JP2008067005A - 三角波発生回路、発生方法、それらを用いたインバータ、発光装置、液晶テレビ - Google Patents

三角波発生回路、発生方法、それらを用いたインバータ、発光装置、液晶テレビ Download PDF

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Abstract

【課題】外部回路と同期した三角波信号を生成する。
【解決手段】充放電回路32は、一端の電位が固定されたキャパシタC2を充電または放電する。第1コンパレータCOMP1は、キャパシタC2の出力電圧Voutを、第1しきい値電圧Vminと比較し、比較結果に応じた第1比較信号S1を出力する。エッジ検出回路34は、外部から入力され、本三角波発生回路30により生成される三角波信号の略1/2倍の周波数を有する同期信号SYNC_INのエッジを検出し、検出したエッジごとに所定レベルとなるエッジ検出信号S4を出力する。充放電制御部40は、第1コンパレータCOMP1から出力される第1比較信号S1と、エッジ検出回路34から出力されるエッジ検出信号S4を参照し、これらの信号のレベル遷移に応じて、充放電回路32の充電、放電状態を切り替える。キャパシタC2の電圧は、三角波信号Voscとして出力される。
【選択図】図1

Description

本発明は、三角波発生回路に関し、特に外部回路と同期可能な三角波発生回路に関する。
直流電圧を交流電圧に変換するインバータ、直流電圧を直流電圧に変換するDC/DCコンバータなどの電源装置や、モータを駆動するモータドライバ回路などにおいて、パルス幅変調方式が広く用いられる。パルス幅変調を行うためには、誤差増幅器によって、制御対象となる電圧と目標値となる電圧との誤差を増幅し、その結果得られる誤差電圧を、コンパレータを用いて一定の周波数を有する三角波状の周期電圧と比較することによりパルス幅変調を行っている。
こうした用途に用いられる三角波状の周期電圧の発生には、特許文献1や特許文献2に記載されるアナログの三角波発生回路が広く用いられている。三角波発生回路は、キャパシタを充放電し、2つのしきい値電圧と比較することにより、充電と放電を交互に行うことによって、所望の三角波信号を生成する。
特開2004−72657号公報 特開2001−345682号公報 特開2004−242403号公報
ここで、2つの異なる半導体集積回路(以下、ICともいう)において、互いに同期した三角波信号を生成したい場合がある。たとえば、液晶テレビのバックライトとして使用される蛍光ランプの両端に2つのインバータを設け、逆相の駆動電圧を印加する場合を考える。
2つのインバータにおいて、DC/AC変換を行う際に使用する三角波信号の位相がずれている場合、蛍光ランプの両端に印加される電圧が逆相とならず、発光状態に不都合が生ずる。外部信号と同期した三角波信号を生成したい場合はこの他にもある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、外部回路と同期した三角波信号を生成可能な三角波発生回路の提供にある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の三角波発生回路は、一端の電位が固定されたキャパシタと、キャパシタを充電または放電する充放電回路と、キャパシタの他端の出力電圧を、第1しきい値電圧と比較し、比較結果に応じた第1比較信号を出力する第1コンパレータと、外部から入力され、本三角波発生回路により生成される三角波信号の略1/2倍の周波数を有する同期信号のエッジを検出し、検出したエッジごとに所定レベルとなるエッジ検出信号を出力するエッジ検出回路と、第1コンパレータから出力される第1比較信号と、エッジ検出回路から出力されるエッジ検出信号を参照し、これらの信号のレベル遷移に応じて、充放電回路の充電、放電状態を切り替える充放電制御部と、を備える。キャパシタの電圧を、三角波信号として出力する。
この態様によると、この三角波発生回路を複数設けた場合に、充電の開始、あるいは放電の開始のタイミングのいずれか一方を、共通の同期信号のエッジに揃えることができ、発生する複数の三角波信号を同期させることができる。
充放電制御部は、第1比較信号とエッジ検出信号とによってセット、リセットされるフリップフロップを含み、当該フリップフロップの出力に応じて、充放電回路の充電、放電状態を切り替えてもよい。
ある態様の三角波発生回路は、キャパシタの他端の電圧を、第1しきい値電圧と異なる第2しきい値電圧と比較し、比較結果に応じた第2比較信号を出力する第2コンパレータと、第2コンパレータから出力される第2比較信号を受け、第2比較信号が所定レベルとなるごとにレベルが遷移するトグル信号を生成し、本三角波発生回路の外部に出力するトグル回路と、をさらに備えてもよい。
この場合、トグル信号の周波数は、三角波信号の周波数の略1/2となるため、このトグル信号を、自らの同期信号として利用したり、あるいは別の三角波発生回路の同期信号として利用することができる。
外部から入力された同期信号を、所定のしきい値電圧と比較する第3コンパレータをさらに備え、エッジ検出回路は、第3コンパレータの出力信号のエッジを検出してもよい。
この場合、同期信号の振幅が、三角波発生回路が動作する電圧レベルと異なる場合であっても、しきい値電圧を適切に設定することにより、確実にエッジを検出することができる。
充放電回路は、キャパシタに電流を流し込む第1電流源と、キャパシタから電流を引き抜く第2電流源と、を含み、フリップフロップの出力信号により、第1、第2電流源の少なくとも一方のオンオフを制御してもよい。第2電流源は、キャパシタの電圧が所定の電圧以下となると、放電機能を失うよう構成されていてもよい。
この場合、放電から充電へのタイミングが遅れた場合でも、キャパシタの電圧が下限値以下に低下するのを抑制することができる。
ある態様の三角波発生回路は、ひとつの半導体基板上に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。三角波発生回路を1つのLSIに集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
本発明の別の態様は、インバータである。このインバータは、トランスと、一端が、入力電圧の印加される入力端子に接続され、他端が、トランスの1次側コイルの第1端子に接続された第1ハイサイドトランジスタと、一端が、電位の固定された電位固定端子に接続され、他端が、1次側コイルの第1端子に接続された第1ローサイドトランジスタと、一端が、入力端子に接続され、他端が、1次側コイルの第2端子に接続された第2ハイサイドトランジスタと、一端が、電位固定端子に接続され、他端が、1次側コイルの第2端子に接続された第2ローサイドトランジスタと、トランスの2次側コイルの電流を電圧に変換し、検出電圧として出力する電流電圧変換部と、三角波信号を生成する上述の三角波発生回路と、検出電圧と、所定の基準電圧との誤差に応じた誤差電圧を出力する誤差増幅器と、誤差増幅器から出力される誤差電圧および三角波発生回路により生成される三角波信号にもとづき、第1、第2ハイサイドトランジスタおよび第1、第2ローサイドトランジスタのオンオフを制御する論理制御部と、を備える。
この態様によると、三角波発生回路から出力される三角波信号を、同期信号と同期させることができるため、インバータの動作そのものを、同期信号と同期することができる。
本発明のさらに別の態様によれば、発光装置が提供される。この発光装置は、蛍光ランプと、蛍光ランプの両端に設けられ、蛍光ランプに対し、互いに逆相の駆動電圧を供給する2つの上述したインバータと、を備える。
この態様によると、2つのインバータ間で同一の同期信号を利用することにより、内部の三角波発生回路の同期をとることができ、逆相の駆動電圧を好適に生成して、良好な発光状態を実現できる。
2つのインバータそれぞれに含まれる三角波発生回路は、キャパシタの他端の電圧を、第1しきい値電圧と異なる第2しきい値電圧と比較し、比較結果に応じた第2比較信号を出力する第2コンパレータと、第2コンパレータから出力される第2比較信号を受け、第2比較信号が所定レベルとなるごとにレベルが遷移するトグル信号を生成し、三角波発生回路の外部に出力するトグル回路と、をさらに備えてもよい。2つのインバータのうち、第1のインバータに含まれる第1の三角波発生回路は、自ら出力するトグル信号を同期信号として受け、三角波信号を生成し、第2のインバータに含まれる第2の三角波発生回路は、第1のインバータに含まれる第1の三角波発生回路から出力されるトグル信号を同期信号として受け、三角波信号を生成してもよい。
本発明のさらに別の態様は、液晶テレビに関する。この液晶テレビは、液晶パネルと、液晶パネルの背面に配置される複数の上述の発光装置と、を備える。
この態様によると、バックライトとして使用される発光装置の輝度ムラを抑えることができる。
本発明のさらに別の態様は、三角波信号の発生方法に関する。この発生方法は、一端の電位が固定されたキャパシタの放電中に、キャパシタの電圧が、所定の第1しきい値電圧まで低下すると、所定レベルとなる第1比較信号を生成するステップと、第1比較信号が所定レベルとなる度に、レベルが遷移するトグル信号を生成し、外部に出力するステップと、外部から入力され、本方法により生成される三角波信号の略1/2倍の周波数を有する同期信号のエッジを検出するステップと、エッジを検出すると、キャパシタの充電を開始するステップと、キャパシタの電圧が、所定の第2しきい値電圧まで上昇すると、キャパシタの放電を開始するステップと、を備える。
ある態様において、トグル信号を、同期信号として利用してもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る三角波発生回路によれば、同期信号と同期した三角波信号を生成することができる。
図1は、本実施の形態に係る三角波発生回路30の構成を示す回路図である。図2は、図1の三角波発生回路30が使用されるシステム400の構成を示すブロック図である。はじめに、図2を参照して、本実施の形態に係る三角波発生回路30の動作の概要を説明する。
システムは、第1回路410と第2回路420とを含む。第1回路410および第2回路420は同機能を備える回路であってもよいし、異なる機能を備える回路であってもよい。第1回路410と、第2回路420は、いずれも本実施の形態に係る図1の三角波発生回路30を含む。第1回路410の三角波発生回路30aと、第2回路420の三角波発生回路30bは、一方がマスター回路、他方がスレーブ回路として動作する。本実施の形態において、第1回路410の三角波発生回路30aをマスター側、第2回路420の三角波発生回路30bをスレーブ側として説明する。
マスター側の三角波発生回路30a、スレーブ側の三角波発生回路30bは、共通の同期信号SYNC_INにもとづいて、所定の周波数fを有する三角波信号Voscを生成する。また、マスター側の三角波発生回路30aは、スレーブ側の三角波発生回路30bに対し、周波数がf/2の同期信号SYNC_OUTを出力する。三角波発生回路30aから出力される同期信号SYNC_OUTは、三角波発生回路30bの同期信号SYNC_INとして利用されるとともに、三角波発生回路30a自身の同期信号SYNC_INとして利用される。三角波発生回路30bも、同期信号SYNC_OUTを生成するが、これは利用されないため図示していない。
図1に戻り、三角波発生回路30a、30bの構成について説明する。以下の説明では、マスター側の三角波発生回路30aと、スレーブ側の三角波発生回路30bとを特に区別せずに、単に三角波発生回路30と称して説明する。
本実施の形態に係る三角波発生回路30は、キャパシタC2、充放電回路32、エッジ検出回路34、トグル回路36、充放電制御部40、第1コンパレータCOMP1、第2コンパレータCOMP2、第3コンパレータCOMP3を含む。また、三角波発生回路30には、信号の入出力用の端子として、同期入力端子T1、同期出力端子T2、キャパシタ端子T3を備えている。同期入力端子T1には、外部から同期信号SYNC_INが入力され、同期出力端子T2からは、同期信号SYNC_OUTが出力される。また、キャパシタ端子T3には、外付けのキャパシタC2が接続される。上述のように、三角波発生回路30は、外部から入力される同期信号SYNC_INと同期して三角波信号Voscを生成する。同期信号SYNC_INの周波数は、上述のように、三角波信号Voscの周波数の略1/2倍である。
キャパシタC2は、一端が接地され、その電位が固定される。充放電回路32は、キャパシタC2に充電電流Ic1を流し込む第1電流源32aと、キャパシタC2から放電電流Ic2を引き抜く第2電流源32bと、を含む。
充放電回路32は、第1電流源32a、第2電流源32bの少なくとも一方のオンオフを制御することにより、キャパシタC2を充電または放電する。本実施の形態では、Ic2=Ic1×n(nは1より大きい定数)であり、第2電流源32bのオンオフ状態が切り替えられる。第2電流源32bがオフすると、キャパシタC2は、電流Ic1で充電され、第2電流源32bがオンすると、キャパシタC2は、電流(Ic2−Ic1)で放電される。
充放電回路32の充放電状態の切り替えは、制御信号CNTにもとづいて行われる。本実施の形態において、第2電流源32bは、制御信号CNTがハイレベルのときオフして充電状態に設定され、ローレベルのときオンして放電状態に設定されるものとする。
キャパシタC2に生ずる電圧は、三角波発生回路30の出力電圧Voutであり、三角波信号Voscとして出力される。
第1コンパレータCOMP1は、出力電圧Voutを、所定の第1しきい値電圧(以下、最小しきい値電圧Vminと称す)と比較し、比較結果に応じた第1比較信号S1を出力する。第1比較信号S1は、Vout<Vminのときハイレベル、Vout>Vminのときローレベルとなる。第1比較信号S1は、充放電制御部40へと出力される。なお、第1コンパレータCOMP1の応答速度は有限であるため、生成する三角波信号Voscの電圧変化の傾きが大きい場合には、遅延が生ずる場合も想定される。この場合には、遅延時間を考慮して、最小しきい値電圧Vminを、高電位側にシフトさせることが望ましい。
第3コンパレータCOMP3は、同期入力端子T1に入力された同期信号SYNC_INの信号レベルを、三角波発生回路30内のハイレベルとローレベルの電圧に変換するために設けられる。同期信号SYNC_INは、三角波発生回路30の外部から与えられるため、信号レベルが小さすぎる場合には、三角波発生回路30の内部の回路素子のしきい値に届かず、インバータを反転させたり、フリップフロップをセット、リセットできない場合が想定される。第3コンパレータCOMP3は、同期信号SYNC_INを、所定のしきい値電圧Vthを比較し、その信号レベルを、三角波発生回路30内部のハイレベル電圧(Vdd)とローレベル電圧(GND=0V)に変換する。第3コンパレータCOMP3によって信号レベルが変換された同期信号を、S3と記す。
第3コンパレータCOMP3を設けることにより、同期信号SYNC_INのハイレベルに対応する電圧が、しきい値電圧Vthより高ければ、同期信号として利用することが可能となる。
エッジ検出回路34は、三角波発生回路30により生成される三角波信号Vosc(Vout)の略1/2倍の周波数を有する同期信号S3のエッジを検出し、検出したエッジごとに所定レベル(以下ハイレベルとする)となるエッジ検出信号S4を出力する。エッジ検出信号S4は、充放電制御部40に入力される。
図3は、エッジ検出回路34の構成例を示す回路図である。エッジ検出回路34は、ヒステリシスコンパレータ52、インバータ54、56、58、60、微分器62、64を含む。
同期信号SYNC_INは、ヒステリシスコンパレータ52の反転入力端子に入力される。ヒステリシスコンパレータ52の非反転入力端子には、しきい値電圧Vthが入力される。ヒステリシスコンパレータ52によって同期信号SYNC_INのノイズ成分が除去され、論理値が反転して出力される。ヒステリシスコンパレータ52の出力信号S11は、インバータ54に入力される。インバータ54は、ヒステリシスコンパレータ52の出力信号S11を反転する。インバータ54の出力信号S12は、インバータ56およびインバータ60にそれぞれ出力される。
インバータ56、58は、インバータ54の出力信号S12を2度反転し、微分器62へと出力する。微分器62は、キャパシタC3および抵抗R2を含み、インバータ58の出力信号S13を微分した電圧を、ポジエッジ検出信号SEpとして出力する。また、インバータ60は、インバータ54の出力信号S12を1度反転し、微分器64へと出力する。微分器64は、インバータ60の出力信号S14を微分した電圧を、ネガエッジ検出信号SEnとして出力する。以上のように構成されるエッジ検出回路34からは、同期信号SYNC_INのポジエッジおよびネガエッジでそれぞれハイレベルとなる2つのエッジ検出信号SEが出力される。
図1に戻る。充放電制御部40は、第1コンパレータCOMP1から出力される第1比較信号S1と、エッジ検出回路34から出力されるエッジ検出信号S4を参照し、これらの信号のレベル遷移に応じて、充放電回路32の充電、放電状態を切り替える。本実施の形態において、充放電制御部40は、第1比較信号S1とエッジ検出信号S4とによってセット、リセットされるフリップフロップを含んで構成される。フリップフロップのセット端子には、第1比較信号S1が入力され、リセット端子には、エッジ検出信号S4が入力される。充放電制御部40は、フリップフロップの出力信号Qを制御信号CNTとし、充放電回路32の充電、放電状態を切り替える。
第2コンパレータCOMP2は、キャパシタC2の出力電圧Voutを、所定の第2しきい値電圧(以下、最大しきい値電圧Vmaxと称す)と比較し、比較結果に応じた第2比較信号S2を出力する。本実施の形態において、第2比較信号S2は、Vout>Vmaxのときハイレベル、Vout<Vmaxのときローレベルとなる。
トグル回路36は、第2コンパレータCOMP2から出力される第2比較信号S2を受け、第2比較信号S2が所定レベル(ハイレベル)となるごとに、ハイ、ロー2値でレベルが遷移するトグル信号を生成し、同期信号SYNC_OUTとして、三角波発生回路30の外部に出力する。ここで、第2比較信号S2は、三角波信号Voscがピークに達するごとに、すなわち一周期ごとにハイレベルとなる。したがって、トグル動作によって生成される同期信号SYNC_OUTの周波数は、三角波信号Voscの周波数の1/2となる。
図4は、充放電回路32の構成例を示す回路図である。充放電回路32は、定電流源70、バイポーラトランジスタQ1〜Q5、MOSトランジスタM4、ボルテージフォロア72を含む。バイポーラトランジスタQ3は、図1の第1電流源32aに対応し、バイポーラトランジスタQ5は、第2電流源32bに対応する。定電流源70は、基準電流Irefを生成する。バイポーラトランジスタQ1は、定電流源70により生成される基準電流Irefの経路上に設けられる。バイポーラトランジスタQ2、Q3は、バイポーラトランジスタQ1とベースおよびエミッタが共通接続されており、カレントミラー回路を構成している。バイポーラトランジスタQ2、Q3の電流経路上には、バイポーラトランジスタQ4、Q5が設けられる。バイポーラトランジスタQ4、Q5はベースが共通に接続され、カレントミラー回路を構成している。バイポーラトランジスタQ4のエミッタは接地され、バイポーラトランジスタQ5のエミッタには、ボルテージフォロア72が接続される。ボルテージフォロア72は、バイポーラトランジスタQ5のエミッタの電圧を所定の電圧Vxに固定する。たとえば、バイポーラトランジスタQ1〜Q4のトランジスタサイズは同一に設定され、バイポーラトランジスタQ5のトランジスタサイズは、そのn倍に設定される。
MOSトランジスタM4は、バイポーラトランジスタQ4のベースと接地間に設けられ、そのゲートには制御信号CNTが入力される。
制御信号CNTがハイレベルとなると、MOSトランジスタM4はオンし、バイポーラトランジスタQ4、Q5がオフする。その結果、キャパシタC2には、バイポーラトランジスタQ3に流れる基準電流Irefが、第1電流Ic1として流れ込むことになり、充電状態に設定される。
一方、制御信号CNTがローレベルのとき、MOSトランジスタM4はオフとなり、バイポーラトランジスタQ3には、基準電流Irefが流れ、バイポーラトランジスタQ5には、基準電流Irefのn倍の電流が流れる。その結果、キャパシタC2から、(n−1)×Irefの電流が、第2電流Ic2として引き抜かれ、放電状態に設定される。
また、図4の充放電回路32では、ボルテージフォロア72により、バイポーラトランジスタQ5のエミッタが電圧Vxに固定される。その結果、バイポーラトランジスタQ5のコレクタ電圧、すなわち、キャパシタC2の電圧が、所定の電圧以下となると、バイポーラトランジスタQ5は飽和するため、放電機能を失う。好ましくは、電圧Vxは、三角波信号Voscの最小レベルと同値、もしくは、それより低い電圧であることが望ましい。
以上のように構成された三角波発生回路30の動作について、図5を参照して説明する。図5は、実施の形態に係る三角波発生回路30の動作状態を示すタイムチャートである。
図5のタイムチャートは、上から順に、三角波信号Vosc、第1比較信号S1、第2比較信号S2、同期信号SYNC_OUT、エッジ検出信号S4、制御信号CNTを示す。
ある時刻t0において、制御信号CNTはハイレベルであり、充放電回路32は、充電状態に設定されている。キャパシタC2が充電されると、三角波信号Voscは一定の傾きで上昇していく。時刻t1に、三角波信号Voscが、最大しきい値電圧Vmaxに達すると、第2コンパレータCOMP2の出力である第2比較信号S2がハイレベルとなる。第2比較信号S2がハイレベルとなると、トグル回路36の出力信号である同期信号SYNC_OUTがレベル遷移する。
図2において、マスター側の三角波発生回路30aは、自ら出力した同期信号SYNC_OUTを、同期信号SYNC_INとして受ける。また、図2のスレーブ側の三角波発生回路30bは、マスター側の三角波発生回路30aから出力される同期信号SYNC_OUTを、同期信号SYNC_INとして受ける。したがって、図5のタイムチャートでは、SYNC_IN=SYNC_OUTとして示している。ここでは、両信号間に遅延がないものとして説明する。
同期信号SYNC_INは、第3コンパレータCOMP3によってレベル変換される。図5のタイムチャートでは、レベル変換後の信号S3は、同期信号SYNC_INと同じ波形となる。時刻t1において、エッジ検出回路34が、同期信号SYNC_IN(=S3)のエッジを検出すると、エッジ検出信号S4はハイレベルに遷移する。エッジ検出信号S4がハイレベルに遷移すると、充放電制御部40がリセットされ、制御信号CNTがローレベルに遷移する。その結果、第2電流源32bがオンとなり、充放電回路32による放電が開始される。
放電によって、キャパシタ32C2の電圧Voscは、時間とともに低下していく。時刻t2に、三角波信号Voscが最小しきい値電圧Vminまで低下すると、第1コンパレータCOMP1の出力である第1比較信号S1がハイレベルとなり、充放電制御部40がセットされる。充放電制御部40がセットされると、制御信号CNTがハイレベルとなり、第2電流源32bがオフとなって、充放電回路32は充電状態に設定される。その結果、キャパシタC2の電圧Voscは、再度上昇し始める。
時刻t3に、三角波信号Voscが最大しきい値電圧Vmaxに達すると、時刻t1と同様のプロセスを経て、第2比較信号S2がハイレベルとなる。第2比較信号S2がハイレベルとなると、トグル回路36の出力である同期信号SYNC_OUTが、ローレベルに遷移する。これはすなわち、同期信号SYNC_INがローレベルに遷移することを意味するから、この遷移が、エッジ検出回路34により検出され、エッジ検出信号S4が再度ハイレベルとなる。
以上のプロセスを繰り返すことにより、複数の三角波発生回路30において、同じ周波数にて、互いに同期した三角波信号Voscを生成することができる。
次に、以上のように構成された三角波発生回路30の応用例について説明する。図6は、実施の形態に係る発光装置200の構成を示す回路図である。図7は、図6の発光装置200が搭載される液晶テレビ300の構成を示すブロック図である。液晶テレビ300は、アンテナ310と接続される。アンテナ310は、放送波を受信して受信部304に受信信号を出力する。受信部304は、受信信号を検波、増幅して、信号処理部306へと出力する。信号処理部306は、変調されたデータを復調して得られる画像データを液晶ドライバ308に出力する。液晶ドライバ308は、画像データを走査線ごとに液晶パネル302へと出力し、映像、画像を表示する。液晶パネル302の背面には、バックライトとして複数の発光装置200が配置されている。本実施の形態に係る発光装置200は、このような液晶パネル302のバックライトとして好適に用いることができる。以下、図6に戻り、発光装置200の構成および動作について詳細に説明する。
本実施の形態に係る発光装置200は、蛍光ランプ210、第1インバータ100a、第2インバータ100bを含む。蛍光ランプ210は、たとえばCCFL(Cold Cathode Fluorescence Lamp)やEEFL(External Electrode Fluorescence Lamp)であって、液晶パネル302の背面に配置される。第1インバータ100a、第2インバータ100bは、DC/ACコンバータであり、直流電源から出力される入力電圧Vinを交流電圧に変換して昇圧し、蛍光ランプ210の第1端子212、第2端子214に、それぞれ、第1駆動電圧Vdrv1、第2駆動電圧Vdrv2を供給する。第1駆動電圧Vdrv1、第2駆動電圧Vdrv2は、互いに逆相となる交流電圧である。
図6において、蛍光ランプ210は1つ示されているが、複数を並列に配置してもよい。以下、本実施の形態に係る第1インバータ100a、第2インバータ100bの構成について説明する。第1インバータ100a、第2インバータ100bは同様の構成となっているため、以下では、両者を区別せずに、インバータ100と総称して説明を行う。また、第1インバータ100aの制御回路20および第2インバータ100bの制御回路は、それぞれ図2のシステム400における第1回路410および第2回路420に対応する。
インバータ100は、Hブリッジ回路10、トランス12、電流電圧変換部14、制御回路20、キャパシタC10を含む。
Hブリッジ回路10は、第1ハイサイドトランジスタMH1、第1ローサイドトランジスタML1、第2ハイサイドトランジスタMH2、第2ローサイドトランジスタML2の4つのパワートランジスタを含む。
第1ハイサイドトランジスタMH1は、一端が、入力電圧の印加される入力端子102に接続され、他端が、トランス12の1次側コイル12aの第1端子に接続される。第1ローサイドトランジスタML1は、一端が、電位の固定された接地端子に接続され、他端が1次側コイル12aの第1端子に接続される。第2ハイサイドトランジスタMH2は、一端が、入力端子102に接続され、他端が、直流阻止用のキャパシタC10を介して1次側コイルの第2端子に接続される。第2ローサイドトランジスタML2は、一端が、接地端子に接続され、他端が、直流阻止用のキャパシタC10を介して1次側コイル12aの第2端子に接続される。
電流電圧変換部14は、トランス12の2次側コイル12bと接地間に設けられる。電流電圧変換部14は、2次側コイル12bに流れる電流、すなわち蛍光ランプ210に流れる電流を電圧に変換し、検出電圧Vdet’として出力する。電流電圧変換部14は、整流回路16、フィルタ18を含む。
整流回路16は、第1ダイオードD1、第2ダイオードD2、抵抗R1を含む。第1ダイオードD1はアノードが接地され、カソードが2次側コイル12bの一端に接続されている。第2ダイオードD2のアノードは、第1ダイオードD1のカソードと接続される。抵抗R1は、第2ダイオードD2のカソードと接地間に設けられる。2次側コイル12bに流れる交流の電流は、第1ダイオードD1、第2ダイオードD2によって半波整流され、抵抗R1に流れる。抵抗R1には、2次側コイル12bに流れる電流に比例した電圧降下が発生する。整流回路16は、抵抗R1で発生した電圧降下を、検出電圧Vdetとして出力する。
フィルタ18は、抵抗R2、キャパシタC1を含むローパスフィルタである。フィルタ18は、検出電圧Vdetの高周波成分を除去した検出電圧Vdet’を、制御回路20に帰還する。
制御回路20は、帰還された検出電圧Vdet’にもとづき、Hブリッジ回路10の第1ハイサイドトランジスタMH1、第1ローサイドトランジスタML1、第2ハイサイドトランジスタMH2、第2ローサイドトランジスタML2のオンオフを制御する。Hブリッジ回路10の制御によって、トランス12の1次側コイル12aに、スイッチング電圧が供給される。その結果、トランス12でエネルギ変換が行われ、2次側コイル12bに接続された蛍光ランプ210には、第1駆動電圧Vdrv1が供給される。
以下、制御回路20の構成について説明する。図8は、本実施の形態に係る制御回路20の構成を示す回路図である。制御回路20は、誤差増幅器22、PWMコンパレータ24、三角波発生回路30、論理制御部80を含み、1つの半導体基板上に一体集積化された機能ICである。
誤差増幅器22の非反転入力端子には、電流電圧変換部14から帰還された検出電圧Vdet’が入力され、反転入力端子には、所定の基準電圧Vrefが入力される。基準電圧Vrefは、蛍光ランプ210の発光輝度に応じて決定される。誤差増幅器22は、検出電圧Vdet’と、基準電圧Vrefとの誤差に応じた誤差電圧Verrを出力する。
三角波発生回路30は、図1の三角波発生回路30であって、所定の周波数の三角波状の三角波信号Voscを生成する。
PWMコンパレータ24は、誤差増幅器22から出力される誤差電圧Verrと、三角波発生回路30から出力される三角波信号Voscと、を比較し、Verr<Voscのときハイレベル、Verr>Voscのときローレベルとなるパルス幅変調信号(以下、PWM信号という)Vpwmを生成する。このPWM信号Vpwmは、三角波信号Vosc、同期信号Vqとともに、論理制御部80に入力される。なお、三角波発生回路30から出力される同期信号Vqは、エッジ検出回路34の入力信号、すなわち第3コンパレータCOMP3の出力信号である。
論理制御部80は、PWM信号Vpwm、三角波信号Vosc、同期信号Vqにもとづき、Hブリッジ回路10の第1ハイサイドトランジスタMH1、第1ローサイドトランジスタML1、第2ハイサイドトランジスタMH2、第2ローサイドトランジスタML2のオンオフを制御する。以下、論理制御部80について説明する。
論理制御部80は、三角波発生回路30から出力される三角波信号Voscの2周期を1サイクルとしてHブリッジ回路10を制御する。より具体的には、三角波信号Voscの2周期を、第1から第6の6つの期間に分割し、スイッチング制御を行う。図9(a)〜(h)は、インバータ100の動作状態を示すタイムチャートである。図9(a)は、誤差電圧Verrおよび三角波信号Voscを、同図(b)は、PWM信号Vpwmを、同図(c)は、同期信号Vqを、同図(d)〜(g)はそれぞれ、第1ハイサイドトランジスタMH1、第2ハイサイドトランジスタMH2、第1ローサイドトランジスタML1、第2ローサイドトランジスタML2の状態を、同図(h)は、トランス12の1次側コイル12aの第1端子の電位Vswを示す。同図(d)〜(g)において、ハイレベルがトランジスタがオンの状態を、ローレベルがトランジスタがオフの状態を示す。また、同図において、縦軸および横軸は説明を簡潔にするために適宜拡大、縮小されている。
はじめに、第1期間φ1から第6期間φ6の分割について説明する。論理合成部42は、三角波信号Voscがそのボトムエッジから誤差電圧Verrに達するまでの期間を第1期間φ1とする。次に三角波信号Voscがピークエッジに達するまでの期間を第2期間φ2とする。次に三角波信号Voscがボトムエッジに達するまでの期間を第3期間φ3とする。次に三角波信号Voscが再度誤差電圧Verrに達するまでの期間を第4期間φ4とする。次に三角波信号Voscが再度ピークエッジに達するまでの期間を第5期間φ5とする。次に三角波信号Voscが再度ボトムエッジに達するまでの期間を第6期間φ6とする。この分割は、PWM信号Vpwmおよび同期信号Vqにもとづいて、一般的な論理回路を用いて構成することができる。
次に、第1期間φ1から第6期間φ6におけるHブリッジ回路10のトランジスタのオンオフ状態について説明する。
論理制御部80は、第1期間φ1において、第1ハイサイドトランジスタMH1および第2ローサイドトランジスタML2をオンし、その他のトランジスタをオフする。続く第2期間φ2において、第1ハイサイドトランジスタMH1をオンし、その他のトランジスタをオフする。続く第3期間φ3において、第2ハイサイドトランジスタMH2をオンし、その他のトランジスタをオフする。続く第4期間φ4において、第1ローサイドトランジスタML1および第2ハイサイドトランジスタMH2をオンし、その他のトランジスタをオフする。続く第5期間φ5において、第2ハイサイドトランジスタMH2をオンし、その他のトランジスタをオフする。続く第6期間φ6において、第1ハイサイドトランジスタMH1をオンし、その他のトランジスタをオフする。その後、第1期間φ1へと戻る。
以上のように構成された本実施の形態に係るインバータ100の動作を説明する。図10(a)から(f)は、本実施の形態に係るインバータ100のHブリッジ回路10の電流の流れを示す回路図である。図10(a)から(f)は、それぞれ、第1期間φ1〜第6期間φ6の各トランジスタのオンオフ状態およびコイル電流Iswの状態を示している。
図10(a)に示すように、第1期間φ1では、第1ハイサイドトランジスタMH1、第2ローサイドトランジスタML2がオンとなる。その結果、コイル電流Iswは、第1ハイサイドトランジスタMH1、1次側コイル12a、第2ローサイドトランジスタML2の経路に流れる。このときのスイッチング電圧Vswは、入力電圧Vinにほぼ等しい電圧となる。第1期間φ1に、コイル電流Iswは徐々に大きくなっていく。
続く第2期間φ2では、図10(b)に示すように、第2ローサイドトランジスタML2がオフされ、第1ハイサイドトランジスタMH1のみがオンとなる。その結果、1次側コイル12aに蓄えられたエネルギによって、第2ハイサイドトランジスタMH2のボディダイオードに回生電流が流れる。この間、スイッチング電圧Vswは、入力電圧にほぼ等しい電圧を維持する。
次に、第3期間φ3では、図10(c)に示すように、第2ハイサイドトランジスタMH2がオンに切り換えられ、第1ハイサイドトランジスタMH1がオフされる。このとき、第2期間φ2において第1ハイサイドトランジスタMH1から供給されていたコイル電流Iswは、第1ローサイドトランジスタML1のボディダイオードを介して接地から供給されることになる。第3期間φ3のスイッチング電圧Vswは、接地電位(0V)よりも第1ローサイドトランジスタML1のボディダイオードの順方向電圧Vfだけ低い負の値となる。また、第1期間φ1に1次側コイル12aに蓄えられたエネルギは、第3期間φ3において、すべて2次側コイル12bに転送され、コイル電流Iswは0となる。
続く第4期間φ4では、図10(d)に示すように、第2ハイサイドトランジスタMH2がオンを維持した状態で、第1ローサイドトランジスタML1がオンに切り換えられる。このとき、スイッチング電圧Vswは、接地電位付近に固定される。また、コイル電流Iswは、第2ハイサイドトランジスタMH2、1次側コイル12a、第1ローサイドトランジスタML1の経路で、1次側コイル12aの右から左に向かって流れる。第4期間φ4に、コイル電流Iswは徐々に大きくなっていく。
続く第5期間φ5では、図10(e)に示すように、第2ハイサイドトランジスタMH2のオンを維持したまま、第1ローサイドトランジスタML1をオフに切り換える。その結果、第4期間φ4において第1ローサイドトランジスタML1に流れていたコイル電流Iswは、第1ハイサイドトランジスタMH1のボディダイオードを流れることになる。このときのスイッチング電圧Vswは、入力電圧Vinよりもボディダイオードの順方向電圧Vfだけ高い電圧となる。
続く第6期間φ6では、図10(f)に示すように、第1ハイサイドトランジスタMH1がオンに切り替えられ、第2ハイサイドトランジスタMH2がオフされる。このとき、第5期間φ5において第2ハイサイドトランジスタMH2から供給されていたコイル電流Iswは、第2ローサイドトランジスタML2のボディダイオードを介して接地から供給されることになる。第6期間φ6のスイッチング電圧Vswは、入力電圧Vinとほぼ等しくなる。第4期間φ4に1次側コイル12aに蓄えられたエネルギは、第6期間φ6においてすべて2次側コイル12bに転送され、コイル電流Iswは0となる。
本実施の形態に係るインバータ100によれば、Hブリッジ回路10を構成するトランジスタを、トランス12の2次側コイル12bに流れる電流をモニタし、三角波信号Voscと比較することにより駆動する。したがって、三角波信号Voscの形状を調節することにより、各トランジスタのオンオフのタイミングを柔軟に調節することができる。
たとえば、本実施の形態では、第1期間φ1、第4期間φ4の長さは、三角波信号Voscのボトムエッジからピークエッジに遷移するときの傾きに依存する。この傾きは、図1の三角波発生回路30において、充電電流を調節することにより変化させることができる。
また、本実施の形態では、三角波信号Voscのピークエッジからボトムエッジまでの遷移期間は、第3期間φ3、第6期間φ6に設定される。第3期間φ3、第6期間φ6の長さは、図1の三角波発生回路30において、放電電流を調節することにより変化させることができる。
ここで、1次側コイル12aに蓄えられるエネルギは、第1期間φ1、第4期間φ4の長さに依存する。また、第1期間φ1、第4期間φ4において蓄えられたエネルギは、第3期間φ3、第6期間φ6において、2次側コイル12bに転送される。したがって、トランス12の特性や、駆動対象となる蛍光ランプ210の特性に応じて、三角波信号Voscの形状や周期を調節することにより、高効率に駆動することができる。
実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、2チャンネルの三角波発生回路30で、一方をマスター、他方をスレーブとして同期動作を行う場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スレーブの三角波発生回路30をさらに複数設けて同期動作を行うことも可能である。さらに、複数の三角波発生回路30において、すべてをスレーブとして動作させ、外部から所定の周波数を有するクロック信号を、同期信号SYNC_INとして入力することによっても、同期動作が可能である。
論理制御部80によるHブリッジ回路10の制御としては、以下の変形例が考えられる。
本変形例において、論理制御部80は、第5期間φ5おいて、三角波信号Voscが誤差電圧Verrに達してから、所定の第1オフ時間Toff1が経過するまでの期間、第1ハイサイドトランジスタMH1をオフしておき、第1オフ時間Toff1の経過後に、第1ハイサイドトランジスタMH1をオンする。
さらに、論理制御部80は、第2期間φ2においても、三角波信号Voscが誤差電圧Verrに達してから、所定の第2オフ時間Toff2が経過するまでの期間、第2ハイサイドトランジスタMH2をオフしておき、第2オフ時間Toff2の経過後に、第2ハイサイドトランジスタMH2をオンする。第1オフ時間Toff1、第2オフ時間Toff2は、三角波信号Voscの周期に応じて、50nsから200ns程度で設定してもよい。
図11(a)〜(e)は、変形例に係るインバータ100の動作状態を示すタイムチャートである。図11(a)は、第1ハイサイドトランジスタMH1の、同図(b)は、第2ハイサイドトランジスタMH2の、同図(c)は、第1ローサイドトランジスタML1の、同図(d)は、第2ローサイドトランジスタML2のオンオフ状態を示し、同図(e)は、スイッチング電圧Vswを示す。
第5期間φ5に第2ハイサイドトランジスタMH2をオフし続けると、コイル電流Iswが第2ハイサイドトランジスタMH2のボディダイオード(寄生ダイオード)に流れるため、順方向電圧Vf分の電圧降下が発生し、電力損失が大きくなる。そこで、本変形例では、第5期間φ5において、所定の第1オフ時間Toff1が経過した後に、第1ハイサイドトランジスタMH1をオンする。その結果、図11(e)に示されるように、スイッチング電圧Vswは、第1オフ時間Toff1経過後に、入力電圧Vinに下がる。このとき、第1ハイサイドトランジスタMH1のボディダイオードに流れていたコイル電流Iswは、第1ハイサイドトランジスタMH1に流れるため、電力損失を低減することができる。また、第1オフ時間Toff1を適切に設定することにより、第1ハイサイドトランジスタMH1と第1ローサイドトランジスタML1が同時にオンして貫通電流が流れるのを防止することができる。
同様に、第2期間φ2においても、第2ハイサイドトランジスタMH2をオフし続けると、そのボディダイオードに電流が流れるため電力損失が大きくなる。そこで、所定の第2オフ時間Toff2が経過した後に、第2ハイサイドトランジスタMH2をオンすることにより、第2ハイサイドトランジスタMH2に電流を流すことで電力損失を低減することができる。
第1オフ時間Toff1および第2オフ時間Toff2は、トランス12の特性に応じて決定すればよく、30nsから150ns程度の範囲で設定するのが好ましい。より好適には、50nsから100nsの範囲で設定した場合に、電力損失を低減することができる。
本実施の形態において、制御回路20は、すべて一体集積化されていてもよく、あるいは、その一部がディスクリート部品やチップ部品で構成されていてもよい。また、制御回路20は、Hブリッジ回路10を含んで集積化されてもよい。どの部分をどの程度集積化するかは、インバータ100の仕様、コストや占有面積などによって決めればよい。
本実施の形態において、ロジック回路のハイレベル、ローレベルの論理値の設定は一例であって、インバータなどによって適宜反転させることにより自由に変更することが可能である。たとえば、論理制御部80は、ピークエッジとボトムエッジを反転して、第1期間φ1から第6期間φ6の制御を行ってもよい。
実施の形態において、Hブリッジ回路10を構成するトランジスタのうち、ハイサイド側のトランジスタをNチャンネルMOSFETで構成する場合について説明したが、PチャンネルMOSFETを用いてもよい。
実施の形態では、発光装置200において、蛍光ランプ210の両端にインバータ100を接続して、逆相の駆動電圧で駆動する場合について説明したが、これには限定されない。また、本実施の形態に係るインバータ100により駆動される負荷は、蛍光管に限定されるものではなく、その他、交流の高電圧を必要とする様々なデバイスの駆動に適用することができる。
実施の形態では、三角波発生回路30の応用例として、インバータ100について説明したが、これには限定されない。本実施の形態に係る三角波発生回路30は、実施の形態で説明したインバータ100の他、スイッチングレギュレータなどの電源装置や、モータドライバなどにおいて、同期制御を行いたい場合にも好適に使用することができる。
本実施の形態に係る三角波発生回路の構成を示す回路図である。 図1の三角波発生回路が使用されるシステムの構成を示すブロック図である。 エッジ検出回路の構成例を示す回路図である。 充放電回路の構成例を示す回路図である。 実施の形態に係る三角波発生回路の動作状態を示すタイムチャートである。 実施の形態に係る発光装置の構成を示す回路図である。 図6の発光装置が搭載される液晶テレビの構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る制御回路の構成を示す回路図である。 図9(a)〜(h)は、インバータの動作状態を示すタイムチャートである。 図10(a)〜(f)は、図6のインバータのHブリッジ回路の電流の流れを示す回路図である。 図11(a)〜(e)は、変形例に係るインバータの動作状態を示すタイムチャートである。
符号の説明
12 トランス、 12a 1次側コイル、 12b 2次側コイル、 14 電流電圧変換部、 22 誤差増幅器、 C2 キャパシタ、 30 三角波発生回路、 32 充放電回路、 32a 第1電流源、 32b 第2電流源、 34 エッジ検出回路、 36 トグル回路、 COMP1 第1コンパレータ、 COMP2 第2コンパレータ、 COMP3 第3コンパレータ、 40 充放電制御部、 100 インバータ、 200 発光装置、 210 蛍光ランプ、 212 第1端子、 214 第2端子、 300 液晶テレビ、 302 液晶パネル、 MH1 第1ハイサイドトランジスタ、 MH2 第2ハイサイドトランジスタ、 ML1 第1ローサイドトランジスタ、 ML2 第2ローサイドトランジスタ。

Claims (12)

  1. 一端の電位が固定されたキャパシタと、
    前記キャパシタを充電または放電する充放電回路と、
    前記キャパシタの他端の出力電圧を、第1しきい値電圧と比較し、比較結果に応じた第1比較信号を出力する第1コンパレータと、
    外部から入力され、本三角波発生回路により生成される三角波信号の略1/2倍の周波数を有する同期信号のエッジを検出し、検出したエッジごとに所定レベルとなるエッジ検出信号を出力するエッジ検出回路と、
    前記第1コンパレータから出力される前記第1比較信号と、前記エッジ検出回路から出力される前記エッジ検出信号を参照し、これらの信号のレベル遷移に応じて、前記充放電回路の充電、放電状態を切り替える充放電制御部と、
    を備え、
    前記キャパシタの電圧を、三角波信号として出力することを特徴とする三角波発生回路。
  2. 前記充放電制御部は、
    前記第1比較信号と前記エッジ検出信号とによってセット、リセットされるフリップフロップを含み、当該フリップフロップの出力に応じて、前記充放電回路の充電、放電状態を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の三角波発生回路。
  3. 前記キャパシタの他端の電圧を、前記第1しきい値電圧と異なる第2しきい値電圧と比較し、比較結果に応じた第2比較信号を出力する第2コンパレータと、
    前記第2コンパレータから出力される前記第2比較信号を受け、前記第2比較信号が所定レベルとなるごとにレベルが遷移するトグル信号を生成し、本三角波発生回路の外部に出力するトグル回路と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の三角波発生回路。
  4. 外部から入力された前記同期信号を、所定のしきい値電圧と比較する第3コンパレータをさらに備え、前記エッジ検出回路は、前記第3コンパレータの出力信号のエッジを検出することを特徴とする請求項1または2に記載の三角波発生回路。
  5. 前記充放電回路は、
    前記キャパシタに電流を流し込む第1電流源と、
    前記キャパシタから電流を引き抜く第2電流源と、
    を含み、前記フリップフロップの出力信号により、前記第1、第2電流源の少なくとも一方のオンオフを制御し、
    前記第2電流源は、前記キャパシタの電圧が所定の電圧以下となると、放電機能を失うことを特徴とする請求項2に記載の三角波発生回路。
  6. ひとつの半導体基板上に一体集積化されたことを特徴とする請求項1または2に記載の三角波発生回路。
  7. トランスと、
    一端が、入力電圧の印加される入力端子に接続され、他端が、前記トランスの1次側コイルの第1端子に接続された第1ハイサイドトランジスタと、
    一端が、電位の固定された電位固定端子に接続され、他端が、前記1次側コイルの第1端子に接続された第1ローサイドトランジスタと、
    一端が、前記入力端子に接続され、他端が、前記1次側コイルの第2端子に接続された第2ハイサイドトランジスタと、
    一端が、前記電位固定端子に接続され、他端が、前記1次側コイルの第2端子に接続された第2ローサイドトランジスタと、
    前記トランスの2次側コイルの電流を電圧に変換し、検出電圧として出力する電流電圧変換部と、
    三角波信号を生成する請求項1または2に記載の三角波発生回路と、
    前記検出電圧と、所定の基準電圧との誤差に応じた誤差電圧を出力する誤差増幅器と、
    前記誤差増幅器から出力される前記誤差電圧および前記三角波発生回路により生成される前記三角波信号にもとづき、前記第1、第2ハイサイドトランジスタおよび前記第1、第2ローサイドトランジスタのオンオフを制御する論理制御部と、
    を備えることを特徴とするインバータ。
  8. 蛍光ランプと、
    前記蛍光ランプの両端に設けられ、前記蛍光ランプに対し、互いに逆相の駆動電圧を供給する請求項7に記載の2つのインバータと、
    を備えることを特徴とする発光装置。
  9. 前記2つのインバータそれぞれに含まれる前記三角波発生回路は、
    前記キャパシタの他端の電圧を、前記第1しきい値電圧と異なる第2しきい値電圧と比較し、比較結果に応じた第2比較信号を出力する第2コンパレータと、
    前記第2コンパレータから出力される前記第2比較信号を受け、前記第2比較信号が所定レベルとなるごとにレベルが遷移するトグル信号を生成し、三角波発生回路の外部に出力するトグル回路と、
    をさらに備え、
    前記2つのインバータのうち、第1のインバータに含まれる第1の三角波発生回路は、自ら出力する前記トグル信号を前記同期信号として受け、前記三角波信号を生成し、
    第2のインバータに含まれる第2の三角波発生回路は、前記第1のインバータに含まれる前記第1の三角波発生回路から出力される前記トグル信号を前記同期信号として受け、前記三角波信号を生成することを特徴とする請求項8に記載の発光装置。
  10. 液晶パネルと、
    前記液晶パネルの背面に配置される複数の請求項8に記載の発光装置と、
    を備えることを特徴とする液晶テレビ。
  11. 三角波信号の発生方法であって、
    一端の電位が固定されたキャパシタの放電中に、前記キャパシタの電圧が、所定の第1しきい値電圧まで低下すると、所定レベルとなる第1比較信号を生成するステップと、
    前記第1比較信号が前記所定レベルとなる度に、レベルが遷移するトグル信号を生成し、外部に出力するステップと、
    外部から入力され、本方法により生成される三角波信号の略1/2倍の周波数を有する同期信号のエッジを検出するステップと、
    前記エッジを検出すると、前記キャパシタの充電を開始するステップと、
    前記キャパシタの電圧が、所定の第2しきい値電圧まで上昇すると、前記キャパシタの放電を開始するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  12. 前記トグル信号を、前記同期信号として利用することを特徴とする請求項11に記載の方法。
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