JP2008064539A - 電子式電流計 - Google Patents
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Abstract
【課題】一次電流が小さく変流器からの出力電流が少ない場合においても計測可能な電子式電流計を小型・軽量・安価に実現するものである。
【解決手段】変流器の出力側に接続された整流回路からの出力電圧を昇圧して所定の電力を蓄積する電力蓄積回路と、この電力蓄積回路から出力された電圧が所定の電圧を超えないように監視する電圧監視回路と、この電圧監視回路からの状態信号により、オン・オフ信号を発生させる電圧制御回路と、前記電圧制御回路からのオン・オフ信号をもとにマイナス電圧を生成するマイナス電源回路と、前記変流器の出力側に接続され変流器から出力された電流を検出する電流検出手段と、前記電力蓄積回路に蓄積したプラス電圧とマイナス電源回路で生成したマイナス電圧を電源として前記電流検出手段の出力信号を処理し前記変流器の1次側に流れる電流を算出する電流処理回路とから構成される電子式電流計。
【選択図】図1
【解決手段】変流器の出力側に接続された整流回路からの出力電圧を昇圧して所定の電力を蓄積する電力蓄積回路と、この電力蓄積回路から出力された電圧が所定の電圧を超えないように監視する電圧監視回路と、この電圧監視回路からの状態信号により、オン・オフ信号を発生させる電圧制御回路と、前記電圧制御回路からのオン・オフ信号をもとにマイナス電圧を生成するマイナス電源回路と、前記変流器の出力側に接続され変流器から出力された電流を検出する電流検出手段と、前記電力蓄積回路に蓄積したプラス電圧とマイナス電源回路で生成したマイナス電圧を電源として前記電流検出手段の出力信号を処理し前記変流器の1次側に流れる電流を算出する電流処理回路とから構成される電子式電流計。
【選択図】図1
Description
この発明は、配電線等の被測定電線に流れる電流を計測する電子式電流計に関し、特に変流器により取得した上記被測定電線に流れる電流により電源を構成し、この電源を電流測定用の動作電源とする形式の電子式電流計に関するものである。
従来のこの種の電子式電流計は特許文献1に示されているものが既に提案されている。これによれば、変流器の2次側出力を二つに分岐し、その一方の出力を所定の直流電力を出力する電源回路として作用させると共に、分岐した他方の出力を周期的に取り込んで前記被測定電線に流れる電流に応じた測定データを出力するようにしている。
すなわち、変流器からの電流をスイッチ素子により上記電源回路と電流計測回路を交互に切り替える方式(図1、図2)、あるいは変流器からの電流の半波を上記電源回路用に使用し、残りの半波を電流計測回路用として使用する方式(図3)とし、それまでの二つの変流器を要する構成から一つの変流器構成として、装置の簡単化、小型・軽量化を図ったものである。
すなわち、変流器からの電流をスイッチ素子により上記電源回路と電流計測回路を交互に切り替える方式(図1、図2)、あるいは変流器からの電流の半波を上記電源回路用に使用し、残りの半波を電流計測回路用として使用する方式(図3)とし、それまでの二つの変流器を要する構成から一つの変流器構成として、装置の簡単化、小型・軽量化を図ったものである。
しかし、このような従来の方式は、一つの変流器から出力された電流を2分岐しているため、電流計測回路を使用する計測時においては、上記電源回路への平滑コンデンサへの充電が停止する結果、電源回路の出力電圧は低下することとなる。この電源回路の出力電圧は一定に保持されるべきものであり、電圧低下が大きくなれば計測回路の動作ができなくなるため、入力コンデンサ容量や出力電圧保持用の平滑コンデンサ容量を大きく設計することにより対応せざるを得なかった。特に、一次電流が小さく変流器からの電流が少ない場合の計測においてはその影響がより顕著であることから、コンデンサ容量の大型化は避けられず、電子式電流計の小型・軽量化の実現を妨げ、低価格化の支障となっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、一次電流が小さく変流器からの出力電流が少ない場合においても計測可能な電子式電流計を小型・軽量・安価に実現することを目的とするものである。
この発明に係る電子式電流計は、変流器の出力側に接続された整流回路と、この整流回路からの出力電圧を昇圧して所定の電力を蓄積する電力蓄積回路と、この電力蓄積回路から出力された電圧が所定の電圧を超えないように監視する電圧監視回路と、この電圧監視回路からの状態信号により、オン・オフ信号を発生させる電圧制御回路と、前記電圧制御回路からのオン・オフ信号をもとにマイナス電圧を生成するマイナス電源回路と、前記整流回路の入力側電路に挿入され前記変流器から出力された電流を検出する電流検出手段と、前記電力蓄積回路に蓄積したプラス電圧と前記マイナス電源回路で生成したマイナス電圧とを電源として前記電流検出手段の出力信号を処理し前記変流器の1次側に流れる電流を算出する電流処理回路とから構成されたことを特徴とするものである。
この発明による電子式電流計は、上記のように構成したので、計測時に電源回路側(定電圧回路側)の充電を停止する必要がなくなり、平滑コンデンサは小型・軽量のままで一次電流が小さく変流器からの出力電流が少ない場合においても計測可能となる効果を有する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における電子式電流計の構成図を示すものであり、図2、図3は図1の回路の各部動作波形図を示している。以下、図1の回路構成の詳細について図2を参照しながら説明する。図1において、1は計測対象となる配電線1Aの電流を検出する変流器であり、2は上記変流器1の検出電流から配電線1Aの電流を計測する電子式電流計部分である。電子式電流計2は、整流回路3、電力蓄積回路4、電圧監視回路5、電圧制御回路6、マイナス電源回路7及び電流処理回路8から構成されている。
図1はこの発明の実施の形態1における電子式電流計の構成図を示すものであり、図2、図3は図1の回路の各部動作波形図を示している。以下、図1の回路構成の詳細について図2を参照しながら説明する。図1において、1は計測対象となる配電線1Aの電流を検出する変流器であり、2は上記変流器1の検出電流から配電線1Aの電流を計測する電子式電流計部分である。電子式電流計2は、整流回路3、電力蓄積回路4、電圧監視回路5、電圧制御回路6、マイナス電源回路7及び電流処理回路8から構成されている。
これを更に個別に説明するに、上記整流回路3はダイオード3a〜3dの全波整流ブリッジ回路と平滑コンデンサ3eとからなり、変流器1で検出した2次側交流電圧を直流電圧V1(図2(b)参照)に変換する。電力蓄積回路4は、インダクタ4aとダイオード4bと平滑コンデンサ4cとFETトランジスタ等からなるスイッチング素子4dとから構成される昇圧チョッパ回路であり、上記スイッチング素子4dのオン・オフ動作により、整流回路3の直流電圧V1をV2(図2(c)参照)に昇圧する。なお、図2(a)は変流器1の検出電流I1の波形を示している。
上記電力蓄積回路4の昇圧チョッパ動作を簡単に説明すると、スイッチング素子4dがオンすることによりインダクタ4aにエネルギーを蓄積し、スイッチング素子4dがオフした瞬間からインダクタ4aに発生する逆起電力で、ダイオード4bを通してコンデンサ4cに電流が流れ、その充電により電圧値が上昇する。インダクタ4aのインダクタンスを大きくすることで上記逆起電力を大きくでき、充電電圧の上昇を高く設定することができるのはもちろんである。
次に、電圧監視回路5は上記電力蓄積回路4の出力電圧V2を検出し、所定の基準電圧Vref2を超えないように監視するものであり、抵抗R1(可変抵抗)、R2(固定抵抗)による分圧電圧をコンパレータ5aのマイナス端子に、上記基準電圧Vref2となる直流電源5bをコンパレータ5aのプラス端子に入力することにより上記平滑コンデンサ4cの電圧を監視し、これが所定の基準電圧Vref2を超えているか、あるいは基準電圧Vref2以下であるか、何れかの状態を示す状態信号を出力するものである。
また、電圧制御回路6は所定の周期でHi/Lo信号を出力する発信回路6aを備え、具体的には電圧監視回路5からの上記状態信号により、電力蓄積回路4のスイッチング素子4dのオン・オフを制御する出力電圧V3(図2(d)参照)と、後で説明するマイナス電源を発生させるためのオン・オフ信号V5(図2(f)参照)を発生するものである。すなわち、図2(c)と対比した図2(d)から分かるように、出力電圧V2が上記基準電圧Vref2以下である場合は出力電圧V3はスイッチング素子4dをオン・オフする信号を出力し、出力電圧V2が上記基準電圧Vref2を超えた場合はオン状態を継続する信号を出力する。このオン継続信号によりスイッチング素子4dは短絡状態となり、上記電力蓄積回路4の昇圧チョッパ回路を停止させる。
続いてマイナス電源回路7は第1のコンデンサ7a、第1のダイオード7b、第2のコンデンサ7c、第2のダイオード7d、定電圧ダイオード7e、抵抗器7f、第3のコンデンサ7gから構成され、上記発振回路6aから出力されたオン・オフ信号V5からマイナスの定電圧を生成する回路である。
このマイナス電源回路7の動作を簡単に説明すると、オン・オフ信号V5の立ち上がり時に、第1のコンデンサ7aを充電する電流が第1のダイオード7bを通じて流れ、第1のコンデンサ7aの端子電圧V5aは上記ダイオード7bの順電圧分だけ上昇する。次にオン・オフ信号V5の立ち下がり時には、立ち上がり時と逆方向に上記第1のコンデンサ7aを逆充電する電流がGNDから第2のコンデンサ7c、第2のダイオード7dを経由して流れるため、第2のコンデンサ7cが充電されその端子電圧V6a(図2(g)参照)にマイナス電圧を発生させる。上記を繰り返すことで第1のコンデンサ7aの充電が進み、同時に第2のコンデンサ7cのマイナス電圧が大きくなるが、定電圧ダイオード7eによって一定電圧化される。
最後に、電流処理回路8は、上記整流回路3の入力側電路に直列に挿入された抵抗器からなる電流検出手段9と、電流検出手段9による発生電圧を上記したプラス電圧V2及びマイナス電圧V6aによって駆動される電圧変換器10、上記電圧変換器10のアナログ出力をディジタル値に変換するA/D変換器11、上記A/D変換器11の電圧出力を電流値に変換する電圧/電流変換器12及び表示器13とから構成されている。上記電流検出抵抗9の抵抗値はその発生電圧が電圧制御回路6のプラス電圧V2とマイナス電源回路7のマイナス電圧V6aの範囲内になるように調整した値に設定されている。上記電流検出手段9により検出された電圧は、先ず電圧変換器10でA/D変換器11の入力範囲にレベル変換された値V7(図2(h)参照)を得る。このA/D変換値を電圧/電流変換器12により電流値を演算し(図2(i)参照)、これを表示器13にて表示する。
次に、以上のように構成された電子式電流計2の全体動作について、図1乃至図3を用いて詳細に説明する。
配電線1Aに負荷電流が流れると、変流器1の二次側に検出電流I1(図2(a))が流れ、検出電流I1は整流回路3により直流電圧V1(図2(b))に変換される。
電力蓄積回路4のスイッチング素子4dは起動時においてはOFF状態であり、インダクタ4a、整流ダイオード4bを介して、平滑コンデンサ4cが充電され、出力電圧V2(図2(c))が上昇する。出力電圧V2が上昇し、電圧監視回路5の動作電圧Vref1を超えると、電圧監視回路5から、電圧制御回路6へ制御開始の信号が出力され、電圧制御回路6は所定の周期のオン・オフ信号である制御電圧V3(図2(d))を出力する。
配電線1Aに負荷電流が流れると、変流器1の二次側に検出電流I1(図2(a))が流れ、検出電流I1は整流回路3により直流電圧V1(図2(b))に変換される。
電力蓄積回路4のスイッチング素子4dは起動時においてはOFF状態であり、インダクタ4a、整流ダイオード4bを介して、平滑コンデンサ4cが充電され、出力電圧V2(図2(c))が上昇する。出力電圧V2が上昇し、電圧監視回路5の動作電圧Vref1を超えると、電圧監視回路5から、電圧制御回路6へ制御開始の信号が出力され、電圧制御回路6は所定の周期のオン・オフ信号である制御電圧V3(図2(d))を出力する。
制御電圧V3により、電力蓄積回路4のスイッチング素子4dがオン・オフを繰り返えすと、上述したように昇圧チョッパ動作によりインダクタ4a、整流ダイオード4bにより更に平滑コンデンサ4cが充電され、出力電圧V2が上昇する。
出力電圧V2が電圧監視回路5の基準電圧Vref2を超えると、電圧監視回路5から出力されたオン・オフ信号V3は停止し、電圧制御回路6はスイッチング素子4dをオン状態にする。この結果、整流回路3の平滑コンデンサ4cは短絡状態となり、整流回路3の電圧V1は電力蓄積回路4のスイッチング素子4dのドレインーソース間電圧程度に低くなる。
出力電圧V2が電圧監視回路5の基準電圧Vref2を超えると、電圧監視回路5から出力されたオン・オフ信号V3は停止し、電圧制御回路6はスイッチング素子4dをオン状態にする。この結果、整流回路3の平滑コンデンサ4cは短絡状態となり、整流回路3の電圧V1は電力蓄積回路4のスイッチング素子4dのドレインーソース間電圧程度に低くなる。
次に、出力電圧V2が徐々に低下し、再び基準電圧Vref2以下になると、電圧監視回路5から出力電圧V2が基準電圧以下である状態信号を受け、電圧制御回路6から発信回路6aによるHi/Lo信号が出力され、電力蓄積回路4のスイッチング素子がチョッパ動作を行い出力電圧V2が上昇する。
次に、マイナス電源回路7のマイナス電圧生成の動作を図3の各部動作波形図を参照しながら説明する。マイナス電源回路7は、電圧制御回路6から出力されたオン・オフ信号V5(図2(f)、図3(a))に基づいて、オン信号のときに第1のダイオード7bを通して第1のコンデンサ7aを充電し(図3(b))、オフ信号のときに第1のコンデンサ7aに充電された電荷に基づいて第2のダイオード7dを通して第2のコンデンサ7cを充電し(図3(c))、GNDに対してマイナス電圧を生成する(図3(d))。このマイナス電圧は定電圧ダイオード7eにより一定値に保持される(図3(e))。
次に、電流処理回路9の動作について説明する。
配電線11に電流が流れると、変流器1に検出電流I1が流れ、電流検出抵抗8に電圧が発生する。この電圧は、変流器1からの交流電流からGNDレベル(0V)中心にプラス・マイナスの電圧V4となり、この電圧V4は、電流処理回路9を構成する電圧変換器10により、計測範囲の電圧であるオフセット電圧Vosを基準にした電圧V7に変換された後、A/D変換器11によりアナログ値からデジタル値に変換される。
配電線11に電流が流れると、変流器1に検出電流I1が流れ、電流検出抵抗8に電圧が発生する。この電圧は、変流器1からの交流電流からGNDレベル(0V)中心にプラス・マイナスの電圧V4となり、この電圧V4は、電流処理回路9を構成する電圧変換器10により、計測範囲の電圧であるオフセット電圧Vosを基準にした電圧V7に変換された後、A/D変換器11によりアナログ値からデジタル値に変換される。
ディジタル値に変換された電圧は、電圧/電流変換器12により、その瞬時値を次式に従って電流実効値V8に変換し、表示部13により配電線11に通電された電流として表示する。
電流実効値=√(Σ(V/R)2/n)
但し、Vは、V7の半波をn等分した瞬時値、
Rは、電圧/電流比を表す。
電流実効値=√(Σ(V/R)2/n)
但し、Vは、V7の半波をn等分した瞬時値、
Rは、電圧/電流比を表す。
以上のようにこの発明の実施の形態1になる電子式電流計においては、容量の小さい小型で安価なコンデンサで構成することができ、一次電流が小さく変流器からの出力電流が少ない場合においても計測可能な、安価な電子式電流計を得ることができる。
1 変流器、 1A 配電線、 2 電子式電流計、
3 整流回路、 4 電力蓄積回路、
5 電圧監視回路、6 電圧制御回路、7 マイナス電源回路、
8 電流処理回路、9 電流検出手段、
10 電圧変換器、 11 A/D変換器、
12 電圧/電流変換器、 13 表示器。
3 整流回路、 4 電力蓄積回路、
5 電圧監視回路、6 電圧制御回路、7 マイナス電源回路、
8 電流処理回路、9 電流検出手段、
10 電圧変換器、 11 A/D変換器、
12 電圧/電流変換器、 13 表示器。
Claims (5)
- 変流器の出力側に接続された整流回路と、この整流回路からの出力電圧を昇圧して所定の電力を蓄積する電力蓄積回路と、この電力蓄積回路から出力された電圧が所定の電圧を超えないように監視する電圧監視回路と、この電圧監視回路からの状態信号により、オン・オフ信号を発生させる電圧制御回路と、前記電圧制御回路からのオン・オフ信号をもとにマイナス電圧を生成するマイナス電源回路と、前記整流回路の入力側電路に挿入され前記変流器から出力された電流を検出する電流検出手段と、前記電力蓄積回路に蓄積したプラス電圧と前記マイナス電源回路で生成したマイナス電圧とを電源として前記電流検出手段の出力信号を処理し前記変流器の1次側に流れる電流を算出する電流処理回路とから構成されたことを特徴とする電子式電流計。
- 前記電力蓄積回路は昇圧チョッパ回路で構成したことを特徴とする請求項1に記載の電子式電流計。
- 前記マイナス電源回路は、電圧制御回路から出力されたオン・オフ信号に基づいて、オン信号のときに第1のダイオードを通して充電される第1のコンデンサと、オフ信号のときに前記第1のコンデンサに充電された電荷に基づいて第2のダイオードを通して充電されGNDに対してマイナス電圧を生成する第2のコンデンサと、このマイナス電圧を所定の電圧に保持する定電圧ダイオードとにより構成されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の電子式電流計。
- 前記電流検出手段は前記変流器と整流回路との間に直列に挿入された電流検出抵抗からなることを特徴とする請求項1に記載の電子式電流計。
- 電流計測回路は、変流器の出力電流に基づいて電流検出抵抗で検出した電圧をオフセット電圧を基準にした計測範囲の電圧に変換する電圧変換器と、この電圧変換器から出力されたアナログ電圧をデジタル値に変換するA/D変換器と、このA/D変換器から出力された瞬時値を電流実効値に変換する電圧/電流変換器と、この電圧/電流変換器からの演算出力を被測定電流として表示する表示器とで構成したことを特徴とする請求項1あるいは4に記載の電子式電流計。
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