JP4030440B2 - メッセージ再生装置、メッセージ記録および再生方法、およびプログラム - Google Patents

メッセージ再生装置、メッセージ記録および再生方法、およびプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メッセージ記録および再生装置および方法に係り、特に、各種コンテンツに対し、所定のタイミングを指定してメッセージを入力し、前記コンテンツを再生する際、前記指定されたタイミングで前記メッセージを自動的に再生するようにして各種コンテンツを媒介としたコミュニケーションを図るようにしたメッセージ再生装置、メッセージ記録および再生方法、およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、テレビの楽しみ方としては、単に放送局から送信されてくる電波を受信して、番組を視聴するという受動的な楽しみ方のみであったが、近年は、テレビ番組を録画する録画装置(ビデオレコーダ)がほとんどの家庭に普及しており、番組を録画しておき、自分が見たいときに再生して視聴するように、放送時間に拘束されることなく、自分の都合で自由に楽しむことも広く行われている。
また、テレビ自体の機能も進化しており、双方向テレビのように、視聴者側から放送局側へ働きかけるような能動的な楽しみ方も可能となってきている。
さらに、パソコンの普及や通信媒体の発達によりインターネットを通じた番組や音楽等のコンテンツの配信等の様々な情報提供サービスも行われるようになっており、各種コンテンツの楽しみ方も非常に多様化してきている。
【0003】
例えば、特許文献1には、テレビなどで放送される放送コンテンツに関連のある情報を、テレビ放送電波などの放送媒体とは別の通信媒体を介して提供するシステムが開示されている。
すなわち、例えば、テレビ受像装置、ビデオレコーダ、ホームサーバあるいはラジオ受信装置等の放送受信装置に対して、放送コンテンツを放送するとともに、パソコン、PDA、携帯電話、PHS、インターネット接続機能を備えた放送受信装置あるいはホームサーバ等の通信端末装置に対して、通信コンテンツを提供するようにしている。なお、ここで放送コンテンツを受信する放送受信装置と通信コンテンツを受信する通信端末装置とは、必ずしも別々の装置である必要はなく、1つの装置で両方の機能を有する情報受信装置という形であってもよいとされている。
【0004】
また、特許文献2には、写真の娯楽性を高めるために、撮影画像データを可視画像として再生する際に、メッセージを合成するようにしたメッセージ付き画像再生方法およびシステムが開示されている。
すなわち、これは、再生すべき撮影画像の画像データから、メッセージを書き込む参照画像を作成して、知人や友人等のメッセージを書き込んでもらう者に伝送し、メッセージを書き込んで返送してもらい、返送されたメッセージを前記再生すべき撮影画像に寄せ書き風に合成して出力するようにしたものである。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−142208号公報
【特許文献2】
特開2001−268342号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、現在の様々なメディアを利用するにあたり、単に一方的にコンテンツ等の提供を受けるのみではなく、受け手側からもコンテンツ提供側あるいは他の第三者に向けて、何か情報を発信することができることが望まれている。この点、上記特許文献1に記載のものは、放送コンテンツ以外に、それに関連した通信コンテンツが提供されているが、これも業者(放送局側)が提供した関連情報のみであり、例えば、知人や友人からのメッセージのように親しみのあるものとは異なり、面白味に欠ける。また、上記のものにおいては、視聴者の側が、積極的に関連情報のサイトにアクセスしなければならず、関連情報を得るのに煩わしい手続きが必要とされる。
さらに、視聴者が、その知人や友人等の第三者に対して、メッセージを発信することができないという問題がある。
【0007】
また、上記特許文献2に記載のものでは、メッセージを書き込んでもらうべき画像を、メッセージを書き込む第三者に対して送信するのに手間がかかる。
さらに、これは、第三者のメッセージを画像に合成するものであり、自らのメッセージを発信するのには対応していないという問題がある。
【0008】
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであり、コンテンツへのメッセージ情報の記録およびその再生を容易に行うことを可能とし、各種コンテンツを媒介とした、第三者とのコミュニケーションを実現し、コンテンツ鑑賞における娯楽性を向上させたメッセージ再生装置、メッセージ記録および再生方法、およびプログラムを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、コンテンツ再生手段によるコンテンツ再生中に、所定のタイミングで特定のコンテンツを指定するコンテンツ指定手段と、
前記指定された特定のコンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成するコンテンツ識別情報生成手段と、前記指定した特定のコンテンツに関連した関連情報を入力する関連情報入力手段と、前記コンテンツ識別情報と、前記関連情報または該関連情報のアクセス先とを対応付けてメッセージ情報として記録するメッセージ情報記録手段と、を有するメッセージ記録装置により記録されたメッセージ情報を再生するメッセージ再生装置であって、コンテンツ再生手段と、前記メッセージ記録装置から提供されたメッセージ情報を蓄積するメッセージ情報蓄積手段と、前記コンテンツ再生手段によるコンテンツ再生中に、該再生中のコンテンツ中に、そのコンテンツに対応したメッセージ情報が記録された特定のコンテンツが存在するか否か、該特定のコンテンツを示すコンテンツ識別情報がメッセージ情報蓄積手段内に存在するか否か検索するメッセージ検索手段と、前記メッセージ情報が記録された特定のコンテンツが存在することが検出された場合に、前記特定のコンテンツに対応する関連情報を、前記メッセージ情報蓄積手段あるいは前記関連情報のアクセス先から読み出して、前記コンテンツ識別情報により、前記コンテンツの再生に合わせて前記関連情報を再生する関連情報再生手段と、を有することを特徴とするメッセージ再生装置を提供する。
【0010】
又、前記課題を解決するために、本発明の第2の態様は、メッセージ記録装置側においては、コンテンツ再生中に、再生中のコンテンツから所定のタイミングで特定のコンテンツを指定し、該特定のコンテンツに関連する関連情報が入力されると、前記指定された特定のコンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成し、前記コンテンツ識別情報と、前記関連情報または該関連情報のアクセス先とを対応付けてメッセージ情報として記録するとともに、メッセージ再生装置側に提供し、メッセージ再生装置側においては、メッセージ情報を受け取って蓄積しておき、まずコンテンツを再生し、そのコンテンツに対応したメッセージ情報が記録された特定のコンテンツが前記再生中のコンテンツ中に存在するか否か検索し、前記メッセージ情報が記録された特定のコンテンツが存在する場合には、前記特定のコンテンツに対応する関連情報を、前記コンテンツの再生中に再生することを特徴とするメッセージ記録および再生方法を提供する。
【0011】
さらに、本発明第3の態様は、メッセージ記録装置側において、画像を含むコンテンツの再生中に、該再生中の画像を含むコンテンツから所定のタイミングで画像コンテンツ中の特定の画像を指定し、該特定の画像に関連する関連情報が入力されると、前記指定された特定の画像を識別する画像識別情報を生成し、前記画像識別情報と、前記関連情報または該関連情報のアクセス先とを対応付けてメッセージ情報として記録するとともに、メッセージ再生装置側に提供し、メッセージ再生装置側においては、前記特定の画像に対応したメッセージ情報を受け取って蓄積しておき、コンテンツを再生する際、前記メッセージ情報が記録された特定の画像が再生中の画像コンテンツ中に現れる毎に、該特定の画像に対応した関連情報を、前記コンテンツの再生に合せて再生するようにすることを特徴とするメッセージ記録および再生方法を提供する。
【0012】
本発明の第4の態様は、メッセージ記録装置側において、コンテンツ再生中に、再生中のコンテンツから所定のタイミングで特定のコンテンツを指定し、該特定のコンテンツに関連する関連情報を入力するステップと、前記指定された特定のコンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成するステップと、前記コンテンツ識別情報と、前記関連情報または該関連情報のアクセス先とを対応付けてメッセージ情報として記録するとともに、メッセージ再生装置側に提供するステップと、メッセージ再生装置側において、メッセージ情報を受け取って蓄積するステップと、コンテンツを再生し、そのコンテンツに対応したメッセージ情報が記録された特定のコンテンツが前記再生中のコンテンツ中に存在するか否か検索するステップと、前記メッセージ情報が記録された特定のコンテンツが存在する場合に、前記特定のコンテンツに対応する関連情報を、前記コンテンツの再生中に前記コンテンツに合わせて再生するステップと、を含むことを特徴とするメッセージ記録および再生方法をコンピュータに実行させるコンピュータ実行可能なプログラムを提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のメッセージ再生装置、メッセージ記録および再生方法、およびプログラムについて、添付の図面に示される好適実施形態を基に詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明に係るメッセージ記録装置およびメッセージ再生装置を含んで構成されるメッセージ記録再生システムの第1実施形態の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態は、共通のコンテンツを基に、任意のタイミングを指定してそのコンテンツに対するメッセージ情報を入力し、伝送し、そのコンテンツの再生に合わせて、指定されたタイミングでメッセージ情報を再生することにより、各種コンテンツを媒介としたコミュニケーションを実現するようにしたものである。
なお、ここでは、説明の都合上、メッセージ記録装置とメッセージ再生装置を別のものとして分けて記載しているが、実際上は、各装置は記録および再生の両方の機能を有しており、共通のコンテンツを利用して相互にメッセージ情報の発信をすることが可能である。
【0021】
図1に示すように、本実施形態のメッセージ記録再生システム1は、メッセージ記録装置10(メッセージ記録装置側、あるいは以下単にメッセージ記録側とも言う。)と、メッセージ再生装置20(メッセージ再生装置側、あるいは以下単にメッセージ再生側とも言う。)とにより構成され、メッセージ記録装置10とメッセージ再生装置20は、インターネット30を介して接続されている。
【0022】
メッセージ記録装置10は、主に、コンテンツ再生手段としてのテレビ11、装置全体の制御等を行うパソコン12から構成される。パソコン12には、関連情報入力手段として、キーボード、マウスあるいは音声入力用のマイクロフォン等から成る入力装置13、及びメッセージ情報記録手段としての記憶装置14が接続されている。
また、コンテンツ指定手段として、テレビ視聴中に特定のコマ(シーン)を指定するためのリモコン15が備えられている。さらに、テレビ11内にはパソコンがあり、リモコン15によって指定されたコマ(特定コンテンツ)を識別するためのコンテンツ識別情報を生成するコンテンツ識別情報生成手段16として機能する。なお、このコンテンツ識別情報生成手段16は、テレビ11側ではなく、パソコン12側が有していてもよい。
【0023】
メッセージ再生装置20も同様に、主に、コンテンツ再生手段としてのテレビ21、装置全体の制御等を行うパソコン22から構成される。テレビ21には、録画された放送あるいは市販のソフト等を再生するためのビデオレコーダやDVDプレーヤ等のコンテンツ再生装置23が接続されている。
パソコン22には、メッセージ記録装置10側からインターネット30を介して送られてきたメッセージ情報を蓄積するメッセージ蓄積手段としての記憶装置24が接続されている。また、パソコン22は、記憶装置24(メッセージ情報蓄積手段)内を検索するメッセージ検索手段25を有している。
なお、詳しくは後述するが、関連情報はテレビ21で再生されるが、関連情報をパソコン22に付属のディスプレイ26によって再生するようにしてもよい。
【0024】
本実施形態のメッセージ記録再生システム1は、以上のような構成となっているが、これは一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、記憶装置14、24は、このように外付けのハードディスクのようなものではなく、パソコン12、22内のメモリを利用してもよい。
さらに、それぞれテレビ11、21とパソコン12、22は、このように別体とせずに、例えば、テレビを画像処理機能を有するデジタルテレビとして、これらを一体化したものとしてもよい。
【0025】
以下、本実施形態の作用を図2のフローチャートに沿って説明する。
まず、図2のステップ100において、メッセージ記録側であるメッセージ記録装置10において、テレビ11により、テレビ放送を視聴中に、任意のタイミングでリモコン15の特殊ボタンをオンにすることで、メッセージを付加しようとする、テレビ画面に表示されたコマ(シーン)を指定する。
【0026】
コマが指定されると、次にステップ110において、テレビ11側のコンテンツ(コマ)識別情報生成手段16によって、指定されたコマを識別するためのコマ識別情報が生成される。このコマ(シーン)識別情報としては、例えば、現在視聴中のテレビ番組を識別するコンテンツIDとコマを示す情報の組み合わせが好適に例示される。しかし、コマ識別情報は、これに限定されるものではなく、例えば、その番組の放送開始から何分何秒経ったという経過時間やコマを指定した時の時刻等、そのコマを識別できるものであれば何でもよい。なお、コンテンツIDは、放映データに付属しているものとする。
【0027】
また、前述したように、コマ識別情報は、テレビ11側でなく、パソコン12側で生成するようにしてもよい。ただし、その場合には、リモコン15からの、コマを指定する信号や、放送されているテレビ番組についてのコンテンツID等の必要な情報がテレビ11から、パソコン12側に送られるものとする。
【0028】
次に、ステップ120において、その指定したコマに対する関連情報を、パソコン12に付属の入力装置13から入力する。例えば、入力装置13のマイクロフォンから音声メッセージとして入力する。関連情報とは、例えば、そのテレビ番組についての感想や出演者についてのコメント等、友人等に伝えたい内容の情報であり、音声メッセージには限定されず、テキスト、静止画、動画あるいはプログラム等、またメッセージ発信者を示す名前や顔画像等が挙げられる。また、例えば、オプションとして画面中のどの位置に関連情報を表示するかと指定もできるようにしてもよい。
関連情報の入力が済んだら、リモコン15の特殊ボタンをオフにする。
【0029】
次にステップ130において、コマ識別情報とそのコマに対する関連情報を対応付けてメッセージ情報として記憶装置14に記録する。また、インターネット30を介して、このメッセージ情報をメッセージ再生側に送信する。このとき、実際のシステムでは、インターネット30に多数の記録および再生装置が接続されており、そのうちどの再生装置に送信するかを、例えば、メッセージ記録装置10の入力装置13から入力して指定する。
【0030】
また、上で述べた例では、コマを指定すると直ぐに(リアルタイムで)、メッセージ(関連情報)を入力したが、必ずしも、このような流れで行う必要はなく、まず、コマの指定だけしておいて、後で別のタイミングでメッセージを入力するようにしてもよい。この場合、コマの指定がなされると、コマ識別情報が生成され、このコマ識別情報のみが一旦記録される。後に、メッセージ(関連情報)を入力すると、このメッセージを付すべきコマのコマ識別情報と対応付けがされてメッセージ情報として記憶装置14に記録される。
なお、関連情報は、必ずしも、記憶装置14に記録される必要はなく、インターネット上のサーバ等の別の場所へ送りそこで保管するようにしてもよい。この場合、その関連情報のアクセス先がコマ識別情報とともに記憶装置14に記録される。関連情報が画像データ等の容量の大きいものである場合に、このようにすることは有効である。
すなわち、メッセージ情報の構成としては、コマ識別情報+関連情報、あるいはコマ識別情報+関連情報のアクセス先、の2通りがあることになる。
【0031】
以上のステップ100からステップ130までの働きは、メッセージ記録側すなわちメッセージ記録装置10側で行われる動作であり、次のステップ140から後の働きは、メッセージ再生側すなわちメッセージ再生装置20側で行われる動作である。
【0032】
次に、ステップ140において、メッセージ再生側であるメッセージ再生装置20は、メッセージ記録装置10から送られて来たメッセージ情報を受け取ると、メッセージ情報蓄積手段である記憶装置24に記憶(蓄積)する。
記憶装置24に蓄積されるメッセージ情報は、このように友人知人から送られて来たものを受信したものには限定されず、自分で作成したものでもよいし、業者によって作成されたデータであってもよい。
【0033】
次にステップ150において、コンテンツを再生する。これは、この場合具体的には、メッセージ記録側で視聴していたテレビ放送を録画したものをコンテンツ再生装置23を用いてテレビ21に再生するか、または、同じテレビ番組の再放送をテレビ21で視聴することである。なお、上記テレビ放送の録画は、メッセージ再生側で録画してもよいし、あるいはメッセージ記録側で録画して、録画したものをメッセージ再生側で受け取り、再生するようにしてもよい。
実際には、テレビ21では、録画、再放送あるいは市販のビデオ等、様々なコンテンツが再生される。これらにはそれぞれそのコンテンツを識別するためのコンテンツIDが付されているものとする。次に説明するように、そのコンテンツIDを用いて、再生中のそのコンテンツにメッセージが付されていないか検索が行われる。
【0034】
次に、ステップ160において、再生中のテレビ番組中のあるコマ(シーン)にメッセージ(関連情報)が付加されていないか、メッセージ情報の検索を行う。この検索は、パソコン22がテレビ21で再生中の番組のコンテンツIDを識別し、記憶装置24に蓄積されているメッセージ情報の中から、メッセージ検索手段25が、該当する番組コンテンツを示すメッセージ情報を検索することで行われる。
【0035】
この検索の具体的方法も、特に限定的ではなく、様々な方法が可能である。例えば、再生中の番組を示すコンテンツIDを有するメッセージ情報が存在した場合、特定のコマを指定するコマ識別情報により、これに対応するメッセージ(関連情報)を検索して、記憶装置24に関連情報が記憶されている場合には、これを読み出し、関連情報のアクセス先が記憶されている場合には、そのアクセス先にアクセスして(必要に応じて、パソコン22に連結された記憶装置やインターネット30経由でデータを入手して)関連情報を読み出す。
読み出された関連情報は、音声、テキスト、画像等の種類に応じた形で、コマ識別情報の示すコマのタイミングで自動的に出力(再生)される。
コマの指定が時間でされている場合には、そのコンテンツ(テレビ放送等)の再生が開始されてからの経過時間をカウントして、その時間に対応するメッセージ情報がないか検索し、関連情報がある場合には、その時間のタイミングで自動的に再生を行う。
【0036】
関連情報は、通常、テレビ21で再生される。このとき、再生側では、関連情報を表示するエリアやその表示サイズ、さらに表示するか否かを示すオン・オフを設定することができることが好ましい。また、表示内容も、メッセージ発信者の名前や顔画像等を表示したり、音声データをテキストデータに変換して、例えばテロップ風にして再生したり、逆にテキストデータを音声データに変換して再生したりする等のデータ変換により形式を変えて再生するように設定できることが好ましい。また、動画の場合に、動画として再生するのではなく、連続した静止画としてインデックス画像化して表示するように設定できるようにしてもよい。また、メッセージ情報中に画面位置情報の指定がある場合には、その指定された画面位置に関連情報を表示するようにしてもよい。
【0037】
また、同一のコンテンツ(例えばテレビ放送)に対して、複数の人から、同一のコマに対するメッセージ情報が送られて来た場合には、表示位置をずらして関連情報を再生したり、あるいは、関連情報が音声データであれば、時間をずらして再生したりしてもよい。
このように本実施形態によれば、複数の人の間で、コンテンツを媒介にして相互にメッセージを記録し、伝送し、自動的に再生することで、コミュニケーションを実現することが可能となる。
【0038】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態は、前述した第1実施形態と略同じであるが、メッセージ(関連情報)の再生方法において異なっている。
すなわち、第1実施形態では、まずコンテンツを再生して、そのコンテンツに対してメッセージが付加されていないかメッセージ情報を検索して、存在した場合には、指定されたタイミングでメッセージ(関連情報)を再生するようにしたものであったが、本第2実施形態は、まず、メッセージ(関連情報)を再生し、その関連情報が付されたコンテンツを検索して、コンテンツを再生し、そのコンテンツに対し指定されたタイミングで関連情報を再度再生するようにしたものである。
【0039】
図3は、本発明の第2実施形態に係るメッセージ記録装置およびメッセージ再生装置を含んで構成されるメッセージ記録再生システムの概略構成を示すブロック図である。
図3に示すように、本第2実施形態を実施する装置構成は図1のシステムと略同様である。本実施形態が前記第1実施形態と異なる点は、メッセージ再生装置20のパソコン22がメッセージ検索手段25の代わりにコンテンツ検索手段27を有していることである。
【0040】
コンテンツ検索手段27は、メッセージ情報がどのコンテンツに対して付加されたものか、コンテンツIDを用いてそのメッセージ情報に対応するコンテンツを検索するものである。検索する範囲は、パソコン22、記憶装置24または再生手段23等であるが、必要に応じてその他の場所、例えばインターネット30を介してインターネットサイトを検索するようにしてもよい。
【0041】
以下、本実施形態の作用を図4のフローチャートに沿って説明する。
図4において、ステップ200からステップ230までは、メッセージ記録装置10側の動作であり、前記第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0042】
以下、メッセージ再生装置20側の作用について、ステップ240以下を参照して説明する。
ステップ240において、メッセージ再生側であるメッセージ再生装置20は、メッセージ記録装置10から送られて来たメッセージ情報を受け取ると、メッセージ情報蓄積手段である記憶装置24に記憶(蓄積)する。
【0043】
次にステップ250において、メッセージ情報中の関連情報を再生し、ステップ260において、そのメッセージ情報が示すコンテンツを検索する。
すなわち、コンテンツ検索手段27は、コンテンツIDをキーとして、そのメッセージ情報に対応するコンテンツを検索する。パソコン22、記憶装置24、再生手段23等の中を検索する。その結果、いずれにもない場合には、例えば、そのコンテンツが市販のソフトであればそのタイトルをテレビ21あるいはディスプレイ26に表示して、そのソフトを再生手段23にセットするように督促するメッセージを出力するようにしてもよい。または、インターネット30経由で、ダウンロードできるかインターネット30のサイトを検索してもよい。
【0044】
そのメッセージ情報に対応するコンテンツが検索できた場合には、次のステップ270において、コンテンツを再生し、このコンテンツの再生に合わせて、指定されたタイミングで関連情報を再生する。
なお、このとき、コンテンツを全編再生する前に、メッセージ情報の指定タイミングに応じた部分のみのダイジェスト版を再生するようにしてもよい。このようにすれば、メッセージ再生側の人間がすでにそのコンテンツを知っている場合に、コンテンツのどの部分(シーン)に対するメッセージなのかを確認しながら素早くメッセージを追って行くことができる。
【0045】
このように、本実施形態によれば、メッセージ情報に重点を置いて、メッセージ情報からコンテンツを検索して再生するようにしたため、友人がコメントを寄せたコンテンツを素早く見ることができ、円滑なコミュニケーションを実現することができる。
【0046】
以上の実施形態においては、コンテンツとしてテレビ放送を例にとって説明したが、もちろんコンテンツはテレビ放送に限定されるものではなく、テレビ放送を録画したものや市販のビデオやDVD等であってもよい。
または、インターネット上の各ホームページ画面等の、コンピュータ通信を用いた伝送データでもよい。なお、テレビ放送としては、伝送媒体や方式、提供側に限定はなく、例えば、放送局/インターネット放送、アナログ/デジタル放送、地上波/衛星/ケーブル方式等のいずれでもよく、何ら制限はされない。
またコンテンツの種類も、テレビ放送や映画のように映像(画像)と音声とが一緒になったものばかりでなく、ラジオ放送のように音声のみのものや、逆に画像あるいはテキストのみのものであってもよい。
【0047】
例えば、音楽コンテンツの再生の場合、ラジオ番組やCD等を聞きながら、感想等をメッセージ(関連情報)として記録し、友人や知人に伝送するようにしてもよい。この場合、その音楽コンテンツを特定するコンテンツ識別情報として、ラジオ番組の場合であれば、番組のIDと曲のID、CDの場合であれば、CDのIDと曲No.等により曲を指定することができる。さらに、その曲の特定の部分についてコメントしたい場合には、例えばその曲の開始からの経過秒数を指定するようにしてもよい。付加するメッセージ(関連情報)は、音声でもテキストでもあるいは画像でもよい。このようにして、メッセージ記録側では、コンテンツ識別情報と関連情報を合わせてメッセージ情報として記録するとともに、メッセージを伝えたい友人知人に伝送する。
【0048】
メッセージ情報が伝送されたメッセージ再生側では、同じラジオ番組を録音してある場合にはそれを再生し、また同じCDを持っている場合には、それを再生すると、再生側のパソコンにより、指定されたタイミングでメッセージ情報(関連情報)が再生される。
関連情報の再生は、再生側のテレビ、スピーカ、パソコン付属のディスプレイ等様々な方法が可能である。メッセージ記録側で指定した方法で再生してもよいし、メッセージ再生側で、必要に応じてデータ変換をしたりして、自分の好みの方法で再生するようにしてもよい。
【0049】
なお、メッセージ記録側で、音楽コンテンツ自体も記録して、メッセージ再生側に伝送するようにしてもよい。こうすれば、メッセージを伝えたい友人等が、同じラジオ番組を聞いていなかったり、同じCDを持っていなかった場合であっても、コンテンツとメッセージを組み合わせて伝えることができる。
【0050】
また、例えば、テキストコンテンツの場合、メッセージ記録側では、いわゆる電子ブックや文書ファイル等のテキストコンテンツを再生しながら、任意のタイミング(あるいは任意の表示画面上の位置)で、感想等のコメントをメッセージ(関連情報)として記録し、メッセージ再生側の友人知人に伝送する。
この場合、コンテンツ識別情報は、文書コンテンツを識別する情報であり、例えば文書コンテンツのID、ファイル名およびページ(さらには行)等を指定すればよい。
【0051】
テキストコンテンツは自分で作成した文書でもよいし、インターネットを介してダウンロードしたものや、その他の任意のものでもよい。自分で作成した文書の場合、インターネット上のサーバに記録しておけば、再生側の友人がそこへアクセスすることによってその文書を入手することができ、メッセージ情報のみを伝送すればよいため、伝送するデータ容量を気にしなくてすむ。
なお、コンテンツの例として、文書作成(ワープロ)、表計算、プレゼンテーション用の各種ソフト(市販/自作問わず)でも適用可能である。
【0052】
また、例えば、ゲームソフトの場合、メッセージ記録側において、ゲームソフトを実行中に、その表示画面を見ながら、例えばあるゲーム局面や特定キャラクタについて、解説や感想あるいは裏技やゲーム攻略法等をメッセージ(関連情報)として記録し、友人知人に伝送する。
また、この場合、コンテンツ識別情報としては、ゲームソフトの識別情報であり、ゲームソフトのIDおよび局面を指定するものである。これは、指定されたゲームの局面(ゲームシーン)が再現(特定)できるものであればどのようなものでもよい。例えば、プレイヤーによる出力指示のタイミング情報(ゲームの進行における時系列的な出力指示のタイミング)、ゲーム内における内部制御情報(場面設定、発生データ等)、ゲームの実行におけるプレイヤーによる操作の時系列情報等から構成されるゲーム履歴情報を用いることができる。
【0053】
メッセージ情報を受け取ったメッセージ再生側では、同じゲームソフトを実行すると、メッセージ記録側で指定した局面において、その記録されたメッセージが自動的に再生される。このような例の場合、上記第2実施形態のように、メッセージ情報の再生を先に行うようにすると、そのゲームソフトにメッセージが付されていることがわかるため、ゲームをやる気になり、コミュニケーションが図られることとなり好ましい。
【0054】
次に、例えば、自作あるいは同好会等で作成したコンテンツの場合、コンテンツはその同好会のデータベース内で管理され、コンテンツ識別情報としては、そのファイル名あるいはデータベース内での識別データ等を用いるようにすることが好ましい。
【0055】
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
上に説明した実施形態においては、表示画面に表示されたあるコマ(シーン)を指定して、すなわちコマ単位で、メッセージ(関連情報)を入力するようにしていたが、これに対し、本実施形態は、そのコマ中の特定の画像(被写体)を指定して、すなわち被写体単位で、メッセージ(関連情報)を入力するようにするものである。
なお、本実施形態を実行する装置(システム)としては図1に示すものが例示される。
【0056】
また、この場合コンテンツは、例えば、カメラによって撮影された画像であり、その撮影画像を、例えば、パソコン12付属のディスプレイ等の表示画面に表示して、その画像中に写されている特定の被写体を、例えばマウス等で指定して、これに対して、例えばキーボード等からメッセージ(関連情報)を入力する。
【0057】
この場合、コンテンツ識別情報、すなわち、そのコマに誰が写っているか、写っている人物(被写体)を特定する(同定)情報が必要となる。例えば、あるコマを表示して、マウスである被写体を囲んで指定した場合、パソコン12側で、その人物の顔領域を抽出し、画像処理を行って画像特徴量等を算出してそれをコンテンツ識別情報とすることもできる。再生側では、撮影画像を表示する毎に、その中から被写体の顔領域を抽出して、その画像特徴量等を比較したり、顔画像のパターンマッチングを行うことにより、指定された被写体か否か判定するようにしてもよい。
【0058】
またあるいは、コマ中の被写体をより簡単に識別する方法として、例えば、撮影時にGPS付きのカメラを用い、さらに被写体自身もGPSを有し、その位置関係から被写体を特定し、そのデータをカメラ側で生成し、撮影と同時に記録するようにしてもよい。再生側では、このカメラによって記録された被写体を特定するデータにより被写体を特定し、メッセージを再生することができる。
その他に、被写体が有するPDA(携帯情報通信端末)とカメラとが交信したり、被写体が有するICタグをカメラのセンサで検出したりして、被写体を特定するようにしてもよい。
【0059】
上に例示したような方法で、コマ中から被写体を抽出・同定して、これをコマに対する付属情報として持つようにする。これにより、そのコマに写されている被写体を直ぐに特定することができる。
メッセージ記録側では、このようにして生成された被写体識別情報と関連情報を合わせてメッセージ情報として記録するとともに、メッセージ再生側に伝送する。
【0060】
メッセージ再生側では、メッセージ情報を受け取ると、記憶装置24に蓄積しておく。そして撮影写真の画像コンテンツを例えばディスプレイ26等に再生すると、パソコン22で、表示されている画像中から被写体を抽出して、記憶装置24に蓄積されている被写体と一致するか否か判断して、蓄積されている被写体画像と一致するものがあった場合には、それに対応するメッセージ(関連情報)を再生する。
【0061】
この場合、何枚もの撮影画像に同一被写体が撮影されている場合がある。そのような場合には、最初の一枚中の被写体について指定し、メッセージを付しておけば、あとは同じ被写体が撮影されているコマが表示される毎に、たとえそのコマについては指定がされていなくとも、自動的にそのメッセージが再生されるようにしてもよい。あるいは、最初の一枚のみメッセージを再生して、あとは表示しないように設定できるようにしてもよい。
【0062】
また、自作のムービーやテレビ放送のような動画コンテンツの場合でも、パソコンにおける処理を高速に行なうことができれば、ある被写体(役者等の登場人物)を指定して、それに対してメッセージ(例えば、その役者についての解説等)を入力して、再生時にその人物(役者)が登場する毎にメッセージを再生するようにしてもよい。
この場合、毎回同じメッセージではなく、解説メッセージ等をいくつかに区切って少しずつ違うメッセージを再生するようにして、変化を付けてもよい。
なお、本実施形態において、音声データとは、人物の音声、音楽、その他各種の音響データを含むものである。
また、本発明の請求項4における特定の区切り時点の例としては、(1)DVD市販ソフトにおけるチャプター(業者設定で固有のタイミング)や、(2)DVDレコーダのユーザ編集機能によるチャプター割り付け(任意のタイミング)等が考えられる。また、特定の区切り時点として複数ポイントを設定することが可能である。ただし、上記(2)のユーザ編集機能による任意のタイミングでの区切り割り付けの場合は、メッセージ記録装置側自身で再生する場合はそのまま有効であるが、他のメッセージ再生装置側に対しては、その区切りタイミングを示す情報(ソフト固有の区切り時点からの相対的経過時間(秒)または経過フレーム)も伝送する必要がある。
【0063】
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、上で説明した実施例においては、コンテンツを再生しながら、特定のタイミングを指定して、メッセージ情報を入力し、記録・伝送するようにしたため、共通のコンテンツを基にして、気軽にコミュニケーションをとることが可能となった。
また、メッセージ情報そのものではなく、メッセージ情報のアクセス先を設定するようにし、メッセージ情報をコンテンツとは別に記録・伝送することができるようにしたため、データ容量を気にせずに知人へのメッセージ情報の伝送が容易にできるようになった。
また、メッセージ再生側では、指定されたタイミングで自動的にメッセージが再生されるため、自分から情報を探しに行く必要がなく、メッセージ情報を気楽に鑑賞することが可能となった。
【0064】
以上、本発明のメッセージ記録および再生装置および方法について、詳細に説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0065】
【発明の効果】
以上、説明した通り、本発明によれば、コンテンツへの任意のタイミングでのメッセージ情報の記録およびその再生を容易に行うことで、共通のコンテンツを基にした第三者との容易なコミュニケーションの実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るメッセージ記録装置およびメッセージ再生装置を含んで構成されるメッセージ記録再生システムの第1実施形態の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 第1実施形態の作用を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の第2実施形態に係るメッセージ記録装置およびメッセージ再生装置を含んで構成されるメッセージ記録再生システムの概略構成を示すブロック図である。
【図4】 第2実施形態の作用を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 メッセージ記録再生システム
10 メッセージ記録装置
11、21 テレビ
12、22 パソコン
13 入力装置
14、24 記憶装置
15 リモコン
16 コンテンツ識別情報生成手段
20 メッセージ再生装置
23 コンテンツ再生装置
25 メッセージ検索手段
26 ディスプレイ
27 コンテンツ検索手段
30 インターネット

Claims (4)

  1. コンテンツ再生手段によるコンテンツ再生中に、所定のタイミングで特定のコンテンツを指定するコンテンツ指定手段と、
    前記指定された特定のコンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成するコンテンツ識別情報生成手段と、
    前記指定した特定のコンテンツに関連した関連情報を入力する関連情報入力手段と、
    前記コンテンツ識別情報と、前記関連情報または該関連情報のアクセス先とを対応付けてメッセージ情報として記録するメッセージ情報記録手段と、を有するメッセージ記録装置により記録されたメッセージ情報を再生するメッセージ再生装置であって、
    コンテンツ再生手段と、
    前記メッセージ記録装置から提供されたメッセージ情報を蓄積するメッセージ情報蓄積手段と、
    前記コンテンツ再生手段によるコンテンツ再生中に、該再生中のコンテンツ中に、そのコンテンツに対応したメッセージ情報が記録された特定のコンテンツが存在するか否か、該特定のコンテンツを示すコンテンツ識別情報がメッセージ情報蓄積手段内に存在するか否か検索するメッセージ検索手段と、
    前記メッセージ情報が記録された特定のコンテンツが存在することが検出された場合に、前記特定のコンテンツに対応する関連情報を、前記メッセージ情報蓄積手段あるいは前記関連情報のアクセス先から読み出して、前記コンテンツ識別情報により、前記コンテンツの再生に合わせて前記関連情報を再生する関連情報再生手段と、を有することを特徴とするメッセージ再生装置。
  2. メッセージ記録装置側においては、コンテンツ再生中に、再生中のコンテンツから所定のタイミングで特定のコンテンツを指定し、該特定のコンテンツに関連する関連情報が入力されると、
    前記指定された特定のコンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成し、前記コンテンツ識別情報と、前記関連情報または該関連情報のアクセス先とを対応付けてメッセージ情報として記録するとともに、メッセージ再生装置側に提供し、
    メッセージ再生装置側においては、メッセージ情報を受け取って蓄積しておき、まずコンテンツを再生し、そのコンテンツに対応したメッセージ情報が記録された特定のコンテンツが前記再生中のコンテンツ中に存在するか否か検索し、前記メッセージ情報が記録された特定のコンテンツが存在する場合には、前記特定のコンテンツに対応する関連情報を、前記コンテンツの再生中に再生することを特徴とするメッセージ記録および再生方法。
  3. メッセージ記録装置側において、画像を含むコンテンツの再生中に、該再生中の画像を含むコンテンツから所定のタイミングで画像コンテンツ中の特定の画像を指定し、該特定の画像に関連する関連情報が入力されると、
    前記指定された特定の画像を識別する画像識別情報を生成し、前記画像識別情報と、前記関連情報または該関連情報のアクセス先とを対応付けてメッセージ情報として記録するとともに、メッセージ再生装置側に提供し、
    メッセージ再生装置側においては、前記特定の画像に対応したメッセージ情報を受け取って蓄積しておき、
    コンテンツを再生する際、前記メッセージ情報が記録された特定の画像が再生中の画像コンテンツ中に現れる毎に、該特定の画像に対応した関連情報を、前記コンテンツの再生に合せて再生するようにすることを特徴とするメッセージ記録および再生方法。
  4. メッセージ記録装置側において、コンテンツ再生中に、再生中のコンテンツから所定のタイミングで特定のコンテンツを指定し、該特定のコンテンツに関連する関連情報を入力するステップと、
    前記指定された特定のコンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成するステップと、
    前記コンテンツ識別情報と、前記関連情報または該関連情報のアクセス先とを対応付けてメッセージ情報として記録するとともに、メッセージ再生装置側に提供するステップと、
    メッセージ再生装置側において、メッセージ情報を受け取って蓄積するステップと、
    コンテンツを再生し、そのコンテンツに対応したメッセージ情報が記録された特定のコンテンツが前記再生中のコンテンツ中に存在するか否か検索するステップと、
    前記メッセージ情報が記録された特定のコンテンツが存在する場合に、前記特定のコンテンツに対応する関連情報を、前記コンテンツの再生中に前記コンテンツに合わせて再生するステップと、を含むことを特徴とするメッセージ記録および再生方法をコンピュータに実行させるコンピュータ実行可能なプログラム。
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