JP2008066572A - マーク基板、マーク基板の製造方法、液浸露光装置およびデバイス製造方法 - Google Patents

マーク基板、マーク基板の製造方法、液浸露光装置およびデバイス製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 液浸露光装置を構成するステージ上に設けられる透過性材料から成る基板に設けられる遮光性材料から成る遮光部が、基板の外周端部において露出されないため、液浸液の汚染を防止するマーク基板およびそのマーク基板の製造方法,マーク基板を有するステージを有する液浸露光装置、その液浸露光装置を用いるデバイス製造方法を提供する。
【解決手段】液浸露光装置を構成するステージ上に設けられる透過性材料から成る基板部101と、基板部101上にマークを形成するように設けられる遮光性材料から成る遮光部102と、基板部101および遮光部102をカバーする透過性材料から成るカバー膜104と、を有し、基板部101の外周端面101aに遮光部102が露出されないマーク基板、そのマーク基板の製造方法、マーク基板を有するステージを有する液浸露光装置、その液浸露光装置を用いるデバイス製造方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マーク基板、マーク基板の製造方法、液浸露光装置およびデバイス製造方法に関する。
半導体素子又は液晶表示素子を製造する際に、レチクル(マスク)に描画された回路パターンを投影光学系によってウェハ等に投影して回路パターンを転写する縮小投影露光装置が従来から使用されている。
縮小投影露光装置で転写できる最小の寸法(解像度)は、露光に用いる光の波長に比例し、投影光学系の開口数(NA)に反比例する。
従って、波長を短くすればするほど、及び、NAを上げれば上げるほど、解像度はよくなる。
このため、近年の半導体素子の微細化への要求に伴い露光光の短波長化が進められ、KrFエキシマレーザー(波長約248nm)からArFエキシマレーザー(波長約193nm)と用いられる紫外線の波長は短くなってきた。
このような中で、ArFエキシマレーザーなどの光源を用いながら、更に解像度を向上させる技術として、液浸露光が注目されている。(特許文献1参照)
液浸露光とは、投影光学系のウェハ側(像面側)の媒質を液体(液浸材)にすることによって高NA化を更に進めるものである。
つまり、投影光学系のNAは、媒質の屈折率をnとすると、NA=n・sinθであるので、投影光学系とウェハとの間の少なくとも一部を空気の屈折率よりも高い屈折率(n>1)の媒質(液体)で満たすことでNAをnまで大きくすることができる。
換言すれば、液浸露光は、ウェハ側からみた投影光学系のNAを増加させる(1以上)ことで解像度を向上させている。
一方、この種の露光装置では、レチクル上のパターンを所定の倍率(縮小率)で正確にウエハ上に転写することが要求されている。
この要求に応えるためには、結像性能と位置合わせ精度が重要である。そのため、露光装置には自身のキャリブレーション用に種々のマークパターンを使用している。
マークパターンが形成されたマーク基板は、装置稼動中に意図的、あるいは意図せずに液浸液に接する機会がある。
特開2006−173317号公報
マークパターンを構成するため、遮光性材料と光透過性材料とのコントラストを利用し、あるいはパターンを透過してくる光をモニターする等、マークパターンを構成するために遮光性材料が一般に使われている。
遮光性材料には一般的に金属膜が使われる。金属膜が液浸液に触れると溶け出して液浸液を汚染する場合がある。
そこで、従来、図9に示されるように光透過性材料から成る基板部101上の遮光材料である金属材料から成る遮光部102を有し、SiOから成るカバー膜104により、直接、液浸液と遮光材料から成る遮光部102の表面が接触することを避けてきた。
ところが、図9に示される従来例によればマーク基板部101の外周端部において遮光部102の外周端部102aが露出していた。
そこで、本発明は、液浸液の汚染を低減するマーク基板を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のマーク基板は、液浸露光装置を構成するステージ上に設けられる透過性材料から成る基板部と、
前記基板部上にマークを形成するように設けられる遮光性材料から成る遮光部と、
前記基板部および前記遮光部をカバーする透過性材料から成るカバー膜と、を有し、
前記基板部の外周端面に前記遮光部が露出されないことを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付の図面を参照して説明される好ましい実施例等によって明らかにされる。
本発明のマーク基板によれば、液浸液の汚染を低減することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
次に、図6を参照して、本発明のマーク基板を有するステージを有する液浸露光装置の実施例を説明する。
ここで、図6は、本実施例の液浸露光装置1の構成を示す概略図である。
露光装置1は、投影光学系30とウェハ40との間に供給される液体LWを介して、レチクル20に形成された回路パターンをステップ・アンド・スキャン方式でウェハ40に露光する液浸露光装置である。
露光装置1は、図6に示すように、照明装置10と、レチクル20を載置するレチクルステージ25と、投影光学系30と、ウェハ40を載置するウェハステージ45と、測距装置50と、ステージ制御部60と、その他の部材を有する。
その他の部材は、液体供給部70と、液浸制御部80と、液体回収部90と、ノズルユニット100を含む。
照明装置10は、回路パターンが形成されたレチクル20を照明し、光源部12と、照明光学系14とを有する。
光源部12は、本実施例では、光源として、波長約193nmのArFエキシマレーザーを使用する。
照明光学系14は、光源部12からの光でレチクル20を照明する光学系である。
レチクル20は、レチクル搬送系により露光装置1の外部から搬送され、レチクルステージ25に支持及び駆動される。
レチクルステージ25は、レチクルチャックを介してレチクル20を支持し、ステージ制御部60によって移動制御される。
投影光学系30は、レチクル20のパターンの像をウェハ40上に結像する機能を有する。
投影光学系30は、複数のレンズのみからなる屈折光学系、複数のレンズと凹面鏡とを有する反射屈折光学系等を使用することができる。
ウェハ40は、ウェハステージ45に支持及び駆動される。ウェハ40は、基板であり、液晶基板、その他の基板を広く含む。ウェハ40には、フォトレジストが塗布されている。
液体保持部である同面板44は、ウェハステージ45に支持されたウェハ40の表面とウェハ40の周辺の領域とをほぼ同一面にし、液体LWを保持するための板である。
液体保持部である同面板44は、ウェハ40の周囲に配置され、ウェハ40の表面と同じ高さの表面を有する。
また、同面板44は、ウェハ40の表面とほぼ同じ高さであることで、ウェハ40の外周付近のショットを露光する際に、ウェハ40の外側の領域においても液体LWを保持することを可能にする。
測距装置50は、レチクルステージ25の位置及びウェハステージ45の2次元的な位置を、参照ミラー52及び54、及び、レーザー干渉計56及び58を介してリアルタイムに計測する。
測距装置50による測距結果は、ステージ制御部60に伝達される。ステージ制御部60は、かかる測距結果に基づいて、位置決めや同期制御のために、レチクルステージ25及びウェハステージ45を一定の速度比率で駆動する。
ステージ制御部60は、レチクルステージ25及びウェハステージ45の駆動を制御する。
液体供給部70は、投影光学系30の最終レンズとウェハ40との間の空間又は間隙に液体LWを供給する機能を有する。
液体供給部70は、液体供給配管72を有する。
液体供給部70は、投影光学系30の最終レンズの周囲に配置された液体供給配管72を介して液体LWを供給し、投影光学系30とウェハ40との間の空間に液体LWの液膜を形成する。
液体LWとしては、本実施例では純水を使用している。
液体供給配管72は、液体LWを、ノズルユニット100に形成された液体供給口を介して投影光学系30とウェハ40との間の空間に供給する。
液浸制御部80は、ウェハステージ45の現在位置、速度、加速度、目標位置及び移動方向などの情報をステージ制御部60から取得し、かかる情報に基づいて、液浸露光に係る制御を行う。
液体回収部90は、液体供給部70によって供給された液体LWを回収する機能を有し、液体回収配管92を有する。
液体回収配管92は、供給された液体LWをノズルユニット100に形成された液体回収口を介して回収する。
ノズルユニット100のウェハ40側には液体供給口と、液体回収口とが形成される。液体供給口は、液体LWを供給するための供給口であり、液体供給配管72に接続される。
液体回収口は、供給した液体LWを回収するための開口であり、液体回収配管92に接続される。
次に、図1、図5、図6を参照して、マーク基板の構成を説明する。
基板部101は、透過性材料である石英から成り、図6に示されるように液浸露光装置1を構成するウェハステージ45上に設けられる。
また、図5に示されるように基板部101、ウェハ40、同面板44が設けられる。
金属膜等の遮光性材料から成る遮光部102は、基板部101上にマークを形成するように設けられ、測定の目的に応じてライン状のパターンでも円形のパターンでもよい。
カバー膜104は、基板部101および遮光部102をカバーするSiO等の透過性材料から成る。
このため、基板部101の外周端面101aに遮光部102が露出されない。
遮光部102の遮光材料は、液浸露光装置1が光源に使う波長を遮光できる材料を必要な厚みで形成したものであればよく、Cr、Si、Ta、W、Al等が用いられる。
基板部101の光が透過する部分である凸部101bは、遮光部102とほぼ同じ高さまで伸びる。ほぼ同じとする理由は、製造誤差は必ず存在するからである。
また遮光部102の遮光材料の厚みは要求する光学濃度による。
先に上記材料でOD6の光学濃度を必要とした場合、理論的には1000〜1300Å程度の厚みになる。
次に、図2を参照して、本発明の実施例2のマーク基板の製造方法を説明する。
基板部101は石英から成り、遮光部102は遮光材料から成る。
図2(a)に示されるように最初に基板部101にレジスト103を用いて所望のマークパターンを作製した。
このとき、基板部101の外周端部101aにもレジストパターンを形成した。
図2(b)に示されるようにレジスト103をマスクにドライエッチングの手法により基板部101に所望のマークパターンを作製した。
結果、基板部101の外周端部101aにも石英で出来た壁状の構造が形成された。
パターンの高さは遮光部102が必要とする厚み以上の高さが必要である。
図2(c)に示されるようにレジスト103を除去した後に遮光部102を成膜した。
もちろん遮光部102が必要とする膜厚以上に成膜する必要がある。
この状態では所望のパターンを含めて遮光部102に覆われているので、図2(d)に示されるようにCMP(Chemical Mechanical Polishing)法によって基板部101の凸部が露出するまで遮光部102を研磨して作製した。
次に、図2(e)に示されるようにSiOから成るカバー膜104を形成した。
このとき、外周端部101aにも石英パターンがあり、CMPの加工分布においても良好な結果を得た。
CMP工程は一般的な研磨と比較して材料間で選択比(加工レートの比)を持たせることが可能である。
本実施例のCMP工程の場合、遮光部102と石英から成る基板部101との間には選択比を持たせ、研磨は石英のパターンが露出したところで石英がストッパーとなって研磨が終了する(実際には制御しやすいレベルまで全体の研磨レートが落ちる)。
従って、本実施例による外周端部101aの石英パターンが無い状態では、基板部101全体に渡る分布(特に基板の端に向かって遮光性材料の膜厚が減る)が生じていたが、本実施例特有の効果としてCMP工程の加工分布も抑制することができた。
本方法によるマークパターンを使って実験したところ、良好な光学特性を示した。
特にベースとなる基板部101が使用波長に特化して開発された硝材であるために、透過率や耐久性の点で良好な性能を示した上に、遮光部102からの液浸液の汚染も無かった。
次に、図3、図4を参照して、本発明の実施例3のマーク基板の製造方法を説明する。
本実施例ではマークパターン内部を成膜法によって堆積した透過性の材料で埋めている。
作製方法は図4に示されるように最初に石英から成る基板部101上に遮光部102を堆積しておく。
その際、ハードマスクによって基板部101の外周端部101aに遮光部102を付着させない。
成膜後に除去しても構わない。
本実施例では遮光部102の堆積時に面積を変化させたハードマスクをつかって遮光部102の膜厚を端で変化させ、積極的にテーパをつけた。
遮光材料102の上にレジスト103を用いて所望のパターンサイズの開口部分をパターニングする。
レジスト103をマスクとして遮光部102をエッチングして遮光材料102による開口パターンを作製する。
最後に光透過性のカバー膜104を微細な開口102aを埋めながら成膜して製作した。
本実施例では、カバー膜104として、SiOを選択し、CVD法を用いて成膜した。
材料の選択と成膜方法の選択は別途評価用基板で実験した結果において膜の透過率や耐久性が良好であったことによる。
本実施例では基板部101の外周端部に遮光部102を構成していないので、遮光部102はマークパターン内部を埋める光透過性の膜で露出する部分無く覆われて、側面においても露出する部位はなかった。
また遮光部102の外周部にテーパをつけることも効果的で、カバー膜104が途切れたり薄くなったりすること無く遮光102を覆うことができた。
実際できたマークを使った評価でも良好な特性を示し、遮光部102からの液浸液の汚染も無かった。
次に、図7及び図8を参照して、前述の液浸露光装置を利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。
図7は、デバイスの製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体デバイスの製造を例に説明する。
ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。
ステップ2(レチクル製作)では、設計した回路パターンを形成したレチクルを製作する。
ステップ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウェハを製造する。
ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、レチクルとウェハを用いてリソグラフィー技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。
ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。
ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。
こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
図8は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。
ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。
ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。
ステップ13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによって形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。
ステップ15(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布する。
ステップ16(露光)では、前述の露光装置によってレチクルの回路パターンをウェハに露光する。
ステップ17(現像)では、露光したウェハを現像する。
ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。
これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路パターンが形成される。
かかるデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイス(半導体デバイス、液晶表示デバイス等)を製造することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明の実施例1のマーク基板の断面図である。 本発明の実施例2のマーク基板の製造方法の説明である。 本発明の実施例3のマーク基板の製造方法により製造されるマーク基板の断面図である。 本発明の実施例3のマーク基板の製造方法の説明図である。 本発明のマーク基板を有するステージの構成図である。 液浸露光装置の全体構成概略図である。 デバイス製造方法を説明するためのフローチャートである。 図7のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。 従来例の説明図である。
符号の説明
1 液浸露光装置
10 照明光学系
20 レチクル(マスク)
30 投影光学系
40 ウェハ
70 液体供給部
90 液体回収部
100 ノズルユニット
101 基板部
102 遮光部
103 レジスト
104 カバー膜

Claims (11)

  1. 液浸露光装置を構成するステージ上に設けられる透過性材料から成る基板部と、
    前記基板部上にマークを形成するように設けられる遮光性材料から成る遮光部と、
    前記基板部および前記遮光部をカバーする透過性材料から成るカバー膜と、を有し、
    前記基板部の外周端面に前記遮光部が露出されないことを特徴とするマーク基板。
  2. 前記遮光部の外周端面が前記基板部の壁状の外周端面によりカバーされる請求項1記載のマーク基板。
  3. 前記カバー膜により前記遮光部の外周端面がカバーされる請求項1記載のマーク基板。
  4. 前記遮光部の外周端面はテーパ状に構成され、前記カバー膜の厚さが外周に向かって薄く形成されることを特徴とする請求項3記載のマーク基板。
  5. 前記基板部および前記カバー膜の材料はSiOから成ることを特徴とする請求項1から4のいずれか記載のマーク基板。
  6. 前記遮光部は金属膜から成ることを特徴とする請求項1から5のいずれか記載のマーク基板。
  7. 液浸露光装置を構成するステージ上に設けられる透過性材料から成る基板部上にレジストを塗布しパターンを形成し、
    前記レジストをマスクとしてエッチングにより前記基板部上に前記パターンおよび前記基板部の壁状の外周端面を形成し、
    前記基板部上から前記レジストを除去し、前記基板部上に遮光性材料から成る遮光部を形成し、
    前記基板部の壁状の外周端面および前記マークを形成する凸部が露出するまで前記遮光部を研磨し、
    前記基板部および前記遮光部を透過性材料から成るカバー膜でカバーすることを特徴とするマーク基板の製造方法。
  8. 液浸露光装置を構成するステージ上に設けられる透過性材料から成る基板部上に、遮光性材料から成る遮光部を前記基板部の外周端部には堆積しないように堆積し、
    前記基板部および前記遮光部に開口部を有するパターンを有するレジストを形成し、
    前記レジストをマスクとしてエッチングにより前記遮光部に前記開口部を有するパターンを形成し、
    前記基板部および前記遮光部から前記レジストを除去し、
    前記基板部および前記遮光部を透過性材料から成るカバー膜でカバーすることを特徴とするマーク基板の製造方法。
  9. 前記遮光部の外周へ向けてテーパ状に構成される請求項8記載のマーク基板の製造方法。
  10. 請求項1から6のいずれかに記載のマーク基板を有するステージを有することを特徴とする液浸露光装置。
  11. 請求項10記載の液浸露光装置を用いてウェハを露光する工程と、
    前記ウェハを現像する工程とを有することを特徴とするデバイス製造方法。
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