JP2008064846A - 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒および撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008064846A
JP2008064846A JP2006240029A JP2006240029A JP2008064846A JP 2008064846 A JP2008064846 A JP 2008064846A JP 2006240029 A JP2006240029 A JP 2006240029A JP 2006240029 A JP2006240029 A JP 2006240029A JP 2008064846 A JP2008064846 A JP 2008064846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding member
image blur
blur correction
optical axis
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006240029A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4871679B2 (ja
Inventor
Shinichi Masuda
晋一 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2006240029A priority Critical patent/JP4871679B2/ja
Publication of JP2008064846A publication Critical patent/JP2008064846A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4871679B2 publication Critical patent/JP4871679B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】薄型もしくは小型で、且つ光軸と垂直な平面における補正光学系の制御位置精度が高い像ぶれ補正装置を提供する。
【解決手段】像ぶれを補正するための補正光学系1110と、補正光学系を保持する保持部材1030と、保持部材を光軸と垂直な平面において第1の方向へ移動させる第1駆動手段1051,1061と、保持部材を光軸と垂直な平面において前記第1の方向とは異なる第2の方向へ移動させる第2駆動手段1050,1060とを有する像ぶれ補正装置であって、保持部材の中央に第2駆動手段を配置し、第2駆動手段から第1の方向に離れて第1駆動手段を配置し、第1駆動手段とは反対側に第2駆動手段から第1の方向に離れて補正光学系を配置している。
【選択図】図18

Description

本発明は、像ぶれを補正する像ぶれ補正装置、該像ぶれ補正装置を具備するレンズ鏡筒および撮像装置に関するものである。
現代のカメラでは、露出決定やピント合せ等の撮影にとって重要な作業は自動化されている。そのため、カメラ操作に未熟な人でも撮影の失敗を起す可能性は非常に少なくなっているが、カメラ振れによる撮影失敗は自動的に防ぐことが困難である。それ故、最近ではカメラ振れに起因する撮影失敗も防止するカメラが研究されている。特に、撮影者の手振れによる撮影失敗を防止することのできるカメラについての開発、研究が進められている。
上記の手振れは周波数として通常1Hz乃至12Hzの振動である。シャッタのレリーズ時点においてこのような手振れを起していても像ぶれのない写真を撮影可能とするためには、まず、上記手振れによるカメラの振動を検出する。そして、その検出値に応じて補正レンズを変位させてやらなければならない。従って、カメラの振れが生じても像ぶれを生じない写真撮影を可能にするには、カメラの振動を正確に検出し、手振れによる光軸変化を補正することが必要となる。
上記カメラ振れの防止は、原理的に言えば角加速度、角速度等を検出する振動センサ及び該センサよりの信号を電気的或は機械的に積分して角変位を出力するカメラ振れ検出システムを具備する。そして、光軸を偏心させる補正光学系及びその駆動機構をカメラに搭載することによって行うことができる。これに伴い、上記補正光学系を偏心可能にレンズ鏡筒内に保持する機構も各種提案されている。
また、近年、屈曲光学系と呼ばれる、光軸が途中でプリズムやミラーで90度折り曲がった光学系を用いて、薄型で携帯性の良いカメラが開示されている。したがって、この薄型のカメラ内部にあるレンズ鏡筒も薄型の形状となっている。
特許文献1に、カメラ振れが生じた時に結像面上での像ぶれの発生を防止するように動かされる補正光学系を内蔵しているカメラが開示されている。このカメラにおいて、補正光学系は、撮影光軸と平行に延在する少なくとも3本の互いに等しい長さの可撓性の支持棒によって片持式に支持された構造となっている。
また、光を電気信号に変換する撮像素子と、撮像素子に被写体光を集光する撮影レンズ部材と、撮像素子を搭載する基板とを有する。そして、一端が撮影レンズ部材に固定され、他の一端が基板に固定された4本の可撓部材によって、撮影レンズ部材を偏心可能に支持している構造のものが、特許文献2に開示されている。
特開平2−66536号公報 特開2002−207148号公報
最近では、カメラにおける像ぶれを補正する装置に関して、数々の提案がなされている。これらの提案に開示されている像ぶれ補正装置では、補正光学系の構造が複雑であり、特にコンパクトカメラ等には不適であった。即ち、補正光学系は光軸に対して直交する方向に移動させなければならない。そのため、補正光学系の保持枠をスライド可能に支持させる必要があるため、構造の複雑化は避けられなかった。しかも光軸と直交する方向へ該保持枠を精密に動かす為の駆動機構及び駆動制御手段も一般に複雑で且つ高価である。よって、公知の像ぶれ補正装置はコンパクトカメラには適していなかった。
この点に鑑み、上記の特許文献1では、補正光学系を、撮影光軸と平行に延在する少なくとも3本の互いに等しい長さの可撓性の支持棒によって片持式に支持した構造としている。
同様に、特許文献2においても、4本のワイヤによって撮影レンズを保持する保持部を、光軸に垂直な平面内X,Yで変位可能に支持している。同一形状のワイヤ4本は、光軸周りに対称形に配置されている。そして、撮影レンズをX方向に駆動するマグネットとコイルによって発生する駆動力が光軸を通過するように、それらマグネットとコイルが配置されている。
上記の補正光学系を支持する複数のワイヤ部材は、光軸中心に均等分割角度で、半径方向には均等距離に配置されている。特許文献1における例えば3本ワイヤでの支持は、光軸周り120度均等配置になっている。また、いずれの従来例とも、補正光学系を偏心させる駆動力ベクトルが、光軸を通過するように駆動源を配置している。この為、補正光学系を支持する部材形状は、光軸周りに対称形の正三角形や正方形となっていた。
薄型化が望まれている屈曲光学系を用いたカメラに、像ぶれ補正装置を組み込むためには、補正光学系を支持する部材も長方形状が適切である。しかしながら、上記の従来例では、正三角形や正方形状であり、レンズ鏡筒やカメラの薄型化を阻害する可能性があった。
そこで、カメラ全体を小型にする為や薄型にする為に、安易にこれらの配置を変更したとする。すると、駆動源にて発生する駆動力ベクトルと、ワイヤやバネによって元の位置に戻そうとする復元バネ力ベクトルの位置がずれて回転モーメントが発生する。そのため、像ぶれ補正光学系に、必要な並進運動(光軸と垂直な平面での運動)と共に不要な回転運動(光軸回りの運動)が発生し、像ぶれ補正の精度が低下する虞があった。
(発明の目的)
本発明の目的は、薄型もしくは小型で、且つ光軸と垂直な平面における補正光学系の制御位置精度が高い像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒および撮像装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、像ぶれを補正するための補正光学系と、前記補正光学系を保持する保持部材と、前記保持部材を光軸と垂直な平面において移動可能に支持する支持手段と、前記保持部材を光軸と垂直な平面において第1の方向へ移動させる第1駆動手段と、前記保持部材を光軸と垂直な平面において前記第1の方向とは異なる第2の方向へ移動させる第2駆動手段とを有する像ぶれ補正装置であって、前記保持部材の中央に前記第2駆動手段を配置し、前記第2駆動手段から前記第1の方向に離れて前記第1駆動手段を配置し、前記第1駆動手段とは反対側に前記2駆動手段から前記第1の方向に離れて前記補正光学系を配置した像ぶれ補正装置とするものである。
同じく上記目的を達成するために、本発明は、本発明の上記像ぶれ補正装置を具備するレンズ鏡筒とするものである。
同じく上記目的を達成するために、本発明は、物体側から順に、光線を折り曲げる屈曲光学系、光軸方向へ駆動される第1のレンズ系、本発明の上記像ぶれ補正装置、光軸方向へ駆動される第2のレンズ系、および、撮像素子を有する撮像装置とするものである。
本発明によれば、薄型もしくは小型で、且つ光軸と垂直な平面における補正光学系の制御位置精度が高い像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒または撮像装置を提供できるものである。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例1および2に示す通りである。
図1ないし図24を用いて、本発明の実施例1に係るレンズ鏡筒について説明する。
図1はレンズ鏡筒の正面図および側面図である。図2は、図1の状態から、カバー板1470、カバー箱1480を取り外し、レンズ鏡筒内部が見える様にした図である。図3は広角状態を示す正面斜視図、図4は標準状態を示す正面斜視図、図5は望遠状態を示す正面斜視図である。図6は固定枠を省略して示す正面図および側面図、図7は固定枠を省略して示す正面斜視図である。図8はシャッタユニットと第5群枠と像ぶれ補正装置を示す斜視図、図9は第5群枠と像ぶれ補正装置を示す斜視図である。図10は像ぶれ補正装置を示す斜視図、図11は像ぶれ補正装置の一部を分解して示す上斜視図である。図12は像ぶれ補正装置の一部を分解して示す下斜視図、図13は像ぶれ補正装置の一部を分解して示す上斜視図である。図14は像ぶれ補正装置の一部を分解して示す下斜視図、図15は像ぶれ補正装置を分解して示す上斜視図、図16は像ぶれ補正装置を分解して示す下斜視図である。図17は像ぶれ補正装置の一部を省略して示す斜視図、図18は像ぶれ補正装置の一部を省略して示す上面図である。図19は像ぶれ補正装置の一部を省略して示す上面図である。図20は像ぶれ補正装置において+Y方向に移動した状態を示す上面図、図21は像ぶれ補正装置において−Y方向に移動した状態を示す上面図である。図22は像ぶれ補正装置において+X方向に移動した状態を示す上面図、図23は像ぶれ補正装置において−X方向に移動した状態を示す上面図である。また、図24は像ぶれ補正装置の一部を省略して示す上面図である。
先ず、このレンズ鏡筒の光学系の構造を説明する。このレンズ鏡筒の撮影光学系は、6群構成であり、第1群と第2群の間に光軸を90度に曲げるプリズム1411が配置された屈曲光学系である。図2(b)の側面図において、紙面左側に撮影する被写体が存在し、その被写体からの光束が、第1群枠1410に内包された第1レンズ群を通過し、第1レンズ群後部に配置されたプリズム1411によって紙面下方に折り曲げられる。その後、光束は、図3、図9、図11等に示すように、第2群枠1420に内包される第2レンズ群、固定枠1400に内包される第3レンズ群1120、レンズ保持部材1030に内包される第4レンズ群1110を通過する。さらに、図5に示すように、第5群枠1440に内包される第5レンズ群1105、基部支持部材1010に内包される第6レンズ群1100(図13参照)を順番に通過する。そして、撮像素子保持板1450に保持される撮像素子1460(図6参照)に、被写体像を結像している。
第2レンズ群を内包する第2群枠1420は、図6(a)等に示すように、専用のステッピングモータ1422により光軸方向に進退可能である。光軸方向の初期位置は、第2群枠1420の一部が第2群用PI(フォトインタラプタ)1421を通過することで検出される。その後の変位量は、ステッピングモータ1422の制御パルス数を積算する事で求められる。このようにして、第2群枠1420の位置検出が可能となる。
同様に、第5レンズ群1105を内包する第5群枠1440は、図6(b)等に示すように、専用のステッピングモータ1442により光軸方向に進退可能である。光軸方向の初期位置は、第5群枠1440の一部が第5群用PI(フォトインタラプタ)1441を通過することで検出される。その後の変位量は、ステッピングモータ1442の制御パルス数を積算する事で求められる。このようにして、第5群枠1440の位置検出が可能となる。
撮影倍率を変更するズーミング時には、図3から図4、そして図5への配置の変化の様になる。詳しくは、第2レンズ群を内包する第2群枠1420を、各図の紙面下側の撮像素子保持板1450側へ移動させる。また、第5レンズ群1105を内包する第5群枠1440は、紙面上方の第1群枠1410側へ移動させる。この事で、広角状態から望遠状態へと、被写体像を大きくする事が可能である。よって、第2群枠1420と第5群枠1440を逆方向に移動させれば、望遠状態から広角状態へとズーミング可能である。
ある焦点距離、即ちあるズーム状態において、被写体にピントを合わせる合焦時には、第5レンズ群1105を内包する第5群枠1440を、ステッピングモータ1442の駆動によって、更に紙面上方の第1群枠1410側に移動させる。この事によって、無限から至近距離までの合焦が可能となる。合焦の判定は、撮像素子1460で捕らえられた被写体像のコントラストを最大になるように、レンズ群を進退させるコントラスト式AF(オートフォーカス)で行っている。
シャッタユニット1430は、図6等に示すように、第2群枠1420の下方である撮像素子1460側にて、固定枠1400に固定されている。このシャッタユニット1430は、撮影時に、シャッタ羽根の開閉によって撮像素子1460に与える光量を適正に制御している。
図15において、像ぶれ補正装置の磁石側の組立順を説明する。図15は、像ぶれ補正装置を構成する部品を1点づつ、紙面上下方向の光軸方向に分解した上方分解斜視図である。
基部支持部材1010は、四隅にワイヤを固定する固定部1010a,1010b,1010c,1010dが配置される。そして、各々その中心の穴部に、4本のワイヤ1020、ワイヤ1021、ワイヤ1022、ワイヤ1023の下端が接着固定される。四本のワイヤの上端は、レンズ保持部材1030の四隅に配置されたワイヤ固定部1030a,1030b,1030c,1030dに通し、接着固定される。
この実施例1でのワイヤ線径は、ワイヤ1020とワイヤ1021が直径0.29mmであり、ワイヤ1022とワイヤ1023も直径0.29mmである。材質は、4本ともステンレス鋼であり、その表面には黒色塗装をして、表面反射を低減している。
磁石1050は、その一部1050aの表面がN極で裏面がS極、残る側1050bの表面がS極で裏側がN極に2極着磁されている。同様に、磁石1051も、その一部1051aの表面がN極で裏面がS極、残る側1051bの表面がS極で裏側がN極に2極着磁されている。レンズ保持部材1030の中央にある四角穴1030fに、長方形状の鉄系素材のヨーク1040と、磁石1050が嵌め込まれ、接着固定される。この時の磁石は、一部1050aの表面N極側が第2の方向(Y方向)に向くように嵌め込まれる。
また、レンズ保持部材1030の長手方向一端(−X方向)の四角穴1030gには、長方形状の鉄系素材のヨーク1041と、磁石1051が嵌め込まれ、接着固定される。この時の磁石1051は、残る側1051bの表面S極側が第4レンズ群1110の光軸のある第1の方向(X方向)に向くように嵌め込まれる。レンズ保持部材1030の長手方向の他端(+X方向)にあるレンズ固定部1030eには第4レンズ群1110が固定される。
続いて、図16において、像ぶれ補正装置のコイル側の組立順を説明する。この図16では、固定枠1400の上側は省略して図示している。
コイル1060、1061は、線径0.08mmのニクロム線を、長円形に数百回巻いて接着剤で固められたもので、中央には長円形の穴1060a、1061aが開いている。ニクロム線の両端1060bと1060c、1061bと1061cは、不図示の回路に繋がれ、通電方向と量を制御される。
固定枠1400のレンズ受け部1400aには、レンズ固定部材1121を用いて第3レンズ群1120が固定されている。なお、1122は光束を規制するためのマスクである。固定枠1400の長手方向のレンズ受け部1400aに隣接する一方には、長円形のコイル受け穴1400bがある。そして、穴内部のガイド突起1400cと1400dに、バックヨーク1070の穴1070aと1070bを通しながらバックヨーク1070が接着固定される。次に、コイル1060中央の長穴1060aの両端がガイド突起1400cと1400dに嵌り込むように、コイル1060が長円形のコイル受け穴1400bに嵌め込され、接着固定される。同様に、コイル1060に隣接する部位に、長円形のコイル受け穴1400eがある。そして、穴内部のガイド突起1400fと1400gに、バックヨーク1071の穴1071aと1071bを通しながらバックヨーク1071が接着固定される。次に、コイル1061中央の長穴1061aの両端がガイド突起1400fと1400gに嵌り込むように、コイル1061が長円形のコイル受け穴1400eに嵌め込され、接着固定される。
以上の組立により、図11のように、補正光学系となる第4レンズ群1110と磁石を持つレンズ保持部材1030側ユニットと、コイルを持つ固定枠1400側のユニットが完成する。
コイルを持つ固定枠1400側のユニットは、図5の様に、シャッタユニット1430の撮像素子1460側で、固定枠1400に固定される。レンズ保持部材1030側ユニットは、その基部支持部材1010が撮像素子1460付近の固定枠1405に固定される事で、レンズ鏡筒に組み込まれる。
次に、図17から図23を用いて、コイル1060,1061への通電による、レンズ保持部材1030の挙動を説明する。
図17は、像ぶれ補正装置の主要部分を示した斜視図である。また、図19は、像ぶれ補正装置部分の一部を省略した、光軸上方から見下ろした図である。ここで、説明の為、コイル1060とコイル1061は、空中に浮いた図となっている。
光軸に垂直な平面内で変位可能なレンズ保持部材1030と、それに固定されている第4レンズ群1110、磁石1050,1051、ワイヤ1020,1021,1022,1023が示されている。また、固定枠1400に固定されているコイル1060とコイル1061のみも示されている。ここでは、説明を容易にする為、光軸中心で、図18等の紙面右方向を第1の方向(X方向)、紙面上方向を第2の方向(Y方向)として、中心線を表記している。
今、コイル1060の端子1060bから1060cに150mAの通電を行うとする。すると、電磁気の原理に基づいて、図20の様に、磁石1050上に+Y方向の駆動力Fyが発生し、レンズ保持部材1030に保持されている第4レンズ群1110は+Y方向にδY=0.2mmだけ変位する。この時、ワイヤ1020の先端がδY=0.2mmだけ撓み、−Y方向にレンズ保持部材1030を戻そうとする反力Saを発生している。同様に各ワイヤは、ワイヤ反力Sb,Sc,Sdを発生している。ワイヤ1020とワイヤ1021の線径はφ0.29mmで、ワイヤ1222とワイヤ1223の線径もφ0.29mmである。そして、各ワイヤ先端での変位が同一であるため、ワイヤ反力Sa,Sb,Sc,Sdの総合の反力(総合ワイヤ反力)Syのベクトルは、レンズ保持部材1030の中央にある駆動力Fyの発生点近くを通過する。
この様に、ほぼ駆動力Fyの発生点を、総合ワイヤ反力Syの発生ベクトルが通過する為、光軸回りの回転モーメントの発生が小さく、レンズ保持部材1030はほとんど回転せずに+Y方向に0.2mm平行移動可能となる。よって、第4レンズ群1110もほとんど回転運動をせずに+Y方向に0.2mm平行移動可能となる。
図21は、コイル1060に、図20時とは逆方向に、電流を150mA通電した時の変位図である。レンズ保持部材1030は、発生した−Y方向の電磁力Fyによって、−Y方向へδY=0.2mm変位する。この時、電磁力Fyの発生点の近くを総合ワイヤ反力Syベクトルが通過する。そのため、光軸回りの回転モーメントの発生が小さく、第4レンズ群1110はほとんど回転運動をせずに−Y方向に0.2mm平行移動可能となる。
図22では、コイル1060には通電せず、コイル1061のみに150mA通電した時の変位図である。レンズ保持部材1030は、発生した+X方向の電磁力Fxによって、+X方向へδX=0.2mm変位する。この時、電磁力Fxの発生点に対して、紙面上下対象位置に、ワイヤ反力Sa、ワイヤ反力Scとワイヤ反力Sb、ワイヤ反力Sdが位置する。そのために、総合ワイヤ反力Sxのベクトルが、電磁力Fxの発生点を通過する。この為、光軸回りの回転モーメントがほとんど発生せず、第4レンズ群1110は+X方向に0.2mm平行移動可能となる。
図23は、コイル1061に、図22時とは逆方向に、電流を150mA通電した時の変位図である。レンズ保持部材1030は、発生した−X方向の電磁力Fxによって、-−X方向へδX=0.2mm変位する。この時総合ワイヤ反力Sxのベクトルは、電磁力Fxの発生点を通過する。この為、光軸回りの回転モーメントがほとんど発生せず、第4レンズ群1110は-−X方向に0.2mm平行移動可能となる。
この様に、総合ワイヤ反力のベクトルは、コイル1060で発生する第2の方向(Y方向)の電磁力Fyの発生点にも、コイル1061で発生する第1の方向(X方向)の電磁力Fxの発生点にもほぼ交差している。また、これを言い換えると、コイル1060によって発生する電磁力Fyとコイル1061によって発生する電磁力Fxのほぼ交点上に、総合ワイヤ反力の発生点が位置するとも言える。
実際、像ぶれ補正の為に第4レンズ群1110は第1の方向(X方向)と第2の方向(Y方向)に同時にある量変位させる必要がある。しかし、それはコイル1060とコイル1061の通電量と通電方向を制御する事で可能となる。この時も、図20から図23の組合せから、総合ワイヤ反力SxやSyの発生点と電磁力FxやFyの発生点がほぼ一致する事は容易に推測できる。よって、任意の変位時も、レンズ保持部材1030は、ほとんど回転せずに、並進移動可能となる。よって、第4レンズ群1110もほとんど回転運動をせずにX,Y平面内で、並進移動可能となる。
以上の様に、像ぶれの補正光学系である第4レンズ群1110を挟んで一直線上に、第1の方向(X方向)に駆動する磁石1051と、第2の方向(Y方向)に駆動する磁石1050を並べる事が可能となる。よって、第2の方向(Y方向)に薄い像ぶれ補正装置を構成することができる。
図9において、このレンズ鏡筒では、ズーミングとフォーカシングで光軸に駆動する第5群枠1440の外側の空いた空間に、像ぶれ補正装置の、4本のワイヤ1020,1021,1022,1023が配置されている。そのため、レンズ鏡筒を大きくする事無く、像ぶれ補正光学系である第4レンズ群1110を、光軸に垂直な平面内に移動可能に支持する事が可能となっている。
レンズ保持部材1030の中央に第2駆動源(コイル1060、磁石1050等より成る)を配置している。その為、第2の方向(Y方向)への駆動時は、駆動力と摩擦や弾性によって発生する抵抗力の釣合いが取れて、レンズ保持部材1030が回転運動を起こすことがない。よって、第2の方向に精度高い駆動が可能となる。
また、移動したレンズ保持部材1030を光軸中心に戻す力(復元力)をもつ弾性部材(ワイヤ1020〜1023)を具備する支持手段(基部支持部材1010)を有している。よって、その復元力と駆動力の吊り合いで、レンズ保持部材1030の移動制御が可能となる。このことから、レンズ保持部材1030の位置を検出する検出手段を省略でき、像ぶれ補正装置の小型化が可能となる。
また、四隅に設けられる弾性部材で発生する総合復元力点はほぼレンズ保持部材1030の中央にあり、その中央に第2駆動源を配置している。その為、第2の方向(Y方向)への駆動時は、総合復元力点と第2の駆動源の位置がほぼ一致する。また、第1の方向(X方向)の駆動においては、第1駆動源(コイル1061、磁石1051等より成る)がレンズ保持部材1030の中央に対して第1の方向にずれた位置に配置される。その為、第1駆動源の駆動力ベクトルが総合復元力点を通過する。なお、総合復元力点とは、複数の弾性部材それぞれに発生する復元力を総合し、その総合復元力の中心を一つの弾性部材の復元力の発生点とみなした場合の復元力点をいう。
上記のように、第2の方向の駆動においては、総合復元力点と第2駆動源の駆動力発生点が一致する。また、第1の方向の駆動においては、総合復元力点を第1駆動源の駆動力ベクトルが通過する。この為、レンズ保持部材が回転運動を起こさずに、光軸を直交する平面内で並進移動が可能となり、光学性能を低下させずに像ぶれ補正が可能となる。また、屈曲光学系がレンズ鏡筒内に配置される像ぶれ補正装置においても、レンズ保持部材中央に第2駆動源を配置し、隣接するの一端に補正光学系を、他端に第1駆動源を配置している。その為、第2駆動源で発生する駆動力とレンズ保持部材の重心がほぼ一致する。また、第1駆動源で発生する駆動力がほぼ重心を通過する。よって、レンズ鏡筒の姿勢による重力の影響が小さくなる。
以上の理由により、レンズ保持部材が回転を起こさずに、光軸と垂直な平面で並進移動が可能となり、光学性能を低下させずに像ぶれ補正が可能となる。また、補正光学系と第1駆動源と第2駆動源が、一直線に並ぶ為、レンズ保持部材を薄くする事が可能となる。
また、第1の方向と第2の方向が90度を成すため、X,Y平面内で制御設定される移動方向を、容易に第1の方向と第2の方向の合成で実現することができ、小型で高精度な像ぶれ補正が可能となる。
また、ヤング率の高い金属を用いる事で、弾性部材を細くする事が可能となり、像ぶれ補正装置を小型にする事が可能となる。
また、弾性部材表面での、不要な光線の反射量が低減できるので、可撓性部材をより光路に近づける事が可能となり、像ぶれ補正装置を小型にする事が可能となる。
また、像ぶれ補正装置が組み込まれたレンズ鏡筒のため、像ぶれ補正をした高画質な映像を記録する事が可能となる。
図25は本発明の実施例2に係る像ぶれ補正装置の上面図である。また、図26は、図25のA−A断面図であり、光軸方向の高さ関係を示している。ここでは、上記実施例1と異なる点のみについて説明する。
これは、補正光学系2110をX,Y平面内で駆動制御して、像ぶれを低減する像ぶれ補正装置の要部を示すものであり、撮影光学系の中に組み込まれている。
レンズ保持部材2030は円盤形状であり、その中心には、このレンズ保持部材2030をY方向(紙面上下方向)に駆動する為の磁石2050が固定されている。その磁石2050の−X方向(紙面左側)には、このレンズ保持部材2030をX方向(紙面左右方向)に駆動する為の磁石2051が配置されている。磁石2050の+X方向(紙面右側)には、補正光学系2110が固定されている。
レンズ保持部材2030の外周には、3本の引っ張りコイルバネ2020,2021,2022が等角度で配置され、固定枠2400に一端が固定されている。よって、レンズ保持部材2030が現位置からX,Y方向にずれた際は、引っ張りコイルバネの総合的力により元の現位置に戻ろうとする。
レンズ保持部材2030をY方向に駆動する電磁力を発生するコイル2060は、磁石2050の上方で固定枠2400の一部(図不指示)に保持されている。レンズ保持部材2030をX方向に駆動する電磁力を発生するコイル2061は、磁石2051の上方で、固定枠2400の一部(不図示)に保持されている。
X,Yの駆動方法は、上記の実施例1と同様であり、実施例1の磁石1050の機能が、実施例2の磁石2050に置き換わり、実施例1の磁石1051の機能が、実施例2の磁石2051に置き換わる。また、実施例1のコイル1060の機能が、実施例2のコイル2060に置き換わり、実施例1のコイル1061の機能が、実施例2のコイル2061に置き換わったものである。
磁石2050の+Y方向(紙面上位置)には、このレンズ保持部材2030のX方向移動量を検知するX方向位置センサ2510が配置されている。また、磁石2050の−Y方向(紙面下位置)には、このレンズ保持部材2030のY方向移動量を検知するY方向位置センサ2520が配置されている。
上記実施例2においては、円形のレンズ保持部材2030において、レンズ保持部材2030の中央に第2駆動源を配置し、円周縁に配置された弾性部材(引っ張りコイルバネ2020〜2022)により総合復元力点がレンズ保持部材2030中央に位置する。その為、第2駆動力と総合復元力点が一致し、レンズ保持部材2030が回転運動を起こさずに、光軸と垂直な平面で並進移動が可能となり、光学性能を低下させずに像ぶれ補正が可能となる。
また、総合的復元力と重心がほぼ一致しているため、重力方向に対して像ぶれ補正装置の姿勢が変化しても、レンズ枠が回転を起こさずに、光軸を法線とする面内で並進移動が可能となり、光学性能を低下させずに像ぶれ補正が可能となる。
また、円形のレンズ保持部材2030において、該レンズ保持部材2030の空いている場所に、位置センサ2520,2521を配置している。そのため、レンズ保持部材2030を大きくする事無く、該レンズ保持部材2030の変位を測定する事で、精度高い像ぶれ補正が可能となる。
本発明の実施例1に係るレンズ鏡筒を示す正面図および側面図である。 図1の状態から上面の蓋を取除いた図である。 本発明の実施例1に係るレンズ鏡筒において広角状態を示す正面斜視図である。 本発明の実施例1に係るレンズ鏡筒において標準状態を示す正面斜視図である。 本発明の実施例1に係るレンズ鏡筒において望遠状態を示す正面斜視図である。 本発明の実施例1に係るレンズ鏡筒において固定枠を省略して示す正面図および側面図である。 本発明の実施例1に係るレンズ鏡筒において固定枠を省略して示す正面斜視図である。 本発明の実施例1に係るレンズ鏡筒においてシャッタユニットと第5群枠と像ぶれ補正装置を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係るレンズ鏡筒において第5群枠と像ぶれ補正装置を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置の一部を分解して示す上斜視図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置の一部を分解して示す下斜視図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置の一部を分解して示す上斜視図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置の一部を分解して示す下斜視図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置を分解して示す上斜視図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置を分解して示す下斜視図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置の一部を省略して示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置の一部を省略して示す上面図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置の一部を省略して示す上面図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置においてプラスY方向に移動した状態を示す上面図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置においてマイナスY方向に移動した状態を示す上面図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置においてプラスX方向に移動した状態を示す上面図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置においてマイナスX方向に移動した状態を示す上面図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置の一部を省略して示す上面図である。 本発明の実施例1に係る像ぶれ補正装置を示す上面図である。 図25のA−A断面図である。
符号の説明
1010,2010 基部支持部材
1020 ワイヤ(可撓性部材)
1021 ワイヤ(可撓性部材)
1022 ワイヤ(可撓性部材)
1023 ワイヤ(可撓性部材)
1030,2030 レンズ保持部材
1040 ヨーク
1041 ヨーク
1050,2050 磁石
1051,2051 磁石
1060,2060 コイル
1061,2061 コイル
1070 バックヨーク
1071 バックヨーク
1100 第6レンズ群
1105 第5レンズ群
1110 第4レンズ群
1120 第3レンズ群
1121 レンズ固定部材
1122 マスク
1400 固定枠
1405 固定枠
1411 プリズム
1410 第1群枠
1420 第2群枠
1421 第2群用PI(フォトインタラプタ)
1422 ステッピングモータ
1430 シャッタ−ユニット
1440 第5群枠
1441 第5群用PI(フォトインタラプタ)
1442 ステッピングモータ
1450 撮像素子保持板
1460 撮像素子
1470 カバー板
1480 カバー箱
2110 補正光学系
2020 引っ張りコイルバネ
2021 引っ張りコイルバネ
2022 引っ張りコイルバネ
2400 固定枠

Claims (10)

  1. 像ぶれを補正するための補正光学系と、
    前記補正光学系を保持する保持部材と、
    前記保持部材を光軸と垂直な平面において移動可能に支持する支持手段と、
    前記保持部材を光軸と垂直な平面において第1の方向へ移動させる第1駆動手段と、
    前記保持部材を光軸と垂直な平面において前記第1の方向とは異なる第2の方向へ移動させる第2駆動手段とを有する像ぶれ補正装置であって、
    前記保持部材の中央に前記第2駆動手段を配置し、
    前記第2駆動手段から前記第1の方向に離れて前記第1駆動手段を配置し、
    前記第1駆動手段とは反対側に前記2駆動手段から前記第1の方向に離れて前記補正光学系を配置したことを特徴とする像ぶれ補正装置。
  2. 前記支持手段は、複数の弾性部材を有し、
    前記弾性部材が前記保持部材を光軸と垂直な平面において移動可能に弾性支持し且つその弾性力が移動された前記保持部材を光軸中心に復元させる復元力として作用することを特徴とする請求項1に記載の像ぶれ補正装置。
  3. 前記保持部材は、長手方向が前記第1の方向となる長方形状をしており、
    前記複数の弾性部材は、可動端が前記保持部材の4つの角に取り付けられており、
    前記第2駆動手段が、前記保持部材の中央に配置され、
    前記第1駆動手段が、前記保持部材の長手方向において前記第2駆動手段の近傍に配置され、
    前記補正光学系が、前記保持部材の長手方向において前記第2駆動手段の近傍且つ前記第1駆動手段とは反対側に配置されることを特徴とする請求項2に記載の像ぶれ補正装置。
  4. 前記保持部材は、円形状をしており
    前記複数の弾性部材は、可動端が前記保持部材の円縁部に取り付けられており、
    前記第2駆動手段が、前記保持部材の中央に配置され、
    前記第1駆動手段が、前記第1の方向において前記第2駆動手段の近傍に配置され、
    前記補正光学系が、前記第1の方向において前記第2駆動手段の近傍且つ前記第1駆動手段とは反対側に配置されることを特徴とする請求項2に記載の像ぶれ補正装置。
  5. 前記複数の弾性部材それぞれに発生する復元力を総合し、その総合復元力の中心を一つの弾性部材の復元力の発生点とみなした場合の総合復元力点に、前記第2駆動手段を配置し、
    前記総合復元力点を通過する前記第1の方向に、前記第1駆動手段を配置したことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の像ぶれ補正装置。
  6. 前記第1の方向と前記第2の方向は、光軸に垂直で且つ相互に90度をなすことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の像ぶれ補正装置。
  7. 前記総合復元力点は、前記保持部材の重心位置に一致していることを特徴とする請求項5または6に記載の像ぶれ補正装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の像ぶれ補正装置を具備することを特徴とするレンズ鏡筒。
  9. 前記レンズ鏡筒は、物体側から順に、光線を折り曲げる屈曲光学系、光軸方向へ駆動される第1のレンズ系、前記像ぶれ補正装置、光軸方向へ駆動される第2のレンズ系、および、撮像素子を有することを特徴とする請求項8に記載のレンズ鏡筒。
  10. 物体側から順に、光線を折り曲げる屈曲光学系、光軸方向へ駆動される第1のレンズ系、請求項1ないし7のいずれかに記載の像ぶれ補正装置、光軸方向へ駆動される第2のレンズ系、および、撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
JP2006240029A 2006-09-05 2006-09-05 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒および撮像装置 Expired - Fee Related JP4871679B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006240029A JP4871679B2 (ja) 2006-09-05 2006-09-05 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒および撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006240029A JP4871679B2 (ja) 2006-09-05 2006-09-05 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒および撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008064846A true JP2008064846A (ja) 2008-03-21
JP4871679B2 JP4871679B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=39287641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006240029A Expired - Fee Related JP4871679B2 (ja) 2006-09-05 2006-09-05 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒および撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4871679B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010175961A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Nikon Corp 撮像装置
JP2011118284A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Sony Corp 像ぶれ補正装置及び撮像装置
US8412033B2 (en) 2008-09-29 2013-04-02 Nidec Copal Corporation Image blur correction device, imaging lens unit, and camera unit
US8792166B2 (en) 2009-01-14 2014-07-29 Nidec Copal Corporation Image blur correction apparatus and image pickup unit having image blur correction apparatus
JP2016042146A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 リコーイメージング株式会社 像振れ補正装置および光学機器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8412033B2 (en) 2008-09-29 2013-04-02 Nidec Copal Corporation Image blur correction device, imaging lens unit, and camera unit
US8792166B2 (en) 2009-01-14 2014-07-29 Nidec Copal Corporation Image blur correction apparatus and image pickup unit having image blur correction apparatus
JP2010175961A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Nikon Corp 撮像装置
JP2011118284A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Sony Corp 像ぶれ補正装置及び撮像装置
JP2016042146A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 リコーイメージング株式会社 像振れ補正装置および光学機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4871679B2 (ja) 2012-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4789655B2 (ja) 振れ補正装置、レンズ鏡筒および光学機器
JP4750565B2 (ja) 振れ補正装置および光学機器
US8982274B2 (en) Camera module including handshaking correcting device
US8380057B2 (en) Anti-shake structure for auto-focus modular
JP6960983B2 (ja) 手振れ補正機能付き撮像装置
EP2141539B1 (en) Blurring correction device and optical apparatus
JP4630565B2 (ja) 光学機器
JP5693163B2 (ja) 振れ補正装置、レンズ鏡筒、及び光学機器
JP2012120303A (ja) アクチュエータ、ならびにこれを備える駆動装置及び撮像装置
JP2008180774A (ja) レンズ鏡筒およびデジタルカメラ
JP4750402B2 (ja) 光学機器
JP4871679B2 (ja) 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒および撮像装置
JP5861317B2 (ja) 防振装置、レンズ鏡筒および光学機器
JP5800510B2 (ja) レンズ駆動装置
JP5294936B2 (ja) レンズ鏡筒及びそれを有する光学機器
JP2007233140A (ja) 像ぶれ補正装置
JP5820667B2 (ja) 光学式像振れ補正機構
JP2016184132A (ja) 光学駆動装置および光学機器
JP2010243877A (ja) 光学機器
JP2009192899A (ja) レンズ鏡筒及びそれを有する光学機器
JP5867994B2 (ja) レンズ鏡筒及び光学機器
JP2008139640A (ja) 撮像装置
JP2007033668A (ja) 像ぶれ補正装置、レンズ装置及び撮像装置
JP6746972B2 (ja) 撮影装置及び撮影方法
JP2009210922A (ja) 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒装置及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090901

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100520

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111121

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4871679

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees