JP2008067025A - 録画予約システム及び表示装置 - Google Patents

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【課題】複数の録画機器と表示装置とがHDMI接続され、表示装置に録画予約要求がなされたときに、複数の録画機器の空き容量や録画予約状況から、録画予約可能な録画機器を検索して録画予約を行う。
【解決手段】TV30は、放送信号を受信可能な複数のレコーダ10〜10とHDMI接続するHDMIコネクタ38と、ユーザ操作に従って録画予約データを入力するリモコン装置Rと、CECコマンドを使用して、録画予約要求を複数のレコーダ10〜10のいずれかに送信するCEC・I/F33とを備える。レコーダ10は、TV30からの録画予約要求に対して、録画予約可能であるか判定し、録画予約が可能であれば、録画予約データを設定し、録画予約が不可であれば、その旨をTV30に通知する。TV30は、録画予約要求を送信したレコーダが録画予約不可な場合、録画予約要求を複数のレコーダ10〜10に含まれる他のレコーダに送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、録画予約システム及び表示装置、より詳細には、HDMI(High Definition Multimedia Interface)等のデジタルインタフェースにより複数の録画機器と表示装置とが接続され、いずれか1つの録画機器に対して録画予約を行うための録画予約システムに関する。
映像伝送用のデジタルインタフェースとしてHDMIが普及している。HDMIは、PCとディスプレイの接続標準規格であるDVIに音声伝送機能や著作権保護機能を加えて、AV機器向けにアレンジしたものとなっている。
従来は機器間の接続にビデオ、オーディオ、コントロールの各信号用の複数のケーブルを用いていたが、HDMIではケーブル1本で済み、コントロール信号は双方向の伝送に対応しているため、例えばモニタからHDMIで接続されたSTBやDVDプレーヤ等の出力装置にコントロール信号を中継することによって、一つのリモコンでホームシアタなどのAVシステム全体を操作することも可能となる。
上記HDMIをはじめとするデジタルインタフェースを備え、さらに、衛星、CATV、地上波などのデジタルテレビ放送信号を受信するチューナ機能を備えたレコーダやテレビ(以下、放送受信装置)において、これら放送受信装置で受信した放送データ中の番組情報を表示させる電子番組ガイド(EPG)が知られている。
このような放送受信装置において録画予約する場合、例えば、受信したEPGからオンスクリーンディスプレイ(OSD)用のデータを作成し、これをモニタ表示する。ユーザはリモコン等を操作してOSD上で録画予約したい番組を選択する。そして、選択された番組に関する録画予約データが生成され、記憶される。放送受信装置は、録画予約データを監視し、録画予約開始時刻になると、チャンネルを選局し録画を開始する。
この際、一台の放送受信装置を使用する場合には、録画予約データが重複したとしても、どちらか一方のみが有効とされるため問題ないが、複数台の放送受信装置を使用する場合、各々の装置に対して個別に設定することになるため、録画予約データが重複していてもそのまま設定されてしまっていた。また、1つの放送受信装置で録画予約が受け付けられなかった場合、ユーザは別の放送受信装置に同様の録画予約操作を繰り返す必要があった。
これに対して、特許文献1には、複数台の放送受信装置における番組の予約管理を容易にするために、IEEE1394を用いた番組予約システムが記載されている。これは、複数の放送受信装置と予約制御装置とを備えたシステムであって、予約制御装置はIEEE1394に準拠したインタフェースにより複数の放送受信装置と通信可能に接続されている。例えば、1つの放送受信装置において番組予約に重複が発生した場合、当該番組予約に関する予約情報がIEEE1394にインタフェースを介して予約制御装置に通知される。予約制御装置は、上記放送受信装置を除く他の放送受信装置に対して、通知された予約情報に基づく番組予約を、IEEE1394インタフェースを介して行う。
特開2001−333337号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明の場合、録画日時の重複だけが判定されているため、日時の重複がなければ、HDDの空き容量が不足していても録画予約が受け付けられてしまう。従って、予約した番組が途中までしか録画されないという事態が起こり得る。また、複数の放送受信装置における番組予約を制御する予約制御装置が別に必要であるため、システム構成が複雑になるという問題があった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、複数の録画機器と表示装置とがHDMI接続され、表示装置に録画予約要求がなされたときに、複数の録画機器の空き容量や録画予約状況から、録画予約可能な録画機器を検索して録画予約を行う録画予約システム及び表示装置を提供すること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、放送信号を受信可能な複数の録画機器と、複数の録画機器と接続する接続手段を備えた表示装置とを有する録画予約システムであって、表示装置は、ユーザ操作に従って録画予約データを入力する録画予約データ入力手段と、所定のコマンドを使用して、録画予約データに基づく録画予約要求を複数の録画機器のいずれかに送信する録画予約要求送信手段とを備え、録画機器は、表示装置から受信した録画予約要求に対して、録画予約可能であるかどうかを判定する判定手段を備え、録画予約要求による録画予約が可能であれば、録画予約要求の録画予約データを設定し、一方、録画予約要求による録画予約が不可であれば、その旨を表示装置に通知し、録画予約要求送信手段は、録画予約要求を送信した録画機器が録画予約不可な状態にある場合、録画予約要求を複数の録画機器に含まれる他の録画機器に送信することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、表示装置は、複数の録画機器全てが録画予約不可な状態にある場合、録画予約要求による録画予約ができない旨を通知することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、表示装置は、録画予約要求送信手段により録画予約要求が送信され、録画予約要求の録画予約データが設定された録画機器を通知することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1乃至第3のいずれか1の技術手段において、録画予約データは、録画予約するチャンネル、録画開始日時、録画終了日時、録画モード、録画容量のいずれか複数を含み、録画機器は、表示装置から録画予約要求を受信すると、判定手段により録画機器の空き容量及び設定済み録画予約データを参照し、その結果、録画日時の重複あるいは録画容量の不足があった場合、録画予約要求による録画予約ができないと判定することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、録画機器は、録画容量の不足により録画予約ができない場合であって、録画モードを変更することにより録画予約が可能となる場合、その旨を表示装置に通知し、表示装置は、録画モードを変更するかどうかをユーザに確認するための録画モード確認画面を表示することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1乃至第5のいずれか1の技術手段において、接続手段は、HDMI規格に準じた接続を行う手段であり、所定のコマンドは、HDMI規格に基づくCECコマンドであることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、放送信号を受信可能な複数の録画機器と接続する接続手段を備えた表示装置であって、所定のコマンドを使用して、複数の録画機器から空き容量及び設定済み録画予約データを含む録画予約状態情報を取得する録画予約状態情報取得手段と、取得した録画予約状態情報を録画機器毎に記憶する記憶手段と、ユーザ操作に従って録画予約データを入力する録画予約データ入力手段と、録画予約データ入力手段により録画予約データが入力されると、記憶手段に記憶された複数の録画機器の録画予約状態情報を参照し、録画予約可能な録画機器を検索する検索手段と、所定のコマンドを使用して、録画予約データ入力手段により入力された録画予約データに基づく録画予約要求を、検索手段で検索された録画機器に送信する録画予約要求送信手段とを備えることを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第7の技術手段において、録画機器から録画予約状態情報の更新通知があった場合、更新通知に基づいて記憶手段に記憶されている録画予約状態情報を更新することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第7又は第8の技術手段において、複数の録画機器全てが録画予約不可な状態にある場合、録画予約要求による録画予約ができない旨を通知することを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第7又は第8の技術手段において、録画予約要求送信手段により録画予約要求が送信された録画機器を通知することを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第7乃至第10のいずれか1の技術手段において、録画予約データは、録画予約するチャンネル、録画開始日時、録画終了日時、録画モード、録画容量のいずれか複数を含み、検索手段は、録画予約データ入力手段により録画予約データが入力されると、記憶手段に記憶された複数の録画機器の録画予約状態情報を参照し、その結果、録画日時の重複あるいは録画容量の不足があった場合、当該録画機器について録画予約データによる録画予約ができないと判定することを特徴としたものである。
第12の技術手段は、第11の技術手段において、録画容量の不足により録画予約ができないと判定された録画機器が、録画モードを変更することにより録画予約が可能となる場合、録画モードを変更するかどうかをユーザに確認するための録画モード確認画面を表示することを特徴としたものである。
第13の技術手段は、第7乃至第12のいずれか1の技術手段において、接続手段は、HDMI規格に準じた接続を行う手段であり、所定のコマンドは、HDMI規格に基づくCECコマンドであることを特徴としたものである。
本発明によれば、複数の録画機器と表示装置とがHDMI接続され、表示装置に録画予約要求がなされたときに、複数の録画機器の空き容量や録画予約状況から、録画予約可能な録画機器を検索して録画予約を行うことができるため、ユーザは1回だけ録画予約操作を実行すればよく、各録画機器に対して録画予約操作を繰り返す必要がない。これにより、自動的に最適な録画機器に録画予約が設定され、また、録画予約可能な録画機器がない場合でもその旨が通知されるため、ユーザは録画予約を確実且つ簡単に行うことができる。
本発明の実施形態においては、HDMI規格に含まれるCEC(Consumer Electronics Control)を使用する。ここでは、複数の録画機器と表示装置とがHDMI接続され、表示装置に録画予約要求がなされたときに、複数の録画機器の空き容量や録画予約状況から、録画予約可能な録画機器を検索して録画予約を行うことができるようになる。なお、CECは、HDMIで規格化されている制御プロトコルであり、そのプロトコルに基づく制御信号であるCECコマンドが接続機器間でやり取りされる。
図1は、本発明が適用可能なAVシステムの構成例を説明するためのブロック図で、出力装置10と、リピータ機器20と、表示装置30とが接続されている構成を示すものである。出力装置10とリピータ機器20とはHDMIケーブルによって接続され、さらにリピータ機器20と表示装置30とがHDMIケーブルによって接続される。
出力装置10は、例えばHDMI出力端子を持つDVDレコーダやHDDレコーダ、DVDプレーヤ、D−VHSレコーダ、デジタルビデオカメラなどであり、リピータ機器20は、HDMI入力端子と出力端子とをもつAVアンプなどであり、表示装置30は、HDMI入力端子をもつ液晶テレビやモニタなどである。AVアンプなどのリピータ機器20が複数のHDMI入力端子を持っていれば、複数の出力装置10を接続することができ、AVアンプのセレクタ機能によって入力ラインを切り替えることができる。
HDMIケーブルは、デジタル信号である映像・音声信号を差動方式で伝送するためのTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)ライン(デジタル信号転送ライン)41と、機器間で共通の制御信号(CECコマンド)を伝送する双方向バスであるCECライン42とを含んでいる。またこの他、HDMIケーブルには、EDID(Extended Display Identification Data)の送信やHDCP認証等に利用される図示しないDDCラインが含まれる。
ビデオ/音声を含むストリームは、TMDSライン41用いて伝送される。TMDSライン41はシリアル伝送路であり、例えば、赤(R),緑(G),青(B)のチャンネル毎の3つのデータ伝送路と、1つのクロック伝送路とが設けられている。R,G,Bに分解された映像信号は伝送路内をベースバンド信号で伝送され、音声信号は映像信号のブランキング期間に挿入されて映像信号と同時に伝送される。HDMIは、5.1chや6.1chなどマルチサラウンドの音声信号の伝送にも対応しており、マルチサラウンド音声信号を映像信号に挿入して同時に伝送することができる。
また本発明に関わる表示装置30の全録画リスト表示を行うために、CECライン42を介して転送されるCECコマンドが用いられる。上述のように、CECはHDMIで規格化されている制御プロトコルであり、CECコマンドはCECプロトコルに基づく制御信号である。そしてCECコマンドを用いて機器間で情報をやりとりすることにより、表示装置30と接続機器との間で各種の動作制御を実現する。
出力装置10は、HDMIトランスミッタ11、HOST CPU12、フロントマイコン13、CEC I/F14を備えている。HDMIトランスミッタ11は、例えばDVDなどのメディアに記録されている映像データと音声データとを読み出し、音声信号が映像信号のブランキング期間に挿入されたHDMI形式のストリームに変換する。そして、変換したストリームをTMDSライン41によってリピータ機器20へ転送する。HOST CPU12は、HDMIコントローラを含み、HDMIトランスミッタ11の動作を制御する。
CEC I/F14は、HDMIケーブル内のCECライン42を接続し、リピータ機器20との間でCECコマンドの双方向通信を可能とする。CEC I/F14の動作は、CECコントローラを含むフロントマイコン13により制御され、CECコマンドによってHDMI接続された機器を制御することができる。例えば、一方の機器(表示装置30)からスタンバイ状態にある他方の機器(出力装置10)に対して、電源オンを指示するCECコマンドを送信することにより電源をオンさせるなどの制御を行うことが可能となる。CECの場合、HDMI接続された各機器の論理アドレス(機器の種別)と物理アドレス(機器の位置)が取得されるため、この論理アドレスと物理アドレスを指定することで所望の機器にCECコマンドを送信することができる。
HOST CPU12は装置全体を制御する。またフロントマイコン13は低電力で動作し、常にCECライン42から転送されてくるCECコマンドを監視する。またリモコン装置があれば、そのリモコン信号の送信の有無を監視する。また装置のスタンバイモードなどによってHOST CPU12がダウンしているときも、フロントマイコン13は動作している(少なくともCECコマンドの転送が可能な状態で動作する)。
リピータ機器20は、HDMIレシーバ21、HOST CPU22、フロントマイコン23、HDMIトランスミッタ24、及びCEC I/F25を備えている。リピータ機器20は、出力装置10から転送されたストリームをHDMIレシーバ21で受信し、さらにHDMIトランスミッタ24から送出して、表示装置30に転送する。またCEC I/F25によって、出力装置10との間のCECライン42と、表示装置30との間のCECライン42とを接続する。
HOST CPU22とフロントマイコン23は、上述の出力装置10と同様の機能を備え、HOST CPU22は、HDMIレシーバ21とHDMIトランスミッタ24とを制御するとともに装置全体を制御する。フロントマイコン23はCECコントローラを含み、CECライン42から転送されてくるCECコマンドを監視する。
またAVアンプなどのように、リピータ機器20に複数のHDMI入力端子がある場合、複数のHDMI機器を出力装置として接続することができる。この場合、リピータ機器20のセレクト機能より、表示装置30に転送するストリームの入力ポートを適宜切り替えることができる。そしてストリームの入力ポートの切替は、表示装置30に対する操作に応じたCECコマンドによって実現することができる。
表示装置30は、HDMIレシーバを内蔵したHOST CPU31、モニターマイコン32、CEC I/F33、及び受光部34を備えている。表示装置30は、リピータ機器20で転送されたストリームをHDMIレシーバ内蔵のHOST CPU31で受信する。HDMIレシーバはHOST CPU31と分離された構成であってもよい。またCEC I/F33によって、リピータ機器20との間のCECライン42が接続される。
HOST CPU31は、HDMIレシーバを内蔵し、また装置全体を制御している。またモニターマイコン32は、CECコントローラを含み、CECライン42から転送されてくるCECコマンドを監視する。モニターマイコン32は、リモコン装置Rからのリモコン信号を受信する受光部34を制御している。そして装置のスタンバイモードなどにおいてHOST CPU31がダウンしているときでも、モニターマイコン32が動作し、CECコマンドの送受信とリモコン信号の受信とが可能な状態に維持している。
表示装置30では、HOST CPU31に内蔵されたHDMIレシーバによりストリームの映像/音声が分離され、必要に応じて所定の映像信号処理及び音声信号処理を行って、ディスプレイ等の表示画面に映像表示を行うとともに、スピーカから音声出力させる。またHDMIではない経路から映像/音声信号が入力する場合には、ビデオ/オーディオスイッチにより出力信号が切り替えられる。
(第1の実施形態)
図2は、本発明の第1の実施形態に係る録画予約システムの構成例を示すブロック図である。出力装置(以下、レコーダ)10は、前述したHDMIトランスミッタ11、HOST・CPU12、フロントマイコン13、CEC・I/F14に加えて、録画予約データを記憶する録画予約データ記憶部15と、HDMI接続するためのHDMIコネクタ16と、番組データ(映像/音声データ)を記憶するハードディスク(HDD)17と、テレビジョン放送信号を受信するチューナ18とを備えて構成される。レコーダ10は、録画指示があると、チューナ18で受信したテレビジョン放送信号の番組データをHDD17に記憶する。
また、表示装置(以下、TV)30は、前述したHOST・CPU31、モニターマイコン32、CEC・I/F33、受光部34に加えて、TV30の録画予約データ(視聴予約データ)を記憶するメモリ35と、各種のオンスクリーン信号を生成するOSD処理部36と、液晶ディスプレイなどで構成される表示部37と、本発明の接続手段に相当するHDMIコネクタ38とを備えて構成される。
本実施形態のTV30はHDMIコネクタ38を介してレコーダ10と接続され、さらに他のレコーダ10,10と直接にあるいはAVアンプなどの他の外部機器を介して間接に接続されているものとする。これら複数のレコーダ10,10,10をレコーダ10でしばしば代表する。TV30は、ユーザにより録画予約操作がなされると、TV30に接続された1つのレコーダ10へその録画予約要求を送信する。そして、レコーダ10で録画予約要求が受け付けられなかったときにはTV30に接続された他のレコーダ10へ同じ録画予約要求を自動送信する。そこで録画予約要求が受け付けられた場合、当該他のレコーダ10に録画予約を設定し、受け付けられない場合、さらに他のレコーダ10へ同じ録画予約要求を自動送信する。また、TV30は、ネットワーク上にこれ以上他のレコーダがないときは、TV30に接続された複数のレコーダのいずれでも録画予約ができない旨を示すメッセージを画面上に表示する。
図2において、TV30は、ユーザ操作に従って録画予約データを入力する録画予約データ入力手段と、CECコマンドを使用して、録画予約データに基づく録画予約要求を複数のレコーダ10,10,10のいずれかに送信する録画予約要求送信手段とを備える。録画予約データ入力手段はリモコン装置Rにより実現され、録画予約要求送信手段はCEC・I/F33、モニターマイコン32、及びHOST・CPU31により実現される。
HOST・CPU31は、OSD処理部36を制御して、EPG(電子番組表)画面あるいは録画予約画面を生成・表示させ、ユーザはEPG画面あるいは録画予約画面に対して、リモコン装置Rを操作して録画予約データを入力する。入力された録画予約データはメモリ35に記憶される。そして、この録画予約データは、CECコマンドを使用して、録画予約要求として各レコーダへ送信される。
レコーダ10は、TV30から受信した録画予約要求に対して、録画予約可能であるかどうかを判定する判定手段を備える。この判定手段はHOST・CPU12により実現される。HOST・CPU12は、録画予約要求による録画予約が可能であれば、録画予約要求の録画予約データを録画予約データ記憶部15に記憶(設定)する。一方、HOST・CPU12は、録画予約要求による録画予約が不可であれば、CECコマンドを使用して、その旨をTV30に通知する。そして、TV30の録画予約要求送信手段(CEC・I/F33)は、例えば、録画予約要求を送信したレコーダ10が録画予約不可な状態にある場合、録画予約要求を他のレコーダ10あるいはレコーダ10に自動的に送信する。
ここで、録画予約データは、録画予約するチャンネル、録画開始日時、録画終了日時、録画モード(SP(標準)/LP(長時間)など)、録画容量のいずれか複数を含む。なお、録画容量は録画時間と録画モードが決定した時点で自動的に算出され、録画予約データとして登録される。HOST・CPU12は、TV30から録画予約要求を受信すると、HDD17の空き容量及び録画予約データ記憶部15の設定済み録画予約データを参照し、その結果、録画日時の重複あるいは録画容量の不足があった場合、録画予約要求による録画予約ができないと判定する。
TV30は、複数のレコーダ10〜10全てが録画予約不可な状態にある場合、録画予約要求による録画予約ができない旨を通知する。これは、例えば、OSD処理部36が、録画予約不可を示すメッセージ(オンスクリーン信号)を生成し、これを表示部37から表示することで、ユーザに通知するようにしてもよい。また、録画予約不可を示す音声メッセージを生成し、図示しないスピーカから音声出力するようにしてもよい。
また、TV30は、TV30からの録画予約要求の録画予約データが設定された、すなわち録画予約要求を受け付けたレコーダがどれであるかを通知するようにしてもよい。これは、例えば、OSD処理部36が、録画予約されたレコーダを示すメッセージ(例えばレコーダの固有情報など)を生成し、これを表示部37から表示することで、ユーザに通知するようにしてもよい。また、録画予約されたレコーダを示す音声メッセージを生成し、図示しないスピーカから音声出力するようにしてもよい。
また、レコーダ10は、録画容量の不足により録画予約ができない場合であって、録画モードを変更することにより録画予約が可能となる場合、その旨をTV30に通知するようにしてもよい。例えば、SPモードでは録画容量が不足して録画予約できないが、LPモードに変更すれば録画予約できる場合、TV30は、後述の図7に示すように、録画モードを変更するかどうかをユーザに確認するための録画モード確認画面を表示する。そして、TV30は、CECコマンドを使用して、録画モードを変更するか否かをレコーダ10へ通知する。レコーダ10は、CECコマンドを受けて、録画モードの変更が許可された場合に録画モードを変更して録画予約を実行する。
また、レコーダ10は、録画モード確認画面をTV30から表示させることなく、SPモードからLPモードへ変更して録画予約を実行した後に、その結果をTV30に通知するようにしてもよい。この方法によれば、録画モードの変更がユーザ確認なしに自動的に行われるため、画質にこだわらず、とにかく録画優先というユーザにとっては使い勝手がよい。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態に係る録画予約システムの構成例を示すブロック図である。レコーダ10は、前述したHDMIトランスミッタ11、HOST・CPU12、フロントマイコン13、CEC・I/F14に加えて、録画予約データを記憶する録画予約データ記憶部15と、HDMI接続するためのHDMIコネクタ16と、番組コンテンツ(映像/音声データ)を記憶するハードディスク(HDD)17と、テレビジョン放送信号を受信するチューナ18とを備えて構成される。
また、TV30は、前述したHOST・CPU31、モニターマイコン32、CEC・I/F33、受光部34に加えて、TV30の録画予約データ(視聴予約データ)を記憶するメモリ35と、各種のオンスクリーン信号を生成するOSD処理部36と、液晶ディスプレイなどで構成される表示部37と、本発明の接続手段に相当するHDMIコネクタ38と、レコーダ10からの空き容量及び設定済み録画予約データを含む録画予約状態情報をレコーダ毎に記憶する録画予約状態情報記憶部39とを備えて構成される。
本実施形態のTV30はHDMIコネクタ38を介してレコーダ10と接続され、さらに他のレコーダ10,10と直接にあるいはAVアンプなどの他の外部機器を介して間接に接続されているものとする。これら複数のレコーダ10,10,10をレコーダ10でしばしば代表する。TV30は、例えば、複数のレコーダ10,10,10とCEC接続が確立されたときに、CECコマンドを使用して、複数のレコーダ10,10,10から空き容量と設定済み録画予約データとを含む録画予約状態情報を取得する。そして、取得した録画予約状態情報をレコーダ毎に予め記憶しておく。TV30は、ユーザにより録画予約操作がなされると、記憶した録画予約状態情報を参照し、録画予約可能なレコーダを検索する。そして、録画予約可能なレコーダが検索された場合、当該レコーダに録画予約要求を送信して録画予約設定し、検索されなかった場合、TV30に接続された複数のレコーダのいずれでも録画予約ができない旨を示すメッセージを画面上に表示する。
図3において、TV30は、CECコマンドを使用して、複数のレコーダ10,10,10それぞれから、HDD17の空き容量及び録画予約データ記憶部15の設定済み録画予約データを含む録画予約状態情報を取得する録画予約状態情報取得手段と、取得した録画予約状態情報をレコーダ毎に記憶する記憶手段と、ユーザ操作に従って録画予約データを入力する録画予約データ入力手段と、録画予約データ入力手段により録画予約データが入力されると、記憶手段に記憶された複数のレコーダ10,10,10の録画予約状態情報を参照し、録画予約可能なレコーダを検索する検索手段と、CECコマンドを使用して、録画予約データ入力手段により入力された録画予約データに基づく録画予約要求を、検索手段で検索されたレコーダに送信する録画予約要求送信手段とを備えて構成される。
録画予約状態情報取得手段はCEC・I/F33、モニターマイコン32、及びHOST・CPU31により実現され、記憶手段は録画予約状態情報記憶部39により実現される。また、録画予約データ入力手段はリモコン装置Rにより実現され、検索手段はHOST・CPU31により実現され、録画予約要求送信手段はCEC・I/F33、モニターマイコン32、及びHOST・CPU31により実現される。
HOST・CPU31は、OSD処理部36を制御して、EPG(電子番組表)画面あるいは録画予約画面を生成・表示させ、ユーザはEPG画面あるいは録画予約画面に対して、リモコン装置Rを操作して録画予約データを入力する。入力された録画予約データはメモリ35に記憶される。そして、この録画予約データは、録画予約可能なレコーダが検索されると、CECコマンドを使用して、録画予約要求として、検索されたレコーダへ送信される。
TV30は、複数のレコーダ10,10,10から録画予約状態情報の更新通知があった場合、更新通知に基づいて録画予約状態情報記憶部39に記憶されている録画予約状態情報を更新するようにしてもよい。これにより、TV30はレコーダ10,10,10における最新の録画予約状況を知ることができるため、より精度の高い録画予約を行うことができる。
ここで、録画予約データは、録画予約するチャンネル、録画開始日時、録画終了日時、録画モード(SP(標準)/LP(長時間)など)、録画容量のいずれか複数を含む。なお、録画容量は録画時間と録画モードが決定した時点で自動的に算出され、録画予約データとして登録される。HOST・CPU31は、リモコン装置Rから録画予約データが入力されると、録画予約状態情報記憶部39に記憶された複数のレコーダ10,10,10の録画予約状態情報(空き容量及び設定済み録画予約データ)を参照し、その結果、録画日時の重複あるいは録画容量の不足があった場合、当該レコーダについて録画予約データによる録画予約ができないと判定する。
TV30は、複数のレコーダ10〜10全てが録画予約不可な状態にある場合、録画予約データによる録画予約ができない旨を通知する。これは、例えば、OSD処理部36が、録画予約不可を示すメッセージ(オンスクリーン信号)を生成し、これを表示部37から表示することで、ユーザに通知するようにしてもよい。また、録画予約不可を示す音声メッセージを生成し、図示しないスピーカから音声出力するようにしてもよい。
また、TV30は、TV30から録画予約要求が送信されたレコーダがどれであるかを通知するようにしてもよい。これは、例えば、OSD処理部36が、録画予約されたレコーダ10を示すメッセージ(例えばレコーダの固有情報など)を生成し、これを表示部37から表示することで、ユーザに通知するようにしてもよい。また、録画予約されたレコーダを示す音声メッセージを生成し、図示しないスピーカから音声出力するようにしてもよい。
また、録画容量の不足により録画予約ができないと判定されたレコーダが、録画モードを変更することにより録画予約が可能となる場合、例えば、SPモードでは録画容量が不足して録画予約できないが、LPモードに変更すれば録画予約できる場合、TV30は、後述の図7に示すように、録画モードを変更するかどうかをユーザに確認するための録画モード確認画面を表示する。そして、TV30は、録画モードの変更が許可された場合に録画モードを変更し、録画モードの変更を反映した録画予約要求を当該レコーダへ送信する。
また、TV30は、録画モード確認画面を画面表示させることなく、SPモードからLPモードへ変更して録画予約を実行した後に、その結果を画面上で通知するようにしてもよい。この方法によれば、録画モードの変更がユーザ確認なしに自動的に行われるため、画質にこだわらず、とにかく録画優先というユーザにとっては使い勝手がよい。
図4は、本発明に係る録画予約システムの接続例を示す図である。本例において、表示装置であるテレビAを1階層目に配置し、テレビAに直接接続されている外部機器(AVアンプ1,レコーダ1)を2階層目に配置し、3階層目以降についても同様に当該階層の外部機器に直接接続されている外部機器を次階層に配置してなるツリー構造のネットワークを構成する。このようなネットワーク構成において、テレビAは、ネックワークを構成する特定の外部機器のアドレスを指定して録画予約要求を送信することができる。
ここで、CECにおける論理アドレスと物理アドレスについて簡単に説明する。まず、論理アドレスは、HDMI CECにおける現在のバージョンの規格では、0〜15まで扱えることになっており、HDMIネットワーク内では唯一名となっている。この論理アドレスは外部機器の種類に応じて異なっている。
また、物理アドレスは、HDMIネットワーク内では唯一名となっているが、外部機器がHDMIネットワークに追加されたり、切り離されたりすると自動的に調整される。物理アドレスは、5階層のアドレスを持ち、同一階層における唯一番号nから構成され、n.n.n.n形式で表現される。表示装置に直接接続された外部機器の階層を第1階層とした場合、この第1階層の機器に接続された外部機器が第2階層となり、表示装置から離れるに従って階層番号を増やしていく。そして、上記形式n.n.n.nの左端のnから右へ行くに従って階層番号が増えるように表記する。
例えば、表示装置はルートデバイスであり、“0.0.0.0”の物理アドレスを持つ。この表示装置に直接2台の外部機器が接続された場合には、1台目の外部機器の物理アドレスは、“1.0.0.0”、2台目の外部機器の物理アドレスは、“2.0.0.0”と表記する。そして、2台目の外部機器に3台の外部機器を接続すると、それぞれの物理アドレスは、“2.1.0.0”、“2.2.0.0”、“2.3.0.0”と表記する。
このような論理アドレスと物理アドレスを持つCECコマンドを使用することで、たとえ複数台の出力装置が接続されていても、特定の1台を指定してCECコマンドを送信することができる。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る録画予約システムによる録画予約方法の一例を説明するためのフロー図である。本例は前述の図2に示した構成(第1の実施形態)に基づいて説明するものとする。まず、TV30は、ユーザ操作により「録画予約」が指定されると、EPG画面又は予約設定画面を表示させ、この画面上から録画予約データ(録画予約するチャンネル、録画開始日時、録画終了日時、録画モード、録画容量など)を入力し、録画予約を行う(ステップS1)。
次に、TV30は、CECコマンドを使用して、録画予約データに基づく録画予約要求を複数のレコーダ10,10,10のいずれかへ送信する(ステップS2)。この際、最初に送信するレコーダ10は、メニューで設定されているレコーダ、あるいは、予約設定時に設定したレコーダであってもよい。
次に、レコーダ10は、TV30からの録画予約要求を受信し(ステップS3)、TV30からの録画予約要求と、自身の既録画予約データ(HDD17の空き容量と録画予約データ記憶部15の設定済み録画予約データ)とを比較し(ステップS4)、録画予約可能かどうかを判定する(ステップS5)。レコーダ10は、ステップS5において、録画予約可能な場合(YESの場合)、TV30からの録画予約要求に基づいて、録画予約を設定する(ステップS6)。一方、ステップS5において、録画予約不可の場合(NOの場合)、CECコマンドを使用して、録画予約設定できない旨をTV30へ通知する(ステップS7)。
次に、TV30は、レコーダ10からの録画予約設定不可通知を受信すると(ステップS8)、他のレコーダが接続されているか検索する(ステップS9)。TV30は、他のレコーダの接続の有無を判定し(ステップS10)、他のレコーダ(ここではレコーダ10,10)が有った場合(YESの場合)、ステップS2に戻り処理を繰り返す。一方、他のレコーダがない場合(NOの場合)、接続されたレコーダでは録画予約できない旨をOSD表示するなどして通知し(ステップS11)、ステップS1で入力された録画予約要求を視聴予約として記憶する(ステップS12)。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る録画予約システムによる録画予約方法の一例を説明するためのフロー図である。本例は前述の図3に示した構成(第2の実施形態)に基づいて説明するものとする。まず、TV30は、複数のレコーダ10,10,10との間でCEC接続が確立されると、CECコマンドを使用して、レコーダ10,10,10それぞれに対して、録画予約状態情報(空き容量と設定済み録画予約データ)を送るように要求する(ステップS21)。
次に、各レコーダ10,10,10は、TV30からのデータ送信要求を受信し(ステップS22)、HDD17の空き容量と録画予約データ記憶部15の設定済み録画予約データとを録画予約状態情報としてTV30へ送信する(ステップS23)。そして、TV30は、レコーダ10,10,10からの録画予約状態情報を内蔵又は外付けのメモリである録画予約状態情報記憶部39にレコーダ毎に記憶する(ステップS24)。
次に、各レコーダ10,10,10は、録画予約状態情報が更新されたかどうかを判定し(ステップS25)、更新された場合(YESの場合)、CECコマンドを使用して、更新データをTV30へ送信する(ステップS26)。また、ステップS25において、更新されていない場合(NOの場合)、そのままステップS27に移行する。
次に、TV30は、各レコーダ10,10,10から更新データの通知があったかどうかを判定し(ステップS27)、更新データの通知があった場合(YESの場合)、通知された更新データに基づいて、該当レコーダの録画予約状態情報を更新する(ステップS28)。また、ステップS27において、更新データの通知がない場合(NOの場合)、ステップS29に移行する。
次に、TV30は、ユーザ操作により「録画予約」が指定されると、EPG画面又は予約設定画面を表示させ、この画面上から録画予約データ(録画予約するチャンネル、録画開始日時、録画終了日時、録画モード、録画容量など)を入力し、録画予約を行う(ステップS29)。そして、入力された録画予約データにより、録画予約状態情報記憶部39に記憶された録画予約状態情報を参照し、レコーダ10,10,10の中に、録画予約可能なレコーダが有るか検索する(ステップS30)。
次に、TV30は、ステップS30において、レコーダ10,10,10の中に録画予約可能なレコーダが有る場合(YESの場合)、CECコマンドを使用して、該当レコーダに録画予約要求を送信する(ステップS31)。録画予約要求を受信したレコーダは、TV30からの録画予約要求に基づいて、録画予約を設定する(ステップS32)。
また、TV30は、ステップS30において、レコーダ10,10,10の中に録画予約可能なレコーダ10がない場合(NOの場合)、接続されたレコーダでは録画予約できない旨をOSD表示するなどして通知し(ステップS33)、ステップS29で入力された録画予約要求を視聴予約として記憶する(ステップS34)。
図7は、TV30に表示される録画モード確認画面の一例を示す図である。
前述の第1の実施形態の場合、レコーダ10が、録画容量の不足により録画予約ができない場合であって、録画モードを変更することにより録画予約が可能となる場合、その旨をTV30に通知するようにしてもよい。例えば、SPモードでは録画容量が不足して録画予約できないが、LPモードに変更すれば録画予約できる場合、TV30は、図7に示すように、録画モードを変更するかどうかをユーザに確認するための録画モード確認画面を表示する。そして、TV30は、CECコマンドを使用して、録画モードを変更するか否かをレコーダ10へ通知する。レコーダ10は、CECコマンドを受けて、録画モードの変更が許可された場合に録画モードを変更して録画予約を実行する。
また、前述の第2の実施形態の場合、録画容量の不足により録画予約ができないと判定されたレコーダ10が、録画モードを変更することにより録画予約が可能となる場合、例えば、上記同様、SPモードでは録画容量が不足して録画予約できないが、LPモードに変更すれば録画予約できる場合、TV30は、図7に示すように、録画モードを変更するかどうかをユーザに確認するための録画モード確認画面を表示する。そして、TV30は、録画モードの変更が許可された場合に録画モードを変更し、録画モードの変更を反映した録画予約要求をレコーダ10へ送信する。
以上説明したように、本発明によれば、複数の録画機器と表示装置とがHDMI接続され、表示装置に録画予約要求がなされたときに、複数の録画機器の空き容量や録画予約状況から、録画予約可能な録画機器を検索して録画予約を行うことができるため、ユーザは1回だけ録画予約操作を実行すればよく、各録画機器に対して録画予約操作を繰り返す必要がない。これにより、自動的に最適な録画機器に録画予約が設定され、また、録画予約可能な録画機器がない場合でもその旨が通知されるため、ユーザは録画予約を確実且つ簡単に行うことができる。
本発明が適用可能なAVシステムの構成例を説明するためのブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る録画予約システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る録画予約システムの構成例を示すブロック図である。 本発明に係る録画予約システムの接続例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る録画予約システムによる録画予約方法の一例を説明するためのフロー図である。 本発明の第2の実施形態に係る録画予約システムによる録画予約方法の一例を説明するためのフロー図である。 TVに表示される録画モード確認画面の一例を示す図である。
符号の説明
10…出力装置(レコーダ)、11,22…HDMIトランスミッタ、12,23,31…HOST CPU、13,24…フロント マイコン、14,25,33…CEC I/F、15…録画予約データ記憶部、16,38…HDMIコネクタ、17…HDD、18…チューナ、20…リピータ機器、21…HDMIレシーバ、30…表示装置(TV)、32…モニターマイコン、34…受光部、35…メモリ、36…OSD処理部、37…表示部、39…録画予約状態情報記憶部、41…TMDSライン、42…CECライン。

Claims (13)

  1. 放送信号を受信可能な複数の録画機器と、該複数の録画機器と接続する接続手段を備えた表示装置とを有する録画予約システムであって、
    前記表示装置は、ユーザ操作に従って録画予約データを入力する録画予約データ入力手段と、所定のコマンドを使用して、前記録画予約データに基づく録画予約要求を前記複数の録画機器のいずれかに送信する録画予約要求送信手段とを備え、
    前記録画機器は、前記表示装置から受信した録画予約要求に対して、録画予約可能であるかどうかを判定する判定手段を備え、前記録画予約要求による録画予約が可能であれば、前記録画予約要求の録画予約データを設定し、一方、前記録画予約要求による録画予約が不可であれば、その旨を前記表示装置に通知し、
    前記録画予約要求送信手段は、前記録画予約要求を送信した録画機器が録画予約不可な状態にある場合、前記録画予約要求を前記複数の録画機器に含まれる他の録画機器に送信することを特徴とする録画予約システム。
  2. 請求項1に記載の録画予約システムにおいて、前記表示装置は、前記複数の録画機器全てが録画予約不可な状態にある場合、前記録画予約要求による録画予約ができない旨を通知することを特徴とする録画予約システム。
  3. 請求項1に記載の録画予約システムにおいて、前記表示装置は、前記録画予約要求送信手段により録画予約要求が送信され、該録画予約要求の録画予約データが設定された録画機器を通知することを特徴とする録画予約システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の録画予約システムにおいて、前記録画予約データは、録画予約するチャンネル、録画開始日時、録画終了日時、録画モード、録画容量のいずれか複数を含み、前記録画機器は、前記表示装置から録画予約要求を受信すると、前記判定手段により前記録画機器の空き容量及び設定済み録画予約データを参照し、その結果、録画日時の重複あるいは録画容量の不足があった場合、前記録画予約要求による録画予約ができないと判定することを特徴とする録画予約システム。
  5. 請求項4に記載の録画予約システムにおいて、前記録画機器は、録画容量の不足により録画予約ができない場合であって、録画モードを変更することにより録画予約が可能となる場合、その旨を前記表示装置に通知し、前記表示装置は、録画モードを変更するかどうかをユーザに確認するための録画モード確認画面を表示することを特徴とする録画予約システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の録画予約システムにおいて、前記接続手段は、HDMI規格に準じた接続を行う手段であり、前記所定のコマンドは、HDMI規格に基づくCECコマンドであることを特徴とする録画予約システム。
  7. 放送信号を受信可能な複数の録画機器と接続する接続手段を備えた表示装置であって、
    所定のコマンドを使用して、前記複数の録画機器から空き容量及び設定済み録画予約データを含む録画予約状態情報を取得する録画予約状態情報取得手段と、該取得した録画予約状態情報を録画機器毎に記憶する記憶手段と、ユーザ操作に従って録画予約データを入力する録画予約データ入力手段と、該録画予約データ入力手段により録画予約データが入力されると、前記記憶手段に記憶された前記複数の録画機器の録画予約状態情報を参照し、録画予約可能な録画機器を検索する検索手段と、所定のコマンドを使用して、前記録画予約データ入力手段により入力された録画予約データに基づく録画予約要求を、前記検索手段で検索された録画機器に送信する録画予約要求送信手段とを備えることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項7に記載の表示装置において、前記録画機器から録画予約状態情報の更新通知があった場合、該更新通知に基づいて前記記憶手段に記憶されている録画予約状態情報を更新することを特徴とする表示装置。
  9. 請求項7又は8に記載の表示装置において、前記複数の録画機器全てが録画予約不可な状態にある場合、前記録画予約要求による録画予約ができない旨を通知することを特徴とする表示装置。
  10. 請求項7又は8に記載の表示装置において、前記録画予約要求送信手段により録画予約要求が送信された録画機器を通知することを特徴とする表示装置。
  11. 請求項7乃至10のいずれか1項に記載の表示装置において、前記録画予約データは、録画予約するチャンネル、録画開始日時、録画終了日時、録画モード、録画容量のいずれか複数を含み、前記検索手段は、前記録画予約データ入力手段により録画予約データが入力されると、前記記憶手段に記憶された前記複数の録画機器の録画予約状態情報を参照し、その結果、録画日時の重複あるいは録画容量の不足があった場合、当該録画機器について前記録画予約データによる録画予約ができないと判定することを特徴とする表示装置。
  12. 請求項11に記載の表示装置において、録画容量の不足により録画予約ができないと判定された録画機器が、録画モードを変更することにより録画予約が可能となる場合、録画モードを変更するかどうかをユーザに確認するための録画モード確認画面を表示することを特徴とする表示装置。
  13. 請求項7乃至12のいずれか1項に記載の表示装置において、前記接続手段は、HDMI規格に準じた接続を行う手段であり、前記所定のコマンドは、HDMI規格に基づくCECコマンドであることを特徴とする表示装置。
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