JP2008061630A - ミンチの分割装置 - Google Patents

ミンチの分割装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008061630A
JP2008061630A JP2006271217A JP2006271217A JP2008061630A JP 2008061630 A JP2008061630 A JP 2008061630A JP 2006271217 A JP2006271217 A JP 2006271217A JP 2006271217 A JP2006271217 A JP 2006271217A JP 2008061630 A JP2008061630 A JP 2008061630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spiral
extrusion
extruded
cylinder
minced meat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006271217A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nakano
整 仲野
Kazushi Ochi
一志 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Career Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Career Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Career Industry Co Ltd filed Critical Nippon Career Industry Co Ltd
Priority to JP2006271217A priority Critical patent/JP2008061630A/ja
Publication of JP2008061630A publication Critical patent/JP2008061630A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

【課題】ミンチ押出部から押出されるミンチの流量の均一化を図ることで定寸に分割されたミンチブロックの重量の変動を少なくするとともに分割されたミンチブロックの外形形状の統一化を図り商品価値を向上させるミンチの分割装置を提供する。
【解決手段】ミンチ押出し部Cにおける押出ラセン7の少なくとも先端部を多重ラセンとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、畜肉や魚肉などをミンチに加工して定寸に分割するミンチの分割装置の改良に関する。
従来のミンチの分割装置には本出願人による特許文献1がある。特許文献1の明細書に記載されている通りチョッパー部の押出口から連続して押出されるミンチはミンチ分割装置で定寸に分割されてトレーなどの容器に盛付けられる。
特開2000−253809公報
発明に開示
発明が解決しようとする課題
従来のミンチの分割装置におけるミンチの押出部には原料肉を圧送するため押出ラセンが使用されるが、もともと、ラセンを用いた送り出しにおいてはラセンの外周を囲う周壁内への搬送物の充填程度により送り出し量が変動する。従って不定形の原料肉を供するミンチの押出部においては押出口(シリンダーの開口部)から連続して押出されるミンチを均一な流量に保持することは困難であった。
一方、シリンダーの開口部から連続して押出されるミンチを分割する方法として、前記ミンチをコンベヤ上に受け取り搬送しながら設定された長さで定寸にカッターで切断して分割する方法がとられる。
従って、定寸に分割されたミンチブロックは前述のような理由により必ずしも同一の重量とはならないので、この分割されたミンチブロックをトレーに盛り付けて販売する場合には、個々のトレーを計量し値付けをしなければならない煩わしさがあった。また、スーパーなどでの均一価格販売を行う上での支障ともなっていた。
さらに、定寸で分割された個々のミンチブロックは、連続して押出されるミンチの流量が均一でないことからそれぞれが異なった外形形状を呈するのでトレーに盛付けて展示した際、統一感に欠け商品価値を損っていた。
本発明は、前述のような従来のミンチの分割装置における問題点を解消し、シリンダーの開口部から押出されるミンチの流量の均一化を図ることで定寸に分割されたミンチブロックの重量の変動を少なくするとともに分割されたミンチブロックの外形形状の統一化を図り商品価値を向上させるミンチの分割装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
本発明においては、ホッパーの底部から延設されたシリンダーと、該シリンダーの開口部に装着された多数の押出孔を有する固定プレートと、前記ホッパーの底部からシリンダー内に亘って回転可能に横架された押出ラセンと、該押出ラセンの先端部には前記固定プレートの内面に近接して摺動する刃面を有するナイフとを備え、前記押出ラセンでホッパー内に供給された原料肉をシリンダーの開口部に向けて圧送することでミンチとし前記開口部から連続して押出すミンチ押出部と、前記ミンチをコンベヤ上に受け取り搬送しながらカッターで定寸に分割するミンチ分割部とを具備したミンチの分割装置であって、前記押出ラセンの少なくとも先端部を多重ラセンとしたことを特徴とするミンチの分割装置により上述の目的を達成する。
発明の効果
前述のように、押出ラセンの少なくとも先端部を多重ラセンとしたことにより押出ラセンの先端部において、押出ラセンによりナイフに向けて圧送される原料肉が多重のラセンにより均分化されるのでナイフによる細断が均等に行われ易く、固定プレートの押出孔からも均一的に押出される。従ってシリンダーの開口部から連続して押出されるミンチの流量の均一化が図れる。
従って、シリンダーの開口部から連続して均一的に押出されるミンチをコンベヤ上に受取りカッターにより定寸で切断し分割したミンチブロックの定貫性(重量の均一性)が向上する。
図面を参照しながら本発明装置の一実施例について説明する。図1は本発明装置の一実施例の全体を示す側面図であるが一部が切り取られている。また、主要部は断面表示されている。本装置はミンチ押出部Cとミンチ分割部Dから構成され連結具1でもって両者を一体的に結合している。
まず図1に断面表示されているミンチ押出部Cの構成について説明する。箱体とされた機体2の上部にはホッパー3が設けられている。ホッパー3の底部は断面が半円形をした樋状に形成されミンチ分割部D側に向けてこの樋状の底部を延長するようにシリンダー4が機体2に取り付けられるが図1においては取付部が簡略表示されている。
シリンダー4の先端には開口部が設けられていて、開口部近くのシリンダー4の内部には多数の押出孔が穿設された固定プレート5が嵌装される。固定プレート5は適宜回り止めが施されシリンダー4の開口部に冠せられたリング6により保持される。リング6は、内側に雌ねじが創設されていてシリンダー4の外周に創設された雄ねじに螺合され適宜位置に維持される。
ホッパー3の底部からシリンダー4内に亘って押出ラセン7が回転可能に横架されている。押出ラセン7は、図2に示すようにラセン軸7aにリボン状のラセンプレートを適宜ピッチを保って巻き掛け接合部を溶接などで一体的に接合してラセン7bが形成されている。ラセン7bは、鋳造などでラセン軸7aと一体成型してもよい。ラセン7bの外径はシリンダー4の内径よりやや小さくされる。
ラセン軸7aの先端(シリンダー4側の先端)は、図2に示されるように2段軸とされ先端側の小径部7fは、固定プレート5の中心部に開けられた軸受穴に緩く嵌められて軸支される。小径部に隣接する角軸部7gには固定プレート5の内面(反開口部側)に近接して摺動する放射状の刃面を有するナイフ8のボス部の角穴を嵌合させ押出ラセン7と共にナイフ8を回転させる構成である。
ラセン軸7aの反ナイフ取付け側の軸端部は軸受箱9に支承され軸受箱9から突き抜けた軸端にはスプロケット10が取り付けられ、機体2に据付けたモーター11の出力軸に取り付けられた駆動スプロケット12との間に伝導チエン13が張設される。
14はホッパー3内に供給された原料肉を攪拌しながら押出ラセン7に向けて押し付けるパドルを有するパドル軸で、パドル軸14の軸端部も押出ラセン7と同様に軸受箱で支承され軸端にはスプロケットが取り付けられラセン軸7aから駆動されるが詳細な説明は省略する。
次に本発明の要旨である押出ラセン7の先端部(シリンダー4側の先端部)における構成について主として図2、図3を用いて説明する。図2は本実施例における押出ラセン7の先端部の形状を拡大して示す側面図である。図3は、図2の軸端側から見た正面図である。
押出ラセン7には図1に示すようにラセン軸7aの軸端部を除いて略全長に亘って連続して巻き掛けるようにラセン7bが形成されている。
本発明においては、押出ラセン7の少なくとも先端部を多重ラセンとするが、本実施例においては図2、図3に示すようにラセン軸7aの軸端部を除く略全長に亘って巻き掛けられたラセン7bに加えて、押出ラセン7の軸端側から見て、ラセン7bの先端縁7cの対称位置に先端縁7dを配して別の短いラセン7eを追設して2重ラセンとしている。
前述の追設するラセン7eは2重に限られることなく3重、4重などと多重とすることができる。また追設されるラセン7eは、押出ラセン7の先端部において複数の各ラセン縁が軸端側から見て略均等に配置されていることが望ましい。また、必ずしも実施例に示されるような短いラセンでなく適宜駆動側に向けて延長されていてもよい。
ついで、ミンチ分割部Dの構成について図1に基づき説明する。シリンダー4の開口部から連続して押出されるミンチMを受取りミンチMの押し出される方向に向けて移動するコンベヤ16が支持されるミンチ分割部Dの本体17には、コンベヤ16を駆動するモーター(図示なし)や、搬送されるミンチMを所定の長さに切断、分割してミンチブロックmとするカッター18などが装備されるが公知技術なので詳細については省略する。
上述のようにミンチの分割装置を構成するミンチの押出部においては、押出ラセン7をモーター11によって回転させ、ホッパー3内に供給された原料肉をシリンダー4の開口部に向けて圧送しながらナイフ8で細断し、固定プレート5の押出孔を通過させミンチMとしてシリンダー4の開口部から連続的に押出す。
この際、本実施例においては、押出ラセン7の先端部が2重ラセンとされているので、押出ラセン7によりナイフ8に向けて圧送される原料肉が2重のラセンにより均分化されるのでナイフ8による細断が均等に行われ易く、固定プレート5の押出孔からも均一的に押出される。従ってシリンダーの開口部から連続して押出されるミンチMの流量の均一化が図れる。
本発明に係る技術は、従来のミンチの分割装置を一部改良することで容易に実施可能である。
本発明に係るミンチの分割装置の一実施例の全体を示す側面図であるが、一部が破断され、かつ一部が切り取られた状態で表示されている。 本実施例における押出ラセンの先端部の形状を拡大して示す側面図。 図2の軸端側から見た正面図。
符号の説明
2 機体
3 ホッパー
4 シリンダー
5 固定プレート
7 押出ラセン
8 ナイフ
16 コンベヤ
18 カッター
C ミンチ押出部
D ミンチ分割部
M ミンチ
m ミンチブロック

Claims (1)

  1. ホッパーの底部から延設されたシリンダーと、該シリンダーの開口部に装着された多数の押出孔を有する固定プレートと、前記ホッパーの底部からシリンダー内に亘って回転可能に横架された押出ラセンと、該押出ラセンの先端部には前記固定プレートの内面に近接して摺動する刃面を有するナイフとを備え、前記押出ラセンでホッパー内に供給された原料肉をシリンダーの開口部に向けて圧送することでミンチとし前記開口部から連続して押出すミンチ押出部と、前記ミンチをコンベヤ上に受け取り搬送しながらカッターで定寸に分割するミンチ分割部とを具備したミンチの分割装置であって、前記押出ラセンの少なくとも先端部を多重ラセンとしたことを特徴とするミンチの分割装置。
JP2006271217A 2006-09-04 2006-09-04 ミンチの分割装置 Pending JP2008061630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006271217A JP2008061630A (ja) 2006-09-04 2006-09-04 ミンチの分割装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006271217A JP2008061630A (ja) 2006-09-04 2006-09-04 ミンチの分割装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008061630A true JP2008061630A (ja) 2008-03-21

Family

ID=39284880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006271217A Pending JP2008061630A (ja) 2006-09-04 2006-09-04 ミンチの分割装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008061630A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59205926A (ja) * 1983-05-09 1984-11-21 株式会社ロツテ 棒状焼菓子の製造装置
GB2255517A (en) * 1991-05-08 1992-11-11 Langer Bsa Maschf Apparatus for comminuting fibrous components
JP2000253809A (ja) * 1999-03-05 2000-09-19 Nihon Career Ind Co Ltd ミンチ分割装置におけるミンチ供給量の調節装置
US20040021019A1 (en) * 2000-05-30 2004-02-05 Thomas Gaartz Mincing machine

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59205926A (ja) * 1983-05-09 1984-11-21 株式会社ロツテ 棒状焼菓子の製造装置
GB2255517A (en) * 1991-05-08 1992-11-11 Langer Bsa Maschf Apparatus for comminuting fibrous components
JP2000253809A (ja) * 1999-03-05 2000-09-19 Nihon Career Ind Co Ltd ミンチ分割装置におけるミンチ供給量の調節装置
US20040021019A1 (en) * 2000-05-30 2004-02-05 Thomas Gaartz Mincing machine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6115868B2 (ja) チョッパーの運転方法
CA2721845C (en) Vertical feed mixer having cutout edge
US10624369B2 (en) Meat dewatering assembly
US11291211B2 (en) Dough kneading and feeding system of dough processing machine
EP1142471B1 (en) Mixer for preparing feedstuffs
US3612130A (en) Meat grinder
KR100303904B1 (ko) 2겹식품공급방법및장치
JPH08258945A (ja) 調理材料の定量供給装置
JP2017080863A (ja) 食材乾燥装置システム用の食材細断装置
JP2008061630A (ja) ミンチの分割装置
JPH1075759A (ja) 一軸押出し成形装置
JP7231174B2 (ja) 押出し成形機
US1355137A (en) Feed-mixing attachment for feed-cutters
KR20160069873A (ko) 만두제조장치 및 그 방법
JP7454576B2 (ja) 供給の領域における効果的な通気を有する混合および可塑化機械、ならびにそれに関する方法
RU2595160C1 (ru) Экструдер для приготовления комбикормов
JP2005305404A (ja) 挽肉機
JP2005058166A (ja) 動物用飼料、動物用飼料の製造方法、及び動物用飼料の製造装置
CN211384916U (zh) 一种饲料加工用造粒装置
JP3195207U (ja) 魚肉チョッパー
KR20200125028A (ko) 곤약떡볶이 성형기
KR20180029558A (ko) 소스 자동첨가용 육절기
ES2805043T3 (es) Rodete engarzador a presión
US20110195159A1 (en) Methods and systems for making co-extruded food products
KR101706572B1 (ko) 덩이 형태의 피성형물 성형장치

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Effective date: 20090824

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

A621 Written request for application examination

Effective date: 20090824

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A975 Report on accelerated examination

Effective date: 20091111

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091208

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100223

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100615

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02