JP2008061480A - マグネット型モータ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コギングトルク及びトルクリップルを低減しつつ、永久磁石のズレを抑制することができるマグネット型モータ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ロータコア20の表面に複数の永久磁石13が貼り付けられたロータ12を備える電動モータ10である。各永久磁石13は、軸方向の一端側20a、他端側20b及び中央部20cにおいて接着剤30によりロータコア20の表面に貼り付けられるとともに、隣接する永久磁石13との間に接着剤30が充填されている。また、ロータコア20には、永久磁石13の円周方向の移動を阻止する回転防止突起21、22が永久磁石13と間隔を有して突設されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、回転子コアの表面に複数の永久磁石が貼り付けられた回転子を備えるマグネット型モータ及びその製造方法に関する。
従来、特許文献1に記載されたマグネット型モータが知られている。このマグネット型モータは、回転子コアの表面に複数の永久磁石が貼り付けられた回転子を備えるマグネット型モータであって、各永久磁石は、軸方向の一端部、他端部及び中央部において、接着剤により回転子コアの表面に貼り付けられている。このマグネット型モータによれば、各永久磁石が軸方向の中央部だけでなく両端部においても接着剤により回転子コアの表面に貼り付けられているため、永久磁石の着磁の際においても永久磁石の割れを防止することができる。
また、特許文献2に記載されたマグネット型モータも知られている。このマグネット型モータは、回転子コアの表面に複数の永久磁石が貼り付けられた回転子を備えるマグネット型モータであって、各永久磁石は、積層鋼板が軸方向に積層された回転子コアの表面に貼り付けられている。そして、回転子コアを構成する積層鋼板のうち、軸方向の一端付近及び他端付近に配置される積層鋼板のみに永久磁石の位置決めのための突起が形成されている。このマグネット型モータによれば、永久磁石を突起に当接させることにより磁石の位置決めができるため、永久磁石の位置決めを容易に行うことができる。
特開平2005−65388号公報(第8頁、図8) 特開平2004−222344号公報(第5〜7頁、図1、2)
しかし、上記特許文献1記載のマグネット型モータでは、回転子コアの表面に油分等の異物が残存したまま永久磁石が接着された場合、接着剤による保持力が低下し、回転子と固定子との間に発生する磁界の作用によって、永久磁石が周方向へ微小なズレを生じるおそれがある。そして、永久磁石が周方向にズレを生じた場合には、出力ルクが変動するおそれがある。
また、上記特許文献2記載のマグネット型モータでは、積層鋼板の加工精度が十分でない場合や、積層鋼板の組付け精度が十分でない場合には、永久磁石ごとの磁気抵抗がバラつき、コギングトルク及びトルクリップルが増大する。
本発明は係る従来の問題点に鑑みてなされたものであり、コギングトルク及びトルクリップルを低減しつつ、永久磁石のズレを抑制することができるマグネット型モータ及びその製造方法を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に係るマグネット型モータの特徴は、回転子コアの表面に複数の永久磁石が貼り付けられた回転子を備えるマグネット型モータにおいて、前記各永久磁石は、軸方向の一端側、他端側及び中央部において接着剤により前記回転子コアの表面に貼り付けられるとともに、隣接する前記永久磁石との間に該接着剤が充填され、前記回転子コアには、前記永久磁石の円周方向の移動を阻止する回転防止突起が前記永久磁石と間隔を有して突設されていることである。
請求項2に係るマグネット型モータの特徴は、請求項1において、前記回転子コアには、軸方向の一端側、他端側及び中央部において周方向に環状溝が凹設され、前記接着剤は該環状溝に充填されることである。
請求項3に係るマグネット型モータの特徴は、請求項1又は2において、前記回転防止突起は、すべての隣接する前記永久磁石間の軸方向の一端側及び他端側において、隣接する前記永久磁石と間隔を有して突設されていることである。
請求項4に係るマグネット型モータの製造方法の特徴は、回転子コアの表面に複数の永久磁石が貼り付けられた回転子を備えるマグネット型モータの製造方法において、軸方向の一端側及び他端側に環状突起を有する回転子コア材の軸方向の一端側、他端側及び中央部に、周方向に環状溝を凹設して回転子コアとする第1工程と、前記回転子コア材を周方向に間欠的に回転しつつ、前記環状突起を削除して軸方向に接着溝を凹設し、隣接する2つの該接着溝により回転防止突起を形成する第2工程と、前記回転子コアの前記接着溝及び環状溝に接着剤を充填する第3工程と、仮着磁した永久磁石を前記回転子コアに配置した後、該永久磁石の位相調整を行い、該永久磁石が前記回転防止突起と間隔を有して再配置される第4工程と、前記接着剤が硬化した後、前記永久磁石に本着磁を行い回転子とする第5工程と、前記回転子に飛散防止カバーを装着し、固定子と組み合わせてマグネット型モータを得る第6工程と、を有することである。
請求項1に係るマグネット型モータにおいては、永久磁石が軸方向の一端側、他端側及び中央部において接着剤により回転子コアの表面に貼り付けられるとともに、隣接する永久磁石との間にも接着剤が充填されているため、永久磁石間の距離を一定に保つことができる。そして、回転子コアには永久磁石の円周方向の移動を阻止する回転防止突起が突設されているため、永久磁石が接着剤とともに回転子コアから剥離した場合であっても、永久磁石全体の周方向のズレを抑制することができる。また、このマグネット型モータにおいては、回転防止突起が永久磁石と間隔を有して突設されているため、永久磁石ごとの磁気抵抗が一定となるように永久磁石を調節してから回転子コアに固定することができる。したがって、このマグネット型モータによれば、コギングトルク及びトルクリップルを低減しつつ、永久磁石のズレを抑制することできる。
請求項2に係るマグネット型モータにおいては、回転子コアの軸方向の一端側、他端側及び中央部において周方向に環状溝が凹設され、この環状溝に接着剤が充填されるため、各永久磁石が接着剤により回転子コアの表面に貼り付けられるとともに、隣接する永久磁石との距離を一定に保つことができる。
請求項3に係るマグネット型モータにおいては、すべての隣接する永久磁石間の軸方向の一端側及び他端側において、回転防止突起が隣接する永久磁石と間隔を有して突設されているため、磁気回路に与える影響を極力小さくすることができ、磁気抵抗のバランスを保ち易い。
請求項4に係るマグネット型モータの製造方法においては、第1工程において環状溝を凹設して回転子コアとし、第2工程において接着溝を凹設するとともに回転防止突起を形成し、第3工程において接着溝及び環状溝に接着剤を充填し、第4工程において仮着磁した永久磁石を回転子コアに配置した後、永久磁石の位相調整を行い、永久磁石を回転防止突起と間隔を有して再配置し、第5工程において永久磁石に本着磁を行い回転子としているため、永久磁石間の距離を一定に保つことができるとともに永久磁石全体の周方向のズレを抑制することができる上、永久磁石ごとの磁気抵抗が一定となるように永久磁石を調節してから回転子コアに固定することができる。したがって、このマグネット型モータの製造方法によれば、コギングトルク及びトルクリップルを低減しつつ、永久磁石のズレを抑制可能なマグネット型モータを製造することができる。
本発明に係るマグネット型モータをパワーステアリング装置に具体化した実施形態を図面に基づいて以下に説明する。図1に示すように、このパワーステアリング装置は、ステアリングホイール80と接続されたステアリングシャフト81の先端部がステアリングギヤボックス86内に挿入されている。ステアリングギヤボックス86内において、ステアリングシャフト81にピニオン82が設けられており、ステアリングシャフト81の回転に伴ってピニオン82も回転するようになっている。ピニオン82にはピニオン歯が形成され、このピニオン歯がラックシャフト83に形成されたラック歯と噛合されている。ラックシャフト83の両端にはそれぞれタイロッド84の一端が接続され、各タイロッド84の他端はナックルアームを介して転舵輪85に接続されている。これにより、ステアリングシャフト81の回転運動を長手方向の直線運動に変換して転舵輪85の操舵角を変更させるようになっている。また、ステアリングギヤボックス86内にはマグネット型モータとしての電動モータ10も収容されており、ステアリングシャフト81に作用するトルク等の検出により、ラックシャフト83をアシストできるようになっている。
電動モータ10付近について詳細に説明すると、図2に示すように、ステアリングギヤボックス86内に、ラックシャフト83が摺動可能に貫挿され、アシスト用の電動モータ10を構成するステータ11と、回転子としてのロータ12とが収容されている。ステータ11には巻線が施され、ステアリングギヤボックス86の内周に嵌合されている。ロータ12は回転子コアとしての円筒状のロータコア20と、ステータ11に対応してロータコア20の外周に貼り付けられた複数の永久磁石13とを有している。ロータ12は、ベアリング14、15を介してステアリングギヤボックス86に回転可能に支持され、ステータ11の内方にラックシャフト83を取り巻くように同軸的に遊嵌されている。ロータ12の回転角、すなわち、転舵輪85の転舵角は、ロータ12の外周側に設けたモータレゾルバからなる回転角センサ16によって検出される。
ロータ12内にはボールねじナット17が同軸的に嵌装されており、このボールねじナット17の内周面に螺旋状のボールねじ溝が設けられている。また、ラックシャフト83の外周面には軸線方向の所定範囲に螺旋状のボールねじ溝が設けられており、両ボールねじ溝の間に多数のボールが転動可能に収容されている。かかる構成のボールねじ機構18により、ロータ12の正逆回転の回転トルクがラックシャフト83の軸線方向往復動に変換され、ラックシャフト83がアシストされる。
ロータ12の外観図、軸方向断面図、径方向断面図、軸方向一部拡大図を図3〜6に示す。図3に示すように、ロータ12は、ロータコア20と複数の永久磁石13とを有している。各永久磁石13は、ロータコア20の軸方向の一端側20a、他端側20b及び中央部20cにおいて、接着剤30によりロータコア20の表面に貼り付けられている。具体的には、図4に示すように、ロータコア20の一端側20a、他端側20bに凹設された接着溝26、27と、中央部20cにおいて周方向に凹設された環状溝25に充填された接着剤30によりロータコア20の表面に貼り付けられている。また、図5、6に示すように、ロータコア20には、一端側20a、他端側20bにおいて周方向に環状溝23、24が凹設され、この環状溝23、24及び環状溝25に接着剤30が充填されることにより、隣接する永久磁石13との間の距離を一定に保っている。さらに、ロータコア20には、永久磁石13の円周方向の移動を阻止する回転防止突起21、22が突設されている。この回転防止突起21、22は、すべての隣接する永久磁石13間の軸方向の一端側20a及び他端側20bに突接されており、隣接する回転防止突起21、22の周方向の内側間隔Wは永久磁石13の周方向幅よりも大きく(図5参照)、回転防止突起21と回転防止突起22との軸方向内側間隔Lは永久磁石13の軸方向長さよりも小さく(図6参照)設定されている。また、回転防止突起21、22のロータコア20外周面からの突出高さは、後述する飛散防止カバーを装着することを考慮して、貼り付けられた永久磁石13よりも径方向外方へ突出しない高さに設定されている。
ロータコア20の外観図、径方向断面図、軸方向一部拡大図を図7〜9に示す。図7〜9に示すように、ロータコア20の軸方向の一端側20a、他端側20b及び中央部20cには、周方向に環状溝23、24、25が凹設されている。また、ロータコア20の軸方向の一端側20a、他端側20bには回転防止突起21、22が突設され、回転防止突起21、22の周方向両側には接着溝26、27が凹設されている。この接着溝26、27は、すべての隣接する回転防止突起21、22間に、平面視形状が略矩形の独立したくぼみとして形成され、貼り付けられた永久磁石13の軸方向端面13a、13bが接着溝26、27上に位置するように(図4参照)、ロータコア20の軸方向における接着溝26、27の位置及び大きさが設定されている。
次に、この電動モータ10の製造方法について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS11において、図11に示すように、軸方向の一端側33a及び他端側33bに環状突起31、32を有する回転子コア材としてのロータコア材33を用意する。そして、ロータコア材33をチャック34で把持した後、位置決めモータ35によりロータコア材33を軸心回りに連続的に回転させ、周方向に環状溝23、24、25を凹設してロータコア20とする。ステップS12において、位置決めモータ35によりロータコア20を軸心回りに間欠的に回転しつつ、環状突起31、32をカッタ36により削除して軸方向に接着溝26、27を凹設する。これにより、隣接する2つの接着溝26、27により回転防止突起21、22が形成される。ステップS13において、ロータコア20の接着溝26、27及び環状溝23、24、25に接着剤30を充填する。ステップS14において、仮着磁した永久磁石13をロータコア20に配置した後、永久磁石13の位相調整を行う。これにより、永久磁石13は回転防止突起21、22と間隔を有して再配置される。ステップS15において、接着剤30が硬化した後、永久磁石13に本着磁を行いロータ12とする。最後に、ステップS16において、ロータ12にステンレス製の飛散防止カバーを装着し、固定子としてのステータ11と組み合わせて電動モータ10を得る。なお、飛散防止カバーとしてアルミニウム等の非磁性金属を採用することができる。
実施形態のパワーステアリング装置の電動モータ10においては、永久磁石13が軸方向の一端側20a、他端側20b及び中央部20cにおいて接着剤30によりロータコア20の表面に貼り付けられるとともに、隣接する永久磁石13との間にも接着剤30が充填されているため、永久磁石13間の距離を一定に保つことができる。そして、ロータコア20には永久磁石13の円周方向の移動を阻止する回転防止突起21、22が突設されているため、永久磁石13が接着剤30とともにロータコア20から剥離した場合であっても、永久磁石13全体の周方向のズレを抑制することができる。また、この電動モータ10においては、回転防止突起21、22が永久磁石13と間隔を有して突設されているため、永久磁石13ごとの磁気抵抗が一定となるように永久磁石13を調節してからロータコア20に固定することができる。したがって、この電動モータ10によれば、コギングトルク及びトルクリップルを低減しつつ、永久磁石13のズレを抑制することできる。
また、この電動モータ10においては、ロータコア20の軸方向の一端側20a、他端側20b及び中央部20cにおいて周方向に環状溝23、24、25が凹設され、この環状溝23、24、25に接着剤30が充填されるため、永久磁石13が接着剤30によりロータコア20の表面に貼り付けられるとともに、隣接する永久磁石13との距離を一定に保つことができる。
さらに、この電動モータ10においては、すべての隣接する永久磁石13間の軸方向の一端側20a及び他端側20bにおいて、回転防止突起21、22が隣接する永久磁石13と間隔を有して突設されているため、磁気回路に与える影響を極力小さくすることができ、磁気抵抗のバランスを保ち易い。
以上、本発明のマグネット型モータ及びその製造方法を実施形態に即して説明したが、本発明はこれらに制限されるものではなく、本発明の技術的思想に反しない限り、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
実施形態のパワーステアリング装置の模式図。 実施形態のパワーステアリング装置の一部拡大断面図。 実施形態のパワーステアリング装置に係り、ロータの外観図。 実施形態のパワーステアリング装置に係り、図3におけるIV−IV断面図。 実施形態のパワーステアリング装置に係り、図3におけるV−V断面図。 実施形態のパワーステアリング装置に係り、図4におけるVI−VI断面図。 実施形態のパワーステアリング装置に係り、ロータコアの外観図。 実施形態のパワーステアリング装置に係り、図7におけるVIII−VIII断面図。 実施形態のパワーステアリング装置に係り、図7におけるIX部拡大図。 実施形態のパワーステアリング装置に係り、電動モータの製造方法を示すフローチャート。 実施形態のパワーステアリング装置に係り、電動モータの製造方法を示す図。
符号の説明
10…マグネット型モータ(電動モータ)、11…固定子(ステータ)、12…回転子(ロータ)、13…永久磁石、20…回転子コア(ロータコア)、20a、33a…一端側、20b、33b…他端側、20c、33c…中央部、21、22…回転防止突起、23、24、25…環状溝、26、27…接着溝、30…接着剤、31、32…環状突起、33…回転子コア材(ロータコア材)、S11…第1工程、S12…第2工程、S13…第3工程、S14…第4工程、S15…第5工程、S16…第6工程。

Claims (4)

  1. 回転子コアの表面に複数の永久磁石が貼り付けられた回転子を備えるマグネット型モータにおいて、
    前記各永久磁石は、軸方向の一端側、他端側及び中央部において接着剤により前記回転子コアの表面に貼り付けられるとともに、隣接する前記永久磁石との間に該接着剤が充填され、
    前記回転子コアには、前記永久磁石の円周方向の移動を阻止する回転防止突起が前記永久磁石と間隔を有して突設されていることを特徴とするマグネット型モータ。
  2. 請求項1において、前記回転子コアには、軸方向の一端側、他端側及び中央部において周方向に環状溝が凹設され、前記接着剤は該環状溝に充填されることを特徴とするマグネット型モータ。
  3. 請求項1又は2において、前記回転防止突起は、すべての隣接する前記永久磁石間の軸方向の一端側及び他端側において、隣接する前記永久磁石と間隔を有して突設されていることを特徴とするマグネット型モータ。
  4. 回転子コアの表面に複数の永久磁石が貼り付けられた回転子を備えるマグネット型モータの製造方法において、
    軸方向の一端側及び他端側に環状突起を有する回転子コア材の軸方向の一端側、他端側及び中央部に、周方向に環状溝を凹設して回転子コアとする第1工程と、
    前記回転子コア材を周方向に間欠的に回転しつつ、前記環状突起を削除して軸方向に接着溝を凹設し、隣接する2つの該接着溝により回転防止突起を形成する第2工程と、
    前記回転子コアの前記接着溝及び環状溝に接着剤を充填する第3工程と、
    仮着磁した永久磁石を前記回転子コアに配置した後、該永久磁石の位相調整を行い、該永久磁石が前記回転防止突起と間隔を有して再配置される第4工程と、
    前記接着剤が硬化した後、前記永久磁石に本着磁を行い回転子とする第5工程と、
    前記回転子に飛散防止カバーを装着し、固定子と組み合わせてマグネット型モータを得る第6工程と、を有することを特徴とするマグネット型モータの製造方法。
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