JP2008061785A - 回転ロータと、掃除機用床吸込具と、電気掃除機及び空気調和機 - Google Patents

回転ロータと、掃除機用床吸込具と、電気掃除機及び空気調和機 Download PDF

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Abstract

【課題】衛生的で、組み立て性、掃除性能に優れた回転ロータを提供する。
【解決手段】機器(図示せず)に回転自在に取着されると共に、外周長手方向に少なくとも1条の支持溝22を有するロータ21と、略帯状で下端に前記支持溝22に挿入される基部24bを有し被掃除面の塵埃を掻き取る清掃体24と、前記清掃体24の側面と前記支持溝22との間の隙間を埋める閉塞体23とを備えたもので、支持溝22の一端から清掃体24の基部24bを挿入して組み立てるという優れた組み立て性、清掃体24の交換性を維持しながら、閉塞体23で清掃体24の側面と前記支持溝22との間の隙間を無くし、その部分への塵埃の堆積を防止して、衛生的で、組み立て性、掃除性能に優れ、使用勝手の良い回転ロータ20を提供することが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転しながら塵埃を除去する回転ロータと、それを用いた掃除機用床吸込具、電気掃除機及び空気調和機に関するものである。
電気掃除機の床吸込具などに利用される従来の回転ロータは、一般に、前記床吸込具に回転自在に設けられたロータと、そのロータの外周長手方向に設けられた清掃体から構成されているが、近年、押し出し成形した金属製のロータの外周長手方向に複数の支持溝を均等間隔で設け、それぞれの支持溝の一端よりブラシ状の清掃体の下部に設けた基部を挿入して、回転ロータを組み立てるようにしたのが主流になっている。支持溝の断面形状は、略いちょう型で、ロータの外周に形成される開口が内部より狭くなるように形成して、回転ロータが高速回転しても清掃体が半径方向に容易に抜けないように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
このような回転ロータは、組み立てが容易で安価に形成できると共に、また、消耗した清掃体の交換も容易で使用勝手の良いものである。
特開2001−252226号公報
しかしながら、上記従来の回転ロータの構成では、ロータに設けた支持溝に清掃体の基部が容易に挿入できるように、清掃体の側面と溝との間にある程度の隙間を設ける必要があり、そのため、その隙間部分に塵埃が堆積し、非常に不衛生であった。また、その隙間により、回転ロータを断面方向で見たとき、清掃体が左右にふらつくようになり、その結果清掃体の腰が弱くなり、清掃体による掃除性能や耐久性が低下するという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、清掃体の支持溝への挿入性を損なうことなく、清掃体のふらつきを防止し、しかも清掃体の側面と支持溝との間への塵埃の堆積を防止して、衛生的で、組み立て性、掃除性能に優れた回転ロータ、掃除機用床吸込具、電気掃除機及び空気調和機を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の回転ロータは、機器に回転自在に取着されると共に、外周長手方向に少なくとも1条の支持溝を有するロータと、略帯状で下端に前記支持溝に挿入される基部を有し被掃除面の塵埃を掻き取る清掃体と、前記清掃体の側面と前記支持溝との間の隙間を埋める閉塞体とを備えたもので、支持溝の一端から清掃体の基部を挿入して組み立てるという優れた組み立て性、清掃体の交換性を維持しながら、清掃体の側面と前記支持溝との間の隙間を無くして、清掃体のふらつきを防止し、且つ隙間部分への塵埃の堆積を防止して、衛生的で、組み立て性、掃除性能に優れ、使用勝手の良い回転ロータを提供することが出来る。
本発明の掃除機用吸い込み具は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転ロータを回転自在に設けたもので、衛生的で、組み立て性、掃除性能、耐久性に優れた掃除機用床吸込具を提供することができる。
本発明の電気掃除機は、電動送風機と、請求項5に記載の掃除機用床吸込具とを備え、前記電動送風機と前記掃除機用床吸込具とを連通させたもので、衛生的で、掃除性能、耐久性に優れた電気掃除機を提供することができる。
又、本発明の空気調和機は、空気を熱交換する熱交換器と、前記熱交換器の上流側に配され流入する空気中に含まれる塵埃を捕獲するエアフィルターと、請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転ロータとを備え、前記回転ロータで前記エアフィルターで捕獲された塵埃を除去するようにしたもので、衛生的で、掃除性能、耐久性、空調性能に優れた空気調和機を提供することができる。
本発明の回転ロータ、掃除機用床吸込具、電気掃除機及び空気調和機は、組み立て性を損なうことなく、清掃体のふらつきがなく、しかも清掃体の側面と支持溝との間に塵埃が堆積することのない衛生的なものである。
第1の発明は、機器に回転自在に取着されると共に、外周長手方向に少なくとも1条の支持溝を有するロータと、略帯状で下端に前記支持溝に挿入される基部を有し被掃除面の塵埃を掻き取る清掃体と、前記清掃体の側面と前記支持溝との間の隙間を埋める閉塞体とを備えたもので、支持溝の一端から清掃体の基部を挿入して組み立てるという優れた組み立て性、清掃体の交換性を維持しながら、清掃体の側面と前記支持溝との間の隙間を無くして、清掃体のふらつきを防止し、且つ隙間部分への塵埃の堆積を防止して、衛生的で、組み立て性、掃除性能に優れ、使用勝手の良い回転ロータを提供することが出来る。
第2の発明は、特に、第1の発明の清掃体及び閉塞体を支持溝に装着後、前記閉塞体を清掃体に押し付けるように保持する押圧壁をロータの外周長手方向に設けたもので、清掃体及び閉塞体をロータに設けた支持溝に装着するときは、閉塞体はフリーなので、清掃体及び閉塞体を支持溝に容易に装着できると共に、それらの装着後、閉塞体を清掃体の側面に押し付けるように押圧壁で保持することで、清掃体と支持溝との間の隙間は勿論、清掃体と閉塞体との間の隙間もより確実に無くすことが出来る。
第3の発明は、特に、第2の発明の押圧壁に、閉塞体の外れを防止する抜け止め部を形成したもので、回転ロータが高速回転した時に遠心力が作用しても、抜け止め部により閉塞体が押圧壁から外れることがないので、閉塞体による清掃体への押し付けが確実に維持され、清掃体と支持溝との間や、清掃体と閉塞体との間に、塵埃が堆積する原因となる隙間が発生するのを防止することができる。
第4発明は、特に、第1〜3のいずれかひとつの発明の閉塞体に弾力性を持たせたもので、閉塞体を弾性に富んだ材料で形成したり、または、閉塞体に中空部やたわみ部などを設けるなどして弾力性も持たせることにより、清掃体の先端が被掃除面に触れ湾曲する際に、清掃体の側面に無理な力が加わらず清掃体の寿命が延びると共に、清掃体と支持溝との間や、清掃体と閉塞体との間の隙間が寸法的にばらついても、弾力性を有する閉塞体で確実に埋めることが出来る。
第5の発明は、掃除機用吸い込み具に、請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転ロータを回転自在に設けたもので、衛生的で、組み立て性、掃除性能、耐久性に優れた掃除機用床吸込具を提供することができる。
第6の発明は、電気掃除機に、電動送風機と、請求項5に記載の掃除機用床吸込具とを備え、前記電動送風機と前記掃除機用床吸込具とを連通させたもので、衛生的で、掃除性能、耐久性に優れた電気掃除機を提供することができる。
第7の発明は、空気調和機に空気を熱交換する熱交換器と、前記熱交換器の上流側に配され流入する空気中に含まれる塵埃を捕獲するエアフィルターと、請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転ロータとを備え、前記回転ロータで前記エアフィルターで捕獲された塵埃を除去するようにしたもので、衛生的で、掃除性能、耐久性、空調性能に優れた空気調和機を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施例によって本発明が限定されるものではない。
(実施例1)
図1(a)は、本発明の第1の実施例における回転ロータの断面斜視図、(b)は、同回転ロータの分解断面図である。
図1において、本実施例における回転ロータ20は、アルミニュームやその合金などの金属材料で棒状に形成され、電気掃除機用床用吸込具や空気調和機などの機器(図示せず)に回転自在に取着されるロータ21と、ロータ21の外周長手方向に少なくとも1条(本実施例では、2条)の直線状又は螺旋状(本実施例では直線状に形成)の複数の支持溝22と、支持溝22に、閉塞体23と共に装着される清掃体24から構成されている。
支持溝22の断面形状は、図1(b)に示すように、ロータ21の全長に渡って、ロータ21の外周に形成される開口22aが内部より狭くなるように形成されている。さらに、ロータ21の外周長手方向に、開口22aを間にして一対の押圧壁25が平行にかつ一体に形成されている。
清掃体24は、外形が略帯状で被掃除面(図示せず)上の塵埃を跳ね上げたり、掻き取るための清掃片24aと、樹脂などからなり清掃片24aの下端を固定する基部24bから構成されている。清掃片24aは、多数の繊維などでブラシ状に形成されている。なお、この清掃片24aを、軟質塩化ビニル樹脂、軟質ゴム、ウレタン系エラストマー等の材料でブレード状に形成したり、不織布で形成してもよい。なお、清掃片24aと基部24bを、同一材料で一体に形成してもよい。
閉塞体23は、軟質塩化ビニル樹脂、軟質ゴム、ウレタン系エラストマー等の弾性材料からなり、ロータ21に設けた支持溝22の開口22aより奥に装着される装着部23aと、装着部23aの内側に形成され清掃体24の基部24bを保持する基部保持部23bと、基部保持部23bの両側に設けられ、ロータ21の支持溝22に装着したとき、清掃片24aの側部を押さえつける働きをする押さえ部23cから構成されている。
次に、本実施例における回転ロータ20の組み立て方法について図2を用いて説明する。
まず、閉塞体23の基部保持部23bに、清掃体24の基部24bを装着する。この装着は、基部24bの一端を、基部保持部23bの一端から挿入して行うか、あるいは、閉塞体23は弾性材料から形成されているので、清掃体24の基部24bを、閉塞体23の基部保持部23bに上方から一気に押し込んで装着するようにしてもよい。
そして、閉塞体23の基部保持部23bに清掃体24の基部24bを嵌めた状態で、その一方の端部を、支持溝22の一端から挿入して図2(a)に示すような状態にする。
次に、閉塞体23の両側に設けたそれぞれの押さえ部23cを、清掃体24の清掃片24aの側部とロータ21の外周に設けた押圧壁25との間に圧入して、回転ロータ20の組み立てが完成する。
なお、本実施例では、閉塞体23の装着部23aの外形寸法を、ロータ21に設けた支持溝22の内形寸法よりわずかに小さくして、閉塞体23の装着部23aの支持溝22への挿入を容易にしている。
以上のように、本実施例によれば、従来のように、清掃体24のロータ21への組み立て性が良い上に、清掃体24の側面と支持溝22との間の隙間が閉塞体23で埋められるので、その部分に塵埃が堆積することが無く、衛生的で使用勝手の良い回転ロータを提供することが出来るものである。
さらに、清掃体24及び閉塞体23をロータ21に設けた支持溝22に装着するときは、閉塞体23の押さえ部23cがフリーなので、清掃体24及び閉塞体23を支持溝22に容易に装着できると共に、それらの装着後、閉塞体23の押さえ部23cを清掃体24の側面と押圧壁25との間に圧入することにより、閉塞体23が清掃体24の側面に押し付けられるようになり、清掃体24の側面と閉塞体23との間は勿論、閉塞体23と押圧壁25との間にも隙間が生じないので、当然そこに塵埃が堆積することがなく、より衛生的な回転ロータを提供することができるものである。
なお、図3に示すように、押圧壁25の上端内側に、閉塞体23の押さえ部23cの端部が外れないようにするための抜け止め部25aを形成しておけば、回転ロータ21が高速回転した時に、閉塞体23に強い遠心力が作用しても、閉塞体23が押圧壁25から外れることがないので、閉塞体23による清掃体24への押し付けが確実に維持され、清掃体24と支持溝22との間や、清掃体24と閉塞体23との間に、塵埃が堆積する原因となる隙間が発生するのを防止することができる。
(実施例2)
図4は、本発明の第2の実施例における回転ロータの部分断面図である。なお、上記第1の実施例と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施例は、閉塞体23の清掃体24の側面を押さえる部分、本実施例では、押さえ部23cに弾力性を持たせるようにしたもので、例えば、閉塞体23を弾力性に富んだ材料で整形したり、あるいは、図4(a)に示すように、押さえ部23c内部に中空部23dを設けたり、図4(b)に示すように、押さえ部23cを略U字状に折り曲げて撓み部23eを設けるようにする。
以上のように、本実施例によれば、閉塞体23の押さえ部23cに弾力性を持たせることにより、清掃体24の先端が被掃除面に触れ湾曲する際に、清掃体24の側面に無理な力が加わらず清掃体24の寿命が延びると共に、清掃体24と閉塞体23との間や、閉塞体23と支持溝22との間が寸法的にばらついても、弾力性を有する閉塞体23で確実に埋めることが出来るので、その部分に塵埃が堆積することがなく衛生的である。
(実施例3)
図5は、本発明の第3の実施例における掃除機用床吸込具の斜視図、図6は、同掃除機用床吸込具に取着される回転ロータの斜視図、図7は、同掃除機用床吸込具を接続した電気掃除機の全体構成を示す図である。
図5、図6において、掃除機用床吸込具30(以下「床吸込具30」という)の外郭31は、上ケース32と、下面に吸い込み口33を有する下ケース34からなり、外周に、掃除の際に家具などへの傷付を防止するためのバンパー35が設けられ、前部に、上記実施例で述べた回転ロータ20を回転自在に収納すると共に吸い込み口33と連通する回転ロータ室37が配されている。又、床吸込具30の後部には、後述する延長管57を介して、電気掃除機50に連通接続される接続管38が傾動自在に取着されている。
40は、下ケース34の底面の前部、後部にそれぞれ一対ずつ設けられた走行用ローラーで、床吸込具30を木床などの被掃除面に置いたとき、その被掃除面と下ケース34の底面との間に所定の隙間を確保して、電気掃除機50による吸引力で、床吸込具30の底部が被掃除面に密着して操作性が悪くなることの無いようにするものである。
41は、床吸込具30の略中央でかつ回転ロータ20の後方に位置し、回転ロータ室37と接続管38とを連通する吸引口である。
回転ロータ20のロータ21の一方の端部にはホルダー45が、他方の端部には、プーリー付ホルダー46がそれぞれ固着されている。43は、電動機42の回転シャフト(図示せず)と、プーリー付ホルダー46間に張架されるベルトで、電動機42の回転動力を回転ロータ20に伝えるものである。
47は、床吸込具30の内壁48に取り付けられ、ホルダー45及びプーリー付ホルダー46を回転自在に支持するための軸受である。
次に、図7を用いて、同床吸込具30を接続した電気掃除機について説明する。
図7において、電気掃除機50は、前部に塵埃を捕集する集塵室51と、後部に電動送風機52を内蔵した電動送風機室53をそれぞれ備えた掃除機本体54と、前記集塵室51に連通するように一端が掃除機本体54に接続されるホース55と、ホース55の他端に設けられたハンドルパイプ56に一端が着脱自在に接続される延長管57とを備え、前記延長管57の他端に床吸込具30が接続される。ハンドルパイプ56には、掃除機本体54の運転を操作する本体スイッチ56aと、床吸込具30に内蔵された電動機42の運転を操作する吸込具スイッチ56bが設けられている。
上記構成による床吸込具30及び電気掃除機50の動作、作用は以下の通りである。
掃除機本体54内に収納された電源コード(図示せず)を引き出し、そのプラグ(図示せず)を室内のコンセントに差し込んで、ハンドルパイプ56に設けた本体スイッチ56a、吸込具スイッチ56bを操作すると、電動送風機52及び床吸込具30の電動機42の運転が開始し、それに伴い、床吸込具30の底部に設けた吸い込み口33から、回転ロータ20の清掃体24で跳ね上げられた被掃除面上の塵埃が外気と共に吸引され、延長管57、ハンドルパイプ56、ホース55を経て集塵室51に至り、そこで吸引風に含まれた塵埃が捕集され、きれいになった空気が掃除機本体54の後部に設けた排気口(図示せず)から排気される。
以上のように、本実施例によれば、衛生的で、組み立て性、掃除性能に優れた掃除機用床吸込具及び電気掃除機を安価に提供することができる。
(実施例4)
図8は、本発明の第4の実施例における空気調和機の縦断面図、図9は、同空気調和機の内部構成の概略を示す斜視図である。なお、上記実施例と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図8、9において、空気調和機の空気調和機本体60は、熱交換器61と、室内の空気を取り入れる吸込口62と、前記熱交換器61と前記吸込口62の間に配され、前記吸込口62から流入する空気中に含まれる塵埃を捕獲するエアフィルター63と、前記エアフィルター63の上流側に配されると共に、前記エアフィルター63で捕獲されエアフィルター63の表面に堆積した塵埃を除去する回転ロータ20と、回転ロータ20を回転駆動する回転駆動手段(図示せず)と、前記回転ロータ20を前記エアフィルター63の上流側の表面に沿って上下方向に移動させる上下移動手段(図示せず)と、前記吸込口62から室内の空気を吸引し、エアフィルター63、熱交換器61を通して、吹き出し口66から、熱交換された空気を室内に吹き出すファン67とを備えている。なお、上記回転ロータ20は、上記実施の形態1乃至3で述べたものの一つである。
本実施例では、エアフィルター63は、左右に分割されて2個配されると共に、清掃を容易にするため空気調和機本体60に対し着脱自在である。また、回転ロータ20は、それぞれのエアフィルター63に対向して設けられている。
本実施例では、回転ロータ20の有効清掃幅L1(清掃体22の全幅寸法)を、一般的な空気調和機用のエアフィルター63の幅寸法に合わせて、少なくとも300mmとしている。
以上のように構成された空気調和機の動作、作用は、以下の通りである。
空気調和機本体60を例えば、冷房運転すると、送風ファン67の運転により室内の空気が吸込口62から流入し、エアフィルター63を通って熱交換器61に至り、そこで冷却され、冷たい空気が吹き出し口66から室内に吹き出される。吸込口62から吸引される室内の空気に含まれる塵埃は、エアフィルター63で捕獲され、そのエアフィルター63の表面に次第に堆積していく。エアフィルター63の表面に塵埃が堆積してくると、空気の通気圧損が増加し、熱交換器61での熱交換効率が低下してくるので、本実施例では、定期的に或いは、必要に応じて、以下の塵埃の除去運転を行なうようにしている。
図示しないスイッチを操作して、塵埃の除去運転を開始すると、図8に示すように、エアフィルター63の下端に位置していた回転ロータ20が、回転駆動手段(図示せず)により矢印方向(時計方向)に回転しながら、上下移動手段(図示せず)で、エアフィルター63の表面に沿って上方に移動する。この間に、回転ロータ20の清掃体24の清掃片24aの先端で、エアフィルター63の上流側表面に付着堆積した塵埃を跳ね落とす。跳ね落とされた塵埃は、図示しない塵埃吸引手段で吸引されると共に、屋外に排出されるようになっている。
なお、上下移動手段により、回転ロータ20が、エアフィルター63の上端まで達すると、今度は、自動的に下降し、次回の塵埃の除去運転用に、エアフィルター63の下端で停止するようになっている。また、回転ロータ20の回転方向は、矢印方向と反対方向(反時計方向)であっても良く、その回転方向は、清掃性能等を考慮しながら適宜決定すればよい。
以上のように、本実施例によれば、衛生的で、組み立て性、掃除性能に優れた回転ロータ20を用いることで、衛生的で、掃除性能、耐久性能、空調性能に優れた空気調和機を提供することができる。
なお、上記実施例では、2個のエアフィルター63のそれぞれに回転ロータ20を設けたが、一本の長尺の回転ロータ20で、2個のエアフィルター63の清掃を同時に行うようにしても良い。
以上のように、本発明にかかる回転ロータは、衛生的で、組み立て性、掃除性能に優れたもので、電気掃除機や空気調和機に限らず、空気清浄機、換気装置などエアフィルターを有する各種機器にも広く利用することができるものである。
(a)本発明の第1の実施例における回転ロータの断面斜視図、(b)同回転ロータの分解断面図 同回転ロータの組み立て状態を示す部分断面図 同回転ロータの他の例を示す要部断面図 (a)本発明の第2の実施例における回転ロータの部分断面図、(b)同回転ロータの他の例を示す部分断面図 本発明の第3の実施例における掃除機用床吸込具の斜視図 同掃除機用床吸込具に取着される回転ロータの斜視図 同掃除機用床吸込具を接続した電気掃除機の全体構成を示す図 本発明の第4の実施例における空気調和機の縦断面図 同空気調和機の内部構成の概略を示す斜視図
符号の説明
20 回転ロータ
21 ロータ
22 支持溝
23 閉塞体
23a 装着部
23b 基部保持部
23c 押さえ部
23d 中空部
23e 撓み部
24 清掃体
24a 清掃片
24b 基部
25 押圧壁
25a 抜け止め部
30 掃除機用床吸込具(床吸込具)
50 電気掃除機
60 空気調和機

Claims (7)

  1. 機器に回転自在に取着されると共に、外周長手方向に少なくとも1条の支持溝を有するロータと、略帯状で下端に前記支持溝に挿入される基部を有し被掃除面の塵埃を掻き取る清掃体と、前記清掃体の側面と前記支持溝との間の隙間を埋める閉塞体とを備えた回転ロータ。
  2. 清掃体及び閉塞体を支持溝に装着後、前記閉塞体を清掃体に押し付けるように保持する押圧壁をロータの外周長手方向に設けた請求項1に記載の回転ロータ。
  3. 押圧壁に、閉塞体の外れを防止する抜け止め部を形成した請求項2に記載の回転ロータ。
  4. 閉塞体に弾力性を持たせた請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転ロータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転ロータを回転自在に設けた掃除機用床吸込具。
  6. 電動送風機と、請求項5に記載の掃除機用床吸込具とを備え、前記電動送風機と前記掃除機用床吸込具とを連通させた電気掃除機。
  7. 空気を熱交換する熱交換器と、前記熱交換器の上流側に配され流入する空気中に含まれる塵埃を捕獲するエアフィルターと、請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転ロータとを備え、前記回転ロータで、前記エアフィルターで捕獲された塵埃を除去するようにした空気調和機。
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