JP2008061394A - 直流モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】高周波輻射ノイズの外部への(悪)影響を容易に且つ効率良く低減することができる直流モータを提供する。
【解決手段】直流モータは、モータ回転時に整流子13に摺接される給電用ブラシ8を保持する樹脂製のブラシホルダ7を備える。ブラシホルダ7には、モータ回転時に発生する高周波輻射ノイズを遮るための遮断磁性材30aを含むシールド部31が、整流子13と給電用ブラシ8との摺接部32をモータ回転軸周りに取り囲むように設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、給電用ブラシを保持するブラシホルダを備えた直流モータに関するものである。
従来、直流モータとしては、モータ回転時に整流子に摺接される給電用ブラシを保持する樹脂製のブラシホルダを備えたものがある。そして、このような直流モータとしては、モータ回転時に発生するノイズを抑制すべくコンデンサやチョークコイル等のノイズ防止素子が回路上に設けられたものがある。又、直流モータとしては、給電用ブラシと整流子間での火花及びノイズを防止すべくバリスタが整流子に設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−222406号公報
しかしながら、上記のようなバリスタは、セラミックであるため、車両ミラー用モータ等の小型モータに適用したものは容易に製造可能であるが、それより大きい車両パワーウインドウ用モータ等に適用したものは製造が困難となる。
又、コンデンサやチョークコイル等のノイズ防止素子にて抑制されるノイズの周波数はバリスタより低く、数百MHz以下であって、それより高い周波数を含み空中に放射されるノイズ(高周波輻射ノイズ)は防止できない。この高周波輻射ノイズは、直流モータの外部の機器等に悪影響(誤動作等)をおよぼす原因となる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、高周波輻射ノイズの外部への(悪)影響を容易に且つ効率良く低減することができる直流モータを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、モータ回転時に整流子に摺接される給電用ブラシを保持する樹脂製のブラシホルダを備えた直流モータであって、前記ブラシホルダには、モータ回転時に発生する高周波輻射ノイズを遮るための遮断磁性材を含むシールド部が、前記整流子と前記給電用ブラシとの摺接部をモータ回転軸周りに取り囲むように設けられた。
同構成によれば、ブラシホルダに設けられ高周波輻射ノイズを遮るための遮断磁性材を含むシールド部が、高周波輻射ノイズの主な発生源となる整流子と給電用ブラシとの摺接部をモータ回転軸周りに取り囲むため、高周波輻射ノイズの外部への(悪)影響を容易に且つ効率良く低減することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の直流モータにおいて、前記ブラシホルダは、前記整流子の径方向に延びる略4角筒状で前記給電用ブラシを収容するブラシ収容部を有するものであって、前記シールド部は、前記ブラシ収容部における径方向内側から略周方向に延びるように設けられた。
同構成によれば、前記シールド部は、ブラシ収容部における径方向内側から略周方向に延びるように設けられるため、簡単な形状で前記摺接部をモータ回転軸周りに取り囲むことができる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の直流モータにおいて、前記シールド部は、前記ブラシ収容部の径方向内側端部より径方向外側から略周方向に延びる。
同構成によれば、ブラシ収容部の径方向内側端部がシールド部より径方向内側に突出した形状となることになり、シールド部と給電用ブラシとの距離が遠くなるため、例えば、ブラシ粉等により、シールド部と給電用ブラシとが短絡してしまうといったことが低減される。
請求項4に記載の発明では、請求項2に記載の直流モータにおいて、前記シールド部は、前記ブラシ収容部の径方向内側端部から略周方向に延びる。
同構成によれば、シールド部と前記摺接部との距離を極力(請求項3に記載の構成に比べて)近くすることができるため、高周波輻射ノイズの外部への(悪)影響を更に効率良く低減することができる。
請求項5に記載の発明では、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記シールド部は、前記ブラシ収容部における径方向内側から略周方向に延びるように前記ブラシホルダに一体成形された一体樹脂部と、その一体樹脂部の表面に貼付されたシート状の前記遮断磁性材とを備えた。
同構成によれば、一体樹脂部はブラシホルダと共に一体成形することで容易に得ることができ、且つ、遮断磁性材はシート状であり、例えば、接着剤などにより容易に貼付して配置することができるため、ブラシホルダにシールド部を容易に設けることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項2乃至5のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記ブラシホルダには、前記ブラシ収容部における径方向内側から前記モータ回転軸に略沿った方向に延びる前記遮断磁性材を含む軸方向シールド部が設けられた。
同構成によれば、遮断磁性材を含む軸方向シールド部が、ブラシ収容部における径方向内側からモータ回転軸に略沿った方向に延びるように設けられるため、高周波輻射ノイズの外部への(悪)影響を更に低減することができる。
請求項7に記載の発明では、請求項6に記載の直流モータにおいて、前記軸方向シールド部は、前記ブラシ収容部における径方向内側からモータ回転軸に略沿った方向に延びるように前記ブラシホルダと一体成形された軸方向一体樹脂部と、その軸方向一体樹脂部の表面に貼付されたシート状の前記遮断磁性材とを備えた。
同構成によれば、軸方向一体樹脂部はブラシホルダと共に一体成形することで容易に得ることができ、且つ、遮断磁性材はシート状であり、例えば、接着剤などにより容易に貼付して配置することができるため、ブラシホルダに軸方向シールド部を容易に設けることができる。
請求項8に記載の発明では、請求項6又は7に記載の直流モータにおいて、前記ブラシホルダには、前記シールド部と前記軸方向シールド部とを繋ぐ前記遮断磁性材を含む連結シールド部が設けられた。
同構成によれば、遮断磁性材を含む連結シールド部が、前記シールド部と前記軸方向シールド部とを繋ぐように設けられるため、高周波輻射ノイズの外部への(悪)影響を更に低減することができる。
請求項9に記載の発明では、請求項8に記載の直流モータにおいて、前記連結シールド部は、前記シールド部と前記軸方向シールド部とを繋ぐように前記ブラシホルダと一体成形された連結一体樹脂部と、その連結一体樹脂部の表面に貼付されたシート状の前記遮断磁性材とを備えた。
同構成によれば、連結一体樹脂部はブラシホルダと共に一体成形することで容易に得ることができ、且つ、遮断磁性材はシート状であり、例えば、接着剤などにより容易に貼付して配置することができるため、ブラシホルダに連結シールド部を容易に設けることができる。
請求項10に記載の発明では、請求項2乃至9のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記ブラシホルダには、前記ブラシ収容部における外表面を略覆う前記遮断磁性材を含む被覆シールド部が設けられた。
同構成によれば、遮断磁性材を含む被覆シールド部が、ブラシ収容部における外表面を略覆うように設けられるため、給電用ブラシの表面からの高周波輻射ノイズの外部への(悪)影響を容易に且つ効率良く低減することができる。
請求項11に記載の発明では、請求項10に記載の直流モータにおいて、前記被覆シールド部は、前記ブラシ収容部における外表面に貼付されたシート状の前記遮断磁性材である。
同構成によれば、遮断磁性材はシート状であり、例えば、接着剤などにより容易に貼付して配置することができるため、ブラシホルダに被覆シールド部を容易に設けることができる。
請求項12に記載の発明では、請求項10又は11に記載の直流モータにおいて、前記ブラシ収容部は、前記給電用ブラシから延びるピッグテールを外部に通すためのスリットを有するものであって、前記被覆シールド部は、前記スリットの開口から離間するように設けられた。
同構成によれば、被覆シールド部は、ブラシ収容部におけるピッグテールを外部に通すためのスリットの開口から離間するように設けられため、被覆シールド部とピッグテールとが短絡してしまうといったことが低減される。
請求項13に記載の発明では、請求項12に記載の直流モータにおいて、前記スリットの開口と前記被覆シールド部との間には、前記被覆シールド部の厚み方向に突出する絶縁壁が設けられた。
同構成によれば、スリットの開口と被覆シールド部との間には、被覆シールド部の厚み方向に突出する絶縁壁が設けられるため、被覆シールド部とピッグテールとが短絡してしまうといったことが更に低減される。
本発明によれば、高周波輻射ノイズの外部への(悪)影響を容易に且つ効率良く低減することができる直流モータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、本実施の形態の直流モータ1は、所謂ギヤードモータであって、モータ本体2と減速部3とから構成されている。モータ本体2は、ヨークハウジング4、一対のマグネット5、電機子6、ブラシホルダ7及び一対の給電用ブラシ8を備えている。
ヨークハウジング4は略有底扁平円筒状に形成され、その内側面にマグネット5が固着されている。ヨークハウジング4の底部中央には軸受9が設けられ、該軸受9は電機子6におけるモータ回転軸としての回転軸10の基端を回転可能に支持する。
ヨークハウジング4の開口部4aはフランジ状に形成され、後述するギヤハウジング21の開口部21aにネジ11にて固定される。尚、この固定の際に、ヨークハウジング4の開口部4aとギヤハウジング21の開口部21aとでブラシホルダ7が挟持されて固定される。
ブラシホルダ7は、樹脂製であって、電機子6における回転軸10の先端を回転可能に支持する軸受12及びモータ回転時に回転軸10に固定された整流子13に摺接される給電用ブラシ8を保持している。又、ブラシホルダ7においてヨークハウジング4及びギヤハウジング21から突出する部分には、車体側から延びる車体側コネクタ(図示略)と連結するためコネクタ部7aが形成され、該コネクタ部7aの凹部7b内には複数本のターミナル14が露出している。これらターミナル14はブラシホルダ7にインサートされており、前記給電用ブラシ8及び直流モータ1内に備えられる回転センサ等の各種センサ(図示略)と電気的に接続されている。又、本実施の形態のブラシホルダ7には、図示しないコンデンサやチョークコイル等のノイズ防止素子が保持(前記ターミナル14と給電用ブラシ8間に配置)され、数百MHz以下の周波数のノイズが低減されるようになっている。そして、コネクタ部7aが車体側コネクタと連結されることで、直流モータ1と車体側に備えられるコントローラ(図示略)とが電気的に接続され、電源供給やセンサ信号等の出力が行われる。
このようなモータ本体2に対し、減速部3は、前記ギヤハウジング21、ウォーム軸22、ウォームホイール23及びクラッチ24を備えている。
ギヤハウジング21は樹脂製であって、内部にはウォーム軸22、ウォームホイール23及びクラッチ24を収容している。ギヤハウジング21は、前記ヨークハウジング4の開口部4aと対向する開口部21aを備え、両開口部4a,21a間に前記ブラシホルダ7が介装される。
ギヤハウジング21は、ウォーム軸22を収容するために開口部21aから軸方向に延びる略円筒状の軸収容筒部21bと、該軸収容筒部21bと連通しウォームホイール23を収容するためのホイール収容凹部21cと、軸収容筒部21bの基端(モータ本体2側)に設けられクラッチ24を収容するためのクラッチ収容凹部21dとを備えている。
軸収容筒部21bの両端側には、一対の軸受25,26が保持されている。ウォーム軸22は、自身の軸方向中央に形成されたウォーム部22aを挟んだ両端がそれぞれ軸受25,26にて回転可能に支持されて、前記回転軸10と同軸上に配置される。
ホイール収容凹部21cには、前記ウォーム軸22のウォーム部22aと噛合されるウォームホイール23が回転可能に収容されている。このウォームホイール23には、出力軸23aが一体回転するように連結されている。
クラッチ収容凹部21dには、クラッチ24が収容保持されている。クラッチ24は、回転軸10からの回転力をウォーム軸22に伝達し、ウォーム軸22からの回転力を回転軸10に伝達しない(それらの回転を阻止する)ように構成されている。
ここで、本実施の形態のブラシホルダ7には、モータ(電機子6)回転時に発生する高周波輻射ノイズを遮るための遮断磁性材30aを含むシールド部31(図2〜図4参照)が、整流子13と給電用ブラシ8との摺接部32を回転軸10(整流子13)周りに取り囲むように設けられている。尚、高周波輻射ノイズとは、前記コンデンサやチョークコイル等のノイズ防止素子にて抑制されるノイズの周波数(数百MHz)より高い周波数(例えば、1GHz)を含み空中に放射されるノイズである。
詳述すると、ブラシホルダ7は、ヨークハウジング4の開口を略覆うように形成されたホルダベース部33と、そのホルダベース部33の一部が底を構成しながら整流子13の略径方向に延びる略4角筒状で給電用ブラシ8を略収容する一対のブラシ収容部34とを有している。そして、シールド部31は、各ブラシ収容部34における径方向内側端部から略周方向(回転軸10を軸中心とした周方向)に延びるように設けられている。又、本実施の形態のシールド部31は、ブラシ収容部34における径方向内側端部から略周方向に延びるようにブラシホルダ7に一体成形された一体樹脂部31aと、その一体樹脂部31aの表面に貼付されたシート状の遮断磁性材30aとからなる。尚、本実施の形態の遮断磁性材30aとしては、商品名「アブソシールド」(日立金属株式会社)が用いられている。又、「アブソシールド」は、100MHz〜10GHzの周波数の高周波輻射ノイズに対して優れたノイズ抑制効果を有するものである。
又、本実施の形態のブラシホルダ7には、ブラシ収容部34における径方向内側端部から回転軸10の軸方向に略沿った方向に延びる遮断磁性材30bを含む軸方向シールド部35が設けられている。本実施の形態の軸方向シールド部35は、ブラシ収容部34における径方向内側端部から回転軸10の軸方向に略沿った方向に延びるようにブラシホルダ7と一体成形された軸方向一体樹脂部35aと、その軸方向一体樹脂部35aの表面に貼付されたシート状の遮断磁性材30bとからなる。
又、本実施の形態のブラシホルダ7には、前記シールド部31と前記軸方向シールド部35とを繋ぐ遮断磁性材30cを含む連結シールド部36(図4参照)が設けられている。本実施の形態の連結シールド部36は、シールド部31(一体樹脂部31a)と軸方向シールド部35(軸方向一体樹脂部35a)とを繋ぐようにブラシホルダ7と一体成形された連結一体樹脂部36aと、その連結一体樹脂部36aの表面に貼付されたシート状の遮断磁性材30cとからなる。尚、本実施の形態のシールド部31、軸方向シールド部35、及び連結シールド部36は、図4に示すように、全体としてブラシ収容部34の開口を除いてホルダベース部33から立設された略半円形状に形成されている。又、本実施の形態における各遮断磁性材30a,30b,30cは、切れ目のない一枚の遮断磁性材30にて構成されている。
又、本実施の形態のブラシホルダ7には、ブラシ収容部34(ホルダベース部33から突出した部分)における外表面(3面)を略覆う遮断磁性材41を含む被覆シールド部42が設けられている。本実施の形態の被覆シールド部42は、ブラシ収容部34における外表面に貼付されたシート状の遮断磁性材41そのものである。
又、本実施の形態におけるブラシ収容部34は、給電用ブラシ8から延びて前記ターミナル14に接続されることになるピッグテール8aを外部に通すためのスリット34aを有する。本実施の形態のスリット34aは、ブラシ収容部34の頂部(ホルダベース部33の一部を底として頂部)において、径方向外側から径方向内側に延びるように形成されている。そして、前記被覆シールド部42(遮断磁性材41)は、スリット34aの開口から離間するように設けられている。言い換えると、ブラシ収容部34の頂部の頂面におけるスリット34aの開口の周囲には、被覆シールド部42(遮断磁性材41)に覆われない非被覆部34bが形成されている。
尚、ホルダベース部33は、図1に示すように、回転軸10の直交方向に対して傾斜しており(図2及び図3では、その傾斜の図示を省略している)、特に前記軸方向シールド部35は、その先端側に向かうほど整流子13に近づくように軸方向に対して傾斜している。又、図2及び図3は、ブラシホルダ7におけるホルダベース部33及びブラシ収容部34について模式的に図示したものであって、前記コネクタ部7aの図示を省略している。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)ブラシホルダ7に設けられ高周波輻射ノイズを遮るための遮断磁性材30aを含むシールド部31が、高周波輻射ノイズの主な発生源となる整流子13と給電用ブラシ8との摺接部32を回転軸10(整流子13)周りに取り囲むため、高周波輻射ノイズの外部への(悪)影響を容易に且つ効率良く低減することができる。
(2)シールド部31は、ブラシ収容部34における径方向内側から略周方向に延びるように設けられるため、簡単な形状で前記摺接部32を回転軸10(整流子13)周りに取り囲むことができる。
(3)シールド部31は、ブラシ収容部34の径方向内側端部から略周方向に延び、シールド部31と前記摺接部32との距離を極力近くすることができるため、高周波輻射ノイズの外部への(悪)影響を更に効率良く低減することができる。
(4)シールド部31は、ブラシ収容部34における径方向内側端部から略周方向に延びるようにブラシホルダ7に一体成形された一体樹脂部31aと、その一体樹脂部31aの表面に貼付されたシート状の遮断磁性材30aとからなる。これにより、一体樹脂部31aはブラシホルダ7と共に一体成形することで容易に得ることができ、且つ、遮断磁性材30aはシート状であり、例えば、接着剤などにより容易に貼付して配置することができるため、ブラシホルダ7にシールド部31を容易に設けることができる。
(5)遮断磁性材30bを含む軸方向シールド部35が、ブラシ収容部34における径方向内側から回転軸10の軸方向に略沿った方向に延びるように設けられるため、高周波輻射ノイズの外部への(悪)影響を更に低減することができる。
(6)軸方向シールド部35は、ブラシ収容部34における径方向内側端部から回転軸10の軸方向に略沿った方向に延びるようにブラシホルダ7と一体成形された軸方向一体樹脂部35aと、その軸方向一体樹脂部35aの表面に貼付されたシート状の遮断磁性材30bとからなる。これにより、軸方向一体樹脂部35aはブラシホルダ7と共に一体成形することで容易に得ることができ、且つ、遮断磁性材30bはシート状であり、例えば、接着剤などにより容易に貼付して配置することができるため、ブラシホルダ7に軸方向シールド部35を容易に設けることができる。
(7)遮断磁性材30cを含む連結シールド部36が、シールド部31と軸方向シールド部35とを繋ぐように設けられるため、高周波輻射ノイズの外部への(悪)影響を更に低減することができる。
(8)連結シールド部36は、シールド部31(一体樹脂部31a)と軸方向シールド部35(軸方向一体樹脂部35a)とを繋ぐようにブラシホルダ7と一体成形された連結一体樹脂部36aと、その連結一体樹脂部36aの表面に貼付されたシート状の遮断磁性材30cとからなる。これにより、連結一体樹脂部36aはブラシホルダ7と共に一体成形することで容易に得ることができ、且つ、遮断磁性材30bはシート状であり、例えば、接着剤などにより容易に貼付して配置することができるため、ブラシホルダ7に連結シールド部36を容易に設けることができる。
(9)前記各遮断磁性材30a,30b,30cは、切れ目のない一枚の遮断磁性材30にて構成されるため、それぞれ独立して構成されるものに比べて、部品点数が低減されるとともに、貼付する工程数が低減される。
(10)遮断磁性材41を含む被覆シールド部42が、ブラシ収容部34(ホルダベース部33から突出した部分)における外表面を略覆うように設けられるため、給電用ブラシ8の表面からの高周波輻射ノイズの外部への(悪)影響を容易に且つ効率良く低減することができる。
(11)被覆シールド部42は、ブラシ収容部34における外表面に貼付されたシート状の遮断磁性材41そのものである。この遮断磁性材41はシート状であり、例えば、接着剤などにより容易に貼付して配置することができるため、ブラシホルダ7(ブラシ収容部34)に被覆シールド部42を容易に設けることができる。
(12)被覆シールド部42は、ブラシ収容部34におけるピッグテール8aを外部に通すためのスリット34aの開口から離間するように設けられため、言い換えると、スリット34aの開口の周囲には非被覆部34bが形成されるため、被覆シールド部42(遮断磁性材41)とピッグテール8aとが短絡してしまうといったことが低減される。
上記実施の形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記実施の形態では、シールド部31は、ブラシ収容部34の径方向内側端部から略周方向に延びるとしたが、これに限定されず、図5及び図6に示すように、ブラシ収容部34の径方向内側端部より径方向外側から略周方向に延びるシールド部51に変更してもよい。尚、この例(図5及び図6)のブラシホルダ7においても、上記実施の形態と略同様の軸方向シールド部52及び連結シールド部53を有し、それらについても、ブラシ収容部34の径方向内側端部より径方向外側に形成されている。このようにすると、ブラシ収容部34の径方向内側端部がシールド部51(軸方向シールド部52及び連結シールド部53)より径方向内側に突出した形状(ブラシホルダ7が突出部54を有する)となる。よって、シールド部51(軸方向シールド部52及び連結シールド部53)と給電用ブラシ8との距離が遠くなるため、例えば、ブラシ粉等により、シールド部(軸方向シールド部52及び連結シールド部53)と給電用ブラシ8とが短絡してしまうといったことが低減される。
・上記実施の形態におけるスリット34aの開口と被覆シールド部42(遮断磁性材41)との間、即ち前記非被覆部34b(図2参照)に、図7に示すように、被覆シールド部42(遮断磁性材41)の厚み方向(図中、紙面手前方向)に突出する絶縁壁55を設けてもよい。尚、この例では、絶縁壁55はブラシホルダ7(ブラシ収容部34)に一体成形されている。このようにすると、被覆シールド部42(遮断磁性材41)とピッグテール8aとが短絡してしまうといったことが更に低減される。
・図8に示すように、ブラシホルダ7に、前記整流子13を囲うように、一対のブラシ収容部34における各前記シールド部31を繋ぐ連続シールド部61を設けてもよい。尚、この例(図8)における連続シールド部61は、ブラシホルダ7に一体成形された連続一体樹脂部61aと、その連続一体樹脂部61aの表面に貼付されたシート状の遮断磁性材30dとからなる。
・上記実施の形態では、シールド部31は、ブラシホルダ7に一体成形された一体樹脂部31aと、その一体樹脂部31aの表面に貼付されたシート状の遮断磁性材30aとからなるとしたが、これに限定されず、他の構成に変更してもよい。例えば、ブラシ収容部における径方向内側から略周方向に延びる形状にブラシホルダと別体に成形された別体樹脂部と、その別体樹脂部の表面に貼付されたシート状の遮断磁性材とを備えたシールド部としてもよい。このようにすると、別体樹脂部はブラシホルダと別体に成形され、例えば、別体樹脂部をブラシホルダに固定する前に遮断磁性材を別体樹脂部に貼付することができるので、遮断磁性材を貼付する作業を更に容易とすることができる。即ち、ブラシホルダに別体樹脂部が固定された状態(上記実施の形態のように一体成形された形状)では、そのブラシホルダ全体が複雑な形状となり、遮断磁性材を貼付する際に使用する治具の作業スペースが小さくなったりする虞があるが、これを回避することができる。
・上記実施の形態では、軸方向シールド部35は、ブラシホルダ7と一体成形された軸方向一体樹脂部35aと、その軸方向一体樹脂部35aの表面に貼付されたシート状の遮断磁性材30bとからなるとしたが、これに限定されず、他の構成に変更してもよい。例えば、ブラシ収容部における径方向内側から回転軸に略沿った方向に延びる形状にブラシホルダと別体に成形された軸方向別体樹脂部と、その軸方向別体樹脂部の表面に貼付されたシート状の遮断磁性材とを備えた軸方向シールド部としてもよい。このようにすると、軸方向別体樹脂部はブラシホルダと別体に成形され、例えば、軸方向別体樹脂部をブラシホルダに固定する前に遮断磁性材を軸方向別体樹脂部に貼付することができるので、遮断磁性材を貼付する作業を更に容易とすることができる。即ち、ブラシホルダに軸方向別体樹脂部が固定された状態(上記実施の形態のように一体成形された形状)では、そのブラシホルダ全体が複雑な形状となり、遮断磁性材を貼付する際に使用する治具の作業スペースが小さくなったりする虞があるが、これを回避することができる。
・上記実施の形態では、連結シールド部36は、ブラシホルダ7と一体成形された連結一体樹脂部36aと、その連結一体樹脂部36aの表面に貼付されたシート状の遮断磁性材30cとからなるとしたが、これに限定されず、他の構成に変更してもよい。例えば、シールド部と軸方向シールド部とを繋ぐ形状にブラシホルダと別体に成形された連結別体樹脂部と、その連結別体樹脂部の表面に貼付されたシート状の遮断磁性材とを備えた連続シールド部としてもよい。このようにすると、連結別体樹脂部はブラシホルダと別体に成形され、例えば、連結別体樹脂部をブラシホルダに固定する前に遮断磁性材を連結別体樹脂部に貼付することができるので、遮断磁性材を貼付する作業を更に容易とすることができる。即ち、ブラシホルダに連結別体樹脂部が固定された状態(上記実施の形態のように一体成形された形状)では、そのブラシホルダ全体が複雑な形状となり、遮断磁性材を貼付する際に使用する治具の作業スペースが小さくなったりする虞があるが、これを回避することができる。
・上記実施の形態では、被覆シールド部42は、ブラシ収容部34における外表面に貼付されたシート状の遮断磁性材41そのものであるとしたが、これに限定されず、他の構成に変更してもよい。例えば、ブラシ収容部における外表面を略覆う形状にブラシホルダと別体に成形された被覆別体樹脂部と、その被覆別体樹脂部の表面に貼付されたシート状の遮断磁性材とを備えた被覆シールド部としてもよい。このようにすると、被覆別体樹脂部はブラシホルダと別体に成形され、例えば、被覆別体樹脂部をブラシホルダに固定する前に遮断磁性材を被覆別体樹脂部に貼付することができるので、遮断磁性材を貼付する作業を更に容易とすることができる。即ち、ブラシホルダに被覆別体樹脂部が固定された状態では、そのブラシホルダ全体が複雑な形状となり、遮断磁性材を貼付する際に使用する治具の作業スペースが小さくなったりする虞があるが、これを回避することができる。
・上記別例における前記被覆別体樹脂部に対して前記別体樹脂部や前記軸方向別体樹脂部や前記連結別体樹脂部を一体成形してもよい。このようにすると、部品点数の増加が抑制される。又、ブラシ収容部における外表面を略覆う形状であって安定して固定されることになる被覆別体樹脂部に別体樹脂部や軸方向別体樹脂部や連結別体樹脂部が一体成形されるため、別体樹脂部や軸方向別体樹脂部や連結別体樹脂部においても安定して固定(配置)されることになる。
・上記実施の形態及び別例における軸方向シールド部35,52、連結シールド部36,53、被覆シールド部42の少なくとも1つを省略してもよい。
・上記実施の形態の直流モータ1は、数百MHz以下の周波数のノイズを低減すべくコンデンサやチョークコイル等のノイズ防止素子を備えるとしたが、これに限定されず、それらを備えていない直流モータとしてもよい。
・上記実施の形態及び別例では、遮断磁性材30a〜30d,41として商品名「アブソシールド」(日立金属株式会社)を用いたが、これに限定されず、他のシート状の遮断磁性材に変更してもよい。又、例えば、粉末の遮断磁性材を樹脂材に混ぜてシールド部(軸方向シールド部、連結シールド部、被覆シールド部、連続シールド部)を構成してもよい。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項2乃至4のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記シールド部は、前記ブラシ収容部における径方向内側から略周方向に延びる形状に前記ブラシホルダと別体に成形された別体樹脂部と、その別体樹脂部の表面に貼付されたシート状の前記遮断磁性材とを備えたことを特徴とする直流モータ。
同構成によれば、遮断磁性材はシート状であるため、例えば、接着剤などにより別体樹脂部の表面に容易に貼付して配置することができる。又、別体樹脂部はブラシホルダと別体に成形され、例えば、別体樹脂部をブラシホルダに固定する前に遮断磁性材を別体樹脂部に貼付することができるので、遮断磁性材を貼付する作業を更に容易とすることができる。即ち、ブラシホルダに別体樹脂部が固定された状態では、その全体が複雑な形状となり、遮断磁性材を貼付する際に使用する治具の作業スペースが小さくなったりする虞があるが、これを回避することができる。
(ロ)請求項6に記載の直流モータにおいて、前記軸方向シールド部は、前記ブラシ収容部における径方向内側から前記モータ回転軸に略沿った方向に延びる形状に前記ブラシホルダと別体に成形された軸方向別体樹脂部と、その軸方向別体樹脂部の表面に貼付されたシート状の前記遮断磁性材とを備えたことを特徴とする直流モータ。
同構成によれば、遮断磁性材はシート状であるため、例えば、接着剤などにより軸方向別体樹脂部の表面に容易に貼付して配置することができる。又、軸方向別体樹脂部はブラシホルダと別体に成形され、例えば、軸方向別体樹脂部をブラシホルダに固定する前に遮断磁性材を軸方向別体樹脂部に貼付することができるので、遮断磁性材を貼付する作業を更に容易とすることができる。即ち、ブラシホルダに軸方向別体樹脂部が固定された状態では、その全体が複雑な形状となり、遮断磁性材を貼付する際に使用する治具の作業スペースが小さくなったりする虞があるが、これを回避することができる。
(ハ)請求項8に記載の直流モータにおいて、前記連結シールド部は、前記シールド部と前記軸方向シールド部とを繋ぐ形状に前記ブラシホルダと別体に成形された連結別体樹脂部と、その連結別体樹脂部の表面に貼付されたシート状の前記遮断磁性材とを備えたことを特徴とする直流モータ。
同構成によれば、遮断磁性材はシート状であるため、例えば、接着剤などにより連結別体樹脂部の表面に容易に貼付して配置することができる。又、連結別体樹脂部はブラシホルダと別体に成形され、例えば、連結別体樹脂部をブラシホルダに固定する前に遮断磁性材を連結別体樹脂部に貼付することができるので、遮断磁性材を貼付する作業を更に容易とすることができる。即ち、ブラシホルダに連結別体樹脂部が固定された状態では、その全体が複雑な形状となり、遮断磁性材を貼付する際に使用する治具の作業スペースが小さくなったりする虞があるが、これを回避することができる。
(ニ)請求項10に記載の直流モータにおいて、前記被覆シールド部は、前記ブラシ収容部における外表面を略覆う形状に前記ブラシホルダと別体に成形された被覆別体樹脂部と、その被覆別体樹脂部の表面に貼付されたシート状の前記遮断磁性材とを備えたことを特徴とする直流モータ。
同構成によれば、遮断磁性材はシート状であるため、例えば、接着剤などにより被覆別体樹脂部の表面に容易に貼付して配置することができる。又、被覆別体樹脂部はブラシホルダと別体に成形され、例えば、被覆別体樹脂部をブラシホルダに固定する前に遮断磁性材を被覆別体樹脂部に貼付することができるので、遮断磁性材を貼付する作業を更に容易とすることができる。即ち、ブラシホルダに被覆別体樹脂部が固定された状態では、その全体が複雑な形状となり、遮断磁性材を貼付する際に使用する治具の作業スペースが小さくなったりする虞があるが、これを回避することができる。
(ホ)上記(イ)〜(ニ)に記載の前記別体樹脂部と前記軸方向別体樹脂部と前記連結別体樹脂部と前記被覆別体樹脂部とが一体成形されたことを特徴とする直流モータ。
同構成によれば、前記別体樹脂部と前記軸方向別体樹脂部と前記連結別体樹脂部と前記被覆別体樹脂部とが一体成形されるため、部品点数の増加が抑制される。又、ブラシ収容部における外表面を略覆う形状であって安定して固定されることになる被覆別体樹脂部に別体樹脂部や軸方向別体樹脂部や連結別体樹脂部が一体成形されるため、別体樹脂部や軸方向別体樹脂部や連結別体樹脂部においても安定して固定(配置)されることになる。
本実施の形態における直流モータの断面図。 本実施の形態におけるブラシホルダの平面図。 本実施形態におけるブラシホルダの一部断面図。 本実施の形態におけるブラシホルダの要部斜視図。 別例におけるブラシホルダの平面図。 別例におけるブラシホルダの一部断面図。 別例におけるブラシホルダの平面図。 別例におけるブラシホルダの平面図。
符号の説明
7…ブラシホルダ、8…給電用ブラシ、8a…ピッグテール、13…整流子、30,30a〜30d,41…遮断磁性材、31,51…シールド部、31a…一体樹脂部、32…摺接部、34…ブラシ収容部、34a…スリット、35,52…軸方向シールド部、35a…軸方向一体樹脂部、36,53…連結シールド部、36a…連結一体樹脂部、42…被覆シールド部、55…絶縁壁。

Claims (13)

  1. モータ回転時に整流子に摺接される給電用ブラシを保持する樹脂製のブラシホルダを備えた直流モータであって、
    前記ブラシホルダには、モータ回転時に発生する高周波輻射ノイズを遮るための遮断磁性材を含むシールド部が、前記整流子と前記給電用ブラシとの摺接部をモータ回転軸周りに取り囲むように設けられたことを特徴とする直流モータ。
  2. 請求項1に記載の直流モータにおいて、
    前記ブラシホルダは、前記整流子の径方向に延びる略4角筒状で前記給電用ブラシを収容するブラシ収容部を有するものであって、
    前記シールド部は、前記ブラシ収容部における径方向内側から略周方向に延びるように設けられたことを特徴とする直流モータ。
  3. 請求項2に記載の直流モータにおいて、
    前記シールド部は、前記ブラシ収容部の径方向内側端部より径方向外側から略周方向に延びることを特徴とする直流モータ。
  4. 請求項2に記載の直流モータにおいて、
    前記シールド部は、前記ブラシ収容部の径方向内側端部から略周方向に延びることを特徴とする直流モータ。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、
    前記シールド部は、前記ブラシ収容部における径方向内側から略周方向に延びるように前記ブラシホルダに一体成形された一体樹脂部と、その一体樹脂部の表面に貼付されたシート状の前記遮断磁性材とを備えたことを特徴とする直流モータ。
  6. 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、
    前記ブラシホルダには、前記ブラシ収容部における径方向内側から前記モータ回転軸に略沿った方向に延びる前記遮断磁性材を含む軸方向シールド部が設けられたことを特徴とする直流モータ。
  7. 請求項6に記載の直流モータにおいて、
    前記軸方向シールド部は、前記ブラシ収容部における径方向内側からモータ回転軸に略沿った方向に延びるように前記ブラシホルダと一体成形された軸方向一体樹脂部と、その軸方向一体樹脂部の表面に貼付されたシート状の前記遮断磁性材とを備えたことを特徴とする直流モータ。
  8. 請求項6又は7に記載の直流モータにおいて、
    前記ブラシホルダには、前記シールド部と前記軸方向シールド部とを繋ぐ前記遮断磁性材を含む連結シールド部が設けられたことを特徴とする直流モータ。
  9. 請求項8に記載の直流モータにおいて、
    前記連結シールド部は、前記シールド部と前記軸方向シールド部とを繋ぐように前記ブラシホルダと一体成形された連結一体樹脂部と、その連結一体樹脂部の表面に貼付されたシート状の前記遮断磁性材とを備えたことを特徴とする直流モータ。
  10. 請求項2乃至9のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、
    前記ブラシホルダには、前記ブラシ収容部における外表面を略覆う前記遮断磁性材を含む被覆シールド部が設けられたことを特徴とする直流モータ。
  11. 請求項10に記載の直流モータにおいて、
    前記被覆シールド部は、前記ブラシ収容部における外表面に貼付されたシート状の前記遮断磁性材であることを特徴とする直流モータ。
  12. 請求項10又は11に記載の直流モータにおいて、
    前記ブラシ収容部は、前記給電用ブラシから延びるピッグテールを外部に通すためのスリットを有するものであって、
    前記被覆シールド部は、前記スリットの開口から離間するように設けられたことを特徴とする直流モータ。
  13. 請求項12に記載の直流モータにおいて、
    前記スリットの開口と前記被覆シールド部との間には、前記被覆シールド部の厚み方向に突出する絶縁壁が設けられたことを特徴とする直流モータ。
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