JP2008057930A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】繋ぎ部材による結合時に取り付けのバラツキがあっても、継ぎ目の目立たないデザイン性のよい加熱調理器を提供することを目的とする。
【解決手段】鍋などを載置する天板の外周部を覆設する枠体12と、枠体12とは別体で天板の一辺を覆設する前板13と、枠体12と前板13間を繋ぐ繋ぎ部材14とを備え、繋ぎ部材14は、枠体12と前板13との端面部が当たる突出部15を有し、この突出部15により枠体12と前板13との少なくとも一方の端面部を覆って繋ぐようにしたものである。これによって、繋ぎ部材14による結合時に取り付けのバラツキがあっても、繋ぎ部材14の突出部15により枠体12と前板13との少なくとも一方の端面部を覆うことにより、継ぎ目の目立たないデザイン性のよい加熱調理器を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、鍋などを天板上に載置して加熱調理する加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器として、天板の外周部を複数の枠体で覆い、各枠体間は中央部に突出部を有する繋ぎ部材で結合されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−059743号公報
しかしながら、前記従来の構成では、各枠体間の繋ぎ部材による結合時に取り付けのバラツキがあると、枠体端面と繋ぎ部材との間に隙間が生じて、加熱調理器としての外観を損なう恐れがあった。
本発明は、繋ぎ部材による結合時に取り付けのバラツキがあっても、継ぎ目の目立たないデザイン性のよい加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、鍋などを載置する天板と、前記天板の外周部を覆設する枠体と、前記枠体とは別体で前記天板の一辺を覆設する前板と、前記枠体と前記前板間を繋ぐ繋ぎ部材とを備え、前記繋ぎ部材は、枠体と前板との端面部が当たる突出部を有し、この突出部により枠体と前板との少なくとも一方の端面部を覆って繋ぐようにしたものである。
これによって、繋ぎ部材による結合時に取り付けのバラツキがあっても、繋ぎ部材の突出部により枠体と前板との少なくとも一方の端面部を覆うことにより、継ぎ目の目立たないデザイン性のよい加熱調理器を提供することができる。
本発明の加熱調理器は、繋ぎ部材による結合時に取り付けのバラツキがあっても、継ぎ目の目立たないデザイン性のよい加熱調理器を提供することができる。
第1の発明は、鍋などを載置する天板と、前記天板の外周部を覆設する枠体と、前記枠体とは別体で前記天板の一辺を覆設する前板と、前記枠体と前記前板間を繋ぐ繋ぎ部材とを備え、前記繋ぎ部材は、枠体と前板との端面部が当たる突出部を有し、この突出部により枠体と前板との少なくとも一方の端面部を覆って繋ぐようにした加熱調理器とすることにより、繋ぎ部材による結合時に取り付けのバラツキがあっても、繋ぎ部材の突出部により枠体と前板との少なくとも一方の端面部を覆うことにより、継ぎ目の目立たないデザイン性のよい加熱調理器を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、天板と枠体、および天板と前板の間にはそれぞれ両者を接着する接着材を設け、かつ繋ぎ部材と前記天板、枠体、前板との間にもそれぞれ両者を接着する接着材を設け、前記接着材により全周にシール層を形成したことにより、シール性が向上でき、信頼性の高い加熱調理器を提供することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、天板の下方には天板支持板を設け、前記天板と前記天板支持板は接着材で全周接着したことにより、シール性を大きく向上でき、信頼性の高い加熱調理器を提供することができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、枠体、前板、繋ぎ部材の下面は略同一面に構成するとともに、前記枠体、前板、繋ぎ部材の下面全周にはシール材を設けたことにより、加熱調理器のキャビネット組み込み式において、キャビネット内に水の浸入しにくい信頼性の高いものとすることができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明において、繋ぎ部材の突出部は、枠体または前板側に対して、テーパ形状としたことにより、繋ぎ部材を目立たなくすることができるとともに、布巾などで拭く際にも、引っかかりのないお手入れ性のよい加熱調理器を提供することができる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、繋ぎ部材は、その一部を枠体と前板との少なくとも一方に内嵌合させて組み立てるようにしたことにより、例えば、繋ぎ部材を枠体に仮セットし、その後、前板へセットできるので、非常に組み立て性にすぐれた加熱調理器を提供することができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、前板を構成する前板側面部は、天板支持板と繋ぎ部材の近傍においてのみオーバラップさせ接着してなることにより、前板の組み立て性がよく、また強度も十分確保できる加熱調理器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の実施の形態1における加熱調理器を示すものである。
図1に示すように、本実施の形態における加熱調理器は、鍋などを載置するセラミックプレートなどで構成された天板11と、天板11の外周部を覆設する端部がコの字状の枠体12と、枠体12とは別体で天板11の一辺を覆設する前板13と、枠体12と前板13間を繋ぐ樹脂製の繋ぎ部材14とを備えている。そして、この加熱調理器は、本実施の形態では、キヤビネット16に組み込まれている。
前記枠体12は直線状のものを2ヶ所内曲げし、天板11の3辺を覆設している。また、天板11の残りの1辺は、タッチキーなどを有する操作部13aを装備する前板13の覆い部13bで覆っている。前板13は天板1側を除く他の3辺が下方にコの字状に折り曲げられた形状をしており、覆い部13bのみが天板1側に突出した構成となっている。
繋ぎ部材14は、図2、図3に示すように、枠体12と前板13との端面部が当たる突出部15を有し、この突出部15により前板13の端面部を覆って(約1mm〜5mm程度重なり代有)繋ぐようにしている。また、繋ぎ部材14の一部14aは枠体12の端部に内嵌合している。なお、前板13の端面部を覆うことに代えて突出部15により枠体12の端面部を覆うようにしてもよいし、内嵌合は前板13の端部とも間で行ってもよい。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、上記構成において、枠体12を天板11に取り付けることを考える。繋ぎ部材14の一部14aを予め枠体12と内嵌合させる。すなわち、枠体12の端面部は、繋ぎ部材14の突出部15に突き当てられ、端面部のエッジ保護がなされている。そして、繋ぎ部材14は枠体12に圧入され仮セット(仮固定)されている。予め、天板11にセットされた前板13に対し、繋ぎ部材14を仮セットした枠体12を取り付ける際に、まず、枠体12を天板11に挟み込むように組み付ける。そして、枠体12を前板13側にずらして、繋ぎ部材14を前板13の端面部にあわせるようにする。ところで、動かしている繋ぎ部材14が前板13の端面部より外側にあり、覆設するようにセットするため、非常に入れやすく組み立てしやすい構成となっている。また、取り付け時に押し込みがバラツキ、例えば、奥まで入らなかったとしても、繋ぎ部材14が前板13の端面部を覆っているため、前板13の端面部は隠され、外観上も隙間なく構成させることができる。
このように、繋ぎ部材14を前板13に覆設することにより、枠体12の取り付け時にバラツキがあったとしても、枠体12、前板13の隙間を確実になくすこともできるし、さらに組み立てやすくすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、繋ぎ部材14は、枠体12と前板13との端面部が当たる突出部15を有し、この突出部15により枠体12と前板13との少なくとも一方の端面部を覆って繋ぐようにしたことにより、繋ぎ部材14による結合時に取り付けのバラツキがあっても、繋ぎ部材14の突出部15により枠体12と前板13との少なくとも一方の端面部を覆うことにより、継ぎ目の目立たないデザイン性のよい加熱調理器を提供することができる。
また、繋ぎ部材14は、その一部14aを枠体12と前板13との少なくとも一方に内嵌合させて組み立てるようにしたことにより、例えば、繋ぎ部材14を枠体12に仮セットし、その後、前板13へセットできるので、非常に組み立て性にすぐれた加熱調理器を提供することができる。
なお、本実施の形態では、枠体12は直線状のものを2ヶ所内曲げした構成としているが、この枠体12を3分割(分割数は問わない)などして天板11の各面を別の枠体にして、各々の継ぎ目をこの繋ぎ部材14で繋いでも、同様の効果が得られるものである。
また、本実施の形態では、枠体12に繋ぎ部材14を仮セットしているが、既述したとおり、前板13に予め仮セットして、枠体12を覆設させてもよい。
また、繋ぎ部材14の突出部15の幅をできる限り小さくすれば、より外観において段差のないデザイン性のよい加熱調理器を提供できる。
また、繋ぎ部材14の材質は樹脂だけでなくゴムでもよく、この場合は、よりシール性を高めることもできる。
また、加熱調理器は組み込み式だけではなく、据え置き式でも同様な効果が期待できるものである。
(実施の形態2)
図4、図5は、本発明の実施の形態2における加熱調理器を示すものである。加熱調理器としての構成は実施の形態1と同様であるので、相違点を中心に説明する。
本実施の形態では、天板11と枠体12との間の空間17全周にわたって両者を接着するシリコンなどの耐熱性の接着材18を設け(塗布し)、両者を接着するとともに、全周にシール層を形成したことにより、外からの水浸入に対するシールをも行っている。接着材18はシリコンなどの液状のものに限られるものではなく、シールテープを挟み込んでシールさせてもよい。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
天板11上から水をこぼし、枠体12と天板11の継ぎ目に水がきたときを考える。その際、枠体12との間の空間17には、接着材18が設けてあるため、接着材18により機器本体内への水浸入を防ぐことができる。接着材18は天板11と枠体12との全周にわたって設けられているため、天板11上のどこで水がこぼれても、機器本体内へ浸入することはない。
以上のように、本実施の形態においては、天板11と枠体12間にはそれぞれ両者を接着する接着材18を設け、接着材18により全周にシール層を形成したことにより、シール性が向上でき、信頼性の高い加熱調理器を提供することができる。
なお、接着材18による全周のシール層は、天板11と枠体12間に設けた例を示したが、これに加え、天板11と前板13の間(天板11と覆い部13bの間)、および繋ぎ部材14と天板11、繋ぎ部材14と枠体12、繋ぎ部材14と前板13との間にもそれぞれ両者を接着する接着材18を設けることで、さらにシール性を向上させ、信頼性を高めることができる。
また、繋ぎ部材14が枠体12内部に内嵌合している一部14aは、枠体12の空間の大きさによっては、接着材18を充満させることができない場合があるが、その際は、繋ぎ部材14の内嵌合した一部14aの端部と枠体12の隙間を確実に接着材18で接着することにより、隙間はなくなるため、全周シールすることができるし、繋ぎ部材14で覆設している部分についても、繋ぎ部材14と前板13、天板11の隙間に接着材18を設ければ、さらに確実にシール性は向上する。
(実施の形態3)
図6、図7は、本発明の実施の形態3における加熱調理器を示すものである。加熱調理器としての構成は実施の形態1、2と同様であるので、相違点を中心に説明する。
本実施の形態では、実施の形態2の構成に加え、天板11の下方には天板11を全周支持している天板支持板19を設け、天板11と天板支持板19は、実施の形態2と同様、接着材18で全周接着した構成としている。この接着材18は、天板支持板19に設けた全周段差20内に設け(塗布し)、天板11と天板支持板19を接着している。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
天板11上から水をこぼし、枠体12と天板11の継ぎ目に水がきたときを考える。その際、枠体12と天板11の間の空間17には、接着材18が塗布されているため、機器本体内への水浸入を防ぐことができるが、万が一、何かの理由で全周のシールが一部切れたと仮定する。その際においても、枠体12内で天板11の外周を通って、機器本体内に入ろうとした水に対して、天板支持板19の全周段差20に設けられた接着材18によって、全周シールされるため、確実に機器本体内への水浸入を防止することができる。
以上のように、本実施の形態においては、天板11の下方には天板支持板19を設け、天板11と天板支持板19は接着材18で全周接着したことにより、シール性を大きく向上でき、信頼性の高い加熱調理器を提供することができる。
(実施の形態4)
図8、図9は、本発明の実施の形態4における加熱調理器を示すものである。加熱調理器としての構成は実施の形態1〜3と同様であるので、相違点を中心に説明する。
本実施の形態では、枠体下面21、前板下面22、繋ぎ部材下面23は略同一面に構成するとともに、各部材の下面全周にはシール材24を設け(塗布し)ている。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
天板11上からキャビネット16に水をこぼしたことを考える。枠体12とキャビネット16の間に水が浸入して行くが、枠体12の枠体下面21には、シール材24が設けてあり、キャビネット16との隙間は埋められているので、キャビネット16内に水が浸入することはない。これは、前板下面22、繋ぎ部材下面23のところでも、同じくシールされているため同様にキャビネット16内に水が浸入することはない。枠体下面21、繋ぎ部材下面23あるいは前板下面22、繋ぎ部材下面23の繋ぎ目においては、どちらか一方を重ね合わせたり、また繋ぎ目をシール材24で埋めたりするなどすることにより、全周繋ぎ合せることができるため、シール性は確保される。
以上のように、本実施の形態においては、枠体12、前板13、繋ぎ部材14の下面は略同一面に構成するとともに、枠体12、前板13、繋ぎ部材14の下面全周にはシール材24を設けたことにより、加熱調理器のキャビネット組み込み式において、キャビネット16内に水の浸入しにくい信頼性の高いものとすることができる。
なお、シール材24は発泡シリコンのようなものだけでなく、シールテープを貼り付けてもよいし、ゴムパッキンを嵌めてもよい。
(実施の形態5)
図10は、本発明の実施の形態5における加熱調理器を示すものである。加熱調理器としての構成は実施の形態1〜4と同様であるので、相違点を中心に説明する。
本実施の形態では、繋ぎ部材14の突出部15は、枠体12または前板13側に対して、テーパ形状25としたものである。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
天板11および枠体12を汚して、拭き掃除するときを考える。布巾などで天板11、枠体12、繋ぎ部材14を拭いていくのであるが、繋ぎ部材14は枠体12側に対し、段差があるのではなく、滑らかなテーパ形状25で構成されているため、布巾などが引っかかることはなく、簡単にお手入れをすることができるし、またゴミなどもたまりにくくすることができる。また、外観も滑らかに見えるので、繋ぎ部材14を目立たなくすることができ、デザイン性も向上できる。
以上のように、本実施の形態においては、繋ぎ部材14の突出部15は、テーパ形状25としたことにより、繋ぎ部材14を目立たなくすることができるとともに、布巾などで拭く際にも、引っかかりのないお手入れ性のよい加熱調理器を提供することができる。
(実施の形態6)
図11、図12は、本発明の実施の形態6における加熱調理器を示すものである。加熱調理器としての構成は実施の形態1〜5と同様であるので、相違点を中心に説明する。
本実施の形態では、繋ぎ部材26は、枠体12の端面部、および前板13の端面部の両者を覆設するような構成になっている。なお、繋ぎ部材26の一部26aは枠体12(前板13でもよい)に内嵌合しているものである。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
枠体12と前板13の間には、枠体12と前板13の端面部を覆設している繋ぎ部材26を設けている(約1mm〜5mm程度重なり代有)ため、繋ぎ部材26を仮セットした枠体12が前板13の端面部より外側にあり、繋ぎ部材26を覆設するようにセットするため、非常に入れやすく組み立てしやすい構成となっている。また、取り付け時に押し込みがバラツキ、奥まで入らなかったとしても、繋ぎ部材26が枠体12および前板13の端面部を覆っているため、枠体12、前板13の端面部は隠され、外観上も隙間なく構成させることができる。
以上のように、本実施の形態においては、繋ぎ部材26は、枠体12の端面部、および前板13の端面部の両者を覆設するような構成としたことにより、枠体12、前板13の取り付け時にバラツキがあったとしても、枠体12、前板13の隙間を確実になくすことができ、継ぎ目の目立たないデザイン性の向上がはかれるとともに、組み立てやすくすることができる。
なお、繋ぎ部材26の突出部15の幅をできる限り小さくすれば、より外観において段差のないデザイン性のよい加熱機器が提供できる。
(実施の形態7)
図13、図14は、本発明の実施の形態7における加熱調理器の要部裏面を示すものである。加熱調理器としての構成は実施の形態1〜6と同様であるので、相違点を中心に説明する。
本実施の形態では、前板13の前板側面部29は、天板支持板19と繋ぎ部材26の近傍においてのみオーバラップさせ接着するようにしている。すなわち、天板支持体19は、前板13の前板側面部29が繋ぎ部材26の近傍の天板支持板下面27とでしかオーバラップしていない(左右対称で2ヶ所)。つまり、前板13の前板側面部29と対向する天板支持板19の箇所は、天板支持板前方側面28が前板13の前板側面部29より内側に入った(幅を狭くした)構成としている。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
前板13を天板11および天板支持板19にセットすることを考える。まず、天板支持板19上には、天板11が載置され接着されている。そして、そこに前板13をセットするのであるが、前板13の天板11との接着部には接着材18が塗布された状態でセットする必要がある。本構成では天板支持板前方側面28が前板13の前板側面部29より内側にあるので、上からかぶせるようにセットできる。ところが、繋ぎ部材26の近傍においては、天板支持板下面27と前板下面22はオーバラップしているため、セットする際は天板11方向にスライドさせる必要がある。しかし、5ミリ程度スライドさせるだけでセットできるので、接着材18がずれることなく容易に作業することができる。すなわち、オーバラップ部が多いと前板13のスライド量が大きくなり、接着材18が余計なところについたりしてしまう。そして、天板支持板19と前板13を一部のみでオーバラップさせることで、前板13の天板支持板19からの剥れの強度を強くすることができるので、作業性もよく、強度も確保された天板部構成を実現することができる。
以上のように、本実施の形態においては、前板13の前板側面部29は、天板支持板19と繋ぎ部材26の近傍においてのみオーバラップさせ接着してなることにより、前板13の組み立て性がよく、また強度も十分確保できる加熱調理器を提供することができる。
なお、本実施の形態では、オーバラップ部を前板13の前部下面と天板支持板前方前面の下面においても設けている。また、前板13と天板支持板19はねじなどで締結すれば、より強度が確保できる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、繋ぎ部材による結合時に取り付けのバラツキがあっても、継ぎ目の目立たないデザイン性のよい加熱調理器を提供することができるので、組み込み式だけではなく、据え置き式の調理器にも適用できるとともに、誘導加熱、ガスなど加熱源の種類を問わず適用できるものである。
(a)本発明の実施の形態1における加熱調理器の斜視図(b)(a)におけるA−A線による断面図 同加熱調理器の要部断面図 同加熱調理器の要部分解斜視図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の要部断面図 同加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態3における加熱調理器の要部断面図 同加熱調理器の天板を外した斜視図 本発明の実施の形態4における加熱調理器の要部断面図 同加熱調理器の天板部の裏面斜視図 本発明の実施の形態5における加熱調理器の要部斜視図 本発明の実施の形態6における加熱調理器の要部断面図 同加熱調理器の要部分解斜視図 本発明の実施の形態7における加熱調理器の要部分解裏面斜視図 同加熱調理器の要部裏面図
符号の説明
11 天板
12 枠体
13 前板
13a 操作部
13b 覆い部
14、26 繋ぎ部材
15 突出部
16 キャビネット
17 空間
18 接着材
19 天板支持板
21 枠体下面
22 前板下面
23 繋ぎ部材下面
24 シール材
25 テーパ形状
27 天板支持板下面
28 天板支持板前方側面
29 前板側面部

Claims (7)

  1. 鍋などを載置する天板と、前記天板の外周部を覆設する枠体と、前記枠体とは別体で前記天板の一辺を覆設する前板と、前記枠体と前記前板間を繋ぐ繋ぎ部材とを備え、前記繋ぎ部材は、枠体と前板との端面部が当たる突出部を有し、この突出部により枠体と前板との少なくとも一方の端面部を覆って繋ぐようにした加熱調理器。
  2. 天板と枠体、および天板と前板の間にはそれぞれ両者を接着する接着材を設け、かつ繋ぎ部材と前記天板、枠体、前板との間にもそれぞれ両者を接着する接着材を設け、前記接着材により全周にシール層を形成した請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 天板の下方には天板支持板を設け、前記天板と前記天板支持板は接着材で全周接着した請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 枠体、前板、繋ぎ部材の下面は略同一面に構成するとともに、前記枠体、前板、繋ぎ部材の下面全周にはシール材を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 繋ぎ部材の突出部は、枠体または前板側に対して、テーパ形状とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. 繋ぎ部材は、その一部を枠体と前板との少なくとも一方に内嵌合させて組み立てるようにした請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  7. 前板を構成する前板側面部は、天板支持板と繋ぎ部材の近傍においてのみオーバラップさせ接着してなる請求項3に記載の加熱調理器。
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