JP2008060094A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイシングの際に「めくれあがった電極パッド」が発生せず、半導体チップの取れ数を落とすことの無いスクライブPCMの電極パッド構造を実現することができる半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】スクライブPCM4から電極をとるためのPCM電極パッド5−1を、半導体チップ2内に形成し、特に半導体チップ2の製品電極パッドの隙間にPCM電極パッド5−1を形成することで、スクライブ3上にPCM電極パッドを形成しないようにする。
【選択図】図1
【解決手段】スクライブPCM4から電極をとるためのPCM電極パッド5−1を、半導体チップ2内に形成し、特に半導体チップ2の製品電極パッドの隙間にPCM電極パッド5−1を形成することで、スクライブ3上にPCM電極パッドを形成しないようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばウェハ形状の基板上に、スクライブ領域により分割された状態で複数の半導体チップ領域が形成され、スクライブ領域にスクライブPCMを有する半導体装置およびその製造方法に関するものである。
従来から、半導体装置としては、例えばウェハ形状の基板上に半導体回路が集積化された複数の半導体チップ領域およびスクライブ領域が形成された半導体装置が製造されているが、スクライブと言われる領域は、ウェハから半導体集積回路を半導体チップとして切り出す際の「切りしろ」部分であり、このスクライブ上には、半導体チップ内の半導体集積回路が半導体プロセスにおいて物性的にも電気的にも問題なく形成されているか否かを判断するために、プロセス・コントロール・モジュール(PCM:Process・Control・Module)と呼ばれる素子(以下、スクライブPCMと呼ぶ)が複数形成されている。
以上のような半導体装置およびその製造方法について、その従来技術(例えば、特許文献1を参照)を以下に説明する。
図5(a)〜図5(c)は従来の半導体装置のウェハ形状および半導体装置のスクライブPCM部分の形状の一例について示したものである。現状では、図5(a)に示すように、半導体装置は、ウェハ状で形成されており、通常、拡散工程と呼ばれる製造工程を経ることでウェハ1上に半導体チップ2の形成を行う。その後、図5(b)に示すように、ダイシングによりウェハ1から半導体チップ2を切り出し、パッケージング等を行うことで、例えばLSIなどの半導体集積回路装置として製品化している。
図5(a)〜図5(c)は従来の半導体装置のウェハ形状および半導体装置のスクライブPCM部分の形状の一例について示したものである。現状では、図5(a)に示すように、半導体装置は、ウェハ状で形成されており、通常、拡散工程と呼ばれる製造工程を経ることでウェハ1上に半導体チップ2の形成を行う。その後、図5(b)に示すように、ダイシングによりウェハ1から半導体チップ2を切り出し、パッケージング等を行うことで、例えばLSIなどの半導体集積回路装置として製品化している。
その中で、上記のように切り出される前の半導体チップ2中の半導体集積回路に対して、前述のように、半導体プロセスにおいて物性的にも電気的にも問題なく形成されているか否かを検査して判断するために、図5(c)に示すように、ウェハ1上の半導体チップ2を検査するためのスクライブPCM4およびスクライブPCM4から電極を取るためのPCM電極パッド5−1がスクライブ3上に形成されている。
また、図6は図5(c)に示すスクライブPCM4付近の拡大図であり、本図に示すように、スクライブPCM4およびPCM電極パッド5−1を切りしろであるスクライブ3上に形成することにより、ウェハ1上で半導体装置全体の出来映え、特に電気的な出来映えの確認を可能にしている。
図7(a)〜図7(b)は、図5(b)で示したように、ウェハ1から半導体チップ2を切り出すためにダイシングを実施した時の状態を示したものである。図7(a)に示すように、ダイシングカッター6を用いて、スクライブ3をスクライブPCM4やPCM電極パッド5−1などと同時にダイシングカットする。
以上のようにすることにより、スクライブ3部分の断面形状は図7(b)に示すような形状となり、図5(b)で示すように、ウェハ1から例えば四角形チップ状の半導体チップ2の切り出しが可能となる。
特開2002−343839号公報
しかしながら、上記のような従来の半導体装置およびその製造方法では、スクライブPCM4およびPCM電極パッド5−1を図5(c)、図6に示すように形成しているため、以下の問題点が発生する。
図8(a)〜図8(b)は、図7(a)〜図7(b)と同様に、ウェハ1から半導体チップ2を切り出すためにダイシングを実施した時の状態を示したものである。まず、図8(a)に示すように、図7(a)の場合と同様に、ダイシングカッター6を用いて、スクライブ3部分をスクライブPCM4やPCM電極パッド5−1と同時にダイシングカットする。
しかし、図8(a)に示す場合のように、ダイシングカッター6が図7(a)の場合より右へずれた場合には、図8(b)に示すように、PCM電極パッド5−1が、カットされたにもかかわらず、そのエッジ部分に残留して「めくれあがった電極パッド」5−3が形成されるという異常が発生する。
このように半導体チップ2を切り出す時に、導電性のあるPCM電極パッド5−1がそのエッジ部分に残留して「めくれあがった電極パッド」5−3が形成されると、後の組立工程でパッケージングを行った場合、「めくれあがった電極パッド」5−3部分から電気的なリークが発生するなどの恐れがある。
また、図9(a)〜図9(b)は、図8(a)〜図8(b)と同様に、ウェハ1から半導体チップ2を切り出すためにダイシングを実施した時の状態を示したものである。この場合、ダイシングカッター6を用いて、スクライブ3部分をスクライブPCM4やPCM電極パッド5−1と同時にダイシングカットするが、PCM電極パッド5−1が、そのエッジ部分に図9(b)の下図に示すような「めくれあがった電極パッド」5−3が残留せずに図9(b)の上図に示す状態となるように、ダイシングカッター6の幅を、図8(a)に示した場合より広くしてダイシングカットする。
このような方法を使えば、図9(b)の下図に示すような「めくれあがった電極パッド」5−3がPCM電極パッド5−1のエッジ部分に残留することを防ぐことが可能になる。しかしながら、ダイシングカッター6の幅、すなわち「切りしろ」の幅を大きくするため、その広くした分だけ、スクライブ3の幅を広くする必要がでてくる。
そうすると、図9(b)の上図に示すように、ウェハ1中のスクライブ3の幅が、図9(b)の下図(つまり前述の図8(b))に示すものよりも、(d2+d3)だけ広くなり、そのため、逆にウェハ中に半導体チップ2が形成可能な面積が小さくなり、半導体チップの取れ数が減ってしまう恐れがある。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、ダイシングの際に「めくれあがった電極パッド」が発生せず、加えて半導体チップの取れ数を落とすことの無いスクライブPCMの電極パッド構造を実現することができる半導体装置およびその製造方法を提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1記載の半導体装置は、基板上に、スクライブ領域により分割された状態で半導体回路が集積化された複数の半導体チップ領域が形成され、前記スクライブ領域に半導体プロセスを制御するために設けられたスクライブPCMを有する半導体装置において、前記スクライブPCMから電極をとるためのPCM電極パッドを、前記半導体チップ領域内に形成したことを特徴とする。
また、本発明の請求項2記載の半導体装置は、請求項1記載の半導体装置であって、前記PCM電極パッドは、前記半導体チップ領域内の製品電極パッドの隙間に形成したことを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載の半導体装置は、請求項1または請求項2記載の半導体装置であって、前記PCM電極パッドは、前記半導体チップ領域内で千鳥状に配置された製品電極パッドの隙間に形成したことを特徴とする。
また、本発明の請求項4記載の半導体装置の製造方法は、基板上に、スクライブ領域により分割された状態で半導体回路が集積化された複数の半導体チップ領域を形成し、前記スクライブ領域に半導体プロセスを制御するためのスクライブPCMを形成する半導体装置の製造方法であって、前記スクライブPCMから電極をとるためのPCM電極パッドを、前記半導体チップ領域内に形成することを特徴とする。
また、本発明の請求項5記載の半導体装置の製造方法は、請求項4記載の半導体装置の製造方法であって、前記PCM電極パッドは、前記半導体チップ領域内の製品電極パッドの隙間に形成することを特徴とする。
また、本発明の請求項6記載の半導体装置の製造方法は、請求項4または請求項5記載の半導体装置の製造方法であって、前記PCM電極パッドは、前記半導体チップ領域内で千鳥状に配置された製品電極パッドの隙間に形成することを特徴とする。
また、本発明の請求項7記載の半導体チップは、上面に電極パッドを有する半導体チップであって、前記電極パッドは、製品電極パッドおよびスクライブPCMから電極をとるためのPCM電極パッドからなることを特徴とする。
また、本発明の請求項8記載の半導体チップは、請求項7記載の半導体チップであって、前記PCM電極パッドは、前記製品電極パッドの隙間に形成したことを特徴とする。
また、本発明の請求項9記載の半導体チップは、請求項7または請求項8記載の半導体チップであって、前記PCM電極パッドは、千鳥状に配置された前記製品電極パッドの隙間に形成したことを特徴とする。
また、本発明の請求項9記載の半導体チップは、請求項7または請求項8記載の半導体チップであって、前記PCM電極パッドは、千鳥状に配置された前記製品電極パッドの隙間に形成したことを特徴とする。
以上のように本発明によれば、従来にはスクライブライン上に存在していたPCM電極パッド構造をスクライブライン上から無くすことができる。
そのため、従来の問題点であったダイシングの際の「めくれあがった電極パッド」が発生しなくなる。
そのため、従来の問題点であったダイシングの際の「めくれあがった電極パッド」が発生しなくなる。
加えて、従来の問題点であった半導体チップの取れ数を落とすことについての対策も可能となるスクライブPCMの電極パッド構造を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を示す半導体装置およびその製造方法について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は本実施の形態の半導体装置のウェハ形状および半導体装置のスクライブPCM部分の形状の一例について示したものである。現状では、図1(a)に示すように、半導体装置は、ウェハ状で形成されており、通常、拡散工程と呼ばれる製造工程を経ることでウェハ1上に半導体チップ2の形成を行う。その後、図1(b)に示すように、ダイシングによりウェハ1から半導体チップ2を切り出し、パッケージング等を行うことで、例えばLSIなどの半導体集積回路装置として製品化している。
図1は本実施の形態の半導体装置のウェハ形状および半導体装置のスクライブPCM部分の形状の一例について示したものである。現状では、図1(a)に示すように、半導体装置は、ウェハ状で形成されており、通常、拡散工程と呼ばれる製造工程を経ることでウェハ1上に半導体チップ2の形成を行う。その後、図1(b)に示すように、ダイシングによりウェハ1から半導体チップ2を切り出し、パッケージング等を行うことで、例えばLSIなどの半導体集積回路装置として製品化している。
その中で、上記のように切り出される前の半導体チップ2中の半導体集積回路に対して、半導体プロセスにおいて物性的にも電気的にも問題なく形成されているか否かを検査して判断するために、図1(c)に示すように、ウェハ1上の半導体チップ2を検査するためのスクライブPCM4がスクライブ3上に形成され、スクライブPCM4から電極を取るためのPCM電極パッド5−1が半導体チップ2内に形成される。
なお現在の傾向として、図1(c)に示すように、スクライブ3部分は半導体チップ2として使用しないため、この部分にスクライブPCM4を形成することが多く、本図はスクライブ3上に形成されたスクライブPCM4について示した図である。
以上のように、スクライブPCM4から電極をとるために形成されたPCM電極パッド5−1について、従来の方法では図5(c)および図6に示すようにスクライブ3部分に形成しているが、本実施の形態では図1(c)に示すように半導体チップ2内に形成することを特徴としている。
図2は、図1(c)で示したスクライブPCM4から電極をとるために形成されるPCM電極パッド5−1について、スクライブ3部分に形成するのでは無く半導体チップ2内に形成した状態を詳細に示した図である。
近年では、半導体チップ2の電極をとるためのパッド、すなわち製品電極パッド5−2が千鳥状に配置形成されるケースが多くなっているため、本図に示すように、スクライブPCM4から電極をとるためのPCM電極パッド5−1を半導体チップ2内に形成する際に、PCM電極パッド5−1は製品電極パッド5−2の各隙間に形成する。
このように、製品電極パッド5−2の各隙間にPCM電極パッド5−1を形成することが本発明のポイントである。すなわち、従来は半導体チップ2内で製品電極パッド5−2として使用しなかった領域にPCM電極パッド5−1を設けることを特徴としている。この際に注意するポイントとしては、このPCM電極パッド5−1と製品電極パッド5−2がショートしないように適度な間隔を開けることである。
以上のスクライブPCM4から電極をとるために形成されたPCM電極パッド5−1について、スクライブ3部分に形成するのでは無く半導体チップ2内に形成した状態の構造とすることにより、以下のメリットが得られる。
まず、1つ目のメリットを説明する。
図3の上図は本実施の形態の半導体装置におけるスクライブPCM4部分の拡大図であり、下図は従来の半導体装置におけるスクライブPCM4部分の拡大図である。図3に示すとおり、本実施の形態の半導体装置におけるスクライブ3の幅W1と従来の半導体装置におけるスクライブ3の幅W2を比較した場合、本実施の形態の方が従来のものより幅差d1だけ狭く形成できることがわかる。
図3の上図は本実施の形態の半導体装置におけるスクライブPCM4部分の拡大図であり、下図は従来の半導体装置におけるスクライブPCM4部分の拡大図である。図3に示すとおり、本実施の形態の半導体装置におけるスクライブ3の幅W1と従来の半導体装置におけるスクライブ3の幅W2を比較した場合、本実施の形態の方が従来のものより幅差d1だけ狭く形成できることがわかる。
これまでの従来技術では、スクライブPCM4による電気特性評価を行う際に、測定に用いるプローブ針とウェハ1の合わせ精度のため、ある程度の大きさでPCM電極パッド5−1を作成する必要があり、スクライブ3の幅はPCM電極パッド5−1により大きく形成しなければならなかった。しかし、本実施の形態では、PCM電極パッド5−1について、スクライブ3部分に形成するのでは無く半導体チップ2内に形成するため、スクライブ3の幅を、従来の場合に比べてより小さく形成することが可能となる。
次に、2つ目のメリットを説明する。
図4(a)、図4(b)により、本実施の形態の半導体装置においてスクライブPCM4のみが形成されたスクライブ3部分をダイシングカッター6でダイシングした時のフロー図を示し、図4(c)、図4(d)により、従来の半導体装置においてスクライブPCM4およびPCM電極パッド5−1が形成されたスクライブ3部分をダイシングカッター6でダイシングした時のフロー図を示す。
図4(a)、図4(b)により、本実施の形態の半導体装置においてスクライブPCM4のみが形成されたスクライブ3部分をダイシングカッター6でダイシングした時のフロー図を示し、図4(c)、図4(d)により、従来の半導体装置においてスクライブPCM4およびPCM電極パッド5−1が形成されたスクライブ3部分をダイシングカッター6でダイシングした時のフロー図を示す。
図4(a)と図4(c)を比較した場合、図4(a)に示す本実施の形態の場合の方が、図4(c)に示す従来の場合より厚さの薄いダイシングカッター6でカットすることが可能となる。更に図4(b)と図4(d)を比較した場合、図4(b)に示す本実施の形態の場合には、スクライブ3上にPCM電極パッド5−1が無いため、ダイシングを実施しても、図4(d)に示す従来の場合のスクライブ3部分のような「めくれあがった電極パッド」5−3が発生しないというメリットがある。
本発明の半導体装置およびその製造方法は、ダイシングの際に「めくれあがった電極パッド」が発生せず、加えて半導体チップの取れ数を落とすことの無いスクライブPCMの電極パッド構造を実現することができるものであり、スクライブPCM構造を有する半導体装置として有用である。
1 ウェハ
2 半導体チップ(半導体回路を集積化)
3 スクライブ
4 スクライブPCM
5−1 PCM電極パッド
5−2 製品電極パッド
5−3 めくれあがった電極パッド
6 ダイシングカッター
2 半導体チップ(半導体回路を集積化)
3 スクライブ
4 スクライブPCM
5−1 PCM電極パッド
5−2 製品電極パッド
5−3 めくれあがった電極パッド
6 ダイシングカッター
Claims (9)
- 基板上に、スクライブ領域により分割された状態で半導体回路が集積化された複数の半導体チップ領域が形成され、前記スクライブ領域に半導体プロセスを制御するために設けられたスクライブPCMを有する半導体装置において、
前記スクライブPCMから電極をとるためのPCM電極パッドを、前記半導体チップ領域内に形成した
ことを特徴とする半導体装置。 - 前記PCM電極パッドは、
前記半導体チップ領域内の製品電極パッドの隙間に形成した
ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 前記PCM電極パッドは、
前記半導体チップ領域内で千鳥状に配置された製品電極パッドの隙間に形成した
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体装置。 - 基板上に、スクライブ領域により分割された状態で半導体回路が集積化された複数の半導体チップ領域を形成し、前記スクライブ領域に半導体プロセスを制御するためのスクライブPCMを形成する半導体装置の製造方法であって、
前記スクライブPCMから電極をとるためのPCM電極パッドを、前記半導体チップ領域内に形成する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記PCM電極パッドは、
前記半導体チップ領域内の製品電極パッドの隙間に形成する
ことを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方法。 - 前記PCM電極パッドは、
前記半導体チップ領域内で千鳥状に配置された製品電極パッドの隙間に形成する
ことを特徴とする請求項4または請求項5記載の半導体装置の製造方法。 - 上面に電極パッドを有する半導体チップであって、
前記電極パッドは、
製品電極パッドおよびスクライブPCMから電極をとるためのPCM電極パッドからなる
ことを特徴とする半導体チップ。 - 前記PCM電極パッドは、
前記製品電極パッドの隙間に形成した
ことを特徴とする請求項7記載の半導体チップ。 - 前記PCM電極パッドは、
千鳥状に配置された前記製品電極パッドの隙間に形成した
ことを特徴とする請求項7または請求項8記載の半導体チップ。
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CN103311228A (zh) * | 2012-03-15 | 2013-09-18 | 英飞凌科技股份有限公司 | 管芯、晶片及处理晶片的方法 |
CN105990179A (zh) * | 2015-03-17 | 2016-10-05 | 英飞凌科技奥地利有限公司 | 用于双重区域分割的系统和方法 |
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2006
- 2006-08-29 JP JP2006231420A patent/JP2008060094A/ja active Pending
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