JP2008066967A - 画像処理装置、その制御方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動画像の再生途中に微妙な姿勢変化を検出したときでも、使用者にとって見やすい動画像の再生を行うことができる画像処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の画像処理装置は、該装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、前記姿勢検知手段により検知された動画像データの記録開始時の姿勢情報を記録する記録媒体と、 動画像データの再生開始前に、前記姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報、及び、前記記録媒体に記録された動画像データの記録開始時の姿勢情報に基づいて回転処理した停止動画表示を行い、動画像データの再生開始後には、前記停止動画表示の回転方向のまま動画像データの再生を行う制御手段とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば動画像データを記録、再生する撮像装置に用いられて好適な画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びコンピュータプログラムに関する。
近年、家庭用ビデオカメラやデジタルスチルカメラ等の撮像機器が一般に普及している。これらの撮像機器は、静止画・動画を記録・再生する機能を有している。
この種の撮像機器として、例えば特許文献1には、動画像再生時には回転表示を行わずに再生表示を行うとともに、静止画像再生時には自動的に回転表示を行うことでユーザに良好な使用感を提供できるものが開示されている。
また、特許文献2には、画像に付加されている姿勢情報に基づいて画像の回転処理を行うようにした撮像装置において、画像に姿勢情報を付加するか否かを選択的にできるようにしたものが開示されている。
特開2003−274366号公報 特開2003−259295号公報
特許文献1、2にもあるように、動画像を再生している途中にカメラの姿勢変化を検出して動画像の再生方向を変更すると、再生された動画像が見づらくなってしまうという問題が生じる。特に低コストの姿勢検出器を使用したときは、微妙な姿勢変化の誤検出もあり、その現象が生じやすい。
その一方で、特許文献1、2にあるように、動画像の再生時になんら回転処理を行わないとすれば、場合によっては、使用者にとって見にくい動画像の再生となってしまうこともある。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、使用者にとって見やすい動画像の再生を行うことができるようにすることを目的とする。
上記問題を解決するために本発明に係る画像処理装置は、記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置であり、該装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、動画像データの再生開始前に、前記姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報に基づいて回転処理した停止動画表示を行い、動画像データの再生開始後には、前記停止動画表示の回転方向のまま動画像データの再生を行う制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、上記問題を解決するために本発明に係る別の画像処理装置は、記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置であって、該装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、動画像データの再生開始から予め定められた時間内には、前記姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報に基づいて動画像データの回転処理を行い、前記予め定められた時間以降は回転処理を行わないようにした制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、上記問題を解決するために本発明に係る別の画像処理装置は、撮像手段により取得される動画像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置であって、該装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、前記姿勢検知手段により検知された動画像データの記録開始時の姿勢情報を記録する記録媒体と、動画像データの再生開始前に、前記姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報、及び、前記記録媒体に記録された動画像データの記録開始時の姿勢情報に基づいて回転処理した停止動画表示を行い、動画像データの再生開始後には、前記停止動画表示の回転方向のまま動画像データの再生を行う制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、上記問題を解決するために本発明に係る別の画像処理装置は、撮像手段により取得される動画像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置であって、該装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、前記姿勢検知手段により検知された動画像データの記録開始時の姿勢情報を記録する記録媒体と、動画像データの再生開始から予め定められた時間内には、前記姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報、及び、前記記録媒体に記録された動画像データの記録開始時の姿勢情報に基づいて動画像データの回転処理を行い、前記予め定められた時間以降は回転処理を行わないようにした制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、動画像の再生途中に姿勢変化を検出したときでも、使用者にとって再生された動画像が見やすいという効果を奏することができる。また、本発明によれば、例えば低コストの姿勢検出器を使用することができるので、画像処理装置自体を低コストで提供することできる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明を適用した画像処理装置を含むカメラ100の構成を示す図である。
図1において、10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等からなる画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはカメラ100の電力消費を大幅に低減することができる。
30は撮影した静止画像や動画像のデータを格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像のデータを格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御部であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御部、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御部、46はバリア102の動作を制御するバリア制御部である。48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
露光制御部40、測距制御部42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う。50はカメラ100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部である。表示部54は、カメラ100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示がある。その他フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200、210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
58は姿勢検出器であり、カメラ100の姿勢を検出することができる。詳細は後述するが、姿勢検出器58は、カメラ100の撮影面に対する法線方向を軸とするX回転軸を中心にした回転角度を検出する。姿勢検出器58としては、例えば重力センサを使用することができる。
60、62、64、66及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。60はモードダイアルスイッチであり、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することができる。
62はシャッタースイッチSW1であり、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2であり、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなる。SW2がONになると、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理が行われる。さらにメモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200、210に画像データを書き込む記録処理が行われる。なお、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、TFT、LCD等からなる画像表示部28への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部であり、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタンがある。その他、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、等がある。
80は電源制御部であり、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御部80は電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源である。90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインターフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタである。98はコネクタ92、96に記録媒体200、210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知部である。
なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。インターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成してもよい。その場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
102は保護手段としてのバリアであり、カメラ100のレンズ10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止する。104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等が配置されている。
110は通信部であり、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。112は通信部110によりカメラ100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、カメラ100とのインターフェース204、カメラ100と接続を行うコネクタ206を備えている。210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、カメラ100とのインターフェース214、画像処理装置100と接続を行うコネクタ216を備えている。
次に、第1実施形態に係るカメラの動作について説明する。図2及び図3は、本実施形態に係るカメラ100の主ルーチンのフローチャートである。
まず、電池交換等の電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化し(ステップS101)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に初期設定する(ステップS102)。次に、システム制御回路50は、モードダイアルスイッチ60の設定位置を判断する(ステップS103)。
上記ステップS103においてモードダイアルスイッチ60が電源OFFに設定されていたならば、各表示部の表示を終了状態に変更し、バリア102を閉じて撮像部を保護する。さらに、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御部80により画像表示部28を含むカメラ100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行う(ステップS105)。その後、ステップS103に戻る。
上記ステップS103においてモードダイアルスイッチ60が再生モードに設定されていたならば、システム制御回路50は再生処理を実行し(ステップS104)、処理を終えたならば、ステップS103に戻る。ステップS104の再生モード処理については図4を用いて後述する。
上記ステップS103においてモードダイアルスイッチ60が撮影モードに設定されていたならば、ステップS106に進む。システム制御回路50は、電源制御部80により電池等の電源86の残容量や動作状況がカメラ100の動作に問題があるか否かを判断する(ステップS106)。電源86に問題があるならば、表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(ステップS108)、ステップS103に戻る。
電源86に問題が無いならば(ステップS106)、システム制御回路50は、記録媒体200、210の動作状態がカメラ100の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判断する(ステップS107)。記録媒体200、210の動作状態に問題があるならば、表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(ステップS108)、ステップS103に戻る。
記録媒体200、210の動作状態に問題が無いならば(ステップS107)、システム制御回路50は、表示部54を用いて画像や音声によりカメラ100の各種設定状態の表示を行う(ステップS109)。なお、画像表示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部28を用いて画像や音声によりカメラ100の各種設定状態の表示を行う。
システム制御回路50は、撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態に設定して(ステップS116)、図3のステップS120に進む。スルー表示状態では、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込まれたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により逐次表示する。このスルー表示状態により電子ファインダ機能が実現される。
システム制御回路50は、録画SWの状態を調べ(ステップS120)、録画SWがONならば動画像の記録を開始する。ここで、録画SWは操作部70の各種ボタンの1つに割り当てられていてもよく、撮影モードに設定されている場合のシャッタースイッチSW2に割り当てられていてもよい。
動画像の記録に際して、まず、システム制御回路50は姿勢検出器58により動画像の撮像開始時(記録開始時)に検知したカメラ100の姿勢情報を記録媒体200或いは210に記録する(ステップS121)。そして、音声を含む動画像の記録を行い(ステップS122)、録画SWがOFFされるまで(ステップS123)、動画像の記録を続ける。このように、本実施形態では、動画像データとともに動画像データの記録開始時に検知したカメラの姿勢情報も記録媒体200或いは210に記録する。
図4は、図2のステップS104における再生モードの詳細なフローチャートである。再生モードになると、システム制御回路50は、姿勢検出器58により現在のカメラ100の姿勢情報である回転角度Aを検出する(ステップS140)。次に、動画像の記録開始時に検知したカメラ100の姿勢情報である回転角度Bを記録媒体200或いは210から読み出し、再生時の回転角度αを以下の式で求める(ステップS141)。
再生角度α = 現在角度A − 撮影時角度B
システム制御回路50は、再生角度αを求めたら、記録媒体200或いは210から動画像の開始フレームを読み出して、再生角度αに回転処理し、画像表示部28に表示する(本発明でいう「停止動画表示」)(ステップS142)。
次に、システム制御回路50は、再生開始の指示があるか否かを判定する(ステップS143)。再生開始の指示があるまでは、ステップS140〜S142の処理を繰り返す。このように、動画像の再生開始の指示があるまでは、姿勢検知器58により検知したカメラ100の姿勢情報(回転角度A)に基づいて逐次、動画像の開始フレームを回転処理し、画像表示部28に表示する。
上記ステップS143において再生開始の指示があったならば、カメラ100の姿勢検知を終了し、上記ステップS141で計算した回転角度αのまま回転方向を固定して動画像の再生を行う(ステップS144)。このように、動画像の再生開始前に再生する回転方向が決定されるので、動画像の再生が開始された後に姿勢検出器58が微妙な変化を検出しても、動画像を再生する回転方向が変更されることがなく、使用者にとって見やすい動画像の再生を行うことができる。
システム制御回路50は、再生停止の指示がされるまで動画像の再生を続ける(ステップS145)。再生停止の指示があり、続いて再生モードの終了指示があれば、再生モードを終了する。再生モードの終了指示がなければ、すなわち一時停止のままであれば、ステップS140に戻って再生モード処理を続ける(ステップS146)。このように、動画像の再生停止があった後、再生モードそのものが終了するまでは、姿勢検知器58により検知したカメラ100の姿勢情報に基づいて逐次、動画像の開始フレームを回転処理し、画像表示部28に表示する。
図5を参照して、カメラの姿勢検出を行う回転軸について説明する。使用者はカメラを横位置・縦位置にして撮影することがある。この横位置・縦位置とは、図5に示すようにカメラの撮影面の対する法線方向を軸とするX回転軸を中心に回転した角度を基準としている。つまり、システム制御回路50が再生時又は記録時において反映する姿勢情報とは、X回転軸を中心とした回転角度をいう。なお、カメラの回転軸として、Y軸・Z軸も考えられるが、あくまでも縦位置・横位置の判別をするのが目的なので、X回転軸を中心とした回転角度が検出できるような姿勢検出器58を搭載する。
図6を参照して、姿勢検出器58が判別できる回転角度について説明する。姿勢検出器の中には細かく角度を判別できるものも存在するが、コストが高くなってしまう。したがって、本実施形態では図6のように、0°/90°/180°/270°の4方向のみ検出できる姿勢検出器58を用いている。
すなわち、姿勢検出器58は、図6中の−45゜〜45゜の回転角度中に鉛直方向の上方成分が位置するときは、カメラが回転角度0゜にある、つまりカメラが横位置にあると判別する。また、図6中の45゜〜135゜の回転角度中に鉛直方向の上方成分が位置するときは、カメラが回転角度90゜回転している、つまりカメラが縦位置にあると判別する。また、図6中の135゜〜225゜の回転角度中に鉛直方向の上方成分が位置するときは、カメラが回転角度180゜回転している、つまりカメラが横位置にあると判別する。また、図6中の225゜〜−45゜の回転角度中に鉛直方向の上方成分が位置するときは、カメラが回転角度270゜回転している、つまりカメラが縦位置にあると判別する。この4方向が判別できれば、縦位置・横位置を支障なく判別することができる。
図7を参照して、姿勢検出器58がカメラの回転角度を正しく検出できない場合について説明する。図7(a)のようにカメラのX回転軸が鉛直方向に対して直交している場合は、正常にカメラの回転角度を検出することできる。一方、図7(b)及び(c)のようにカメラがY回転軸を中心に下向き・上向きに回転していると、カメラの回転角度を検出することができない。ここで、従来のカメラであれば、動画像の再生途中に図7(b)及び(c)のようにカメラを下向き・上向きにすると、正常ではない姿勢検出を行うため、動画像の再生途中で動画像の回転処理が行われ、動画像の回転方向が変更されてしまうことがある。しかし、本実施形態では動画像の再生開始直前に検知した姿勢情報に基づいて動画像を回転処理し、再生開始の後は姿勢検知を行わない。したがって、動画像の再生途中にカメラが図7(b)及び(c)のような姿勢になったとしても、再生途中に回転方向が変更されることがなく、使用者にとって見やすい動画像の再生を行うことができる。
図8及び図9を参照して、動画像の再生について説明する。なお、図中における再生角度はX回転軸を中心に時計回りに回転させた角度をいう。図8(A)は横位置で撮影した動画の例である。1の停止中ではカメラが横位置なので、動画像の開始フレームは回転処理されず表示される。2の停止中ではカメラが縦位置となっているので、動画像の開始フレームも回転処理されて表示される。さらに3の停止中ではカメラが横位置に戻っているので、動画像の開始フレームの回転処理は行われずに元の表示になる。次に、4の動画像の再生開始がされると、直前の3の停止中の状態のまま動画像の再生が開始される。5で再生途中にカメラを縦位置にしても、動画像は回転処理されない。
図8(B)は横位置で撮影した動画の例である。1の停止中ではカメラが横位置なので、動画像の開始フレームは回転処理されず表示される。2の停止中ではカメラが縦位置となっているので、動画像の開始フレームも回転処理されて表示される。次に、3の動画像の再生開始がされると、直前の2の停止中の状態のまま動画像の再生が開始される。4で再生途中にカメラを横位置にしても、動画像は回転処理されない。
図9(A)は縦位置で撮影した動画の例である。1の停止中ではカメラは横位置なので、動画像の開始フレームは回転処理されて表示される。2の停止中ではカメラが縦位置となっているので、動画像の開始フレームの回転処理は行われずそのまま表示される。さらに3の停止中ではカメラが横位置に戻っているので、動画像の開始フレームは再度回転処理されて表示される。次に、4の動画像の再生開始がされると、直前の3の停止中の状態のまま動画像の再生が開始される。5で再生途中にカメラを縦位置にしても、動画像は回転処理されない。
図9(B)は縦位置で撮影した動画の例である。1の停止中ではカメラは横位置なので、動画像の開始フレームは回転処理されて表示される。2の停止中ではカメラが縦位置となっているので、動画像の開始フレームの回転処理は行われずそのまま表示される。次に、3の動画像の再生開始がされると、直前の2の停止中の状態のまま動画像の再生が開始される。4で再生途中にカメラを縦位置にしても、動画像は回転処理されない。
(第2実施形態)
次に、図10を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態に係る画像処理装置を含むカメラ100の構成は図1に示したものと同様である。第2実施形態に係るカメラ100の動作は、第1実施形態における再生ルーチンである図4のフローチャートを図10のフローチャートに置き換えたものである。すなわち、図10は、図2のステップS104における再生モードの詳細なフローチャートである。
システム制御回路50は、姿勢検出器58により現在のカメラ100の姿勢情報である回転角度Aを検出する(ステップS190)。次に、動画像の記録開始時に検知したカメラ100の姿勢情報である回転角度Bを記録媒体200或いは210から読み出し、メモリ32に回転角度Bを記憶して、再生時の回転角度αを以下の式で求める(ステップS191)。
再生角度α = 現在角度A − 撮影時角度B
システム制御回路50は、再生角度αを求めたら、記録媒体200或いは210から動画像の開始フレームを読み出して、再生角度αに回転処理し、画像表示部28に表示する(ステップS192)。
次に、システム制御回路50は、再生開始の指示があるか否かを判定する(ステップS193)。再生開始の指示があるまでは、ステップS190〜S192の処理を繰り返す。このように、動画像の再生開始の指示があるまでは、姿勢検知器58により検知したカメラの姿勢情報に基づいて逐次、動画像の開始フレームを回転処理し、画像表示部28に表示する。
上記ステップS193において再生開始の指示があったならば、動画像の再生開始時点からの経過時刻を調べる(ステップS194)。予め定められた所定時間を超えた場合、そのままステップS197に移る。所定時間内であれば、システム制御回路50は、姿勢検出器58により現在のカメラ100の姿勢情報である回転角度Aを検出する(ステップS195)。次に、動画像の記録開始時の回転角度Bをメモリ32から読み出して、再生時の回転角度αをステップS191と同様の式で求めた後(ステップS196)、ステップS197に移る。
ステップS197では、回転角度αのまま回転方向を固定して動画像の再生を行う。システム制御回路50は再生停止の指示がされるまで動画像の再生を続ける(ステップS198)。再生停止の指示があり、続いて再生モードの終了指示があれば、再生モードを終了する。再生モードの終了指示がなければ、すなわち一時停止のままであれば、ステップS190に戻って再生モード処理を続ける(ステップS199)。このように、動画像の再生停止があった後、再生モードそのものが終了するまでは、姿勢検知器58により検知したカメラの姿勢情報に基づいて逐次、動画像の開始フレームを回転処理し、画像表示部28に表示する。
本実施形態では、再生開始から予め定められた時間(所定時間)内は、姿勢検知器58によりカメラの姿勢検知を行う。したがって、使用者が動画像の再生を開始した回転方向が気に入らない場合、再生が開始されてから所定時間内であればカメラ100の姿勢を変化させることで動画像の再生する回転方向を変更させることができる。一方、所定時間を経過した後は、回転方向を変化させたくなることは少ない。また、低コストの姿勢検出器を使用したときには微妙な姿勢変化の誤検出もありえる。したがって、所定時間経過後に姿勢検出を行わないことで、使用者にとって見やすい動画像の再生を行うことができる。
上述した本発明の実施形態における画像処理装置を構成する各手段、並びに画像処理装置の制御方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROM等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には複数の機器からなる画像処理システムに適用してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム又は装置に直接、又は遠隔から供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明を適用した画像処理装置を含むカメラの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るカメラの主ルーチンのフローチャートである。 本発明の実施形態に係るカメラの主ルーチンのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るカメラの再生時のフローチャートである。 本発明に係る実施形態の姿勢検出の方向を説明する図である。 本発明に係る実施形態の姿勢検出する回転角度について説明する図である。 本発明に係る実施形態の姿勢検出できない方向について説明する図である。 本発明に係る実施形態の再生時の一例を示す図である。 本発明に係る実施形態の再生時の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るカメラの再生時のフローチャートである。
符号の説明
10 撮影レンズ
12 シャッター
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示部
30 メモリ
32 画像圧縮・伸長回路
40 露光制御部
42 測距制御部
44 ズーム制御部
46 バリア制御部
48 フラッシュ
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示部
56 不揮発性メモリ
58 姿勢検出器
60 モードダイアルスイッチ
62 シャッタースイッチSW1
64 シャッタースイッチSW2
70 操作部
80 電源制御部
82 コネクタ
84 コネクタ
86 電源部
90 インターフェース
92 コネクタ
94 インターフェース
96 コネクタ
98 記録媒体着脱検知部
100 画像処理装置
102 保護部
104 光学ファインダ
110 通信部
112 コネクタ(又はアンテナ)
200 記録媒体
202 記録部
204 インターフェース
206 コネクタ
210 記録媒体
212 記録部
214 インターフェース
216 コネクタ

Claims (13)

  1. 記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置であって、
    該装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、
    動画像データの再生開始前に、前記姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報に基づいて回転処理した停止動画表示を行い、動画像データの再生開始後には、前記停止動画表示の回転方向のまま動画像データの再生を行う制御手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置であって、
    該装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、
    動画像データの再生開始から予め定められた時間内には、前記姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報に基づいて動画像データの回転処理を行い、前記予め定められた時間以降は回転処理を行わないようにした制御手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 撮像手段により取得される動画像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置であって、
    該装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、
    前記姿勢検知手段により検知された動画像データの記録開始時の姿勢情報を記録する記録媒体と、
    動画像データの再生開始前に、前記姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報、及び、前記記録媒体に記録された動画像データの記録開始時の姿勢情報に基づいて回転処理した停止動画表示を行い、動画像データの再生開始後には、前記停止動画表示の回転方向のまま動画像データの再生を行う制御手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  4. 撮像手段により取得される動画像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置であって、
    該装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、
    前記姿勢検知手段により検知された動画像データの記録開始時の姿勢情報を記録する記録媒体と、
    動画像データの再生開始から予め定められた時間内には、前記姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報、及び、前記記録媒体に記録された動画像データの記録開始時の姿勢情報に基づいて動画像データの回転処理を行い、前記予め定められた時間以降は回転処理を行わないようにした制御手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  5. 記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置の制御方法であって、
    動画像データの再生開始前に、前記画像処理装置の姿勢を検知する姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報に基づいて回転処理した停止動画表示を行い、動画像データの再生開始後には、前記停止動画表示の回転方向のまま動画像データの再生を行うことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  6. 記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置の制御方法であって、
    動画像データの再生開始から予め定められた時間内には、前記画像処理装置の姿勢を検知する姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報に基づいて動画像データの回転処理を行い、前記予め定められた時間以降は回転処理を行わないことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  7. 撮像手段により取得される動画像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像処理装置の姿勢を検知する姿勢検知手段により検知された動画像データの記録開始時の姿勢情報を記録媒体に記録する手順と、
    動画像データの再生開始前に、前記姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報、及び、前記記録媒体に記録された動画像データの記録開始時の姿勢情報に基づいて回転処理した停止動画表示を行い、動画像データの再生開始後には、前記停止動画表示の回転方向のまま動画像データの再生を行う手順とを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 撮像手段により取得される動画像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像処理装置の姿勢を検知する姿勢検知手段により検知された動画像データの記録開始時の姿勢情報を記録媒体に記録する手順と、
    動画像データの再生開始から予め定められた時間内には、前記姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報、及び、前記記録媒体に記録された動画像データの記録開始時の姿勢情報に基づいて動画像データの回転処理を行い、前記予め定められた時間以降は回転処理を行わない手順とを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. 記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置を制御するコンピュータプログラムであって、
    動画像データの再生開始前に、前記画像処理装置の姿勢を検知する姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報に基づいて回転処理した停止動画表示を行い、動画像データの再生開始後には、前記停止動画表示の回転方向のまま動画像データの再生を行う処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  10. 記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置を制御するコンピュータプログラムであって、
    動画像データの再生開始から予め定められた時間内には、前記画像処理装置の姿勢を検知する姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報に基づいて動画像データの回転処理を行い、前記予め定められた時間以降は回転処理を行わない処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  11. 撮像手段により取得される動画像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置を制御するコンピュータプログラムであって、
    前記画像処理装置の姿勢を検知する姿勢検知手段により検知された動画像データの記録開始時の姿勢情報を記録媒体に記録する処理と、
    動画像データの再生開始前に、前記姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報、及び、前記記録媒体に記録された動画像データの記録開始時の姿勢情報に基づいて回転処理した停止動画表示を行い、動画像データの再生開始後には、前記停止動画表示の回転方向のまま動画像データの再生を行う処理とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  12. 撮像手段により取得される動画像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録した動画像データを再生する画像処理装置を制御するコンピュータプログラムであって、
    前記画像処理装置の姿勢を検知する姿勢検知手段により検知された動画像データの記録開始時の姿勢情報を記録媒体に記録する処理と、
    動画像データの再生開始から予め定められた時間内には、前記姿勢検知手段により検知される最新の姿勢情報、及び、前記記録媒体に記録された動画像データの記録開始時の姿勢情報に基づいて動画像データの回転処理を行い、前記予め定められた時間以降は回転処理を行わない処理とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  13. 請求項9〜12のいずれか1項に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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