JP2008059099A - 情報表示装置、情報表示プログラム、および情報表示システム - Google Patents

情報表示装置、情報表示プログラム、および情報表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】情報端末のユーザの興味をファイル操作に基づき抽出し、それに応じた情報を提供する。
【解決手段】アプリケーションプログラムからファイルアクセスのシステムコールが発行されると、アクセス処理部104がファイル保持部102からシステムコールで指定されたファイルを選択し、ファイルアクセスを実行する。語句抽出部106は、そのファイルから複数の語句を所定の抽出規則にしたがって抽出する。キーワード保持部110に保持されているキーワードから、抽出された語句に合致するものが選択される。スコア処理部120は、アクセス処理部104によるファイルへのアクセス状況に応じた重みを、選択された各キーワードに付与する。情報選択部150は、重みが付与されたキーワードを受け取って優先されるキーワードを決定する。優先キーワードに対応づけられた有用情報が有用情報保持部130から選択され、情報端末のディスプレイに表示される。
【選択図】図3

Description

本発明は、アプリケーションプログラムの動作を監視し、その扱うファイルに関連する情報をユーザに対して表示する技術に関する。
ウェブサービスにおいて、ユーザがブラウザを介して入力または閲覧するキーワードやテキスト等を参照して、ユーザが関心を持ちそうな有用情報、例えば広告やウェブページをブラウザに提示することが行われている。例えば、非特許文献1に示すようなウェブ検索サイトでは、ユーザが検索対象のキーワードを入力すると、サイトの検索結果とともにキーワードに関連する広告がブラウザに表示される。また、非特許文献2に示すようなウェブメールサービスでは、メールメッセージとの関連性が高いテキスト広告やウェブページへのリンクがメールメッセージの横に表示される。
Advertise your business on Google、[online]、[2006/8/25検索]、インターネット<URL:https://adwords.google.com/select/Login> About Gmail、[online]、[2006/8/25検索]、インターネット<URL:http://mail.google.com/mail/help/more.html#ads>
上記非特許文献1、2に示すウェブサービスでは、ユーザがウェブ検索サイトにその時点で入力したキーワードや、またはユーザがウェブメールサービスで閲覧中のメールメッセージに含まれるキーワードに関連する有用情報が提示される。同じユーザによるキーワード検索やメール閲覧の履歴は今回の有用情報には反映されていない。そのため、実際にはユーザにとって関心の薄い有用情報が提示される場合も多い。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、アプリケーションプログラムによるファイルアクセスの状況を監視し、アクセスされたファイルに関連する有用情報をユーザに提示する技術を提供することにある。
本発明のある態様は、情報表示装置である。この装置は、複数のファイルを記憶するファイル保持部と、複数のアプリケーションプログラムのうちいずれかからファイルアクセスのシステムコールが発行されたとき、そのファイルアクセスの対象としてシステムコールにより指定されたファイルをファイル保持部から選択し、システムコールにより指定されたファイルアクセスを処理するアクセス処理部と、複数のキーワードをあらかじめ蓄積するキーワード保持部と、ファイルアクセスの対象となったファイルから複数の語句を所定の抽出規則にしたがって抽出する語句抽出部と、ファイルアクセスの対象となったファイルから抽出された語句に合致するキーワードに対して、そのファイルのアクセス処理部によるアクセス状況に応じた重み付けをしてキーワード保持部に記録するスコア処理部と、ユーザに提供するための有用情報をその内容に関連するキーワードと対応させたかたちで複数記憶する有用情報保持部と、ファイルアクセスの対象となったファイルから複数の語句が抽出されたとき、それら複数の語句に合致したキーワードに対して記録されている重みに基づき、その重みによって優先されるキーワードに対応づけられた有用情報を選択して画面に表示する情報選択部と、を備える。
ここで、「有用情報」とは、装置のユーザにとって何らかの価値を生ぜしめる情報のことをいう。
この態様によると、アプリケーションプログラムからのファイルアクセスのシステムコールに応じて、ファイルへのアクセス状況に応じたキーワードへの重み付けがなされ、付与された重みによって優先されるキーワードに対応する有用情報がユーザに提示される。したがって、ユーザが現在アプリケーションプログラムで処理しているファイルに関連の高い有用情報を、アプリケーションプログラムを介することなく表示することができる。また、アプリケーションプログラムからのシステムコールを利用することで、アプリケーションプログラムの種類に依存することなく多種多様なファイルからキーワードに関する情報を収集することができるため、ユーザの興味に合致する有用情報が提示される精度が向上しうる。
スコア処理部は、アクセス処理部によるファイルへのアクセスの回数に応じて重み付けを決定してもよい。アクセス回数の多いファイルに含まれる語句は、ユーザにとってより重要なキーワードであると考えられる。そこで、ファイルへのアクセス回数に応じて大きい重みを付与することで、重みを付与されたキーワードが情報選択部において優先されやすくなる。したがって、ユーザに対し、より重要なキーワードに対応づけられた有用情報が提示されるようになる。
スコア処理部は、アクセス処理部によるファイルへのアクセスの種類に応じて重み付けを決定してもよい。アクセスの種類とは、例えば、ファイルの開閉、書き換え、消去などの処理を指す。例えば、ファイルを単に閲覧する場合と、ファイルを更新して保存する場合とでは、ユーザにとってそのファイルの重要度が異なると考えられる。この場合、ファイルへのアクセス種類に応じてキーワードに重みを付与することで、ユーザに対し、より重要なキーワードに対応づけられた有用情報が提示されるようになる。
スコア処理部は、時間の経過とともにキーワードに付与された重みを下げるようにしてもよい。キーワードに付与される重みが増加する一方では、比較的最近によく使用されているファイルに出現するキーワードは、それまでに優先されていたキーワードに付与されている重みを越えない限り優先されないため、同じ有用情報が提示され続けるおそれがある。そこで、スコア処理部により各キーワードに付与される重みを時間の経過に応じて低下させるようにすれば、過去に付与された重みの寄与割合を減らして、最近アクセスされたファイルに含まれるキーワードに関する有用情報が提示されやすくなる。言い換えると、情報選択部において重みによって優先されるキーワードの固定化を回避できる。
情報選択部は、所定期間以上にわたって継続的に所定値以上の重みが付加されたキーワードがさらに優先されるよう調整してもよい。上述したように、比較的最近によく使用されるファイルは、少なくとも現時点のユーザにとって重要度の高いファイルと考えられる。そこで、一定の期間内に一定以上の重みが付加されたキーワードは、いわば「定番」のキーワードとして扱い、情報選択部が優先して選択するようにする。これによって、ユーザの現在の作業傾向に応じたより適切な有用情報を表示することができる。
情報選択部は、調整をすべきか否かをユーザに問い合わせておき、肯定的な回答を受けた場合に限り調整してもよい。上述したようなキーワードの優先度の調整は、ユーザによってはかえって煩わしく感じられることも多い。そこで、あらかじめユーザに上述のような調整をすべきか否かを問い合わせることで、ユーザの嗜好に合わせることできる。
スコア処理部は、アクセス処理部によりアクセスされたファイルの種類に応じて重み付けを決定してもよい。アクセスされるファイルがHTMLファイルであるかドキュメントファイルであるかなど、ファイルの種類によってユーザにとっての重要度が異なることも考えられるので、ファイル種類に応じて重みを変えることも有益である。
本発明の別の態様もまた、情報表示装置である。この装置は、複数のファイルを記憶するファイル保持部と、複数のキーワードをあらかじめ蓄積するキーワード保持部と、複数のアプリケーションプログラムのうちいずれかからファイルアクセスのシステムコールが発行されたとき、そのファイルアクセスの対象となったファイルから複数の語句を所定の抽出規則にしたがって抽出する語句抽出部と、ファイルアクセスの対象となったファイルから抽出された語句に合致するキーワードに対して、そのファイルの種類に応じた重み付けをしてキーワード保持部に記録するスコア処理部と、ユーザに提供するための有用情報をその内容に関連するキーワードと対応させたかたちで複数記憶する有用情報保持部と、ファイルアクセスの対象となったファイルから複数の語句が抽出されたとき、それら複数の語句に合致したキーワードに対して記録されている重みに基づき、その重みによって優先されるキーワードに対応づけられた有用情報を選択して画面に表示する情報選択部と、を備える。
この態様によると、アプリケーションプログラムからのファイルアクセスのシステムコールに応じて、アクセス処理部によるファイルの種類に応じたキーワードへの重み付けがなされ、キーワードに当てられた重みによって優先されるキーワードに対応する有用情報がユーザに提示される。このように、特定の種類のファイル、例えばHTMLファイルに含まれるキーワードに対して他の種類のファイルよりも高い重みを与えることで、ユーザの興味の高いファイルに関連の高い有用情報を表示することができる。
本発明のさらに別の態様は、クライアント端末に有用情報を表示させるサーバクライアントシステムである。クライアント端末は、上述のファイル保持部、アクセス処理部、キーワード保持部、語句抽出部、スコア処理部のほか、ファイルアクセスの対象となったファイルから複数の語句が抽出されたとき、それら複数の語句に合致したキーワードに対して記録されている重みに基づき、その重みによって優先されるキーワードを決定し、そのキーワードをサーバに送信する情報選択部を備える。サーバは、ユーザに提供するための有用情報をその内容に関連するキーワードと対応させたかたちで複数記憶する有用情報保持部を備え、クライアント端末から受け取ったキーワードに対応する有用情報を有用情報保持部から選択してクライアント端末に送信する。この態様によると、有用情報保持部がサーバ側にあるため、有用情報の更新、追加、削除や、有用情報とキーワードとの対応関係の変更などを、有用情報保持部が各クライアント端末にある場合と比べて速やかに実施することができる。
本発明のさらに別の態様も、クライアント端末に有用情報を表示させるサーバクライアントシステムである。クライアント端末は、上述のファイル保持部、アクセス処理部、キーワード保持部、語句抽出部およびスコア処理部を備える。スコア処理部は、重み付きのキーワードをサーバに送信する。サーバは、上述の有用情報保持部のほか、クライアント端末から重み付きのキーワードを受け取り、その重みによって優先されるキーワードに対応づけられた有用情報を選択してクライアント端末に送信する情報選択部を備える。この態様によっても、有用情報の更新、追加、削除や、有用情報とキーワードとの対応関係の変更などを速やかに実施できる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、アプリケーションプログラムによるファイルアクセスの状況を監視し、アクセスされたファイルに関連する情報をユーザに提示することができる。
本発明の一実施形態は、携帯型情報機器のオペレーティングシステム(OS)が、アプリケーションプログラムからのファイルへのアクセスをモニタし、そのファイルから複数のキーワードを抽出し、キーワードに対応した広告などの有用情報を携帯型情報機器の画面に表示するものである。これにより、アクセス先のファイルに含まれるキーワードを介して、携帯型情報機器のユーザの興味の対象に適合した有用情報を導き出すことが可能になる。
以下、本実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る情報表示機能を備えた携帯型情報機器10を含むネットワークシステムの全体構成を示す。
携帯型情報機器10は、通信機能を備えるラップトップ型のPC(パーソナルコンピュータ)、PDA、携帯電話、カーナビゲーション装置などの、ユーザと共に移動可能な任意のハードウェアである。携帯型情報機器10は、ユーザの操作によってアクセスポイント16または基地局18などを介してLAN、インターネット等のネットワーク14に接続され、URLで特定されるサーバ12にアクセスし、所望のデータを取得することが可能である。
サーバ12は、ネットワーク14を介して、携帯型情報機器10にテキストデータ、イメージデータ、音声データ、動画データなどのデータを提供する。このサーバは、例えばウェブサーバその他インターネット上のサービス主体でもよく、その場合、CGI(Common Gateway Interface)のようにサーバ側に処理の主たる機能が残るもの、Java(登録商標)アプレットのようにクライアント側に処理の主たる機能が移動するもの、API(Application Program Interface)型でサーバとクライアントの両方に処理の主たる機能であるJavaアプリケーションなどを配するものなど、いろいろな態様で実現できる。
また、携帯型情報機器10は、ネットワーク14にアクセスしなくても、内部の記憶装置や記憶媒体に格納されているファイルをユーザ操作により参照、編集することができるように構成されている。
図2は、携帯型情報機器10のハードウェア構成図である。携帯型情報機器10は、CPU20、メインメモリ(RAM)22、ROM24、音声制御装置26、不揮発性記憶装置32、表示制御装置34、入力装置38、通信制御装置40、外部記憶装置42、およびGPS受信機44を備える。これらは、バス46を介して相互に接続される。
CPU20は、オペレーティングシステムを動作させて携帯型情報機器10の全体を制御する。また、ROM24から、または外部記憶装置42に装着された記録媒体からメインメモリ22にプログラムやデータを読み出し、これにしたがって各種の処理を実行する。メインメモリ22は、CPU20がプログラムの実行を行う際に必要となる一時記憶領域および作業領域、およびプログラムの実行に必要な各種のデータを格納する領域となる。ROM24は、CPU20が実行するコンピュータプログラムおよびデータを格納する読み出し専用の記憶装置である。
音声制御装置26は、携帯電話を初めとする電話機能付きの携帯型情報機器に設けられ、マイク28およびスピーカ30と接続されて、音声の入出力制御を行う。
不揮発性記憶装置32は、電源オフ後も記憶内容を保持可能な記憶装置であり、ハードディスクドライブまたはフラッシュメモリ等の半導体メモリを含む。
表示制御装置34は、CPUによって図示しないフレームバッファに描画されたデータを、携帯型情報機器10に備えられたディスプレイ36で表示できるようにするためのビデオ信号を生成する。
入力装置38は、ユーザが携帯型情報機器10に対して操作の指示を入力するための装置である。入力装置38には、キー、トラックパッドなどのポインティングデバイス、各種ボタン、ディスプレイ36の表面に配置されるタッチパネルなど、端末に応じた任意のデバイスが含まれる。
通信制御装置40は、各種通信方式による音声およびデータの通信を制御する。データ通信方式は、IEEE802.1b/gなどの無線LAN、赤外線通信、パケット通信によるデータ通信などの任意の方式を含む。なお、ケーブルを使用して携帯型情報機器10をネットワーク14に接続してもよい。
外部記憶装置42は、交換可能な記録媒体を使用するドライブ装置である。記録媒体には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどが含まれる。
GPS受信機44は、人工衛星からの電波をもとに携帯型情報機器の場所を測位する装置である。
上述の各構成要素はいずれも周知のものであるから、これ以上詳細な説明は省略する。
ところで、メールや、ウェブブラウジングなど、多くの大事なデータは、一旦ファイルに保存されるという特徴がある。さらに、受信メールファイルや、ブラウザのキャッシュファイルなどは、何度も参照される。このように頻繁にアクセスするファイルにユーザが参照するときに、それに関連する広告やニュース、関連するウェブサイトの更新情報などが提示されると大変有用である。
そこで、本実施形態では、ファイルへのアクセスの状況やファイル種類を利用して、ユーザに有用な情報を提示する仕組みを提供する。
図3は、携帯型情報機器10のうち、本実施の形態に係るファイル操作に基づく情報表示部100に関与する部分の構成を示す。この構成は、ハードウェア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
好ましくは、本実施形態に係る情報表示部100は、オペレーティングシステムの一部で実現される。オペレーティングシステムは、プロセス管理、メモリ管理、デバイス管理、GUIなどの多様な機能を有するが、図3では、それらの組合せで実現されるもののうち、本実施形態に関与する部分のみを取り出して説明している。図3中の破線で囲った部分は、本実施形態の実現のためにオペレーティングシステムにアドオンされた機能ブロックを示す。なお、図3に示されていない機能であっても、一般のオペレーティングシステムが備えている機能は当然に有しているものとする。
各機能ブロックを詳細に説明する前に、全体の動作の概要を説明する。
アプリケーションプログラム90からファイルアクセスのシステムコールが発行されると、アクセス処理部104がファイル保持部102からシステムコールで指定されたファイルを選択し、ファイルアクセスを実行する。語句抽出部106は、そのファイルから複数の語句を所定の抽出規則にしたがって抽出する。キーワード保持部110に保持されているキーワードから、抽出された語句に合致するものが選択される。スコア処理部120は、アクセス処理部104による前記ファイルへのアクセス状況に応じた重みを、選択された各キーワードに付与する。情報選択部150は、重みが付与されたキーワードをスコア処理部120から受け取り、重みに基づいて優先されるキーワードを決定する。この優先キーワードに対応づけられた有用情報が有用情報保持部130から選択され、携帯型情報機器10のディスプレイ36に表示される。
続いて、各機能ブロックの動作および構成の詳細を述べる。
ファイル保持部102は、各種のアプリケーションで読み出される複数のファイルを保持する。ファイルには、一例として、HTML、ドキュメント、PDF、プレゼンテーション、スプレッドシート、イメージ、ビデオファイルなどが含まれる。
アクセス処理部104は、複数のアプリケーションプログラム90のうちいずれかからファイルアクセスのシステムコールが発行されたとき、システムコールにより指定されたファイルをファイル保持部102から選択する。そして、システムコールで指定されたファイルアクセス処理をファイルに対して実行する。システムコールで指定されるファイルアクセス処理には、ファイルの開閉、書き込み、消去などがある。アクセス処理部104によるファイルアクセス処理の結果、アプリケーションプログラムによるファイルの実行画面が携帯型情報機器10のディスプレイ36に表示されたり、または表示されていた画面が閉じられたりする。
語句抽出部106は、システムコールで指定され、アクセス処理部104によるファイルアクセスの対象となったファイルを取得する。そして、そのファイルに含まれるテキストデータから複数の語句を抽出する。この抽出は、あらかじめ定められた抽出規則にしたがって実行される。一例として、テキストデータに対して周知の形態素解析を実行し、各形態素に分割された後、語句毎にそのファイル内での出現頻度をカウントする。そして、その中で特徴的な語句を抽出する。なお、「特徴的な語句」とは、ファイルの内容、性質、ファイルの対称人物といった情報の少なくとも一部を推定できるような語句のことを言う。出現頻度の高いものから所定数を特徴的な語句としてもよいが、ファイルにおける出現頻度に基づく重みを加える周知のTF(Term Frequency)法によって特徴的な語句を抽出してもよい。または、通常の文章中での出現頻度が高い語句のデータを語句抽出部106にあらかじめ登録しておき、どの文章にも表れる語句の重みを低くして、文章固有の語句を抽出して特徴を浮き彫りにするIDF(Inverse Document Frequency)法によって特徴的な語句を抽出してもよい。TF法とIDF法とを組み合わせたTF/IDF法を用いてもよい。
語句抽出部106によって抽出される語句があまりに多数であると、キーワード保持部110に価値の低いキーワードが多数保持されてしまうので、例えば特徴的な語句を10個以下などにするのが好ましい。しかしながら、ひとつのファイルから抽出される特徴的な語句の数を限定するものではなく、任意の数を抽出できる。
キーワード保持部110は、キーワード毎に付与された重みを保持する。最初から固定的に決められたキーワード群を保持してもよいし、または、語句抽出部106によって特徴的な語句として抽出された語句を、その都度新たなキーワードとして追加してもよい。キーワード保持部110は、キーワードとそれに付与された重みとを関連づけて記憶する重みテーブル112と、後述するスコア処理部120によって各キーワードに対して重みが付与された履歴を記憶する重み付け履歴テーブル114とを備える。
スコア処理部120は、ファイルアクセスの対象となったファイルから語句抽出部106によって抽出された特徴的な語句に合致するキーワードを、キーワード保持部110から取得する。そして、当該ファイルに対するアクセス処理部104によるアクセス状況に応じた重みと、当該ファイルの種類に応じた重みとを、キーワード保持部110から取得した個々のキーワードに与えられている重みに加算する。重みが加算されたキーワードは、キーワード保持部110に記録される。
本明細書において「アクセス状況」とは、アクセス処理部104によるファイルに対するアクセスの態様を包括的に表すものであり、より具体的には、「アクセス回数」と「アクセス種類」がある。アクセス回数は、各ファイルに対するアクセス処理部104によるファイルへのアクセス回数の累計である。アクセス種類は、システムコールで指定されたファイルアクセスの種類に対応するものであり、より具体的には、ファイルのオープン、クローズ、書き換えなどを指す。アクセス状況はこれらに限られるものではなく、例えば、一定期間内にファイルに対して繰り返しアクセスされたときに特別の重みが与えられるように、アクセス頻度に応じた重みを設定してもよい。
スコア処理部120において、アクセス状況やファイル種類に応じた重みを付与するために、スコア処理部120は、複数のテーブルを備える。
ファイル種類テーブル122は、ファイル種類毎の重みを定義する。図4は、ファイル種類テーブルの具体例である。ファイルの種類に応じて異なる重み付けがなされている。これは、ユーザによるファイル種類毎の興味の度合いに応じて適宜決定される。例えば、図4では、「HTMLのキャッシュファイルは比較的興味の高い対象である」といった位置づけにしたがって、他のファイルよりも高い重みが定義されている。スコア処理部120は、アクセス処理部104によるアクセスが発生したときにファイルの拡張子を取得してファイル種類を決定し、ファイル種類テーブル122にしたがって重みを決定する。
アクセス種類テーブル124は、アクセス処理部104によるアクセスの種類に応じた重みを定義する。図5は、アクセス種類テーブルの具体例である。ユーザによる注目度の高いと考えられるファイルアクセスについては、比較的高い重みを与えることが好ましい。例えば、更新されるようなファイルに含まれるキーワードは、ユーザの注目度が高いと考えられるため、オープンやクローズのアクセスよりは高い重みが定義される。
アクセス回数テーブル126は、各ファイルへのアクセス回数毎の重みを定義する。図6は、アクセス回数テーブルの具体例である。図示するように、アクセス回数テーブル126には、ファイル保持部102に保持されている各ファイルについて、ファイルアクセスの回数が記録されている。スコア処理部120は、アクセス処理部104によるアクセスが発生したときに、または所定のタイミングで定期的に、ファイル保持部102に保持されている各ファイルのファイル名を取得する。また、アクセス処理部104は、ファイル保持部102に保持されているファイルにアクセスする毎に、その旨をスコア処理部120に伝達する。スコア処理部120は、アクセス回数テーブル126のファイル名に対応するアクセス回数を、アクセス処理部104からの情報に応答してインクリメントしていく。
アクセス回数をそのまま重みとしてもよいが、この場合、他のファイル種類やアクセス種類に基づいて付与される重みとのバランスを維持することが困難である。そこで、スコア処理部120は、アクセス回数に対するクラスを複数保持し、各クラスの閾値を越えるごとに、所定の重みを与えるようにしてもよい。例えば、図6の例では、アクセス回数が0〜5の場合は重み1、5〜10の場合は重み2、10〜50の場合は重み5、50以上の場合は重み10としている。
別の実施例では、重みを数式として定義しておき、アクセス回数を変数として重みを決定してもよい。例えば、アクセス回数をt、重みをw、整数を返す関数をINTと表記すると、w=INT(t1/2)のように定義してもよい。
スコア処理部120は、上記のテーブル122〜126をそれぞれ参照して、アクセス処理部104によりファイルアクセスされたファイルのファイル種類、アクセス種類、アクセス回数に応じた重みの和を計算し、その和をキーワード保持部110から取得した各キーワードに付与されている重みに加算する。つまり、ファイル種類、アクセス種類、アクセス回数に応じた重みをそれぞれw、w、w、キーワードに付与される重みの合計の前回値をWn−1、今回値をWとすると、以下の数式で表現される。
=Wn−1+(w+w+w
この過程を図7を参照して説明する。キーワード保持部110から取得したキーワードA〜Dに付与されていた重みWn−1がそれぞれ27、58、10、32であったとする。アクセス処理部104は、アクセス処理部104によるファイルアクセスに応答して、各テーブル122〜126を参照して、ファイル種類に応じた重みw=3、アクセス種類に応じた重みw=2、アクセス回数に応じた重みw=2のように決定する。そして、w+w+wの和10を重みWn−1に加算して、キーワードA〜Dに付与される重みWを更新する。
このように、ファイルそのものやファイルへのアクセス種類に対して与えられている重みを当該ファイルから抽出されたキーワードに付加する点が、本実施形態の特徴のひとつである。なお、上記3つの重みのうちのひとつまたは2つのみをキーワードに付加してもよい。
スコア処理部120は、時間の経過とともにキーワードに付与される重みを低下させる重み逓減処理部128を備えてもよい。具体的には、各キーワードに対してスコア処理部120によって最後に重みを付与した日付を重み付け履歴テーブル114に記録しておく。スコア処理部120は、キーワード保持部110からキーワードを取得する際に、対応する日付を重み付け履歴テーブル114から検索する。そして、重み逓減処理部128は、重み付け履歴の日付に応じて、現時点で重みテーブルに記録されている重みWn−1を低下させる。例えば、最後に重みが付与された日が一週間前であれば5%、一ヶ月以上前であれば10%、3ヶ月以上前であれば20%といったように重みWn−1を減少させる。あるいは、所定の数式を用いて重みWn−1を減少させてもよい。例えば、現在の日付をd、履歴として記録されている日付をdとし、日数dの増加につれて値が小さくなる関数をF(d)と表記するとき、Wn−1=F(d−d)・Wn−1のように定義する。
このようにすれば、以前には高い重みを与えられていたが、最近は語句抽出部106により抽出されていないキーワードに与えれている重みが低下するため、スコア処理部120から最終的に出力される重みWに与える影響を小さくできる。したがって、現時点のユーザの興味により適合した有用情報が、情報選択部150で選択されやすくなる。
スコア処理部120で重みを逓減する代わりに、キーワード保持部110において重みテーブル112に記録されている重みを逓減するようにしてもよい。具体的には、キーワード保持部110は、所定の時間間隔で重み付け履歴テーブル114内のキーワードと重みテーブル112内のキーワードとのマッチングを実行し、各キーワードの最終的な重み付けの日付を求める。そして、上述したような方法にしたがって、重みテーブル112に記録されている重みを低下させ、再び重みテーブル112に記録する。この場合、スコア処理部120は、語句抽出部106で抽出された語句に対応するキーワードをキーワード保持部110から取得するだけでよく、重み逓減処理部128は不要になる。
さらに別の実施例では、スコア処理部120またはキーワード保持部110は、キーワードが最初に重みテーブル112に記録されてからの日数の経過に応じてキーワードに付与される重みを逓減させてもよい。この場合、キーワード保持部110には、重み付け履歴テーブル114の代わりにキーワードが最初に登録された日付を記録するキーワード登録履歴テーブルを備える必要がある。
図3に戻り、有用情報保持部130は、ユーザに提供するための有用情報をその内容に関連するキーワードと対応させたかたちで複数記憶する。有用情報には、例えば、広告、ウェブページやブログなどのURL、ヘルプ、ニュースなどが含まれる。図8は、有用情報保持部130に記録されるキーワードと有用情報の一例を示す。
キーワード保持部110に保持されるキーワードが固定の場合は、携帯型情報機器10の出荷当初にキーワードに対応する有用情報をあらかじめ格納しておいてもよいし、または、携帯型情報機器10がアクセスするサーバ12から定期的に更新された有用情報を取得するようにしてもよい。語句抽出部106で抽出された語句がキーワード保持部110に追加されていく場合は、サーバ12側に多数のキーワードと有用情報との組合せを準備しておき、新たにキーワードが追加されると、携帯型情報機器10がサーバ12にアクセスしてキーワードに対応する有用情報を取得するようにしてもよい。有用情報として広告やニュース、ウェブサイトの情報などを提示する場合には、情報の鮮度が重要となるので、適宜サーバから有用情報をダウンロードしてくることが好ましい。
図3に戻り、情報選択部150は、ファイルへのアクセス状況に応じて重みが付加された複数のキーワードをスコア処理部120から受け取り、キーワード保持部110内の重みテーブル112を参照して各キーワードに付与された重みを比較する。そして、重みに基づいて優先されるキーワードを決定し、優先キーワードに対応づけられた有用情報を有用情報保持部130から選択する。選択された有用情報は、画像出力部108に渡される。
優先キーワードの決定は、例えばスコア処理部120から受け取ったキーワードのうち、重みが最大のものとする。なお、重みテーブル112において、重みが付与されたキーワード数がまだ少数である初期段階で有用情報を提示すると常に同じ有用情報が表示されてしまうので、重みが付与されたキーワード数が一定値に達するまでは、有用情報を表示しないようにしてもよい。
携帯型情報機器のユーザは、ある特定のファイルに高頻度でアクセスし、その間、常に関連する有用情報が提示されることを望むことも考えられる。そこで、情報選択部150は、所定期間以上にわたって継続的に所定値以上の重みが付加されたキーワードがさらに優先されるよう調整する優先キーワード調整部154を備えてもよい。
図9を参照して、優先キーワード調整部154による調整の方法を説明する。優先キーワード調整部154は、複数のキーワードをスコア処理部120から受け取ると、キーワード保持部110内の重み付け履歴テーブル114を参照して、所定期間(例えば、1週間)にわたって所定値以上の重み(例えば、5以上)が付加されたキーワード(以下、「注目キーワード」と呼ぶ)があるか否かを判定する。注目キーワードがある場合、優先キーワード調整部154は、複数のキーワードに付与された重みを比較する際に、注目キーワードの重みにのみ、重みテーブルに保持されている重みwに調整重みwを加算する。図9(a)では、キーワードFに対して調整重みwが加算されている。
比較的最近に頻繁に使用するようになったファイルに含まれるキーワードは、以前から使用されているファイルに含まれるキーワードよりも長期にわたって蓄積されている重みが少ないため、調整なしで重みを比較した場合、優先キーワードとして選択されにくい。しかし、優先キーワード調整部154によって注目キーワードと判定されれば、調整重みwが加算されることで注目キーワードにいわゆるゲタが履かされた状態となるため、他のキーワードよりも優先キーワードとして選択されやすくなる。したがって、現在作業中のファイルに関連の深い有用情報が提示されやすくなる。
上述したように、キーワード保持部110またはスコア処理部120によって、各キーワードに付与されている重みwは時間の経過と共に徐々に低下していく。したがって、優先キーワード調整部154によって注目キーワードと判定されて調整重みwが加算されても、その後ファイルアクセスされるファイル内に注目キーワードが出現しないようになれば、図9(b)に示すように、他のキーワードと比較したときに合計の重みが小さくなるため、優先キーワードとして選択されなくなる。つまり、一旦あるキーワードが注目キーワードと判定されても、それに対応づけられた同じ有用情報が表示され続けるという状態を回避することができる。
上記のようなキーワードの重み付けの調整は、ユーザによってはかえって提示される情報の物足りなさを感じさせることも考えられる。そこで、情報選択部150は、優先キーワード調整部154による重み付けの調整をすべきか否かをユーザに問い合わせておき、肯定的な回答を受けた場合に限り調整を実施させるユーザ設定部152を備えてもよい。
なお、キーワードと有用情報とを一対一で対応させて保持する代わりに、有用情報保持部130は、複数のキーワードの組合せと有用情報とを対応させて保持してもよい。この場合、情報選択部150は、スコア処理部120から受け取った複数のキーワードの中から所定数を優先キーワードとして決定し、優先キーワードの組合せに合致する有用情報を選択する。複数のキーワードから有用情報を選択するには、周知のベクトル検索技術を使用してもよい。複数のキーワードに基づいて有用情報を選択することで、ユーザの興味にマッチした有用情報が提示される確率が高くなる。
画像出力部108は、図10(a)に示すように、情報選択部150から出力された有用情報をディスプレイの画面60上に別ウインドウ62に入れて表示する。または、図10(b)に示すように、アプリケーションプログラムが作成する画像にそのような情報を表示する場所がある場合は、画像出力部108は、アプリケーションプログラムに有用情報を渡して有用情報66を含む画像64を作成させる。
図11は、本実施形態に係る情報提示装置により、システムコールに応じて有用情報を提示する処理のフローチャートである。
アプリケーションプログラムからオペレーティングシステムに対しシステムコールが発行されると(S10)、アクセス処理部104がシステムコールで指定されたファイルアクセスを処理する。スコア処理部120は、アクセス処理部104によるファイルアクセス状況とアクセスされたファイル種類に関する情報を取得する(S12)。語句抽出部106は、アクセス処理部104でアクセスされたファイルを取得し、ファイルに含まれるテキストデータから所定の抽出規則にしたがって語句を抽出する(S14)。
スコア処理部120は、語句抽出部106により抽出された語句に合致するキーワードをキーワード保持部110から取得し、アクセス状況に応じた重みを新たにキーワード毎に加算する(S16)。重みを付与されたキーワードは、キーワード保持部に格納される(S18)。これとともに、重みを付与されたキーワードは、情報選択部150に渡される。情報選択部150は、重みテーブル112を参照してそれぞれのキーワードの重みを比較し、優先キーワードを決定する(S20)。そして、情報選択部150は、優先キーワードに対応づけられた有用情報を有用情報保持部130から取得して出力する(S22)。
なお、上述の手順のうち、S14〜S20はバックグラウンドで実行される。
図12は、情報選択部150によりキーワードの重み調整をする場合のS20の詳細な手順を示すフローチャートである。
スコア処理部120から複数の重み付きキーワードを受け取ると、ユーザ設定部152は、ユーザに対してキーワードの調整をするか否かを問い合わせた結果を参照する(S40)。ユーザがキーワードの調整をしないことを選択した場合(S40のN)、S42をスキップする。ユーザがキーワードの調整を選択した場合(S40のY)、優先キーワード調整部154は、重み付け履歴テーブル114を参照して所定期間にわたって所定値以上の重みが付加された注目キーワードを選択し、重みテーブル112に保持されている注目キーワードの重みwに調整重みwを加算する(S42)。優先キーワード調整部154は、各キーワードの重みを比較し(S44)、重みが最大のキーワードを優先キーワードとして選択する(S46)。
以上説明したように、本実施形態によれば、ファイルアクセスの対象となったファイルからキーワードを抽出し、そのファイルのアクセス回数やアクセスの種類といったアクセス状況やファイル種類に応じてキーワードに対する重み付けがなされる。そして、重みに基づいて優先されるキーワードに対応づけられた有用情報が携帯型情報機器に表示される。ファイル種類やファイルのアクセス状況に応じてキーワードへの重み付けをすることで、携帯型情報機器のユーザによる作業履歴を考慮した重み付けがなされることになり、ユーザの興味により適合した有用情報を提示することが可能になる。
情報選択部において、付与された重みの大きいキーワードに対応する有用情報を選択すると、以下のような問題が生じる。例えば、ユーザが巡回登録しているウェブサイトがある場合、履歴に残されているHTMLファイルに繰り返しアクセスがなされることになる。このように、ファイルへのアクセスの傾向がある程度同じになってしまう場合、情報選択部における重みの比較で上位となるキーワードが固定化されてしまい、常に同じ有用情報ばかりが表示されてしまう。本実施形態では、ファイル種類やファイルのアクセス状況に応じた重みを時間の経過とともに低減させているので、そのような事態を回避できる。
上述したように、本実施形態に係る情報表示部は、オペレーティングシステムの機能として携帯型情報機器に組み込まれていることが好ましい。オペレーティングシステムの機能として組み込まれることで、システムコールを利用してアプリケーションへのアクセス状況を容易に把握することができ、またアクセス状況に応じた重みをファイル毎に設定することができる。このように、アプリケーションプログラムを使用せずオペレーティングシステムによって本実施形態を実現することで、オペレーティングシステム上で実行される任意のアプリケーションプログラムからコールされるファイルについて重み付けを実行することができる。したがって、キーワードを多種多様なファイルから抽出することができるため、ユーザの興味に合致する有用情報が提示される精度が向上しうる。しかしながら、上述の機能ブロックのうちの一部が別のアプリケーションで実行される実装を除外するものではない。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
語句抽出部106において語句を抽出する際に、ファイルの種類に応じて異なる抽出規則を使用してもよい。
実施の形態では、スコア処理部でキーワードに付与される重みは、時間の経過と共に低下することを述べた。しかしながら、キーワードに付与される重みは固定であってもよい。例えば、極めて重要なファイル種類がある場合には、このファイル種類に対応する重みは、たとえ時間が経過しても低下しないことが好ましい。このように、ファイル種類、アクセス回数、アクセス種類に応じた重みのうち、一部は時間依存、一部は固定としてもよい。
実施の形態では、スコア処理部においてアクセス回数に応じてキーワードに付与する重みを増やすことを述べたが、逆にアクセス回数に応じてキーワードに付与する重みを減少させてもよい。これによって、ファイルアクセスの回数が多いファイルに新たにアクセスしても、キーワードに付与される重みはほとんど増えなくなるため、使用頻度の高いキーワードが情報選択部によって優先キーワードとして選択される可能性を低下させることができる。
有用情報保持部130は、サーバ12側に存在してもよい。この場合、情報選択部150は、複数のキーワードに付与された重みを比較して優先キーワードを決定した後、優先キーワードをサーバ12に送信する。サーバ12は、受け取った優先キーワードに対応する有用情報を携帯型情報機器10に対して送信する。
あるいは、情報選択部150と有用情報保持部130の両方がサーバ12側に存在してもよい。この場合、スコア処理部120は、重みを付与したキーワードをサーバ12に送信する。情報選択部150は、上述の実施形態と同様にして優先キーワードを決定し、優先キーワードに対応づけられた有用情報を有用情報保持部130から選択し、その有用情報を携帯型情報機器10に対して送信する。
アクセス処理部104によりアクセスされるファイルが、ファイル保持部102ではなくネットワーク上に存在してもよい。例えば、アクセス処理部104ショートカットファイルにアクセスするような場合が考えられる。
実施の形態では、本発明に係る情報提示装置をデータ通信機能を有する携帯電話、PDA、カーナビゲーション装置などの携帯型情報機器に実装することを述べたが、デスクトップPCなどの据え置き型のハードウェアにも実装できることはいうまでもない。
本実施の形態に係る情報提示機能を備えた携帯型情報機器を含むネットワークシステムの全体構成を示す図である。 携帯型情報機器のハードウェア構成図である。 携帯型情報機器のうち、本実施の形態に係る情報提示機能に関与する部分であるユーザ情報提示ユニットの構成を示す図である。 ファイル種類テーブルの具体例を示す図である。 アクセス種類テーブルの具体例を示す図である。 アクセス回数テーブルの具体例を示す図である。 スコア処理部による重み付けの過程を説明する図である。 有用情報保持部に記録されるキーワードと有用情報の一例を示す図である。 (a)、(b)は、情報選択部によるキーワードの調整を説明する図である。 (a)、(b)は、有用情報を表示する画面例を示す図である。 本実施形態に係る情報提示装置により、システムコールに応じて有用情報を提示する処理のフローチャートである。 情報選択部による、キーワードの重み調整の詳細な手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 携帯型情報機器、 12 サーバ、 14 ネットワーク、 100 情報表示部、 102 ファイル保持部、 104 アクセス処理部、 106 語句抽出部、 108 画像出力部、 110 キーワード保持部、 112 重みテーブル、 114 重み付け履歴テーブル、 120 スコア処理部、 122 ファイル種類テーブル、 124 アクセス種類テーブル、 126 アクセス回数テーブル、 128 重み逓減処理部、 130 有用情報保持部、 150 情報選択部、 152 ユーザ設定部、 154 優先キーワード調整部。

Claims (11)

  1. 複数のファイルを記憶するファイル保持部と、
    複数のアプリケーションプログラムのうちいずれかからファイルアクセスのシステムコールが発行されたとき、そのファイルアクセスの対象として前記システムコールにより指定されたファイルを前記ファイル保持部から選択し、前記システムコールにより指定されたファイルアクセスを処理するアクセス処理部と、
    複数のキーワードをあらかじめ蓄積するキーワード保持部と、
    前記ファイルアクセスの対象となったファイルから複数の語句を所定の抽出規則にしたがって抽出する語句抽出部と、
    前記ファイルアクセスの対象となったファイルから抽出された語句に合致するキーワードに対して、そのファイルの前記アクセス処理部によるアクセス状況に応じた重み付けをして前記キーワード保持部に記録するスコア処理部と、
    ユーザに提供するための有用情報をその内容に関連するキーワードと対応させたかたちで複数記憶する有用情報保持部と、
    前記ファイルアクセスの対象となったファイルから複数の語句が抽出されたとき、それら複数の語句に合致したキーワードに対して記録されている重みに基づき、その重みによって優先されるキーワードに対応づけられた有用情報を選択して画面に表示する情報選択部と、
    を備えることを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記スコア処理部は、前記アクセス処理部によるファイルへのアクセスの回数に応じて前記重み付けを決定することを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記スコア処理部は、前記アクセス処理部によるファイルへのアクセスの種類に応じて前記重み付けを決定することを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  4. 前記スコア処理部は、時間の経過とともにキーワードに付与された重みを下げることを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  5. 前記情報選択部は、所定期間以上にわたって継続的に所定値以上の重みが付加されたキーワードがさらに優先されるよう調整することを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  6. 前記情報選択部は、前記調整をすべきか否かをユーザに問い合わせておき、肯定的な回答を受けた場合に限り調整することを特徴とする請求項5に記載の情報表示装置。
  7. 前記スコア処理部は、前記アクセス処理部によりアクセスされたファイルの種類に応じて前記重み付けを決定することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の情報表示装置。
  8. 複数のファイルを記憶するファイル保持部と、
    複数のキーワードをあらかじめ蓄積するキーワード保持部と、
    複数のアプリケーションプログラムのうちいずれかからファイルアクセスのシステムコールが発行されたとき、そのファイルアクセスの対象となったファイルから複数の語句を所定の抽出規則にしたがって抽出する語句抽出部と、
    前記ファイルアクセスの対象となったファイルから抽出された語句に合致するキーワードに対して、そのファイルの種類に応じた重み付けをして前記キーワード保持部に記録するスコア処理部と、
    ユーザに提供するための有用情報をその内容に関連するキーワードと対応させたかたちで複数記憶する有用情報保持部と、
    前記ファイルアクセスの対象となったファイルから複数の語句が抽出されたとき、それら複数の語句に合致したキーワードに対して記録されている重みに基づき、その重みによって優先されるキーワードに対応づけられた有用情報を選択して画面に表示する情報選択部と、
    を備えることを特徴とする情報表示装置。
  9. 複数のアプリケーションプログラムのうちいずれかからファイルアクセスのシステムコールが発行されたとき、そのファイルアクセスの対象として前記システムコールにより指定されたファイルを、複数のファイルを記憶するファイル保持部から選択し、前記システムコールにより指定されたファイルアクセスを処理するアクセス処理機能と、
    前記ファイルアクセスの対象となったファイルから複数の語句を所定の抽出規則にしたがって抽出する語句抽出機能と、
    前記ファイルアクセスの対象となったファイルから抽出された語句に合致するキーワードに対して、そのファイルの前記アクセス処理機能によるアクセス状況に応じた重み付けをして、複数のキーワードをあらかじめ蓄積しているキーワード保持部に記録するスコア処理機能と、
    前記ファイルアクセスの対象となったファイルから複数の語句が抽出されたとき、それら複数の語句に合致したキーワードに対して記録されている重みに基づき、ユーザに提供するための有用情報をその内容に関連するキーワードと対応させたかたちで複数記憶する有用情報保持部から、前記重みによって優先されるキーワードに対応づけられた有用情報を選択して画面に表示させる情報選択機能と、
    をコンピュータに発揮せしめることを特徴とする情報表示プログラム。
  10. クライアント端末に有用情報を表示させるサーバクライアントシステムであって、
    複数のファイルを記憶するファイル保持部と、
    複数のアプリケーションプログラムのうちいずれかからファイルアクセスのシステムコールが発行されたとき、そのファイルアクセスの対象として前記システムコールにより指定されたファイルを前記ファイル保持部から選択し、前記システムコールにより指定されたファイルアクセスを処理するアクセス処理部と、
    複数のキーワードをあらかじめ蓄積するキーワード保持部と、
    前記ファイルアクセスの対象となったファイルから複数の語句を所定の抽出規則にしたがって抽出する語句抽出部と、
    前記ファイルアクセスの対象となったファイルから抽出された語句に合致するキーワードに対して、そのファイルの前記アクセス処理部によるアクセス状況に応じた重み付けをして前記キーワード保持部に記録するスコア処理部と、
    前記ファイルアクセスの対象となったファイルから複数の語句が抽出されたとき、それら複数の語句に合致したキーワードに対して記録されている重みに基づき、その重みによって優先されるキーワードを決定し、そのキーワードをサーバに送信する情報選択部と、
    を備えるクライアント端末と、
    ユーザに提供するための有用情報をその内容に関連するキーワードと対応させたかたちで複数記憶する有用情報保持部を備え、前記クライアント端末から受け取ったキーワードに対応する有用情報を前記有用情報保持部から選択して前記クライアント端末に送信するるサーバと、
    を含むことを特徴とする情報表示システム。
  11. クライアント端末に有用情報を表示させるサーバクライアントシステムであって、
    複数のファイルを記憶するファイル保持部と、
    複数のアプリケーションプログラムのうちいずれかからファイルアクセスのシステムコールが発行されたとき、そのファイルアクセスの対象として前記システムコールにより指定されたファイルを前記ファイル保持部から選択し、前記システムコールにより指定されたファイルアクセスを処理するアクセス処理部と、
    複数のキーワードをあらかじめ蓄積するキーワード保持部と、
    前記ファイルアクセスの対象となったファイルから複数の語句を所定の抽出規則にしたがって抽出する語句抽出部と、
    前記ファイルアクセスの対象となったファイルから抽出された語句に合致するキーワードに対して、そのファイルの前記アクセス処理部によるアクセス状況に応じた重み付けをして前記キーワード保持部に記録するとともに、重み付きのキーワードをサーバに送信するスコア処理部と、
    を備えるクライアント端末と、
    ユーザに提供するための有用情報をその内容に関連するキーワードと対応させたかたちで複数記憶する有用情報保持部と、
    前記クライアント端末から前記重み付きのキーワードを受け取り、その重みによって優先されるキーワードに対応づけられた有用情報を選択して前記クライアント端末に送信する情報選択部と、
    を備えるサーバと、
    を含むことを特徴とする情報表示システム。
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