JP2008065608A - 印刷制御方法及び印刷制御装置及び印刷制御システム - Google Patents

印刷制御方法及び印刷制御装置及び印刷制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】 周辺機器による印刷出力を管理する管理者にとっては、プリンタドライバのカスタマイズの可能、不可能に関わらず印刷枚数などの制限、管理を行う必要がある。
【解決手段】 ユーザの制限すべき印刷設定を管理するためのサーバコンピュータ120と通信可能なプリントクライアント110における印刷制御方法であって、制限すべき印刷設定に関する情報をサーバコンピュータ120より受信する受信ステップと、プリンタドライバのカスタマイズが可能か否かを検出する検出ステップと、プリンタドライバがカスタマイズ可能であると検出した場合に、状態変数の更新を指示する第1の指示ステップと、前記状態変数が更新されていない場合に、ポートモニタ116に制限すべき印刷設定を含む印刷ジョブを削除するための指示を行う第2の指示ステップとを備えることを特徴とする。
【選択図】 図9

Description

本発明は、ネットワークに接続された周辺機器、及びこれらの機器を管理するコンピュータ、ネットワーク情報機器などの情報処理装置などに関するものである。
従来の技術においては、ネットワークに接続された周辺機器に対する印刷に用いる用紙の枚数などの使用量を制限する場合には、プリンタドライバのユーザインタフェースをカスタマイズする方法があった。この方法においては、ユーザインタフェースで設定可能な印刷設定などの表示を変更するためのカスタマイズ情報をデータベースで管理する。その後、ユーザの権限に応じて印刷設定の表示を変更する際には、ユーザインタフェースの表示をカスタマイズ情報に基づき制御していた。(例えば、特許文献1)
特開2005−242782号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、以下の条件を満たさなければ、プリンタドライバのユーザインタフェースのカスタマイズ処理を実施することができないという課題があった。その条件とは、予めプリンタドライバに関するSDK(Software Developers Kit)が用意され、かつ、プリンタドライバのインタフェースが公開されている必要があるという条件である。印刷出力を管理する管理者にとっては、プリンタドライバのカスタマイズの可能、不可能に関わらず印刷枚数などの制限といった管理を行いたい。
よって、本発明はプリンタドライバがカスタマイズ可能な場合、不可能な場合のそれぞれ状況に応じて、最適な方法で周辺機器の印刷処理に係る用紙枚数などの使用量の制限などを管理可能な情報処理装置及び情報処理方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の印刷制御装置における印刷制御方法は、ユーザの制限すべき印刷設定を管理するための上限管理装置と通信可能な印刷制御装置における印刷制御方法であって、制限すべき印刷設定に関する情報を前記上限管理装置より受信する受信ステップと、プリンタドライバのカスタマイズが可能か否かを検出する検出ステップと、前記検出ステップにより、プリンタドライバがカスタマイズ可能であると検出した場合に、状態変数の更新を指示する第1の指示ステップと、前記状態変数を参照し、前記状態変数が更新されていない場合に、ポートモニタに対して、制限すべき印刷設定を含む印刷ジョブを削除するための指示を行う第2の指示ステップとを備えることを特徴とする。
本発明によって、プリンタドライバがカスタマイズ可能な場合、不可能な場合のそれぞれ状況において、最適な方法で周辺機器の印刷処理に係る用紙枚数などの使用量の制限を管理することが可能となる。
〔第1の実施形態〕
以下、図面を用いて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る印刷システムのネットワーク構成を示した図である。本実施形態において、印刷システムは印刷指示を行うとクライアントパーソナルコンピュータ(以下、クライアント)110と、サーバコンピュータ120と、ジョブデータを受信して印刷を行うプリンタ150とから成る。これらの装置はイーサネット(登録商標)などからなるネットワーク140を介して互いに接続されている。サーバコンピュータ120は、プリンタ150による印刷出力枚数等の集計処理、およびデバイスやユーザ等の登録処理、ユーザ毎に印刷可能な枚数などの上限管理などの処理を行う。尚、印刷システムのプリンタなどの周辺装置やクライアントの接続数などのネットワーク構成に関しては本実施形態に限るものではない。
クライアント110にはジョブアカウントクライアントアプリケーション111と、アプリケーション112とがインストールされている。また、クライアント110には、GDI(Graphic Device Interface)113と、プリンタドライバ114と、スプーラ115と、ポートモニタ116とを備える。
ジョブアカウントクライアントアプリケーション111は、ジョブログ取得処理、上限制限処理、ジョブアカウントサーバアプリケーションとの通信処理など、ジョブアカウントを実現するための様々な処理を行う。ジョブアカウントとは、プリンタ150による印刷出力の枚数などの上限管理することを示す。
クライアント110はポートモニタ117を介してプリンタ130で印刷を行うPeer To Peer印刷(以下、「PTP印刷」という)や、プリントサーバ(不図示)を介してプリンタ130で印刷を行う共有プリンタ印刷を行う。
クライアント110によって実行される印刷時のジョブ取得処理について説明する。
ジョブアカウントクライアントアプリケーション111はアプリケーション112に対して印刷指示を発行し、アプリケーション112はGDI113に対してGDIコール(グラフィック出力要求)を行う。
プリンタドライバ114は、GDIコールを印刷処理に従ってPDL(Page Description Language)データに変換して、スプーラ115にジョブデータを送信する。
ジョブアカウントクライアントアプリケーション111は、スプーラ115にジョブデータがスプールされていないかを定期的に監視する。また、ジョブアカウントクライアントアプリケーション111は、ジョブデータがスプールされていれば、OS規定のAPI(Application Program Interface)を発行し、ジョブの排紙枚数やページ数などの印刷情報を取得する。この印刷情報により作成されたジョブログをスプーラログと称する。
スプーラ115は、ジョブデータを順次格納して、適宜ポートモニタ116にジョブデータを送信する。
ポートモニタ116は、プリンタ130と通信し、プリンタ130がデータ受信可能であれば、ジョブデータを送信する。また、ポートモニタ116は、このジョブデータを解析することによりジョブログを作成し、ジョブアカウントクライアントアプリケーションに送信する。このジョブログをポートモニタログと称する。
ポートモニタログはスプーラ115により連続昇順に割り当てられたジョブID、印刷者を示すオーナ名、プリンタに送信したジョブデータのデータサイズ、面数、NUP等のジョブに関する情報からなる。また、面数は、用紙の片側に印刷するときにカウントされ、一枚の紙の片面に印刷したときは1、両面に印刷したときは2とカウントする。NUPは、用紙の一面に何ページの論理ページを割り付けたかを示す。
ジョブアカウントクライアントアプリケーション111は、上述のスプーラログ、およびポートモニタログのいずれかを、ジョブアカウントサーバアプリケーション121に送信する。
ジョブアカウントサーバアプリケーション141は、ジョブログを受信すると、所定期間別、デバイス別、ジョブ発行者別などの出力面数や出力枚数の算出といった、集計処理等を行う。
ジョブアカウントサーバアプリケーション121は、主に、ジョブログの蓄積、蓄積したジョブを参照することによる出力量等の集計処理を行う。また、ジョブアカウントサーバアプリケーション121は、管理者に対するユーザインタフェースの提供、デバイス、ユーザ、その他の登録処理、およびユーザ毎の出力制御、その他の設定処理等を行う。
次にプリンタドライバ114の拡張システムについて説明する。
UIプラグイン114Bは、UIドライバ114Aで処理しているインストール時の処理等のUIドライバ114Aに実装されている様々なイベント処理カスタマイズする場合に用いる。また、UIプラグイン114Bは、プリンタドライバ114がユーザに提供する印刷設定シート(UI)に新たなシートを加える場合にも用いる。UIドライバ114Aは、システムに対してエクスポートしているDDI(Device Driver Interface)がコールされた際に、UIプラグイン114Bが公開しているインタフェースを取得する。UIドライバ114Bが取得したUIプラグイン114Bのインタフェースを用いて、UIプラグイン114Bと通信することで、UIドライバ114Aに実装されたカスタマイズ処理が実行される。加えて、UIプラグイン114BはUIドライバ114AがUIをカスタマイズする際に参照する状態変数を保持している。ここで、UIドライバ114Aは、この状態変数を参照可能であり、この情報が更新された際にカスタマイズ処理が実行される。
図2は、図1におけるクライアント110及びサーバコンピュータ120のハードウェア構成を示すブロック図である。
201は、CPU(中央処理装置)である。CPU201は、このコンピュータ装置全体の制御、演算処理などを行う。
202は、ROM(読み出し専用メモリ)である。ROM202は、システム起動プログラムの情報などが格納されている記憶領域となっている。
203は、RAM(ランダムアクセスメモリ)である。RAM203は、使用制限のないデータ記憶領域となっている。オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラム、デバイスドライバ(プリンタドライバ)、通信制御用のプログラムなどはRAM203にロードされて、CPU201によって実行される。
204は、KBC(キーボード制御部)である。KBC204は、コンピュータに付属のキーボードから入力データを受け取り、CPU201へ入力データを伝達する。
205は、CRT(ディスプレイ制御部)であり、ディスプレイ装置に対する表示制御を行う。206は、HD(ハードディスク装置)である。
なお、HD206は、他にも、FD(フロッピー(登録商標)ディスク)、SRAM(不揮発性記憶メモリ)などの外部記憶装置に代替可能である。HD206はプログラム及びデータを記憶し、これらプログラム及びデータは必要に応じてRAMへロードされる。
207は、通信部で、ネットワーク通信を制御する。この通信部207により、コンピュータは、ネットワークに接続されている他のコンピュータや周辺機器と通信することが可能となる。
208は、システムバスである。上記の構成要素間でやり取りされるデータは、このシステムバス208を通る。
図3は、本発明に係るプログラムがRAM203にロードされ、CPU201により実行可能となった状態でのメモリマップを示す図である。31は、基本I/Oプログラムである。302は、ウィンドウシステムなどのオペレーティングシステムである。303は、本発明に係るプログラムである。304は、関連データである。305は、CPU201がプログラムを実行するときに使用するワークエリアである。
また、本発明に係るプログラム及び関連データは、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)やCD−ROM中に記憶され、そこからコンピュータに供給される。
図4は、本発明に係るプログラム及び関連データがFDやCD−ROMに格納されている状態でのメモリマップを示す図である。FDやCD−ROMの記憶領域400は、ボリューム情報401、ディレクトリ情報402、本発明に係るプログラムの実行ファイル403、ジョブアカウントの関連データファイル404から構成される。
また、本発明の目的は、コンピュータの装置(CPU201)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによって達成される。
本実施形態における、プログラムコードの格納方法は次の通りである。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(制御プログラム)のプログラムコードを記録した記憶媒体(図4)を、図5に示すようにコンピュータに供給し、そのコンピュータの装置(CPU201)が記憶媒体に格納する。
図4に示すプログラムやデータをコンピュータに供給する方法として図5に示すようにフロッピー(登録商標)ディスクFD500などに記憶させてコンピュータ本体502に(フロッピー(登録商標)ディスクドライブ501を介して)供給する方法が一般的である。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィスクやハードディスク以外にも、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行う。
また、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
図6は、周辺機器のハードウェア構成を示す図である。
605は、周辺機器全体を制御するコントローラ部である。コントローラ部605は、CPU601,ROM602、RAM603、HD604から構成されている。
CPU601は、コントローラ部及び周辺機器全体の制御、演算処理などを行う。
ROM602は、読み出し専用メモリで、システム起動プログラムなどを記憶する記憶領域である。
RAM603は、ランダムアクセスメモリで、データ記憶領域である。
HD604は、ハードディスクであり、SRAMなどの他の不揮発性記憶装置に代替可能である。ジョブ履歴保持機能を有する周辺機器は、ジョブ履歴をRAM603或いはHD604に格納している。また、オペレーティングシステム、通信制御用のプログラム、エンジン制御用のプログラムは、RAM603にロードされて、CPU601によって実行される。
606は、周辺機器のエンジン部であり、コントローラ部の制御の下、印刷動作や画像読み取り動作を行う。エンジン部は、具体的には、プリンタエンジンやスキャナエンジンなど、或いはその両方から構成される。
607は、通信部であり、ネットワーク通信を制御するものである。この通信部607によって、周辺機器はクライアントコンピュータやサーバコンピュータと通信が可能となる。
608はシステムバスである。上記の構成要素間でやり取りされるデータは、このシステムバス608を通る。
図8(a)印刷制限するようにカスタマイズされていないプリンタドライバ114がユーザに提供するUIである。一方、図8(b)は、UIプラグインのコントロールを更新し、印刷制限するようにカスタマイズされたプリンタドライバ114がユーザに提供するUIである。
図8(a)で示されるように本来のプリンタドライバ114の設定UIにおいては、カラーモード選択UI81により、ユーザがカラーで印刷を行うかモノクロで印刷を行うか選択可能となっている。ここでモノクロとは、単色で行われる印刷処理のことを示し、白黒印刷などを示すものである。尚、モノクロ印刷により用いられる色については、管理者などにより事前に設定されているものとする。
図8(b)に示されるプリンタドライバの設定UIにおいては、カラーモード選択UI81において、ユーザがカラーを選択することができないように動作する。
本実施形態では、カラーを選択するためのプルダウンメニューが操作できないように制御され、強制的にモノクロ印刷となるようになっている。尚、カラーを選択できないようにするための動作としては、モノクロ印刷を強制するための構成であれば、本実施形態に限るものではない。
図7は、図8(b)に示すようなプラグインの機能により、カラーモード選択UI81をカスタマイズする処理について示すプログラムのフローチャートである。このプログラムはCPU201により実行され、以下に示す処理が行われる。
前提として、ジョブアカウントサーバアプリケーション121において、ユーザ毎にカラー印刷が可能な上限枚数が管理されているものとする。
また、ジョブアカウントクライアントアプリケーション111は、印刷データをプリンタに対して送信する毎に、カラー印刷枚数などの情報をジョブアカウントサーバアプリケーション121に送信する。
ジョブアカウントサーバアプリケーション121は、ジョブアカウントクライアントアプリケーション111から送信されたユーザ毎の印刷枚数などの実績を管理する。上限値に到達した場合、ジョブアカウントサーバアプリケーション121は、ジョブアカウントクライアントアプリケーション111に対して通知を行う。
S701では、ジョブアカウントクライアントアプリケーション111が、ジョブアカウントサーバアプリケーション121から、ユーザがカラー印刷の上限枚数に達したことを通知する。
S702において、ジョブアカウントクライアントアプリケーション111は、カスタマイズ可能なプリンタドライバである場合は、プリンタドライバ114をカスタマイズすることを示す状態変数の更新を指示し、状態変数を更新する。ここで、カスタマイズ可能なプリンタドライバとは、プリンタドライバに関するSDKが用意されており、かつプリンタドライバのインタフェースが公開されているプリンタドライバを示す。
S703において、UIドライバ114Aは状態変数を参照する。
S704において、状態変数が更新されていた場合は、S705にて、UIプラグイン114Bの処理としてプラグインのコントロールの制御を行う。
次にS706において、UIプラグインのコントロールを更新する。
S707において、UIドライバの処理として、プリンタドライバ本体のコントロールを制御する。
S708にて、UIドライバのコントロールを更新する。ここで、S706においてUIプラグインのコントロールが更新された場合は、図8(b)で示すようなプリンタドライバの設定UIが表示される。
図9は、図7のドライバプラグインの機能により、プリンタドライバがカスタマイズされている場合と、カスタマイズされていない場合における印刷抑止処理の内容を示すプログラムのフローチャートである。このフローチャートはクライアント110からの印刷時における印刷抑止処理を例に説明するものである。プリントクライアント101のアプリケーション112で印刷処理が指示されたことで、プログラムがCPU201により実行され、以下に示す処理が行われる。
S901において、ジョブアカウントクライアントアプリケーション111は、プリンタドライバ114がカスタマイズされているか否かを示す状態変数を参照する。ここで、状態変数が図7のS702で状態変数が更新されている場合は、プリンタドライバ114がカスタマイズ可能であるので、プリンタドライバ114をカスタマイズすることでカラーモードの印刷をユーザに対して制限している。
S902において、ジョブアカウントクライアントアプリケーション111は、状態変数の参照結果からプリンタドライバ114がカスタマイズ可能と判定した場合は、S906に遷移する。この場合は、プリンタドライバ114において、図8(b)のUI例で示されるように、抑止されているカラーモードがカラーの印刷は指定できなくなる。よって、ユーザはモノクロ印刷を指定することになる。状態変数の参照結果からプリンタドライバ114がカスタマイズ不可能と判定した場合は、S903に遷移する。
S903において、ジョブアカウントクライアントアプリケーション111は、ポートモニタ116で印刷ジョブの解析を指示する。ここでジョブアカウントクライアントアプリケーション111は、同時にポートモニタに対して解析の結果、印刷ジョブのカラーモードがカラーの印刷を指定するカラージョブである場合は、そのカラージョブを削除するように指示する。
S904でポートモニタにおいてモノクロのジョブと判定された場合は、S906に遷移する。S904において、カラージョブと判定された場合は、S905に遷移する。
S905において、ポートモニタ116において、印刷ジョブを削除し、処理を終了する。
S906において、指定されたカラーモードでプリンタ130に対する印刷処理を行う。
本発明において、プリンタドライバをカスタマイズ可能な場合は、プリンタドライバをカスタマイズすることによりカラー印刷における印刷枚数の制限などの上限管理を行う。これにより、ユーザに予め制限されている印刷を行えないようにするばかりか、無効である印刷データを生成すること自体を抑制できる。また、ポートモニタ116で印刷ジョブを削除することにより、プリンタドライバがカスタマイズできない場合においても、厳密な印刷枚数の制限などの上限管理が行える。
〔その他の実施形態〕
本実施形態における図7、図9に示すフローチャートに示す処理、及び、図1に示す各モジュールが、外部からインストールされるプログラムによって、各コンピュータのそれぞれにより遂行される。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群がクライアントコンピュータに供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。(なお記憶媒体からの読み出し方法は次の通りである。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、又は、外部サーバ(図示省略)からダウンロードする。)
この場合、記憶媒体から読み出されたジョブアカウントサーバやジョブアカウントクライアントプログラム等のプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フロッピィーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。また、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を適用したジョブアカウントシステム全体の基本的な構成図である。 プリントクライアント及びサーバコンピュータのハードウェア構成のブロック図を示す。 本発明に係るプログラムがRAMにロードされ、CPUにより実行可能となった状態でのメモリマップを示す図である。 本発明に係るプログラム及び関連データがFDやCD−ROMに格納されている状態でのメモリマップを示す図である。 プログラム及び関連データの供給方法を示す図である。 周辺機器のハードウェア構成のブロック図を示す。 プリンタドライバのカスタマイズ処理の内容を示すフローチャートである。 プリンタドライバのカスタマイズ処理の一例を示すユーザインタフェース図である。 プリントクライアントにおける印刷抑止処理の内容を示すフローチャートである。
符号の説明
110 クライアントコンピュータ
111 ジョブアカウントクライアントアプリケーション
112 アプリケーション
113 GDI
114 プリンタドライバ
115 スプーラ
116 ポートモニタ
120 サーバコンピュータ
121 ジョブアカウントサーバアプリケーション
130 プリンタ
140 ネットワーク

Claims (5)

  1. ユーザの制限すべき印刷設定を管理するための上限管理装置と通信可能な印刷制御装置における印刷制御方法であって、
    制限すべき印刷設定に関する情報を前記上限管理装置より受信する受信ステップと、
    プリンタドライバのカスタマイズが可能か否かを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより、プリンタドライバがカスタマイズ可能であると検出した場合に、状態変数の更新を指示する第1の指示ステップと、
    前記状態変数を参照し、前記状態変数が更新されていない場合に、ポートモニタに対して、制限すべき印刷設定を含む印刷ジョブを削除するための指示を行う第2の指示ステップとを備えることを特徴とする印刷制御方法。
  2. ユーザの制限すべき印刷設定を管理するための上限管理装置と通信可能な印刷制御装置における印刷制御ステップをコンピュータにより実現させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムであって、
    制限すべき印刷設定に関する情報を前記上限管理装置より受信する受信ステップと、
    プリンタドライバのカスタマイズが可能か否かを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより、プリンタドライバがカスタマイズ可能であると検出した場合に、状態変数の更新を指示する第1の指示ステップと、
    前記状態変数を参照し、前記状態変数が更新されていない場合に、ポートモニタに対して、制限すべき印刷設定を含む印刷ジョブを削除するための指示を行う第2の指示ステップとをコンピュータにより実現させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  3. ユーザの制限すべき印刷設定を管理するための上限管理装置と通信可能な印刷制御装置における印刷制御ステップをコンピュータにより実現させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、
    制限すべき印刷設定に関する情報を前記上限管理装置より受信する受信ステップと、
    プリンタドライバのカスタマイズが可能か否かを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより、プリンタドライバがカスタマイズ可能であると検出した場合に、状態変数の更新を指示する第1の指示ステップと、
    前記状態変数を参照し、前記状態変数が更新されていない場合に、ポートモニタに対して、制限すべき印刷設定を含む印刷ジョブを削除するための指示を行う第2の指示ステップとをコンピュータにより実現させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  4. ユーザの制限すべき印刷設定を管理するための上限管理装置と通信可能な印刷制御装置であって、
    制限すべき印刷設定に関する情報を前記上限管理装置より受信する受信手段と、
    プリンタドライバのカスタマイズが可能か否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段により、プリンタドライバがカスタマイズ可能であると検出した場合に、状態変数の更新を行う更新手段と、
    前記状態変数を参照し、前記状態変数が更新されていない場合に、制限すべき印刷設定を含む印刷ジョブを削除する削除手段を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  5. ユーザの制限すべき印刷設定を管理するための上限管理装置と前記上限管理装置と通信可能な印刷制御装置とを含む印刷制御システムであって、
    前記上限管理装置は、
    ユーザの制限すべき印刷設定に関する情報を送信する送信手段を備え、
    前記印刷制御装置は、
    制限すべき印刷設定に関する情報を前記上限管理装置より受信する受信手段と、
    プリンタドライバのカスタマイズが可能か否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段により、プリンタドライバがカスタマイズ可能であると検出した場合に、状態変数の更新を行う更新手段と、
    前記状態変数を参照し、前記状態変数が更新されていない場合に、ポートモニタに対して、制限すべき印刷設定を含む印刷ジョブを削除する削除手段とを備えることを特徴とする印刷制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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