JP3195207U - 魚肉チョッパー - Google Patents
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Abstract
【課題】コスト的に採算のとれなかった多種多様の雑魚を確実にミンチにできる魚肉チョッパーを提供する。【解決手段】魚をミンチにする魚肉チョッパーにおいて、ホッパー10の前端には加圧筒11が形成され、ホッパー底部から加圧筒に向けて回転軸12が回転自在に軸装され、回転軸には駆動モータ16が連結され、回転軸の外周にはスクリュー13が形成され、加圧筒の先端には押出孔を有するプレート14と放射状のナイフ15とが設けられる一方、ホッパー上側には加圧盤20が設けられ、加圧盤には駆動シリンダ21が設けられており、ホッパーに投入された魚がスクリューに向けて加圧されるようになっている。【選択図】図1
Description
本考案は魚肉チョッパーに関し、特にコスト的に採算のとれなかった魚、例えば食に不向きな魚や小魚その他の雑魚を確実にミンチにできるようにした魚肉チョッパーに関する。
畜肉や魚肉をミンチにする場合、ミートチョッパーがよく利用されている。このミートチョッパーでは、ホッパーの前端に加圧筒を形成し、ホッパー底部から加圧筒に向けて回転軸を軸装し、回転軸にスクリューを形成する一方、加圧筒の先端に押出孔が形成されたプレートと放射状のナイフとを設け、畜肉などをホッパーの投入口から投入すると、畜肉などがスクリューに巻き込まれて前方に送られ、前端のナイフと押出孔とによって畜肉をミンチ状に送り出すようになっている(特許文献1)。
他方、漁業では目的とする種類以外に、食に不向きな魚や小魚その他の雑魚がとれるが、これを市場まで運搬しようとすると、運賃が高くなってしまい、採算がとれないことから、海に戻すか、廃棄するしかなかった。
ところで、上述の採算のとれない種類の魚(以下、単に「雑魚」という)をミンチにできれば、飼料や肥料に利用することが期待できる。
しかし、上記雑魚には多種多様な種類の魚が含まれており、従来のミートチョッパーでは雑魚をホッパーに投入しても、雑魚がスクリューにかみ込み難く、ミンチにして飼料や肥料に利用するということは実際には難しかった。
しかし、上記雑魚には多種多様な種類の魚が含まれており、従来のミートチョッパーでは雑魚をホッパーに投入しても、雑魚がスクリューにかみ込み難く、ミンチにして飼料や肥料に利用するということは実際には難しかった。
本考案は、かかる問題点に鑑み、雑魚を確実にミンチにできるようにした魚肉チョッパーを提供することを課題とする。
そこで、本考案に係る魚肉チョッパーは、魚をミンチにするようにした魚肉チョッパーにおいて、ホッパーの前端には加圧筒が形成され、上記ホッパー底部から加圧筒に向けて回転軸が回転自在に軸装され、上記回転軸には駆動手段が連結され、上記回転軸の外周にはスクリューが形成され、上記加圧筒の先端には押出孔を有するプレートと放射状のナイフとが設けられる一方、上記ホッパー上側には加圧盤が設けられ、該加圧盤には駆動機構が設けられており、上記ホッパーに投入された魚がスクリューに向けて加圧されるようになっていることを特徴とする魚肉チョッパー。
本考案の特徴の1つはホッパーの上側に加圧盤を設け、投入された魚をスクリューに向けて加圧するようにした点にある。これにより、雑魚を確実にスクリューに押しつけてスクリューにかみ込ませてミンチにすることができ、飼料や肥料に利用できることが期待される。
以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1は本考案に係る魚肉チョッパーの好ましい実施形態を示す。図において、ホッパー10は上方が開放されたボックス状をなし、ホッパー10の前端には加圧筒11が形成され、ホッパー10底部から加圧筒11内には回転軸12が軸受17によって回転自在に軸装され、回転軸12には駆動モータ16が連結されている。
また、回転軸12の外周にはらせん状のスクリュー13がほぼ全長にわたって設けられ、又加圧筒11の先端開口には押出孔を有するプレート14が固定されるとともに、回転軸12の先端には放射状のナイフ15が設けられている。
さらに、ホッパー10上側には加圧盤20が設けられ、加圧盤20には駆動シリンダ21のロッド21Aが連結され、加圧盤20はホッパー10に対して上下駆動されるようになっている。
雑魚をミンチにする場合、図1に示されるように、雑魚をホッパー10に投入し、加圧盤20を下方に駆動すると、投入された雑魚がスクリュー13に向けて加圧されて押しつけられる。
他方、駆動モータ16を駆動すると、回転軸12がスクリュー13とともに回転される。すると、投入され、スクリュー13に押しつけられた雑魚がスクリュー13にかみ込まれ、スクリュー13の回転に伴って前方に送られ、プレート14とナイフ15とによってミンチにされて押し出される。
したがって、コスト的に採算のとれなかった雑魚を確実にミンチにすることができ、飼料や肥料に有効に利用することができる。
10 ホッパー
11 加圧筒
12 回転軸
13 スクリュー
14 プレート
15 ナイフ
16 駆動モータ
20 加圧盤
21 駆動シリンダ
11 加圧筒
12 回転軸
13 スクリュー
14 プレート
15 ナイフ
16 駆動モータ
20 加圧盤
21 駆動シリンダ
Claims (1)
- 魚をミンチにするようにした魚肉チョッパーにおいて、
ホッパー(10)の前端には加圧筒(11)が形成され、上記ホッパー(10)底部から加圧筒(11)に向けて回転軸(12)が回転自在に軸装され、上記回転軸(12)には駆動手段(16)が連結され、上記回転軸(12)の外周にはスクリュー(13)が形成され、上記加圧筒(11)の先端には押出孔を有するプレート(14)と放射状のナイフ(15)とが設けられる一方、
上記ホッパー(10)上側には加圧盤(20)が設けられ、該加圧盤(20)には駆動機構(21)が設けられており、
上記ホッパー(10)に投入された魚がスクリュー(13)に向けて加圧されるようになっていることを特徴とする魚肉チョッパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005617U JP3195207U (ja) | 2014-10-22 | 2014-10-22 | 魚肉チョッパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005617U JP3195207U (ja) | 2014-10-22 | 2014-10-22 | 魚肉チョッパー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3195207U true JP3195207U (ja) | 2015-01-08 |
Family
ID=52339715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014005617U Expired - Fee Related JP3195207U (ja) | 2014-10-22 | 2014-10-22 | 魚肉チョッパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3195207U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106269107A (zh) * | 2016-08-25 | 2017-01-04 | 杜杭华 | 一种具有压缩功能的绞肉机 |
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2014
- 2014-10-22 JP JP2014005617U patent/JP3195207U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN106269107A (zh) * | 2016-08-25 | 2017-01-04 | 杜杭华 | 一种具有压缩功能的绞肉机 |
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