JP2008055380A - エアフィルタユニットの洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化・省スペース化を図ることができ、構成が簡単で、据付作業が容易で、作業性と処理効率を向上することができる、エアフィルタユニットの洗浄装置を提供する。
【解決手段】循環経路に沿って等間隔に配置され、それぞれ、エアフィルタユニットを着脱自在に保持する複数のハンドリング装置38と、ハンドリング装置の間隔を保ちながら全てのハンドリング装置を循環経路に沿って同時に移動させる搬送装置30と、循環経路に沿って、エアフィルタユニットを洗浄する工程順に等間隔に配置され、それぞれが同時にハンドリング装置に対向する複数の処理槽22,24,26,28とを備える。ハンドリング装置38が処理槽22,24,26,28を順に移動し、ハンドリング装置38に保持さているエアフィルタユニットが処理槽22,24,26,28で順に処理される。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアフィルタユニットの洗浄装置に関する。
従来、ビルディング、工場、事務所などの空気調和設備においては、取り入れ外気や循環空気中の粉じんをろ材で除去するエアフィルタユニットが用いられている。このようなエアフィルタユニットを繰り返し使用するため、エアフィルタユニットを洗浄する洗浄装置(以下、単に「洗浄装置」という。)が提案されている。洗浄装置は、小型化・小スペース化、構成の簡素化、作業性・処理効率の向上などが要求されている。
例えば図10に模式的に示したエアフィルタユニットの洗浄装置100は、第1反転装置104、前処理槽112、超音波洗浄槽113、中継台114、すすぎ槽115、殺菌槽116及び第2反転装置106を一列に配置し、2台の搬送装置120,130を備える。第1搬送装置120は、第1反転装置104〜中継台114間において、アーム124でエアフィルタユニット102を把持しながら、矢印140〜144で示すようにエアフィルタユニット102の搬送を行う。第2搬送装置130は、中継台114〜第2反転装置106間において、アーム134でエアフィルタユニット102を把持しならが、矢印145〜148で示すように、エアフィルタユニット102の搬送を行う。搬送装置120,130の動作は、制御装置114によって制御される(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−527267号公報
上記の洗浄装置100は、第1反転装置104〜第2反転装置106間のレイアウトを、中継台114で折り曲げることにより、全長を短くし、小型化・省スペース化を図ることができる。
しかし、中継台114の長さ分は削ることができないため、全長の短縮には限界がある。また、2台の搬送装置120,130と中継台114とを備えるため、構成が複雑になり、洗浄装置の設置に必要な面積も大きくなる。搬送装置120,130はガイドレール上を移動する構成であるため、洗浄装置100は高くならざるを得ない。さらに、中継台114でエアフィルタユニット102の受け渡しを行うため、第1搬送装置120と第2搬送装置130との位置合わせが必要となるなど、据付時の調整作業が煩雑である。さらに、洗浄装置100の据付や搬入のためのスペースも必要となる。
そのため、洗浄装置100を設置できるのは、工場内のように、天井が高く、広いスペースの確保が容易な場所に限られていた。
さらに、洗浄装置100は、第1搬送装置120と第2搬送装置130とが連携しながら動作するため、制御が複雑になる。そのため、エアフィルタユニットの汚れ具合に応じて洗浄時間を変えるなどの調整作業が難しい。また、第1搬送装置120は、前処理槽112又は超音波洗浄槽113のいずれか一方での処理しか行うことができない。第2搬送装置130は、すすぎ槽115又は殺菌槽116のいずれか一方での処理しか行うことができない。エアフィルタユニットは中継台114で受け渡す必要がある。
このようなことから、洗浄装置100は、処理効率の向上には限界がある。
本発明は、上記のような問題を解決しようとするものであり、小型化・省スペース化を図ることができ、構成が簡単で、据付作業が容易で、作業性と処理効率を向上することができる、エアフィルタユニットの洗浄装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の構成のエアフィルタユニットの洗浄装置を提供する。
エアフィルタユニットの洗浄装置は、(1)循環経路に沿って等間隔に配置され、それぞれ、エアフィルタユニットを着脱自在に保持する複数のハンドリング装置と、(2)前記ハンドリング装置の間隔を保ちながら全ての前記ハンドリング装置を前記循環経路に沿って同時に移動させる搬送装置と、(3)前記循環経路に沿って、エアフィルタユニットを洗浄する工程順に等間隔に配置され、前記ハンドリング装置にそれぞれが同時に対向する複数の処理槽とを備える。前記搬送装置により、前記ハンドリング装置が、それぞれ、エアフィルタユニットを洗浄する工程順に前記処理槽を移動し、前記ハンドリング装置に保持されているエアフィルタユニットが、それぞれ、前記処理槽において工程順に処理される。
上記構成において、処理槽は、エアフィルタユニットを洗浄する最初の工程の洗浄槽から最後の工程の洗浄槽までが等間隔に配置されていればよく、最初の洗浄槽と最後の洗浄槽とが隣接する間隔は、他の隣り合う洗浄槽同士の間隔と同じでなくてもよい。
上記構成において、エアフィルタユニットを保持するハンドリング装置が、エアフィルタユニットを洗浄する工程順に処理槽を移動することによって、エアフィルタユニットの洗浄を行うことができる。ハンドリング装置が、最終の工程の処理槽を通過した後、最初の工程の処理槽に達するまでの間に、ハンドリング装置に保持するエアフィルタユニットを交換する。
上記構成によれば、1台の搬送装置で、複数のエアフィルタユニットを同時に搬送するので、構成が簡単になり、小型化・省スペース化を図ることができる。全ての処理槽は同時にハンドリング装置に対向するので、ハンドリング装置に保持されているエアフィルタユニットを各処理槽において略同時に処理できる。各処理槽の稼働率が高まり、処理効率が向上する。搬送装置が1台しかないので、据付作業も容易である。また、ハンドリング装置に保持するエアフィルタユニットの交換を同じ場所で行うようにして、作業性を向上することができる。
具体的には、以下のように種々の態様の構成とすることができる。
好ましくは、前記ハンドリング装置の個数と、前記処理槽の個数とが、同じである。
この場合、ハンドリング装置と処理槽とは、同じ間隔で配置される。搬送装置により、ハンドリング装置が、各処理槽に対向する処理位置を順に移動する。搬送装置、ハンドリング装置や処理槽に無駄がない簡単な構成とし、小型化・省スペース化を図ることができる。
好ましくは、前記ハンドリング装置の個数は、前記処理槽の個数に1以上の整数を加えた個数である。
この場合、全ての処理槽にハンドリング装置が対向しているときに、処理槽に対向していないハンドリング装置について、ハンドリング装置に保持するエアフィルタユニットの交換を行うことができる。エアフィルタユニットの交換は、他のエアフィルタユニットが処理槽で処理されているときに行うことができるので、処理効率を高めることができる。
より好ましくは、前記ハンドリング装置の個数は、前記処理槽の個数に1を加えた個数である。この場合、構成をより簡単にし、より一層の小型化・省スペース化を図ることができる。
好ましくは、前記搬送装置は、(a)中心軸の周りの回転と、前記中心軸方向の移動とが可能な回転軸と、(b)前記回転軸に一端が固定され、前記回転軸から等間隔に放射状に延在する複数のアームとを含む。前記ハンドリング装置は、前記各アームの他端側にそれぞれ取り付けられる。
この場合、搬送装置は、中心軸の周りの円形の循環経路に沿って、ハンドリング装置の間隔を保ちながら、全てのハンドリング装置を同時に移動させることができる。搬送装置の構成は、簡単になる。
また、本発明は、上記課題を解決するために、以下のように構成したエアフィルタユニットの洗浄装置を提供する。
エアフィルタユニットの洗浄装置は、(1)中心軸の周りの回転と前記中心軸方向の移動とが可能な回転軸と、前記回転軸に一端が固定され、前記中心軸と非平行に延在する、少なくとも1本のアームと、を含む搬送装置と、(2)前記アームの他端側に取り付けられ、エアフィルタユニットを着脱自在に保持する、少なくとも一つのハンドリング装置と、(3)前記搬送装置によって搬送される前記ハンドリング装置の搬送経路に沿って配置され、前記ハンドリング装置に保持されている前記エアフィルタユニットを洗浄するための、複数の処理槽と、を備える。
上記構成によれば、エアフィルタユニットをハンドリング装置に装着する場所と、ハンドリング装置からエアフィルタユニットを取り出す場所とを同じにすることができ、作業性を向上することができる。また、搬送装置の回転軸のまわりに処理槽を配置して、小型化・省スペース化を図ることができる。さらに、搬送装置の構成が簡単であり、据付作業が容易である。
好ましくは、前記搬送装置は、前記回転軸が1方向にのみ回転し、複数の前記アームが前記中心軸から放射状に等間隔に延在する。それぞれの前記アームに前記ハンドリング装置が取り付けられる。前記処理槽は、前記搬送装置によって搬送される前記ハンドリング装置の前記搬送経路に沿って、エアフィルタユニットを洗浄する工程順に配置され、少なくとも2つの前記処理槽がそれぞれ前記ハンドリング装置に同時に対向する。
この場合、複数の処理槽でエアフィルタユニットを同時に処理することで、処理効率を向上することができる。
好ましくは、前記ハンドリング装置の個数は、前記処理槽の個数以上の個数である。
この場合、全ての処理槽が同時にハンドリング装置に対向するようにして、最も処理効率を向上することができる。
本発明のエアフィルタユニットの洗浄装置は、小型化・省スペース化を図ることができ、構成が簡単で、据付作業が容易で、作業性と処理効率を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態として実施例を、図1〜図9を参照しながら説明する。
<実施例1> 実施例1のエアフィルタユニットの洗浄装置(以下、単に「洗浄装置」ともいう。)10について、図1〜図6を参照しながら説明する。
洗浄装置10は、枠にろ材が収められたエアフィルタユニットを、連続的に洗浄する装置である。
図1の平面図に示すように、洗浄装置10は、基台12の上に、4つの処理槽(すなわち、前処理槽22、超音波洗浄槽24、すすぎ槽26及び後処理槽28)と、搬送装置30と、制御盤14とを備える。搬送装置30は、基台12の中央に配置されている。前処理槽22、超音波洗浄槽24、すすぎ槽26及び後処理槽28は、搬送装置30を中心に90度ごとに、すなわち4等分位置に、それぞれ配置されている。
搬送装置30は、図1及び図1の線A−Aに沿って見た側面図である図2に示すように、基台12の中央に配置された本体部32と、本体部32から垂直上方に延在する回転軸34と、回転軸34の上部に一端が固定された4本のアーム36とを備える。各アーム36の他端(先端)37には、それぞれ、ハンドリング装置38が固定されている。
回転軸34は、垂直(鉛直)方向に延在する中心軸の周りを回転するだけではなく、本体部32に対して上下方向に移動して本体部32から出没するようになっている。本体部32の内部には、回転軸34を回転・昇降するための駆動装置(図示せず)が収納されている。各アーム36は、回転軸34から放射状に略水平方向に延在し、回転軸34の中心軸の周りに90度ごとに配置されている。
ハンドリング装置38は、エアフィルタユニット(図示せず)を保持する装置である。実施例1では、ハンドリング装置38として、エアフィルタユニットを収納するための網目状のかごがアーム36の先端37に吊り下げられるように構成されている。この場合、ハンドリング装置38のかごに対するエアフィルタユニットの厳密な位置決めを不要とし、ハンドリング装置38のかごに収納するエアフィルタユニットを短時間で交換できるようにすることができる。
なお、ハンドリング装置38はこの他の構成としてもよい。例えば、エアフィルタユニットの上部を爪状の部材で、着脱自在に把持又は係合する構成としてもよい。また、ハンドリング装置38に保持するエアフィルタユニットの交換(着脱)は、作業員が行うようにしても、機械化・自動化してもよい。
ハンドリング装置38は、等間隔に配置され、回転軸34の回転に伴って、図1において矢印80で示す方向に、円形の循環経路を移動する。また、回転軸34の昇降に伴って、図2において矢印82で示すように、上下方向に移動する。
各処理槽22,24,26,28は、ハンドリング装置38の循環経路に沿って矢印80で示す方向にエアフィルタユニットを洗浄する工程順に、等間隔に配置される。各処理槽22,24,26,28は、搬送装置30の駆動により移動する4つのハンドリング装置38に、それぞれ、同時に対向する。各処理槽22,24,26,28の上面には開口(図示せず)が設けられ、搬送装置30の回転軸34の昇降に伴い、4つのハンドリング装置38にそれぞれ保持されたエアフィルタユニットを、上方から各処理槽22,24,26,28の内部に、同時に出し入れすることができるようになっている。
前処理槽22は、エアフィルタユニットに前処理液を噴射し、エアフィルタユニットに付着した粉じんを浮きやすくし、剥がれた粉じんを洗い流す。超音波洗浄槽24は、洗浄液中に浸したエアフィルタユニットに超音波を当て、エアフィルタユニットに付着した粉じんを剥離させる。すすぎ槽26は、エアフィルタユニットに残った洗浄液を除去する。後処理槽28は、エアフィルタユニットに対して霧状の殺菌剤、抗菌剤を吹き付けたり、オゾンを噴き付けるなどして、殺菌、抗菌処理を行う。
図5のブロック図は、洗浄装置10の制御系の構成を示す。制御盤14(図1参照)に収納された制御装置16には、搬送装置30の回転軸34の昇降・回転のための昇降モーター42及び回転モーター44と、前処理槽22、超音波洗浄槽24、すすぎ槽26及び後処理槽28とが接続されている。制御装置16は、各ハンドリング装置38に保持されたエアフィルタユニットの搬送と、各処理槽22,24,26,28におけるエアフィルタユニットのすすぎ・洗浄等の処理とが同期するように、制御する。
次に、洗浄装置10の動作について説明する。
図1の線B−Bに沿って見た模式図である図3及び図4に示すように、搬送装置30の回転軸34は、回転軸34が上方に突出した上昇位置(図3)と、回転軸34の下部が本体部32内に収納された下降位置(図4)との間を移動し、これに伴って、各アーム36の他端37に固定されたハンドリング装置38が昇降する。ハンドリング装置38は、図3に示すように、上昇位置では各処理槽22,24,26,28(図3では、22のみ図示)の上方に位置する。一方、下降位置では各処理槽22,24,26,28(図3では、22のみ図示)の内部に入る。
搬送装置30の回転軸34は、図1において矢印80で示す方向に、45度ごとに間欠的に回転し、実線で示した待機位置と、鎖線で示した処理位置との間を移動する。ハンドリング装置38は、待機位置では、隣接する処理槽22,24,26,28間の中間に位置し、処理位置では、各処理槽22,24,26,28の上方に位置する。
回転軸34は、待機位置と処理位置とで昇降する。待機位置で4つのハンドリング装置38が同時に下降するとき、前処理槽22と後処理槽28との間にあるハンドリング装置38のかごから処理済みのエアフィルタユニットを取り出し、代わりに、未処理のエアフィルタユニットをハンドリング装置38のかごに入れる。処理位置では、ハンドリング装置38が下降位置にあるとき、ハンドリング装置38に保持されているエアフィルタユニットが、各処理槽22,24,26,28内で処理される。
搬送装置30は、2回の昇降と2回の回転を1サイクルとする動作を繰り返す。
すなわち、図6のタイミングチャートに示すように、一定周期Tの動作を繰り返す。図6(a)は、回転軸34を昇降のタイミングチャートであり、駆動装置50の昇降モーター42(図5参照)の正転・逆転により、符号50,54で示す下降位置と、符号52,56で示す上昇位置との間で、昇降を繰り返す。図6(b)は、搬送装置30の回転のタイミングチャートであり、符号53,57で示すように、図6(a)において符号52,56で示す上昇位置で、搬送装置40の回転モーター44が一方向に回転する。符号51,55で示すように、搬送装置40の回転モーター44が停止しているとき、ハンドリング装置38は、それぞれ、処理位置と待機位置にある。
具体的には、搬送装置30は、符号50,51で示すように、処理位置においてハンドリング装置38を下降させる。このとき、各処理槽22,24,26,28は、各ハンドリング装置38に保持されたエアフィルタユニットに対して、所定の処理を行う。
次いで、符号52で示すように、ハンドリング装置38を上昇させた後、符号53で示すように所定時間回転させ、符号55で示すように、待機位置まで移動させる。
次いで、符号54で示すように、待機位置においてハンドリング装置38を下降させる。このとき、同時に下降する4つのハンドリング装置38うち、前処理槽22と後処理槽28との間に位置するハンドリング装置38のかごから、処理済みのエアフィルタユニットを取り出し、代わりに、未処理のエアフィルタユニットをハンドリング装置38のかごに入れる。
次いで、符号56で示すようにハンドリング装置38を上昇させ後、符号57で示すように所定時間回転し、符号51で示す処理位置まで移動させる。
以上の一連の動作を1サイクルとして繰り返す。
ハンドリング装置30は、前処理槽22と後処理槽28との間の中間位置(初期位置)で、未処理のエアフィルタユニットを保持し、各処理槽22,24,26,28を順に移動する。このとき、ハンドリング装置30に保持されたエアフィルタユニットは、各処理槽22,24,26,28で工程順に処理される。ハンドリング装置38が初期位置に戻ると、ハンドリング装置38から処理済みのエアフィルタユニットが取り出される。
なお、待機位置での回転軸34の昇降をなくして、ハンドリング装置38が高い位置にある状態でエアフィルタユニットの交換を行うようにしてもよい。あるいは、待機位置で搬送を停止せずに、ハンドリング装置38が移動中にエアフィルタユニットの交換を行うようにしてもよい。さらには、処理位置で搬送を停止せずに、ハンドリング装置38が移動中に各処理槽22,24,26,28で処理を行うことも可能である。
<実施例2> 実施例2の洗浄装置10aについて、図7〜図9を参照しながら説明する。実施例2の洗浄装置10aは、実施例1の洗浄装置10と略同様に構成されている。以下では、実施例1と同様の構成部分には同じ符号を用い、相違点を中心に説明する。
図7の平面図に示すように、洗浄装置10aは、基台12の上に、実施例1と同様に、搬送装置30a、制御盤14、前処理槽22、超音波洗浄槽24、すすぎ槽26及び後処理槽28を備える。
実施例1と異なり、基台12の上には、前処理槽22と後処理槽28の間に、フィルタユニット台20を備える。搬送装置30aは、実施例1と同様に基台12の中央に配置されているが、実施例1とは異なり、搬送装置30aの周りに、フィルタユニット台20、前処理槽22、超音波洗浄槽24、すすぎ槽26及び後処理槽28が5等分する位置に、すなわち72度ごとに配置されている。
搬送装置30aは、図7及び図7の線C−Cに沿って見た模式図である図8に示すように、実施例1と同様に、基台12の上に配置される本体部32と、本体部32から垂直上方に延在する回転軸34と、回転軸34の上部に一端が固定され、回転軸34から放射状に略水平方向に延在するアーム36と、アーム36の先端37に固定されたハンドリング装置39とを備える。実施例1と異なり、5本のアーム36を備え、各アーム36は、回転軸34の周りに5等分するように、すなわち72度ごとに配置されている。
アーム36の先端37に取る付けるハンドリング装置39として、実施例2ではエアフィルタユニット2の上部を着脱自在に把持する構成を例示しているが、これに限るものではない。例えば、実施例1のように、網目状のかごであってもよい。
実施例1と異なり、搬送装置30aの回転軸34は、図7において矢印81で示す方向に、72度ごとに間欠的に回転し、ハンドリング装置39は、図7において実線で示した処理位置を、矢印81で示す方向に順に移動する。すなわち、ハンドリング装置39は、処理槽22,24,26,28の間で停止することなく、各処理槽22,24,26,28を順に移動する。
次に、洗浄装置10aの動作について説明する。
図8において実線で示すように、搬送装置30aの回転軸34は、回転軸34が上方に突出した上昇位置と、鎖線で示すように、回転軸34が下降して下部が本体部32内に収納された下降位置との間を移動し、これに伴って、ハンドリング装置39が昇降する。ハンドリング装置39は、上昇位置ではフィルタユニット台20及び各処理槽22,24,26,28(図8では、22のみ図示)の上方に位置する。一方、下降位置では、エアフィルタユニット2に保持されているエアフィルタユニット2が、フィルタユニット台20に載置されたり、各処理槽22,24,26,28(図3では、22のみ図示)の内部に入ったりする。
また、搬送装置30aの回転軸34は、図7において矢印81で示す方向に、72度ごとに間欠的に回転し、実線で示した処理位置の間を移動し、中間位置では停止しない。
搬送装置30aは、上昇と下降を繰り返すとともに、上昇しているときにのみ回転する。すなわち、図9のタイミングチャートに示すように、一定周期Tの動作を繰り返す。図9(a)は、昇降のタイミングチャートであり、符号60で示す下降位置と、符号62で示す上昇位置との間を移動する。図9(b)は、搬送装置30aの回転のタイミングチャートであり、符号3で示すように、図9(a)において符号62で示す上昇位置において、所定時間回転する。つまり、1サイクルで1回の昇降と1回の回転を行う。
具体的には、搬送装置30aは、符号60で示すように、処理位置において下降する。このとき、各処理槽22,24,26,28内において、ハンドリング装置39に保持されたエアフィルタユニット2に対して、所定の処理を行う。また、フィルタユニット台20に載置された処理済みのエアフィルタユニット2をハンドリング装置39から取り外し、代わりに、未処理のエアフィルタユニットをハンドリング装置39に取り付ける。エアフィルタユニット2の着脱には、十分な時間を確保することができる。
次いで、符号62で示すように上昇した後、符号63で示すように所定時間回転し、ハンドリング装置39は隣の処理槽22,24,26,28の上方まで移動した後、符号60で示すように、下降する。
以上の一連の動作を繰り返すことにより、フィルタユニット台20でハンドリング装置39に取り付けられたエアフィルタユニット2は、各処理槽22,24,26,28で工程順に処理され、再びフィルタユニット台2に戻ると、ハンドリング装置39から取り出される。
洗浄装置10aでは、ハンドリング装置39に保持するエアフィルタユニット2の交換を、各処理槽22,24,26,28での処理と並行して行うことでき、時間的に余裕があるので、エアフィルタユニット2の着脱を自動化することが容易である。
<変形例> 実施例1、2では、複数本のアーム36を備えているが、処理能力の要求が高くない場合には、アーム36の本数を減らし、洗浄装置の構成を簡略化することができる。例えば、図1の実施例1では4本のアーム36を備えているが、これを180度ごとの2本に減らしてもよい。この場合、回転・昇降の制御は同じである。処理槽のうち2つは、それぞれ、2本のアームに取り付けられたハンドリング装置に同時に対向する。
アームが1本のみの場合には、最も簡略化した構成となる。実施例1、2のように複数のアームが連動し同時に回転する場合には、アームの角度ピッチに対応して、工程順に処理槽を等間隔に配置する必要があるが、アームが1本の場合には、処理槽の位置に応じてアームの回転角度を制御すればよいので、処理槽を任意の間隔で配置することができる。この場合、処理槽やフィルタ台のレイアウトの制約が小さくなり設計自由度が高くため、洗浄装置を小型化したり、設置スペースに応じて処理槽のレイアウトを選択したり、製造コストを考慮して処理槽のレイアウトを最適化したりすることができる。
さらには、実施例1、2では、搬送装置の回転軸が一方向のみに等角度ピッチで回転することにより、ハンドリング装置が工程順に処理槽を移動するが、アームが1本の場合には、搬送装置の回転軸を両方向に回転させても、ハンドリング装置が工程順に処理槽を移動するようにすることが可能である。例えば、搬送装置のまわりに、超音波洗浄槽、フィルタ台、すすぎ槽を、90度ごとに順に配置し、1本のアームが扇状に180度の範囲を往復するように構成する。そして、アームが、フィルタ台から超音波槽に正方向に90度移動し、次いで逆方向に180度回転して超音波槽からすすぎ槽に移動し(途中、フィルタ台を通過)、次いで正方向に90度回転してフィルタ台に戻るようにする。搬送装置の回転軸が両方向に回転し、アームが所定角度範囲を往復するように構成すると、洗浄装置の設置スペースを小さくすることができる。
<まとめ> 以上に説明したエアフィルタユニットの洗浄装置10,10aは、搬送装置30,30aの周りに各処理槽22,24,26,28を配置することにより、全長を短くし、小型化・省スペース化を図ることができ、構成を簡略化できる。洗浄装置10,10aは、従来装置を設置できなかった狭い場所、天井が低い室内にも設置することができるので、例えばビル内に設置し、ビルで使用するエアフィルタユニットをビル内で洗浄することができる。この場合、エアフィルタユニットをビルに搬入・搬出する手間がなくなり、エアフィルタユニットを使用する場所の近くで、効率よく洗浄することができる。さらに、洗浄装置10,10aは、小型化に伴い質量が小さくなるので、据付場所の床荷重も小さくすることができ、設置場所の制約が小さくなる。
また、洗浄装置10,10aは、搬送装置30,30aが1台だけであるため、据付時の調整作業が容易である。構成が簡単であるので、装置の据付や搬入のためのスペースも小さくてよい。装置構成が簡単であるので、メンテナンスが容易であり、故障も少なく、装置の稼働率も向上する。
さらに、洗浄装置10,10aは、搬送装置30,30aが回転と昇降を繰り返すだけであり、制御が簡単である。また、エアフィルタユニットの汚れ具合に応じて洗浄時間を変える場合、各処理槽22,24,26,28のうち最も処理時間が長くなる槽(通常は、超音波洗浄槽24)での処理時間に対応して、処理位置での下降時間T(図6、図9参照)を調整すればよいため、エアフィルタユニットの汚れに応じた調整作業も容易である。
また、洗浄装置10,10aは、各処理槽22,24,26,28で並行して同時に処理を行うことができるので、処理効率を向上することができる。
例えば、実施例1のエアフィルタユニットの洗浄装置10と、図10に示した従来装置とについて、諸元の比率を比較すると、次の表1のようになる。実施例2のエアフィルタユニットの洗浄装置10aについても、表1と略同様である。
Figure 2008055380
洗浄装置10,10aは、設置面積、高さ、容積を従来装置よりも小さくすることができる上、処理能力(単位時間あたりのエアフィルタユニットの処理枚数)も向上することができる。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々の態様で実施することが可能である。
例えば、処理槽が4槽の場合を例示したが、処理槽が3槽以下であっても、5槽以上であってもよい。また、処理槽の種類の組合せは自由であり、同種類の処理槽を2槽以上備えるように構成してもよい。
また、搬送装置の回転軸が回転中に昇降するようにしてもよい。循環経路は円形に限らず、矩形など、任意の形状とすることができる。
エアフィルタユニットの洗浄装置の平面図である。(実施例1) 図1の直線A−Aに沿って側面図である。(実施例1) 図1の直線B−Bに沿って見た構成図である。(実施例1) 図1の直線B−Bに沿って見た構成図である。(実施例1) 図1の洗浄装置のブロック図である。(実施例1) 図1の洗浄装置のタイミングチャートである。(実施例1) エアフィルタユニットの洗浄装置の平面図である。(実施例2) 図7の直線C−Cに沿って見た構成図である。(実施例2) 図7の洗浄装置のタイミングチャートである。(実施例1) エアフィルタユニットの洗浄装置の構成図である。(従来例)
符号の説明
10,10a 洗浄装置
22 前処理槽(処理槽)
24 超音波洗浄槽(処理槽)
26 すすぎ槽(処理槽)
28 後処理槽(処理槽)
30,30a 搬送装置
38,39 ハンドリング装置

Claims (7)

  1. 循環経路に沿って等間隔に配置され、それぞれ、エアフィルタユニットを着脱自在に保持する複数のハンドリング装置と、
    前記ハンドリング装置の間隔を保ちながら全ての前記ハンドリング装置を前記循環経路に沿って同時に移動させる搬送装置と、
    前記循環経路に沿って、エアフィルタユニットを洗浄する工程順に等間隔に配置され、前記ハンドリング装置にそれぞれが同時に対向する複数の処理槽とを備え、
    前記搬送装置により、前記ハンドリング装置が、それぞれ、エアフィルタユニットを洗浄する工程順に前記処理槽を移動し、前記ハンドリング装置に保持されているエアフィルタユニットが、それぞれ、前記処理槽において工程順に処理されることを特徴とする、エアフィルタユニットの洗浄装置。
  2. 前記ハンドリング装置の個数と、前記処理槽の個数とが、同じであることを特徴とする、請求項1に記載のエアフィルタユニットの洗浄装置。
  3. 前記ハンドリング装置の個数は、前記処理槽の個数に1以上の整数を加えた個数であることを特徴とする、請求項1に記載のエアフィルタユニットの洗浄装置。
  4. 前記搬送装置は、
    中心軸の周りの回転と、前記中心軸方向の移動とが可能な回転軸と、
    前記回転軸に一端が固定され、前記回転軸から等間隔に放射状に延在する複数のアームと、
    を含み、
    前記ハンドリング装置は、前記各アームの他端側にそれぞれ取り付けられることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載のエアフィルタユニットの洗浄装置。
  5. 中心軸の周りの回転と前記中心軸方向の移動とが可能な回転軸と、前記回転軸に一端が固定され、前記中心軸と非平行に延在する、少なくとも1本のアームと、を含む搬送装置と、
    前記アームの他端側に取り付けられ、エアフィルタユニットを着脱自在に保持する、少なくとも一つのハンドリング装置と、
    前記搬送装置によって搬送される前記ハンドリング装置の搬送経路に沿って配置され、前記ハンドリング装置に保持されている前記エアフィルタユニットを洗浄するための、複数の処理槽と、
    を備えたことを特徴とする、エアフィルタユニットの洗浄装置。
  6. 前記搬送装置は、前記回転軸が1方向にのみ回転し、複数の前記アームが前記中心軸から放射状に等間隔に延在し、
    それぞれの前記アームに前記ハンドリング装置が取り付けられ、
    前記処理槽は、前記搬送装置によって搬送される前記ハンドリング装置の前記搬送経路に沿って、エアフィルタユニットを洗浄する工程順に配置され、少なくとも2つの前記処理槽がそれぞれ前記ハンドリング装置に同時に対向することを特徴とする、請求項5に記載のエアフィルタユニットの洗浄装置。
  7. 前記ハンドリング装置の個数は、前記処理槽の個数以上の個数であることを特徴とする、請求項6に記載のエアフィルタユニットの洗浄装置。
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