JP2008063980A - 酸水素ガス2行程エンジン - Google Patents
酸水素ガス2行程エンジン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008063980A JP2008063980A JP2006240972A JP2006240972A JP2008063980A JP 2008063980 A JP2008063980 A JP 2008063980A JP 2006240972 A JP2006240972 A JP 2006240972A JP 2006240972 A JP2006240972 A JP 2006240972A JP 2008063980 A JP2008063980 A JP 2008063980A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- engine
- injector
- stroke engine
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
【課題】 安価な動力機関の提供することを目的とする。
【解決手段】 エンジンシリンダー上部に水素ガス用インジェクター、酸素ガスインジェクター、注水用インジェクターを設置し、排気孔の出口に測温計を設けた酸水素ガス2行程エンジンにおいて、排気の温度を計測することによって注水量を増減して、エンジン内の温度を一定にし、かつ注水の蒸発圧力に爆発ガス圧力を付加した急激な圧力変化によってピストンを動かし、駆動力を得るようにした酸水素ガス2行程エンジンとした。
【選択図】 図1
【解決手段】 エンジンシリンダー上部に水素ガス用インジェクター、酸素ガスインジェクター、注水用インジェクターを設置し、排気孔の出口に測温計を設けた酸水素ガス2行程エンジンにおいて、排気の温度を計測することによって注水量を増減して、エンジン内の温度を一定にし、かつ注水の蒸発圧力に爆発ガス圧力を付加した急激な圧力変化によってピストンを動かし、駆動力を得るようにした酸水素ガス2行程エンジンとした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、酸水素ガス2行程エンジンに関し、水素の副成物である酸素を利用するものである。
酸素は一般に高価と思われているが、水素の副成物であって、水素生産の際には捨てられるものなので、安価に提供できるものである。
また、水中や寒中での密室など限られてはいるが、用途としては充分である。
特開平07−208192号公報
安価な動力機関の開発が待たれている。
本発明は、安価な動力機関の提供を可能にすべく、エンジンシリンダー上部に水素ガス用インジェクター、酸素ガスインジェクター、注水用インジェクターを設置し、排気孔の出口に測温計を設けた酸水素ガス2行程エンジンにおいて、排気の温度を計測することによって注水量を増減して、エンジン内の温度を一定にし、かつ注水の蒸発圧力に爆発ガス圧力を付加した急激な圧力変化によってピストンを動かし、駆動力を得るようにした酸水素ガス2行程エンジンとした。
本発明は、エンジンシリンダー上部に水素ガス用インジェクター、酸素ガスインジェクター、注水用インジェクターを設置し、排気孔の出口に測温計を設けた酸水素ガス2行程エンジンにおいて、排気の温度を計測することによって注水量を増減して、エンジン内の温度を一定にし、かつ注水の蒸発圧力に爆発ガス圧力を付加した急激な圧力変化によってピストンを動かし、駆動力を得るようにした酸水素ガス2行程エンジンであるので、バルブ、カム、シャフトなど可動部分がなく、注水によってシリンダー内の温度を調整でき、注水によってガスの増量が出来てパワーアップができ、水素の拡散性の良さを利用して低圧でジーゼル化ができ、酸水素の両ガスを使うところに特徴がある。
本発明を添付する図面に示す具体的な実施例に基づいて、以下詳細に説明する。
図1は本発明の圧縮行程にある酸水素ガス2行程エンジンの断面図、図2は本発明の爆発・膨張行程にある酸水素ガス2行程エンジンの断面図、図3は本発明の排気行程にある酸水素ガス2行程エンジンの断面図である。
本発明の酸素水素ガス2行程エンジンの構造を説明すると、エンジン上蓋部に水素ガスインジェクター1、酸素ガスインジェクター2、点火プラグ3を設け、シリンダー4の中側壁に注水インジェクター5を備えている。
排気孔6の出口付近にある測温計7はそれぞれE.C.U.8に連なっており、ピストン9とクランクシャフト10の動きに連動している。
本エンジンの動作について説明する。圧縮行程を示す図1に示すように、エンジン上蓋部の酸素ガスインジェクター2より酸素ガスを圧入し、エンジン側壁部に取付けられた注水インジェクター5より水を注入し、ピストン9が上死点に近づいた時に水素ガスインジェクター1より水素ガスを圧入し、ピストン9の上死点の直前で点火プラグ3のスパークにより着火し、図2に示すように、爆発し、ピストン9を下方に押し下げ、クランクシャフト10に駆動力を伝える。シリンダー4内の爆発ガスは、図3に示すように排気孔6より矢印11のように排気される。
排気孔6の付近に設けられた測温計7によって、排気ガスの温度がチェックされ、エンジンシリンダー4内の温度が250〜450℃に保たれるように、E.C.U.8の働きによって注水インジェクター5の注水量が決定される。
爆発ガスは全部水蒸気である。シリンダー4内に残った水蒸気は再び圧縮され、注水インジェクター5の注水を受けながら図1の圧縮行程に入る。
本発明は、バルブ、カム、カムシャフト、ベルトなどの可動部品並びにラジエータ、冷却ポンプなどの部品を一切使用していないので、単純で故障や消耗がないという特徴がある。
また、本発明は、注水によってシリンダー内の温度を調整でき、注水によってガスの増量が出来てパワーアップができる。
さらに、本発明は、水素の拡散性の良さを利用して低圧でジーゼル化ができ、酸水素の両ガスを使うことができる。
本発明は、酸水素ガス2行程エンジンに関するものであるが、水素ガス2行程エンジンにも利用できる。
4…エンジンシリンダー
1…水素ガス用インジェクター
2…酸素ガスインジェクター
5…注入用インジェクター
6…排気孔
7…測温計
1…水素ガス用インジェクター
2…酸素ガスインジェクター
5…注入用インジェクター
6…排気孔
7…測温計
Claims (1)
- エンジンシリンダー上部に水素ガス用インジェクター、酸素ガスインジェクター、注水用インジェクターを設置し、排気孔の出口に測温計を設けた酸水素ガス2行程エンジンにおいて、排気の温度を計測することによって注水量を増減して、エンジン内の温度を一定にし、かつ注水の蒸発圧力に爆発ガス圧力を付加した急激な圧力変化によってピストンを動かし、駆動力を得るようにした酸水素ガス2行程エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006240972A JP2008063980A (ja) | 2006-09-06 | 2006-09-06 | 酸水素ガス2行程エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006240972A JP2008063980A (ja) | 2006-09-06 | 2006-09-06 | 酸水素ガス2行程エンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008063980A true JP2008063980A (ja) | 2008-03-21 |
Family
ID=39286917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006240972A Pending JP2008063980A (ja) | 2006-09-06 | 2006-09-06 | 酸水素ガス2行程エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008063980A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010136879A1 (fr) * | 2009-05-26 | 2010-12-02 | Patrick Wathieu | Procede de fonctionnement d ' un moteur a explosion et moteur a explosion selon ce procede |
US20160131024A1 (en) * | 2013-06-28 | 2016-05-12 | Yutakashoji Co., Ltd. | Engine system |
RU2626918C2 (ru) * | 2015-11-13 | 2017-08-02 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Московский политехнический университет" | Способ увеличения литровой мощности водородного двигателя внутреннего сгорания |
JP2021092224A (ja) * | 2019-12-03 | 2021-06-17 | 寛治 泉 | 水素と酸素を燃焼し、且つ、水素と酸素を生成するエンジン。 |
WO2022172914A1 (ja) * | 2021-02-15 | 2022-08-18 | 寛治 泉 | 水素・酸素を燃焼するエンジン |
WO2024142777A1 (ja) * | 2022-12-26 | 2024-07-04 | カワサキモータース株式会社 | 2ストロークエンジン |
JP7539746B1 (ja) | 2024-02-27 | 2024-08-26 | 勲生 清水 | 水素と酸素と水蒸気との活用を図って回転稼働する内燃機関 |
-
2006
- 2006-09-06 JP JP2006240972A patent/JP2008063980A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010136879A1 (fr) * | 2009-05-26 | 2010-12-02 | Patrick Wathieu | Procede de fonctionnement d ' un moteur a explosion et moteur a explosion selon ce procede |
CN102449284A (zh) * | 2009-05-26 | 2012-05-09 | 帕特里克·瓦蒂厄 | 内燃机的运行方法和根据该方法的内燃机 |
US20160131024A1 (en) * | 2013-06-28 | 2016-05-12 | Yutakashoji Co., Ltd. | Engine system |
US9932891B2 (en) * | 2013-06-28 | 2018-04-03 | Yutakashoji Co., Ltd. | Engine system |
RU2626918C2 (ru) * | 2015-11-13 | 2017-08-02 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Московский политехнический университет" | Способ увеличения литровой мощности водородного двигателя внутреннего сгорания |
JP2021092224A (ja) * | 2019-12-03 | 2021-06-17 | 寛治 泉 | 水素と酸素を燃焼し、且つ、水素と酸素を生成するエンジン。 |
JP7004887B2 (ja) | 2019-12-03 | 2022-02-07 | 寛治 泉 | 水素と酸素を燃焼するエンジン。 |
WO2022172914A1 (ja) * | 2021-02-15 | 2022-08-18 | 寛治 泉 | 水素・酸素を燃焼するエンジン |
WO2024142777A1 (ja) * | 2022-12-26 | 2024-07-04 | カワサキモータース株式会社 | 2ストロークエンジン |
JP7539746B1 (ja) | 2024-02-27 | 2024-08-26 | 勲生 清水 | 水素と酸素と水蒸気との活用を図って回転稼働する内燃機関 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008063980A (ja) | 酸水素ガス2行程エンジン | |
JP7488930B2 (ja) | 内燃機関を作動させるための制御装置、コンピュータ制御内燃機関システム、及び、内燃機関を作動させる方法 | |
EP3216994B1 (en) | Uniflow-scavenged two-cycle engine | |
WO2007125401A3 (en) | Control system for operating an internal combustion engine | |
WO2006131429A3 (de) | Verfahren und vorrichtung zum messen der temperaturen eines abgasstroms in einem abgasstrang einer verbrennungskraftmaschine | |
WO2012080568A3 (en) | Method of operating an internal combustion piston engine in transient load change, a control system for controlling the operating of an internal combustion engine, and a piston engine | |
EP2400138A3 (en) | Automatic choke for an engine | |
KR20180122716A (ko) | 내연 기관의 제어 장치 및 내연 기관의 제어 방법 | |
Schumacher et al. | A gasoline fuelled pre-chamber ignition system for homogeneous lean combustion processes | |
RU2006146349A (ru) | Четырехтактный двигатель внутреннего сгорания с ультра-расширением | |
JPWO2012070159A1 (ja) | 内燃機関 | |
JP2010071134A (ja) | エンジンの燃料噴射時期制御装置 | |
US8910613B2 (en) | Internal combustion engine | |
JP2012047144A (ja) | 副室式ガスエンジン | |
KR102712620B1 (ko) | 스플릿 사이클 엔진 | |
JP2017145808A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
US20200141304A1 (en) | Combustion systems and methods | |
WO2007042022A3 (de) | Verbrennungsmotor | |
JP4692204B2 (ja) | 圧縮自着火式内燃機関の制御装置 | |
JP2012097656A (ja) | 内燃機関 | |
Noh et al. | Development and performance evaluation for 1.6 MW gas engine | |
JP2006144681A (ja) | 副室式内燃機関 | |
JP2006283707A (ja) | 内燃機関 | |
KR101985557B1 (ko) | 엔진의 연소실 압력 측정방법 | |
JP2008057424A (ja) | 水素ガス専用の2行程エンジン |