JP2008058752A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 光を偏向走査する光偏向装置であって、
   支持部と、振動部と、振動部を駆動する駆動手段と、を有し、
   前記振動部は、単一のねじり軸を中心にねじり振動する第1可動子と第2可動子を有すると共に、前記第1可動子と前記支持部を連結する第1ねじりバネと、前記第1可動子と前記第2可動子を連結する第2ねじりバネを有し、前記第１ねじりバネと前記第2ねじりバネは一直線上に配置されており、
   前記第1可動子は、前記第2可動子を取り囲む様に配置され、且つ前記ねじり軸を中心にねじり振動するときに前記第2可動子に入射する光の少なくとも一部を遮らない様に形状決めされていることを特徴とする光偏向装置。
2. 前記第1可動子は、当該第1可動子を挟んで対向した複数の前記第1ねじりバネで前記支持部に支持され、
   前記第2可動子は、当該第2可動子を挟んで対向した複数の前記第2ねじりバネで前記第1可動子に支持されることを特徴とする請求項1に記載の光偏向装置。
3. 前記第1可動子は、前記ねじり軸と平行に伸びる部分を少なくとも1つ持つ多角枠形状であり、前記多角枠形状の当該第1可動子の前記ねじり軸と平行に伸びる部分の一部を除去して形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光偏向装置。
4. 前記第1可動子は、前記ねじり軸と平行に伸びる部分を持つ多角枠形状であり、前記多角枠形状の当該第1可動子の前記ねじり軸と平行に伸びる少なくとも1つの部分を全体的に除去して形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光偏向装置。
5. 前記ねじり軸を通り、静止時の前記第2可動子に垂直な平面を基準として、前記第1可動子の両側の慣性モーメントが等しくなる様に構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載の光偏向装置。
6. 前記ねじり軸を通り、静止時の前記第2可動子に垂直な平面を基準として、前記第1可動子の両側の慣性モーメントが等しくなる様にする為の重りが当該第1可動子に付加されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1つに記載の光偏向装置。
7. 前記振動部は、前記ねじり軸回りに、基準周波数となる1次の固有振動モードと、基準周波数の2倍の周波数となる2次の固有振動モードを有しており、
   前記駆動手段は、基本周波数と、基本周波数の2倍の周波数で前記振動部を駆動することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1つに記載の光偏向装置。
8. 光源と、請求項1乃至7の何れか1つに記載の光偏向装置と、感光体とを有し、
   前記光源は、光の少なくとも一部が前記第1可動子により遮られない方向から前記第2可動子の反射面に当該光が入射する様に、配置され、
   前記光源からの光を前記光偏向装置により偏向し、該光の少なくとも一部を前記感光体上に入射することを特徴とする画像形成装置。