JP2008061861A - 調理器 - Google Patents

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JP2008061861A
JP2008061861A JP2006243837A JP2006243837A JP2008061861A JP 2008061861 A JP2008061861 A JP 2008061861A JP 2006243837 A JP2006243837 A JP 2006243837A JP 2006243837 A JP2006243837 A JP 2006243837A JP 2008061861 A JP2008061861 A JP 2008061861A
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JP2006243837A
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Yukihiro Sakamoto
亨博 坂本
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Sanyo Electric Co Ltd
Nidec Seimitsu Corp
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Seimitsu Co Ltd
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Abstract

【課題】コンロの周りに据え置き部材を配する必要がなく、単品の鍋だけで所謂「煽り/アオリ」動作を自動的に実現できる調理器の提供。
【解決手段】フライパンは、鍋本体1と、その径方向外側へ突出したパイプ状の柄部2と、この柄部2に外嵌した把手3、この把手3内の端部に収納された電池及びモータ4と、モータ4の回転軸に連結した円筒カム5と、モータ4の駆動をオン/オフ制御するためのスライドスイッチ7とを有する。円筒カム5は柄部2内に進入し、柄部2はその端部の内側に180°回転対称的にカムフォロア2a,2aを一体的に有する。円筒カム5はその周面にカムフォロア2aを押動するための2条の螺旋状の往動案内部5a,5aを180°回転対称的に有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、所謂「煽り/アオリ」動作が自動的に可能なフライパン等の調理器に関する。
特開平9−28580に開示の調理器は、鍋本体の一端部に把手を保持するローラと、鍋本体の他端部のカラーを支受する小径支受部付き回転シャフトとをコンロの周りに有し、モータ駆動により小径支受部が偏心回転することによりカラーも同循環軌跡を描くため、鍋本体は所謂「煽り/アオリ」動作の揺動運動を行うようになっている。
特開平9−28580(図3)
しかしながら、この調理器においては、カラー付きの鍋の外、ローラと小径支受部付き回転シャフトを持つ据え置き部材をコンロの周りに設ける必要があるため、コンロを他の調理器の用に供することができない。
そこで上記問題点に鑑み、本発明の課題は、コンロの周りに据え置き部材を配する必要がなく、単品の鍋だけで所謂「煽り/アオリ」動作を自動的に実現できる調理器を提供することにある。
本発明に係る調理器は、鍋本体とその径方向外側へ突出した柄部を有する調理器において、柄部に外嵌した把手と、この把手内に設けられたモータ及び往復運動機構と、把手に設けられてモータの駆動をオン/オフ制御する手動操作部とを備え、往復運動機構は、モータ駆動により把手に対し柄部を長手方向に沿って押し出してから急速に引き戻す動作を繰り返す早戻り機構であることを特徴とする。
把手を手に把持した状態で、手動操作部をオンしてモータ駆動が開始されると、把手内の早戻り機構が把手に対し前記柄部を長手方向に沿って押し出して早戻り動作を行うため、鍋本体が早戻り動作を繰り返すため、所謂「煽り/アオリ」動作が自動的に行われる。また、手動操作部がオフの状態では通常のフランパン等の調理器として使用することができる。このため、コンロの周りに据え置き部材を設ける必要がなく、コンパクトで安価な調理器を実現できる。
手動操作部としては押しボタンスイッチでも構わないが、把手に対して鍋本体が前後動を行うため、これに合わせ、スライド式スイッチとすることが好ましい。
早戻り機構は、把手内に設けられて柄部を反鍋本体側へ引っ張り付勢する弾性手段と、モータ駆動により回転して柄部のカムフォロアを把手に対し鍋本体側へ押し出す立体カムとを有し、立体カムは、回転に応じてカムフォロアを反鍋本体側の最遠変位点から鍋本体側の最近変位点へ押し出す往動案内部と、最近変位点でのカムフォロアの僅少回転により最遠変位点に急速復帰させる復動案内部とを有する。
立体カムは把手内でモータ駆動により回転するため、確動カムとして機能する。モータ駆動により立体カムが回転すると、弾性手段の引き戻し力に抗してカムフォロアが往動案内部によって反鍋本体側の最遠変位点から鍋本体側の最近変位点へ押し出されるため、鍋本体は把手の前方方向へ突出し、カムフォロアが最近変位点に達すると、弾性手段の最大引き戻し力によってカムフォロアが最遠変位点に瞬間的に復帰するため、鍋本体が把手側へ後退して早戻りする。
本発明によれば、コンロの周りに据え置き部材を設ける必要がなく、コンパクトで安価な調理器を実現できる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例に係るフライパンを示す外観斜視図、図2(A)〜(C)は同フライパンの一部を切り欠いて示す部分斜視図である。
本例のフライパンは、鍋本体1と、その径方向外側へ突出したパイプ状の柄部2と、この柄部2に外嵌した把手3を有する。この把手3内の端部には電池(図示せず)及びモータ4が収納されている。モータ4の回転軸(図示せず)には円筒カム5が軸支されており、この円筒カム5は柄部2内に進入している。柄部2はその端部の内側に180°回転対称的にカムフォロア2a,2aを一体的に有する。円筒カム5はその周面にカムフォロア2aを押動するための2条の螺旋状の往動案内部5a,5aを180°回転対称的に有し、2条の往動案内部5a,5aの間はカムフォロア2a,2aを無拘束とする復動案内部5b,5bとなっている。把手3の内側端と柄部2の端部とは引き戻し用コイルスプリング6が張架されている。この引き戻し用コイルスプリング6はモータ4の外周側に配置されているため、把手3の短縮化に寄与している。そして、把手3にはモータ4の駆動をオン/オフ制御するためのスライドスイッチ7(図1参照)が設けられている。
把手3を手に把持した状態で、スライドスイッチ7をオンしてモータ駆動が開始されると、円筒カム5が図2の矢印X方向に回転するため、図2(B)に示す如く、往動案内部5a,5aによりカムフォロア2a,2aが矢印Y方向に徐々に押し出され、図2(C)に示す如く、往動案内部5a,5aの鍋本体側の端部に達した後、そこから外れるため、引き戻し用コイルスプリング6の引っ張り付勢力によって、カムフォロア2a,2aが復動案内部5b,5b上を滑って次の往動案内部5a,5aの反鍋本体側の端部に当り止り、早戻り運動を繰り返す。このため、鍋本体1が把手3に対し早戻り動作を繰り返すので、所謂「煽り/アオリ」動作が自動的に行われる。また、スライドスイッチ7がオフの状態では通常のフランパンとして使用することができる。このため、コンロの周りに据え置き部材を設ける必要がなく、コンパクトで安価なフライパンを実現できる。
本発明の一実施例に係るフライパンを示す外観斜視図である。 (A)は同フライパンにおける柄部が把手部内に収められた状態を示す部分斜視図、(B)は柄部が把手部から押し出される途中の状態を示す部分斜視図、(C)は柄部が把手部から最大突出した状態を示す部分斜視図である。
符号の説明
1…鍋本体
2…柄部
2a…カムフォロア
3…把手
4…モータ
5…円筒カム
5a…往動案内部
5b…復動案内部
6…引き戻し用コイルスプリング
7…スライドスイッチ

Claims (3)

  1. 鍋本体とその径方向外側へ突出した柄部を有する調理器において、前記柄部に外嵌した把手と、この把手内に設けられたモータ及び往復運動機構と、前記把手に設けられて前記モータの駆動をオン/オフ制御する手動操作部とを備え、前記往復運動機構は、前記モータ駆動により前記把手に対し前記柄部を長手方向に沿って押し出してから急速に引き戻す動作を繰り返す早戻り機構であることを特徴とする調理器。
  2. 請求項1に記載の調理器において、前記手動操作部はスライド式スイッチであることを特徴とする調理器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の調理器において、前記早戻り機構は、前記把手内に設けられて前記柄部を反鍋本体側へ引っ張り付勢する弾性手段と、前記モータ駆動により回転して前記柄部のカムフォロアを前記把手に対し鍋本体側へ押し出す立体カムとを有し、前記立体カムは、回転に応じて前記カムフォロアを反鍋本体側の最遠変位点から鍋本体側の最近変位点へ押し出す往動案内部と、前記最近変位点での前記カムフォロアの僅少回転により前記最遠変位点に急速復帰させる復動案内部とを有することを特徴とする調理器。
JP2006243837A 2006-09-08 2006-09-08 調理器 Pending JP2008061861A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200455750Y1 (ko) 2009-02-23 2011-09-22 주식회사 피엔풍년 프라이팬의 손잡이
JP2014522690A (ja) * 2011-07-13 2014-09-08 セブ ソシエテ アノニム 電気機械方式取り外し可能把握装置

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