JP2008066663A - 熱電変換装置 - Google Patents

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彰夫 松岡
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Abstract

【課題】熱交換部材の部品点数を低減するとともに熱電素子への浸水を防止できる熱電変換装置を提供することにある。
【解決手段】複数対配列されるP型とN型とからなる一対の熱電素子12、13と、これら熱電素子12、13を電気的に直列接続する電極部材15とを有し、この電極部材15に熱交換部材20、30を伝熱可能に接合された熱電変換装置において、熱交換部材20、30を、電極部材15に接合する接合面25、35とその接合面25、35から連続して折り曲げて形成される熱交換部26、36とで構成し、接合面25、35と熱交換部26、36とが交互に連続して設けられ、かつ隣り合う接合面25、35同士が近接する空間を充填用接着剤21,31で水密可能に接合した。これにより、熱電素子への浸水を防止できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、N型熱電素子、P型熱電素子からなる直列回路に直流電流を流通させることで吸熱、放熱が得られる熱電変換装置に関するものであり、熱交換部材に付着する結露水の熱電素子への浸水防止に関する。
従来、この種の熱電変換装置として、例えば特許文献1に示されるものが知られている。この熱電変換装置では、絶縁基板に交互に複数個配列されたN型熱電素子とP型熱電素子に対して、その片方の端面から突出するように複数の放熱電極部材が、他方の端面から突出するように複数の吸熱電極部材が接合されている。
これらの放熱、吸熱電極部材の各々は、U字状に成形された導電性の金属板により構成されており、そのU字状の底部において隣接するN型熱電素子とP型熱電素子とに接合されてこれらの間を電気的に接続する電極部と、この電極部から伝熱される熱を放熱、吸熱するための熱交換部とを備えている。このように、熱交換部を、絶縁層を介することなく電極部と接合させて設けることにより、熱交換効率に優れた熱電変換装置を提供することができる。
また、電極部を有する電極部材と熱交換部を有する熱交換部材とを別体で設け、複数の熱電素子の上側、下側に接合される電極部材に、別体の熱交換部材を、絶縁層を介して接合する熱電変換装置として、例えば特許文献2に示されるものが知られている。
この熱電変換装置では、接合面と熱交換部とを有する熱交換部材を平板状の金属板で形成している。接合面は金属板の表面に絶縁層を形成するとともに、その上面に金属メッキ層を形成している。そして、複数の熱電素子の上側、下側に接合される電極部材に、接合面を半田付けで接合させている。
このように、熱交換部を有する熱交換部材が、金属メッキ層を介して電極部材に接合されることで熱交換効率に優れた熱電変換装置を提供することができる。
特開2006−93437号公報 特開2003−332642号公報
しかしながら、上記特許文献1においては、熱交換部の周囲を流通する空気に含まれている水分や、結露などにより吸熱側に付着した水滴などが、熱交換部側から熱電素子側にまで浸入する場合があり、これによって熱電素子側の直列回路において短絡やマイグレーションが発生するという問題があった。
また、上記特許文献1においては、熱交換部を有する電極部材を単品で形成して、複数個配設するように構成しているため部品点数が多い問題がある。さらに、上記特許文献2においては、熱電素子側が熱交換部材に形成された金属板で覆われることで、水滴などが熱交換部側から熱電素子側に浸入することを防止できる構造となっている。
しかしながら、熱交換部材を平板状に形成するとともに、その一端に極小形状のフィンなど複数の熱交換部を一体的に形成するには困難である。
そこで、本発明の目的は、上記点を鑑みたものであり、熱交換部材の部品点数を低減するとともに熱電素子への浸水を防止できる熱電変換装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項11に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、複数対配列されるP型とN型とからなる一対の熱電素子(12、13)と、これら熱電素子(12、13)を電気的に直列接続する電極部材(15)とを有し、電極部材(15)に熱交換部材(20、30)を伝熱可能に接合された熱電変換装置において、
熱交換部材(20、30)の少なくとも一方を、電極部材(15)に接合する接合面(25、35)とその接合面(25、35)から連続して折り曲げて形成される熱交換部(26、36)とで構成し、接合面(25、35)と熱交換部(26、36)とが交互に連続して設けられたことを特徴としている。
この発明によれば、複数の熱交換部(26、36)および複数の接合面(25、35)を一枚の平板を用いて一体的に形成することができる。これにより、部品点数の低減が図れる。
請求項2に記載の発明では、熱交換部材(20、30)は、接合面(25、35)と熱交換部(26、36)とが交互に連続して設けられ、かつ隣り合う接合面(25、35)同士が接着剤によって水密可能に接合されて熱交換媒体の流れる流れ方向に対して複数列配設されていることを特徴としている。
この発明によれば、接合面(25、35)と熱交換部(26、36)との間が水密されることで、結露などにより吸熱側の熱交換部(26、36)に付着した水滴などが接合面(25、35)に浸入することはない。従って、接合面(25、35)よりも内部に配設される熱電素子(12、13)側に水滴が浸入しない。
請求項3に記載の発明では、熱交換部材(20、30)は、熱交換媒体の流れ方向に対して隣り合う接合面(25、35)が、凹凸に折り曲げられて形成した連結部(22、32)を介して一体的に連結されていることを特徴としている。
この発明によれば、連結部(22、32)を含めて接合面(25、35)が縦横に連結することができるため複数の熱交換部(26、36)および複数の接合面(25、35)を一体的に形成することができる。さらに、少なくとも、連結部(22、32)を含めて熱交換部材(20、30)を一枚の板材で形成できる。これにより、部品点数の低減が図れる。
また、隣り合う接合面(25、35)の間に設けられる連結部(22、32)には、接合面(25、35)の近傍であるため熱ひずみが発生するが、連結部(22、32)を凹凸状に形成したことでこの熱ひずみの吸収、緩和が図れる。
請求項4に記載の発明では、熱交換部材(20、30)は、熱交換媒体の流れ方向に対して隣り合う接合面(25、35)が、接着剤によって接合された連結部(22、32)を介して一体的に連結されていることを特徴としている。
この発明によれば、連結部(22、32)を含めて接合面(25、35)が縦横に連結することができるため複数の熱交換部(26、36)および複数の接合面(25、35)を一体的に形成することができる。また、連結部(22、32)が接着剤によって接合されているので、接着剤が変形することで連結部(22、32)に発生する熱ひずみの吸収、緩和が図れる。
請求項5に記載の発明では、熱交換部材(20、30)が表面に絶縁層(23、33)を有する金属の板で形成されていることを特徴としている。この発明によれば、隣り合う互いの熱交換部(26、36)の間に電位が作用しないことで、互いの熱交換部(26、36)の間の短絡やマイグレーションの発生を防止することができる。
請求項6に記載の発明では、絶縁層(23、33)は、酸化絶縁処理を施したことを特徴としている。この発明によれば、熱交換部材(20、30)を、例えばアルミニウム材で形成すれば、アルマイト処理を行うことで容易に絶縁層(23、33)を形成することができる。また、隣り合う互いの熱交換部(26、36)同士の間に電位が作用しない。
請求項7に記載の発明では、隣り合う接合面(25、35)は、エポキシ系、またはシリコン系の接着剤で接合されていることを特徴としている。この発明によれば、接合面(25、35)と熱交換部(26、36)とが水密されることで、結露により吸熱側の熱交換部(26、36)に付着した水滴などが接合面(25、35)に浸入することはない。また、エポキシ系、またはシリコン系の接着剤は、弾性率の小さな(可とう性を有する)接着剤であるため、これら接着剤の変形より熱ひずみの吸収、緩和が図れる。
請求項8に記載の発明では、接合面(25、35)と電極部材(15)とは、導電性接着剤で接合されることを特徴としている。この発明によれば、接合面(25、35)に形成された絶縁層(23、33)と電極部材(15)との接合による熱抵抗を小さくすることができる。また、導電性接着剤を用いることで絶縁層(23、33)の膜厚を薄くすることができる。
請求項9に記載の発明では、導電性接着剤は、銀、銅、または金のどれか一種、またはそれら混合物による金属フィラーを有する接着剤であることを特徴としている。この発明によれば、これらの接着剤は良熱伝導接着剤であるため、接合面(25、35)に形成された絶縁層(23、33)と電極部材(15)との接合による熱抵抗を小さくすることができる。
また、これらの接着剤は溶融温度が低いため、熱電素子(12、13)と電極部材(15)を接合する半田接合部を再溶融させることなく、接合面(25、35)と電極部材(15)とを低い温度で加熱して硬化させて接合することができる。
請求項10に記載の発明では、熱電素子(12、13)と電極部材(15)とは、半田を含めたろう材による金属で接合されていることを特徴としている。この発明によれば、熱電素子(12、13)と電極部材(15)との接合による熱抵抗を小さくすることができる。
請求項11に記載の発明では、熱交換部材(20、30)は、熱交換部(26、36)を有する1つまたは複数の平面と、熱交換部(26、36)を有さない1つまたは複数の平面とが連続的に折り曲げられて形成されたことを特徴としている。
この発明によれば、板材を連続して折り曲げることで接合面(25、35)と熱交換部(26、36)とが交互に連続して設けられることが容易にできる。これにより、部品点数の低減が図れる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態における熱電変換装置を図1ないし図6に基づいて説明する。図1は本実施形態における熱電変換装置の全体構成を示す模式図である。図2は図1に示すA−A断面図である。図3は図1に示すB−B断面図である。
図4は本実施形態における熱電変換装置の全体構成を示す分解模式図である。また、図5は図4に示すC矢視図である。図6は熱交換部材20、30の曲げ加工前の形態を示す部分展開図である。
本実施形態の熱電変換装置は、車両に搭載される冷却装置もしくは加熱装置に適用させた熱電変換装置であり、例えば、車両用のシートの着座部内と背当部内とにそれぞれ熱電変換装置を配設し、その熱電変換装置により冷却された冷風をシート表面から吹き出すシート空調装置に適用させている。
従って、本実施形態の熱電変換装置は、設置空間の狭い車両用のシート内に搭載できるように熱電変換装置の小型化を図っている。本実施形態の熱電変換装置は、図1ないし図4に示すように、複数のP型熱電素子12と複数のN型熱電素子13とを所定の配列形状に配列してなる熱電素子基板10、この熱電素子基板10の上側に配置される吸熱側の熱交換部材20、熱電素子基板10の下側に配設される放熱側の熱交換部材30、および一対のケース部材28から構成している。
熱電素子基板10は、図3に示すように、熱電素子12、13を保持する保持板11と、P型、N型からなる熱電素子12、13と、電極部材15とを一体的に構成している。具体的には、絶縁材料(例えば、ガラスエポキシ、PPS樹脂、フェノール樹脂、LCP樹脂もしくはPET樹脂など)からなる保持板11を矩形状に形成し、熱電素子12、13を挿入する穴を設けて、P型熱電素子12とN型熱電素子13とを交互に略碁盤目状に複数対配列してなる熱電素子群を列設し、隣接する一対の熱電素子12、13の両端面に電極部材15を接合して一体に構成している。
P型熱電素子12はBi−Te系化合物からなるP型半導体により構成され、N型熱電素子12はBi−Te系化合物からなるN型半導体により構成された極小部品である。なお、P型熱電素子12およびN型熱電素子13は、全体形状が略直方体状に形成されて、その上端面、下端面が保持板11よりも突き出すように形成されている。
電極部材15は、平板状の銅材などの導電性金属から形成され、熱電素子基板10に配列された熱電素子群のうち、隣接する一対のP型熱電素子12およびN型熱電素子13を電気的に直列接続する電極である。
より具体的には、図1に示すように、上方に配置される電極部材15は、隣接するN型熱電素子13からP型熱電素子12に向けて電流を流すための電極であり、下方に配置される電極部材15は、隣接するP型熱電素子12からN型熱電素子13に電流を流すための電極である。
なお、電極部材15は、熱電素子12、13の端面に予めペーストハンダなどをスクリーン印刷で薄く均一に塗っておいてから半田14(図2参照)により接合される。この半田付けは、例えば、Sn−Sbからなる半田材料を用い、その半田材料の融点以上の約250〜260℃に加熱して行うものである。
次に、本実施形態の熱交換部材20、30は表面に絶縁層23、33を有する金属の薄板を用いて所定の形状に形成している。例えば、板厚が0.05〜0.2mm程度のアルミニウムの薄板をアルマイト処理して表面に酸化被膜による絶縁層23、33を形成している。具体的な形状は、図2に示すように、上述した電極部材15の一端面に接合される接合面25、35と、その接合面25、35から連続して折り曲げによって形成された熱交換部26、36とから構成される。
より具体的には、平板状の板材を用いて連続的に折り曲げを繰り返すことで波型状の所定の形状に形成させており、平面状の接合面25、35、ルーバー26a、36aを有する熱交換部26、36、ルーバー26a、36aを設けない熱交換部26、36、ルーバー26a、36aを有する熱交換部26、36、接合面25、35の順に折り曲げて形成される。
つまり、接合面25、35よりも外方に突き出すように熱交換部26、36を略三角状に形成し、その三角形の頂部を略X字状に形成して互いに隣り合う接合面25、35同士が近接するように形成している。
そして、この隣り合う接合面25、35同士が近接する空間には、エポキシ系もしくはシリコン系からなるシール性の充填用接着剤21、31で水密可能に接合される。つまり、上方の熱交換部26、36で発生した水滴が、隣り合う接合面25、35同士が近接する空間を伝わって接合面25、35の底面に洩れないように、この空間を閉塞するものである。
従って、隣り合う接合面25、35同士と外方に突き出した熱交換部26、36とを繋ぐ互いの三角形の頂部が近接するように形成すると良い。これにより、三角形の頂部に対向する逆V字状の空間を充填用接着剤21、31でシールすることができる。
なお、この充填用接着剤21、31をシールする部位は、図5に示すように、隣り合う接合面25、35同士の長手方向全長に渡って充填用接着剤21、31でシールしている。より具体的には、図中に示す符号21が塗りつぶし部であって、この塗りつぶし部に充填用接着剤21、31でシールすることになる。また、これらの充填用接着剤21、31は、弾性率が小さく、硬化後に可とう性をもつ特性を有するものが望ましい。
ところで、ここでは、充填用接着剤21、31でシールする空間を略V字状になるように形成したが、これに限らず、略U字状、略半球状、半楕円状に形成しても良い。また、熱交換部26、36に形成されるルーバー26a、36aは、熱交換媒体である空気との熱交換を促進するためのフィンであって、熱交換部26、36の3辺のうち、対向する2辺の平面に切り起こしなどの加工によって一体的に形成される。
次に、本実施形態の熱交換部材20、30のそれぞれは、一枚の平板状の板材を用いて、接合面25、35および熱交換部26、36を、熱交換媒体である空気の流れ方向に対して複数(本例では、3)列一体的に形成している。より具体的には、所定の形状に折り曲げによって形成する前工程において、平板状の板材を用意して、図6に示すように、図中に示す塗りつぶし部22aを切り欠いた後に、折り曲げるようにしている。
つまり、空気の流れ方向に対して互いに隣り合う接合面25、35同士は連結部22、32を介して連結させ、互いに隣り合う熱交換部26、36同士は図中に示す塗りつぶし部22aを切り欠くことで分離させている。
従って、塗りつぶし部22aを切り欠いた後に、図中に示す破線で示す折り曲げ線に沿って連続的に折り曲げることで、複数列の接合面25、35および複数列の熱交換部26、36を一度に折り曲げにより形成できる。そして、折り曲げ加工後、連結部22、32を接合面25、35に対して、外方に突き出すように逆U字状に折り曲げにより形成する。これによれば、熱交換部材20、30のそれぞれを一枚の平板状の板材で形成することができる。
なお、本実施形態では、連結部22、32を接合面25、35に対して、凸状に突き出すように形成したが、これに限らず、連結部22、32を接合面25、35に対して、下方に突き出すように凹状に形成しても良い。
また、電極部材15に接合される接合面25、35には、吸熱側の電極部材15と放熱側の電極部材15との温度差による熱膨張に起因する熱ひずみが発生する。そこで、本実施形態では、隣り合う接合面25、35で発生する熱ひずみを吸収、緩和するために、凹状もしくは凸状に形成された連結部22、32を曲げ部で形成している。
つまり、連結部22、32は応力緩和のための曲げ部である。従って、U字状のほかに、略V字状、略半円状に形成しても良い。また、2つの連結部22、32を設けたが、これに限ることはない。
ところで、本実施形態では、連続して形成される接合面25、35および熱交換部26、36の一列あたりの長手方向の幅寸法は、図1に示すように、一対の熱電素子12、13が空気流れ方向に対して2対配列される幅寸法と同等となるように形成させたが、これには限らない。
以上のように形成された熱交換部材20、30は、熱電素子基板10の上方に配置された電極部材15の一端に吸熱側の熱交換部材20の接合面25を接合するように配置し、下方に配置された電極部材15の一端に放熱側の熱交換部材30の接合面35を接合するように配置している。そして、電極部材15と接合面25、35は導電性接着剤16(図2参照)による接着により接合される。
この導電性接着剤16は、例えば、銀Ag、銅Cu、金Auのどれか一種、またはそれら混合物による金属フィラーと、エポシキ系もしくはフェノール系の樹脂のバインダとを混合したペースト状の良熱伝導接着剤であることが望ましい。これにより、電極部材15と熱電素子12、13とが半田14による半田付けで接合されるため、半田付けの加熱温度よりも低い加熱温度で電極部材15と接合面25、35とを接合することができる。
なお、図1および図3中に示す端部に配設される熱電素子12、13の末端には、それぞれ端子24a、24bが設けられ、その端子24a、24bには、図示しない直流電源の正側端子を端子24aに接続し、負側端子を端子24bに接続するようにしている。
これにより、上方側に配設される電極部材15は、隣接するN型熱電素子13からP型熱電素子12に電気的に接続するように複数対配設され、下方側に配設される電極部材15は、隣接するP型熱電素子12からN型熱電素子13に電気的に接続するように複数対配設されている。
そして、上方側に配設される電極部材15には吸熱側の熱交換部材20の接合面25が複数個接合され、下方側に配設される電極部材15には放熱側の熱交換部材20の接合面25が複数個接合される。
因みに、端子24aから入力された直流電源は、図1中に示す左端のN型熱電素子13から上方に配設された電極部材15を介してP型熱電素子12に直列的に流れ、次に、このP型熱電素子12から下方に配設された電極部材15を介してN型熱電素子13に直列的に流れる。
このときに、PN接合部を構成する下方に配設された電極部材15は、ペルチェ効果によって高温の状態となり、NP接合部を構成する上方に配設された電極部材15は低温の状態となる。つまり、上方側に配置された熱交換部材20は吸熱熱交換部を形成して低温状態の熱が伝熱されて被冷却流体に接触され、下方側に設置された熱交換部材30は放熱熱交換部を形成して高温状態の熱が伝熱されて冷却流体に接触される。
言い換えると、図1に示すように、熱電素子基板10を区画壁として、ケース部材28により、熱電素子基板10の両側に送風通路を形成し、その送風通路に熱交換媒体である空気を流通することで、熱交換部26,36と空気とが熱交換され、熱電素子基板10を区画壁として、上側の熱交換部26で空気を冷却することができ、下側の熱交換部36で空気を加熱することができる。
なお、本実施形態では、直流電源の正側端子を端子24a側に接続し、負側端子を端子24b側に接続して端子24aに直流電源を入力させたが、これに限らず、直流電源の正側端子を端子24b側に接続し、負側端子を端子24a側に接続して端子24bに直流電源を入力させても良い。ただし、このときには、上方の吸熱側の熱交換部材20が放熱熱交換部を形成し、下方の放熱側の熱交換部材30が吸熱熱交換部を形成する。
次に、以上の構成による熱電変換装置の製造方法について説明する。まず、熱電素子12、13は、図3および図4に示すように、保持板11に設けられた基板穴にP型とN型を交互に略碁盤目状に複数個配列して熱電素子基板10を一体的に構成する。
そして、熱電素子基板10に隣接して配列された熱電素子12、13の両端面に電気的に直列接続するように複数個の電極部材15を半田14による半田付けにより接合する。因みに、半田材料としては、Sn−Sbが望ましく、また、半田付けの加熱温度は、半田14の溶融温度以上の250〜260℃程度が望ましい。
これにより、熱電素子12、13および電極部材15が一体的に構成される。また、上方側に配設される電極部材15がNP接合部を形成し、隣接する熱電素子12、13を直列的に接続されるとともに、下方側に配設される電極部材15がPN接合部を形成し、隣接する熱電素子12、13を電気的に直列接続される。
なお、熱電素子12、13および電極部材15は、半導体、電子部品などを制御基板に組み付けるための製造装置であるマウンター装置を用いて組み付けても良い。これによれば、熱電素子12、13の素子寸法が1.5mm×1.5mm程度以上であれば、容易に摘むことができるので生産性が低下することなく組付けができる。
一方、接合面25、35および熱交換部26、36が連続的に折り曲げにより所定の形状に形成された熱交換部材20、30には、隣り合う接合面25、35同士が近接する空間を、図5に示すように、長手方向全長に渡って充填用接着剤21、31でシールを行う。
そして、熱電素子基板10の上方側に接合された電極部材15の端面および下方側に接合された電極部材15の端面に導電性接着剤16を塗布するとともに、吸熱側の熱交換部材20の接合面25および放熱側の熱交換部材30の接合面35に導電性接着剤16を塗布する。
そして、それぞれの電極部材15に対応する接合面25、35を配置させて熱電素子基板10に熱交換部材20、30を仮組み付けする。そして、仮組み付けされた熱電変換装置を所定温度に加熱された加熱炉内に入れて導電性接着剤16による接着により一斉に接合する。
ここで、加熱炉の加熱温度は、上述した半田付けの加熱温度よりも低い温度で接合させることができるため、熱電素子12、13と電極部材15とが接合された半田接合部を溶融させることなく、電極部材15と接合面25、35とを接合することができる。
なお、電極部材15と接合面25、35とは、導電性接着剤16によって接合されるが、接合面25、35には、アルマイト処理による絶縁層23、33が形成されているので、実質的には、電極部材15と絶縁層23、33とが導電性接着剤16によって接合されている。
そして、熱電素子基板10に吸熱側の熱交換部材20と放熱側の熱交換部材30とが接合された状態において、図1に示すように、熱電素子基板10の外周側を充填用接着剤27でシールする。具体的には、上方側に配置された熱交換部材20と下方側に配置された熱交換部材30とを外周に渡って充填用接着剤27でシールを行う。
なお、充填用接着剤27は、上述した充填用接着剤21、31と同等の材質で良い。これにより、上下の熱交換部材20、30に囲まれた熱電素子収容室が形成されるとともに、熱電素子収容室内に外部から水滴が侵入することはない。
そして、吸熱側の熱交換部材20の外側、放熱側の熱交換部材30の外側をケース部材28により送風経路を形成するように組み付けることで、熱電素子基板10の上方側に吸熱熱交換部が形成され、熱電素子基板10の下方側に放熱熱交換部が形成されて、これに空気を流通させることで冷風、温風を得ることが可能となる。なお、この種の熱電変換装置として、シート空調装置の他に、半導体や電気部品などの発熱部品の冷却用や暖房装置などの加熱用に用いられる。
以上の第1実施形態による熱電変換装置によれば、熱交換部材20、30において、接合面25、35と熱交換部26、36とが交互に連続して設けられ、かつ隣り合う接合面25、35同士との間の空間を充填用接着剤21により水密可能に接合している。
これにより、接合面25、35と熱交換部26、36との間が水密されることで、吸熱側の熱交換部26、36に付着した水滴などが接合面25、35に浸入することはない。従って、接合面25、35よりも内部に配設される熱電素子12、13側に水滴が浸入しない。
また、隣り合う接合面25、35同士は、エポキシ系、またはシリコン系からなる充填用接着剤21で接合されていることにより、エポキシ系、またはシリコン系の接着剤は、弾性率の小さな(可とう性を有する)接着剤であるため、接合面25、35に発生する熱ひずみをこれら接着剤の変形によって吸収、緩和が図れる。
また、熱交換部材20、30を接合面25、35とその接合面25、35から連続して折り曲げて形成される熱交換部26、36とで構成することにより、複数の熱交換部26、36および複数の接合面25、35を一体的に形成することができる。
具体的に、熱交換部材20、30は、接合面25、35と熱交換部26、36とが交互に連続して設けられ、かつ隣り合う接合面25、35同士が充填用接着剤21によって接合されて熱交換媒体の流れる流れ方向に対して複数列配設され、さらに、流れ方向に対して隣り合う接合面25、35同士が、凹凸に折り曲げられて形成した連結部22、32を介して一体的に連結されている。
これによれば、連結部22、32を含めて接合面25、35が縦横に連結されているので複数の熱交換部26、36および複数の接合面25、35を一体的に形成することができる。つまり、熱交換部材20、30のそれぞれを、一枚の板材を用いて複数の熱交換部26、36および複数の接合面25、35を一体的に形成することができる。これにより、部品点数の低減が図れる。
また、隣り合う接合面25、35の間に設けられる連結部22、32には、熱ひずみが発生するが、凹凸状に形成したことでこの熱ひずみの吸収、緩和が図れる。
さらに、熱交換部材20、30が表面に絶縁層23、33を有する金属の板で形成されていることにより、隣り合う互いの熱交換部26、36同士の間に電位が作用しないことで、互いの熱交換部26、36の間の短絡やマイグレーションの発生を防止することができる。
ところで、絶縁層23、33は、金属の板に酸化絶縁処理を施したことにより、熱交換部材20、30、例えばアルミニウム材で形成すれば、アルマイト処理を行うことで容易に絶縁層23、33を形成することができる。また、隣り合う互いの熱交換部26、36同士の間に電位が作用しない。
また、接合面25、35と電極部材15とは、導電性接着剤16で接合されることにより、接合面25、35に形成された絶縁層23、33と電極部材15との接合による熱抵抗を小さくすることができる。
この導電性接着剤16は、銀、銅、または金のどれか一種、またはそれら混合物による金属フィラーを有する接着剤であることにより、これらの接着剤16は良熱伝導接着剤であるため、接合面25、35に形成された絶縁層23、33と電極部材15との接合による熱抵抗を小さくすることができる。さらに、これらの導電性接着剤16は硬化温度が低いため、熱電素子12、13と電極部材15を接合する半田接合部を再溶融させることなく、接合面25、35と電極部材15とを低い温度で加熱して硬化させて接合することができる。
また、熱電素子12、13と電極部材15とは、半田を含めたろう材による金属で接合されていることにより、熱電素子12、13と電極部材15との接合による熱抵抗を小さくすることができる。
なお、熱交換部材20、30は、ルーバ26a、36aを有する1つまたは複数の平面と、ルーバ26a、36aを有さない1つまたは複数の平面とが連続的に折り曲げられて形成されたことにより、板材を連続して折り曲げることで接合面25、35と熱交換部26、36とが交互に連続して設けられることが容易にできる。これにより、部品点数の低減が図れる。
(第2実施形態)
以上の第1実施形態では、熱交換部材20、30のそれぞれを一枚の平板状の板材を用いて複数列の接合面25、35および複数列の熱交換部26、36を形成するように構成したが、これに限らず、熱交換部材20、30のそれぞれを空気流れ方向に対して1列毎に分けて形成して、隣り合う接合面25、35同士を連結部22、32で接合させて一体的に形成しても良い。
具体的には、図7および図8に示すように、一列の幅寸法による平板状の板材を用いて平面状の接合面25、35、ルーバー26a、36aを有する熱交換部26、36、ルーバー26a、36aを設けない熱交換部26、36、ルーバー26a、36aを有する熱交換部26、36、接合面25、35の順に折り曲げて所定の形状の熱交換部材20、30を3個用意する。
そして、隣り合う接合面25、35同士を、充填用接着剤で接合させて連結部22、32を形成する。ここで、充填用接着剤は、図8に示すように、符号22に示す塗りつぶし部全長に渡って塗布することが望ましい。従って、本実施形態では、図中に示す符号21の塗りつぶし部を含めて充填用接着剤21、22でシールすることになる。つまり、隣り合う接合面25、35同士の間が充填用接着剤21、22でシールされる。
従って、連結部22、32を形成するための充填用接着剤は、隣り合う接合面25、35同士との間の空間をシールするために用いたエポキシ系もしくはシリコン系からなるシール性の充填用接着剤で接合すると良い。
以上の実施形態によれば、充填用接着剤によって連結部22、32を形成できるとともに、連結部22、32を含めて接合面25、35が縦横に連結することができるため複数の熱交換部26、36および複数の接合面25、35を一体的に形成することができる。また、接合面25、35に発生する熱ひずみをこれら接着剤の変形によって吸収、緩和が図れる。
(第3実施形態)
以上の実施形態では、熱交換部材20、30において、接合面25、35と、その接合面25、35から連続して折り曲げによって形成された熱交換部26、36を、略三角形状になるように形成したが、これに限らず、図9に示すように、略5角形状となるように熱交換部材20、30を形成しても良い。
この場合には、平板状の板材を用いて平面状の接合面25、35、ルーバー26a、36aを設けない熱交換部26、36、ルーバー26a、36aを有する熱交換部26、36、ルーバー26a、36aを設けない熱交換部26、36、ルーバー26a、36aを有する熱交換部26、36、ルーバー26a、36aを設けない熱交換部26、36、接合面25、35の順に折り曲げて形成する。
そして、接合面25、35よりも外方に突き出すように熱交換部26、36を略5角形状となるように形成し、その5角形の頂部を略X字状に形成して互いに隣り合う接合面25、35同士が近接するように形成している。そして、この隣り合う接合面25、35同士が近接する空間には、エポキシ系もしくはシリコン系からなるシール性の充填用接着剤21、31で水密可能に接合される。
なお、略三角形状、略5角形状に限らず、多角形状であっても良い。これによれば、熱交換部26、36の熱交換面積を多く形成することができる。
(他の実施形態)
以上の実施形態では、接合面25、35よりも外方に突き出すように熱交換部26、36を略三角状もしくは略5角形状に形成し、その三角形もしくは略5角形状の頂部を略X字状に形成して互いに隣り合う接合面25、35同士が近接するように形成している。
そして、隣り合う接合面25、35同士が近接する空間には、シール性の充填用接着剤21、31で水密可能に接合させたが、これに限らず、三角形もしくは略5角形状の頂部に隙間を形成しないように、熱交換部26、36の下方端を互いに近接させるように形成しても良い。
換言すると、熱交換部26、36側から接合面25、35に向けて、水滴が洩れないようにラビリンス構造に形成すれば良い。これによれば、シール性の充填用接着剤21、31を用いなくても水密可能にシールすることができる。
また、以上の実施形態では、熱交換部材20、30の材料をアルミニウム材で形成して、その表面にアルマイト処理を行って酸化被膜による絶縁層23、33を形成したが、これに限らず、他の金属を用いて、その表面にメッキ、塗装、蒸着などの加工により絶縁層23、33を形成しても良い。
また、以上の実施形態では、熱電素子基板10の上方側と下方側に熱交換部材20、30を配設したが、いずれか一方に熱交換部材20、30を配設するように構成しても良い。
また、以上の実施形態では、本発明を車両に搭載されるシート空調装置に適用させたが、車両とは限らず、ペルチェ素子により送風空気を冷却もしくは加熱する冷却装置もしくは加熱装置に適用させても良い。
本発明の第1実施形態における熱電変換装置の全体構成を示す模式図である。 図1に示すA−A断面図である。 図1に示すB−B断面図である。 本発明の第1実施形態における熱電変換装置の全体構成を示す分解模式図である。 図4に示すC矢視図である。 本発明の第1実施形態における熱交換部材20、30の曲げ加工前の形態を示す部分展開図である。 本発明の第2実施形態における熱交換部材20の全体構成を示す正面図である。 図7に示すC矢視図である。 本発明の第3実施形態における熱交換部材20の断面形状を示す縦断面図である。
符号の説明
12…P型熱電素子、熱電素子
13…N型熱電素子、熱電素子
15…電極部材
20…熱交換部材
21…充填用接着剤
22…連結部
23…絶縁層
25…接合面
26…熱交換部
30…熱交換部材
32…連結部
31…充填用接着剤
33…絶縁層
35…接合面
36…熱交換部

Claims (11)

  1. 複数対配列されるP型とN型とからなる一対の熱電素子(12、13)と、これら前記熱電素子(12、13)を電気的に直列接続する電極部材(15)とを有し、前記電極部材(15)に熱交換部材(20、30)を伝熱可能に接合された熱電変換装置において、
    前記熱交換部材(20、30)の少なくとも一方を、前記電極部材(15)に接合する接合面(25、35)とその接合面(25、35)から連続して折り曲げて形成される熱交換部(26、36)とで構成し、前記接合面(25、35)と前記熱交換部(26、36)とが交互に連続して設けられたことを特徴とする熱電変換装置。
  2. 前記熱交換部材(20、30)は、前記接合面(25、35)と前記熱交換部(26、36)とが交互に連続して設けられ、かつ隣り合う接合面(25、35)同士が接着剤によって水密可能に接合されて熱交換媒体の流れる流れ方向に対して複数列配設されていることを特徴とする請求項1に記載の熱電変換装置。
  3. 前記熱交換部材(20、30)は、熱交換媒体の流れ方向に対して隣り合う前記接合面(25、35)が、凹凸に折り曲げられて形成した連結部(22、32)を介して一体的に連結されていることを特徴とする請求項2に記載の熱電変換装置。
  4. 前記熱交換部材(20、30)は、熱交換媒体の流れ方向に対して隣り合う前記接合面(25、35)が、接着剤によって接合された連結部(22、32)を介して一体的に連結されていることを特徴とする請求項2に記載の熱電変換装置。
  5. 前記熱交換部材(20、30)が表面に絶縁層(23、33)を有する金属の板で形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の熱電変換装置。
  6. 前記絶縁層(23、33)は、酸化絶縁処理を施したことを特徴とする請求項5に記載の熱電変換装置。
  7. 前記隣り合う接合面(25、35)は、エポキシ系、またはシリコン系の接着剤で接合されていることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか一項に記載の熱電変換装置。
  8. 前記接合面(25、35)と前記電極部材(15)とは、導電性接着剤で接合されることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の熱電変換装置。
  9. 前記導電性接着剤は、銀、銅、または金のどれか一種、またはそれら混合物による金属フィラーを有する接着剤であることを特徴とする請求項8に記載の熱電変換装置。
  10. 前記熱電素子(12、13)と前記電極部材(15)とは、半田を含めたろう材による金属で接合されていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の熱電変換装置。
  11. 前記熱交換部材(20、30)は、前記熱交換部(26、36)を有する1つまたは複数の平面と、前記熱交換部(26、36)を有さない1つまたは複数の平面とが連続的に折り曲げられて形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載の熱電変換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022019673A1 (ko) * 2020-07-24 2022-01-27 엘지이노텍 주식회사 열전모듈

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