JP2008259075A - コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生プログラム、および記録媒体 - Google Patents

コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生プログラム、および記録媒体 Download PDF

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拓也 木下
Katsuyoshi Doi
克良 土居
Masafumi Takahashi
雅史 高橋
Tatsuo Shudo
達生 首藤
Aya Enatsu
彩 江夏
Masaaki Hirata
真章 平田
Soichi Nitta
壮一 仁田
Yasushi Furukawa
裕史 古川
Azusa Umemoto
あずさ 梅本
Kiyotaka Kashihigashi
清貴 樫東
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Abstract

【課題】無音のコンテンツを再生するとき、ユーザに身近な音声を同時に流す。
【解決手段】表示・音声出力部13は、写真をディスプレイ6にスライドショー表示する。通信部14は、電子番組表を通じて入力された番組特定情報(放送関連情報、予定情報)をサーバ2に送信することによって、音楽データの送信をサーバ2に要求する。サーバ2では、テーブル参照部23が、通信部14から送信された番組特定情報に関連する音楽データを、テーブル24から検索する。通信部21は、テーブル参照部23が検索した音楽データを端末装置1に送信する。表示・音声出力部13は、サーバ2から送信される音楽データが表す音声を、写真のスライドショー中に、ディスプレイ6のスピーカを通じて鳴らす。
【選択図】図1

Description

本発明は、無音のコンテンツを再生するとき、同時に音声を流すコンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生プログラム、および記録媒体に関する。
近年、テレビジョン装置の大画面を使い、画像を閲覧する機会が増えている。たとえば、複数の画像を順番に自動で表示する、いわゆるスライドショー表示の機能を有するテレビジョン装置がよく利用されている。
スライドショー表示される画像は、通常、音声を有していない。つまりユーザは、スライドショーの閲覧中に音声を聞くことがない。音声無しに画像だけを閲覧することを、ユーザは物足りなく感じることが多い。この傾向は、テレビジョン装置において放送番組を視聴中、写真のスライドショー表示に切り替えたときに、特に強くなる。スライドショーの開始前には耳にしていた音声が、急に途絶えてしまうからである。
そこで従来、このような物足りなさを解消すべく、スライドショー表示する画像に関連する音声を、画像に関する情報に基づき選択して再生する技術が、いくつか開発されている。
特許文献1には、撮影時期情報を含む画像を順に再生するスライドショーを実行する場合、撮影日付をキーにして、その当時の流行していた楽曲を外部サーバに検索させ、その音楽ファイルをダウンロードし、ダウンロードした音楽ファイルの再生を開始すると共に、スライドショーを開始する技術が開示されている。
特許文献2には、画像における画像情報と、スライドショーで再生される複数の楽曲のそれぞれにおける固有の楽曲情報との関連度に基づいて、画像に対する楽曲を選択し、選択した楽曲を画像の再生時に流す技術が開示されている。
これらと同様の技術は、特許文献3〜7にも開示されている。
特開2006−164229(2006年6月22日公開) 特開2005−341511(2005年12月8日公開) 特開2004−5788(2006年1月5日公開) 特開2006−65002(2006年3月9日公開) 特開2006−98657(2006年4月13日公開) 特開2003−316805(2003年11月7日公開) 特開2005−204021(2005年7月28日公開)
しかし、上述した従来技術では、ユーザに身近な音声が流れるかどうかわからない問題がある。流れるのはあくまで画像に関連する音声であり、この音声にユーザが興味や関心を抱けない虞が生ずる。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、無音のコンテンツを再生するとき、ユーザに身近な音声を同時に流すコンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生プログラム、および記録媒体を提供することにある。
本発明に係るコンテンツ再生装置は、上記の課題を解決するために、
再生時に音声を出力しない無音コンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、
コンテンツ再生装置が過去に処理したコンテンツに関する過去情報、および、コンテンツ再生装置が今後処理する予定のコンテンツに関する予定情報の少なくともいずれかに関連する音声データを検索する検索手段と、
上記音声データを、上記無音コンテンツの再生中に再生する再生手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、コンテンツ再生装置は、再生時に音声を出力しない無音コンテンツを再生する。無音コンテンツの一例として、スライドショー表示される写真データがある。
コンテンツ再生装置において、検索手段は、コンテンツ再生装置が過去に処理したコンテンツ(過去に再生した映画など)に関する過去情報(映画のタイトルなど)に関連する音声データ(映画の主題歌など)を検索する。または、コンテンツ再生装置が今後処理する予定のコンテンツ(録画予約された放送番組など)に関する予定情報(放送番組の録画予約リストに含まれるタイトル)に関連する音声データ(放送番組のテーマ曲)を検索する。なお、音声データを検索するとき、過去情報および予定情報の少なくともいずれかを用いればよい。
過去情報および予定情報は、いずれも、ユーザに身近なコンテンツに関する情報である。これらの情報を用いるので、検索手段は、ユーザに身近な音声データを検索する。その結果、再生手段は、無音のコンテンツを再生するとき、ユーザに身近な音声を同時に流すことになる。
以上のように、コンテンツ再生装置は、無音のコンテンツを再生するとき、ユーザに身近な音声を同時に流すことができる効果を奏する。その結果、ユーザは、無音コンテンツの閲覧時に、自身に身近な音声を耳にできる。
(コンテンツ再生方法)
本発明に係るコンテンツ再生方法は、上記の課題を解決するために、
再生時に音声を出力しない無音コンテンツを再生するコンテンツ再生装置が実行するコンテンツ再生方法であって、
コンテンツ再生装置が過去に処理したコンテンツに関する過去情報、および、コンテンツ再生装置が今後処理する予定のコンテンツに関する予定情報の少なくともいずれかに関連する音声データを検索する検索工程と、
上記音声データを、上記無音コンテンツの再生中に再生する再生工程とを含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係るコンテンツ再生装置と同様の作用効果を奏する
(過去情報の一例)
また、本発明に係るコンテンツ再生装置では、さらに、
上記過去情報は、コンテンツ再生装置が過去に再生したコンテンツの履歴情報であることが好ましい。
上記の構成によれば、検索手段は、コンテンツ再生装置が過去に再生したコンテンツの履歴情報に関連する音声データを検索する。たとえば、コンテンツ再生装置が過去に再生した映画のタイトル情報に関連する、当該映画の主題歌の音声データを検索する。
これによりユーザは、無音コンテンツの再生中に、過去に視聴した映画の主題歌を耳にする。つまりユーザは、身近な音声を耳にできる。
(過去情報の一例)
また、本発明に係るコンテンツ再生装置では、さらに、
上記過去情報は、コンテンツ再生装置が最後に再生したコンテンツに関する情報であることが好ましい。
上記の構成によれば、検索手段は、コンテンツ再生装置が最後に再生したコンテンツに関する情報に関連する音声データを検索する。たとえば、コンテンツ再生装置が過去に受信して再生した放送番組のタイトル情報に関連する、当該放送番組のテーマ曲の音声データを検索する。
これによりユーザは、無音コンテンツの再生中に、直近に視聴していた放送番組のテーマ曲を耳にする。したがって、自身に非常に身近な音声を耳にできる。
(予定情報の一例)
また、本発明に係るコンテンツ再生装置では、さらに、
上記予定情報は、放送番組の録画予約リストに含まれる情報であることが好ましい。
上記の構成によれば、放送番組の録画予約リストに含まれる情報に関連する音声データを検索する。たとえば、コンテンツ再生装置が3時間後に録画する予定の放送番組のタイトル情報に関連する、当該放送番組のテーマ曲の音声データを検索する。
これによりユーザは、無音コンテンツの再生中に、近々視聴する予定の放送番組のテーマ曲を耳にする。したがって、自身に非常に身近な音声を耳にできる。
(電子番組表の利用)
上記再生手段が音声データの再生を開始したあとに、電子番組表を表示する表示手段をさらに備え、
上記検索手段は、上記電子番組表を通じて入力された上記予定情報に関連する音声データを検索することが好ましい。
上記の構成によれば、検索手段は、ユーザが電子番組表を通じて入力した予定情報(たとえば放送番組のタイトル情報)に関連する音声データを検索する。電子番組表を通じて入力されたタイトル情報は、ユーザが明示的に選択した放送番組の情報であるため、ユーザがそのとき興味や関心を抱いている放送番組の情報だといえる。したがって、検索手段は、ユーザに身近な音声データ(たとえば放送番組の主題歌の音声データ)を検索する。
これによりユーザは、無音コンテンツの再生中に、自身に非常に身近な音声を耳にできる。また、ユーザは、電子番組表から情報を選択するという、すでによく知られた簡単な入力操作を行うだけでよい。
(コンテンツ再生システム)
本発明に係るコンテンツ再生システムは、上記の課題を解決するために、
再生時に音声を出力しない無音コンテンツを再生するコンテンツ再生装置、および、サーバ装置を備えており、
上記コンテンツ再生装置は、
上記コンテンツ再生装置が過去に処理したコンテンツに関する過去情報、および、上記コンテンツ再生装置が今後処理する予定のコンテンツに関する予定情報の少なくともいずれかを上記サーバ装置に送信する送信手段と、
上記サーバ装置から送信される音声データを受信する受信手段と、
上記受信手段が受信した音声データを、上記無音コンテンツの再生中に再生する再生手段とを備えており、
上記サーバ装置は、
上記送信手段から送信される情報を受信するサーバ側受信手段と、
上記サーバ側受信手段が受信した情報に関連する音声データを検索する検索手段と、
上記検索手段によって検索された音声データを、上記コンテンツ再生装置に送信するサーバ側送信手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、コンテンツ再生システムは、無音のコンテンツを再生するとき、ユーザに身近な音声を同時に流すことができる効果を奏する。
(コンテンツ再生装置)
本発明に係るコンテンツ再生装置は、上記の課題を解決するために、
再生時に音声を出力しない無音コンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、
上記無音コンテンツの再生中に、当該無音コンテンツとは異なる他のコンテンツを表すコンテンツ情報に関連する音声データを再生する再生手段と、
上記音声データの再生開始後、上記他のコンテンツを処理する処理手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、コンテンツ再生装置は、再生時に音声を出力しない無音コンテンツを再生する。無音コンテンツの一例に、スライドショー表示される写真データがある。
コンテンツ再生装置において、再生手段は、無音コンテンツ(スライドショー表示される写真など)の再生中に、当該無音コンテンツとは異なる他のコンテンツ(放送番組など)を表すコンテンツ情報(放送番組のタイトルなど)に関連する音声データ(放送番組の主題歌など)を再生する。これによりユーザは、たとえば、写真のスライドショーの閲覧中に、放送番組の主題歌を耳にする。
さらに、コンテンツ再生装置において、処理手段は、音声データ(放送番組の主題歌など)の再生開始後、他のコンテンツ(放送番組など)を処理(再生、録画など)する。たとえば、放送番組の主題歌を耳にしているユーザによる明示的な指示入力があったときに、放送番組を受信して再生したり、あるいは録画予約したりする。したがって、ユーザは、耳にした主題歌を通じて興味を持った放送番組を、今すぐ、または後に視聴できる。
以上のようにコンテンツ再生装置は、無音コンテンツの再生中に流す音声に関連するコンテンツに興味を持ったユーザに、当該コンテンツの視聴機会を確実に提供できる効果を奏する。
(コンテンツ再生方法)
本発明に係るコンテンツ再生方法は上記の課題を解決するために、
再生時に音声を出力しない無音コンテンツを再生するコンテンツ再生装置が実行するコンテンツ再生方法であって、
上記無音コンテンツの再生中に、当該無音コンテンツとは異なる他のコンテンツを表すコンテンツ情報に関連する音声データを再生する再生工程と、
上記音声データの再生開始後、上記他のコンテンツを処理する処理工程とを含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係るコンテンツ再生装置と同様の作用効果を奏する。
(他のコンテンツの再生)
また、本発明に係るコンテンツ再生装置では、さらに、
上記処理手段は、上記他のコンテンツを再生することが好ましい。上記の構成によれば、ユーザは、音声に関連するコンテンツに興味を持ったとき、直ちに視聴できる。
(他のコンテンツの録画予約)
また、本発明に係るコンテンツ再生装置では、さらに、
上記他のコンテンツは放送番組であり、
上記処理手段は、上記放送番組が現在は放送中ではないが、将来に放送される予定があるなら、上記放送番組の録画を予約することが好ましい。
上記の構成によれば、コンテンツ再生装置は、音声を通じてユーザが興味を持った放送番組を、すぐには視聴できなくても、後で視聴できるように手配できる効果を奏する。
(コンテンツ再生システム)
本発明に係るコンテンツ再生システムは、上記の課題を解決するために、
再生時に音声を出力しない無音コンテンツを再生するコンテンツ再生装置、および、サーバ装置を備えており、
上記サーバ装置は、
上記無音コンテンツとは異なる他のコンテンツを表すコンテンツ情報と、当該コンテンツ情報に関連する音声データとを、上記コンテンツ再生装置に送信するサーバ側送信手段を備えており、
上記コンテンツ再生装置は、
上記サーバ側送信手段から送信される上記コンテンツ情報および上記音声データを受信する受信手段と、
上記受信手段が受信した上記音声データを、上記無音コンテンツの再生中に再生する再生手段と、
上記音声データの再生開始後、上記受信手段が受信した上記コンテンツ情報に関連する上記他のコンテンツを処理する処理手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、コンテンツ再生システムは、無音コンテンツの再生中に流す音声に関連するコンテンツに興味を持ったユーザに、当該コンテンツの視聴機会を確実に提供できる効果を奏する。
(プログラムおよび記録媒体)
なお、上記コンテンツ再生装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記コンテンツ再生装置をコンピュータにおいて実現するコンテンツ再生プログラム、およびそのコンテンツ再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係るコンテンツ再生装置は、上記無音コンテンツの再生中に、当該無音コンテンツとは異なる他のコンテンツを表すコンテンツ情報に関連する音声データを再生する再生手段と、上記音声データの再生開始後、上記他のコンテンツを処理する処理手段とを備えているため、無音のコンテンツを再生するとき、ユーザに身近な音声を同時に流す効果を奏する。
〔実施形態1〕
本発明に係る第1の実施形態について、図1〜図8を参照して以下に説明する
(コンテンツ再生システム100の構成)
まず、本実施形態に係るコンテンツ再生システム100について、図1を参照にして以下に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ再生システム100の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、コンテンツ再生システム100は、端末装置1およびサーバ2を含んでいる。両者は、通信ネットワーク3を介して互い接続され、データおよび情報をやり取りする。端末装置1は、操作装置4およびディスプレイ6に接続されている。ディスプレイ6は図示しないスピーカを備えており、音声出力機能を有する。なお、端末装置1、操作装置4、およびディスプレイ6は、一体化されていてもよい。
(端末装置1)
端末装置1は、ユーザインタフェース(UI)部11、制御部12、表示・音声出力部13(処理手段、再生手段)、通信部14(受信手段、送信手段)、音楽データ取得要求作成部15、および写真データ記憶部16を備えている(図1)。各部材の詳細については後述する。
(サーバ2)
サーバ2は、通信部21(サーバ側受信手段、サーバ側送信手段)、制御部22、テーブル参照部23(検索手段)、およびテーブル24を備えている(図1)。各部材の詳細については後述する。
(コンテンツ再生システム100の概要)
コンテンツ再生システム100において、端末装置1aは、再生時に音声を出力しない写真(無音コンテンツ)を、スライドショーとしてディスプレイ6に表示する。さらに、放送関連情報の入力を電子番組表を通じて受け付け、受け付けた情報に関連する音楽データ(音声データ)を、サーバ2に要求する。サーバ2は、端末装置1aから受信した放送関連情報に関連する音楽データをテーブル24から検索し、端末装置1aに送信する。端末装置1aは、受信した音楽データを、写真のスライドショー表示中に再生する。これにより、ディスプレイ6のスピーカを通じて音声を出力する。
つまり端末装置1aは、無音の写真の再生中に、当該写真に関連する音声ではなく、放送番組に関連するユーザの嗜好を反映した音声(たとえば放送番組の主題歌)を流す。これによりユーザは、写真の閲覧中に、自身が興味を持つ放送に関連する音声を耳にする。言い換えるとユーザは、今自分が身近に思っている音声を聞くことができる。
ユーザは、写真の閲覧中に、当該写真に関連する音声を必ず聞きたいとは限らない。むしろ、直前まで視聴していた放送番組の主題歌や、今自分が関心のある放送番組のテーマ曲を、聞きたいと思うことがよくある。本発明は、このようなユーザの要望を十分に満足する。
(コンテンツ再生処理の一例)
コンテンツ再生システム100におけるコンテンツ再生処理の一例について、図2を参照して以下に説明する。図2は、端末装置1が、写真30をスライドショー表示しているとき、放送番組に関連する音声を出力する際の処理の流れを示すシーケンス図である。
ユーザは、操作装置4を操作し、スライドショーの表示指示を入力する。操作装置4は、入力内容を表す情報をUI部11に出力する。入力した情報に応じて、UI部11は、スライドショーの表示を写真データ記憶部16に要求する(ステップS1)。
写真データ記憶部16は、内部に複数の写真データを記憶している。UI部11からの要求に応じて、写真データ記憶部16は、記憶している写真データ(ユーザが指定したもの)を読み出し、表示・音声出力部13に出力する(ステップS2)。表示・音声出力部13は、入力された写真データが表す写真30を、図3に示すようにディスプレイ6に表示する。(ステップS3)。図3は、写真30を表示しているディスプレイ6を表す図である。
ディスプレイ6は、写真30をスライドショー表示する。ユーザは写真30のスライドショーを閲覧する。写真30は再生時に音声を出力しないコンテンツなので、ユーザは、写真30の閲覧中に、ディスプレイ6から音声を聴くことがない。本実施形態において、ユーザは、写真30の閲覧中に音声を聞きたいと思ったとき、操作装置4のEPGボタンを押下する。操作装置4は、EPGボタンが押下されたことを、UI部11に通知する。この通知を受けると、UI部11は、スライドショー中の音楽選択を制御部12に要求する(ステップS4)。
この要求に応じて、制御部12は、図示しないメモリから、図4に示す電子番組表を読み出し、表示・音声出力部13に出力する(ステップS5)。図4は、電子番組表32の一例を示す図である。表示・音声出力部13は、入力された電子番組表32として、図5に示すようにディスプレイ6に表示する(ステップS6)。図5は、電子番組表32を表示しているディスプレイ6を表す図である。図5の電子番組表32は、実際には、図4に示すように、チャネル番号、番組タイトル、および放送時間帯を表にした状態で表示される。
ユーザは、操作装置4を操作し、表示された電子番組表32から放送番組を1つ選択する。操作装置4は、選択結果をUI部11に通知する(ステップS7)。この通知に基づき、UI部11は、ユーザが選択した番組に関連する音楽データの取得を、制御部12に要求する(ステップS8)。制御部12は、ユーザが選択した番組についての番組特定情報(放送チャネル情報、時刻情報など)を電子番組表(図4)から抽出し、音楽データ取得要求作成部15に出力する(ステップS9)。この番組特定情報は、上述した放送関連情報の一例である。
音楽データ取得要求作成部15は、音楽データ取得要求を生成し、入力された番組特定情報と共に通信部14に出力する(ステップS10)。通信部14は、入力された番組特定情報をサーバ2に送信する。これにより、当該番組特定情報に関連する音楽データの取得を、サーバ2に要求する(ステップS11)。このとき通信部14はHttp Getメソッドを使用する。
通信部14から送信された番組特定情報を、サーバ2において、通信部21が受信し、制御部22に出力する。制御部22は、入力された番組特定情報をテーブル参照部23に出力する。テーブル参照部23は、入力された番組特定情報をキーとしてテーブル24を検索する。 (テーブル24の一例)
テーブル24の一例を図6に示す。図6は、テーブル24の一例を示す図である。この図に示すように、テーブル24は、音楽データと、放送関連情報(放送チャネル情報および放送番組時刻情報)とを、互いに関連付けて記憶している。放送チャネル情報は、放送番組のチャネル番号を表す情報である。放送番組時刻情報は、放送番組が放送される時間帯を表す情報である。たとえば放送チャネル情報が「8ch」であり、かつ、放送番組時刻情報が「2006/12/5 22:00−22:54」であるとき、テーブル参照部23は、音楽データとして「アーティストD_曲名4.aac」をテーブル24から、検索する。
テーブル参照部23は、検索した音楽データをテーブル24から取得し、通信部21に出力する。通信部21は、入力された音楽データを端末装置1に送信する(ステップS12)。
サーバ2から送信された音楽データを、通信部14が受信し、表示・音声出力部13に出力する(ステップS13)。表示・音声出力部13は、入力された音楽データをディスプレイ6に出力する(ステップS14)。これによりディスプレイ6は、図7に示すように、電子番組表32の表示を消し、写真30をスライドショー表示しつつ、入力した音楽データが表す音声34を、図示しないスピーカに出力する。図7は、写真30を表示していると共に音声34を出力しているディスプレイ6を表す図である。
(本実施形態の利点)
以上のように、端末装置1は、写真30の表示中に、写真30に直接関連する音声ではなく、放送番組に関連する音声を出力する。したがって、放送業者にとっては、スライドショー中に流れる音声に、放送番組の宣伝効果を期待できる。
また、端末装置1は、音楽データの選択をユーザに求めるとき、テレビジョン装置が有する入力インタフェースとしての電子番組表を利用する。したがって、ユーザは、放送番組に関連する音声の再生指示を、簡単に入力できるし、さらに、放送番組を検索するのと同じ操作によって、音楽データを検索できる。
(放送関連情報の変形例)
なお、テーブル参照部23が音楽データの検索に利用する情報は、上述した放送関連情報に限定されない。検索に用いる情報として、端末装置1において過去に処理されたコンテンツに関する情報(過去情報)、または、将来に処理される予定があるコンテンツに関する情報(予定情報)を、適宜、利用できる。これらの情報は、あらかじめ、端末装置1a内のメモリに保存されており、音楽データの取得を要求するとき、通信部14がサーバ2に送信する。
(過去情報の例)
過去情報の例として、端末装置1が最後に再生した放送番組を特定する情報(ラストチャネル情報)、放送番組の視聴履歴情報、放送番組の録画履歴情報、製品として市場に流通しているDVDやCDなどパッケージメディアの再生履歴情報、各DVDや各CDに割り当てられた一意の識別情報、および端末装置1を介してユーザが過去に利用した音楽提供インターネットサービスのURL情報がある。端末装置1aは、これらのコンテンツを処理するたびに、各情報を適宜取得し、過去情報としてメモリに記憶させて保存する。
なお、この音楽提供インターネットサービスは、特定の音楽をユーザに提供してもよいし、または、音楽を適当に切り替えて提供してもよい。また、音楽を切り替える際に、切り替える基準として提供時刻情報を用いても良いし、端末装置1のユーザ情報を用いてもよい。
なお、テーブル24には、これらの過去情報と、過去情報が表すコンテンツに関連する音楽データとが、互いに関連付けられて格納されていればよい。そうすれば、テーブル参照部23は、端末装置1から提供された過去情報を用いることによって、テーブル24から、過去情報に関連する音楽データを検索できる。
ラストチャネル情報は、ユーザが写真30のスライドショーを閲覧する直前まで視聴していた放送番組を特定する情報である。つまりこの情報に関連する音楽データは、ユーザが今もっとも関心を持つ音声を表すものである。そこで、テーブル参照部23が、音楽データの検索にラストチャネル情報を用いれば、端末装置1aは、ユーザにもっとも身近な音声を流すことができる。
(予定情報の例)
予定情報の例として、電子番組表32を通じて入力される番組特定情報(放送関連情報)、および図8に示す予約リスト情報がある。図8は、放送番組の予約状況を示す予約リスト情報である。このリストでは、録画予約された放送番組36の番組特定情報(番組名)と、録画処理を実行する順番とが関連付けられている。予約リスト情報を用いる場合、制御部12は、電子番組表32を通じて入力される番組特定情報の代わりに、図8に示す予約リスト情報から番組名を番組特定情報として選択し、音楽データ取得要求作成部15に出力する。
テーブル24には、これらの予定情報と、関連する音楽データとがあらかじめ関連付けられて格納されていればよい。そうすればテーブル参照部23は、端末装置1から提供された予定情報を用いることによって、テーブル24から、予定情報に関連する音楽データを検索できる。
(番組特定情報の入手の変形例)
音楽データの検索に利用する番組特定情報の入力を、ユーザが電子番組表32を通じて行うことは、端末装置1aが放送関連情報を入手する方法の一例に過ぎない。端末装置1aは、ユーザがGコードを入力することによって、または、ユーザがチャンネル情報や時刻情報を入力することによっても、番組特定情報(放送関連情報)を適切に入手できる。
(写真データの変形例)
上述した写真データは、再生時に音声を出力しない無音コンテンツの一例に過ぎない。端末装置1aは、無音コンテンツとして、他に、音声の無いウェブページ、音声の無い動画、写真データを表示設定するための画面、テレビにおいて設定メニューのみが表示される場合の設定メニュー、および放送音声を出力しない表示画面も、過去情報や予定情報に関連する音楽データを再生する前において、適宜、再生できる。なお、これらの無音コンテンツが、端末装置1aのメモリにあらかじめ保存されていないとき、通信部14は、無音コンテンツを、通信ネットワーク3を通じてサーバ2から取得し、表示・音声出力部13に出力する。このとき表示・音声出力部13は、通信部14がサーバ2から取得した無音コンテンツを再生する。
(音楽データの検索の変形例)
テーブル参照部23は、端末装置1aからの音楽データ要求を通信部21が受信した時刻(要求受信時刻)を、音楽データの検索に用いることができる。具体的には、放送関連情報および要求受信時刻の両方に関連付けられている音楽データを、テーブル24から検索する。この場合、表示・音声出力部13は、音楽データをサーバ2に要求した時刻を表す情報に関連付けられている音楽データを、再生する。
また、テーブル参照部23は、放送関連情報に関連付けられている音楽データを、テーブル24から複数検索してもよい。この場合、表示・音声出力部13は、検索された複数の音楽データを、順に再生する(メドレー再生)。
(端末装置1の構成の変形例)
本実施形態において、端末装置1は、サーバ2が有する検索機能を兼ね備えることができる。具体的には、端末装置1は、テーブル参照部23およびテーブル24を備え、音楽データおよび関連する放送関連情報を自らが管理し、必要に応じて音楽データを検索して取り出し、再生することができる。すなわち本発明は、コンテンツ再生システム100の構成に限定されることなく、テーブル参照部23およびテーブル24を備えた端末装置1単体としても実現できる。
〔実施形態2〕
本発明に係る第2の実施形態について、図9〜図13を参照して以下に説明する。
(コンテンツ再生システム100aの構成)
まず、本実施形態に係るコンテンツ再生システム100aについて、図9を参照にして以下に説明する。図9は、本発明の第2実施形態に係るコンテンツ再生システム100aの要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、コンテンツ再生システム100aは、端末装置1aおよびサーバ2を含んでいる。両者は、通信ネットワーク3を介して互い接続され、データをやり取りする。端末装置1aは、操作装置4およびディスプレイ6に接続されている。なお、端末装置1a、操作装置4、およびディスプレイ6は、一体化されていてもよい。
(端末装置1a)
端末装置1aは、ユーザインタフェース(UI)部11、制御部12、表示・音声出力部13、音楽データ取得要求作成部15、および写真データ記憶部16、および放送関連情報記憶部17を備えている(図9)。各部材の詳細については後述する。なお、サーバ2の構成は、第1の実施形態のものと同様である。
(コンテンツ再生システム100aの概要)
コンテンツ再生システム100aにおいて、端末装置1aは、再生時に音声を出力しない写真を、スライドショーとしてディスプレイ6に表示する。さらに端末装置1aは、スライドショー時に流す音声の音楽データを、サーバ2にリクエストする。サーバ2は、音楽データと、当該音楽データに関連付けられた放送関連情報とを、端末装置1aに送信する。端末装置1aは、受信した音楽データを、写真のスライドショー表示中に再生することによって、ディスプレイ6のスピーカを通じて、放送番組に関連する音声(たとえば主題歌)を出力する。
音声の出力を開始したあと、端末装置1aは、ユーザの指示に応じて、放送関連情報によって表される放送番組を、現在放送中のときには受信して再生し、将来放送される予定があるなら視聴予約する。これによりユーザは、耳にした音声に関連する放送番組を、今すぐ、または後に視聴できる。
(コンテンツ再生処理の詳細)
コンテンツ再生システム100aにおけるコンテンツ再生処理の詳細について、図10を参照して以下に説明する。図10は、端末装置1が、写真30をスライドショー表示し、かつ、放送番組に関連する音声を出力しているとき、当該音声に関連する放送番組を再生または視聴予約するときの処理の流れを示すシーケンス図である。
ユーザは、操作装置4を操作し、写真のスライドショーの表示指示を入力する。操作装置4は、入力内容を表す情報をUI部11に出力する。UI部11は、スライドショーの表示を、写真データ記憶部16および通信部14に要求する(ステップS20)。
この要求に応じて、写真データ記憶部16は、内部に記憶している写真データを読み出し、表示・音声出力部13に出力する(ステップS21)。一方、通信部14は、スライドショー中に再生する音楽データの取得を、サーバ2に要求する(ステップS22)。
サーバ2では、この要求を受け付けると、制御部22が、テーブル参照部23に、音楽データおよび放送関連情報の読み出しを指示する。テーブル参照部23は、指示に応じて、音楽データ、および当該音楽データに関連付けられている放送関連情報を、テーブル24から読み出し、通信部21に出力する。本実施形態では、放送関連情報は、後述する放送番組36を表している。通信部21は、入力された音楽データおよび放送関連情報を、端末装置1aに送信する(ステップS23)。
端末装置1aにおいて、通信部14が、サーバ2から送信された音楽データおよび放送関連情報を受信する。通信部14は、受信した音楽データを表示・音声出力部13に出力し、受信した放送関連情報を放送関連情報記憶部17に出力する(ステップS25)。放送関連情報記憶部17は、入力された放送関連情報を自ら記憶する。
ディスプレイ6は、図11に示すように、入力された写真データが表す写真30を、ディスプレイ6に表示すると共に、入力された音楽データが表す音声34を、ディスプレイ6に出力させる(ステップS26)。図11は、写真30を表示していると共に音声34を出力しているディスプレイ6を表す図である。
スライドショー表示される写真30、および音声34を視聴しているとき、ユーザが、音声34に関連する放送番組に興味を持ったとする。このときユーザは操作装置4を操作し、音声34に関連する放送番組の処理指示を入力する。操作装置4は、入力内容を表す情報をUI部11に出力する。UI部11は、音声34に関連する放送番組の処理指示を、放送関連情報記憶部17に要求する(ステップS27)。
この要求を受けて、放送関連情報記憶部17は、自らが記憶している放送関連情報を制御部12に出力する。制御部12は、入力された放送関連情報によって表される放送番組36が、現在、放送されているか否かを判定する。具体的には、端末装置1aのローカルクロックから取得した現在の時刻が、放送関連情報に定義された、放送番組36の放送時間帯にある場合、放送番組36を放送中だと判定する。
放送番組36を現在放送中だと判定したとき、制御部12は、図示しない放送アンテナから放送番組36を受信し、表示・音声出力部13に出力する。表示・音声出力部13は、入力された放送番組36をディスプレイ6に出力する(ステップS30)。これによりディスプレイ6は、図12に示すように、放送番組36を再生する。図12は、放送番組36を表示しているディスプレイ6を表す図である。ディスプレイ6は、動画を画面に表示すると共に、番組の音声を出力する。
(放送番組36の予約処理)
一方、制御部12は、放送番組36を現在は再生できないが、将来に放送される予定があると判定したとき、放送番組36の視聴予約(録画予約)処理を実行する。具体的には、放送番組36を特定する番組特定情報が、端末装置1aのメモリにあらかじめ記憶されている電子番組表に含まれているときに、放送番組36は将来放送される予定があると判定する。放送番組36の視聴予約(録画予約)処理は公知技術なので、詳しい説明を省略する。
予約処理の実行と共に、制御部12は、予約画面の表示を表示・音声出力部13に指示する(ステップS31)。この指示を受けて、表示・音声出力部13は、図13に示すように、予約画面38をディスプレイ6に表示する(ステップS32)。図13は、放送番組36の予約画面38を表示しているディスプレイ6を表す図である。この図では、ディスプレイ6は、ユーザへのメッセージとして、「視聴を予約しました」というテキストを表示している。ディスプレイ6を通じてメッセージを確認することによって、ユーザは、放送番組36の予約処理がなされたことを把握する。
なお、端末装置1aは、放送番組36が放送時間外であるとき、放送番組36の視聴予約または録画予約のいずれを実行するべきかを、ユーザに選択させてもよい。
(変形例)
第1の実施形態における開示内容は、すべて、本実施形態にも等しく適用される。したがって、第1の実施形態の開示内容を、第2の実施形態の開示内容に組み合わせて得られる各種の変形例は、いずれも、本発明の技術的範囲に含まれる。
(放送関連情報の変形例)
本実施形態のテーブル24において、音楽データに関連付けて記憶されている情報は、上述した放送関連情報に限定されない。この情報は、何らかのコンテンツに関するコンテンツ情報であればよく、たとえば、端末装置1aのメモリに記憶されているコンテンツを特定する情報であればよい。第1の実施形態に開示した過去情報や予定情報も、本実施形態におけるコンテンツ情報の一例である。
すなわち表示・音声出力部13は、コンテンツ情報によって特定されるコンテンツを、音楽データの再生中に処理することができる。ここでいう処理は広い意味に解釈され、たとえば、コンテンツの再生、録画、取得、出力、視聴予約、および録画予約が該当する。表示・音声出力部13は、コンテンツ情報によって表されるコンテンツが、端末装置1aのメモリにあるか否かを判定し、判定結果に応じた処理を実行する。
(放送番組36の再生の変形例)
表示・音声出力部13は、音楽データの再生(音声34の出力)を開始したあと、任意のタイミングにおいて、放送番組36の再生を開始する。たとえば、ユーザが明示的に指示したあとに再生を開始したり、写真30のスライドショーが終了したあとに自動で開始したり、またはスライドショー中に割り込む形で自動で再生を開始してもよい。写真30のスライドショーが終了したあとに、放送番組36の再生を自動で開始すれば、ユーザが何の操作をすることも無く、スライドショーを最後まで閲覧し、さらに、音声34を通じて興味を持った放送番組36を続けて視聴できる。この場合、ユーザの満足度を高めることができる。
(端末装置1aの構成の変形例)
本実施形態において、端末装置1aは、サーバ2が有する検索機能を兼ね備えることができる。具体的には、端末装置1aは、テーブル参照部23およびテーブル24を備え、必要な音楽データおよび放送関連情報を自らが管理し、必要に応じて取り出し、利用することができる。すなわち本発明は、コンテンツ再生システム100aの構成に限定されることなく、テーブル参照部23およびテーブル24を備えた端末装置1a単体としても実現できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
(コンテンツ再生プログラムおよび記録媒体)
最後に、端末装置1(および端末装置1a)に含まれている各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち端末装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、この制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記制御プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記制御プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
この構成により、本発明の目的は、所定の記録媒体によっても達成できる。この記録媒体は、上述した機能を実現するソフトウェアである端末装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録していればよい。端末装置1にこの記録媒体を供給する。これにより、コンピュータとしての端末装置1(またはCPUやMPU)が、供給された記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し、実行すればよい。
プログラムコードを端末装置1に供給する記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また端末装置1は、通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して端末装置1に供給する。この通信ネットワークは、端末装置1にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえば、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、無音のコンテンツを再生するとき、同時に音声を流す各種のコンテンツ再生装置として、幅広く利用できる。たとえば、写真画像をスライドショー表示しているとき、放送番組に関する音声を流すテレビジョン装置として利用できる。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ再生システムの要部構成を示すブロック図である。 端末装置が、写真をスライドショー表示しているとき、放送番組に関連する音声を出力する際の処理の流れを示すシーケンス図である。 写真を表示しているディスプレイを表す図である。 電子番組表の一例を示す図である。 電子番組表を表示しているディスプレイを表す図である。 テーブルの一例を示す図である。 写真を表示していると共に音声を出力しているディスプレイを表す図である。 放送番組の予約状況を示す予約リスト情報である。 本発明の第2実施形態に係るコンテンツ再生システムの要部構成を示すブロック図である。 端末装置が、写真をスライドショー表示し、かつ、放送番組に関連する音声を出力しているとき、当該音声に関連する放送番組を再生または視聴予約するときの処理の流れを示すシーケンス図である。 写真を表示していると共に音声を出力しているディスプレイを表す図である。 放送番組を表示しているディスプレイを表す図である。 放送番組の予約画面を表示しているディスプレイを表す図である。
符号の説明
1,1a 端末装置(コンテンツ再生装置)
2 サーバ(サーバ装置)
4 操作装置
6 ディスプレイ
11 UI部
12 制御部
13 表示・音声出力部(再生手段、処理手段)
14 通信部(受信手段、送信手段)
15 音楽データ取得要求作成部
16 写真データ記憶部
17 放送関連情報記憶部
21 通信部(サーバ側送信手段、サーバ側送信手段)
22 制御部
23 テーブル参照部(検索手段)
24 テーブル
100,100a コンテンツ再生システム

Claims (14)

  1. 再生時に音声を出力しない無音コンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、
    コンテンツ再生装置が過去に処理したコンテンツに関する過去情報、および、コンテンツ再生装置が今後処理する予定のコンテンツに関する予定情報の少なくともいずれかに関連する音声データを検索する検索手段と、
    上記検索手段によって検索された上記音声データを、上記無音コンテンツの再生中に再生する再生手段とを備えていることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 上記過去情報は、コンテンツ再生装置が過去に再生したコンテンツの履歴情報であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
  3. 上記過去情報は、コンテンツ再生装置が最後に再生したコンテンツに関する情報であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
  4. 上記予定情報は、放送番組の録画予約リストに含まれる情報であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
  5. 上記再生手段が音声データの再生を開始したあとに、電子番組表を表示する表示手段をさらに備え、
    上記検索手段は、上記電子番組表を通じて入力された上記予定情報に関連する音声データを検索することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
  6. 再生時に音声を出力しない無音コンテンツを再生するコンテンツ再生装置が実行するコンテンツ再生方法であって、
    コンテンツ再生装置が過去に処理したコンテンツに関する過去情報、および、コンテンツ再生装置が今後処理する予定のコンテンツに関する予定情報の少なくともいずれかに関連する音声データを検索する検索工程と、
    上記検索工程において検索された上記音声データを、上記無音コンテンツの再生中に再生する再生工程とを含んでいることを特徴とするコンテンツ再生方法。
  7. 再生時に音声を出力しない無音コンテンツを再生するコンテンツ再生装置、および、サーバ装置を備えており、
    上記コンテンツ再生装置は、
    上記コンテンツ再生装置が過去に処理したコンテンツに関する過去情報、および、上記コンテンツ再生装置が今後処理する予定のコンテンツに関する予定情報の少なくともいずれかを上記サーバ装置に送信する送信手段と、
    上記サーバ装置から送信される音声データを受信する受信手段と、
    上記受信手段が受信した音声データを、上記無音コンテンツの再生中に再生する再生手段とを備えており、
    上記サーバ装置は、
    上記送信手段から送信される情報を受信するサーバ側受信手段と、
    上記サーバ側受信手段が受信した情報に関連する音声データを検索する検索手段と、
    上記検索手段によって検索された上記音声データを、上記コンテンツ再生装置に送信するサーバ側送信手段とを備えていることを特徴とするコンテンツ再生システム。
  8. 再生時に音声を出力しない無音コンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、
    上記無音コンテンツの再生中に、当該無音コンテンツとは異なる他のコンテンツを表すコンテンツ情報に関連する音声データを再生する再生手段と、
    上記音声データの再生開始後、上記他のコンテンツを処理する処理手段とを備えていることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  9. 上記処理手段は、上記他のコンテンツを再生することを特徴とする請求項に記載のコンテンツ再生装置。
  10. 上記他のコンテンツは放送番組であり、
    上記処理手段は、上記放送番組が現在は放送中ではないが、将来に放送される予定があるなら、上記放送番組の録画を予約することを特徴とする請求項に記載のコンテンツ再生装置。
  11. 再生時に音声を出力しない無音コンテンツを再生するコンテンツ再生装置が実行するコンテンツ再生方法であって、
    上記無音コンテンツの再生中に、当該無音コンテンツとは異なる他のコンテンツを表すコンテンツ情報に関連する音声データを再生する再生工程と、
    上記音声データの再生開始後、上記他のコンテンツを処理する処理工程とを含んでいることを特徴とするコンテンツ再生方法。
  12. 再生時に音声を出力しない無音コンテンツを再生するコンテンツ再生装置、および、サーバ装置を備えており、
    上記サーバ装置は、
    上記無音コンテンツとは異なる他のコンテンツを表すコンテンツ情報と、当該コンテンツ情報に関連する音声データとを、上記コンテンツ再生装置に送信するサーバ側送信手段を備えており、
    上記コンテンツ再生装置は、
    上記サーバ側送信手段から送信される上記コンテンツ情報および上記音声データを受信する受信手段と、
    上記受信手段が受信した上記音声データを、上記無音コンテンツの再生中に再生する再生手段と、
    上記音声データの再生開始後、上記受信手段が受信した上記コンテンツ情報に関連する上記他のコンテンツを処理する処理手段とを備えていることを特徴とするコンテンツ再生システム。
  13. 請求項1〜5、および8〜10のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置を動作させるコンテンツ再生プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのコンテンツ再生プログラム。
  14. 請求項13に記載のコンテンツ再生プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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