JP2008056391A - シート集積装置及びシート処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シートサイズのばらつきなどがあっても正確なシート整合を行ってシートを集積するシート集積装置及びかかるシート集積装置を有するシート処理装置を提供する。
【解決手段】整合部材をベルトに固定し、該ベルトを支持するプーリの少なくとも一つをバネで付勢してベルトに張力を付与する。
【選択図】図3
【解決手段】整合部材をベルトに固定し、該ベルトを支持するプーリの少なくとも一つをバネで付勢してベルトに張力を付与する。
【選択図】図3
Description
本発明はシート集積装置及びシート処理装置に関し、特に、画像形成装置との組み合わせで使用されるシート処理装置に関する。
画像形成装置から1枚ずつ排出されるシートを集積するシート処理においては、集積される各シートを位置合わせする整合を行い、揃った端面を有するシート束を形成することが望ましく、製本装置等のシート処理装置では、特に、正確なシート整合が要求される。
特許文献1では、往復移動する整合部材のそれぞれをバネで支持して整合部材に緩衝作用を持たせることにより、確実にシートを整合することが開示されている。
特開2000−159422号公報
シート集積装置の性能としては、少数枚のシートからなるシート束から多数枚のシートからなるシート束までに対して正確なシート整合を行うものが望まれ、特に、画像形成装置と連結して使用される製本装置では、シート束を構成するシートの枚数、シートの厚さ、シートの種類等が多様であることから、多様なシート束に対して満足できる整合性能を有することが要求される。
特許文献1のシート整合装置では、このような要求に対して不十分である。
すなわち、一対の整合部材を弾性部材で支持した構成では、整合過程において、シートから受ける応力により、整合部材の整合面が平行でなくなる場合が生じて、シートが正確に整合されない場合がある。
本発明は、シートの整合におけるこのような問題を解決することを目的とし、
様々なシートを用い、多様なシート束を形成する際に、正確な整合を行い、端面が揃ったシート束を形成することができるシート集積装置及びシート処理装置を提供することを目的とする。
様々なシートを用い、多様なシート束を形成する際に、正確な整合を行い、端面が揃ったシート束を形成することができるシート集積装置及びシート処理装置を提供することを目的とする。
前記目的は下記の発明により達成される。
1.
シートを集積するシート集積部及び該シート集積部に集積されたシートを整合する整合手段を有するシート集積装置であって、前記整合手段が、シートの側縁をシートの搬送方向に交差する方向から押して整合を行う整合部材、該整合部材が固定されたベルト、該ベルトを支持する少なくとも一対のプーリ及び該プーリの一つを駆動するモータを有するシート集積装置において、
前記プーリの少なくとも一つを変位可能とするとともに、変位可能な前記プーリを、前記ベルトを緊張させる方向にバネで付勢したことを特徴とするシート集積装置。
2.
前記モータは回転軸が固定された前記プーリを駆動し、変位可能な前記プーリは従動プーリであることを特徴とする前記1に記載のシート集積装置。
3.
変位可能な前記プーリを支持するレバーを有し、該レバーは軸を中心に回転可能であり、前記バネにより付勢されていることを特徴とする前記1または前記2に記載のシート集積装置。
4.
前記1〜3のいずれか1項に記載のシート集積装置及び該シート集積装置に集積されたシートに対して処理を行うシート処理手段を有することを特徴とするシート処理装置。
1.
シートを集積するシート集積部及び該シート集積部に集積されたシートを整合する整合手段を有するシート集積装置であって、前記整合手段が、シートの側縁をシートの搬送方向に交差する方向から押して整合を行う整合部材、該整合部材が固定されたベルト、該ベルトを支持する少なくとも一対のプーリ及び該プーリの一つを駆動するモータを有するシート集積装置において、
前記プーリの少なくとも一つを変位可能とするとともに、変位可能な前記プーリを、前記ベルトを緊張させる方向にバネで付勢したことを特徴とするシート集積装置。
2.
前記モータは回転軸が固定された前記プーリを駆動し、変位可能な前記プーリは従動プーリであることを特徴とする前記1に記載のシート集積装置。
3.
変位可能な前記プーリを支持するレバーを有し、該レバーは軸を中心に回転可能であり、前記バネにより付勢されていることを特徴とする前記1または前記2に記載のシート集積装置。
4.
前記1〜3のいずれか1項に記載のシート集積装置及び該シート集積装置に集積されたシートに対して処理を行うシート処理手段を有することを特徴とするシート処理装置。
本発明では、整合部材が固定されたベルトを支持するプーリの一つを変位可能とするとともに、変位可能な前記プーリをバネで付勢して前記ベルトに張力を付与しているので、整合部材が緩衝作用を持ってシートを整合する。従って、シートの幅にばらつきがあっても、シートが正確に整合される。したも、一対の整合部材は平行状態を保持して整合を行うので、シートは常に正しい向きに整合される。
図示の実施の形態により本発明を説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成システムの全体を示す図である。
画像形成システムは画像形成装置A及びシート処理装置の一例である製本装置Bを有する。
画像形成装置Aは電子写真方式によりシートに画像を形成するものであり、画像形成部A1、原稿搬送装置A2及び画像読取部A3を有する。
画像形成部A1において、ドラム状の感光体1の周囲に帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写装置5A、分離装置5B及びクリーニング装置6が配置され、これらの電子写真プロセス装置により、帯電、露光、現像及び転写が行われて感光体1上にトナー像が形成され、シートS1に画像が形成される。
シートS1は3個の給紙トレイ7Aに収納されており、これらの給紙トレイ7AからシートS1が1枚ずつ給紙され、転写装置5Aにより、感光体1上のトナー像がシートS1に転写される。
シートS1に転写されたトナー像が定着装置8を通過して定着処理される。定着処理されたシートS1は、排紙ローラ7Cから排紙されるか又は再給紙路7Eに搬送される。
片面プリントにおけるフェースダウン排紙、片面プリントにおけるフェースアップ排紙又は両面画像形成における表面画像形成において、切り替えゲート7DがシートS1を切り替え案内する。即ち、フェースアップ排紙においては、切り替えゲート7DはシートS1を直進させ、フェースダウン排紙及び両面画像形成においては、切り替えゲート7DはシートS1を下方に案内する。
フェースダウン排紙においては、シートS1は下方に案内された後に、スイッチバックして上方に搬送され、排紙ローラ7Cから排紙される。
両面画像形成においては、シートS1は下方に案内され、スイッチバックによる表裏反転後に再給紙路7Eを経て、転写装置5Aが配置された転写部に再給紙され、裏面画像の転写が行われる。
原稿搬送装置A2は原稿を1枚ずつ読取位置に搬送する。画像読取部A3は原稿搬送装置A2により搬送された原稿又は原稿台9に載置された原稿の画像を読み取って、画像信号を生成する。通信部A4はネットワーク機器と通信を行い、ネットワークから送信された画像形成指令を受けて画像信号を生成する。
製本装置Bは画像形成装置Aから送り込まれたシートを複数枚束ねてシートの束を構成し、該束に表紙を接合して本を形成する装置である。以下の説明において、画像形成装置Aにおいて画像が形成され、製本装置Bに供給されるシートをシートS1と言い、表紙用シートを表紙S2と言い、シートに表紙用シートが接合された本を本S3と言う。
製本装置Bは供給手段としてのシート反転部40、シート集積部50、塗布手段60、シート束に表紙を接合する接合手段(表紙支持手段90で構成される)を備え、更に搬送部10、排紙皿20表紙収納部80及び本排出部100を備える。塗布手段60、接合手段はシート束を処理するシート処理手段の一例であり、シート処理手段としては、このほかに、綴じ針でシートを綴じる処理手段、テープでシートを綴じるテープバインダ等種々のものがある。
画像形成装置Aから排出されたシートS1は搬送部10に設けられた切り替えゲート11により排出路12を経て排紙皿20に排出されるか又はシート反転部40に搬送される。排紙皿20には、製本処理モードでない場合にシートS1が排出される。
製本モードにおいては、シートS1は搬送路13を経てシート反転部40に搬送され、シート反転部40においてスイッチバックした後に、シート集積部50に搬送される。シート集積部50においては、設定された枚数のシートS1が集積され、シート集積部50は設定枚数が集積した段階で回転して、シートS1の束をほぼ垂直状態で保持する。
垂直状態でシート集積部50により保持されたシートS1の束の下面に、塗布手段60により接着剤が塗布される。
接着剤が塗布されたシートS1の束に表紙S2が接触し、接着される。
シートS1の束に表紙S2が接着されて作成された本S3は本排出部100に排出される。
製本装置Bには、シート搬入部にセンサSE1、シート反転部40へのシート排出部にセンサSE2、シート集積部50のシート搬入部にセンサSE3、シート集積部50の底部にセンサSE4がそれぞれ設けられ、製本装置B内におけるシート搬送及びシート処理に用いられる。
図2は図1における製本装置Bのシート反転部40及びシート集積部50の構成を示す図である。
搬送路13からシート反転部40にシートS1を排出する排紙ローラ14により排出されたシートS1は、一対の搬送ローラ401で搬送されて左斜め方向に上昇し、シートS1の後端が、排紙ローラ14を抜けた段階で、搬送ローラ401の搬送方向が反転し、シートS1が傾斜した反転ガイド402に沿って、右斜め方向に下降し、搬送ローラ406により搬送されてシート集積部50に送られる。
シート集積部50は傾斜したシート支持台502及びシートS1の下端を受けるシート受け506を有し、シート集積部50に搬入されたシートS1はシート支持台502上を降下し、シート上506に下端が突き当たって停止する。
503は、シート集積部50に集積されたシート束SSを押さえて、シート束SSを保持する保持部材、504は、シート集積部50に搬入されたシートS1の浮き上がりを押さえる押さえ部材である。505A(505B)はシート集積部50にあるシートS1を整合する整合部材であり、シート側方に一対設けられ、後に説明するように往復移動してシートS1を整合する。
前記のように、シートS1は排紙ローラ14によりシート反転部40に排出され、反転ガイド402上を落下してシート集積部50に搬入されるが、シート集積部50の入り口部近傍、すなわち、搬送ローラ406の上流部に設けられたセンサSE3からのシートS1の後端通過検知信号により、シートS1のシート集積部50への搬入が検知される。
センサSE3の検知信号から所定時間後に整合部材505A、505Bが作動してシートS1を整合する。次に、押さえ部材504がソレノイド(図示せず)の駆動で点線の待避位置から実線の作動位置に回転してシートS1を押さえる。押さえ部材504は次のシートS1の搬入前に点線の待避位置に回転する。
シートS1の搬入毎に、シート整合とシート押さえとが繰り返され、シート集積部50にシートS1が集積され、シート束SSが形成される。
設定枚数のシートS1がシート集積部50に集積された段階でシート集積部50は501を軸として回転しシート束SSを垂直状態に保持する。
図3は整合部材505A、505Bの駆動機構を示す図である。
整合部材505A、505Bはタイミングベルト510に固定され。図5(b)に示すように、タイミングベルト510から直角に起立し、起立した垂直面でシートを押して整合する。
ステッピングモータからなるモータMTにより往復移動するタイミングベルト510により整合部材505A、505Bは、シートの幅よりもやや広い間隔を保つ位置とシートの幅よりもやや狭い間隔を保つ位置との間を矢印W1、W2のように1乃至数回往復移動してシートを整合する。
モータMTにより駆動されるプーリ511は固定軸に支持され回転する駆動プーリであり、プーリ512は従動プーリであり、揺動可能な支持部材513により支持され、移動軸の周りに従動回転する。
支持部材513は引っ張り型のバネ514により付勢され、バネ514はタイミングベルト510に一定の張力を付与する。
整合動作において、整合部材505A、505Bはシート束の側面を押圧するが、シート束の応力はバネ514の緩衝作用で緩和される。すなわち、モータMTの駆動力で整合部材505A、505Bが相互の間隔を狭める際に、支持部材513の上端514がバネ514の作用で変位し、プーリ512が矢印W3のように変位して、整合部材505Aが応力を緩和する。
処理されるシートは、A4、B4等の規格幅にたいした誤差を持つ場合が少なくない。即ち、紙製品のロット間、あるいは、各シート間で、サイズにばらつきがある。
整合部材が緩衝機構を持たない駆動機構で駆動される場合には、このようなばらつきにより整合性が低下する場合があるが、図示のように整合部材505Aに緩衝作用を持たせることにより、シート幅にばらつきがある場合でも、正確な整合が行われる。
また、整合部材505A、505Bはタイミングベルト510に固定されているので、プーリ512が変位した場合でも、整合部材505A、505Bは平行な整合面を保持し、シートは正しい向きに整合される。
A 画像形成装置
B 製本装置
40 シート反転部
50 シート集積部
505A、505B 整合部材
510 タイミングベルト
511、512 プーリ
513 支持部材
514 バネ
B 製本装置
40 シート反転部
50 シート集積部
505A、505B 整合部材
510 タイミングベルト
511、512 プーリ
513 支持部材
514 バネ
Claims (4)
- シートを集積するシート集積部及び該シート集積部に集積されたシートを整合する整合手段を有するシート集積装置であって、前記整合手段が、シートの側縁をシートの搬送方向に交差する方向から押して整合を行う整合部材、該整合部材が固定されたベルト、該ベルトを支持する少なくとも一対のプーリ及び該プーリの一つを駆動するモータを有するシート集積装置において、
前記プーリの少なくとも一つを変位可能とするとともに、変位可能な前記プーリを、前記ベルトを緊張させる方向にバネで付勢したことを特徴とするシート集積装置。 - 前記モータは回転軸が固定された前記プーリを駆動し、変位可能な前記プーリは従動プーリであることを特徴とする請求項1に記載のシート集積装置。
- 変位可能な前記プーリを支持するレバーを有し、該レバーは軸を中心に回転可能であり、前記バネにより付勢されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート集積装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート集積装置及び該シート集積装置に集積されたシートに対して処理を行うシート処理手段を有することを特徴とするシート処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006233322A JP2008056391A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | シート集積装置及びシート処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006233322A JP2008056391A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | シート集積装置及びシート処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008056391A true JP2008056391A (ja) | 2008-03-13 |
Family
ID=39239595
Family Applications (1)
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JP2006233322A Pending JP2008056391A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | シート集積装置及びシート処理装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008056391A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101014693B1 (ko) | 2009-06-05 | 2011-02-16 | 주식회사신도리코 | 피니셔 구동장치 |
-
2006
- 2006-08-30 JP JP2006233322A patent/JP2008056391A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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