JP2008257339A - 管理装置、管理方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents

管理装置、管理方法、記憶媒体、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 印刷させる属性に適応して使用可能な周辺機器の場所や機能を制限することである。
【解決手段】 周辺機器を利用する管理コードが入力されると(S1301)、入力された管理コードに対して、周辺機器が設置される場所を特定する設置場所情報が指定されている場合に、設置場所情報を指定する(S1302)。さらに、設置場所情報に対応する周辺機器により実行可能な処理機能の中で、制限すべきいずれかの処理機能を指定されている場合に、制限する機能を指定する(S1305)。指定された設置場所、制限した機能、管理コードとを関連づけてデータベースに登録する(S1306)ことを特徴とする。
【選択図】 図12

Description

本発明は、周辺機器と通信してジョブ情報を管理する管理装置に関するものである。
従来、ネットワーク上の情報機器のジョブ情報を管理する装置を含む管理システムとして、下記特許文献1が公開されている。
このような管理システムは、クライアントコンピュータからの印刷時に管理コードを入力し、ジョブ管理サーバに対して、印刷ジョブ情報に加えて、管理コード情報を付加して送信するという構成になっている。
具体的には、法律事務所等において、発生した印刷経費を仕事の内容ごとに集計するといった業務管理を行う場合を想定する。
このような業務において、印刷を行ったユーザ単位の集計結果から仕事単位に集計をやり直すという手間を削減するために印刷ジョブ情報に管理コードを付加し、この管理コードによる集計を行うというものである。
特開2004-178324号公報
しかしながら、ユーザの情報を出力するにあたり、周辺機器の利用に関して制限をかける必要がある。
例えば、企業等において、人事部門が昇格試験の問題を周辺機器から印刷あるいはコピーする場合に、人事部門のフロアに設置してある周辺機器を使用することは通常の使用である。
この場合、人事部門が昇格試験の問題を他部門のフロアに設置してある周辺機器を利用することは、出力物の取り忘れなどによる昇格試験の情報漏洩につながるという問題がある。
また、人事部門のフロアに設置してある周辺機器であっても、その周辺機器に対して誤ってFAXを使用してしまった場合には、外部機器に秘匿性が要求される情報が漏洩されてしまうことを防止できないという課題があった。
つまり、選択可能な周辺機器に特定の情報を出力する場合に、出力すべき情報に対する複数の属性に関連づけてその周辺機器に何らかの制限を設定することができない。このため、特定の情報を選択された周辺機器で処理させる場合、使用者が誤操作で、本来実行させたくない機能が選択されると、情報漏洩してしまうことを回避できないという課題が指摘されていた。ここで、リモートとは、印刷要求を行う者と、その要求を受け付ける周辺機器とが同じ棟で別部署、あるいは別棟に設置されているような場合を含むものである。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、印刷させる属性に適応して使用可能な周辺機器の場所や機能を制限することができる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の管理装置は以下に示す構成を備える。
複数の処理機能を実行する周辺機器と通信可能な管理装置であって、前記周辺機器を利用する管理コードを入力するコード入力手段と、入力された前記管理コードに対して、周辺機器が設置される場所を特定する設置場所情報を指定する第1の指定手段と、前記設置場所情報に対応する周辺機器により実行可能な処理機能の中で、制限すべきいずれかの処理機能を指定する第2の指定手段と、前記第1と第2の指定手段によるそれぞれの指定と、前記管理コードとを関連づけてデータベースに登録する登録手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の管理方法は以下に示す構成を備える。
複数の処理機能を実行する周辺機器と通信可能な管理装置における管理方法であって、前記周辺機器を利用する管理コードを入力するコード入力工程と、入力された前記管理コードに対して、周辺機器が設置される場所を特定する設置場所情報を指定する第1の指定工程と、前記設置場所情報に対応する周辺機器により実行可能な処理機能の中で、制限すべきいずれかの処理機能を指定する第2の指定工程と、前記第1と第2の指定工程によるそれぞれの指定と、前記管理コードとを関連づけてデータベースに登録する登録工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷させる属性に適応して使用可能な周辺機器の場所や機能を制限することができるため、ユーザあるいは顧客に関する情報の漏洩を抑止することが可能となる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
以下、図面を用いて、本発明の実施例を詳細に説明する。
<ジョブアカウントシステム>
図1は、本発明の第1実施形態を示す情報処理システムの構成を説明するブロック図である。本例は、ジョブアカウントを後述するサーバが管理するシステム例である。本実施形態では、周辺機器として、複合画像処理装置として処理機能がプリント機能、コピー機能、ファクシミリ機能を処理機能とする例を説明するが、他の機能を加えてもよい。
図1において、1010及び1020はクライアントコンピュータ(以下、クライアントと呼ぶ)であり、いわゆるコンピュータ装置としてハードウエア資源と、OS等のソフトウエア資源を備える。
1030はサーバコンピュータ(以下、サーバと呼ぶ)であり、いわゆるコンピュータ装置としてハードウエア資源と、OS等のソフトウエア資源を備える。
なお、クライアント及びサーバは、図2に示すハードウエア資源を備えて、ネットワーク上のデバイスと通信可能に構成されている。
1040はプリンタで、後述するハードウエア資源と、ソフトウエア資源を備え、印刷履歴を保持する機能(印刷履歴保持機能)を実行するための記憶装置を備えている。
1050はMFP(Multi Function Pirnter(以下MFPと呼ぶ))である。MFP1050は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、印刷履歴保持機能を備えている。また、MFP1050は、印刷履歴を保持する機能(印刷履歴保持機能)を実行するための記憶装置を備えている。
なお、プリンタ1040及びMFP1050は、図3に示すハードウエア資源を備え、ネットワーク上のクライアント、サーバと所定のプロトコルで通信可能に構成されている。ここで、所定のプロトコルとは、TCP/IP等を含む、OS等の環境により使用可能なプロトコルであれば特に制限はない。
1060は従来のプリンタ(従来プリンタ)であり、上述している印刷履歴保持機能を備えていないものとする。
図1に示す符号1010、1020、1030、1040、1050、1060の各装置は、ネットワークを介して他の装置と通信を行うことができる。
クライアント1010において、アプリケーション1011がGDI1012を呼び出すことにより、GDI1012は、アプリケーションからの指示に応じて印刷データを生成し、その印刷データをスプーラ1013に送信する。
ジョブアカウントクライアントアプリケーション(JACAP)1014は、アプリケーションがGDIを呼び出すのを監視(フック)して、その印刷データに係るジョブの情報を蓄積する。
スプーラ1013は、ネットワークを介して周辺機器(プリンタ1040、MFP1050、従来プリンタ1060)と通信し、選択されたいずれかの周辺機器がレディ状態であれば印刷データを送信する。
また、クライアント1020がプリントサーバとして機能している場合には、GDI1012が生成した印刷データはスプーラ1023に送信される。
クライアント1010のJACAP1014は、サーバ1030のジョブアカウントサーバアプリケーション(JASAP)1031に対して、定期的に蓄積したジョブ情報を送信する。
なお、クライアント1020において、アプリケーション1021、GDI1022、スプーラ1023は、それぞれアプリケーション1011、GDI1012、スプーラ1013と同じ動きをする。
JACAP1024は、定期的にスプーラ1023を監視する。そして、JACAP1024は、は、スプーラ1023にスプールされている印刷ジョブがあると判定した場合、APIを用いてその印刷ジョブの情報を取得する。
具体的には、印刷ジョブの排紙枚数やページ数を取得する。そして、JACAP1024は、蓄積したジョブ情報をJASAP1031に送信する。
なお、JACAP1024が定期的にスプーラ1023を監視しなくても、OSがスプーラ1023の状態が変化したことを他のアプリケーションに伝える機能を備えていればよい。つまり、印刷ジョブがスプーラ1023にスプールされたことをOSがJACAP1024に伝えればよい。
サーバ1030において、JASAP1031は、JACAP1014及びJACAP1024からジョブ情報を受信し、図2に示すHD206などの不揮発性記憶装置にジョブ情報を格納する。
更に、JASAP1031は、ネットワークに接続された周辺機器それぞれがジョブ履歴保持機能を有しているかを調査する。そして、ジョブ履歴保持機能を有する周辺機器からジョブ履歴(ジョブ情報)を取得する。ここで、周辺機器は、図1に示すプリンタ1040、MFP1050である。
<コンピュータの制御構成>
図2は、図1に示したクライアント1010、1020、サーバ1030の制御構成を示すブロック図である。
図2において、201はCPU(中央処理装置)で、このコンピュータ装置全体の制御、演算処理などを行う。
202はROM(読み出し専用メモリ)で、ROM202は、システム起動プログラムの情報などが格納されている記憶領域となっている。203はRAM(ランダムアクセスメモリ)で、使用制限のないデータ記憶領域となっている。オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラム、デバイスドライバ(プリンタドライバ)、通信制御用のプログラムなどはRAM203にロードされて、CPU201によって実行される。
204はKBC(キーボード制御部)で、コンピュータに付属のキーボードから入力データを受け取り、CPU201へ入力データを伝達する。205はCRT(ディスプレイ制御部)であり、ディスプレイ装置に対する表示制御を行う。206は、HD(ハードディスク装置)である。なお、HD206は、他にも、FD(フレキシブルディスク装置)、SRAM(不揮発性記憶メモリ)などの外部記憶装置に代替可能である。HD206はプログラム及びデータを記憶し、これらプログラム及びデータは必要に応じてRAM203へロードされる。
なお、サーバ1030におけるHD206は、クライアント1020、1010のジョブ情報を記憶する記憶装置として機能する。
207は通信部で、ネットワーク通信を制御する。この通信部207により、コンピュータは、ネットワークに接続されている他のコンピュータや周辺機器と通信することが可能となる。
208は、システムバスである。上記の構成要素間でやり取りされるデータは、このシステムバス208を通る。
<メモリマップ>
図3は、図2に示したRAM203のメモリマップの一例を示す図である。本例は、プログラムがRAM203の記憶領域300にロードされ、CPU201により実行可能となった状態でのメモリマップ例である。
図3において、301は基本I/Oプログラムである。302はウィンドウシステムなどのオペレーティングシステムである。303は本実施形態に係るプログラムである。304は、関連データである。305はワークエリアで、CPU201がプログラムを実行するときに使用する。
また、本実施形態に係るプログラム及び関連データは、フレキシブルディスク(FD)やCD−ROM中に記憶され、そこからコンピュータに供給される。なお、サーバ1030とクライアント1010、1020とで、使用されるプログラム及び関連データは異なる。
図4は、図3に示したプログラム及び関連データのメモリマップの一例を示す図である。本例は、図3に示したプログラム及び関連データがFDやCD−ROMに格納されている状態でのメモリマップ例である。
図4において、FDやCD−ROMの記憶領域400は、ボリューム情報401、ディレクトリ情報402、後述するフローチャートに示すプログラムの実行ファイル403、ジョブアカウントの関連データファイル404から構成される。
また、本実施形態に示す機能は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエア(制御プログラム)のプログラムコードを記録した記憶媒体(図4)を、図5に示すようにコンピュータ502に供給する。そして、そのコンピュータの装置(CPU201)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによって達成される。
図4に示すプログラムやデータをコンピュータに供給する方法として図5に示すようにフレキシブルディスクFD500に記憶させてコンピュータ本体502に(フレキシブルディスクドライブ501を介して)供給する方法が一般的である。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやハードディスク以外にも,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合だけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
<周辺機器の制御構成>
図6は、図1に示した周辺機器の制御構成を示すブロック図である。ここで、周辺機器とは、図1に示したプリンタ1040、MFP1050、従来プリンタ1060が含まれる。
図6において、605は周辺機器全体を制御するコントローラ部で、CPU601,ROM602、RAM603、HD604から構成されている。
CPU601は、コントローラ部及び周辺機器全体の制御、演算処理などを行う。ROM602は、読み出し専用メモリで、システム起動プログラムなどを記憶する記憶領域である。RAM603は、CPU601のワーク領域あるいはアプリケーションを実行する際のデータ記憶領域として機能する。
604はハードディスク(HD)であり、SRAMなどの他の不揮発性記憶装置に代替可能である。特に、ジョブ履歴保持機能を有する周辺機器であるプリンタ1040,MFP1050は、ジョブ履歴をRAM603或いはHD604に格納している。
また、オペレーティングシステム(OS)、通信制御用のプログラム、エンジン制御用のプログラムは、RAM603にロードされて、CPU601によって実行される。
606は周辺機器のエンジン部であり、コントローラ部の制御の下、印刷動作や画像読み取り動作を行う。
エンジン部606は、具体的には、プリンタエンジンやスキャナエンジン、或いはその両方から構成される。
607は通信部であり、ネットワーク通信を制御するものである。この通信部607によって、周辺機器はクライアント1010、1020やサーバ1030と通信が可能となる。608はシステムバスである。上記の構成要素間でやり取りされるデータは、このシステムバス608を介してやり取りされる。
<ジョブアカウントサーバアプリケーション>
図7は、図1に示したサーバ1030で実行可能なジョブアカウントサーバアプリケーション1031の機能構成を示す図である。
図7において、ジョブ情報受信部701は、JACAP1014及び1024、ジョブ履歴保持機能を有するプリンタ1040及びMFP1050から、ネットワークを介してジョブ情報を取得する。
ジョブ情報登録部702は、ジョブ情報受信部701が受信したジョブ情報をジョブ履歴データベース703に登録する。
本実施形態を示すジョブ管理システムでは、サーバ1030がジョブ履歴データベース703のデータを参照する。これにより、ネットワーク上のいずれかのクライアントで、いつ、誰が、どの周辺機器で、どれくらいの量のジョブを実行したかが判別され、詳細なジョブアカウントが行われ得る。ここで、管理されるジョブ情報には、周辺機器で処理されるページ数、排紙枚数、用紙タイプが含まれる。
図8は、本実施形態を示すジョブ管理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、サーバ1030において、図7に示したジョブ情報登録部702が、ジョブ情報受信部701が受信したジョブ情報をジョブ履歴データベース703に登録するときの処理例である。なお、S801〜S808は各ステップを示す。また、各ステップは、サーバ1030のCPU201がHD206から制御プログラムであるジョブ情報登録部702をRAM203にロードして実行することで実現される。
まず、S801で、ジョブ情報登録部702が未処理のジョブ情報がジョブ情報受信部701にあるか否かを判定する。ここで、未処理のジョブ情報がないと判定した場合は、本処理を終了する。
一方、S801で、ジョブ情報登録部702が未処理のジョブ情報があると判定した場合は、S802で、ジョブ情報登録部702がジョブ情報受信部701からジョブ情報を取得する。
次に、S803では、ジョブ情報登録部702によりジョブが排紙を伴ったことをジョブ情報が示しているかを判定する。ここで、ジョブが排紙を伴わないものであると判定した場合は、S801に戻る。
一方、S803で、ジョブ情報登録部702によりジョブが排紙を伴うものであると判定した場合は、さらに、S804で、ジョブ情報登録部702によりジョブ情報が周辺機器のジョブ履歴機能により取得されたものであるかを判定する。図1に示す例では、ジョブ履歴機能を備える周辺機器は、プリンタ1040と、MFP1050である。
ここで、ジョブ情報登録部702によりジョブ情報が周辺機器のジョブ履歴機能により取得されたものであると判定した場合は、S808に進む。
一方、ジョブ情報登録部702がジョブ情報が周辺機器のジョブ履歴機能により取得されたものでないと判定した場合は、S805で、さらに、ジョブ情報登録部702がジョブ情報が、監視(フック)により取得されたものであるかを判定する。
なお、フックで取得されたものであるかを判定する方法の1つとして、ジョブ情報がどのOSで取得されたものであるかを判定する方法がある。
つまり、OSの種類によって、ジョブ情報がフックで取得されたかどうかが判定可能だからである。
例えば、図1に示すクライアント1010ではOS1が使われ、クライアントコンピュータ1020では、OS2が使われている場合、ジョブ情報がOS1で取得されたものであれば、そのジョブ情報はフックで取得されたものである。
また、ジョブ情報がOS2で取得されたものであれば、スプーラ1023から取得されたものである。
このようにして、S805で、ジョブ情報がフックにより取得されたものでないと判定した場合は、S808に進む。
ただし、ジョブ情報がフックにより取得されたものであっても、ジョブの出力先がジョブ履歴保持機能を持っている周辺機器であった場合にはS805に進む。
そして、S805で、ジョブ情報登録部702がジョブ情報がフックにより取得されたものであると判定した場合は、S806で、ジョブ情報登録部702がジョブ情報に係るジョブの出力先が共有化されたプリンタであるか否かを判定する。
ここで、ジョブ情報登録部702がジョブ情報に係るジョブの出力先が共有化されたプリンタでないと判定した場合は、S808に進む。ただし、ジョブ情報に係るジョブの出力先が共有化されたプリンタでなくても、ジョブの出力先がジョブ履歴保持機能を持っている周辺機器であった場合にはS807に進む。
一方、S806で、ジョブ情報に係るジョブの出力先が共有化されたプリンタであると判定した場合は、S807へ進む。そして、S807で、ジョブ情報登録部702がS807で、共有化されたプリンタを管理しているクライアント(例えばクライアント1020)のスプーラからジョブ情報が取得されているかを判定する。
ここで、ジョブ情報登録部702がジョブ情報がスプーラ1023から取得されていないと判定した場合は、S808に進む。
ただし、ジョブ情報がスプーラ1023から取得されていなくても、ジョブの出力先がジョブ履歴保持機能を持っている周辺機器であった場合にはS805に進む。
一方、S807で、ジョブ情報がスプーラ1023から取得されていると判定した場合は、S801に戻る。
そして、S808で、ジョブ情報登録部702がジョブ情報をジョブ履歴データベース703に登録して、S801へ戻る。
図9は、図7に示したジョブ履歴データベース703に登録されている1ジョブの情報の一例を示す図である。本例は、ジョブ履歴データベース703が項目とその項目の内容から構成される例である。
図9において、901は、ジョブの出力デバイス、つまり、そのジョブがどの周辺機器で処理されたかを示す。なお、排紙を伴わないジョブの場合、ファイル名であること(原稿のスキャニング)、或いは、ファックス送信であること、或いは、その他の排紙を伴わないジョブであることが記憶される。
902はジョブ情報の取得方法を示す。ジョブ情報の取得方法には、本実施形態では、フックからの取得、スプーラからの取得、ジョブ履歴保持機能からの取得がある。
903はジョブの開始時刻或いは終了時刻を示す。904は、排紙された用紙のタイプを示す。905は、出力されたページ数を示す。906は、排紙された枚数を示す。907は、ジョブが、クライアントコンピュータから共有化されたプリンタに投入されたか否かを示す。908は、ジョブの発行者のユーザ名を示す。
<ジョブアカウントサーバコンピュータとジョブアカウントクライアントコンピュータ>
図10は、本実施形態を示すジョブ管理システムの一例を示す図である。以下、ジョブアカウントサーバコンピュータとジョブアカウントクライアントコンピュータとの動作について説明する。なお、プリンタ1140は、ネットワークを介して接続されている。本例では、1台のプリンタが接続されている例を示すが図10において、ジョブアカウントサーバコンピュータ(JASPC)とは、JASAPが実行されているコンピュータである。また、ジョブアカウントクライアントコンピュータ(JACPC))とはJACAPが実行されているコンピュータである。
図10において、JACPC1100は、ユーザアプリケーション1101、印刷情報取得部1102、印刷機能提供部1103から構成されている。ユーザアプリケーション1101は、ユーザの指示に従って、文書や画像などを編集し、印刷要求を出す。印刷機能提供部1103は、ユーザアプリケーションからの印刷要求を受け付けて、プリンタ1130に印刷データを出力する。印刷情報取得部1102は、印刷要求がユーザアプリケーション1101から印刷機能提供部1103に渡される前に、印刷要求を取得して(或いはフックして)、どのような印刷要求が出されたか(それ示す情報をここでは、印刷情報と言う)を調べる。
ここで、印刷情報とは、印刷枚数やページ枚数、印刷サイズ、使用する用紙のタイプ、印刷要求を発行したユーザに関する情報(ユーザ情報)、カラー印刷に関する情報(カラー情報)などである。
JASPC1120は、利用者情報管理部1121、機器情報管理部1122、印刷情報管理部1123、利用状況取得部1124、記憶部1125、利用状況出力部1129から構成されている。
記憶部1125は、利用者情報1126、機器情報1127、印刷履歴情報1128を記憶する。利用者情報管理部1121は、利用者情報1126を管理する。機器情報管理部1122は、機器情報1127を管理する。
印刷情報管理部1123は、印刷履歴情報1128を管理する。管理者は、利用者情報管理部1121及び機器情報管理部1122を介して、周辺機器の利用を管理するための情報を設定する。
利用者情報1126は、周辺機器を利用するユーザのコンピュータログイン名(ユーザが、コンピュータにログインするために入力する名前)やネットワークログイン名を含み、周辺機器を利用したユーザを特定(識別)する情報である。ここで、ログイン名とは、ユーザが、ネットワークシステムにログインするために入力する名前である。
機器情報1127は、周辺機器の印刷スピード、カラー情報、ネットワークアドレスなどである。
ユーザが、JACPC1100のユーザアプリケーションにおいて印刷要求を出力すると、印刷情報取得部1102が印刷情報を詳細に取得する。そして、取得された印刷情報は、JASPC1120の印刷情報管理部1123に送信される。
印刷情報管理部1123は、受信した印刷情報を記憶部1125内の印刷履歴情報1128の領域に追加する。
また、印刷情報管理部1123は、履歴情報を保持する機能(ジョブ履歴保持機能)を有する周辺機器(例えば、プリンタ1140)に履歴情報を要求し、利用状況取得部1124を介して履歴情報を取得する。そして、取得された履歴情報は、記憶部1125内の印刷履歴情報1128の領域に追加される。この処理は、定期的に行なわれてもよい。また、周辺機器の履歴情報格納部1141の記憶容量が少なくなったときに、その旨が利用状況取得部に通知され、そのときに、この処理が行なわれてもよい。
管理者は、利用状況出力部1129に利用状況の出力1150を行わせ、周辺機器の利用状況を得ることができる。
利用状況出力部1129は、記憶部1125に記憶された利用者情報1126、機器情報1127、印刷履歴情報1128に基づいて、様々な量状況を出力する。管理者は、その出力様式(出力形式)を利用状況出力部で指定する。
なお、この利用状況の出力は、例えば、JASPC1120のCRT205に表示される。
また、利用状況の出力に係る出力データがJASPC1110に送信され、利用状況の出力がJASPC1110のCRT205に表示されてもよい。
利用状況の出力では、ユーザごとの利用量(出力に用いられた用紙枚数やトナー量)や周辺機器の利用時間が出力される。また、カラー印刷や両面印刷などの周辺機器の動作モード(機能)別に利用状況が出力される。また、使用された用紙のサイズや使用された用紙の種類別に利用状況が出力される。
また、周辺機器の利用料金が機器情報1127に設定されていることで、周辺機器別に或いはユーザ別に利用金額が出力される。
更に、動作モード別の利用料金、用紙サイズ別の利用料金、用紙の種類別の利用料金が設定されていることで、どのユーザが、どの用紙で、どの動作モードで、どの周辺機器で、どれだけの印刷をして、どれだけの利用金額になっているかを出力する。
また、管理者は、利用者情報管理部1121及び機器情報管理部1122を介して、機能別、ユーザ別、ユーザ部門別、利用機器別に利用の制限を設定することもできる。ここで、設定可能な制限情報として、利用料金、ページ数、用紙枚数などの項目がある。利用状況出力部は、設定された制限(制限情報)と印刷履歴情報と監視して照らし合わせることにより、利用が制限を越えた場合には、その旨を出力する。これは、画面(CRT)上への表示であっても、メールその他の通信手段でもよい。
また、印刷情報管理部1123が、設定された制限と印刷履歴情報とを監視して照らし合わせることにより、利用が制限を越えた場合には、印刷機能提供部1103や周辺機器自体に、ユーザの利用を拒否させる。或いは、拒否まではさせないまでも、毎回ユーザに対して、画面(CRT)上への表示やメールその他の通信手段で警告を促す。
<ジョブアカウントサーバアプリケーションによる管理コードによる周辺機器の利用制限処理>
図11は、本実施形態を示すジョブ管理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、ネットワーク上の周辺機器からSNMPによる通知でMIB(Manegement Infomation Base)の情報を参照し、設置場所の情報をJASPC1120の記憶部1125内のデータベースに登録する処理例である。なお、S1201〜S1205は各ステップを示す。また、JASPC1120は、図2に示したハードウエア資源を備え、上記各ステップは、CPU201が制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。
まず、S1201において、ユーザがキーボード等を操作してネットワーク上に接続された周辺機器のIPアドレスを入力する。次に、S1202において、前記IPアドレスからネットワーク上の周辺機器に探索パケットを送信することで探索し、周辺機器の情報を取得する。
そして、S1203において、ユーザから周辺機器の設置場所情報の入力をする指定がなされているかどうかを判断する。ここで、周辺機器の設置場所情報が入力する指定がなされていないと判断した場合は、S1205へ進む。
一方、S1203で、周辺機器の設置場所情報が入力する指定がなされていると判断した場合は、S1204で、ユーザがキーボード等を操作して、ネットワークの周辺機器に対する設置場所情報の入力を行う。
そして、S1205において、S1202で取得した周辺機器の情報に加え、S1204で入力された周辺機器の設置場所情報を図10に示した記憶部1125に設けるデータベースに登録して、本処理を終了する。
図12は、本実施形態を示すジョブ管理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、管理コードをJASPC1120の記憶部1125内のデータベースに登録する処理例である。なお、S1301〜S1306は各ステップを示す。また、JASPC1120は、図2に示したハードウエア資源を備え、上記各ステップは、CPU201が制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。
まず、S1301で、JASPC1120が備えるキーボードを操作して図13Aに示すユーザインタフェースを介して項目I1に対して管理コードを入力する。ここで、管理コードとしては、秘匿管理が要求されている「昇格試験」が入力されるものとする。
次に、S1302で、JASPC1120のCPU201が使用を許可する設置場所の情報を指定するか、しないかを判断する。なお、この判断は、図13Bに示す項目I2に対して、登録された設置場所の情報を指定することで指定することが可能であるため、その指定状態から判断することができる。本実施形態では、例えば周辺機器が設置されている場所のリストから、ユーザが選択するものとする。なお、権限を有する管理者からの指示で、指示場所の登録および場所の削除が実行可能に構成されている。また、項目I2が指定なしの場合には、指定ないしと判断される。
ここで、JASPC1120のCPU201が設置場所を指定すると判断した場合は、S1303で、S1301で入力した管理コードを使用した場合に、使用可能な周辺機器の設置場所情報を指定して、S1304へ進む。なお、CPU201が指定しないと判断した場合はS1304へ進む。
この設置場所情報は、図11に示したフローチャートで記憶部1125内のデータベースに登録された設置場所情報の一覧から参照可能に構成されている。
次に、S1304で、JASPC1120のCPU201が使用を許可する周辺機器の機能を指定するか、しないかを後述するようなユーザインタフェースを介して入力されているかどうかにより判断する。ここで、CPU201が許可しないと判断した場合はS1306へ進む。
一方、S1304で、JASPC1120のCPU201が機能を制限する指定があると判断した場合は、S1305において、選択された設置場所の周辺機器の機能を指定する。
具体例としては、図13Cに示すユーザインタフェースを介して、MFPにおけるコピー、プリント、FAX等から機能のいずれかのチェックボックスをチェックすることで選択可能に構成されている。つまり、機能を選択するとは、図13Cに示すユーザインタフェースに備えるチェックボックスCB1〜CB3のいずれかにチェックを入れることで、選択された設置場所の周辺機器に対して制限する機能を選択することができる。
次に、S1306で、S1303およびステップS1305で指定された設置場所情報および周辺機器の機能情報を記憶部1125内のデータベースに登録して、本処理を終了する。
図13A〜図13Cは、図1に示したジョブ管理装置で表示可能なユーザインタフェースを説明する図である。なお、図13Aはユーザインタフェースの初期状態に対応する。
図13Aにおいて、入力可能な項目は、管理コード(図13A〜図13Cにおいてリビングコードと記す)、設置場所情報、機能制限の有無ならびに制限する機能である。なお、I1〜I3は項目である。
図13Bは、設置場所情報をリストから選択する状態に対応する。本実施形態では、1F〜5Fに各階別の設置場所を選択可能に構成されている例を示す。ここで、いずれかの設置場所を選択すると、入力された管理コードに対応づけて、周辺機器の設置場所が指定された状態となる。
図13Cは、図13A、図13Bのユーザインタフェースにおいて、管理者等により各項目の入力が確定した状態に対応する。ここで、制限すべきいずれかの機能を選択すると、入力された管理コードに対応づけて、周辺機器に制限すべき機能が指定された状態となる。なお、RB1,RB2はラジオボタンである。BT1,BT2はボタンである。また、CB1〜CB3はチェックボックスである。
本例においては、管理コードとして「昇格試験」、設置場所情報として「人事課」、制限する機能して「ファクス」が選択されている状態を示している。すなわち、管理コードとして「昇格試験」を指定して使用できる周辺機器は、設置場所の情報が「人事課」と設定されているデバイスのみであり、またファクスは使用できないことを示している。なお、ここで、人事課を選択するということは、あらかじめ対応づけられているIPアドレスが特定され、一意の周辺機器が特定されるものである。
これにより、管理者は、図13A〜図13Cに示すユーザインタフェースを介して、特定の周辺機器に対して、管理コードと、周辺機器の設置情報、機能制限を指定して、記憶部1125のデータベースに登録することができる。
これにより、ネットワーク上で選択可能な周辺機器が、あらかじめデータベースに登録された処理属性を特定するコードが、例えば昇進試験である場合には、その選択された周辺機器は、登録された設置場所があらかじめ特定される。しかも、その周辺機器に、機能制限が設定されている場合には、その周辺機器で、選択可能な機能であっても、選択された機能についてはその機能の実行を制限できる。
したがって、昇進試験として、周辺機器を選択する場合に、その選択された周辺機器から、出力される情報を、図13Cに示すようにファクシミリ送信されてしまうことがなくなる。
このように本実施形態では、操作者が昇進試験に関する情報として、誤ってFAXを選択しても、あらかじめ登録された機能制限により、ファクシミ送信が制限されている場合には、昇進試験に関する情報が誤送信されることを防止できる。
なお、本実施形態では、異なる属性を指定してデータベースに登録することで、属性の組合せに基づいて、ネットワーク上の指定された場所の周辺機器について、選択された機能を制限するようにシステムをカスタマイズできる。
また、上記実施形態では、同一設置場所に1つの周辺機器があることを想定した処理例について説明したが、同一設置場所に複数の周辺機器が存在する場合もある。
そこで、同じ設置場所の情報を有する全ての周辺機器においても上記同様に指定した機能が制限されるように制御する。
図14は、本実施形態を示す情報処理装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図13に示したUIで設定された管理コードの設置情報に関するプリントの制限について、クライアントコンピュータから印刷を行う場合の処理例である。なお、S1401〜S1409は各ステップを示す。また、各ステップは、CPU201がROM202、HD206に記憶された制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。
印刷指示が行われたとき、S1401で、クライアントコンピュータ1010、1020の表示デバイス(不図示)に、管理コード入力ダイアログ(不図示)がポップアップで表示される。次に、S1402で、表示された管理コード入力ダイアログに管理コードを入力する処理である。登録されている管理コードの一覧から、印刷ジョブに割り当てる管理コードを選択する。
そして、S1403で、CPU201が入力(管理コードの選択指定)が行われているかどうかを判断する。ここで、CPU201が入力が行われていなかったと判断した場合は、S1404で、デフォルトの管理コードが指定される。
一方、S1403で、CPU201が入力がなされていると判断した場合は、S1505へ進む。そして、S1405で、図13に示したUIで指定された管理コードの設置情報に関してプリントの制限があるかどうかをサーバコンピュータ1030に問い合わせて判断する。ここで、サーバコンピュータ1030がプリントの制限に該当すると判断した場合は、サーバコンピュータ1030から、クライアントコンピュータ1010、1020に対してその旨が通知される。そして、S1407において、CPU201は、ユーザにメッセージを表示し、印刷ができないことを通知して、本処理を終了する。
一方、S1405で、CPU201がプリントの制限に該当しないと判断した場合は、S1406に進み、印刷処理が実行される。そして、S1408で、指定された管理コードにおける合計の印刷枚数を更新する処理を行う。
そして、S1409で、印刷ログ、および管理コードをサーバコンピュータ1030に送信して、本処理を終了する。
〔第2実施形態〕
以下、図15、図16に示すメモリマップを参照して本発明に係るジョブ管理装置、情報処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図15は、本発明に係るジョブ管理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
図16は、本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図8、図11、図12、図14に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
本発明の第1実施形態を示す情報処理システムの構成を説明するブロック図である。 図1に示したクライアント、サーバの制御構成を示すブロック図である。 図2に示したRAMのメモリマップの一例を示す図である。 図3に示したプログラム及び関連データのメモリマップの一例を示す図である。 本実施形態を示すジョブ管理装置にプログラムをインストールする形態を説明する図である。 図1に示した周辺機器の制御構成を示すブロック図である。 図1に示したサーバで実行可能なジョブアカウントサーバアプリケーションの機能構成を示す図である。 本実施形態を示すジョブ管理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図7に示したジョブ履歴データベースに登録されている1ジョブの情報の一例を示す図である。 本実施形態を示すジョブ管理システムの一例を示す図である。 本実施形態を示すジョブ管理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示すジョブ管理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示したジョブ管理装置で表示可能なユーザインタフェースを説明する図である。 図1に示したジョブ管理装置で表示可能なユーザインタフェースを説明する図である。 図1に示したジョブ管理装置で表示可能なユーザインタフェースを説明する図である。 本実施形態を示す情報処理装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るジョブ管理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。 本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
1010 クライアントコンピュータ
1011 アプリケーション
1012 GDI
1013 スプーラ
1014 JACAP
1020 クライアントコンピュータ
1021 アプリケーション
1022 GDI
1023 スプーラ
1024 JACAP
1030 サーバコンピュータ
1031 ジョブアカウントサーバアプリケーション
1040 ジョブ履歴保持機能付きプリンタ
1050 ジョブ履歴保持機能付きMFP
1060 従来のプリンタ

Claims (12)

  1. 複数の処理機能を実行する周辺機器と通信可能な管理装置であって、
    前記周辺機器を利用する管理コードを入力するコード入力手段と、
    入力された前記管理コードに対して、周辺機器が設置される場所を特定する設置場所情報を指定する第1の指定手段と、
    前記設置場所情報に対応する周辺機器により実行可能な処理機能の中で、制限すべきいずれかの処理機能を指定する第2の指定手段と、
    前記第1と第2の指定手段によるそれぞれの指定と、前記管理コードとを関連づけてデータベースに登録する登録手段と、
    を有することを特徴とする管理装置。
  2. 前記周辺機器は、プリント機能、コピー機能、ファクシミリ機能を含む複数の処理機能を備えることを特徴とする請求項1記載の管理装置。
  3. 前記設置場所情報は、前記周辺機器から取得することを特徴とする請求項1記載の管理装置。
  4. 前記管理コードは、前記周辺機器で処理させる情報の属性を特定するコードであることを特徴とする請求項1記載の管理装置。
  5. 前記周辺機器は、前記管理コードが指定されたジョブを受信した場合に、前記記憶手段に記憶された機能を制限することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の管理装置。
  6. 複数の処理機能を実行する周辺機器と通信可能な管理装置における管理方法であって、
    前記周辺機器を利用する管理コードを入力するコード入力工程と、
    入力された前記管理コードに対して、周辺機器が設置される場所を特定する設置場所情報を指定する第1の指定工程と、
    前記設置場所情報に対応する周辺機器により実行可能な処理機能の中で、制限すべきいずれかの処理機能を指定する第2の指定工程と、
    前記第1と第2の指定工程によるそれぞれの指定と、前記管理コードとを関連づけてデータベースに登録する登録工程と、
    を有することを特徴とする管理装置。
  7. 前記周辺機器は、プリント機能、コピー機能、ファクシミリ機能を含む複数の処理機能を備えることを特徴とする請求項6記載の管理方法。
  8. 前記設置場所情報は、前記周辺機器から取得することを特徴とする請求項6記載の管理方法。
  9. 前記管理コードは、前記周辺機器で処理させる情報の属性を特定するコードであることを特徴とする請求項6記載の管理方法。
  10. 前記周辺機器は、前記管理コードが指定されたジョブを受信した場合に、前記記憶手段に記憶された機能を制限することを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載の管理方法。
  11. 請求項6乃至10のいずれかに記載の管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  12. 請求項6乃至10のいずれかに記載の管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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