する。このときの表示状態は図9(B)に示すようになる。続くS1006においてCPU301は、OKボタン901の操作を受け付けたか否かを判定する。もし、OKボタン901の操作を受け付けたと判定した場合、処理はS1008に進む。S1008では、図9(C)に示すように測光領域の位置を表示領域内に変更し、続くS1009で測光領域を示す枠を領域701内に表示する。このとき、測光領域の新しい位置情報を撮像装置101に通知して設定を行う。
一方、CPU301がOKボタン901が操作されていないと判定した場合、処理はS1007に進み、キャンセルボタン902が操作されたか否かを判定する。キャンセルボタン902が操作されたと判定されると、メッセージ表示画面900の表示を消して、処理はS1003に戻る。一方、キャンセルボタン902が操作されていないと判定されると、処理はS1006に戻る。
S1009では、CPU301は領域701内に枠を表示する。続くS1010においてCPU301は、枠非表示ボタン712が操作されたか否かを判定する。枠非表示ボタン712が操作されると処理はS1011に進み、操作されていないと判定される場合にはS1010の判定を繰り返す。S1010における処理を繰り返す間に枠の移動や拡大がされた場合、CPU301は新たな枠の位置情報を撮像装置101に通知して設定を行う。S1011では、CPU301は領域701内における枠の表示を消す。その後、処理はS1003に戻る。
図10では、ズーム情報および枠情報を、S1001、S1002において取得する場合を記載しているが、これらの情報を途中で取得される場合もある。その場合、S1004における判定は、最新に取得した情報に基づいて行う。
また、S1004において枠の位置が表示範囲に含まれないと判定された場合に、S1005に進む前に更に判定を行ってもよい。具体的には、測光領域の設定位置を表示範囲に含まれるように変更した場合に、領域701に表示される画像の表示状態に対する影響の有無を更に判定することができる。当該判定は、枠の設定位置の変更前後での領域の輝度の差について、輝度差が所定値(閾値)よりも大きいか否かに基づくことができる。この場合、輝度差が閾値より小さい場合には設定位置変更後も表示画像への影響はないとして図10のS1005以降の処理を行う。一方、輝度差が閾値以上の場合には、設定位置変更後は表示画像への影響があるとしてS1005におけるメッセージを、上記の「測光エリアの領域が表示範囲外に設定されていますが、現在の表示状態を維持するために、測光エリアは移動しません。」との内容に変更し、処理をS1003に戻してもよい。
以上のように、本実施形態では、デジタルズームの結果として測光領域が配信画像外に位置することが判明した場合に、測光領域の位置を元のまま維持するのか、それとも、配信画像内に変更するのかをユーザが選択させるか、或いは、クライアント装置103が決定することができる。これにより、ユーザのニーズや撮影環境に合わせた測光領域の設定が可能となる。
[実施形態2]
以下、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、測光領域が配信画像内に位置していない場合の別の表示形態について説明する。本実施形態におけるシステム構成及び実行される処理は実施形態1と同様であるため説明は省略する。
図11は、本実施形態に対応する設定画面700の表示形態を説明するための図である。図11(A)は、図9(A)と同様の図であり図11(B)との対比のためにここに示す。図11(B)は、図11(A)の表示状態において枠表示ボタン710が操作された場合の表示形態の一例を示す。
図11(B)において、領域701内には、配信画像1101がデジタルズームを使用しない場合の画角(1920×1080)に対する比率に応じた大きさで表示される。配信画像1101の周辺1102は、表示対象ではないため、画像1101とは識別可能な形態で表示している。枠1103は、測光領域に対応する枠であり、これにより、配信画像1101或いは、領域701における全体画像のうちの表示範囲との関係で現在の測光領域の位置を把握できる。表示されている枠1103を操作(移動、拡大・縮小)することで、測光領域の設定を変更/維持することも、表示領域内に移動させることも可能となる。この表示状態において、枠非表示ボタン712が操作されると図11(A)の表示状態に戻る。
図11(B)では、領域1102に画像を表示せずハッチング状態にしているが、表示形態はこれに限らず、例えばデジタルズームを行う前の画像を撮像装置101もしくはクライアント装置103で保存しておき、ズーム後はこの画像を利用してもよい。
次に、本実施形態に対応するクライアント装置103の処理を図12のフローチャートを参照して説明する。図12のフローチャートにおいて一部の処理は図10のフローチャートに示した処理と同様であるため、対応する参照番号を付し、これらの説明は省略する。本処理も図7等を参照して説明したカメラ設定画面が開かれた場合に開始される。以下では、クライアント装置103で実行される処理のうち、特に測光領域を示す枠の表示に関連する処理について説明する。当該フローチャートに対応する処理は、例えば、CPU301が補助記憶装置303に記憶されたプログラムを主記憶装置302に読み出して実行することにより実現される。
S1004において、CPU301により測光領域に対応する枠が表示範囲内にないと判定されると、処理はS1201に進む。S1201では、CPU301は、設定画面700における配信画像を、図11(B)に示すようなデジタルズームを利用していない全体画像の座標基準で表示する全体表示モードに変更し、領域701内に枠を表示する。続くS1202においてCPU301は、枠非表示ボタン712が操作されたか否かを判定する。枠非表示ボタン712が操作されると処理はS1203に進み、操作されていないと判定される場合にはS1202の判定を繰り返す。S1202における処理を繰り返す間に枠の移動や拡大がされた場合、CPU301は新たな枠の位置情報を撮像装置101に通知して設定を行う。S1203では、CPU301は、表示形態を図11(A)に示す通常表示モードに戻すように、領域701内にデジタルズームの倍率に対応した配信画像のみを表示すると共に、枠の表示を消す。その後、処理はS1003に戻る。
以上のように、本実施形態においても、デジタルズームの結果として測光領域が配信画像外に位置することが判明した場合に、測光領域の位置を元のまま維持するのか、それとも、配信画像内に変更するのかをユーザが選択させるか、或いは、クライアント装置103が決定することができる。これにより、ユーザのニーズや撮影環境に合わせた測光領域の設定が可能となる。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:撮像装置、102:ネットワーク、103:クライアント装置

Claims (14)

  1. 撮像装置により撮像された画像を表示装置の表示領域に表示する表示制御手段と、
    前記表示領域に表示された画像に対して領域を指定する領域指定手段と、
    前記表示領域に表示された画像の一部を切り出して拡大表示する拡大手段と、
    前記表示領域に表示された画像の一部が前記拡大手段により拡大表示された結果、前記領域指定手段により指定された領域の位置が前記表示領域外となるか否かを判定する判定手段と、
    前記指定された領域の位置が前記表示領域外となると前記判定手段が判定した場合にその旨を通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定手段が前記指定された領域の位置が前記表示領域外となると判定した場合、前記指定された領域の位置を前記表示領域内に移動するか否かの指示を受け付ける受付手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定手段が前記指定された領域の位置が前記表示領域外となると判定した場合、前記通知手段は、前記受付手段が前記指示を受け付けるよりも前に、前記指定された領域の位置が前記表示領域外になる旨を通知することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判定手段が前記指定された領域の位置が前記表示領域外となると判定した場合であって、かつ、前記受付手段が前記指定された領域の位置を前記表示領域内に移動する第1の指示を受け付けた場合に、前記表示制御手段は、前記領域を示す情報を前記表示領域に表示させることを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記受付手段は、前記領域を示す情報を前記表示装置に表示させる第2の指示を更に受け付け、
    前記判定手段は、前記第2の指示を受け付けたことに応じて前記判定を行うことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記受付手段は、前記領域を示す情報を前記表示装置に表示させる第2の指示を更に受け付け、
    前記表示制御手段は、前記第2の指示を受け付けたことに応じて、前記表示領域における前記画像の表示形態を、前記表示領域の全体を占める表示形態から、前記拡大表示における拡大倍率に応じた大きさで前記表示領域に表示する表示形態に変更するとともに、前記領域を示す情報を前記表示領域に表示することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記受付手段は、前記表示装置から前記領域を示す情報の表示を消すことの第3の指示を更に受け付け、
    前記表示制御手段は、前記第3の指示を前記受付手段が受け付けたことに応じて、前記表示装置から前記領域を示す情報の表示を消すことを特徴とする請求項5または6に記載の情報処理装置。
  8. 前記判定手段は、前記領域の位置が前記表示領域外となると判定した場合、前記領域の位置を該位置が前記表示領域内になるように変更することによる前記表示装置に表示される画像の表示状態に対する影響の有無を更に判定し、
    前記判定手段が前記影響があると判定した場合、前記受付手段は前記領域の位置を前記表示領域内に移動するか否かの指示を受け付けないことを特徴とする請求項2から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記判定手段は、前記領域の位置における前記画像の輝度と、前記領域の位置を前記表示領域内に移動した場合の位置における前記画像の輝度との差を閾値と比較し、前記差が前記閾値以上である場合に前記影響が有ると判定することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記判定手段は、前記指定された領域の位置が前記表示領域外となるかを、前記拡大表示の拡大倍率に基づき決定することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記領域指定手段が指定する前記領域は、前記撮像装置が撮像条件を決定するために行う測定用の領域であって、前記撮像条件には、露出、フォーカス、ホワイトバランスの少なくともいずれかが含まれることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
    前記情報処理装置と通信して撮像条件の設定を受け付け、前記設定に基づいて撮像した画像を前記情報処理装置に送信する撮像装置と、
    を備えるシステム。
  13. 情報処理装置の制御方法であって、
    表示制御手段が、撮像装置により撮像された画像を表示装置の表示領域に表示する表示制御工程と、
    領域指定手段が、前記表示領域に表示された画像に対して領域を指定する領域指定工程と、
    拡大手段が、前記表示領域に表示された画像の一部を切り出して拡大表示する拡大工程と、
    判定手段が、前記表示領域に表示された画像の一部が前記拡大工程において拡大表示された結果、前記領域指定工程において指定された領域の位置が前記表示領域外となるか否かを判定する判定工程と、
    通知手段が、前記領域指定工程において指定された前記領域の位置が前記表示領域外となると前記判定工程において判定された場合にその旨を通知する通知工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  14. コンピュータを請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理装置として動作させるためのプログラム。
JP2019117716A 2019-06-25 2019-06-25 情報処理装置、システム、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム Active JP6975205B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019117716A JP6975205B2 (ja) 2019-06-25 2019-06-25 情報処理装置、システム、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム
US16/903,887 US11700446B2 (en) 2019-06-25 2020-06-17 Information processing apparatus, system, control method of information processing apparatus, and non-transitory computer-readable storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019117716A JP6975205B2 (ja) 2019-06-25 2019-06-25 情報処理装置、システム、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021005760A true JP2021005760A (ja) 2021-01-14
JP6975205B2 JP6975205B2 (ja) 2021-12-01

Family

ID=74043905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019117716A Active JP6975205B2 (ja) 2019-06-25 2019-06-25 情報処理装置、システム、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11700446B2 (ja)
JP (1) JP6975205B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB201708572D0 (en) * 2017-05-30 2017-07-12 Expodo Ltd Image capture

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001208961A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Nikon Corp カメラ
JP2002209134A (ja) * 2001-01-11 2002-07-26 Minolta Co Ltd デジタルカメラ
JP2008067374A (ja) * 2006-08-10 2008-03-21 Dainippon Printing Co Ltd 撮影監視システム、および、その方法
JP2008172623A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Canon Inc ネットワーク撮影システム、管理装置及び方法
JP2013239861A (ja) * 2012-05-14 2013-11-28 Freebit Co Ltd 画像撮影システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5081133B2 (ja) 2008-11-18 2012-11-21 富士フイルム株式会社 オートフォーカスシステム
JP5202283B2 (ja) * 2008-12-20 2013-06-05 三洋電機株式会社 撮像装置及び電子機器
JP2010279022A (ja) * 2009-04-30 2010-12-09 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置
JP5620142B2 (ja) * 2010-04-28 2014-11-05 オリンパスイメージング株式会社 撮像装置および撮像方法
KR102150470B1 (ko) 2014-01-15 2020-09-01 삼성전자주식회사 촬영 조건을 설정하는 방법 및 이를 수행하는 전자 장치
JP7249766B2 (ja) 2018-12-14 2023-03-31 キヤノン株式会社 情報処理装置、システム、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001208961A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Nikon Corp カメラ
JP2002209134A (ja) * 2001-01-11 2002-07-26 Minolta Co Ltd デジタルカメラ
JP2008067374A (ja) * 2006-08-10 2008-03-21 Dainippon Printing Co Ltd 撮影監視システム、および、その方法
JP2008172623A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Canon Inc ネットワーク撮影システム、管理装置及び方法
JP2013239861A (ja) * 2012-05-14 2013-11-28 Freebit Co Ltd 画像撮影システム

Also Published As

Publication number Publication date
US20200412974A1 (en) 2020-12-31
US11700446B2 (en) 2023-07-11
JP6975205B2 (ja) 2021-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9013592B2 (en) Method, apparatus, and computer program product for presenting burst images
JP4770493B2 (ja) 遠隔指示システム及び遠隔指示方法
JP3938127B2 (ja) 撮像装置
JP2020058069A (ja) 表示装置および撮像装置
CN107273849B (zh) 显示控制装置及显示控制方法
JP6938270B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
US9961268B2 (en) Control device, imaging system, control method, and program for controlling imaging unit according to image capturing direction and zoom magnification
US20180035038A1 (en) Control apparatus, method of controlling the same, and storage medium
JP2014042160A (ja) 表示端末、動体検知の対象領域の設定方法及びプログラム
JP2019054369A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム
US10908795B2 (en) Information processing apparatus, information processing method
JP6975205B2 (ja) 情報処理装置、システム、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム
JP7150462B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2006191408A (ja) 画像表示プログラム
JP6808424B2 (ja) 画像記録装置およびその制御方法
KR20100093955A (ko) 디지털 영상신호 처리장치에서 이미지확대표시방법
JP6118587B2 (ja) 表示装置、表示装置を有する監視システム、および表示制御プログラム
JP5177045B2 (ja) 画像表示装置、撮像装置、画像表示システム、画像表示方法および画像合成装置
JP2003092750A (ja) カメラ制御システム
KR20070106209A (ko) 팬틸트 카메라의 제어장치 및 그 기록매체
JPH11344676A (ja) 顕微鏡画像撮影システム
JP2021090170A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体
JP2019139588A (ja) 画像解析装置および画像解析方法
JP6679779B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2023059464A (ja) 撮像システム、制御方法、プログラム及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191217

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20210103

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211105

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6975205

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151