JP2008059726A - データ再生装置、データ再生方法、データ再生プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

データ再生装置、データ再生方法、データ再生プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】データを再生するときの娯楽性をより高める。
【解決手段】最終再生日特定部14は、再生対象の音声データの最終再生日を特定する。関連データ取得部15は、音声データの最終再生日に関連付けられている各種の関連データを検索し、取得する。音声データ再生部12が音声データを再生するとき、同時に関連データ再生部16が、最終再生日をキーにして音声データに関連付けられている関連データを再生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声データや画像データなどの各種のデータを再生するデータ再生装置、データ再生方法、データ再生プログラムおよび記録媒体に関する。
近年、携帯電話の内蔵メモリおよび外部メモリの容量は増加している。また、各種の携帯音楽プレイヤーや、音楽データをダウンロードできるサービスが、広く普及している。以上のような状況によって、ユーザは、通信回線を通じて音楽データをダウンロードしたり、外部メディアからデータを複製したりして、携帯電話や音楽プレイヤーを用いて気軽に再生する機会を数多く得ている。このことは、画像データについても同様である。
ここで、音声データを再生する際の娯楽性を高める各種の技術が従来、開発されている。たとえば特許文献1には、ユーザが再生指定した音楽ファイルに関連する音楽静止画関連情報を読み、静止画ファイル群に関連付けられている場合には、静止画ファイル群の中から該当する静止画を音楽静止画関連情報に従って再生する記録再生機器が開示されている。
この機器によれば、音楽ファイルを再生する際、関連付けられた静止画が再生される。したがって、同時に再生する静止画を、ユーザがわざわざ選択する必要がない。
また、画像データ再生時の娯楽性を高める技術として、特許文献2には、テレビジョン番組に関連する番組情報(番組名、放送チャンネル名、放送日時の放送情報と番組内容に関連した付帯情報)を、画像や音声として再生するテレビジョン装置が開示されている。
この装置によれば、テレビジョン放送番組に連動し、かつそれに関連する番組情報を光ディスクから読み出して再生表示する。したがって、テレビジョン装置を家庭における情報端末の一つとして活用できる。
特開2006−67269公報(2006年3月9日公開) 特開平7−236099公報(1995年9月5日公開)
しかし、上記した従来の技術は、音楽データを再生する際の娯楽性をさほど高められない問題を抱えている。たとえば、特許文献1の技術では、音楽ファイルの再生時、いつも同じ静止画が表示される。したがって、関連して表示される情報に新鮮味がなく、ユーザを楽しませることができない。
また、特許文献2の技術では、テレビジョン放送番組に連動して表示される番組情報は、いつも同じ情報である。したがって、特許文献1の技術と同様の問題を抱える。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、データを再生するときの娯楽性をより高められるデータ再生装置、データ再生方法、データ再生プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
(データ再生装置の基本構成)
本発明に係るデータ再生装置は、上記の課題を解決するために、
データを再生するデータ再生装置であって、
上記データが最後に再生された時間である最終再生時間を特定する最終再生時間特定手段と、
上記最終再生時間に関連付けられている関連データを検索する関連データ検索手段と、
上記データと同時に上記関連データを再生するデータ再生手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、データ再生装置は、データを再生する。ここでいうデータとは、電子的に再生可能なデータであれば何でもよく、たとえば音声を表す音声データであったり、画像を表す画像データであったりする。データ再生装置において、最終再生時間特定手段が、再生対象のデータの最終再生時間を特定する。たとえば最終再生日として、2006年1月1日などの日付を特定する。
つぎに関連データ検索手段が、特定された最終再生時間に関連付けられている関連データを検索する。ここでいう関連データは、たとえば、データ再生装置の内部に、所定の時間情報に関連付けられて、あらかじめ記憶されている。たとえば、2006年1月1日という時間情報に、その日に撮影した画像データ、その日に通話した相手や電話番号を表す通話履歴データなどが、関連データとして関連付けられている。そこで関連データ検索手段は、これらのデータを、再生対象のデータの最終再生時間をキーとして検索する。
データ再生手段は、データを再生するとき、同時に、検索された関連データも再生する。たとえばある楽曲データを再生しながら、その楽曲データの最終再生時間に撮影された画像や、最終再生時間に通話した相手の名前や電話番号を、ディスプレイに表示する。または、画像データを再生しながら、その画像データの最終再生時間に送受信された電子メールの情報(タイトル、送受信者、本文)を表示する。
これによりユーザは、データの再生を楽しみながら、同時に、データを前回再生したときの自身の状況や行動を、関連データの再生を通じて思い出すことができる。
しかも、データの再生と同時に再生される関連データの種類は、データが再生されるたびに異なる。なぜなら、関連データ検索手段が、データが前回再生されたときに関連する関連データを検索するからである。したがってデータ再生装置は、同じデータを再生するときに、毎回、同じ関連データを再生することがない。これにより、ユーザは、データと同時に再生される関連データに、飽きることがない。
以上のようにデータ再生装置は、データを再生するときの娯楽性をより高めることができる効果を奏する。
(データ再生方法)
本発明に係るデータ再生方法は、上記の課題を解決するために、
データを再生するデータ再生方法であって、
上記データが最後に再生された時間である最終再生時間を特定する最終再生時間特定ステップと、
上記最終再生時間に関連付けられている関連データを検索する関連データ検索ステップと、
上記データと同時に上記関連データを再生するデータ再生ステップとを含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係るデータ再生装置と同様の作用効果を奏する。
(履歴データの再生)
また、本発明に係るデータ再生装置では、さらに、
上記関連データは、データ再生装置の操作履歴を表す履歴データであることが好ましい。
上記の構成によれば、関連データは、データ再生装置の操作履歴を表す履歴データである。たとえばデータ再生装置が通話機能を有しているなら、操作履歴の例には通話履歴が該当する。また、たとえばデータ再生装置が電子メールの送受信機能を有しているなら、操作履歴の例には電子メールの送受信履歴が該当する。
本構成において、データ再生手段は、データを再生すると同時に、再生するデータの最終再生時間に関連付けられている履歴データを再生する。たとえば、データを再生すると同時に、当該データの最終再生時間に通話した相手の電話番号をディスプレイに表示したり、あるいはデータに送信した電子メールのタイトルを一覧にして表示したりする。
これによりユーザは、データ再生装置を備忘録として活用できる効果を奏する。
(関連データの外部検索)
上記関連データ検索手段は、
上記関連データをネットワーク通じて接続されているサーバ装置から検索することが好ましい。
上記の構成によれば、関連データ検索手段は、データの最終再生日に関連付けられている関連データを、通信ネットワークを通じて接続されているサーバ装置から検索する。たとえば、インターネットを通じて、ウェブサーバから、最終再生時間に公開されたニュース記事を検索し、関連データとして取得する。これによりデータ再生手段は、関連データを再生するとき、ニュース記事をディスプレイに表示する。
以上のようにデータ再生装置は、仮に関連データが自装置内になくても、外部から取得して再生できる効果を奏する。
(データ再生プログラム、記録媒体)
なお、上記データ再生装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記データ再生装置をコンピュータにおいて実現するデータ再生プログラム、およびそのデータ再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係るデータ再生装置は、データの最終再生時間に関連付けられている関連データを再生するデータ再生手段を備えているため、データを再生するときの娯楽性をより高められる効果を奏する。
本発明の一実施形態について、図1〜図4を参照して以下に説明する
(音声データ再生装置1の構成)
本実施形態に係る音声データ再生装置1(データ再生装置)について、図1を参照にして以下に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る音声データ再生装置1の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、音声データ再生装置1は、入力装置2、スピーカ3、ディスプレイ4、メモリ5および制御部10を備えている。
(入力装置2)
入力装置2は、情報を音声データ再生装置1に入力したり、ディスプレイ4に表示されている情報を選択したりするためにユーザが用いる装置である。たとえば各種の入力ボタンとして実現される。
(スピーカ3)
スピーカ3は、入力された音信号の表す音を再生(出力)する装置である。いわゆるステレオスピーカやモノラルスピーカに相当する。
(ディスプレイ4)
ディスプレイ4は、情報を表示しユーザに提示する装置である。たとえば液晶表示装置やプラズマ表示装置として実現される。
(メモリ5)
メモリ5は、制御部10が処理を実行する際に用いる各種のデータを記憶する。いわゆる不揮発性メモリや揮発性メモリに相当する。
(制御部10)
制御部10は、音声データ再生装置1が内部において実行する各種の処理を受け持つ。制御部10は、より詳しくは、操作受付部11、音声データ再生部12(データ再生手段)、音声データ取得部13(データ再生手段)、最終再生日特定部14(最終再生時間特定手段)、関連データ取得部15(関連データ検索手段)および関連データ再生部16(データ再生手段)を備えている。
これらの各部材がどのような機能を持ち、どのような処理を実行するのかについては、後述する。
(音楽データの詳細)
音声データ再生装置1は、何らかの音声を表す音声データを生成する。ここでいう音声とは、たとえば、一般に流通している楽曲や、ユーザが録音の際にマイクに吹き込む音声であればよい。つまり音声データは、楽曲データや録音データであればよい。
(データ構造)
音声データ再生装置1において、音声データを含む各種のデータが、所定の時間情報(日付情報)に関連付けられて、メモリ5に記憶されている。ここでいう時間情報とは、たとえば日付を特定する情報であったり、より詳しく、時間や分、あるいは秒までを特定する情報であったりする。
以下に、メモリ5に記憶されているデータの構造について、図2を参照して以下に説明する。図2は、音声データ再生装置1のメモリ5に記憶されているデータの構造の一例を示す図である。この図に示すように、音声データ再生装置1において、制御部10は、メモリ5に日付フォルダを作成する。図1の例では、2006年1月1日のデータフォルダを作成している。
制御部10は、生成したデータフォルダに、各種のデータを格納し、保存する。
音声データ再生装置1において、制御部10は、各種のアプリケーション(ソフトウェア)を実行する。たとえば、電子メールを送受信するアプリケーション、写真を撮影して画像データを生成するアプリケーション、電子マネーの課金を制御するアプリケーションなどを実行する。
これらのアプリケーションは、ユーザによる操作に応じた処理を実行し、処理の結果として生成したデータや、あるいは、操作の履歴を表すデータ(履歴データ)を、実行した時間に対応するデータフォルダに保存する。たとえば、2006年1月1日に電子メールを送受信したときは、2006年1月1日がタイトルとなるデータフォルダに、メールの送信履歴データおよび受信履歴データを保存する。たとえば、送受信相手のアドレス、送受信したメールの本文を保存する。
このように、制御部10は、実行するアプリケーションの種類に応じて、さまざまな履歴データを生成し、日付ごとのデータフォルダに保存する。図2の例で言えば、音声データ、画像データ、メール送受信履歴、通話履歴、移動履歴、ウェブアクセス履歴、アプリケーション使用履歴、電子マネー使用履歴、およびスケジュール履歴を保存している。これにより、音楽データと、その他の関連データとを、データフォルダのタイトルである日付情報を介して、互いに関連付ける。
(データフォルダに保存されるデータの種類)
制御部10がデータフォルダに保存する関連データには、上述したように各種のものがある。そこで、各具体例にについて以下に説明する。
制御部10は、音声データもデータフォルダに保存する。上述したように、音声データ再生部12は音声データを再生する。このとき音声データ再生部12は、音声データを再生した時間情報を、たとえば音声データ再生装置1のローカルクロックから取得する。こうして、音声データを再生したときの時間を、音声データの再生を最後に実行した時間(最終再生時間)として、音声データに関連付ける。具体的には、最終再生日のデータフォルダに、音声データを保存する。すなわち音声データ再生装置1において、各音声データには、最終再生日の情報が関連付けられている。
制御部10は、通話履歴の場合、発信履歴および受信履歴を、発信や受信を実行した日のデータフォルダに保存する。このとき、発信相手の名称、通話してきた相手の名称や電話番号、通話内容(通話内容が録音されている場合)、通話相手から送られ、着信時にディスプレイ4に表示されたメッセージなどを保存する。
制御部10は、画像の場合、画像そのもの、画像のタイトル、および画像の属性データなどを、画像を取得、生成、あるいは再生した日のデータフォルダに保存する。
制御部10は、電子メール送受信履歴の場合、送信先、受信元、電子メールのタイトル、本文、添付ファイルなどを、電子メールの送受信を行った日のデータフォルダに保存する。また、移動履歴の場合、GPS情報、GPS情報を住所に置き換えたデータなどを、GPS機能を利用した日のデータフォルダにを保存する。
制御部10は、ウェブページの場合、ウェブページのアクセス履歴、URL情報、URL情報から得られる、ウェブページのタイトルなどを、ウェブブラウザを利用した日のデータフォルダに保存する。たとえば、「www.sharp.co.jp」にアクセスした場合、タイトルとして「シャープ株式会社」を保存する。さらに、キャッシュ情報を保存する。
制御部10は、テレビの視聴履歴の場合、番組タイトルなどを、テレビを視聴した日のデータフォルダに保存する。また、電子マネー履歴の場合、購入金額、購入場所、購入品目などを、電子マネー機能を実行した日のデータフォルダに保存する。また、スケジュール履歴の場合、スケジュールの内容、相手、および場所を、スケジュール機能を利用した日のデータフォルダに保存する。
以上のように、データフォルダに保存されている、音声データ以外の各種データは、いずれも、音声データの最終再生日をキーとして音声データに互いに関連付けられている関連データである。
なお、上述した音声データおよび関連データは、必ずしも、それぞれが同じデータフォルダに保存されていなくてもいい。たとえば、各データが時間情報を属性情報として保持した状態でメモリ5に保存されていてもよい。この場合、関連データ取得部15は、再生対象の音声データが属性情報として持つ最終再生日をキーにして、メモリ5に保存されている各データを検索し、同じ最終再生日を属性情報として持つデータを、それぞれ関連データとして取得する。
また、音声データ再生装置1において、音声データおよび関連データは、メモリ5にあらかじめ記憶されていればよい。あるいは、その代わりに、外部の記憶媒体に記憶されていてもよい。また、一方がメモリ5に記憶され、他方が外部の記憶媒体に記憶されていてもよい。
(データの再生処理)
音声データ再生装置1が音声データを再生するときの処理について、図3を参照して以下に説明する。図3は、音声データ再生装置1が音声データを再生するときの処理の流れを示すフローチャートである。
この図に示すように、ユーザによる音声データの選択を、操作受付部11が受け付ける(ステップS31)。これにより音声データ取得部13が、メモリ5から、ユーザが指定した音声データを取得する。
つぎに最終再生日特定部14が、再生対象の音声データの最終再生日を特定する(ステップS32)。具体的には、再生対象の音声データが保存されているデータフォルダのタイトルを、音声データの最終再生日として特定する。たとえば、音声データが2006年1月1日のデータフォルダに保存されているとき、2006年1月1日を最終再生日として特定する。
つぎに固定している、音声データに関連付けられている関連データを検索する(ステップS33)。すなわち、音声データの最終再生日に関連付けられてメモリ5に保存されている関連データを検索する。具体的には、再生対象の音声データが保存されているデータフォルダに格納されている各データを、関連データとして検索する。
これにより、関連データ取得部15は、音声データの最終再生日に関連付けられている関連データがあるか否かを判定する(ステップS34)。
ステップS34における判定の結果が「偽」であるとき(No)、すなわち、音声データが格納されているデータフォルダに他のデータが無いときに、音声データ再生部12が、音声データを再生する(ステップS35)。このとき関連データ再生部16は、関連データを再生しない。すなわち音声データ再生装置1は、音声データのみを再生する。
一方、ステップS34における判定の結果が「真」であるとき(Yes)、関連データ取得部15が、関連データ再生部16によって検索された関連データを、メモリ5すなわちデータフォルダから取得する。これにより、音声データ再生部12が音声データを再生するとき、同時に、関連データ再生部16が、関連データを再生する(ステップS36)。このときスピーカ3から音声が流れると同時に、ディスプレイ4には、関連データの表す情報が表示される。
音声データの再生が終わると、音声データ再生部12は、再生した音声データの最終再生日を更新する(ステップS37)。具体的には、音声データを再生した日のデータフォルダに、再生した音声データを移動させる。これにより、音声データの最終再生日が変化する。したがって、音声データに関連付けられる関連データも、移動先のデータフォルダ
に保存されているデータに変更される。
なお、上記の例では、ステップS34における判定の結果が「偽」であるとき(NO)、すなわち、音声データが格納されているデータフォルダに他のデータがないときには、音声データ再生装置1は、音声データのみを再生している。しかしこのような処理に限定されることはなく、たとえば、関連データが存在しないときには、音声データと同時に、あらかじめ設定された所定のデータを再生してもよい。
(作用・効果)
以上のように、音声データ再生装置1を用いるユーザは、音声データの再生を楽しみながら、同時に、音声データを前回再生したときの自身の状況や行動を、関連データの再生を通じて思い出すことができる。
しかも、音声データの再生と同時に再生される関連データの種類は、音声データが再生されるたびに異なる。なぜなら関連データ取得部15が、音声データが前回再生されたときに関連する関連データを検索するからである。したがって音声データ再生装置1は、同じ音声データを再生するときに、毎回、同じ関連データを再生することがない。これにより、ユーザは、音声データと同時に再生される関連データに、飽きることがない。
以上のように音声データ再生装置1は、音声データを再生するときの娯楽性をより高めることができる
また、関連データは、音声データ再生装置の操作履歴を表す履歴データである。たとえば音声データ再生装置1が通話機能を有しているなら、操作履歴の例には通話履歴が該当する。また、たとえば音声データ再生装置1が電子メールの送受信機能を有しているなら、操作履歴の例には電子メールの送受信履歴が該当する。
このとき、音声データ再生部12が音声データを再生すると同時に、関連データ再生部16が、再生される音声データの最終再生日に関連付けられている履歴データを再生する。たとえば、音声データの再生と同時に、最終再生日に通話した相手の電話番号をディスプレイ4に表示したり、あるいは送信した電子メールのタイトルを一覧にして表示したりする。
これによりユーザは、音声データ再生装置1を備忘録として活用できる。
(リストの表示)
なお、制御部10は、一定期間再生されていない音声データをメモリ5から検索し、ユーザが暫く聞いてない音声のリスト(ナツメロのリスト)として、ディスプレイ4に表示させることができる。これにより、ユーザが選択したナツメロを再生すると共に、ナツメロの最終再生日に関連付けられている関連データを再生できる。
この例について、図4を参照して以下に説明する。図4(a)は、一定期間再生されていない音声データのリストの表示例を示す図である。図4(b)は、音声データの再生と同時に関連データを再生するときの画面表示例を示す図である。
図4(a)に示すように、制御部10は、メモリ5に保存されている音声データのプレイリストを生成し、ディスプレイ4に表示させる。このときユーザが、入力装置2を通じて、「最近聞いていないナツメロ曲」を選択したとする。この選択に応じて、制御部10は、一定期間再生されていない音声データをメモリ5から検索する。こうして、検索した音声データごとに、タイトルと最終再生日とを取得して、リスト表示させる。図4(a)の例では、タイトルA〜タイトルCが、それぞれ、最終再生日を表すテキストと共に並べられて表示される。
このときユーザが、図4(a)のナツメロリストの中から、入力装置2を通じてタイトルAを選択したとする。これにより音声データ取得部13は、メモリ5から、ユーザが選択した音声データを取得し、音声データ再生部12に出力する。したがって音声データ再生部12は、ユーザが選択した音声データを再生する。
同時に、最終再生日特定部14が、タイトルAの音声データの最終再生日(2006年1月1日)を特定する。これにより音声データ取得部13が、タイトルAに関連付けられている関連データをデータフォルダから取得し、関連データ再生部16に出力する。関連データ再生部16は、関連データを再生する。
以上の処理によって、音声データ再生部12がスピーカ3を通じてタイトルAの音声を流すとき、同時に、関連データ再生部16が、関連データの表す情報をディスプレイ4に表示させる。たとえば、図4(b)に示すように、2006年1月1日にユーザが撮影した画像を表示する。この表示が終了したあと、関連データ取得部15は、電子メールの送受信履歴をディスプレイ4に表示させる。たとえば、電子メールのタイトルおよび本文を表示させる。他にも関連データがあるなら、順次、切り替えて表示させる。たとえば、移動履歴データがあるなら、地図上に移動場所を表示させるなどする。
なお、関連データ再生部16は、任意の再生手法を用いて、関連データを再生すればよい。たとえば、関連データの表す情報を、ディスプレイ4にスライドショーとして表示してもよい。すなわち、各種の関連データを順次再生することによって、通話履歴の表示、電子メール送受信履歴の表示などを切り替えてもよい。
あるいは、関連データの表す情報をいったんディスプレイ4にリスト表示したあとに、ユーザに、どの情報を表示させるのかを選択させてもよい。これにより関連データ再生部16は、ユーザが選択した情報をディスプレイ4に表示させる。
また、音声データ再生装置1内に関連データが保存されておらず、サーバに関連データが保存されている場合には、制御部10は、通信回線を通じてサーバに挿入し、サーバ内に記憶されている関連データをダウンロードして、再生してもよい。
(関連データの外部検索)
また、関連データ取得部15は、関連データを、ネットワーク通じて接続されているサーバ装置から検索し、取得してもよい。たとえば、インターネットを通じて、ウェブサーバから、音声データの最終再生日に公開されたニュース記事を検索し、関連データとして取得する。これにより関連データ再生部16は、関連データを再生するとき、ニュース記事をディスプレイ4に表示させる。これにより音声データ再生装置1は、仮に関連データが自装置内になくても、外部から取得して再生できる。
(履歴データの再生)
また、音声データ再生装置1では、関連データは、音声データ再生装置の操作履歴を表す履歴データであることが好ましい。たとえば音声データ再生装置1が通話機能を有しているなら、操作履歴の例には通話履歴が該当する。また、たとえば音声データ再生装置1が電子メールの送受信機能を有しているなら、操作履歴の例には電子メールの送受信履歴が該当する。
このとき音声データ再生部12が音声データを再生すると同時に、関連データ再生部16が、再生される音声データの最終再生時間に関連付けられている履歴データを再生する。たとえば、音声データを再生されるとき、当該音声データの最終再生時間に通話した相手の電話番号をディスプレイ4に表示したり、あるいは音声データに送信した電子メールのタイトルを一覧にして表示したりする。
これによりユーザは、音声データ再生装置1を備忘録として活用できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
たとえば、上述した最終再生日とは、最終再生時間の下位概念に相当する。すなわち音声データ再生装置1では、データフォルダのタイトルとして、日付のみならず時、分、秒などの詳細な時間を表す時間情報が設定されていてもよい。
また、上記の実施形態では、本発明に係るデータ再生装置の例として、音声データを再生する音声データ再生装置を説明した。しかし本発明は係る構成に限定されない。たとえば画像データを再生する画像データ再生装置としても実現できる。この場合、画像データ再生装置は、画像データを再生するとき、当該画像データの最終再生時間に関連付けられた所定の関連データを、同時に再生する。たとえば、画像データを再生してディスプレイに画像を表示する際、当該画像データの最終再生時間(最終再生日)に送受信された電子メールについての履歴情報(タイトル、送受信者、本文)を、画像の下の方にテロップのような形で表示することができる。係る構成であっても、データ再生時の娯楽性を従来技術に比べてより高めることができる点に変わりはない。
このように、本発明のデータ再生装置が再生するデータは、音や光などの物理的刺激を通じてユーザに音声や画像、あるいはテキストなどの情報の知覚を促すような電子的な再生が可能なデータであれば、音声データや画像データに限らず、どのようなデータでもよい。
(その他の構成)
なお、本発明を、データ再生装置において、表示手段とデータの最終再生日付を取得する日付取得手段と前記日付取得手段にて取得される日付を情報属性として持つデータを検索するデータ検索手段と前記データ検索手段にて検索されたデータを前記データ再生時に再生、または提示することを特徴とするデータ再生装置としても実現できる。
(音楽データ再生プログラムおよび記録媒体)
最後に、音声データ再生装置1に含まれている各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち音声データ再生装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、この制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記制御プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記制御プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
この構成により、本発明の目的は、所定の記録媒体によっても達成できる。この記録媒体は、上述した機能を実現するソフトウェアである音声データ再生装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録していればよい。音声データ再生装置1にこの記録媒体を供給する。これにより、コンピュータとしての音声データ再生装置1(またはCPUやMPU)が、供給された記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し、実行すればよい。
プログラムコードを音声データ再生装置1に供給する記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また音声データ再生装置1は、通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して音声データ再生装置1に供給する。この通信ネットワークは、音声データ再生装置1にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえば、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、大量のデータをメモリに記憶させて保存し、いつでも好きなときに再生できる各種のデータ再生装置(端末装置)として、幅広く利用できる。
本発明の一実施形態に係る音声データ再生装置の要部構成を示すブロック図である。 音声データ再生装置のメモリに記憶されているデータの構造の一例を示す図である。 音声データ再生装置が音声データを再生するときの処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は、一定期間再生されていない音声データのリストの表示例を示す図であり、(b)は、音声データの再生と同時に関連データを再生するときの画面表示例を示す図である。
符号の説明
1 音声データ再生装置(データ再生装置)
2 入力装置
3 スピーカ
4 ディスプレイ
5 メモリ
10 制御部
11 操作受付部
12 音声データ再生部(データ再生手段)
13 音声データ取得部(データ再生手段)
14 最終再生日特定部(最終再生時間特定手段)
15 関連データ取得部(関連データ検索手段)
16 関連データ再生部(データ再生手段)

Claims (6)

  1. データを再生するデータ再生装置であって、
    上記データが最後に再生された時間である最終再生時間を特定する最終再生時間特定手段と、
    上記最終再生時間に関連付けられている関連データを検索する関連データ検索手段と、
    上記データと同時に上記関連データを再生するデータ再生手段とを備えていることを特徴とするデータ再生装置。
  2. 上記関連データは、データ再生装置の操作履歴を表す履歴データであることを特徴とする請求項1に記載のデータ再生装置。
  3. 上記関連データ検索手段は、
    上記関連データをネットワークを通じて接続されているサーバ装置から検索することを特徴とする請求項1に記載のデータ再生装置。
  4. データを再生するデータ再生方法であって、
    上記データが最後に再生された時間である最終再生時間を特定する最終再生時間特定ステップと、
    上記最終再生時間に関連付けられている関連データを検索する関連データ検索ステップと、
    上記データと同時に上記関連データを再生するデータ再生ステップとを含んでいることを特徴とするデータ再生方法。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載のデータ再生装置を動作させるデータ再生プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのデータ再生プログラム。
  6. 請求項5に記載のデータ再生プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014003388A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Buffalo Inc 情報処理装置及びプログラム

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