JP2008064282A - スラスト円すいころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハイドロスタティックトランスミッション(HST)の斜板とピストンとの間に組み込むのに適したスラスト軸受を提供することである。
【解決手段】HSTの入力側および出力側の斜板9、10とピストン7、8との間に組み込むスラスト軸受の種類としてスラスト円すいころ軸受11、12を選び、かつそれぞれの各軌道面が軸受中心線と直交する平面となす角度θおよびθを、斜板9、10がピストン7、8の往復方向と直交する面となす角度からその1.2倍までの範囲に設定することにより、ピストン7、8からのスラスト荷重とラジアル荷重の両方を確実に支持することができ、十分なスラスト負荷容量も確保できるようにしたのである。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハイドロスタティックトランスミッション用のスラスト軸受に関する。
比較的低速の工作機械の運転等に使用されるハイドロスタティックトランスミッション(以下、「HST」とも記す。) は、例えば本発明の実施形態である図1に示すように、入力側の油圧ポンプ1と出力側の油圧モータ2とからなり、油圧ポンプ1が入力軸3を駆動されると、吐出油を油圧モータ2に供給して油圧モータ2の出力軸4を回転させるものである。詳述すれば、油圧ポンプ1および油圧モータ2は、それぞれ入力軸3および出力軸4の外周に固定されたシリンダブロック5、6と、各シリンダブロック5、6内で往復運動する複数のピストン7、8と、各ピストン7、8を案内する可変斜板9および固定斜板10とを備えており、入力軸3を回転させると、入力側のピストン7が旋回しながら可変斜板9に案内されて往復運動することにより吐出油が油圧モータ2に供給され、これに伴って出力側のピストン8が固定斜板10に案内されて往復運動しながら旋回することにより出力軸4が回転するようになっている。
このようなHSTでは、入力側および出力側の斜板とピストンとの間に、ピストンからのスラスト荷重を受けるスラストニードル軸受を組み込んでいることが多い。また、HST以外でも、斜板に案内されたピストンの往復運動により動力伝達を行う方式の機械装置においては、一般に、斜板とピストンとの間にスラストニードル軸受が組み込まれている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開2003−65226号公報 特開2004−316641号公報
図3は、HST入力側におけるスラストニードル軸受51の組込状態の一例を示す。このスラストニードル軸受51は、内輪(軸軌道盤)52と外輪(ハウジング軌道盤)53との間に保持器54に保持された複数のころ55を転動自在に配したもので、外輪53が可変斜板56の凹部56aの底面に固定され、内輪52が入力軸57と一体のシリンダブロック(図示省略)内で往復運動するピストン58の先端と摺接している。
ところで、図3では、軸受51の中心線方向とピストン58の往復方向が一致している状態を示したが、通常は、可変斜板56の傾きにより、軸受51が角度をもってピストン58と摺接し、スラスト荷重とともに若干のラジアル荷重も負荷される。このため、斜板56の凹部56aの内側面に、内輪52および保持器54の外周側を覆うメタルブッシュ59を圧入して、軸受51に加わるラジアル荷重を受けるようにしている。
しかしながら、前記メタルブッシュ59は軸受51の内輪52や保持器54との滑りにより摩耗するため、その摩耗粉が軸受51内部の潤滑油に混じって、内外輪52、53の軌道面の早期摩耗や表面起点型の剥離、保持器54の早期摩耗等の不具合を発生させることがある。また、メタルブッシュ59を斜板56の凹部56aに圧入するには、凹部56aの内側面を精度よく仕上げておく必要があり、そのための研磨加工に手間がかかるという問題もある。
本発明の課題は、ハイドロスタティックトランスミッション(HST)の斜板とピストンとの間に組み込むのに適したスラスト軸受を提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明は、内輪と外輪のそれぞれのテーパ状の軌道面の間に複数の円すいころを転動自在に配したスラスト円すいころ軸受において、ハイドロスタティックトランスミッション(HST)の斜板とこの斜板に案内されて往復運動するピストンとの間に組み込まれ、前記各軌道面が軸受中心線と直交する平面となす角度が、前記斜板がピストンの往復方向と直交する面となす角度以上に設定された構成を採用した。
すなわち、HSTの斜板とピストンとの間に組み込むスラスト軸受の種類としてスラスト円すいころ軸受を選び、かつその内輪および外輪の軌道面が軸受中心線と直交する平面となす角度を、斜板がピストンの往復方向と直交する面となす角度以上に設定することにより、軸受がピストンから受けるスラスト荷重とラジアル荷重の両方を確実に支持できるようにしたのである。
また、上記の構成において、前記各軌道面が軸受中心線と直交する平面となす角度は、前記斜板がピストンの往復方向と直交する面となす角度の1.2倍以下に設定することが望ましい。この範囲を超えると、スラスト負荷容量の減少が無視できなくなってくるからである。
本発明のスラスト円すいころ軸受は、上述したように、内輪および外輪の軌道面が軸受中心線と直交する平面となす角度を、HSTの斜板がピストンの往復方向と直交する面となす角度以上に設定したものであるから、斜板とピストンの間に組み込んだときに、ピストンからのスラスト荷重とラジアル荷重の両方を確実に支持することができる。従って、この軸受を組み込んだHSTは、従来のスラストニードル軸受を用いたものに比べて、メタルブッシュを組み込む必要がないので、その組み込みのための加工を省けるし、メタルブッシュの摩耗粉による早期破損のおそれもない。
以下、図1および図2に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1は、実施形態のスラスト円すいころ軸受11、12を組み込んだHSTを示す。このHSTは、前述したように、入力側の油圧ポンプ1と出力側の油圧モータ2とからなり、この油圧ポンプ1および油圧モータ2が、それぞれ入力軸3および出力軸4と、各軸3、4の外周に固定されたシリンダブロック5、6と、各シリンダブロック5、6内で往復運動する複数のピストン7、8と、各ピストン7、8を案内する可変斜板9および固定斜板10とを備えている。そして、図示省略したエンジンまたは電動機で油圧ポンプ1の入力軸3を回転させると、その周りの入力側ピストン7が旋回しながら可変斜板9に案内されて往復運動することにより吐出油が油圧モータ2に供給され、これに伴って出力側のピストン8が固定斜板10に案内されて往復運動しながら旋回することにより出力軸4が回転する。従って、可変斜板9を傾けることにより、吐出油の流れの方向や吐出量を変えて出力軸4の回転方向および速度を制御することができる。
ここで、可変斜板9が入力側ピストン7の往復方向と直交する面となす角度の最大値、および固定斜板10が出力側ピストン8の往復方向と直交する面となす角度は、いずれも15°となっている。そして、各斜板9、10とピストン7、8との間には、それぞれスラスト円すいころ軸受11、12が組み込まれている。
図2に示すように、入力側のスラスト円すいころ軸受11は、内輪(軸軌道盤)13と外輪(ハウジング軌道盤)14のそれぞれのテーパ状の軌道面の間に、保持器15に保持された複数の円すいころ16を転動自在に配したもので、その外輪14が可変斜板9の凹部9aの底面に固定され、内輪13が入力軸3と一体のシリンダブロック5内で往復運動するピストン7の先端と摺接している。
また、図2では、軸受11の中心線方向とピストン7の往復方向が一致している状態を示したが、通常は、可変斜板9の傾きにより、軸受11が角度をもってピストン7と摺接し、スラスト荷重とともにラジアル荷重を負荷される。そして、その荷重の負荷域はピストン7が後退する半周部分のみで、残りの半周部分では非負荷域となるため、軸受11全体としては常時偏荷重が作用する状態で使用されることになる。
ここで、前記内輪13は、直接ピストン7から負荷を受けるため、外輪14よりも軸方向の厚みを厚くして剛性を持たせ、軌道面のたわみ等を抑えてころ16との接触面圧を低減するようになっている。また、内輪13のピストン7との接触面は、ピストン7との摺動による摩耗や微小剥離への対策として、摩耗や表面損傷に強い特殊熱処理が施されている。なお、軸受潤滑油中に異物が多い場合は、外輪14やころ16にも同様の特殊熱処理が施される。
前記保持器15は、軸受11の負荷域を通過するころ16と非負荷域を通過するころ16の進み遅れによる干渉を受けるため、剛性の高い銅合金もみ抜きタイプまたは板厚の厚い鉄板タイプを採用している。また、各ころ16は、クラウニングを施して偏荷重によるエッジ部の応力上昇を抑え、エッジ部の損傷を生じにくくしている。
そして、前記内輪13および外輪14のそれぞれ軌道面が軸受中心線と直交する平面となす角度θおよびθは、15〜18°、すなわち可変斜板9がピストン7の往復方向と直交する面となす角度の最大値から最大値の1.2倍までの範囲に設定されている。
この入力側のスラスト円すいころ軸受11は、上記の構成であり、内輪13および外輪14の軌道面が軸受中心線と直交する平面となす角度を、斜板9がピストン7の往復方向と直交する面となす角度からその1.2倍までの範囲に設定しているので、ピストン7からのスラスト荷重とラジアル荷重の両方を確実に支持することができるし、十分なスラスト負荷容量も確保できる。また、出力側スラスト円すいころ軸受12については、詳細な説明は省略するが、入力側軸受11と同一仕様であり、同様の作用効果を有している。
従って、これらのスラスト円すいころ軸受11、12を組み込んだHSTは、従来のスラストニードル軸受を用いたものに比べて、メタルブッシュを組み込む必要がないので、その組み込みのための加工を省けるし、メタルブッシュの摩耗粉による早期破損のおそれもない。
実施形態のスラスト円すいころ軸受を組み込んだHSTの正面断面図 図1の入力側スラスト円すいころ軸受の組込状態の要部拡大断面図 従来のスラスト円すいころ軸受のHST組込状態の要部拡大断面図
符号の説明
1 油圧ポンプ
2 油圧モータ
3 入力軸
4 出力軸
5、6 シリンダブロック
7、8 ピストン
9、10 斜板
11、12 スラスト円すいころ軸受
13 内輪
14 外輪
15 保持器
16 円すいころ

Claims (2)

  1. 内輪と外輪のそれぞれのテーパ状の軌道面の間に複数の円すいころを転動自在に配したスラスト円すいころ軸受において、ハイドロスタティックトランスミッションの斜板とこの斜板に案内されて往復運動するピストンとの間に組み込まれ、前記各軌道面が軸受中心線と直交する平面となす角度が、前記斜板がピストンの往復方向と直交する面となす角度以上に設定されていることを特徴とするスラスト円すいころ軸受。
  2. 前記各軌道面が軸受中心線と直交する平面となす角度が、前記斜板がピストンの往復方向と直交する面となす角度の1.2倍以下に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のスラスト円すいころ軸受。
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