JP2008065771A - スルーレート制御装置、記憶装置およびスルーレート制御方法 - Google Patents

スルーレート制御装置、記憶装置およびスルーレート制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ディスク装置などの記憶装置とホスト装置との間でやり取りされる制御信号に基づいて記憶媒体に対するデータのリードまたはライトが実行される場合に、記憶装置において、ホスト装置との相性によらずに最適なスルーレートを設定する。
【解決手段】データのリードまたはライトでエラーが発生した場合に、エラー発生時に行われるリトライの回数を計数し、計数した回数に基づいてインタフェース信号のスルーレートを変更してリトライを実施し、リトライが成功した際のスルーレートを、以後やり取りされるインタフェース信号のスルーレートとして設定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、制御信号に基づいて記憶媒体に対するデータのリードまたはライトが実行される場合に前記制御信号のスルーレートを制御するスルーレート制御装置、記憶装置およびスルーレート制御方法に関し、特に、ホスト装置との相性によらずに最適なスルーレートを設定することができるスルーレート制御装置、記憶装置およびスルーレート制御方法に関するものである。
従来、コンピュータシステムなどにおいて、ホスト装置と、磁気ディスク装置などの記憶装置との間でやり取りされる制御信号(インタフェース信号)のスルーレートは、記憶装置およびホストがサポートしている転送モードに基づいて設定される。
ここで、スルーレートとは、入力信号の電圧の変化に応じて出力信号の電圧を変化させる場合の、出力信号の電圧の変化率(時間に対する電圧の変化)であり、単位は[V/s]などで表される。
記憶装置に設定されるスルーレートは、出荷時に、評価値に基づいて転送モードごとに設定されるか、または、特許文献1に記載されるように、コンピュータシステムの起動時にホスト装置がサポートしている転送モードに応じて設定される。
特開2001−222474号公報
ところで、上述したインタフェース信号には、コンピュータシステム内で発生するEMI(Electro-Magnetic Interference:電磁波障害)によってノイズが発生することがある。このノイズが発生すると、磁気ディスクなどの記憶媒体に対するデータのリードまたはライトにおいてエラーが多発し、エラー発生時に行われるリトライが増加するため、磁気ディスク装置のパフォーマンスが低下する。
このようなEMIによるパフォーマンス低下を防ぐためには、インタフェース信号のスルーレートの設定値を変更することが有効であることが判明している。
しかしながら、EMIの影響度合いは、ホスト装置と記憶装置との相性によって異なる。具体的には、コンピュータシステムが使用される環境や、コンピュータシステムの構成によって、同じ規格のホスト装置と同じ規格の記憶装置とが接続された場合でも、EMIの影響度合いが異なることがある。
すなわち、ホスト装置と記憶装置とを接続したうえで、実際にそれらが動作するまでは、EMIの影響度合いが分からない。そのため、EMIの影響によるパフォーマンス低下を防止するための最適なスルーレートの設定値を予測することは極めて困難であるという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、ホスト装置との相性によらずに最適なスルーレートを設定することができるスルーレート制御装置、記憶装置およびスルーレート制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、制御信号に基づいて記憶媒体に対するデータのリードまたはライトが実行される場合に前記制御信号のスルーレートを制御するスルーレート制御装置であって、前記データのリードまたはライトにおいてエラーが発生した場合に、前記制御信号のスルーレートを変更してリトライを実施するリトライ実施部と、前記リトライ実施部によるリトライが成功した際のスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定するスルーレート設定部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、制御信号に基づいて記憶媒体に対するデータのリードまたはライトが実行される場合に前記制御信号のスルーレートを制御する記憶装置であって、前記データのリードまたはライトにおいてエラーが発生した場合に、前記制御信号のスルーレートを変更してリトライを実施するリトライ実施部と、前記リトライ実施部によるリトライが成功した際のスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定するスルーレート設定部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、制御信号に基づいて記憶媒体に対するデータのリードまたはライトが実行される場合に前記制御信号のスルーレートを制御するスルーレート制御方法であって、前記データのリードまたはライトにおいてエラーが発生した場合に、前記制御信号のスルーレートを変更してリトライを実施するリトライ実施工程と、前記リトライ実施部によるリトライが成功した際のスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定するスルーレート設定工程と、を含んだことを特徴とする。
これらの発明によれば、データのリードまたはライトにおいてエラーが発生した場合に、制御信号のスルーレートを変更してリトライを実施し、リトライが成功した際のスルーレートを制御信号のスルーレートとして設定するよう構成したので、実際にデータのリードまたはライトを行った結果に基づいてスルーレートを設定することが可能になり、ホスト装置との相性によらずに最適なスルーレートを設定することができる。
また、本発明は、上記の発明において、前記リトライ実施部は、前記リトライの回数を計数し、計数した回数に基づいて、スルーレートを変更してリトライを実施することを特徴とする。
この発明によれば、リトライの回数を計数し、計数した回数に基づいて、スルーレートを変更してリトライを実施するよう構成したので、リトライの回数に応じてスルーレートを自動的に変化させて、最適なスルーレートを検出することができる。
また、本発明は、上記の発明において、前記リトライ実施部は、前記リトライの回数を計数し、計数した回数が所定の閾値を超えた場合に、スルーレートを変更しながら再リトライを実施し、前記スルーレート設定部は、前記リトライ実施部により実施された再リトライの回数が最小であるスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定することを特徴とする。
この発明によれば、リトライの回数を計数し、計数した回数が所定の閾値を超えた場合に、スルーレートを変更しながら再リトライを実施し、実施した再リトライの回数が最小であるスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定するよう構成したので、実際にデータのリードまたはライトを行った結果、リトライが発生しにくいスルーレートを検出することができる。
本発明によれば、ホスト装置との相性によらずに最適なスルーレートを設定することができるので、EMIを含んだ何らかの要因の影響で制御信号にノイズが発生する環境であっても、記憶装置のパフォーマンスの低下を防ぐことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るスルーレート制御装置、記憶装置およびスルーレート制御方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、本実施例では、本発明を磁気ディスク装置に適用した場合を中心に説明する。
まず、本実施例1に係る磁気ディスク装置の概念について説明する。図1は、本実施例1に係る磁気ディスク装置の概念を説明するための説明図である。同図に示すように、この磁気ディスク装置10は、コンピュータのマザーボードなどのホスト装置20に接続されており、ホスト装置20からインタフェース信号により送信されるリード命令やライト命令に基づいて、磁気ディスク11に記録されているデータの再生(リード)や、磁気ディスク11へのデータの記録(ライト)を行う。
例えば、同図に示すように、磁気ディスク装置10は、リード命令を含むインタフェース信号をホスト装置20から受信すると(同図の(1))、当該インタフェース信号のスルーレートを所定のスルーレート値に設定して装置内部に取り込み、磁気ディスクに対するデータのリードを行う(同図の(2))。
磁気ディスク装置10は、リードにおいてエラーが発生した場合は(同図の(3))、エラーが発生したことをホスト装置20に通知する(同図の(4))。そして、このエラー通知に対して、リトライ命令を含むインタフェース信号をホスト装置20から受信すると(同図の(5))、磁気ディスク装置10は、それまで設定していたスルーレート値を他のスルーレート値に変更してインタフェース信号を取り込み、再度、データのリードを試みる(同図の(6))。
こうして、磁気ディスク装置10は、リードが成功するまで、ホスト装置20から送信されるリトライ命令に基づいてスルーレート値の変更およびデータのリードを行う(同図の(7)〜(12))。そして、データのリードが成功した場合には、磁気ディスク装置10は、その際に使用していたスルーレート値を、次回以降インタフェース信号を取り込む際に設定するスルーレート値とする。
なお、ここではリードについて説明したが、ライトについても同様に、リトライを行う際にはスルーレートを変更し、ライトが成功した際のスルーレート値を、次回以降インタフェース信号を取り込む際に設定するスルーレート値とする。
このように、本実施例1に係る磁気ディスク装置10では、リードまたはライトでエラーが発生した場合に行われるリトライにおいて、インタフェース信号のスルーレートを変更してリードまたはライトを行い、リードまたはライトが成功した時のスルーレート値を、次回以降インタフェース信号を取り込む際に設定するスルーレート値とするので、ホスト装置との相性によらずにインタフェース信号のスルーレートを最適化することができる。
次に、本実施例1に係る磁気ディスク装置10の構成について説明する。図2は、本実施例1に係る磁気ディスク装置10の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この磁気ディスク装置10は、SCSI(Small Computer System Interface)やATA(AT Attachment)インタフェースなどによりホスト装置20に接続される。一方、ホスト装置20は、コンピュータのマザーボードなどである。そして、これら磁気ディスク装置10とホスト装置20との間では、データや制御命令(リード命令やライト命令)がインタフェース信号により送受信される。
磁気ディスク装置10は、磁気ディスク11と、ヘッド12と、プリアンプ13と、RDC(Read Channel)14と、RAM(Random Access Memory)15と、HDC(Hard Disk Controller)16と、制御部(Central Processing Unit)17とを有する。なお、この磁気ディスク装置10は、実際には、ヘッド12を駆動するためのVCM(Voice Coil Motor)や、磁気ディスク11を回転させるためのSPM(Spindle Motor)、VCMおよびSPMを制御するモータ・ドライバなど、一般的な磁気ディスク装置が備える機能部を同様に備えるが、ここでは説明を省略する。
磁気ディスク11は、データを記録する記録媒体であり、ヘッド12は、磁気ディスク11に記録された磁気データをリードして再生用の信号に変換したり、記録用の信号を変換して磁気ディスク11に磁気データとしてライトしたりする磁気ヘッドである。
プリアンプ13は、ヘッド12から送られた再生用の信号を増幅したり、ヘッド12に贈る記録用の信号を増幅したりするLSIであり、RDC14は、主に、磁気ディスク11からリードされたデータのコード復調を行い、また、磁気ディスク11にライトするデータのコード変調を行うLSIである。
RAM15は、ファームウェアを展開する揮発性メモリである。このファームウェアは、図示していないROM(Read Only Memory)などに記憶されており、RAM15に展開された後に、制御部17により読み出されて実行される。
HDC16は、主に、ホスト装置20と磁気ディスク装置10との間のインタフェース制御や、磁気ディスク装置10内部における各部のインタフェース制御を行うLSIである。このHDC16は、ホスト装置20から送信されたインタフェース信号を取り込む際に、インタフェース信号のスルーレートを所定のスルーレート値に設定する。HDC16は、レジスタ値として複数のスルーレート設定値をあらかじめ保持しており、このスルーレート設定値を切り替えることによって、ホスト装置20から受信した送インタフェース信号のスルーレート、および、ホスト装置20に送信するインタフェース信号のスルーレートを複数のスルーレート値に変更することができる。
例えば、HDC16は、A〜Dの4種類のスルーレート設定値を保持しているとする。各スルーレート設定値は、それぞれ、所定のスルーレート値に対応付けられている。図3は、スルーレート設定値とスルーレート値との対応付けを示す図である。同図に示すように、スルーレート設定値A,B,C,Dは、それぞれ、変化率の異なるスルーレート値に対応付けられている。
なお、ここではスルーレート設定値を4種類とした場合を示したが、スルーレート設定値の数は4種類に限られるものではなく、要求される精度に応じて、適宜設定してよい。
制御部17は、ファームウェアを実行することにより、磁気ディスク装置10の全体制御を行う処理部であり、特に本発明に関連する処理を行う機能部としては、リード/ライト制御部17aと、スルーレート変更処理部17bとを有する。
リード/ライト制御部17aは、HDC16を介して取り込まれたホスト装置20からの命令に基づいて、リードやライトに関する処理を制御する処理部である。具体的には、このリード/ライト制御部17aは、HDC16を介して取り込まれたホスト装置20からのリード命令またはライト命令を受け付けると、RDC14、プリアンプ13およびヘッド12を介して磁気ディスク11に対してデータのリードまたはライトを行う。
また、リード/ライト制御部17aは、リードまたはライトにおいてエラーが発生した場合は、リードまたはライトにおいて設定される各種パラメータを変更しながら、所定の回数だけ、磁気ディスク装置10の内部でのリトライ(以下、「内部リトライ」と呼ぶ)を行う。この内部リトライでもリードまたはライトが成功しなかった場合、リード/ライト制御部17aは、HDC16を介してホスト装置20にエラー通知を送信する。
このエラー通知に対してホスト装置20からリトライ要求が送信されると、リード/ライト制御部17aは、再度、同じデータについてリードまたはライトを試みる。このホスト装置20からのリトライ要求に基づくリトライ(以下、「外部リトライ」と呼ぶ)を行う際には、後述するスルーレート変更処理部17bによるインタフェース信号のスルーレート変更が行われる。
リード/ライト制御部17aは、リードまたはライトが成功するまでリトライ(外部リトライおよび内部リトライ)を続ける。そのため、リトライにおいてリードまたはライトが成功した場合には、その時点で設定されているスルーレート設定値に基づいて、以降、ホスト装置20から受信したインタフェース信号およびホスト装置20に送信するインタフェース信号のスルーレート値が設定されることになる。
スルーレート変更処理部17bは、リトライの回数に基づいて、HDC16のスルーレート設定値を切り替える処理部である。具体的には、このスルーレートは、リード/ライト制御部17aにより行われるリトライの回数を計数し、リトライの回数に応じて、HDC16に対してスルーレート設定値を変更するように指示する。例えば、スルーレート変更処理部17bは、以下の表1に示すように、リトライの回数に応じてスルーレート設定値の変更を指示する。
Figure 2008065771
なお、表1において、リトライの回数x、yおよびzは、内部リトライの最大回数がrであるとすると、それぞれ、x=r+1、y=x+r+1、z=x+y+r+1と設定する。ここで、リトライの回数は初期値(0)<x<y<zとなるが、各回数に対応するスルーレート値によって決められるスルーレート値の大小関係は、必ずしもAのスルーレート値<Bのスルーレート値<Cのスルーレート値<Dのスルーレート値とする必要はなく、任意に設定してよい。また、ここではリトライの回数およびスルーレート値をそれぞれ4種類とした場合を示したが、リトライの回数およびスルーレート設定値の数はこれに限られず、要求される精度に応じて、適宜設定してよい。
次に、本実施例1に係る磁気ディスク装置10によるスルーレート変更の処理手順について説明する。なお、ここでは、リードを行う場合の処理手順について、スルーレートを設定する処理を中心に説明する。図4は、本実施例1に係る磁気ディスク装置10によるスルーレート変更の処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、この磁気ディスク装置10では、ホスト装置20からリード命令を受け付けると、リード/ライト制御部17aが、RDC14、プリアンプ13およびヘッド12を介して磁気ディスク11に対してデータのリードを行う(ステップS301)。
また、リード/ライト制御部17aは、リードにおいてエラーが発生した場合には、所定の回数だけ内部リトライを行い、この内部リトライによってもリードが成功しなかった場合には、ホスト装置20に対してエラー通知を送信する。そして、このエラー通知に対してホスト装置20からリトライ要求を受け付けた場合には、リード/ライト制御部17aが、同一データについて再度リードを試みる。
この時、このリトライの回数がx回目であった場合は(ステップS302,Yes)、スルーレート変更処理部17bが、HDC16のスルーレート設定値を、初期値のAからBに変更する。そして、リード/ライト制御部17aによるリードが成功した場合には、そのままスルーレート設定値をBに変更しておく(ステップS303)。
また、リトライの回数がy回目であった場合は(ステップS304,Yes)、スルーレート変更処理部17bは、HDC16のスルーレート設定値を初期値のAからCに変更し、リード/ライト制御部17aによるリードが成功した場合には、そのままスルーレート設定値をCに変更しておく(ステップS305)。
また、リトライの回数がz回目であった場合は(ステップS306,Yes)、スルーレート変更処理部17bは、HDC16のスルーレート設定値を初期値のAからDに変更し、リード/ライト制御部17aによるリードが成功した場合には、そのままスルーレート設定値をDに変更しておく(ステップS307)。
上述してきたように、本実施例1では、リード/ライト制御部17aが、データのリードまたはライトにおいてエラーが発生した場合に、インタフェース信号のスルーレートを変更してリトライを実施し、スルーレート変更処理部17bが、リトライが成功した際のスルーレートをインタフェース信号のスルーレートとして設定するので、実際にデータのリードまたはライトを行った結果に基づいてスルーレートを設定することが可能になり、ホスト装置との相性によらずに最適なスルーレートを設定することができる。
また、本実施例1では、スルーレート変更処理部17bが、リトライの回数を計数し、計数した回数に基づいてスルーレートを変更して、リード/ライト制御部17aがリトライを実施するので、リトライの回数に応じてスルーレートを自動的に変化させて、最適なスルーレートを検出することができる。
ところで、上記実施例1では、エラー発生時に行われるリトライにおいて、リトライの回数に基づいてスルーレート設定値を変更することによって、リードまたはライトが成功するスルーレートを検出する場合について説明したが、ホスト装置20との間でやり取りされるデータ転送の空き時間を利用して再リトライを行うことによって、最適なスルーレートを検出するようにしてもよい。そこで、以下では、実施例2として、データ転送の空き時間を利用して、最適なスルーレートを検出する場合について説明する。
なお、本実施例2に係る磁気ディスク装置は、基本的には、実施例1に係る磁気ディスク装置10と同様の構成であり、リード/ライト制御部17aおよびスルーレート変更処理部17bにおいて行われるスルーレート変更の処理手順が変わるだけであるので、ここでは、かかるスルーレート変更の処理手順のみを説明する。
図5および6は、本実施例2に係る磁気ディスク装置によるスルーレート変更の処理手順を示すフローチャート(1)および(2)である。まず、図5に示すように、この磁気ディスク装置では、ホスト装置20からリード命令を受け付けると、リード/ライト制御部17aが、RDC14、プリアンプ13およびヘッド12を介して磁気ディスク11に対してデータのリードを行う(ステップS401)。
また、リード/ライト制御部17aは、リードにおいてエラーが発生した場合には(ステップS402,No)、所定の回数だけ内部リトライを行い、この内部リトライによってもリードが成功しなかった場合には、ホスト装置20に対してエラー通知を送信する。そして、このエラー通知に対してホスト装置20からリトライ要求を受け付けた場合には、リード/ライト制御部17aが、同一データについて再度リードを試みる(外部リトライ)。
リード/ライト制御部17aは、リードが成功するまで、ステップS401に戻って、リトライ(内部リトライおよび外部リトライ)を続けるが、リトライの回数が所定の回数閾値wを越えた場合には(ステップS403,Yes)、リードの対象であるデータのアドレスを記憶する(ステップS404)。
この後、リード/ライト制御部17aは、所定の時間、ホスト装置20との間のデータ転送が行われていないことを検出すると、ホスト装置20に対して、所定のリード命令を要求する。そして、この要求に対してホスト装置20からリード要求を受け付けた場合には、リード/ライト制御部17aは、スルーレート変更処理部17bを制御して、リード要求が含まれるインタフェース信号のスルーレート値を変更し(ステップS501)、変更後のスルーレートで取り込んだリード要求に基づいて、その時点で記憶しているアドレスのデータをリードする(ステップS502)。
このようにしてリード/ライト制御部17aは、HDC16において設定しうる全てのスルーレート値についてリードを試みたうえで、スルーレート設定値ごとにリトライの回数を計数して記憶する(ステップS503)。
そして、全てのスルーレート値についてリトライ回数を記憶した場合は(ステップS504,Yes)、リード/ライト制御部17aは、記憶しているリトライ回数を比較し(ステップS505)、リトライ回数が最も少ないスルーレート設定値を選び、当該スルーレート設定値を設定するようにスルーレート変更処理部17bに対して指示する(ステップS506)。
このように、本実施例2では、リード/ライト制御部17aが、リトライの回数を計数し、計数した回数が所定の閾値を超えた場合に、スルーレートを変更しながら再リトライを実施し、実施した再リトライの回数が最小であるスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定するので、実際にデータのリードまたはライトを行った結果、リトライが発生しにくいスルーレートを検出することができる。
また、本実施例2では、リード/ライト制御部17aが、インタフェース信号が所定の時間やり取りされなかった場合に、再リトライを実施するので、通常のリードまたはライトのリトライにおいてスルーレートの変更を行う場合に比べて、リトライ時の処理負荷を低減することができる。
なお、ここでは、リトライの回数が所定の回数閾値を超えたリード命令のリード対象のデータを再度リードすることによって、最適なスルーレートを検出する場合について説明したが、例えば、磁気ディスク11にある所定のダミー領域にデータをライトした後に、当該データをリードすることによって、最適なスルーレートを検出してもよい。
図7は、ダミー領域を用いる場合のスルーレート変更の処理手順を示すフローチャートである。同図は、基本的には、図6に示したフローチャートと同様であり、図6のステップS502で説明した処理において、記憶しているデータをダミー領域にライトした後に、当該データをリードするようにした場合を示している(ステップS602を参照)。
このように、ダミー領域を用いることにより、再リトライによって磁気ディスク11のユーザデータ格納領域に記憶されているデータが損傷する危険を回避することができる。
さらに、ダミー領域にライトするデータを、インタフェース信号においてノイズが最も発生しやすい特定のパターンのデータに変更してもよい。この特定パターンとしては、例えば、「0000FFFF」があげられる。これは、ビット値が「0」であるビットが連続する16桁のビット列と、ビット値が「1」であるビットが連続する16桁のビット列とを結合して構成されたデータであり、平坦なビット列同士が切り替えられるために、ノイズが最も発生しやすいパターンの一つである。
図8は、特定のデータパターンを用いる場合のスルーレート変更の処理手順を示すフローチャートである。同図は、基本的には、図6に示したフローチャートと同様であり、図7のステップS602でダミー領域にデータをライトする前に、ライトするデータのパターンを“0000FFFF”に変更する場合を示している(ステップS702を参照)。また、このデータパターンの変更は、通常、磁気ディスク装置内では使用されないパターンであるため、スルーレートの設定が終わった後に、通常のデータパターンに戻す処理も必要になる(ステップS708を参照)。
このように、ノイズが最も発生しやすい特定のデータパターンを用いることにより、リトライにおけるエラー発生が顕著になり、リトライ回数による比較判定の精度を高めることが可能になり、より正確に最適なスルーレートを検出することができる。
また、上記実施例2では、スルーレート設定値ごとにリトライ回数を記憶し、当該リトライ回数が最も少なかったスルーレート設定値に基づいて、インタフェース信号のスルーレートを設定する場合について説明したが、リトライ回数の替わりに、エラーレートに基づいて、インタフェース信号のスルーレートを設定してもよい。
つまり、この場合、リード/ライト制御部17aは、リトライ回数を記憶する替わりに、スルーレート設定値ごとにエラーレートを測定し、全てのスルーレート設定値のエラーレートを測定した後に各エラーレートを比較し、最もエラーレートの値が小さかったスルーレート設定値に基づいて、以後送受信されるインタフェース信号のスルーレートを設定する。
これにより、リトライ回数によって判定する場合と同様に、実際にデータのリードまたはライトを行った結果、リトライが発生しにくいスルーレートを検出することができる。
また、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムを磁気ディスク装置(コンピュータ)に備えられたCPU(Central Processing Unit)、MCU(Micro Control Unit)、MPU(Micro Processing Unit)などの処理装置で実行することによって実現することができる。
図2に示す例では、各種の処理を実現する各種のプログラム(ファームウェア)がROM(図示せず)に記憶されており、制御部17が、各種プログラムをRAM15に展開した後に読み出して実行することにより、上述した各種の処理部(リード/ライト制御部17aおよびスルーレート変更処理部17b)の機能を実現する各種プロセスが起動される。
なお、ここでいう各種プログラムは、必ずしも最初からROMに記憶させておく必要はない。たとえば、コンピュータに挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータの内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータに接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各種プログラムを記憶しておき、コンピュータがこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
また、本実施例では、本発明を磁気ディスク装置に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、光ディスク装置などにも同様に適用することができる。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)制御信号に基づいて記憶媒体に対するデータのリードまたはライトが実行される場合に前記制御信号のスルーレートを制御するスルーレート制御装置であって、
前記データのリードまたはライトにおいてエラーが発生した場合に、前記制御信号のスルーレートを変更してリトライを実施するリトライ実施部と、
前記リトライ実施部によるリトライが成功した際のスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定するスルーレート設定部と、
を備えたことを特徴とするスルーレート制御装置。
(付記2)前記リトライ実施部は、前記リトライの回数を計数し、計数した回数に基づいて、スルーレートを変更してリトライを実施することを特徴とする付記1に記載のスルーレート制御装置。
(付記3)前記リトライ実施部は、前記リトライの回数を計数し、計数した回数が所定の閾値を超えた場合に、スルーレートを変更しながら再リトライを実施し、
前記スルーレート設定部は、前記リトライ実施部により実施された再リトライの回数が最小であるスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定することを特徴とする付記2に記載のスルーレート制御装置。
(付記4)前記リトライ実施部は、前記リトライの回数を計数し、計数した回数が所定の閾値を超えた場合に、スルーレートを変更しながら再リトライを実施し、
前記スルーレート設定部は、前記リトライ実施部により実施された再リトライにおけるエラーレートが最小であるスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定することを特徴とする付記2に記載のスルーレート制御装置。
(付記5)前記リトライ実施部は、前記制御信号が所定の時間やり取りされなかった場合に、前記再リトライを実施することを特徴とする付記3または4に記載のスルーレート制御装置。
(付記6)前記リトライ実施部は、前記記憶媒体の所定のダミー領域にライトされた所定のデータを用いて前記再リトライを実施することを特徴とする付記3、4または5に記載のスルーレート制御装置。
(付記7)前記所定のデータは、ビット値が「0」であるビットが連続するビット列とビット値が「1」であるビットが連続するビット列とを結合して構成されたデータであることを特徴とする付記6に記載のスルーレート制御装置。
(付記8)制御信号に基づいて記憶媒体に対するデータのリードまたはライトが実行される場合に前記制御信号のスルーレートを制御する記憶装置であって、
前記データのリードまたはライトにおいてエラーが発生した場合に、前記制御信号のスルーレートを変更してリトライを実施するリトライ実施部と、
前記リトライ実施部によるリトライが成功した際のスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定するスルーレート設定部と、
を備えたことを特徴とする記憶装置。
(付記9)前記リトライ実施部は、前記リトライの回数を計数し、計数した回数に基づいて、スルーレートを変更してリトライを実施することを特徴とする付記8に記載の記憶装置。
(付記10)前記リトライ実施部は、前記リトライの回数を計数し、計数した回数が所定の閾値を超えた場合に、スルーレートを変更しながら再リトライを実施し、
前記スルーレート設定部は、前記リトライ実施部により実施された再リトライの回数が最小であるスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定することを特徴とする付記9に記載の記憶装置。
(付記11)前記リトライ実施部は、前記リトライの回数を計数し、計数した回数が所定の閾値を超えた場合に、スルーレートを変更しながら再リトライを実施し、
前記スルーレート設定部は、前記リトライ実施部により実施された再リトライにおけるエラーレートが最小であるスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定することを特徴とする付記9に記載の記憶装置。
(付記12)制御信号に基づいて記憶媒体に対するデータのリードまたはライトが実行される場合に前記制御信号のスルーレートを制御するスルーレート制御方法であって、
前記データのリードまたはライトにおいてエラーが発生した場合に、前記制御信号のスルーレートを変更してリトライを実施するリトライ実施工程と、
前記リトライ実施部によるリトライが成功した際のスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定するスルーレート設定工程と、
を含んだことを特徴とするスルーレート制御方法。
(付記13)制御信号に基づいて記憶媒体に対するデータのリードまたはライトが実行される場合に前記制御信号のスルーレートを制御するスルーレート制御プログラムであって、
前記データのリードまたはライトにおいてエラーが発生した場合に、前記制御信号のスルーレートを変更してリトライを実施するリトライ実施手順と、
前記リトライ実施部によるリトライが成功した際のスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定するスルーレート設定手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするスルーレート制御プログラム。
以上のように、本発明に係るスルーレート制御装置、記憶装置およびスルーレート制御方法は、制御信号に基づいて記憶媒体に対するデータのリードまたはライトが実行される場合の前記制御信号のスルーレートの制御に有用であり、特に、ホスト装置との相性によらずに最適なスルーレートを設定する場合に適している。
本実施例1に係る磁気ディスク装置の概念を説明するための説明図である。 本実施例1に係る磁気ディスク装置の構成を示す機能ブロック図である。 スルーレート設定値とスルーレート値との対応付けを示す図である。 本実施例1に係る磁気ディスク装置によるスルーレート変更の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例2に係る磁気ディスク装置によるスルーレート変更の処理手順を示すフローチャート(1)である。 本実施例2に係る磁気ディスク装置によるスルーレート変更の処理手順を示すフローチャート(2)である。 ダミー領域を用いる場合のスルーレート変更の処理手順を示すフローチャートである。 特定のデータパターンを用いる場合のスルーレート変更の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 磁気ディスク装置
11 磁気ディスク
12 ヘッド
13 プリアンプ
14 RDC
15 RAM
16 HDC
17 制御部
17a ライト制御部
17b スルーレート変更処理部
20 ホスト装置

Claims (5)

  1. 制御信号に基づいて記憶媒体に対するデータのリードまたはライトが実行される場合に前記制御信号のスルーレートを制御するスルーレート制御装置であって、
    前記データのリードまたはライトにおいてエラーが発生した場合に、前記制御信号のスルーレートを変更してリトライを実施するリトライ実施部と、
    前記リトライ実施部によるリトライが成功した際のスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定するスルーレート設定部と、
    を備えたことを特徴とするスルーレート制御装置。
  2. 前記リトライ実施部は、前記リトライの回数を計数し、計数した回数に基づいて、スルーレートを変更してリトライを実施することを特徴とする請求項1に記載のスルーレート制御装置。
  3. 前記リトライ実施部は、前記リトライの回数を計数し、計数した回数が所定の閾値を超えた場合に、スルーレートを変更しながら再リトライを実施し、
    前記スルーレート設定部は、前記リトライ実施部により実施された再リトライの回数が最小であるスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定することを特徴とする請求項2に記載のスルーレート制御装置。
  4. 制御信号に基づいて記憶媒体に対するデータのリードまたはライトが実行される場合に前記制御信号のスルーレートを制御する記憶装置であって、
    前記データのリードまたはライトにおいてエラーが発生した場合に、前記制御信号のスルーレートを変更してリトライを実施するリトライ実施部と、
    前記リトライ実施部によるリトライが成功した際のスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定するスルーレート設定部と、
    を備えたことを特徴とする記憶装置。
  5. 制御信号に基づいて記憶媒体に対するデータのリードまたはライトが実行される場合に前記制御信号のスルーレートを制御するスルーレート制御方法であって、
    前記データのリードまたはライトにおいてエラーが発生した場合に、前記制御信号のスルーレートを変更してリトライを実施するリトライ実施工程と、
    前記リトライ実施部によるリトライが成功した際のスルーレートを前記制御信号のスルーレートとして設定するスルーレート設定工程と、
    を含んだことを特徴とするスルーレート制御方法。
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